JPH08506460A - 複数の電話チャンネルを音声電話会議接続するための方法および装置 - Google Patents
複数の電話チャンネルを音声電話会議接続するための方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、複数の電話ユーザを共通のディジタルバス上の電話会議に接続し処理するための改良されたシステムを提供する。装置は、選択された電話ラインと関連しかつ相互に通信する複数のディジタル処理装置を備える。各DSPは、各関連する電話ラインに対するアクティビティ状態を決定し、その状態を他のDSPに伝送する。DSPは、ボイスデータが電話チャンネル上に現在出力されつつあるアクティブ受信体を反映するそれぞれの同一の「話リスト」を創成し、更新する。かくして、システムは、各到来発呼者があるいは複数の会議さえも等しい優先性を有するように、共通のバス上で種々の信号間の切換えをすることなく拡大縮小可能な電話会議接続を実時間形態で提供する。
Description
【発明の詳細な説明】
複数の電話チャンネルを音声電話
会議接続するための方法および装置
[産業上の利用分野]
本発明は、一般的には電話会議における改良、特に、複数の電話信号の障害回
復力および処理を改良する電話会議方法および装置の改良に関する。
電話会議装置および方法は一般的に周知である。電話運用会社やその他の私企
業は、特定のグループまたは個人の電話会議のニーズを処理し、電話会議会合の
管理および制御を改善するためにこの分野に入った。
代表的な会議は、中央部の単一のオペレータにより電話上で討議状態に結合さ
れた複数の個人を含むものであろう。電話会議は、管理されても管理されなくて
もよく、また討議を記録しかつ参加者による後刻の考察のため電話ラインを介し
てそれを利用可能にするため、記録/プレイバックシステムを備えてもよい。
代表的電話会議システムとしては、米国特許第4,303,804号に記述されるもの
があるが、このシステムは、複数の到来電話ライン間において情報を収集し、処
理し再分配する。これらのラインに接続される発呼者は、選択された会議にグル
ープ分けされ、すなわちサブ会議として一緒にプールされ、そしてボイスエネル
ギレベルに従
ってメンバーを関連づける。
多くの従来の音声会議電話システムには種々の困難性がある。最も特定的に言
えば、入手可能なシステムは、普通、データ信号を制御およびスイッチング回路
を介して電話ラインに入出するが、この際ボイスは回路網によりクリックされる
。多くのユーザが電話会議システムにアクセすればするほど、スイッチング時間
が増し、聴き手はスピーチの最初の部分が欠けていることを認めることがある。
スイッチングはまた、会議中の種々の人に出て行く複合信号の品質を意味のある
程に改善するに必要な有効な処理時間を減じる。
したがって、本発明の目的は、各到来発呼者の実質的な処理を可能にし、それ
により種々の発呼者がデータにアクセスしあるいは種々の発呼者にデータを伝送
するに必要とされるあらゆるスイッチングを除去する音声電話会議システムを提
供することである。
本発明の他の目的は、バスに沿って送られる複数の音声電話信号の処理であっ
て、各到来電話チャンネルが等しい優先性をもって処理され、ユーザーの数が動
作上拡張縮小できる(すなわち処理過負荷を増すことなく)改善された処理を提
供することである。
本発明のさらに他の目的は、ディジタル信号処理の改善、すなわち複数の会議
電話チャンネルへの情報の供給とその管理の改善を提供することである。
本発明のこれらおよびその他の目的は、以下の説明か
ら明らかとなろう。
[発明の概要]
本発明は、複数のディジタル信号処理ユニット(DSP)および複数の電話チ
ャンネル上に沿ってボイスディジタルデータを搬送するための共通バスとにより
特徴づけられる音声電話会議装置および方法に関する。各ディジタル信号処理ユ
ニットは、共通のバスに接続され、その中の特定の電話チャンネルと関連づけら
れる。ディジタル信号処理ユニットは、各関連する到来電話チャンネル上のデー
タに応答し、その電話チャンネルの特定の状態を表わす状態信号を発生する。こ
れらの状態信号は、他のディジタル信号処理ユニットによるアクセスのため共通
バスに沿って伝達される。
ついで、各ディジタル信号処理ユニットは、他のディジタル信号処理ユニット
から受信される状態信号に応答して、到来電話チャンネルの全部またはあるもの
の関数として出力電話会議信号を発生する。この出力信号は、例えば、到来電話
チャンネル上の現在「話者」のディジタル的混合を表わすものとし得、そしてこ
の出力信号は、ディジタル信号処理ユニットにより共通バスに沿って関連する聴
取中の電話に伝送される。
他の側面によると、ディジタル信号処理ユニットは、関連する到来電話チャン
ネル上に選択されたアクティビティレベル、例えば話中が存在するか否かを指示
する上述の状態信号を発生するためのエネルギ検出要素(手段
)を備える。この状態信号は、他の側面においては、各到来電話チャンネルにお
ける関連するデータのエネルギレベルを量子化することによって決定できる。こ
のエネルギレベルはまた、他の側面においては、到来チャンネルデータエネルギ
レベルと出力データ信号内の平均エネルギレベルとの間の差を表わす値を量子化
することによって決定してもよい。
他の側面においては、ディジタル信号処理ユニットは、バス上の状態信号に応
答するトークリスト要素を含む。このトークリスト手段は、他の側面においては
、会議に対する出力として到来ボイスデータが選択されるアクティブな電話チャ
ンネルを表わすリストを発生し、記憶し得る。ディジタル信号処理ユニットは、
互いに同一のそれぞれのトークリストを互いに実質的に同時に発生するように配
置されている。
さらに他の側面においては、ディジタル信号処理ユニットのトークリスト要素
は、選択されたエネルギレベル(すなわち、出力データ信号内の平均エネルギを
越えるエネルギレベル)を有する「トークリスト」電話チャンネル内の表示を選
択する。
さらに他の側面においては、ディジタル信号処理ユニットは、複数の電話チャ
ンネル間の電話会議を少なくともイニシャライズするための制御パラメータに応
答する。ホストプロセッサがディジタル信号処理ユニットに結合されていて、こ
れらの制御パラメータを発生し、かつ
アクセスできるようにこれを記憶する。この機構により、ディジタル信号処理ユ
ニットは、ホストプロセッサによる選択された障害の場合(すなわちホストプロ
セッサは遮断に移行する)少なくとも選択された電話チャンネル間において機能
的に電話会議を維持できる。
本発明のより完全な理解は、図面を参照して行った以下の説明から明らかとな
ろう。
[図面の簡単な説明]
図1は本発明の好ましい実施において使用されるブリッジ回路網を例示する概
略線図である。
図2は本発明の好まし実施例として構成されたブリッジ回路網の機能的線図で
ある。
図3は本発明の好ましい実施例においてMVIPバスにインターフェース接続
する時間スロットインターフェース構成を例示する概略線図である。
図4は本発明の好ましい実施例として構成されたカッドディジタル信号処理ボ
ードを例示する線図である。
図5は本発明の好ましい実施例において使用されるPCBブロック図である。
図6は本発明の好ましい実施例において使用されるカッドポートRAMを利用
する送信論理回路を例示する線図である。
図7は本発明の好ましい実施例において使用されるマルチリンクDSPプロセ
ッサのサブセクションを例示する概略線図である。
図8は本発明の好ましい実施例において使用されるメモリデコーダ、I/Oデ
コーダおよび割込み/制御装置の機能線図である。
図9は、本発明の好ましい実施において使用されるディジタル信号処理ユニッ
ト(DSP)を含む機能線図である。
図10は、本発明が実施される形式の電話会議システムを例示する線図である
。
[実施例の説明]
第1群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのディジタルシステ
ムの第1のハードウェア仕様に基づくもので、その仕様は「ディジタルシステム
60製品仕様」として言及される。
第2群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのディジタルシステ
ムの第2のハードウェア仕様に基づき、その仕様は「ディジタルシステム70会議
電話ブリッジ」として言及される。
第3群の説明は、本発明の好ましい実施例とともに使用するためのDCB装置
のハードウェア仕様に基づき、その仕様は「DCBハードウェア使用」として言
及される。
第4群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのディジタル信号処
理ハードウェア仕様に基づき、その仕様は「マルチ−リンクDSPプロセッサ基
準マニュアル」として言及される。
第5群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのホストソフトウェ
アアーキテクチャデザイン仕様に基づき、その仕様は「ホストソフトウェアアー
キテクチャデザイン仕様」として言及される。
第6群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのディジタル信号処
理インターフェースデザイン仕様に基づき、その仕様は「DSP−ホストインタ
ーフェースデザイン仕様」として言及される。
第7群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのディジタル信号処
理コマンドプロセッサデザイン仕様に基づき、その仕様は「DSPコマンドプロ
セッサデザイン仕様」として言及される。
第8群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのディジタル信号処
理イベントプロセッサデザイン仕様に基づき、その仕様は「DSPイベントプロ
セッサデザイン仕様」として言及される。
第9群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのDCBイニシャラ
イズプロセスデザイン仕様に基づき、その仕様は「DCPイニシャライズデザイ
ン仕様」として言及される。
第10群の説明は、本発明の好ましい実施例と使用するためのMVIPバスお
よび関連する割当てのためのDCBテーブル(Table)のハードウェア仕様に基
づき、その仕様は「MVIPバスおよびその関連する割当てに対するDCBテー
ブル」として言及される。
以下のテキストにおいて、本発明の好ましい例示の実施例は、明細書中で明ら
かになるように、ディジタルシステム60、ディジタルシステム70会議電話ブリッ
ジ、DCB60および他のこのような名前で言及される。1.目的
この製品仕様の目的は、顧客がディジタル会議ブリッジ(DCB)製品の完成
した第一バージョンにおいて見る外部関数と機構とインターフェースとディスプ
レイとを定義することにある。2.一般的な製品の目標
第一DCB製品の公表は、システム60(ディジタルMOPS)の後継品とし
てである。MOPSのオペレータインターフェースは、さらなるライン及びさら
なる会議のようなDCBの機能を受け入れるのに必要となる変更を加えたこのシ
ステム60に非常に類似する。このブリッジの古い、あまり使用されない機構の
いくつかは、DCBにおいては取り去られている。
DCBは、リモート議長機構と、進歩したリザベーション機能と、グループウ
エアの電子会議のためのボイス及びデータの橋渡しと、ビデオと、ISDN(統
合ディジタル通信サービス網)とをもつ不在会議用ブリッジのような将来の進展
した増強を可能にする柔軟性のあるディジタル型のハードウエア及びソフトウエ
アベースをもつ。3.ハードウエア
ハードウエアの構造は、PC/ATに基づいている。DCBは、最大96の会
議用チャンネルと、8つのオペレータ用チャンネルと、3つの記録/プレイバッ
クと、1つの音楽と、2つのリンクラインと、8つの表示器(7つの入力メッセ
ージ用と1つの出力メッセージ用)とをサポートする。96ポート会議を扱うの
に必要とされるカードは、2つのデュアルT1インターフェースボードあるいは
4つのシングルT1インターフェースボードと、4つのDSP会議ボードと、1
つのアナログインターフェースボードと、1つのマルチシリアルポートボードと
を含んでいる。将来のシステムは、テープバックアップと1anインターフェー
スとEGA/VGAビデオとその他とをサポートできる。DCBは、24あるい
は48あるいは72あるいは96のチャンネルの会議ブリッジとして形成できる
。各構成は、棚を取り付けできるPCシャーシあるいは任意のテーブル上シャー
シに十分に含まれる。システムのメンテナンス及び診断は、ASCII端末を介
してなされる。任意のHewlett Packard DeskJetプリンタが、オペレータもしく
はシステムの印刷のために使用できる。3.1 外部インターフェース
外部DCBインターフェースは、T1インターフェースと、プリンタポートと
、リモートメンテナンスポートと、アナログインターフェースと、シリアルI/
Oと、アラームとを含んでいる。これらインターフェースの各々が、次に説明さ
れる。3.1.1.T1インターフェース
全てのユーザーのボイス及びデータが、T1チャンネルを介してシステムに入
る。T1コネクタは、PCの後部に位置付けられ、各T1インターフェース(最
高4つ)に対して1つのRJ45コネクタから成る。標準的なインターフェース
は、DSX−1である。最高24のボイスチャンネルは、1つのT1回路上で支
持できる。このシステムは、将来において、ヨーロピアンE1ラインへの強化を
可能にするように設計される(それぞれ最高3つのE1回路、最高30のボイス
チャンネル)。
アナログ会議 − DCBは、会議のアナログラインに使用できるが、マルチ
リンクから入手できない外部チャンネルバンクがこの応用に必要とされる。3.1.2.プリンタポート
セントロニクス・パラレル・プリンタ・ポートは、CDRと、ダイアルリスト
と、ログと、構成と、ネットワーク統計と、オペレータプリントアウトと、アラ
ーム統計との全システムの印刷での使用のためにシャーシの後部に位置付けられ
る。ポーリング結果のようなオペレータにより始動されたプリントアウトは、こ
のプリンタへ転送され得る。3.1.3.リモートメンテナンスポート
内部モデムが、リモートメンテナンスアクセスのために提供される。このモデ
ムは、9600 mnp5 bps async通信をサポートする。このポートは、メンテナンス
用、あるいはローカル制御卓と同時にリモート管理者用、に使用できる。3.1.4.追加的な管理者用端末
追加的なASCII端末が、システムの後部に位置するcom0ポートに接続
できる。このポートは、管理者及びメンテナンスの使用に使用できる。オペレー
タスクリーンは、この端末から表示できるが、オーディオコマンド(Select Con
ference、Access、他)は実施できない。3.1.5.アナログインターフェース
DCBは、オペレータと音楽と記録/プレーバックとリンクラインのような種
々のアナログI/Oをシステム内にインターフェースするために、PCシャーシ
に含まれる24のチャンネルの2つのワイヤーのアナログインターフェースボー
ドを使用する。このアナログボードのインターフェースはシャーシの後部にあっ
て、各チャンネルはケーブル配線から別々に取り出すことができる。8人のロー
カルオペレータは、16のアナログチャンネル(オペレータ毎に2つ)でサポー
トされる。音楽の入力は、1つのアナログチャンネルを必要とし、記録/プレイ
バックは3つのアナログチャンネルを必要とし、二つのアナログチャンネルが、
DCBによってサポートされる2つのリンクラインに使用される。3.1.6.シリアルI/O
ローカル及びリモートオペレータのディスプレイへのシリアルI/Oは、DC
Bに含まれる8つのポートシリアルI/Oカードを介して実行される。ASCI
I端末は、RS232を介してインターフェースして、RS232コネクタで信
号を送る。DCB及び端末間のRS232のピンアウトは次のようになる:
3.1.7.ローカルオペレータ
DCBでは最大8つのローカルディスプレイがサポートされる。ローカルオペ
レータのディスプレイは、8ポートシリアルI/Oカードを介してASCII端
末に接続される。各オペレータのASCII端末は、オペレータにより始動され
てダイアルリスト及びポーリング結果を印刷するために端末後部のプリンタポー
トに接続される任意のシリアルプリンタを持つことができる。
DCBへのオペレータオーディオインターフェースは、24のチャンネルの2
つのワイヤのアナログカードを介して達成される。このカードはDCB内に含ま
れる。
RJ11コネクタは、オペレータオーディオをDCBと接続するのに使用される
。ボリューム調節つきのヘッドホンが、オペレータステーションでは提供される
。3.1.8.リモートオペレーター専用回線オペレーション
専用回線オペレーションは、データ結合のために4つのワイヤの専用回線を1
つ必要とする。オペレータオーディオパスは、96のユーザーチャンネルの一つ
へ電話することによって確立される。オペレータは、リモートとして形成なけれ
ばならない。またユーザーチャンネルは、リモートオペレータチャンネルとして
特定されなければならない。データ結合は、2つの専用回線用の外部モデム(96
00 bps.mnp5)と1つのローカルモデムと1つのリモートモデムとを必要とする
。ローカルモデムは、DCBでシリアルI/Oカード及び専用回線に接続され、
リモートモデムは、リモート位置でオペレータ端末及び専用回線に接続する。い
くつかあるいは全てのオペレータステーションは、リモート専用回線オペレーシ
ョンとして形成できる。あるオペレータをリモートとして形成すると、ローカル
オペレータのオーディオパスは不活性になる。オーディオコマンド(Select Con
ference、Access、他)は、リモートオーディオパスが確立されるまで実行でき
ない。ヘッドホンは、リモート構成として提供されない。3.1.9.リモートオペレーターダイアルアップオペレーション
リモートダイアルアップオペレーションは、各リモートオペレータダイアルア
ップステーションとして2つの外部ダイアルアップモデム(9600 bps.mnp5)を
必要とする。この選択したオペレータ端末は、DCBにおいてモデムで代用され
、各リモートオペレータ端末はモデムに接続される。リモートオペレータオーデ
ィオは、リモートオペレータオーディオパスとして形成されるDCB上の96の
ポートの1つへ電話することによって確立される。8つのローカルオペレータの
いくつかあるいは全てはリモートダイアルアップオペレーションとして形成され
る。オペレータをリモートとして形成すると、ローカルオペレータオーディオパ
スが非能動となる。オーディオコマンド(Select Conference、Access、他)は
、リモートオーディオパスが確立されるまで実行できない。ヘッドホンは、リモ
ート構成として提供されない。3.1.10.音楽の入力
DCBは、アナログボードの24チャンネルの内の一つを使って入力する。R
J11コネクタは、音楽をDCBへ接続するのに使用される。3.1.11.記録/プレイバック
会議の録音/プレイバックは、24のチャンネルアナログボードを介して行わ
れる。入手できる3つの記録/プレイバックチャンネルがある。RJ11コネク
タは、外部レコーダをDCBへ接続するのに使用される。3.1.12.リンクライン
複数のDCBの結合は、24のチャンネルアナログボードを介してサポートさ
れる。DCBは、24のワイヤのリンクラインをサポートする。各リンクライン
は、アナログボードの2つのチャンネルを使用する。RJ11コネクタは、DC
BからDCBへあるいはDCBからアナログブリッジへの結合インターフェース
として使用される。3.1.13.外部アラーム
DB15コネクタは、DCBからの外部アラームインタフェースとして使用さ
れる。万一アラーム状態(大きな音、大きな画像、小さな音、小さな画像)の場
合には、DB15コネクタは、4つの接触閉止部を提供する。接触部の閉鎖ある
いは開放は、外部装置によって監視できて、ネットワークの人々に大きな/小さ
なアラームの信号を送る。アラーム状態には、ソフトウエアエラー、T1故障、
デッドマンタイマー、電力の損失などがある。アラームのための接触定格は、1
00V、1Aである
。大きな及び/あるいは小さな可聴アラームを要求により開放にするアラームカ
ットオフスイッチは、入手可能である。このスイッチは、ユニット上に位置付け
られる。CPUは遠隔的にリセットされ得る。3.2 電力
90−230のVAC外部スイッチでユーザーの選択可能な47〜63Hzの
電力供給源あるいは48VDC電力供給源が、中央省庁(セントラルオフィス)
、ヨーロッパ及び日本での使用に適している。3.3 環境の仕様
DCBは、オフィスもしくは設備室での使用用に設計される。DCBは、Bell
cor COの証明書を必要とするセントラルオフィスの位置に取りつけられるように
は設計されない。
温度: 0〜40℃
相対湿度: 10%〜90%の凝結なし3.4 制御 3.4.1.メインユニット
電力オン/オフ − ユニットの前部に位置付けられる必須キーである。
リセット − ユニットの前部に位置付けられる必須キーである。
可聴アラームカットオフ − ユニットの前部に位置付けられる必須キーであ
る。3.4.2.オペレータステーション
Wyse60(あるいは類似の)制御及びセットアップメニュー。
ヘッドホンの音量調節。3.5.ディスプレイ 3.5.1.メインユニット
電力供給ステータス − +5V,-5V,+12V,-12V
の各緑色LED。
ハードディスクのアクティビティ − 緑色LED。
CPUステータス − 緑色LED。
大きなアラーム − 黄色LED。
小さなアラーム − 黄色LED。3.5.2.オペレータステーション
Wyse60のディスプレイは、関数として、ソフトウエアの説明の下にMM
Iに言及する。3.6.パッケージング
DCBメインユニットのためのパッケージングは、48.26cm(19イン
チ)の棚取り付け可能のPCシャーシである。任意のキャビネットは、スタンド
アロンシステムのために入手できる。Wyse60の端末と、ヘッドホンと、任
意のHP Deskjetプリンタともまたシステムの一部である。マルチリングロゴスは
、端末とPCシャーシと任意のキャビネットとプリンタとヘッドホンとに使用さ
れる。3.7.内部仕様のハイライト
3.8.オプション
ポートキャパシティ ‐ 24ポート増加で形成できる最高96の全会議チャンネル。
オペレ-タステーション ‐ 24ポートに2つ導入される、ローカル、リモート専用回
線、あるいはリモートダイアルアップのように各々別々に形成できる最大8つま
での全オペレータステーション。
管理者端末 ‐ 8つのオペレータ端末に加えて1つの端末が管理者及びメン
テナンス使用のためにシステム後部に位置付けられるcom0ポートに接続でき
る。
リンクライン ‐ 24ポートにつき1つ導入される、最大2つまでのリンクライン
が使用できる。
記録/プレイバック ‐ 24ポートにつき1つ導入される、最大3つまでの記録/
プレイバックラインが使用できる。
表示器 ‐ 24ポートにつき2つ導入される、最大8つまでの表示器が入手
できる。4.ソフトウエア
マルチ−ユーザブリッジのオペレーティングシステム及びディジタル信号処理
ソフトウエアは、基本システムとして手に入る。機能性は基本システム60であ
るため、関連するデータベースはこの基本システムでは必要ない。全てのローカ
ル及びリモートCRTは、単純なasync/ASCII端末、あるいはASC
II端末エミュレーションをもつユーザーに供給されたPCである。ウインドウ
ズあるいはマウスは使用しない。マンマシーンインターフェースソフトウエアが
設計されて、将来これをXウインドウズ及びマウスで動作可能にする。システム
60に詳しい人の学習時間を最小にするためにシステム60の外観及び感触とだ
いたい同じに維持されることが目標である。ソフトウエアは、96の会議チャン
ネルと、8つのオペレータチャンネル(ローカルあるいはリモート)と、いくつ
か及び全ての会議内に同時に位置付けられ得る1つの音楽入力と、3つの記録/
プレイバックチャンネルと、2つのリンクラインとをサポートする。最高48の
同時相互作用会議が、ブリッジ上で開催できる。システム構成及びダイアルリス
トは、ハードディスクに格納される。4.1.システムの機能
4.1.2端末でアクセスできる機能
ユーザーには5つのタイプがある。
1.タッチトーンキーパッドの付いた電話を使用する普通の会議参加者(ユー
ザー)。
2.タッチトーン電話を使用する議長。この議長は普通のユーザーにいくつか
の特権をプラスされた能力を持つ。
3.ローカル的にあるいはリモート的にCRTを使用して会議を進めるオペレ
ータ。
4.ローカルあるいはリモートCRTでのシステム管理者。
5.ローカルあるいはリモートCRTあるいはコンピュータでのメンテナンス
要員。
4.2マンマシーンインターフェース
二つのマンマシーンインターフェースがある。
1)DTMFキーボードを具備する通常の電話送受話器が、会議参加者及び議
長によって使用される。ユーザーは、自己の電話のキーパッド上の番号を押すこ
とによって応答する。
2)ASCII端末、あるいはASCII端末エミュレーションを具備するP
Cがオペレータとシステム管理責任者とメンテナンス要員とによって使用される
。4.2.1.会議参加者のMMI
ブリッジが到来コールに応答すると、メッセージがコーラーへ送られる。ブリ
ッジがコールに答えると、到来コールはメッセージを聞かないように設定できる
。コールがDCBへ入って表示器の位置を通ると、コーラーはENTER会議内
へ位置付けられ、音楽が鳴り出し、オペレータがコーラーとアクセスするまでそ
の状態が続く。
新たなコーラーが会議に加わるときには、48の会議の各々は、他の会議参加
者へトーンを発生するように形成できる(入会トーン)。このトーンは、できる
なら、この会議の全てのチャンネルによって聞かれる。
コーラーが会議を離れるときには、48の会議の各々は、またトーンを発生す
るように形成できる(退会トーン)。このトーンは、全ての残った会議参加者に
よって
聞かれる。
このシステムは、確実なDTMF指標を入力するコーラーへ2ビープDTMF
確認トーンを発生するように形成できる。確実なDTMF指標には、DTMF’
O’−要求を補助しなさい、DTMF’1’−Q&Aの質問の列に加える、DT
MF’#’−Q&Aの質問の列から除去する、DTMF’1’−ポーリング時の
’9’。4.2.2.議長−電話MMIを介して監視
会議の議長は、いくつかの追加された特徴と共に上記の会議参加者のMMI全
てを得る。会議が講演される時、議長だけが他の会議参加者によって聞かれ得る
。会議の機密保護ができるなら、議長はDTMF’7’を押すことによって会議
を保護することができる(オペレータを保護する)。会議を保護するとき、議長
は会議が安全であることをオペレータに知らせる2ビープトーンを聞く。会議は
、3ビープトーンが議長によって聞かれてオペレータが会議へ移動できるDTM
F’7’を押すことによって保護されない場合がある。4.2.3.サイン−インMMI
オペレータと、管理貴任者と、メンテナンススクリーンとは、何らかの端末か
ら全てにアクセスできる。全ての端末は、サイン−イン・ディスプレイをもち、
適システムへアクセスするにはサイン−イン名及びパスワードを入力しなければ
ならない。パスワードを入力すると、機密保護を維持するのに入力される文字の
代わりに’*’が表示される。確実なサイン−インが何らかの端末から入力でき
る。オペレータのサイン−インは、オペレータのスクリーンにだけアクセスする
。管理責任者のサイン−インは、管理責任者及びオペレータのスクリーンにアク
セスし、メンテナンスのサイン−インは、メンテナンスと管理責任者とオペレー
タのスクリーンにアクセスする。デフォルト値は、
オペレータスクリン: サイン-イン名-オペレータパスワード-abc123
責任者スクリン: サイン-イン名-責任者パスワード-abc123
メンテナンススクリン: サイン-イン名-メンテナンスパスワード-abc123
システムは、数百の異なるサイン−インをハードディスクへセーブすることが
でき、これらは管理責任者のメニューを介して作成及び消去される。端末がオン
にされると、スクリーンは以下に図示されるサイン−インスクリーンを表示する
。スクリーンの最上部においてウインドウは、システムからのメッセージを表示
する。受け取った最後の8つのメッセージが表示される。
オペレータあるいは管理責任者あるいはメンテナンスのスクリーンから出るに
は、サイン−インスクリーンを止めれば良い。オペレータあるいは管理責任者あ
るいはメンテナンスのスクリーンが止められ時にパワーがオフにされると、シス
テムは自動的にこのスクリーンを出て、パワーが復帰されると、サイン−インス
クリーンが表示される。4.2.4.オペレータMMI
DCBオペレータの制御及び表示は、システム60に対して良く知られた手法
で同一関数を実行するつもりである。DCBは更なるラインと更なる会議をもつ
ために、いくつかの改良が必要である。オペレータステーションの各々は、専用
の端末とオーディオパスとからなる。オペレータディスプレイ#1は、アナログ
インターフェースボードその他上のオペレータオーディオポート#1専用である
。
正確にシステムへロギングして適当なパスワードを入力すると、スクリーンを
クリアーし、スクリーン#6の
サマリスクリーンが表示される。セッションが終了すると、オペレータは、”オ
プション”サブメニューの下で”退会”コマンドを実行することによってシステ
ムからログアウトすることがでる。端末をパワーダウンすると、リモートオペレ
ータの場合のモデム切断をするとき、ログアウト手続を自動的に実行する。シス
テムのオペレータのログアウトは、ディスプレイをその最初の状態、すなわちい
くつかのアクセスされたラインが解放されて、設定されたいくつかのコマンドラ
インが止められて、メインメニュー表示される、状態に戻す。4.2.4.1.スクリーンディスプレイ
DCBは、独立の会議スクリーンディスプレイを走らせる全8つのオペレータ
ステーションをサポートする。スクリーンディスプレイは、表示されるチャンネ
ルの数と、ディスプレイ当たりのラインの数と、会議参加者の名前を表示するか
どうかとを変更する。各スクリーンディスプレイは、3つのセクションに分割さ
れる。1>.ラインステータスエリア−これは、ブリッジ内の全てのラインにつ
いての情報を表示する。2>.会議ステータスエリア−これは、ブリッジ上での
全ての会議についての情報を表示する。3>.オペレータステータスエリア−こ
れは、オペレータの情報を表示する。図表4.1は、基本的なスクリーンのレイ
アウトである。
4.2.4.1.1ラインステータス
ラインステータスエリアは、各スクリーンに対して同一である(ラインの委細
、概要、他)。しかしながら、サマリスクリーンは、ライン名を表示しない。各
ラインについてのディスプレイのフォーマットは、
"*01-C01 LS AG NAME"
* - 会話指示記号で、現在の話者を表示する。
01 - 行番号。
C01 - 会議番号。
LS -ライン状態。次のどれかにできる:
DC - Disconnect(切断)、DCBから切断されたいずれかのラインがライ
ンステータス領域の'DC'と反転映像内に表示される。
ラインが切断される前の状態にある会議はまた参加者の名前であるよう
に表示される。
MO - Moderater(議長)、そのラインが会議の議長を指示する。
MU - mute(しゃべらない人)、ラインが無言
の場合を指示する。これは、’アクセス’あるいは’ライン’のメニューから設
定される。
FL - Fault line(誤りライン)、ラインが誤っている場合を指示する
。ラインの誤りは、’アクセス’あるいは’ライン’のメニューから設定される
。
OS - Out of Service(サービスから抜け出るる)、ラインがシステム
によってサービスから取り出されたことを示す。
AG - Automatic Gain(自動利得)、特定のラインについて自動利得制
御がオンに切り替えられることを指示する。利得は’アクセス’あるいは’ライ
ン’のメニュー介して設定される
NAME - ラインに関連する名前を表示する。最高20までの文字。4.2.4.1.2.会議ステータス
スクリーンの会議ステータスエリアは、全ての関連する会議の情報を表示する
。これは、全参加者と会議名と現在の話者とその他を含む。会議ステータスエリ
アの最上部は、ヘッダーを表示し、カクヘッダーの下で、アイテムはそのアイテ
ムに属する会議の情報である。次に、全ての会議ステータス情報を説明する。
"C TP NAME SP MLRPSTL"
C - 会議番号(01〜48)
TP - 会議の全参加者
NAME - オペレータが指定した会議名。会議毎の表示分コマンドが送給され
ると、'NAME'ヘッダが'MINS'へ変更されて、分が表示される。リフレッシュコマ
ンドが送給されると、分はクリアされて名前が表示される。最高12の文字。
SP - 会議中の現在の話者。
M - 音楽。音楽が会議中に流れていれば'M'が表示される。会議中に音楽が
流れていないのであれば何も表示されない。
L - 会議でのレクチャー。会議がレクチャーされている時'L'が表示され、
そうでない時はまた表示されない。
R - 記録の会議。会議が記録されているなら、会議中の記録/プレイバック
チャンネルが表示される(
1−3)。会議中に記録チャンネルがないのであれば、何も表示されない。
P - プレイバックの会議。会議が再生されているなら、会議中の記録/プレ
イバックチャンネルが表示される(1−3)。会議中に再生チャンネルがないの
であれば、何も表示されない。
S - 会議の機密保護。オペレータが保護に切り替えると、'S'が表示される
。議長が機密保護の特徴を作動させるなら、'S'が表示される。機密保護の機構
がオフにされると、何も表示されない。
T - 会議トーン。入会トーンが会議ごとにオンにされると。'E'が表示され
る。退会トーンがオンにされると、'X'が表示される。入会及び退会の両方のト
ーンがオンにされると、'B'が表示される。入会退会イズレノトーンもオンにさ
れないなら、何も表示されない。
L - リンクチャンネル。リンクチャンネル(1もしくは2)が会議中に存在
すれば表示する。会議中にリンクチャンネルがない場合には、何も表示されない
。4.2.4.1.3.オペレータステータス
スクリーンのオペレータステータスエリアが、使用可能なライン、切断の数、
その他に関する情報を表示する。オペレータステータスアイテム全ての定義は次
のとおりである。
AVL - システム上で使用できるが使用されてないラインの数。切断は含まず
。
DC - システム上での切断の数。
ENT - 'ENTE' 会議中のラインの数。
FLT - 誤りのラインの数。
HLP - 補助を要求するラインもしくは会議の数。
Q&A - Q&Aの列中のコーラーの数。Q&Aセッションを走っている場合のみ。
PLL - ポーリングに応答したコーラーの数。ポーリングセッションを走って
いる場合のみ。
OPR - オペレータが現在参加している会議。
TLK - 会議参加者によって聞かれ得るかどうかをオペレータに告げる。4.2.4.1.4.オペレータスクリーン
オペレータは7つの異なるスクリーン表示の1つを選択できる。スクリーンの
選択は、いくつかのメニューにおいて適当なスクリーン番号を入力することによ
って行われる。図表4.2−4.4は種々のスクリーン表示を示す。ボールドテ
キストは、反転映像を指示する。
4.2.4.2コマンドメニュー
オペレータインターフェースは、最高6人までの同時オペレータをサポートす
る。各オペレータは、全てのコマンドへのアクセスをもつ。DCB製品は、現在
のシステム60の製品に基づくソフトキーオペレータインターフェースをサポー
トする。コマンドは、メニュー構造体を介してアクセスできる。コマンドオプシ
ョンは、オペレータのスクリーン底部に表示される。コマンドを実行すると、リ
ンクス(Linx)が、必要な情報(すなわち、ライン番号、会議番号、他)を
オペレータに指示する。全てのコマンドが、カーソルを所望の選択へ移動してリ
ターンキーを押すことによって、あるいはアイテムの第一文字もしくは大文字で
書かれた文字を入力することによって、実行できるあるいはサブメニューが表示
できる。コマンド(イタリック体)が選択されると、オペレータはコマンドを実
行するのに必要な情報を促されるか、あるいは情報が必要とされない場合はコマ
ンドが単に実行される。サブメニュー(BOLD)を選択する場合は、そのサブ
メニューの下のオプションが表示される。'ESC'キーが進行時に何らかのコマン
ドを中止するかあるいはMAINメニューへオペレータを移動させる。ラインエ
ディターが存在して、左右方向の矢印キーとdelキーとバックスペースキーと
を使って、オペレータがコマンドライン上で文字を挿入したり削除したりするの
を可能にする。
システム60コマンドメニュー構造体メイン
:Access会議ディスプレイEnterファーストダイアルHelpラインオプショ
ンパージRefreshセットトランスファーアクセス
:Dial Fault Gain Hangup Moderator mUte Name Release Transfer会議
:Clear_all Entry_tone Hangup Lecture NamePlayback pOlling Q&A Recor
d Security eXit_toneポーリング
:Clear Help mUte print_All print Summary Release Tag_digitQ&A
:clear Gain reDraw Resumeディスプレイ
:aNswer Calls Gain Line_connect_times Minutes_per_conferenc
e Operator_status Show_conferences Total_line_timesファーストダイアル
:Blastup Create_list Dial dUplicate Modify print Rem
ove_list
修正
:Add Change Deleteライン
:Fault Gain Hangup Moderator MUte Nameオプション
:表示器Chat Exit Scan表示器
:Playbach recordパージ
:Call_counts Disconnects Minutes_per_confe-rence Total_timesセット
:Nighttime Scan_time転送
:Conferees Link_lines
コマンドメニューに表示されないデフォルトコマンドがある。これらのコマン
ドが使用されてオペレータの会話をオンにし、オペレータのディスプレイを変更
し、会議を選択する。これらのコマンドは、
Operator Talk --- spacebar or dash(-)
Conference Group Select --- F13-F16
F13 = Conference Group 01-12
F14 = Conference Group 13-24
F15 = Conference Group 25-36
F16 = Conference Group 37-48
Conference Select 01-12 ― F1-F12
Conference Select 15-24 ― F1-F12
Conference Select 25-36 ― F1-F12
Conference Select 37-48 ― F1-F12
Screen Displays ― 0-6
である。
デフォルトコマンドは何らかのメニューから作動する。オペレータ会話コマン
ドは、オペレータが会議に対して話をすることを可能にする。会議グループセレ
クトコマンドは、システムが表示する会議のグループのどれかと、オペレータが
ファンクションキーを使用することによって移動できる会議とを選択する。会議
選択キーは、ラインがアクセスされるなら、オペレータとアクセスラインとを特
定の会議へ移動させる。スクリーンディスプレイが、この書類の次のセクション
内で定義される。4.2.4.3.コマンドの定義 4.2.4.3.1メインメニューのコマンド
Access
アクセスは、デュアルファンクションコマンドである。オペレータがラインにア
クセスされる場合、ACCESSサブメニューが表示される。オペレータがライ
ンにアクセスされない場合は、システムは次のことを指示する:
オペレータはライン番号(1−96)を入力できるし、
アクセスメニューに自動的に移動することもできる。リモートオペレータがアク
セスしたい場合には、01−08を入力するとこれを達成する。オペレータは。
ラインにアクセスされずにACCESSサブメニューへは移動できない。コマン
ドプロンプトでライン番号でなく<return>が入力されると、Linxがフリー
ラインを捜し出して、そのラインをオペレータにアクセスさせ、ACCESSサ
ブメニューへ移動させる。ラインが活動(すなわち会議中)していれば、Lin
xが次で応答する:
Access Line xx Conference #yy
ARE YOU SURE(Y/N):
'Y'を入力するとそのラインへアクセスする。'N'あるいは'ESC'は、コマンドを
中止する。何か他のキーは、何の効果もない。
オペレータのスクリーンが表示されているために、アクセスされたラインはオペ
レータによって見ることができない場合、システムが、ラインの観察をサポート
する同様のディスプレイに自動的に切り替える。
Conference
このアイテムは、CONFERENCEサブメニューを表示する。
Display
このアイテムは、DISPLAYサブメニューを表示する。
Enter
入力は、コマンドを起動させたオペレータを’ENT’会議内の次のラインへ自
動的にアクセスするコマンドである。オペレータが’Enter’コマンドを使
ってラインにアクセスされると、ACCESSサブメニューが表示される。
Fastdial
このアイテムは、FASTDIALサブメニューを表示する。
Help
ヘルプは次のいずれかのコマンドである:
a)ヘルプを要求した会議にオペレータを移動させる。
b)ヘルプコマンドを起動下オペレータにヘルプを要求したラインをアクセスさ
せて、ACCESSサブメニューを表示する。
ヘルプの二つの異なるモードが構成メニュー内に設定できる。ヘルプの要求は、
会議あるいは個人のラインのいずれかによってできる。会議ヘルプが要求される
と、ディスプレイの会議ステータスエリア内の適当な会議番号が反転映像となる
。個人ヘルプが要求されると、ディス
このアイテムは、OPTIONサブメニューを表示する。
Purge
このアイテムはPURGEサブメニューを表示する。
Refresh
このコマンドは、全スクリーンをクリアしてこれを書き換える。
Set
このアイテムはSETサブメニューを表示する。
Transfer
このアイテムはTRANSFERサブメニューを表示する。4.2.4.3.2アクセスサブメニューの定義
Dial
このコマンドは、アクセスされるライン上でオペレータが電話番号をダイアルす
ることを可能にする。名前もまた入力できる。システムは次のことを指示する:
DIAL
〈name〉〈number〉-
Purge
このアイテムはPURGEサブメニューを表示する。
Refresh
このコマンドは、全スクリーンをクリアしてこれを書き換える。
Set
このアイテムはSETサブメニューを表示する。
Transfer
このアイテムはTRANSFERサブメニューを表示する。4.2.4.3.2アクセスサブメニューの定義
Dial
このコマンドは、アクセスされるライン上でオペレータが電話番号をダイアルす
ることを可能にする。名前もまた入力できる。システムは次のことを指示する:
DIAL
〈name〉〈number〉-
最高40桁の長さの電話番号が、最高20文字の名前と
共に入力できる。'#'及び'*'のディジットは、これらをキーボードで入力するこ
とによって単純にダイアルできる。ダイアルのポーズは、ディジット間に'space
'キーを入力することによって出すことができる。
Fault
このコマンドは、オペレータがサービスからラインを取り出すことを可能にする
。ラインを誤ると、ディスプレイのラインステータスエリアが新たなステータス
を映じる。ラインサブメニューの下でのフォルトコマンドは、誤ったラインを正
すために使用される。
Gain
このコマンドは、アクセスされたラインのために自動利得構成をオンにする。オ
ンになると、ラインからの受け取った入力レベルが低く決定されている場合にラ
インは利得を自動的に与えられる。ラインに与えることができる利得の最大料は
10dBである。ラインが現在自動利得を持たない場合は、利得がオンにされる
。自動利得が現在オンであれば、利得はオフに切り替えられる。
Hangup
このコマンドは、システムからアクセスされたラインを停止する。
Moderator
このコマンドは、議長のようなアクセスラインのフラグを立て、それに応じてラ
インステータスエリアを更新する。そのラインが現在議長であれば、議長のフラ
グはオフにされる。そのラインが議長でないのであれば、議長のフラグはオンに
される。
mUte
このコマンドは、オペレータがアクセスしたラインをミュートにすることを可能
にする。ラインが現在ミュートされているなら、ラインはミュートを解かれる。
ラインがミュートされてないなら、ラインはミュートにされる。
Name
このコマンドは、オペレータがアクセスラインに名前を割り当てるのを可能にす
る。システムは、次のように指示する:
NAME
〈name〉-
このnameは、最高20文字の長さにでき、ラインステータスエリアに表示さ
れる。
Release
このコマンドは、アクセスしたラインをオペレータから解放して、ラインがアク
セスされる会議へそのラインを戻す。ラインが以前休止していたあるいは故障し
ていたのであれば、システムから切断される。
Transfer
このコマンドはオペレータがアクセスしたラインを別のポートへ転送するのを可
能にする。システムは次のように指示する:
TRANSFER
〈number/extension〉-
その後、システムは、ラインを素早くフックして特定の数字をダイアルする。ラ
インはその後オペレータから切断されて、オペレータはその前の会議に戻る。こ
の機構は、システムが電話転送をサポートするスイッチあるいはPBXに接続さ
れている場合に作動する。4.2.4.3.3会議のサブメニューの定義
Clear_all
このコマンドは、全ての会議オプションをオフにし、いくつかの周辺のチャンネ
ルを会議から取り出す。コマンドを起動すると、Linxは次のように指示する
:
CLEAR ALL
〈conf(s)〉-
その後、オペレータは、所望の会議を入力できる。全ての会議オプションがオフ
にされて、いくつかの記録/プレイバックあるいはリンクラインが会議から除去
される。会議をクリアすると、会議ステースウインドウが更新されて変更を反映
する。
Entry_tone
このコマンドは、会議参加者が会議に加わる時にこの参加者によって聞かれる入
会トーンをトグルする。このコマンドを起動すると、Linxはつぎのように指
示する:
ENTRY TONE
〈conf(s)〉-
その後、オペレータは、所望の会議へ加わることができる。入会トーンが現在会
議に対してオンにされていれば、オフにされる。入会トーンが現在オフにされて
いれば、その後オンにされる。入会トーンをオンあるいはオフに切り替えると、
入会議ステータスウインドウは、更新されて変更を反映する。
Hangup
このコマンドは、このコマンドで特定される会議における全参加者を停止(ハン
グアップ)する。konoコマンドを起動すると、システムは次のように指示す
る:
HANGUP
〈conf#〉-
会議番号を入力すると、システムは次のように指示する:
HANGUP CONFERENCE #XX
ARE YOU SURE(Y/N)
’Y’を入力すると、会議を停止する。’N’あるいは’ESC’を入力すると
、オペレータはメインメニューに戻される。
Lecture
このコマンドは、オペレータが全会議をレクチャーすることを可能にする。議長
のようなフラグの立ったラインだけが、他の参加者によって聞くことができる。
このコマンドは、次のように指示する:
LECTURE
〈conf#〉-
その後、特定した会議がレクチャーされて、これが会議ステータスウインドウ内
に表示される。レクチャーされる会議におけるラインが、ラインステータスエリ
ア内に’MU’を表示して会議に対するスピーチを追加できないラインを示す。
NAME
このコマンドは、オペレータが特定の会議に名前を割り当てて会議ステータスウ
インドウ内にその名前を表示されることを可能にする。システムは次のように指
示する:
NAME
〈conf#〉〈name〉-
入力された名前は、最高12文字の長さにできる。
Playback
このコマンドは、オペレータがプレイバック/記録チャンネルの1つを会議中に
位置付けて、外部テープレコーダの使用によって、テープあるいは音楽を全会議
に対して流すことを可能にする。システムは次のように指示する:
PLAYBACK
〈conf#/Remove〉〈ch#〉-
’R’が会議番号の代わりに入力されると、特定のチャンネルが除去される。チ
ャンネルを除去するかあるいはチャンネルを会議へ挿入すると、ディスプレイの
会議ステータスエリアは更新されて変更を反映する。
Polling
このコマンドは、オペレータがDTMFディジットに対して会議をポーリングす
ることを可能にする。オペレータあるいは議長は、キーパッド上の何らかの1つ
のキーを押すように参加者に要求するyes/noあるいは多数の選択的な質問
を問うことができる。このコマンドは、’conference’サブメニュー
内に位置付けられる。コマンドを起動すると、システムは次のように指示する:
POLL
〈conf#〉-
会議番号を入力すると、システムは会議ステータスウインドウを更新してポーリ
ングサブメニューを表示する。コーラーがディジットを入力すると、スクリーン
は更新されて入力された各ディジットの全数字を映じる。各ラ
インはラインステータスディスプレイの会議番号フィールド内に入力されたディ
ジットを表示する。ディジット1〜9は、サポートされる。
ポーリングサブメニューから’ESC’を入力すると、次のように指示する:
EXIT POLLING
ARE YOU SURE(Y/N):
’Y’を入力するとメインメニューに変わる。’N’あるいは’ESC’を入力
すると、ポーリングサブメニューを表示する。
Clear−Polling
オペレータは、’C’を押すことによって別のポーリングに備えるために全ての
ディジットをクリアできる。システムは次のように指示する:
CLEAR LINES
〈line(s)/'All〉-
ラインは、’A’を入力して全ラインをクリアすることができる。
Help−Polling
オペレータは、’H’を押すことによってヘルプを要求したボーリング会議にお
いてラインにアクセスできる。
Mute−Polling
オペレータは、’U’を入力することによってポーリング中にラインをミュート
してもよいし、ミュートしなくてもよい。システムは、次のように指示する:
MUTE
〈line(s)〉-
その後、それらの現状態に依存して、ラインをミュートするかしないか促す。
Printing−Polling
結果のオペレータの印刷は、’A’(print_All)を押してトータル及
びディジット情報と共に全てのライン情報を印刷するすることによって、あるい
は’S’(print_Summary)を押してトータル及びディジット情報
だけを印刷することによって、サポートされる。印刷すると、システムは次のよ
うに指示する:
ENTER TEXT
〉-
オペレータは、結果(すなわち、問われた質問)と共に何かコメントを入力する
。印刷は、オペレータ端末とシステムのプリンタとを介して行うことができ、こ
の印刷内容はハードディスクにセーブできる。詳しくはシステム管理者オペレー
タステーションの構成を参照されたい。
Release−Polling
’R’を押すと、アクセスしていたラインを解放して、オペレータは会議に戻る
。
Tag_digit−Polling
ディジットのタグ付けは、’T’を押すことによってサポートされる。これは、
オペレータに次のように指示する:
TAG DIGIT
〈digit〉〈tag〉-
オペレータは、最高18文字のディジット及びタグを入力できる。最高18文字
のディジット及びタグは、スクリーンの会議ステータスエリア内に表示される。
Default Commands−Polling
オペレータ会話コマンドとスクリーンディスプレイの切替とは、ポーリング中に
サポートされる。
Question & Answer
Q&Aコマンドは、次のように実行する:オペレータは、オペレータディスプレ
イからQ&Aモードを選択する。Linxは、会議に対してオペレータを促し、
この情報を入力すると、議長のものを除く会議中の全てのラインがミュートされ
る。
Q&A
〈conf#〉-
スクリーンディスプレイは、”question”キー
(DTME’1’)を押した議長及びラインを表示するように変る。quest
ion”キーを押すと、Linxは、ライン番号に一致しないラインの列の位置
に一致するラインを表示する。
ヘルプの要求は、ライン番号とともにスクリーン上に反転映像で表示される。オ
ペレータは、カーソルをライン要求ヘルプへ移動して<RETURN>を押すこ
とによって、Q&A中のヘルプ要求を処理する。これは、ラインをオペレータへ
アクセスする。再度、<RETURN>を押すと、ラインを会議へ戻し位置付け
る。
オペレータは、カーソルを議長ラインに移動させて<RETURN>を押すこと
によって、議長にアクセスすることができる。これは、議長をオペレータにアク
セスさせる。再度、<RETURN>を押すと、議長を会議へ戻し位置付ける。
列内の第一コーラーが、反転表示の議長の後にスクリーンの最上左隅に表示され
る。コーラーは、DTM’#’入力することによってQ&Aのキューから自身を
移動することができる。議長のものと質問を問いたがっているラインの他はスク
リーン上には表示されてない。オペレータは、矢印キーを使用してコーラーから
コーラーへ移動することができる。<RETURN>を押すことによって、強調
されたラインはミュートされず、明滅を始め、他の参加者によって聞かれ得る。
オペレータが再度<RETURN>を押すと、ラインはスクリーンから除去され
て、キューの中の次の人が強調される。
Q&Aのサブメニュウから’ESC’を入力すると、次
のように指示する:
EXIT Q&A
ARE YOU SURE(Y/N):
’Y’を入力すると、メインメニューに変わる。’N’あるいは’ESC’を入
力すると、ポーリングサブメニューを表示する。’ESC’を押すと、Q&A機
構を終了するが、全てのラインのステータスはセーブされてQ&Aに彩度はいっ
てきた時に表示される。
Clear−Q&A
キューは、’Clear’コマンドを発行することによってクリアできる。この
コマンドを入力すると、Q&Aキューにおいて全てのラインをクリアして、それ
に応じてスクリーンを更新する。
Gain−Q&A
あるラインが強調されている間、オペレータは”G”を押すことによってそのラ
インについて再度オンあるいはオフに切り替えできる。利得がそのラインについ
て現在オンであれば、オフにされる。利得がそのラインについて現在オフであれ
ば、オンにされる。このコマンドは、アクセスしたラインについて自動利得機構
をオンにする。オンのとき、ラインから受け取った入力レベルが低く
決められているのであれば、ラインは利得を自動的に与えられる。ラインに与え
ることができる最大の利得の量は、???dBである。
Redraw−Q&A
これは、フレッシュコマンドに類似する。全Q&Aスクリーンをクリアーして描
き直す。
Resume−Q&A
オペレータが<RETURN>を押すことによってラインのミュートを取り止め
たあと、ラインは再度ミュートされ、そして再度<RETURN>を押すことに
よってQ&Aキューから移動することもできるし、’R’を入力することによっ
てQ&Aキューにとどまることもできる。
Default Commands−Q&A
オペレータ会話コマンドとスクリーンディスプレイのスイッチングとはQ&A中
サポートされる。
Record
このコマンドは、記録/プレイバックチャンネルの1つを会議に位置付けること
を可能にすると共に、外部テープレコーダの使用によって会議の記録を可能にす
る。システムは、次のように指示する:
RECORD
〈conf#/'R'emove〉〈ch#〉-
会議番号の代わりに’R’が入力されると、特定のチャンネルが除去される。チ
ャンネルを除去するかあるいは会議内に挿入すると、ディスプレイの会議ステー
タスエリアが更新されて変更を映ずる。
Security
このコマンドは、オペレータが機密保護のために会議をセットアップすることを
可能にする。会議について機密保護をオンにすると、その会議の議長は、それら
のDTMF電話上の’7’を押すことによって機密保護機構を活動させることが
できる。オペレータは、支援の要求がなされていないのであれば、その会議への
アクセスを否認される。システムは次のように促される:
SECURITY
〈conf#(s)〉-
機密保護をオンあるいはオフにすると、会議ステータスエリアが更新される。保
護された会議は、オペレータのヘルプをもはや必要とすることはない。会議の機
密保護は、オペレータのヘルプを要求するためにはオフにされ
てなければならない。
exit_tone
このコマンドは、他の会議参加者が会議を抜け出る時に会議参加者によって聞か
れる退会トーンをトグルする。これはEntry−toneコマンドと同様に働
く。4.2.4.3.4ディスプレイサブメニューの定義
aNswer
ディスプレイ返答コマンドは、オペレータがシステム上の各ラインの返答ステー
タス(ラインが電話に返答するかどうか)を見ることを可能にする。
Calls
ディスプレイコールコマンドは、オペレータがラインあたりのコールの数とシス
テム当たりのコールのトータル数とを見ることを可能にする。コールは、会議参
加者が接続を切ると、増加される。
Gain
ディスプレイゲインコマンドは、オペレータがシステム上の各ラインの自動利得
機構のステータスを見ることを可能にする。
Line_connect_times
ディスプレイライン接続タイムズコマンドは、オペレータが(現在時に対するシ
ステムの返答から)システム上の各能動ラインについての現在のコネクトタイム
を見ることを可能にする。
Minutes_per_conference
会議についての表示の分(時間)のコマンドは、オペレータが表示されている1
2の会議について集積された分単位の時間数を見ることを可能にする。
Operator_status
このコマンドは、各オペレータがシステム上の全てのオペレータの状態を見るこ
とを可能にする。会議ステータスウインドウは、更新されて、(1)オペレータ
カードのタイプ(ローカルあるいはリモート)と、(2)オペレータによってア
クセスされたラインと、(3)オペレータがリモートでオペレータが別のオペレ
ータによってアクセスされる場合に、どのオペレータがそれとアクセスしている
かと、(4)リモートオペレータについての自動利得のオンあるいはオフと、(
5)オペレータが現在どの会議に参加しているかと、(6)オペレータ会話がオ
ンかオフかと、(7)最高8文字のオペレータの名前(これはラベルされない)
とを表示する。このスクリーンは、フレッシュコマンドあるいはスクリーン変更
コマンドのいずれか一方は発行されるまで、表示され更新
される。注意:解放されたラインのオペレータは、LOCALとして表示される
。
Show Conferences
このコマンドは、全ての会議の全てのラインを見るかあるいはオペレータと同じ
会議に参加しているラインのみをみるかの間でオペレータにトグルさせる。デフ
ォルトは、全ての会議の全てのラインである。システムが能動会議だけを表示し
ている時、メッセージ”One Conf”が、スクリーン上部に表示される。
システムが全ての会議を表示している時、メッセージ”AllConf”が表示
される。
Total_line_times
このコマンドは、オペレータが図べてのライン上に集積された総時間数とシステ
ム時間の総数とを見ることを可能にする。4.2.4.3.5.ファーストダイアルの定義
ファーストダイアルサブメニューは、オペレータがブラストアップダイアリン
グあるいはスピードダイアリングにおいて使用するためにダイアルリストを作成
することを可能にする。各リストが最高96の電話番号および名前を含む最高2
5のダイアルリストにできる。リストを作成すると、このリストは、ディスクに
自動的にセーブされる。リストは、いずれかのオペレータるいはすべてのオペレ
ータによって同時にアクセスできる。リストを作成すると共に、オペレータは、
全リストを除去した
り、これらのリストを印刷したり、複製したり、修正することもできる。ダイア
ルリストをアクセスすると、オペレータは矢印キーを使用してリストをスクロー
ルできる。アイテム番号を入力<Return>を押すとオペレータを特定のア
イテムへ直ちに移動させる。ダイアルリストは、6つのオペレータディスプレイ
のいずれかからアクセスでき、25ラインのディスプレイと43ラインのディス
プレイとの間の違いが次に示される。
Blastup Dialing
このコマンドは、オペレータが全ダイアルリストをブラストアップすることを可
能にする。このコマンドは、’Fastdial’サブメニュー内に位置付けら
れる。このコマンドを起動すると、システムは次のように指示する:
BLAST
〈conf#$〉-
会議は入力できる、あるいは<return>のみが押されれば、システムは空
の会議を選択する。
その後、システムは次のように指示する:
BLAST
〈Starting Line〉-
ライン番号が入力されると、あるいは<return>のみが押されれば、ライ
ン#1が使用される。
その後システムは、使用できる全てのダイアルリストを表示する。オペレータは
、ブラストアップしたいリストを選択しなければならない。リストの選択は、矢
印キーを使用し所望のリストを際立たせた後<return>を押すことによっ
て行うことができる。
リストが選択された後、そのリスト内のアイテムがスク
リーン上に表示される。リスト内のアイテムは、質問におけるアイテムがスクリ
ーン上に表示されるとき上下方向の矢印キーを使用しリスト上を移動して<re
turn>を押すことによってダイアルしないようにフラグを立てることができ
る。
オペレータが始まりの準備をすると、’B’を押すことで、ブラストアップ手順
が起動する。ラインがダイアルされて”CLPG”会議に位置付けられ、繰り返
しメッセージを聞く(このメッセージは表示器#5上に表示される)。その後、
コーラーは、自分の電話のDTMF’1’を押すことができ、その会議へ移動す
る。コールプログレスキュー内に次のコーラーを自動的にアクセスるために’N
’を押すことができる。再度’N’を押すと、ラインを選択した会議へ位置付け
る。’H’を押すと、アクセスしたラインを停止する。
Create_list
このコマンドは、オペレータがダイアルリストを作成して、一連の電話番号及び
名前をそのリストへ入力することを可能にする。このコマンドを起動すると、シ
ステムは、次のように指示する:
CREATE LIST
〈name〉-
名前(例えば、xyz)を入力すると、システムは次のように指示する:
CREATE LIST −xyz
〈name〉〈number〉-
電話番号は最高40ディジットの長さまで、名前は最高20文字までにできる。
いずれかのリストが満たされる(すなわち、96のアイテムが入力される)まで
、あるいは’ESC’が押されるまで、<name><number>のプロン
プトは、現れたままである。’ESC’が押されると、オペレータは、MAIN
メニューでなくFASTDIALメニューに戻る。
Dial
このコマンドは、オペレータが特定のダイアルリストをファーストダイアルする
ことを可能にする。このコマンドを起動すると、システムは次のように指示する
:
DIAL
〈conf#〉-
会議は入力できる、あるいは<return>のみが押されれば、システムは空
の会議を選択する。
その後システムは、使用できる全てのダイアルリストを
表示する。オペレータは、ダイアルしたいリストを選択しなければならない。リ
ストの選択は、矢印キーを使用して所望のリストを際立たせた後<return
>を押すことによって行うことができる。
リストが選択された後、そのリスト内のアイテムが端末上に表示される。その後
、オペレータは、所望のアイテムが強調されるまで矢印キーを使用してリスト上
をアップあるいはダウンして移動する。
オペレータが<return>を押すと、システムはフリーラインを見つけて、
そのラインをオペレータにアクセスさせ、オペレータの会話経路を開放にし、ス
クリーンを更新し、番号をダイアルする。
接続がなされると、オペレータは<return>を押すことによってそのライ
ンを所望の管着に位置付けることができる。
接続がなされない場合は、オペレータは’H’を押すことによってそのラインを
停止することができる。
オペレータの会話キーコマンドは、ファーストダイアル中作動する。
Duplicate List
’U’(dUplicate)を押すと、システムは、使用できるダイアルリス
トの全てを表示する。オペレータは、矢印キーを使用して所望のリストを際立た
せた後<return>を押すことによって、リストを選択し
て再現することができる。リストを選択すると、システムは、次のように指示す
る:
DUPLICATE
<NAME>-
オペレータは名前を入力し、新規のリストが作成される。
Modify List
この修正リストコマンドは、オペレータがダイアルリストへ追加したり、変更し
たりあるいはこのリストから削除したりすることを可能にする。修正リストオプ
ションを選択すると、サブメニューは、ADD(追加)とCHANGE(変更)
とDETE(削除)とをオペレータに指示する。
ADD、CHANGEあるいはDETEのいずれかを選択すると、全てのダイア
ルリストが、スクリーン上に表示される。その後、オペレータは、矢印キーを使
用して所望のリストを際立たせた後<return>を押すことによって、リス
トを選択できる。
ADDが選択されれば、システムは次のように指示する:
Add item to list - xyz
〈name〉〈number〉-
オペレータは、リストが満たされるまであるいは’ESC’が入力されるまで、
新たなアイテムを選択したダイアルリストへ入力できる。
CHANGEが選択されると、システムは、選択したダイアルリスト内のアイテ
ムを表示する。オペレータは、上下方向の矢印キーを使用することによってリス
トを選択して変更できる。その後、左右方向の矢印キーは、その領域上を移動さ
せて、電話番号及び/あるいは名前に必要な変更を加えるのに使用できる。’D
EL’と’BACKSPACE’と’HOME’と矢印キーとが編集するのに使
用される。挿入モードはいつも可能で、何らかの入力された文字がスクリーンを
更新する。電話番号を更新する時は、’0’〜’9’と’*’と’#’だけを使
用する。一旦、アイテムの編集が完了すると、<RETURN>を押せば、ダイ
アルリストを修正し、他のオペレータスクリーンに更新する。編集を中止する場
合は、上下方向の矢印キーを使用する。
DELETEが選択されると、システムは選択したダイアルリスト内のアイテム
を表示する。オペレータは、矢印キーを使って所望のアイテムを選び<retu
rn>を押すことによってアイテムを消去できる。
Printing Dialing List
このコマンドは、ダイアルリストの印刷を可能にする。’P’を押すと、システ
ムは使用できるダイアルリストの全てを表示する。オペレータは、矢印キーを使
って所望のリストを強調してreturn>を押すことによってリストを選択し
て印刷できる。印刷は、オペレータ端末とシステムプリンタとによってできるか
、あるいはハードディスクにセーブできる。システム管理者のオペレータステー
ションの構成を詳細に見るべきである。
Remove List
このコマンドは、オペレータがあるリストをシステムから取り除くことを可能に
する。このコマンドを起動すると、システム内の全てのダイアルリストが表示さ
れる。その後、オペレータは、矢印キーを使ってリストを選択して消去される。
<return>を押すと、次のようなプロンプトを起動する:
Delete list - xyz
(Y/N)-
’Y’を入力すると、ダイアルリストを消去する。’N’あるいは’ESC’を
入力すると、消去を中止する。ファーストサブメニュー内に他のオペレータがい
ない場合は、消去だけが実行される。
4.2.4.3.6.ラインサブメニューの定義
Fault
このコマンドは、オペレータがサービスからラインを取り出すことを可能にする
。このこまんどを起動すると、Linxは次のように指示する:
FAULT
〈line(s)〉-
オペレータは、所望のラインを入力できる。ラインに障害があれば、障害を取り
除き。ラインに障害がなければ、障害を作る。
Gain
このコマンドは、特定のラインのために自動利得機構をオンあるいはオフにする
。オンの時に、ラインから受け取る入力レバるが低く決定されていれば、ライン
は自動的に利得を与えられる。ラインに与えることができる最大利得量は、10
dBである。コマンドが起動されると、Linxは次のように指示する:
GAIN
〈line(s)〉-
その後、オペレータは、所望のラインを入力する。利得
をオンあるいはオフにすると、スクリーンは、更新されて、変更を映ずる。
Hangup
このコマンドは、オペレータがシステムからのラインあるいはグループのライン
を停止することを可能にする。このコマンドを起動すると、Linxは次のよう
に指示する:
HANGUP
〈line(s)〉-
その後、オペレータは、所望のラインを入力する。オペレータによって入力され
るラインが現在活動している場合あるいはラインが’DC’状態にある場合には
、ラインはシステムから切断される。ラインをシステムから停止すると、スクリ
ーンは更新されて変更を反映する。
Moderator
このコマンドは、オペレータが議長として1つのラインあるいは複数のラインに
フラグを立てることを可能にする。このコマンドが起動されると、システムは次
のように指示する:
MODERATOR
〈line(s)〉-
その後、オペレータは、所望のラインを入力できる。オペレータによって入力さ
れるラインが現在能動でないのであれば、ラインはこのコマンドによって影響を
受けない。あるラインを議長にすると、スクリーンは更新されて変更を反映する
。
Mute
このコマンドは、オペレータが1つのライン(ラインからのオーディオは会議に
入力されない)あるいはグループのラインをミュートすること可能にする。この
コマンドを起動すると、Linxは次のように指示する:
MUTE
〈line(s)〉-
その後、オペレータは所望のラインを入力できる。オペレータによって入力され
るラインが現在能動でないのであれば、ラインはこのコマンドによって影響を受
けない。コマンドが発行されたときにラインがミュートされているなら、その後
、ラインは会議に対して話をすることが可能にされる。ラインが会議に対して話
をすることが可能にされていてコマンドが発行されていれば、ラインはミュート
される。ラインをミュートするかあるいはミ
ュートを取ると、スクリーンは更新されて変更を反映する。
Name
このコマンドは、オペレータがラインに名前をつけることを可能にする。このコ
マンドを起動すると、Linxはつぎのように指示する:
NAME
〈line〉〈name〉-
その後、オペレータは、最大20文字の名前が後に続く所望ラインを入力できる
。オペレータによって入力されるラインが現在活動していないのであれば、ライ
ンはこのコマンドによって影響を受けない。ラインに名前を付けると、スクリー
ンは更新されて変更を反映する。オペレータのラインは、ライン番号としてo1
〜o8を入力することによって名付けることができる。オペレータの名前は、僅
か8文字の長さにできる。オペレータの名前は、ディスプレイのオペレータステ
ータスコマンドが実行されている時に、表示される。4.2.4.3.7.オプションサブメニューの定義
Annunciator
Annunciatorコマンドは、オプションPLA
YBACKとRECORDと共に別のサブメニューを表示する。PLAYBAC
Kコマンドを選択すると、Linxは次のように指示する:
PLAY MESSAGE
〈annunciator(1-8)〉-
その後、オペレータは、表示器のチャンネルを入力してプレイバックできる。表
示器が表示し、オペレータはオーディオ操作卓により聞くことができる。表示器
で記録あるいはプレイバックした後、オペレータは表示器のサブメニューに切り
替えられる。
RECORDコマンドを選択すると、Linxは次のように指示する:
RECORD
〈annunciator(1-8)〉-
その後、オペレータは、表示器のチャンネルを入力して記録できる。記録は、オ
ペレータのヘッドホンを介して行われる。
Chat
その後、このコマンドは、いずれかのオペレータがメッセージを他のいずれかの
オペレータに送信することを可
能にする。最高60の文字列が送信できる。このコマンドを起動すると、システ
ムは次のように指示する:
CHAT
〈operator〉〈text〉-
いずれかのオペレータ(1〜8)が入力できる。<RETURN>を押すと、文
字列が特定のオペレータのディスプレイの最上部に表示される。文字列を送った
オペレータのディスプレイにも表示される。オペレータが名前を文字列に割り当
てると、その名前がオペレータ番号の代わって表示される。システムからのメッ
セージは、オペレータの代わりに”System”を表示する。
Exit
オペレータは、このコマンドを入力することによってシステムからログアウトで
きる。このコマンドを入力すると、いずれかのアクセスしたラインが解放されて
、オペレータステーションがメインメニューへ変えられ、スクリーンはクリアさ
れ、サインインプロンプトが表示される。
Scan
このコマンドは、オペレータを会議から会議へ自動的に移動させる。会議が空で
あれば、スキップされる。走査は、いずれかのキーが押されるまで続く。4.2.4.3.8.パージサブメニューの定義
Call_counts
このコマンドは、各ライン上の集積された電話をゼロにする。
Disconnects
このコマンドは、所望の会議のための切断あるいはシステム上の切断をパージす
る。システムは次のように指示する:
PURGE DISCONNECTS
〈conf#/'A'll〉-
その後、オペレータは、ある会議番号を入力してパージするかあるいは’A’を
入力してシステム上に存在する全切断をパージするかのいずれかができる。切断
をパージすると、名前及び電話番号をクリアして、パージされているラインと関
連する利得をオフにする。
Minute_per_conference
このコマンドは、オペレータが特定の会議についての会議の分時間をゼロにしそ
の会議の全てのラインについての開始時間を現時間に設定することを可能にする
。システムは、次のように指示する:
PURGE MINUTES PER CONFERENCE
〈conf#〉-
その後、オペレータは、会議番号を入力してパージする。
Total_times
このコマンドは、システム内の各ラインについての集積ライン時間の全てをゼロ
にする。4.2.4.3.9.セットサブメニューの定義
Nighttime
このコマンドは、入力電話全てを無視するようにシステ
ムに告げる。いったんオペレータがこのコマンドを起動させると、メッセージ”
Nighttime Mode Set.press any key to stop”が全オペレータのスクリーン上
に現れる。このメッセージは、キーが何れかのオペレータステーションから押さ
れるまで各スクリーン上にある。キーガ押されると、Nighttime modeはできず、
全オペレータはメインメニューに戻る。
Scan
このコマンドは、会議走査機構についてのオペレータ自身の独立した走査時間を
可能にする。システムは次のように指示する:
SET SCAN TIME
〈time(1-59)〉-4.2.4.3.10.転送サブメニューの定義
Conerees
このコマンドは、オペレータが会議参加者のグループを異なる会議へ転送するこ
とを可能にする。
システムは、次のように指示する。
TRANSFER CONFEREES TO
〈conf#〉〈line(s)〉-
その後、オペレータは、会議番号とその会議へ転送した
い全ラインとを入力できる。
Link_lines
このコマンドは、オペレータがリンクチャンネルを会議から会議へ転送すること
を可能にする。システムは、次のように指示する:
TRANSFER LINK LINES TO
<conf#/'R'emove〉〈link line〉-
オペレータは、リンクラインと共に会議番号あるいは’R’を入力して、リンク
ラインをある会議へ転送するかあるいはリンクラインを全ての会議から除去でき
る。
4.3表示器
DCBは、8つの表示器チャンネルと8つのメッセージをサポートする。メッ
セージがオペレータによって記録されてハードディスクにセーブされる時には、
メッセージは、ディジタル化される。8つの表示器チャンネルの各々は、8つの
メッセージのいくつかを表示する。システムへチャンネルコールすると、表示器
は表示される。この表示器は、8つの表示器チャンネルのどれかであるが、その
実際のメッセージは議長の制御卓を介して割り当てられたものである。この構成
は、何れかのメッセージがいずれかの表示器へ表示されることを可能にする
。4.4.CDR
DCBからのラインの切断に関するライン情報を格納/印刷するための機構が
、提供される。、CDR(コールの詳細な記録)はラインがブリッジから切断し
た時に発生されるもので、各ラインについてのCDRは、ディスクへセーブされ
る。CDRは、ブリッジ後部のプリンタポートを介して印刷できる(詳しくはシ
ステム管理者の印刷オプションを参照されたい)。CDR印刷は、オペレータ端
末を介してはサポートされない。CDRのフォーマットは、次の通りである:
LINE# CONF# START END CONNECT NAME M
ODERATOR PHONE# CONF NAME
Line# - 切断されたライン。
Conf# - ラインが切断された会議。
Start Time - ラインがLinxへ着呼した時間あるいはオペレータによってダイア
ルアウトされた時間のどちらか。
End Time - ラインがLinxから切断された時間。
Connect Time - ラインがLinx上にあった時間の量(分による)。
Name - ラインに割り当てられた名前。
Moderator - ラインが議長であればこの領域は'Y'を含む。ラインが議長でなけ
ればこの領域は'n'を含む。
Phone# - ラインがダイアルアウトされた場合の電話番号。
Conference Name - 会議に割り当てられた名前。4.5音楽
DCBは、信号の音楽発生源を使って何れかの会議及び全ての会議に音楽を同
時に提供することができる。INPUT及びENTER会議は、また同一音楽源
から供給される。音楽の会議への挿入と除去は、オペレータの端末を介して行わ
れる。音楽のINPUT及びENTER会議への挿入はシステム始動中に行われ
、これらの会議から除去できない。4.6.記録/プレイバック
DCBは、最高3つの会議を同時に記録、あるいは再生する性能を持つ。各チ
ャンネルは、会議を記録するかあるいは会議に対して再生するためにオペレータ
端末を介して形成できる。同一チャンネルでの記録及びプレイバックは、同時に
行うことはできない。最大3つの記録/プレイバックチャンネルがDCB内へ導
入できる。4.7.構成のメニュー
DCB製品は、システム管理者がラインに関係するシステムのパラメータを構
成することを可能にする。次のリストがこのシステムのから保持される構成アイ
テムである。詳しくは、4.9.管理者MMIを参照されたい。
この構成メニューから消去されるアイテムは、次の通りである。
4.8.オペレータの印刷
オペレータステーションのASCII端末の後部にシリアルプリンタを接続す
ることによって、オペレータは、ダイアルリストとポーリング結果との印刷を始
動することができる。
システム管理者は、オペレータからのプリンタ出力をオペレータ端末の後部に
接続されるプリンタあるいはシステムプリンタあるいはハードディスクにセーブ
されるファイルへ転送できる。4.9.管理者MMI
ディジタルシステム60(DCB/60)管理者制御卓は、会議操作のスーパ
バイザーがDCB/60を構成することを可能にしてそれらの会議の必要性を満
たす。チャンネルとオペレータとシステムパラメータとは、管理者制御卓を介し
て構成できる。また、これらの構成のバックアップと、システムレポートの印刷
と、設定システムの日付け及び時間と、パスワード/サインイン管理も、管理者
制御卓を介して行われる。管理者プロセスをを開始すると、スクリーンはクリア
されて、管理者メインメニューが表示される。全プロセスがメニュードリブンで
ある。著作権ウインドウ(次に示される)は、選択された各メニューごとに表示
される。
’ESC’キーを押すと、実行している何らかのコマンドに依存して、前のメニ
ューあるいはメインメニューに変わる。端末が電力を切られるあるいはシステム
から切断されると、管理者プロセスは中止し、サインインプロセスが開始される
。シャットダウンコマンドを受け取ると、管理者プロセスは断たれる。4.9.1.メインメニュー
メインメニューは管理者プロセスのスタートアップ時
に表示される。これは次のアイテムからなる。
System date/time - システムの日付け及び時間を設定。
System configuration - システム構成メニュー。
Channel Configuration - チャンネル構成メニュー。
Operator Configuration -オペレータ構成メニュー。
Disk Utilities - 取り出し可能媒体をフォーマットしてビューする。
File Management - ファイルをビューし、印刷し、運ぶ。
Backup/Restore - ディレクトリをバックアップし回復させる。
Sign-In Management - サインイン管理。
Operator Display - 管理者がオペレータの制御卓プロセスを開始することを
可能にする。
Exit - 管理者スクリーンを出る。4.9.2.システムの日付け及び時間
システムの日付け及び時間は、このメニューオプションを使って変更される。
管理者は、矢印キーを使ってスクリーン上の日付け及び時間領域を移動し、適当
な数値を入力できる。日付け及び時間ウインドウを次に示す。
数字だけがこの領域へ入力できる。’ESC’を押すと、”Save Change(Y/N)
?”を指示する。’N’あるいは’ESC’を入力すると、日付け及び時間を変
更しない。’Y’を入力すると、日付け及び時間を変更する。4.9.3.システム構成
システム構成メニューは、管理者にシステムの名前をつけ、同時会話者の数を
設定し、ダイアルアウトスーパービジョンを構成し、表示器及びダイアル遅延を
設定し、ウインク及びフラッシュフック及びガード時間を設定し、DTMF確認
と切断モードとヘルプモードと1あるいは2ディジットモードとを可能/不能に
する、能力を与える。管理者は、矢印キーを使ってこれらの領域を移動できる。
システム構成メニューを次に示す。
英数字(アルファベット及び数字)が名前領域では可能であり、Simultaneous
TalkersとAnnunciator DelayとDial DelayとWink TimeとFlash Hook TimeとGua
rd Timeとでは、数字だけが可能である。残りのオプションは、所望セクション
を選択し、矢印キーを使い、特定領域について利用できるオプションの全てを介
してトグルするスペースバーを押す、ことによって変更できる。’ESC’を押
すと、”Save Changes(Y/N)?”を指示する。’N’あるいは’ESC’を入力す
ると、変更を行わない。’Y’を入力すると、メモリ内及びディスク上のパラメ
ータを変更する。
Dial Out Supervision Options - 遅延或はウインク、Default - 遅延 Desc
ription - ディジットをダイ
ヤルする前に、1>Dial Delayに入力された持続期間の間の遅延、あるいは2>
Wink Time内に入力された持続期間のウインクを実行する。
Simultaneous Talkers Options - 1〜3の会話者、Default - 3、Descript
ion - 会議についての同時会話者の数。
Annunciator Delay Options -0〜5秒、Default - 0、Description - 電話
が返答された後で表示器のメッセージが表示される前の遅延量。
Dial Delay Options -1〜5秒、Default - 1、Description - ディジット
をダイアルする前の遅延量。
Wink Time Options -300〜80ミリ秒、Default - 300、Description
- ウインク信号の持続期間。Dial Out Supervisionを見よ。
Flash Hook Time Options -300〜800ミリ秒、Default - 300、Desc
ription - 電話転送に使用されるフラッシュフックの持続期間。
Guard Time Options -300〜800ミリ秒、
Default - 300、Description - ラインが退会コールあるいは入会コールの
いずれかに再度使用できるまでそのラインが両方向に切断されている時からの時
間期間。両端がラインを同時に捕らえるときに起こるグレアー状態を防止する。
DTMF acknowledge Options - YesあるいはNo、Default - No、Descri
ption - 正確なDTMFディジットの受け取りをコーラーに知らせる2つのビー
プをコーラーに送る。
Disconnect Mode Options - YesあるいはNo、Default - No、Descrip
tion - ラインをシステムから切断すると、1>ラインを保持したままオペレー
タスクリーン上に’DC’状態を表示するか、あるいは2>ラインを同時に切断
してオペレータスクリーンからラインをクリアーする。
Conference Help Options - YesあるいはNo、Default - No、Descrip
tion - 1>オペレータがヘルプを要求する会議に移動する会議か、あるいは2
>オペレータがヘルプを要求したコーラーにアクセスする個人かのいずれかによ
ってヘルプに応答する。
Two Digit Mode Options - YesあるいはNo、
Default - No、Description - '*'が何らかのDTMFオプションを優先して
押されることを要求する。コーラーは、オペレータのヘルプとして'*'と'0'を押
さなければならない。4.9.4.チャンネル構成
チャンネル構成メニューは、特定の表示器メッセージをチャンネルに割り当て
る、あるいはチャンネルの返答状態を設定する、あるいはチャンネルの返答状態
を設定する、あるいはタイムアウト時間を設定する、あるいは全てのチャンネル
をそれらのデフォルトに回復させる、能力を管理者に与える。管理者は、矢印キ
ーを使ってメニューアイテム上を移動しreturnキーを押すことによって構
成オプションを選択する。デフォルトを選択すると、”ARE YOU SURE?(Y/N):”
メッセージを指示し、’Y’が入力されると、全てのチャンネルをそれらのデフ
ォルト構成に設定する。’Main menu’を選択すると、管理者をメイン
メニューに戻す。チャンネルメニューウインドウは次のように示される。
3つのチャンネルメニューアイテム(表示器、返答、タイムアウト)の1つに
関するウインドウが、あるアイテムを選択すると表示される。表示器の割当構成
ウインドウは、次に示される。このウインドウは、チャンネルオプションに対す
る他のものに類似する。各ウインドウは24チャンネルを表示し、残りのチャン
ネルはページアップ/ページダウン・キーを使用することによって見る/修正で
きる。
アナウンスメントメッセージ(1〜7、メッセージ#8は、ブラストアウトダ
イアリングとして確保される)は、キーボードを介して入力され、各チャンネル
はメッセージ#1のデフォルトをもつ。0が表示器領域に入力される場合、チャ
ンネルはメッセージを聞かない。返答構成は、’Y’あるいは’N’にでき、こ
れらはスペースバーを押すことによってトグルされる。返答デフォル
トは、全チャンネルについて’Y’である。チャンネルタイムアウトは、0〜6
0分の範囲にできる。これらは、キーボードを介してできる。全チャンネルにつ
いてのタイムアウトデフォルトは、0秒、すなわちタイムアウトでない。’ES
C’は、”Save Change(Y/N)?”で指示する。’N’あるいは’ESC’を入力
すると、変更を行わない。’Y’を入力すると、メモリ内の及びディスク上のパ
ラメータを変更する。
4.9.5.オペレータ構成
オペレータ構成メニューは、8つのオペレータステーションの各々と管理者ス
テーションとを独立に構成する能力を管理者に与える。端末のビットレートと、
プリンタオプションと、端末ビープと、オペレータ会話文字と、各オペレータに
ついてのローカル/リモートオペレータのセットアップとが、このメニューから
構成できる。旨理者の端末は、ボーレートとプリンタオプションと端未ビープと
についてのみ構成できる。オペレータ構成メニューは、全8つのオペレータステ
ーションを列挙する。オペレータ構成メニューを次に示す。
構成するためにオペレータステーションを選択すると、選択されたオペレータ
についてのオペレータ構成ウインドウが表示される。このウインドウを次に示す
。
Baud Rateの選択は、スペースバーを押すことによって選択できる9
600及び19200を含んでいる。デフォルトボーレートは19200である
。
Printingの選択は、ローカルと、システムと、ファイルと、無しと、
ローカル/システム/ファイルのいずれかの組み合わせと、を含む。印刷オプシ
ョンは、スペーサバーを押すことによって選択できる。各オペレータについての
デフォルトは、ローカルである。
Beep Modeの選択は、単一ビープあるいは連続ビープあるいはビープ
なしとを含む。連続ビープオプションが選択された時、ビープタイムオプション
は、ビープ間の間隔(1〜5秒)である。Beep Mode
オプションは、スペースバーを押すことによって選択できる。Beep Mod
eについてのデフォルトは、単一ビープであり、デフォルトのBeep Tim
eは、1秒である。
Talk Keyの選択は、スペースバーを押すことによって選択できるスペ
ースバーとダッシュキーとを含んでいる。
Remoteの選択は、スペースバーを押すことによって選択できる’Y’e
sあるいは’N’oを含んでいる。
Channelの選択は、リモートオペレータにチャンネル番号を割り当てる
能力を管理者に与える。これらのチャンネル番号は、システム上のサービスのユ
ーザーチャンネルのいずれかにできる。しかしながら、チャンネルは、リモート
オペレータの能力に割り当てられるように非能動でなければならない。リモート
オペレータだけが、チャンネル番号を割り当てることができ、ローカルオペレー
タは、システムによって与えられたチャンネル割り当てを使用し、これらは修正
できない。
’ESC’を押すと、”Save Changes(Y/N)”を促す。’N’あるいは’ES
C’を入力すると、変更を行わない。’Y’を入力すると、メモリ内及びディス
ク上のパラメータを変更する。4.9.6.ディスク・ユーティリティ
Disk Utilitiesメニューは、管理者がフロッピーディスク上のファイルをフォ
ーマットあるいは列挙することを可能にする。Disk Utilitiesメニューを次に示
す。
FormatあるいはDirectory Listingを選択すると、次に示すドライブ選択メニ
ューを指示する。管理者は、使用するディスクドライブを選択してreturn
キーを押すかあるいは’ESC’を押して抜け出なければならない。
ドライブを選択すると、スクリーンがクリアされて、次のメッセージが表示さ
れる。
"Format of A:" or "Directory Listing of A:"
"Please insert disk into drive A:"
"Press 'ESC' to abort,any other key to continue.:"
’ESC’を押すと、手続を中止し、さもなければ、
コマンドが実行され、終了すると”Press any key”がスクリーン上に表示され
る。フロッピーディスクが適当なドライブへ挿入されずにこれらのコマンドの何
れかが実行された場合、スクリーンはディスクが挿入されるまでじっととどまる
。4.9.7.ファイル管理
ファイル管理メニューは、システム上のファイルを消去しエキスポートし印刷
し見る能力を管理者に与える。システム上のファイルには、Alarm Statisticsと
CDRとDialin ListとLogとNetwork StatisticsとOperator Printoutとが含ま
れる。Alarm Statisticsは、このアイテムが選択されたと、ファイルに書き込ま
れて表示される。CDR及びLogのファイルは、それらが作られた日付けに対
応して名前が割り当てられ、システムは最大1ヶ月間各タイプのファイルの価値
を維持し、必要に応じて最古ファイルを消去していく。Network Statisticsファ
イルは、作成した日付け及びT1トランク(すなわち、Sep06.0 for trunk 1)
に対応して名前を割り当てられ、15分毎に更新される。システムは、CDR及
びLogのファイルを維持する同一方法を使用してAlarm Statisticsファイルを
維持する。Dialin Listファイルは、それらの作成者によって名づけられて、こ
れらのファイルの数はディスクのスペースによってのみ制限される。Operator P
rintoutは、システムによってoperl.
prn,oper2.prn,etcのように名づけられる。
Alarm Statisticsファイルは、システムにおいて現在能動的であるアラームの
スナップショットを含んでいる。
CDRファイルは、システムに挿入された各ラインについてのCall Detail Re
cordsを含んでいる。
Dialin Listファイルは、ブラストアップ及びファーストダイアルで使用する
ためにオペレータによって作成されたシステムのダイアルリストを含んでいる。
Logファイルは、DCB/60によって使用される全ソフトウエアプロセス
からのメッセージを含んでいる。これらは、システムメンテナンス及びシステム
性能評価において使用するために情報メッセージとソフトウエアエラーとT1ア
ラームと他とを含んでいる。
Network Statisticsファイルは、種々のT1事象の計数を含んでいる。このフ
ァイルが全てゼロであれば、T1の問題は何も発生しない。
Operator Printoutファイルは、ファイルに転送された全てのオペレータプリ
ントアウトを含んでいる。
File Managementメニューウインドウを次に示す。
アイテムを選択すると、ファイルオプションが次のように列挙される。
ファイルオプションを選択すると、使用可能なファイルを次のように表示される
。
ファイルを選択すると、次のものが表示される:
Delete:
Yes/Noオプションが表示される。
’N’あるいは’ESC’を入力すると、消去を中止し、’Y’を入力すると、
ファイルを消去する。
Export:
Drive選択メニューが表示される。
あるドライブを選択すると、スクリーンはクリアーされて、次のものが表示され
る:
"Export file - XXXXX"
"Please insert disk into drive A"
"Press 'ESC' to abort,any other key to continue.
Print:
プリンタ選択メニューが表示される。
その後、このファイルが特定したプリンタによって印刷される。印刷は、また構
成(すなわちシステムとチャンネルとオペレータとT1)印刷する能力を管理者
に与える。構成は、”Print File”メニューの下で表示され、構成のファイルは
、system.txt(system configuration)と、channel.txt(channel configurati
on)と、operator.txt(operator configrations)と、tl.txt(Tl configurati
ons)のように列挙される。
View:
ファイルが、表示されて、上下方向の矢印キーとページアップ/ページ
ダウンキーとホームキーとを使うことによってスクロールできる。shift-Gを押
すと、ファイルの底部まで移動す
る。’ESC’を押すと、スクリーンに見えるファイルを抜け出る。
Hard Disk Statstics:
全ハードディスクスペースと、ブロック及びバイトの両方で使用できる
現在のハードディスクスペースと、を表示して、使用できるディスクスペースの
パーセンテージを提供する。4.9.8.バックアップ/回復
Backup/Restoreメニューは、システム構成とCDRとDial ListとLogとS
ign−inとをバックアップして回復させる能力を管理者に与える。管理者は
、矢印キーを使ってメニューアイテム間を移動してReturnを押すことによ
ってオプションを選択する。Backup/Restoreメニューウインドウを次に示す。
イアテムを選択した後、Backup/Restoreオプションが次のように列挙される。
Backup/Restoreにイアテムを選択した後、ドライブ選択メニューが次のように表
示される。
ドライブを選択した後、スクリーンはクリアされて、次のものが表示される:
Backup:
"n disk(s) is(are) needed to perform the backup."
"Proceed with backup?(Y/N):"
"Backup formats each disk.Proceed?(Y/N):"
"Backup - CDRs"
"please insert disk #n into drive A:"
"Press 'ESC' to abort,any other key to continue."
"Backup of CDRs is complete."
"Press any key"
1つ以上のディスクが必要であれば、スクリーンは次のように指示する:
"Please insert disk #n into drive A:"
"Press 'ESC' to abort,any other key to continue."
Restore:
"Restore - CDRs"
"Please insert disk #n into drive A:"
"Press 'ESC' to abort,any other key to continue."
"Restoration of CDRs is complete."
"Press any key"
フロッピーディスクが適当なドライブに挿入されいずにこれらのコマンドのい
ずれか一方が実行される場合、スクリーンはディスクが挿入されるまでじっとと
どまる。バックアップは、DOSのフォーマットコマンドを使
って各ディスクをフォーマットする。4.9.9.サイン−イン管理
Sign-in Managementメニューは、オペレータと管理者とメンテナンスとのサイ
ンインを作成して消去する能力を管理者に与える。管理者プロセスがメンテナン
スプロセスを介して開始されたのであれば、メンテナンスサインインは、作成し
て消去できる。管理者は矢印キーを使用してメニューのアイテム間を移動し、r
eturnキーを押すことによってオプションを選択する。
サインイン管理メニューウインドウを次に示す。
アイテムを選択すると、次のものが表示される。
パスワードを作成し消去した後、次のメッセージの1つが表示される。
サインインはうまく追加された。
入力されたサインインは既に使用中である。
サインインは消去された。
消去されるべきサインインは位置付けることはできない。4.9.10.オペレータディスプレイモニター
このメニュウーアイテムは、スクリーンをクリアして、オペレータ制御卓プロ
セスを開始する。オペレータ制御卓が管理者プロセスから開始された場合、オペ
レータ制御卓を抜けると、管理者プロセスが開始する。4.9.11.Exit
このメニュウーアイテムは、管理者プロセスを抜け出て、プロセスが管理者に
開始させたいずれかのプロセスに依存してサインインあるいはメンテナンスのい
ずれかを開始する。4.10.メンテナンスMMI
Digital System 60 (DCB/60) Maintenance Consoleは
、メンテナンス要員がT1リンクを構成して維持し、システムのシャットダウン
あるいは再起動を行い、管理者あるいはオペレータの制御卓プロセスにアクセス
し、ネットワーク統計をクリアーすることを可能にする。メンテナンスプロセス
を開始すると、スクリーンはクリアーにされてメンテナンスメインメニューが表
示される。全プロセスは、メニュードリブンである。著作権ウインドウ(次に示
される)は、選択した各メニューごとに表示される。
’ESC’キーを押すと、実行しているのがどんなコマンドかに依存して前のメ
ニューあるいはメインメニューに変わる。端末が電力を失うあるいはシステムか
ら切断された場合、メンテナンスプロセスは中止し、サインインプロセスが開始
される。シャットダウンコマンドを受け取るあるいは発行すると、メンテナンス
プロセスは停止される。
4.10.1.メインメニュー
メインメニューは、メンテナンスプロセスの開始時に表示される。このメニュ
ーは次のアイテムから成る。
T1 Configuration - T1トランクを構成する。
T1 Status - 全てのトランクについてT1の状態を表示する。
T1 Enable/Disable - T1トランクを可能/不能にする。
Clear Network Statistics - その日のNetwork Statistiksファイルをクリア
ーする。
Administrator Menu -管理者プロセスを開始する。
Operator Display -オペレータコンソールプロセスを開始する。
Re-Initialization - 現在の会議を維持している間システムを再度ブートする
。
System Shutdown - システムをシャットダウンする。
Exit -管理者スクリーンを抜ける。
このセクションで使用されるT1という用語は次のとおり定義される。
B8ZS(Binary 8-Zero Suppression)- 8つの連続ゼロのグループを基地のバイ
ポーラバイオレーションシーケンスで置き換えて8つの内の1つの1の密度を保
証する。
Blue Alarm - 通常データが使用できない場合、全て1が送られる。
CRC - Cyclic Redundancy Check - 多数の列がエラーを持つかどうかを決定する
。
D3/D4 - 12ビットのT1フレーム指示フォーマット。
Err.Secs.- 少なくとも1つのCRCエラーをもつ秒数。
ESF - Extended Super Frame - CRC及びErr,Secs.を含む24ビットT1フレー
ム指示フォーマット。
Jammed Bit - あるワードの8つのビットがゼロの場合、システムはビット7を
’1’に変更する。
OOF - Out of frame - 認識可能な受信信号はない、レッドアラーム。
RED Alarm - T1ラインの近辺端部がフレームの欠損を検出したときに発生する。
Yellow alarmがRed alarmの検出時にT1ラインの遠い端部に送られる。
Slip - 2つのT1ラインら受信したフレームの等しくない数。
Sync Source - T1ラインを同期せるクロック源。
Yellow alarm -T1ラインの遠い端部がフレームの欠損を検出したときに発生する
。
Zero Code Suppression - データ出力の流れは決して15以上の連続ゼロを持た
ないことを保証する。これは、T1ラインクロックの回復用件である。B8ZSあるい
はJammed Bitのいずでか。4.10.2.T1の構成
T1は、このメニューを介して設定/修正される。この構成の領域の移動は、
矢印キーを使って行なわれる。T1構成ウインドウを次に示す。
Sync.Sourceと、Primaryと、Secondaryと、Frami-ngと、Zero Code Suppressi
onとの領域内のオプションの間をトグルするのにスペースバーが使用される。残
りの領域と、Error Thresholdと、Slipと、BPVと、CRCと、Err.Secs.と、Detec
t and Clearタイマーとは、適当な数値を入力することによって修正される。
T1同期化源が内部でもよいし外部でもよく、第一および第二の同期化源が導
入されるトランクのいずれかに構成できる。公衆電話のネットワークは、好まし
い同期化源である。
Out of FrameとSlipとBpvとCRCとErr.Secsとがそれらの限界に達すると、マイ
ナーアラームが発生される。デフォルトの限界は、アラームが決して発生されな
い0である。マイナーアラームがこれらの状態の内の1つによって発生される場
合、特定のアラーム限界に達せずに15分間隔が過ぎると、これはクリアーされ
る。
RedあるいはYellowアラーム状態のときに、メジャーアラームは発生する。Red
あるいはYellowアラーム状態は、最低”Detect”秒間発生しなければならない。
Detect
and Clearは、10秒目に入力される。このアラームは、"Clear"Secondの持続時
間の間に発生しない場合にクリアーされる。
フレーム指示は、コード抑制をゼロにできるように、各トランク上に個々に設
定できる。'None'へのフレーム指示設定は、T1トランクを不能にする。デフォ
ルトT1構成および他のオプションは、次のものを含む。
’ESC’を押すと、”Save Changes(Y/N)?”を促す。’N’あるいは’ES
C’を入力ると、変更を行なわず。’Y’を入力すると、能動に変更を行なって
、T1の構成をディスクへセーブする。4.10.3.T1
ステータス
T1ステータスは、このメニューを選択ることによって表示される。次のT1
ステータススクリーンは、2秒ごとに更新され、’ESCを押すことによって抜
け出る。このステータススクリーンの寸法は、導入されるT1
トランクの数に依存して変化する。
アラームステータスは、RedあるいはYellowあるいはBlueあるいは何もなしい
ずれかの依存アラームを表示する。
FramingとZero CodeとSyncとは現在のT1構成を表示する。
ABInおよびABOutは、24チャンネルの内のいずれかがシーズ・インおよび/
あるいはシーズ・アウトされるのを表示する。
アラームカウントは、Red、YellowおよびBlueの総数をを表示する。
残りの領域は、Out of Frameと SlipとBPVとCRCと
Err Secs.とを表示する4.10.4.T1可能/不能
T1可能/不能オプションは、すべての導入された1トランクの不能化るいは
可能化を可能にする。次に示すT1可能/不能のメニューは、現在のトランクス
テータスを表示する。このオプションは、矢印キーを選択してメニューアイテム
を移動してスペースバーを押すことによって構成される。’ESC’を押すこと
によって、”ARE YOU SURE?(Y/N):”メッセージを促し、’Y’が入力された場
合の定義に従って、T1トランクを可能あるいは不能にする。’N’あるいは’
ESC’が入力れるとすべての変更を中止する
4.10.5.クリアーネットワーク統計
このClear Network Statisticsのオプションは、メンテナンス要員がその日の
Network Statisticsファイルをクリアーすることを可能する。Network Statisti
csファイルは、管理者ファイル管理メニューを介して転送し、印刷し、見るため
に利用することができる。4.10.6.管理者メニュー
このメニューアイテムは、スクリーンをクリアーして、管理者プロセスを開始
する。管理者コンソールを抜けると、メンテナンスプロセスが開始される。4.10.7.オペレータディスプレイモニター
このメニューアイテムは、スクリーンをクリアーして、オペレータコンソール
プロセスを開始する。オペレータコンソールを抜けると、メンテナンスプロセス
が開始される。4.10.8.再起動
このオプションは、会議を維持している間、システムがリブートされることを
可能にする。システムのリブートは、全てのソフトウエアプロセスをブリングダ
ウンして、最終的にUnixをシャットダウンさせる。すべてのDSPカードが
運用されているときには、会議は、まだ能動である。その後、Unixはリボー
トされ、起動
するために全DCB/60プロセスを開始し、会議情報は、DSP Dual Port Ram
からシステムへアップロードされる。
このアイテムを選択すると、”ARE YOU SURE?(Y/N):”メッセージが表示され
る。’Y’を入力すると、システムを再起動させる。’N’あるいは’ESC’
を入力すると、再起動を中止する。4.10.9.システムシャットダウン
このアイテムを選択すると、”ARE YOU SURE?(Y/N):”メッセージが表示され
る。会議がシステム上で能動であれば、この情報がまた表示される。’Y’を入
力すると、システムのシャットダウンを実行する。’N’あるいは’ESC’を
入力すると、シャットダウンを中止する。
4.10.10.Exit
このメニューアイテムは、管理者プロセス抜け出て、管理者を開始させたいず
れかのプロセスに依存してサインインあるいはメンテナンスのいずれかを開始す
る。4.11.ユーザープログラムインタフェース
システム上にはユーザ用のプログラミングはない。5. サービス及び保守仕様 5.1 平均故障間隔(MTBF)
96乃至24ポートシステムに対しては20,000から50,000時間5.2 平均修復時間(MTTR)
15分5.3 診断プログラム
顧客及び顧客サービス用の一連のパワーアップ、オフライン及びオンライン
の全診断プログラムを提供。5.3.1 パワーアップ診断プログラム
パワーアップテスト及びパワーアップテスト診断プログラムは:
*2ポート、4ポート、統計RAMを含むDSPカードの全メモリテスト
*DSPロードコード
*DSP割込み
*DSPセマフォ
*DSPカード接続性
*参照メモリ
*アナログカードxmit&rcv
*MVIPインターフェース
を含む。
これらテストの詳細についてはパワーアップテスト及びパワーアップ診断プ
ログラム仕様書(Power-up T
ests and Diagnostics Specification Document)を参照。5.3.2 オフライン診断プログラム
オフラインシステムテストは:
*CPU
*割込みコントローラ
*DMAコントローラ
*インターバルタイマー
*CMOSクロック
*基本、拡大及び拡張の各RAMを含むシステムメモリ
*フロッピードライブ
*直列ポート
*並列ポート
*プリンター
*スピーカー
を含む。
これらのテストに関してはパワーアップテスト及びパワーアップ診断プログラ
ム仕様書を参照。5.3.3 オンライン診断プログラム
システムによる全ソフトウェアチェックにより正常性を保証。エラー検知時
にはメッセージをログし警報を発する。5.4 リモートアクセス
ビルトインモデムによる9600bpsまでの速度
でのリモートダイヤルインが可能。遠隔入手の可能な管理特性には:
*遠隔オペレーター
*遠隔管理
*遠隔リブーツ
*ファイル転送及びソフトゥエア更新
*遠隔ダンプ分析
*ネットワーク管理の統計及びログの検査5.5 ソフトウェアメンテナンス
ローカルラン或は遠隔ランする顧客サービス用のソフトウェアツールは:
*ダンプ分析
*ネットワーク管理−T1ネットワークインターフ
*ェースモニタリング
*リソースモニタリング−例えば:メモリ、バッファ、ディスク、プロセス
等
*ファイル転送及びソフトウェア更新
を含む。5.6 フィールド交換式ユニット
フィールド交換式ユニットは各回路基盤及び電源並びに以下の外部アセンブリ
を含む。
電源
バックプレーン
CPUボード
システムエンクロージャー
T1インターフェースPCB
DSPPCB
ディスケットドライブ
ハードディスクドライブ
アナログボード
直列ポートボード
ターミナル
内部モデムボード
DCBは小型であり、PCsを良く知る熟練者によれば管理は容易である。ボ
ードはケース或はボックス全体を開けば簡単に交換出来る。通電時にはボード交
換は行わない。6. 性能仕様
*96チャンネル分を30秒未満の高速で処理
*DTMFデジタル処理−96の同時DTMF入力を数字ミス無くデジタル
処理
*リング検出−リンギングを検出し、最初の2リングの内にライン応答7. 互換性 7.1 現行マルチリンク製品
DCBには、システム60とのユーザーオペレーションびオペレーターオペ
レーション機能上の互換性がある。参加者及び司会者とのタッチ−トーンコント
ール並びに応答音はシステム60と同一である。オペレーターのディスプレーは
、DCBの追加の容量にアドレスする相違は当然あるが、機能的には極めて類似
している。明らかに相違するのはシステム0の“構成”メニューのみ
である。システム60に熟達したオペレーターであれば最短訓練時間で、DCB
を使用しての会議運営が出来るようになる。
DCBを4本ワイヤ型リンクラインで或はT1をDCBに直結して(チャンネ
ルバンクをLinx Link lineに繋ぐセットアップは可能か???)既存のマルチリン
クブリッジとリンクさせることが出来る。7.2 顧客側装備
顧客は、DCBアクセス用のモデム及び既成の或はマルチリンクの端末エミ
ュレーションソフトウェアとを有するどのIBM互換性PCでも使用出来る。
DCBは、T1或は4ワイヤー接続により顧客側の、それが正しい断続点滅信号
を提供するものである限りに於てスイッチ或はPBXの後に接続出来る(特定製
品を明記すべきか??インターフェースのために更に明記すべき仕様は??)7.3 標準装備
DCBはテレコム、データコムそしてPC/ATの様々な基準に合致する。
テレコム- T1
DSX -1が、加入者側装備或は内部CSUに対するインターフェース
ESF(TR54016)との互換性(TR62411)の有る
Accunet T1.5が、Datacomm-Modem V.32をサポート?
PC/AT−IEEE8968. 当局の認可
安全性−ラック取り付け式ユニットに対しUL/CSA認可が与えられた。TUV/VD
Eに合致するデザインである。
ラック取り付けユニットのためのEMI−FCCパート15クラスA
テレコム−
* T1接続−(AT&T?)、DOC?、JATE?
* FCCパート68−(アナログ音声接続に対してのみ。4ワイヤー式E&
Mは全てが顧客及びマルチリンク装備に対しローカルであるため除く)
* カナディアンDOC−(アナログ音声接続に対してのみ。4ワイヤー式
E&Mはその全てが顧客及びマルチリンク装備(equipments)に対しロ
ーカルであるため除く)
* JATE−(アナログ音声接続に対してのみ。4ワイヤー式E&Mは全てが
顧客及びマルチリンク装備に対しローカルであるため除く)9. 引き渡し形態
(このセクションでは販売される特定モデル及びオプションをセールスオー
ダーでのように詳説する)10.顧客文書化 10.1
予備案内書の位置付け10.2
装置マニュアル10.3
操作/メンテナンスマニュアル11.将来製品の移動仕様 11.1 オペレーター介在会議システムネットワーク
LAN/オペレーター介在のソフトウェアーオプションによれば以下を実行
可能:
* オペレーター端末を、端末エミュレーションソフトウェアー付きLAN
でのPCsとすること。
* 同時に5名(?)までの遠隔地オペレーターが、ローカルオペレーター
に加えてブリッジに対しセッションを持つこと。
* ローカルオペレーターステーションが一度に8つ(?)までもの遠隔ブ
リッジにアクセスすること。
* Xウィンドウズ或はウィンドウズ3.0を使用する高解像度ディスプレ
ーにより、多数のオペレータースクリーンを同時にディスプレーするこ
と。
* 将来、顧客がマルチリンクのソフトウェアを使用する自分のワークステ
ーションを用いてブリッジにアクセスすること。11.2 予約及びデータベースシステム
関連データベースを追加し、会議用のブリッジリソース予約の繰上げ(adva
nced)を支持する。会議、ユーザー、クライアント及びビリングデータベースを
提供可能。
予約システムが、参加オペレーターによる使用及びその後における非参加の
クライアントによる予約並びに照会をサポートする。クライアントは自分のDT
MFハンドセット及び、DCB能力のあるInteractive VoiceResponse(IVR)を
使用して予約することが出来る。11.3.3 個人会議
デジタル会議ブリッジをエンハンスし、データブリッジ機能を組み込むことが
出来る。データブリッジ機能により、多数の会議出席者のデスク上のパソコンを
ブリッジして合同の音声/データ会議とすることが出来る。この機能のためには
、ブリッジが多数のデータコネクションをサポートする必要がある。データコネ
クションは、ユーザーモデムからアナログとしてブリッジに入るもの或はT1コ
ネクション或はLAN或はX.25のようなデータネットワークからのものがあ
る。11.4 将来の製品追加性
DCBは、一体式のデジタル音声及びプロセッサアーキテクチャを持つ設計と
され、これが、ベース製品への
様々な製品及びオプションの追加を将来的に可能とする。
ファクスの自動送付を介しての会議のファクス通知。個人電話会議で使用する
ファクスの記憶。ファクスメール。
Eメール/メディアメール−ブリッジでのEメール(ファイル、画像及びファ
クスを含む)の記憶。企業Eメールシステム或は公共Eメールシステムに対する
EメールX.400ゲートウェイ。
会議をサポートするボイスメール。
ISDN
CEPT(2mbps,30チャンネル)能力1.0 序説
ディジタルプロセシングには、数のシーケンスへの信号変換と、続いてのこれ
らシーケンスのプロセス処理とが含まれる。連続時間信号から個別時間信号への
変換を支配する原理はサンプリング原則に説明される。
サンプリング原則:連続する時間信号は、仮に、サンプリング率が信号帯域幅
の2倍以上である場合、また2倍以上である場合にのみ、サンプルから完全に回
復され得る。
電話音声データでのサンプリング率は8000サンプル/秒である。個別時間
信号を、相当する連続時間システムに於ける反転性、因果律、安定性、時間不変
性そし
て直線性に忠実なソフトウェア処理により操作出来る。ディジタル信号プロセス
処理用の特定マイクロプロセッサアーキテクチャ及びインストラクションセット
が、リアルタイムでのソフトウェアアルゴリズムの実行を可能とする。今や、ハ
ードウェア内で既に達成されたプロセス処理をソフトウェアで行うことが出来る
。ディジタル会議ブリッジはディジタル信号プロセス処理用ハードウェア及びア
ルゴリズムを使用して実現される。2.0 DSPハードウェア概説
ディジタル会議ブリッジはMVIPバスで繋いだ4つまでのDSPボードか
ら成り立ち得る。各DSPボードがテキサツインスツルメント社のTMS320
C31ディジタル信号プロセッサを4基含む。TMS320C31は高性能CM
OS32ビットの浮動小数点デバイスである。これらディジタル信号プロセッサ
をMicrocomputer/Boot Loader Modeで使用した。各プロセッサが、arbitration
control、8セマフォレジスタ、割込み発生用のメールボックスレジスタを特色
とする4K×16デュアルポートラムを介し、PCホストと通信する。MVIP
インターフェース位置で2つのDSPプロセッサが各々2K×8カッドポートR
AMをシェアする。カッドポートRAMとMVIPバスとの間の通過は、直列−
並列変換PLD及び並列−直列変換PLDにより容易化される。カッドポートR
AMバッファデータの出力直列ラ
インデスチネーションは、1Kx8デュアルポート制御RAMに対するホストの
書いたタイムスロット比バイトにより制御される。3.0 TMS320C31メモリーマップ
ノート:本メモリーマップもまたリンカーコマンドファイルに組み込むべき
である。リンカーがこのメモリーマップを参照してモジュールアドレスを定義す
る。
4.0 デュアルポートメモリデータ構造
TMS320C31プロセッサはデュアルポートメモリ内に画定されるデータ
構造を介しホストと通信する。これは、本来ホストが行っていたMVIPタイム
スロットとインフォメーションポートとの論理的結合を可能とする構造を画定す
ることを意図したものである。タイムスロットとポートとの結合がチャンネルを
画定する。第2には、リスト及びキューが全世界的情報との通信手段として維持
される。4.1 データ転送バッファ
音声データ記録及びプレイバック用の2つのバッファを設けた。これらバッフ
ァは各々2キロバイトのものであり、DPMアドレスSeg.:0及びSeg.:800に位
置付けた。アクセス制御のためのセマフォを各バッファに割り当てした。4.2 チャンネルデータ構造列
8列のチャンネルデータ構造がDPMアドレスSeg.:0×1000位置に位置付け
た。この構造は以下のアイテムから成り立つ。
デユアルッポートメモリポート(0-19)(ノード<<3+シーケンスナンバー)(割当ポートに対し初期化)
コマンド (0に初期化)
エラー (0に初期化)
会議 (0に初期化)
ミュート(0-1) (0に初期化)
AGC(0-1) (0に初期化)
音楽(0-1) (0に初期化)
トーク(0-1) (0に初期化)
タイムスロットタイプ (0に初期化)
イヴェントキューヘッドポインタ (0に初期化)
イヴェントキューテールポインタ (0に初期化)
イヴェントキュー、10ワード (0に初期化)
ディジタルアウト、ascii ストリング50バイトマキシマム(ゼロストリングに初期化)4.3 チャンネルMVIPタイムスロットリスト
チャンネルタイムスロットリストはチャンネルのタイムスロットナンバーを表
示するワンワードエントリーを含む。リストは、ポートナンバー((6ボード)×(
8チャンネル/ノード)×(4ノード/ボード)によりソートした192エントリーから成る。各エン
トリーは2つの部分;バイト 0=直列受信ライン内の位置及び、バイト1=直列ラ
イン、から成る。リストはチャンネルデータ構造を直接フォローする。初期化中
、前リストがカッドポートRAMバッファインデクスに変換され、外部コードR
AMに於ける他テーブルが記憶される。転送バッファインデクスはデュアルタイ
ムスロットエントリーのバイト0に等しい。4.4 トーク者リストの会議ナンバー
91(48ユーザー+8オペレーター+8アナンシエーター+1エンター+1
入力会議)のワンワードエントリーが会議ナンバーに記憶された。各エントリー
は書く会議に於て許容される同時トーク者の最大数を示す。すぐに続けてチャン
ネルMVIPタイムスロットリストを位置付けた。4.5 システムパラメー
トーク者リストの会議ナンバーにすぐ続く非占有メモリ位置を50ワードシス
テムパラメーターリストに先行させた。システムパラメーターは定数であり、デ
ィジタル会議ブリッジのある様相を制御するが、実行中に改変することが出来る
。これらパラメーターは初期化中に各TMS320C31のメモリに読み込まれ
る。この時、必要な変換が行われる。システム初期化に続くアイテムを変更出来
る。エントリー0は全てのサンプル期間をチェックした。値0はリストに変更が
ないことを意味する。
アイテムポインタ 変更アイテムに対するポインタ
ノードナンバー ノードナンバー
アクティブノードマスク 〔パート0〕 1ノード当り1ビット(1=アクティブ、0=非アクティブ)
アクティブノードマスク 〔パート1〕 1ノード当り1ビット(1=アクティブ、0=非アクティブ)マスクがノーダルパーティシペ
-ションを決定
DTMFオンタイム 100ms
DTMFオフタイム 50ms
ダイヤルトーン ウエイト 5秒(未使用)
DTMFレベル -7dBm
フォワードツイスト(受信) 8dB(未使用)
リヴァースツイスト(受信) 8dB(未使用)
トーク検出レベル -35dB
会議当たりの最大トーク者数 8(未使用)
ゲイン(テーブルでのマルチプライヤーに対するポインター) 00001000
スピーチレベルアウト -16dBm
DSPノード当たりのチャンネル 6チャンネル/ノード4.6 チャンネル会議キュー及びポインター
2つのポインター及びチャンネル会議キューがシステムパラメータをすぐにフ
ォローする。各会議出のチャンネルのミューチング及び移動はこの構造を介して
制御する。ポートナンバーから成るエントリーに新規の会議ナンバーを連結した
;バイト0=会議、バイト1=ポートナンバー。キューにアイテムを追加する場
合にはホストがヘッドポインターを増大させる。キューからアイテムを外す場合
はDSPがテールポインターを増大させる。キューは、ポインターが等しい場合
は空である。キューからアイテムを外すに際し、ポートナンバーオーダーに記憶
された会議ナンバーのテーブルを内側に組み込む。テーブルは192エントリー(
(6ボード)×(8チャンネル/ノード)×(4ノード/ボード)から成り立つ。1つのアイテムをこの
キューに配置するとポートナンバーは現在の会議トークリストか
ら自動的にパージされる。これが、キューがチャンネルのミューティングでも役
割を演ずる理由である。もし1つのチャンネルがミュートされると、このチャン
ネルをトークリストから取り除かねば成らない。チャンネルの会議ナンバーを変
更する前に、ホストはチャンネルをミュートし、トークビットの伝送を防止すべ
きである。チャンネルの存在してなるノードのチャンネル会議キューは新しい会
議ナンバーで更新しておくべきである。5.0 内部データ構造 5.1 ポートインフォメーションデータレコード
インフォメーションデータレコードは、ノードが応答し得るところの各ポート
に対し内部に維持される。ポートに関連するデータ及びヒストリーはここで維持
され、サンプル期間により変動する。
5.2 チャンネル会議リスト
エントリーがチャンネル会議キューから除外する際、リストは内部に保存する
。
リストはポートナンバーのオーダーであり、ポートを割り当てた会議ナンバー
を含んでいる。5.3 トークリスト
各会議には割当のトークリストがある。トークリストは3メンバーFIFOキ
ューである。トークリスト基準に満足したら、参加者は将来の会議活動によって
プッシュオフされるまで、このトークリスト上に移動する。ポートが新規の会議
に移動し或はミュートした場合はこれを現在のトークリストからパージする。5.4 トークビット転送テーブル
各サンプル期間中、DSPノードは1つのバイトを転送して新規のトークリス
ト候補者と通信する。ノードが、ポートのシーケンシャルオーダーに相当するビ
ットポジションをサービスする。ゼロではないビットは、相当するポートが候補
者であることを示す。転送表メンバーは32ビットワードである。テーブルメン
バーは、トークビットをインデクスとして使用してアクセスする。インデクスに
セットした比ビットを指示するために、4ビットナンバーのストリングを各転送
ワード内に記録する。各ナンバーはビットポジションに1を加えた値と等
しい。転送ワード内の4ビットナンバーを右側から左側に向けてプロセス処理す
る。ナンバーのプロセス処理が進むに従い、8ニブルストリングが右側の4ビッ
トを右端の次ぎのニブル位置に移行させる。この位置でのゼロ値がストリングの
終端を表示する。トークリストに記載したポートナンバーは以下のナンバーから
構成した;ポートナンバー=(ノード<<3)+(N-1)
6.0データ及び割込み 6.1 データ入力
入力データは、64Kビット(8000サンプル/秒)での入力MVIPバスを介しT
1インターフェースから転送される。直列−並列変換器がカッドポートRAMに
入力サンプルをデポジットする。受信制御レジスタ(値=01H)の先初期化(ホス
トによる)により、4つの256バイ
トバッファをアドレス0000Hに位置決めする。1つのカッドポートRAMが
ノードA及びBのためのバッファを収納し、他のカッドポートRAMがノードC
及びDのためのバッファを収納する。バッファ対はカッドポートRAM内部で交
互する。バッファは割込み発生時には自動的に切り替わる。外部ピンXF1が、
充満するバッファを表示するよう構成されている。XF1がトグルするに従い、
その現在状態がIOFレジスタのビット#7に反映される。IOFレジスタはM
VIP割込みに引き続き質問を受ける;TSTB128、IOF。このテスト結果により正
しいアドレスがバッファポインタにロードされる。6.2 データ出力
転送制御レジスタ(値=85H)の先初期化(ホストによる)が、4つの32バイト
バッファをカッドポートRAM内のアドレス0400Hに位置決めする。1つのカッ
ドポートRAMがノードA及びBのためのバッファを収納し、他のカッドポート
RAMがノードC及びDのためのバッファを収納する。バッファ対はカッドポー
トRAM内部で交互する。並列−直列変換変換により、データはこれらバッファ
から64Kビット(8000サンプル/秒)での出力MVIPバスに転送される。外部ピ
ンXFOが、転送されるバッファを表示するよう構成されている。XFOがトグ
ルするに従い、その現在状態がIOFレジスタのビット#3に反映される。IO
FレジスタはMVIP割込
みに引き続き質問を受ける;TSTB8、IOF。このテスト結果により、正しいア
ドレスがバッファポインタにロードされる。6.3 μ法則−直線変換
会議システムに入るデータは8ビットu255フォーマット(mulaw-psssqqq
)のものである。極性ビット(p)がナンバーのサインを決定する。sssは、ピー
スワイズ直線ロガリズム近似曲線のセグメントナンバーであり、qqqはセグメン
ト内部での量子化ナンバーを表す。μ法則データ(psssqqqq)から浮動小数点直
線への変換はテーブル探索により達成する。μ法則コードワードをテーブルイン
デクスとして使用する。6.4 直線−μ法則変換
この変換は以下のステップシーケンスに基く8Kテーブルへのインデクシング
により開始される。ナンバーは整数に変換される。μ法則極性ビット(p)を0
或は1にセットし、正負何れかのナンバーを表示させる。ナンバーはその絶対値
に置き換える。この絶対値にバイアスファクター33を加える。この値が819
2以上或は等値であればsss=7,qqq=Fである。そうでない場合、最も大き
い非ゼロビットのビットポジションが決定される。セグメントナンバー(sss)
はビットポジション−5に等しい。量子化ビンナンバー(qqqq)は、大きい非ゼ
ロ
ビットにすぐ続く4つのビットに等しい。ここのパートからμ法則コードワード
を形成する。転送前にコードワードを捕捉する。6.5 割込みサービスベクトル
マイクロプロセッサモードとは異なり、マイクロコンピュータ/ブーツローダ
モードではデュアル−ベクトリングスキームを使用して割込み及びトラップリク
エストサービスを行う。デュアルベクトリグスキームでは、直接割込みベクトリ
ングを使用するのでは無く、むしろブランチがアドレスに命令を出す。TMS3
20C31の、RAMブロック(アドレス00809FC1H)の最後の63の位置が割込み
命令及びトラップブランチ命令を含む形をとる。以下のコードセグメントを、ブ
ーツローダーオペレーションに先立つ位置に書込んだ。
6.6 MVIPデータレディ割込みサービスルーチン
“mvip”はMVIPフレーム割込みサービスルーチンである。コンテクストセ
ーブのために、この割込みサービスルーチンでは作業は実際には行われない。プ
ロセスループの開始時点でレジスターBK=0である限り、プラグラムは待機状
態である。割込みサービスルーチンがレジスターBKを、プログラム連続のため
の信号としての1にセットする。プログラム連続時はBKを0にセットする。μ
法則データを入力バッファから直接処理する。6.7 ノードメールボックス割込みサービスルーチン
“メールボックス”はノードコマンド処理用の割込みサービスルーチンである
。この割込みサービスルーチンがデュアルポートメモリ位置FCOFFFHでの
ホスト/DSPメールボックスを読み取る。メールボックス中のワードが、取る
べきアクションを表示する。7.0 ノードコマンド処理
ノードレベルでの幾つかのコマンド処理が必要である。現時点では初期化フェ
ーズを通してのオーダリープログレスを可能とするために主に使用される。シス
テム初期化中、ノードはループ内でホストからのメールボッ
クスコマンドを待つ。コマンドは、FFE(PC側からオフセットされたバイト
でのIFFC)位置でのデュアルポートメモリのホストDSPメールボックスを
介し入力する。ホストがメールホックスにコマンドを書込むとDSPが割込みさ
れる。DSPはメールボックスを読取りこれをコマンドハンドリング用の手続き
に分岐することにより、この割込みをクリアする。
コマンド アクション
0000H ノーコマンド
0001H ノードコマンドモード(将来使用)に入る。
0002H ブーツローダを呼出す
0003H 他プロセスとの同期及びチャンネルコマンドモードに入る。7.1 ブーツローダー呼出し
ホストは、先ずプロセッサをリセットしてブーツローダーを呼出す。これによ
り、デュアルポートメモリを経て入力ファイルが入力すると考えられる。デュア
ルポートメモリは限定サイズ(4K×16)のものである。ブーツローダーは全
入力ファイル転送のために必要なだけの回数、リエンターすることになる。ロー
ドするべきコードの第1のセクションは、割込みサービス分岐及び待機ループを
処理するノードレベルコマンドのためのコマンドインタープリターから成り立つ
。ブーツローダーエントリーポイントをアドレス0000Hから読み出し、位置
0809FC3HでのINT3割込み分岐フィール
ドに書込む。割込みINT2及びINT3が可能である。次のコマンドがブーツ
ローダー読み出し(0002H)である場合、DSPはCPU割込みフラッグレ
ジスタにビット#3をセットする。これが割込みを発生させ、この割込みにより
、通常はブーツローダーがIFをポールするところのエントリーポイントへの分岐
が生じる。これに続き、デュアルポートメモリからの転送に応答するブーツロー
ダーセクションが分岐される。各ブロック転送の完了後、コントローラーを再度
待機ループに戻す。7.2 TMS320C31プロセッサ同期
ブーツローダーの、これらブーツローダーノードでのオペレーションに続き、
各プロセッサを待機ループに分岐する。ホストは、メールホックスへの書込みに
より同期(0002H)コマンドを指令する。各DSPがメールボックス割出し
サービスルーチンに分岐し、このコマンドを回収する。これに応じてDSPが同
期手順に分岐し割込みを可能とする。各プロセッサが、そのトークビットバイト
内のビット#0をセットし且つ転送する。次の割込みに続いて各プロセッサが全
転送ビットを回収し、これらの転送ビットを、センダのノードナンバーに相当す
るレジスタビットポジションにプレースする。目標の包括的達成に至るまで全プ
ロセッサを反復する。8.0 チャンネルコマンド処理
ホストは、チャンネルコマンドフィールドにゼロ以外の数値を書込むことによ
りチャンネルにコマンドを伝達する。DSPがコマンドをデコードし、比(spec
ific)ソフトウェアルーチンを実行し且つチャンネルコマンドフィールドを、完
了を意味する0000Hにセットする。ホストはチャンネルコマンドフィールド
が0000Hの時にのみチャンネルにコマンドを書込む。コマンドプロセスエラ
ーが生じた時はDSPはチャンネルコマンドフィールドにFFFFHを書込み、
チャンネルエラーフィールドに数値を書込む。この場合、ホストは幾つかの補正
アクションを取る必要がある。8.1 記録音声データ
記録は、アナンシエータチャンネルによるμ法則データの転送と、カッドポー
トRAMを介してのディスクファイルへのエンタリングとを可能とする。プロセ
ッサがアナンシエータチャンネル上の記録開始コマンド(0003H)を受信す
る。デュアルポートメモリ常駐バッファが充満され、#0から交互にスタートす
る。バッファ充満に先立ち、DSPは先ずそのセマフォを捕捉し、また引き続き
、捕捉したセマフォを低アクティブにセットすべきである。ナルオペレーション
が完了すると、DSPはセマフォをリセットし、相当するデータバッファ準備値
をチャンネルイベントキューに書込み、ホストのメ
ールボックスのアドレスFCOFFFH位置にO×FFFFを書込む必要がある
。チャンネルがアナンシエータではない場合、ホストはエラーをコミットしたの
であるから、チャンネルコマンドフィールドにはFFFFHを書込む。エラー表
示値である0002Hをチャンネルエラーフィールドに書込む。ホストはプレイ
ストップコマンド(0002H)を指令し、プレーを終了する。8.3 トーン発生
トーン発生は、秒オーダー調波オシレータのレスポンスである単位サンプルを
再帰的に生産することによりソフトウェア的に実現する。
y〔n〕-(2.0*R*Cos(a)* y〔n-1〕+
(R*R)* y〔n-2〕=x〔n〕
a=(2.0*p*f)/F
f=トーン周波数、F-8000.0サンプル、秒、P=3.1415927、
R=1.0
オシレータの調子はタームyの係数により決定する。オシレーションの周波数
はアルファに依存し、一方ダンピングはRでコントロールする。Rは複素Z- 平
面での単位円から極点までの距離である。オシレーターでのRは1.0と等しく
、極点は使用する周波数の単位円の直上に配置される。サンプル生産はt=0を越
えての2つのサンプル期間から開始する。
t=2、 x〔n〕=0, y〔n-1〕=2.0*R* Cos(a)
生産したサンプルは−1.0及び+1.0の間のものであった。倍率による倍
増により、サンプルのパワーレベルを正しく合わせる。倍率はデシベル値として
DSPに提供される。使用に先立ち、直線倍率への変換を行なう。倍増サンプル
をμ法則に変換し、補足し、そしてチャンネルのカッドポートRAMバッファに
書込む。8.3.1 DTFMアクノリッジトーン
ホストは、有効DTFMトーン受信に応答し、チャンネルにDTFMアクノリ
ッジトーン発生コマンド(0007H)を指令する。シーケンス:{〔シングルトーン
-1477hz、200msec〕、〔シングルトーン -1447hz , 200msec〕}。8.3.2 会議参入トーン
ホストは新規の会議参加者の参入に応じ、全ての会議チャンネルに会議参入ト
ーン発生コマンド(0008H)を指令する。シーケンス:{〔シングルトーン -1209h
z、200msec〕}。8.3.3 会議退出トーン
ホストは、新規の会議参加者の退出に応じ、全会議チャンネルに会議退出トー
ン発生コマンド(0009H)を指令する。シーケンス:{〔シングルトーン -1633hz
、200msec〕。8.3.4 セキュリティ−オントーン
ホストは、議長が会議セキュリティオン(DTMF7)をトグルした時、全会
議チャンネルにセキュリティ−オントーン発生コマンド(000AH)を指令す
る。シーケンス:{〔シングルトーン -1209hz、200msec〕〔シングルトーン -1336hz、200msec
〕。8.3.5 セキュリティ−オフトーン
ホストは、議長が会議セキュリティオフ(DTMF7)をトグルした時、全会
議チャンネルにセキュリティ−オフトーン発生コマンド(000BH)を指令す
る。シーケンス:{〔シングルトーン -1209hz、200msec〕〔シングルトーン -1336hz、200msec
〕〔シングルトーン -1209hz、200msec〕。8.3.6 電話番号ダイヤル−DTMF発生
DTFM発生は、秒オーダーの調波オシレータから出力する倍増サンプルを合
計し、先に説明したように捕捉することにより達成する。オシレータ周波数は行
周波数及び列周波数:行周波数697,770,852,941列周波数1209,1336,1477,1633か
ら各1つを取る。DTFMオンタイム及びオフタイムをシステムパラメータとし
て指定する。ダイヤルすべきナンバーをホストがチャンネルデジタルアウトフィ
ールド(ASCII)にプレースする。ホス
トはチャンネルに電話番号ダイヤルコマンド(0005H)を指令する。アスキ
ーデジタルに相当するダブルトーンが、ポーズ分離状態にて1度に1回発生する
。1つの出力データが各サンプル期間を発生する。8.4.アクノーリッジ
ホストが、DSPノードが機能しているか否かを知りたい時、DSPのサービ
スするチャンネルにアクノーリッジコマンド(0006H)を指令する。可能で
あればDSPはコマンドフィールドをクリアすることで応答する。9.0 トーク
会議中、活動チャンネル内での発言権の割り当てを行う。9.1 トーク検出
発声スピーチ信号は非静止特性を示し、これがノイズとの識別の根拠となる。
発声スピーチ信号の簡略化モデルが、発声スピーチ信号を2つのランダムプロセ
ス:“エンベロープ”及び“キャリヤー”の積に平均化する。キャリヤーは30
0乃至400Hzの間に存在するスペクトルであり、帯域幅のずっと狭いエンベ
ロープでは0乃至50KHzである。単一極積分器を使用してチャンネルの活動
レベルを連続的に追跡する。積分器のカ
ットオフ周波数は、キャリヤーによるファインストラクチャを完全に除去すべき
ものである。積分器には当該チャンネルでの電流コーデックサンプルの大きさが
入力される。出力は入力信号の平均の大きさであると考えられる。この計算は会
議の平均の大きさを発生するための複合会議出力のためにも行う。
mk〔n〕 =(1.0-a)*mk 〔n-1〕+a*ABS(x〔n〕
a=0.01="フィルター時間定数"
((1.0- a)/a )=99=積分したサンプル数
チャンネルは、その音声データを放送するために会議トークリストに存在すべ
きである。トークリストへの採用のためには2つの条件を満足する必要がある。
チャンネルはその積分器出力がトークレベル域値(-35dBm)よりも大きい場合に
トーク中であると考えられる。
(1) mk〔n〕〉トークレベル=〉"トーク中"
上記の域値チャンネルは、その平均規模が会議の平均規模の1/3以上であれ
ば、会議のための候補者であると考えられる。
(2) mk〔n〕〉(m1〔n〕+m2〔n〕+m3〔n〕)/
3=〉"トークリスト候補者"9.2 トークリスト
各プロセッサは、トークリスト候補者放送のためのM
VIPバス用に予約した8つのビットを有している。1つのビットはプロセッサ
が応答可能なチャンネルの各々に対するシーケンシャルオーダーで予約される。
もしチャンネルが決められた基準を共に満足する場合、そのトークビットがセッ
トされる。各プロセッサがMVIPバスを通して放送のためにそのトークバイト
をカッドポートRAMに書込む。トークバイトは、次のサンプリング期間に於て
全てのプロセッサが入手することが出来るようになる。サンプル期間当たり1つ
のトークバイトが、ラウンドロビンシーケンシャルオーダーで処理される。各ノ
ードもまた、ノードナンバーに相当するシーケンシャルカウント変数を転送する
。このカウント変数が、どのノードのトークビットをこのサンプル期間に処理す
るかを指定する。最低アクティブノードのカウント変数が留意される。かくして
、この最低アクティブノードにより同期化が維持される。プロセッサがチャンネ
ル会議リストにアクセスし、候補者が何れの会議に属するかを判断する。トーク
バイトはトークビット転送テーブルへのインデクスとして作用する。相当するト
ークリストを、転送テーブルから除外したシーケンスナンバーをカウント変数(
ノードナンバー)と連結して形成したポートナンバーを使用して更新する。新候
補者をリストのトップに加えると現行メンバーはプッシュダウンされ、結局プッ
シュオフされる。もしプロセッサがリストからその1つのチャンネルを追加或は
除外した時は、その内部の情
報データストラクチャに於ける関連アイテムを更新すべきである。無音化された
、即ち現在のトークリストチャンネルはトークリスト要件に適合することは無い
。トークリストメンバーが話し中か或は話しを止めた場合、DSPはホストにこ
れを知らせる。DSPはChan_talkフィールドを1(トーク中)或は0(無音)
にセットする。9.3 放送
各DSPノードはそのチャンネル会議割り当て及び会議トークリストを使用し
て、何れのカッドッポートラム入力サンプルを合計し、倍増し、そして誰に放送
するかを判断する。もしチャンネルがトークリストに存在すると、その使用者の
スピーチサンプルは放送対象者としてはサンプル合計中に含まれない。音楽イン
ジケータをセットしたチャンネルには、音声データの代わりに音楽が受信される
。10.0音楽
会議参加者の誰にでも音楽を供給することが出来る。チャンネルデータストラ
クチャの音楽(CHAN_音楽)インジケータが“1”であれば、音楽入力タイムス
ロットからのデータサンプルが入力MVIPバスを通じてチャンネルタイムスロ
ットに経由される。11.0 記録/再生
チャンネルは、それが相当するMVIPタイムスロットがもし記録/再生タイ
ムスロットであれば、記録/再生チャンネルである。チャンネルデータストラク
チャのタイムスロットタイプフィールドは0005Hと等しくすべきである。記
録或は再生チャンネルは無生物ではあるが、実際には正規の会議参加者として扱
う。オペレーションのモードは無音(mute)状態に依存する。無音状態でなけれ
ばチャンネルはトークリストにアクセスし、会議参加者に放送することが可能で
ある。そうでない場合にはチャンネルは受け身のそして聞き役(記録)の会議参
加者を演じる。記録/再生チャンネルはデュアルポートメモリ会議キューにエン
トリーを置くことで会議に配属される。12.0 リンクライン
チャンネルは、それが相当するMVIPタイムスロットがもしリンクラインタ
イムスロットである場合はリンクラインチャンネルである。チャンネルデータス
トラクチャのタイムスロットタイプフィールドは0006Hと等しくすべきであ
る。リンクラインは2つのDCBに接続し、且つ音声データの転送を転送及び受
信することが出来る。リンクラインチャンネルは正規の会議参加者と同じに扱う
。13.0 DTMF検出
デュアルトーンマルチ周波数(DTMF)はプッシュボタン電話シグナリング
のための一般名称である。DTFMシグナリングによりチャンネルを別の手段で
DCBに繋げるようになる。有効DTMFデジタルには“0”=救援要請、“1
”=Q&Aキューへの追加、“#”=Q&Aキューからの除外、{"1"-"9"}=ポ
ーリングレスポンスが含まれる。DTMF検出は、会議出席者のチャンネルでコ
ンスタントに実施される。DTMF信号は、2つのシヌソイドを異なる周波数に
於て追加することにより発声する。これらの周波数は、メンバー4名が各々有す
る行周波数群及び列周波数群から選択する。行周波数は697、770、852
及び941ヘルツである。列周波数は1209、1336、1477そして16
33ヘルツである。DTMFトーンをデコーディングするにはトーン対を構成す
るメンバーを分離し且つ識別する必要がある。入力サンプルを、先に挙げた周波
数にセンタリングした8つの無限インパルスレスポンスデジタルレゾネータの平
行バンクに入力する。
yk〔n〕 (al*x 〔n〕+(a2*x〔n-1〕+
(b1*yk〔n-1〕)+(b2*yk〔n-2〕)
帯域幅=(0.03*F)+4.0
フィルター係数
周波数
各レゾネータにはその出力測定のための単一の極積分器が割り当てられる。
mk〔n〕=(1.0-a)*mk 〔n-1〕+a*ABS(y〔n〕
a=0.0119934
単一トーンのための積分器の出力の大きさは信号の実効値に近づく。行周波数
及び列周波数が夫々の群を支配した場合にDTMFデジタルが表示される。2つ
の周波数の大きさは、有効であるためには−30dBm乃至+30dBmの間に
入るべきである。積分器出力の大きさはその群の合計エネルギーの半分以上を表
すべきである。DTMF信号は2つの単一トーンが−30dBmを上回る限り発
生すると考えられる。こうした条件は、それ以降の試験に先立つ32ミリ秒に対
し有効であると予想される。これは、現在の合計時間について考慮する場合、観
察の回数と共に正しい判定の確率が増大する状態での反復試験として実行される
ことになる。トーン及びスピーチ間の統計的相違を使用してDTMF検出の確実
性を増大させる。ガンマ確率密度関数は、スピーチ振幅の確率密度関数に対する
良い近似法である。単一トーンの振幅確率密度関数は一様である。ダブルトーン
の振幅確率密度関数は、2つの一様な確率密度関数のコンボルーションであり、
従って三角形である。これらの統計的相違はピークファクターと称するファクタ
ーに現れる。ピークファクターは、幾つかの時限中の2乗和の平方根値に対する
ピーク振幅の比として定義される。時限は32マイクロ秒を選んだ。計算を簡略
化するために、2乗和の平方根値よりはむしろ平均振幅を使用した。ホワイトノ
イズ中に埋入したダブルトーンに対し得られた値はインタバルの範囲内のものと
なった;2.344−2.714。これとは対照的に、スピーチのピークファク
ター範囲は3.5−27.0となった。有効DTMFトーンは40マイクロ秒よ
りも長く、且つ域値は−30dBmを上回るべきである。各トーン間のパワー差
は8dBを越えるべきではない。任意のその他エネルギーは40マイクロ秒に対
しDTMFパワーよりも20dB小さくしそれにより、検出を保証すべきである
。新しいデジタルを検出した場合は、これをdsp/ホストチャンネルイヴェン
トキューにフォームxx02hに於て書込む。DSPはdsp/ホストメールホッ
クスのアドレスFCOFFFHにOXFFFを書き込むことによりホストに割り
込む。14.0 ボリュームコントロール
出力信号のエネルギーレベルは制御される。これは、ユーザーコンフォート及
びコンプライアンス基準に対する適合の双方のために必要である。14.1 システムワイドゲイン
システム−ワイドマルチプリケーティブゲインファクターが常に適用される。こ
のファクターの大きさは、16のバイナリー値(0000−1111)を有する
ゲインパラメータにより表示する。このゲインパラメータは、その各々が特定の
dB変化に相当してなる乗数を含むテーブルへのインデクスとして作用する。
ゲインテーブル
14.2 自動ゲインコントロール
複合された会議出力サンプルが各会議参加者に転送される。これらの出力サン
プルは自動ゲインコントロールか或は自動リミッティングを受ける。何れの場合
でも、必要な乗数は128の値を含むテーブルから読み取る。μ法則は会議の平
均規模と等しく、テーブルインデクスとして作用する。テーブルは、ポワーレベ
ル入力/宿力特性を、信号の大きさを含むものに変換することにより算出した。
Po=平均出力パワー
Pi=平均入力パワー
Mo=平均出力の大きさ
Mi=平均入力の大きさ
AGCファンクション
Po=-16.0+0.3*(16.0+Pi)
平均の大きさで
Mo=79.582009*Mi0.3
リミッティングファンクション
Po=-13.0+0.1*(13.0+Pi)
平均の大きさで
Mo=379.21491*Mi0.1
テーブルの値はMiのそれのMoのそれに対する比である。Miの値は直線値であ
り、μ法則の値である00Hから7FHに相当する。このテーブルから選んだ乗
数は会議の平均の大きさに於ける僅かの変化に応答してしばしば変化することは
無い。15.0 プログラムフロー
(1)割り込みを待つ
(2)必要であればパラメータを更新
(3)プロセスチャンネルコマンド(もしコマンドフィールドがゼロではない場
合)
(4)トーク検出
(5)DTMF検出
(6)音声の総数、音楽、アナンシエータの出力或はチャンネルに対する再生
(7)トークリスト更新
(8)サービス会議キュー16.0 リアルタイムオペレーション
TMS320C31DSPマイクロプロセッサは、各々デジタルシステム70
会議ブリッジを含み、アイテム15.0に項目化した全てのタスクを125マイクロ
秒毎に実行すべきである。システム運用の成功はこれにかかっている。ノード当
りのタスク(即ちチャンネルタイプ;会議出席者、アナンシエータ、オペレータ
、リンクライン、記録/再生)分布は、文献#14002082、“MVIPバス及び関
連する割当てのためのDCBテーブル”に項目化される。
序説
DCB−96は、第1リリースに於ける96ポートを特色とするオールデジタ
ル方式の音声会議ブリッジである。4つのT1トランクインターフェースがこの
96の会議ポートへのアクセスを提供する。デジタル信号処理により、要求スピ
ーチサンプルどうしを結び付け、これを会議に転送する。2つのアナログポート
がシステムに発展性、つまり別のDCB−96或いは組み込みLINXシステム60
へのリンキング性を提供する。オペレーターは8つのアナログポートを通して会
議をモニター出来、また別の会議参加者に音楽を送ることが出来る。このシステ
ムは、初期に於て3つのサイズ、24、48、72及び96ポートの形で入手す
ることが出来る。将来144ポートとすることも出来るが、最初の発売時点では
そうではない。
図1:DCB−96の機能ブロックダイヤグラム参照
図1はDCB−96の機能ブロックダイヤグラムを示している。ここに挙げた
コンポーネンツが会議スピーチのための信号路を提供する。会議が始まると、こ
れらのコンポーネンツは他のコンポーネンツが故障した場合に会議をサポートす
る。T1が電話ネットワークを通してのブリッジへのアクセスを提供する。スピ
ーチサンプルはMVIPバスのDSiセクション上を流れ、このDS
iセクション上で全てのカッドDSPボードにアクセスすることが出来る。デジ
タル信号プロセッサがスピーチを分析し、トーンを分析し、トーンを発生し、ス
ピーチサンプルを組合わせる。次で、DSPはスピーチをMVIPバスのDSo
セクション上に出力する。出力されたこれらのスピーチサンプルはT1カード及
び電話ネトワークを通じてリスナーに転送される。アナログボードが、システム
のオペレーターヘッドセット、音楽、再生&記録、他のブリッジへのリンクライ
ンへのアクセスを提供する。486プロセッサが、UNIXオペレーティングシ
ステムの作動、コードのQDSPボードへのダウンロード、会議のコントロール
その他を行なう。直列のカードが直接或いはモデムを介してのオペレーター端末
へのアクセスを提供する。モデムカードはリモートメンテナンスのためのもので
ある。
インターフェース仕様
以下に、システムに対するインターフェースでのハードウェアの仕様書を要
約する。ハードウェアの幾つかの特徴はファーストソフトウェアリリースに於て
はサポートされない。
*T1インターフェース
フレーム定格 8kH z
ビット定格 1.544MHz
フレーミングパターン D3/D4(12フレームパターン)或は
エクシーデッド スーパーフレーム(24フレームパターン)
スーパーバイザリーシグナリング ロブドビットA&B 或はA、B、C&D
ターミネーティングインピーダンス 100オーム
プラグ 8ピンモジュラープラグ
最大ケーブル長 655フィート
クロック 通常はネットワークより受信(+/- 130pp
m)、オプションで内部発生
*オペレーターインターフェース
音声 4ワイヤヘッドセット、6P4Wモジュラープラグ
24VDC最大、30mA最大
600オーム、〉30dBリターンロス
データ RS-232、DB25
*その他の音声インターフェース
リンクライン 4ワイヤ、6P4Wモジュラープラグ
記録/再生 600オーム、バランス式ドライコネクション
音楽 2ワイヤ、6P4Wモジュラープラグ
600オーム、バランス式ドライコネクション*警報
インターフェース
大アラーム 100V、1A定格の 2接触クロージャー
アンバー色LED表示
小アラーム 100V、1A定格の 2接触クロージャー
アンバー色LED表示
CPU LED 緑色LEDフラッシング
ローカルメンテナンスポート RS232、DB9
T1電話会議インターフェースボード
*T1アドバンテージ
アナログ2500セットインターフェースに代えてのT1電話インターフェース
により提供されるアドバンテージは以下の通り−−
・ 低ノイズ
・ アッテネーションが無い
・ 低コスト
・ 配線量が減少する
・ 電話チャンネル当りのパッケージングが高密度化
・ システムメンテナンスに対する警報がある
T1回路は通常、トランクインターフェースに対し拘束され、これがクイック
なコール接続及び断路、そしてANI及びDNISのような特徴を提供する。
*Mitel
DCB−96はMitel M89110デュアルT1カードを使用する。Mitel M891
10デュアルT1カードは2つのT1インターフェースを具備する48の電話トラ
ンク回路を提供し、それにより以下の特徴を提供する。
・ カード1枚当り2つのインターフェース
・ PCバスを通してのプログラム作製
・ エクステンデッドスーパーフレーム、D3/D4,或はSLC-96フレーミングオプション
・ 各トランクのロブドビット(割当てチャンネル)シグナリング、或は共通チャンネルシグナリング、
・ アラームの検出及び発生
・ ダイアグノースティックループバック
・ DSXラインイコライゼーション
・ タイムスロット相互交換能力を使用してのVIP インターフェース
・ テスト目的のためのハンドセットジャック
・ US及びカナダでの保証
(MITEL社もヨーロッパ向けのE1コンパチブルカードを販売している。E1
は30のスルーチャンネルを持つ32チャンネルシステムであるので、E1シス
テムの開発は自由である。)
*ハードウェアの説明
カードは2本の双方向T1ラインをサポートする。各T1ラインは、受取り信
号増幅、受取りビットストリームからのクロック信号回復、転送ビットストリー
ムの増幅及びシェイピングのためのラインインターフェースユニット回路を必要
とする。また各T1ラインはフレーム回路も必要とする。フレーム回路は24の
、8ビットパルスコード変調されたスピーチサンプルをフレームに集合させる。
フレーム回路は、必要であれば転送信号にフレームビット及びロブドビット信号
を追加する。フレーム回路はまた、受取り方向での処理を予約する。これら全て
のスピチサンプルはタイムスロットインターチェンジスイッチマトリクスを通し
て流れる。このマトリクスは、ATバスを通してプログラム化される。プログラ
ム化されると、スイッチが任意のT1タイムスロットをM
VIPバス上の任意のタイムスロットに反復的に接続し、或はタイムスロットを
、ATバスによるアクセスが可能なスイッチ内のデータメモリに接続し、或はタ
イムスロットを別のT1ラインに接続する。このスイッチの詳細は以下に詳しく
議論する。このカードの提供する48ポートキャパシティが、LINX製品を上回るボ
ードカウント低下24:1を提供する。
図2参照:T1関数ブロックダイヤグラム
ハードウェアセットアップ
T1ライン接続
トップコネクタ(J1)はトランクAであり、それよりも下方のコネクタガト
ランクBである。ラインの、図5に示す標準ジャンパーセッティングを生じ、テ
ーブル2に示すピン割当てを提供するボードをユーザーサイドに随意的に設ける
。
T1ラインイコライゼーション
出力は655フィートまでのケーブルをドライブすることが出来る。イコライ
セーションは0乃至655フィートの3ステップに於て提供される。このケーブ
ルイコライゼーションはDS60から、もしあればDSX−1交差接続パネルま
でのケーブル長さに対し提供される。(DSX-1、つまり交差接続パネルは、大
きな電話会社の修復設備であり、このDSX-1を使用しない場所が、サービスを
遠隔の施設に引き渡す境界点である。もしファーエンドが全ケーブル長さをイコ
ライズする場合は、0フィートの長さを使用してケーブル長をセッティングする
。)イコライザスイッチセッティングのためのテーブル3を参照されたい。
*PC割込み
割込みIRQ12はボードのP4(ヘッダP3のジャンパーはP4に移動する
)に於ける標準選択である。ボードはIRQ 3、4、5、6、7、0、10、11、12、1
4、15をオプションとして提供する。最初のT1ボードはヘッダP3のポジショ
ン6の選択した終端を使用すべきである。同一の割込みを使用するその他全ての
ボードはその位置からジャンパーを除去し、除去したジャンパーを、このジャン
パーの下方位置が、ピン6の位置でのヘッダのもっと高い位置のピンと接触する
ように再位置決めすべきである。これにより、オプションは選択されないが、将
来の再構成のために、ジャンパーは失われない。
*PCベースI/Oアドレス
最初のT1ボードはI/Oアドレス300を使用し、次のT1ボードはI/O
アドレス2300を使用する。
*MVIPバス
P1のポシション1、2、3、4がMVIPバスのための成端を選択する。こ
れらはMVIPバスの最後のボードにオプションされるべきである。そうで無い
場合にはジャンパーを、このジャンパーがヘッダのただ1つのピンと接触するよ
うに位置決めする。ソフトウェアオプション
*T1フレーミングチップセットアップ
フレーミングデバイス初期化のためのマスターコントロールワーズ及びパーチ
ャンネルコントロールワーズがある。各T1フレーミングチップに対するマスタ
ーコントロールワーズは2つある。マスターコントロールワード 1
このコントロールの特徴は以下のとおりである。
・D3/D4黄色アラーム--もしフレーミングパターンがD3或いはD4のと
き、フレーム条件のロスを受信した表示を戻す
・ロブドビット--ロブドビットシグナリングを可能とする
・ESF黄色アラーム--もしフレーミングパターンが拡張スーパーフレームの
とき、フレーム条件のロスを受信した表示を戻す
・外部コントロールピン
・8KHz出力セレクト−−チップがフレーム同期信号を出力し、一度にただ
1つのフレーマのみが可能とされる
・バイナリー8ゼロサプレッション--ワイドバンドデータ転送で使用する。
・トランスペアレントゼロコードサプレッションン--データ転送におけるゼロ
コード転送を停止
・デバウンス--受信したロブドビットシグナリングイ
ンフォメーションにおける6から9ms転送を除去するマスターコントロールワード 2
以下のファンクションをコントロールする
・メンテナンスモード--連続的にエラーを生じた12のFtビットの内4つのF
tビットが赤色アラーム、即ちアウトオブフレームアウトオブフレームを生じさ
せる
・CRC/MIMIC−アウトオブフレーム状況にあるフレームを捜し出すモ
ードを決定する
・SLC−96モードセレクト--リリース1では可能ではない
・リフレーム--高から低への変化が、フレーマをして再度フレームを捜し出さ
せる
・ESFセレクト--拡張スーパーフレームのためのセット;D3/D4フレー
ムに対するクリア
・1の全アラーム--1の全アラームを送る、青色信号
・DGループ--診断プログラムのために使用
・リモートループバック--T1ラインのファーエンドテスティングで使用
通常はマスターコントロールワード2はD3/D4フレームに対しては00で
あり、拡張スーパーフレームに
対しては10である。パーチャンネルコントロールワード 1
各チャンネルで3つのファンクションをコントロールする。
・データチャンネルイネーブル--ロブドビットシグナリングを無効化
・パーチャンネルループバック--1つのチャンネルをループバック
・極性--チャンネル内のビットを逆転通常、PCCW1は04である。パーチャンネルコントロールワード 2
ロブドビットシグナリングインフォメーションが含まれる。各チャンネルに対
するPCCWは1である。
*タイムスロットインターチェンジセットアップ
タイムスロットインターチェンジ回路は4つの256チャンネル、デジタルス
イッチから成立つ。即ち、デジタルスイッチチップがフレーマーをMVIPバス
に繋ぐもの;MVIPバスをフレーマーに繋ぐもの;コネクティフレーマーをフ
レーマーに繋ぐもの;MVIPチャンネルをMVIPチャンネルに繋ぐものであ
る。各デバイスを、256の入力と及び256の出力との間での必要な接続をセ
ットするべくプログラム化すべきである。
各スイッチデバイスは、チャンネル入力及びチャンネ
ル出力に接続することの出来る内部メモリをも含んでいる。ATバスは、このメ
モリを評価し、スーパーバイザリーシグナリングをコントロールすることが出来
る。メモリはコントロールワードによりバンクスイッチされる。従って、一度に
入手出来るメモリ部分は小さい。
図3:タイムスロットインターチェンジスイッチを参照されたい。コントロールレジスタ
コントロールレジスタは、A5ビットが0に等しいときはいつでもアクセスされ
、デバイスが選択される。コントロールレジスタは、どの直列ビットストリーム
をアクセス出来るかをコントロールし、またビットストリームにおける各チャン
ネルのためのバイトをコントロールする。コントロールレジスタには以下の4つ
のファンクションがある。
・ラインアドレスビット--コントロールすべき直列ラインを選択する
・メモリセレクトビット--以下の3つのバイト間での選択
・データメモリ
・コネクションメモリ 低
・コネクションメモリ 高
・メッセージモード--
・スプリットメモリ--1にセットした場合、データメモリから読み出し、コネクション
メモリロー(低)から書き出す。コネクションメモリハイ(高)
3つのパーチャンネルコントロールビットを有する。
・アウトプット解除(enable)--任意の所定チャンネル出力をトリステート可
能
・CSToビット--(スイッチ#3&4では未使用、1にセット)
・メッセージチャンネル--表示チャンネルでのデータメモリからのインフォメ
ーションを送るコネクションメモリロー(低)
通常、この出力タイムスロットのための入力コネクションを決定する。
・チャンネルアドレス--入力チャンネルをセレクト
・ラインアドレスビット--入力ラインセレクト
別法として、もしチャンネルがメッセージチャンネルを示した場合、このレジ
スタの内容を送る。
*フレーミングフォーマット
このボードが最も一般的な2つのフレーミングフォーマット−−エクステンデ
ッドスーパーフレーム或いはD3/D4をサポートする。D3/D4は最大の組
み入れベースであり、一方、新しいESFは新しいインスタレーションでは一般
的なものである。そうで無い場合にはシステムはフレームを見出せず、結果とし
て一定のアラーム状態となる。このオプションはマスターコントロー
ルワード2と、オフセットアドレス0C1Fのビット4にセットする。
図3のメモリーマップ参照。
*スーパーバイザリーシグナリング
DCB−96製品のリリース1が、チャンネル割り当てシグナリングを提供す
る。チャンネル割り当てシグナリングはロブドビットシグナリング或いはABビ
ットシグナリング或いはABCDビットシグナリングとしても知られている。リ
リース1はE&Mフォーマットシグナリングをサポートする。この場合、A ビッ
トがそうで無い場合にはリレーが送るところのインフォメーションを転送する。
A=0の時、チャンネルはアイドル状態である;A=1のときはチャンネルは生
きている。コールセットアップ期間中、トランジション−−ウィンクなどが発生
し得る。E&Mフォーマットシグナリングに対し、転送されたB、C、Dビット
はAビットと等しいものと定義する。受信ラインではAビットのみが読み取られ
る。シグナリング状態はPCCW、即ちパーチャンネルコントロールワードのニ
ブルに記憶する。これらはオフセットアドレス0C00からC1Ehの位置にあ
る。PCインターフェース
*割込み
T1ボードが割込みIRQ12を共用する。
*I/Oメモリマップ
各T1ボードはボード上のDIPスイッチのセットするユニークベースアドレ
スを有するべきである。ボード1は300h;ボード2は2300h、ボード3
は4300を使用する。このベースアドレス上の各ベースボードに定義されるメ
モリブロックは8つである。
*ロードアンドドライブ
データ、アドレス、リセット入力がバス上に0.1maロードを提示する。I
Ochrdy及びIOchwr入力がPCバスに対する20uaロードを提示する。ドラ
イブ能力は、4maであるIOchrdyのためのものを除き、24maである。
*アラーム
T1は赤色(アウトオブフレーム)及び黄色の2つの重要なアラームである。
らのアラームは、リポートによればポールすべき状態レジスタである。オプショ
ンボードにはLED或いはアラーム接点は設けられない。T1ラインに故障が生
じた場合は、受信エンドの端末が赤色アラームを発生し、ファーエンドに黄色ア
ラームを送る。別の状況を表す‘青色アラーム’は信号がアンフレーム(unfram
ed)のときに於てのみ検出され、これは赤色としてリポートされる。青色アラー
ム状態は、転送装置が転送するべき入力信号を受信しない場合の賦活信号として
発生される全部1のパターンである。青色信号を受信した場合は自分がアウトオ
ブサービス状態にあることが分かり、また問題が下流側にあることも分かるので
ある。顧客サービスユニット
このボードを顧客プレミス装置から公共電話ネットワ
ークに接続する場合には顧客サービスユニットが必要となる。施設内のT1ケー
ブル長さが655フィートを越える場合にもCSUが必要となる。CSUは外部
箱であり、
・6000フィートまでのケーブルをドライブし、
・130ボルト電力送給をターミネートし得、
・ループバックファンクションを提供し、
・会議ブリッジサービス時に‘キープアライブ’信号を提供し、
・クロック変動を許容するために必要なデータフバッァリングを提供する。認可
MB89110、T1ボードはUSA及びカナダに於てUL、CSA、FCC
、パート68、及びDOCCS03により認可された。このボードレベルでの認
可は、必要とされるシステムレベルを低くする。(MB89120、E1ボードはBABT条
件に対してUKペンディングとなっている。然しながら、このダム(dumb)
ボードを使用して、共通チャンネルシグナリングを有する多数のE1ラインをサポ
ートすることは未決定の問題である)
デジタル信号処理ボード
T1ボードはMVIPバスを介しカッドデジタル信号処理ボードと接続する。受
信ゲートアレーがMVIPバス
上の全ての256DSiタイムスロットを読み取り、これをバッファに記憶する
。これにより、これらのPCMタイムスロットを必要に応じてC31デジタル信
号プロセッサに対して入手することが出来るようになる。デジタル信号処理する
ことにより信号を検出し、トーンを発生し、会議チャンネルを合流させる。DS
Pがハードウェアにより予め提供されたコードに説明されたファンクションを提
供し、ファンクションに対する急速な変更及び追加を可能とする。コード、コマ
ンド、DSP割込みのためのホストそしてデータストラクチャの全てをデュアル
ポートRAMを通じて送る。全出力サンプルを転送バッファを通じPCMフォー
マットにて送る。転送ゲートアレーがこのバッファを参照メモリと共に読み取り
、DS0タイムスロット上のタイムスロットにプレースする。本システムの各ボ
ードにおけるTMS320C31プロセッサは4つである。
図4:QDSPボードファンクションブロックダイヤグラム参照
図5:DSBブロックダイヤグラムも参照。*MVIPインターフェース
T1ボードからの電話チャンネルが最初の6つのMVIPバスの一部を占有す
る;各T1は32チャンネルラインの最初の24チャンネルを使用する。チャン
ネル24から31は、オペレーターサービス、音楽、記録など
のために予約される。最後の2つのライン、DSi(6&7)はプロセッサ相互
通信のために予約される。
*受信
フィールドプログラム化の可能な256チャンネル上に受信した全てのインフ
ォメーションを2つのカッドポートラムに書込む。各RAMを2つのカッドポー
トラムに書込む。これが、各DSPプロセッサに全ての到来電話インフォメーシ
ョンへのアクセスを与える。このインフォメーションを二重バッファ化する、即
ち、新しいバスインフォメーションをメモリの1つのセクションに書込む間、プ
ロセッサがそれを別のセクションから読取る。RXコントロールレジスタが、使
用されたメモリ位置を判定する。
ボードは、最後の2つの受信ラインを転送DSo(6&7)に接続し、インタ
ー−プロセッサ通信を提供するためのオプションを提供する。このオプションは
リリース1では全てのボードに於て可能とされる。このオプションは、ビット1
をベースアドレスレジスタ内にセッティングすることにより運用する。
*転送
MVIPバスへの転送接続部が受信処理の逆転を試みる。プロセッサはスピー
チサンプルを、その各々がMVIPバスに於けるチャンネルを表す任意の32メ
モリ位
置に書込むことが出来る。ゲートアレーがこのインフォメーションを自動的に回
復し且つ参照メモリからのラインン割当てを実施する。しかしながらこの処理に
はブロッキングが含まれる;プロセッサが転送出来るのはチャンネル1のみであ
る。これがタイムスロット或はMVIPバスでのチャンネル割当てを複雑化する
。1台のプロセッサが転送し得るインフォメーションは、これら各インフォメー
ションが独自のチャンネルナンバー(0から31までの)を有する限りに於て、
32チャンネルまでである。
図6(付随するテキストでは“図5”として参照される)を参照。
PCは、システムが運転休止中の時、参照メモリにチャンネル割当のマップを
ロードする。この後は、カッドポートRAMからの読取りの都度、ゲートアレー
がロケーションを読取るのでメモリの内容は変化しない。各125usフレーム
に於て、ゲートアレーがカッドポートRAMの32のロケーション及び参照メモ
リの32のロケーションにアクセスし、カッドポートインフォメーションをバス
上へのプレースを試みる。もしこのチャンネルが未使用である時、各参照メモリ
の1つのビットを使用してこれを表示する。
*診断プログラムループバック
診断プログラムループバック回路をMVIPインター
フェース位置に設ける。SW1のポジション8がインターフェース位置でのクロ
ック接続部をコントロールする。オンポジションではクロックは33MHzボー
ドクロックから引出され、オフポジションではMVIPバスを使用する。
*DSP
各TMS320C31デジタル信号プロセッサは33MHzで運用される。こ
のプロセッサはコード及びデータスペースのための統計RAMを有する。カッド
ポートRAMはMVIPバスと通信するために使用する;二重ポートラムがPC
バスとの通信を提供する。ボード上の4つのプロセッサは直列ポートを通じての
相互通信が可能であり、或はカッドポートRAMを通じて兄弟(sibling)と通
信することが出来る。
*PCインターフェース
スイッチS1を使用して各ボードの10乃至300hの間にユニークなI/O
アドレスをセットする。標準セッティングをテーブル5及び6に示す。
ロード及びドライブ
カッドDSPはATバス上に0.6maそしてバスに対し254maドライブを
提示する。
文書の範囲
本文書はマルチリンクDSPプロセッサ或はMDPカードのためのデザイン仕
様書を意図している。本文書は5つのセクションと6つのアペンディクスにまと
められている。各セクションを要約すると以下の如くである。
セクション1
MDPカードの機能が説明され、MDPカードに於ける様々なサブセクショ
ンの概要が提示される。
セクション2
PCインターフェース及び共有メモリ回路インプレメンテーション並びに関
連するタイミングが説明される。
セクション3
代表的なT1320C31ベースのDSPノード回路が、関連するタイミン
グを参照して説明される。
各ノードに対するメモリ及びレジスタマップが説明される。
セクション4
PLD1及びPLD2を使用するMVIPインターフェースが説明される。
MVIP転送及び受信セク
ションのファンクショナリティの詳細が説明される。
序説
マルチリンクDSP1プロセッサ(MDP)はマルチリンクの、音声会議用途
に対する性能目的に合致させるべくデザインされる。MDPカードは、テキサス
インスツルメンツ社の4つのTNS320C31DSPノードを使用する分布処
理アーキテクチャをベースとするフルサイズのPC=ATカードである。MDP
カードはMVIPバス上で8つ(T1/CEPTライン)からの(音声)チャンネルデ
ータを処理するデザインとされる。このデザインにより、4つのDSPノードの
全てが合計で192/256の音声チャンネルにアクセスすることが出来るよう
になる。
図表1−1にはMDPセクションの種々のサブセクションの接続態様が例示さ
れる。DSPカードの各サブセクションの特徴の概要は以下の通り。
特徴の概要
PCインターフェース(セクション2に詳説される)
−フル16ビットPC−ATインターフェース
−I/Oマッピングレンジ0×100乃至0×3FF
−PC=ATのフル16メガレンジビットでのメモリマップ可能
−16K&32Kのウインドゥサイズがサポートされる
−ジャンパー選択性PC=AT割込み(IRQ3−IRQ15)
DSPノード (図表1−2参照、セクション3に詳説)
プロセッサ 33MHzテキサスインスツルメンツTMS320C31
−33MFLOPs
−16.67MIPS
−2K32ビット内部RAM
−64×32内部Cache
−16メガワードアドレシングレンジ
メモリ
4K×16デュアルポーテッドsram(PCと共用)
64K×32プライベートコードSFWM
(256R)に拡張可能)
(SIMMコネクタ)
インター−ノード通信
カッドポートRAM或はデュアルポートRAMを介してPC-HOSTにより
実現し得る。
MVIPインターフェース(セクション4に詳説)
MVIPインターフェースには以下の特徴がある:
*1MVIPインターフェースがPLDを受信
*1MVIPインターフェースPLDを転送
*PCと共用のデュアルポートレファレンス
*2つのカッドポートRAMが全てのDSPノードによりアクセス可能
序説
MDPカードはフル16ビットISA(PC−AT)使用に合致するべくデザ
インされている。MDPはPC−ATのフル16メガバイトアドレスレンジにメ
モリマップすることが出来る。
PCインターフェースが、PCのリセット、ラン、共用メモリウイィンドウを
介してのアップロードコード、4つの全てのDSPノードとの割込み及びデータ
交換を可能とする。このインターフェースにより、MDPカードはPCに於て独
自にI/Oマップ及びメモリマップされたものとなる。
カードの、I/Oデコード、メモリデコードそして割込み/コントロールを含
むPCインターフェースの主たるサブセクションを図表2−1に示し且つこのセ
クションのアペンディクスAに於ける図表を参照して説明する。
図7(付随するテキストでは“図表1−1”として参照される)を参照。
図8(付随するテキストでは“図表2−1”として参照される)を参照。
I/Oマップ
MDPはPC ホストプロセッサのI/Oアドレススペース中にI/Oマップ
される。MDPカードのI/OベースアドレスはスイッチS1の最初の6つのポ
ジショ
ンのセッティングにより決定する。図表2−2には、提案するI/Oベースアド
レスセッティングを示す。
MDPレジスタはPCアドレスラインA10、A11、A12及びA13とのい
関連に於てデコーダU7、9及びU10により実行されるデコードロジックによ
り、7つのグループベースアドレス内にまとめられる。このI/Oマップは図表
2−3に例示される。
図表2−3に例示する3つのファンクションBNI/Oマップ化したレジスタグ
ルーピングは以下の通りである。
a.PCインターフェースコントロールレジスタ(IOアドレスグループ0)
b.デュアルポートセマフォレジスタ(I/Oアドレスグループ1−4)
c.MVIPインターフェースコントロールレジスタ(I/Oアドレスグルー
プ5&6)
これら3つのグループはこのセクションに於て詳細に説明する。
メモリマップ
MDPは16K共用RAMウィンドウを提示する。この16K共用RAMウィ
ンドウはPC−ATの16MBレンジのどこにでもオープン或はクローズそして
ラップすることが出来る。メモリデコード及びコントロールファンクションはP
Cコントロールレジスタ、ベースアドレスレジスタ、ヴァーチャルモードレジス
タそして関連する制御ロジックにより実行される。これらレジスタのファンクシ
ョンはPC‐インターフェースコントロールレジスタ上のパラグラフに説明され
る。
PC‐インターフェース制御レジスタ(10アドレスグループ0)
レジスタのこれらグループのためのI/OマップはPBA13により低く選択さ
れ、そして図表2−5に示すようなU10により完全にデコードされる。これら
レジスタが、幾つかのI/Oレジスタに対するPCホストプロセッサの、共有R
AMアクセスパラメータの制御、ノー
ドリセット及び割込み制御のためのアクセスを提供する。
PC制御レジスタ(PCR)(R/W)U8、図表のシート2。
これはPCHOST制御された読取/書込みレジスタであり、C31プロセッサ
のリセット及びランを制御し、共用RAMウィンドゥを開閉し、またMVIPイ
ンターフェース制御ロジック(PLD1&PLD2)をリセットする。このレジ
スタは、パワーアップ時及びPCリセットによりクリアされる。このレジスタの
各ビットのファンクションは図表2−6に例示される。
ベースアドレスレジスタ(BAR)(R/W)U11、図表のシート2。
DSPノードデュアルポートのベースアドレス或はPCメモリ内のMVIPレフ
ァレンス共用RAMウィンドウがこのレジスタへの欠き込みによりセットされ且
つ使用可能となる。MVIPレファレンスメモリはデュアルポートRAMにより
陰影妨害(shadowed)される。意図された用途に於て、レファレンスメモリは初
期化中にPCホストによりアクセスされ、その後切り替えられ、‘shadow’に戻
る。ノードのためのデュアルポートRAMインターフェースが16ビットであり
、一方、MVIP転送ファンクションのためのデュアルポートレファレンスメモ
リが8ビットであることを銘記されたい。MVIPレファレンスメモリのフォー
マットはセクション4に更に詳しく説明される。
ベースアドレスは16Kのウィンドウサイズのインクレメント/オフセットとし
て選択するべきである。以下の図表2−7にその例を挙げる。このレジスタはパ
ワーアップに於てクリアされるがPCリセットによってはクリアされない。
例 BAR=80 PCベースアドレス80000に対して
BAR=A0 PCベースアドレスA0000に対して
バーチャルモードレジスタ(VMR)(図表のU13シート2)
このレジスタはMDPを1メガバイトインテルリアルモードレンジ上方の拡張
PCメモリ内にマッピングするために使用する。このレジスタはBARとの組み
合わせに於て、共用RAMウィンドウを、80236/803B6PCホストの
16メガバイトアドレスレンジのどこにでも位置付け出来るようにする。以下の
図表2−8に示すように、アドレスAD20からAD23はビット0−3内にプ
ログラム化する。
PCRE内のNVPMビットはこのレジスタの定義する保護モードアドレスを
賦活するようセットすべきである。
割込み制御
割込み制御ロジックが、PC−HOSTに各ノードが割込み出来るようにし或は
各DSPノードをPC−HOSTが別個に割込み出来るようにする。両方向での
割込みの発生は、固定の2つのメールボックス位置(ホスト側からオフセットし
たFFE及びDSPノード側からオフセットしたFFF)への書き込みにより実
行される。
PCからDSPへのノード割込み
各デュアルポートRAM(U29、U35、U42、U48)の右手ポートに対するアクセス
を有するPCが位置FFE(PC側からオフセットしたバイト内の1PFC)に書
き込みし、これが、左手ポート(INTL)に割込みを発生せしめる。全てのD
PPRAMのINTL割込み出力は、各DSPノードの/INT1入力に接続さ
れる以前にPALsU17及びU18により同期化される。DSPノード配置F
FEを読取ることによりこの割込みをクリアする。
PC割込みに対するDSPノード
デュアルポートRAMの左手ポートに対するアクセスを有する各DSPノードが
、位置FFFへの書込みにより、PCに対する割込みを発生する。これにより、D
PRAMの右手側から割込みが発生せしめられ、このINTR割込みライン(N
DXINT)がU16に送られる。U16は、PCに対する全ノード割込みのO
R及び選択したIRQラインの駆動を司る。PCは、DPRAM内の、ポーリン
グソフトウェアの定義するパラメータを使用してノード割込みソースを判断する
。割込みラインが‘ワイヤード−OR’配列を通して共用され得ることから、P
C−HOSTはシステムに於ける全てのDSPカードのDPRAMをポーリング
することにより、割込みソースを判断する。
PCは、適宜のDPRAMに於ける位置FFF(オフセットバイトに於ける1F
FE)を読取ることにより、各ノード割込みをクリアする。PC−HOSTに対
する割込みレベルは、J1(図表のシート2)でのIRQs3、4、5、9、1
0、11、12或は15の中からジャンパー選択することが出来る。
ノードセマフォレジスタ(IOアドレスグループ1−4)これら8つのレジスタ
は、図表2−10に示したようなPC−HOSTアクセスのためにIOマップさ
れた各デュアルポートRAM内に位置付けられる。各レジス
タへのデコードダウンは各DPRAM内で実行される。これらのレジスタは、左
側ポートからDPRAMにアクセスする各DSPノード内にメモリマップされる
。
各ノードのためのグループベースアドレス(PCサイド)は以下の如くである:
ノードA−2000+ ボード I/Oベースアドレス
ノードA−2400+ ボード I/Oベースアドレス
ノードA−2800+ ボード I/Oベースアドレス
ノードA−2000+ ボードI/Oベースアドレス各C31ノードセマフォレ
ジスタアドレスは以下の通りである:
レジスタ 0 B00000
レジスタ 1 B00001
……………………
レジスタ 7 B00007
ノードA及びセマフォレジスタ1での例
C31ノードAが、0からB00001の書込みにより
セマフォレジスタ1のセットを試みる。
もしC31がバック0を読取る場合は、C31が制御部を有している。
もしC31がバック0xffを読取る場合はPC1が制御を有している。
PCが、0からI/Oアドレス0x2002+ボードベースアドレスの書
き込みによりセマフォのセットを試みる。
もしPCがバック0を読取る場合は、PCが制御を有している。
もしPCがバック0xffを読取る場合はC31が制御を有している。
セマフォレジスタをリリースするためには、C31或はPCrustが各アドレスに
1を書込む。
MVIPインターフェース制御レジスタ(ioアドレスグループ5&6)。第3の
I/Oデコードグルーピングは、PLD1(U52)内のMVIP受信制御レジ
スタ並びに、PLD2(U50)内のMVIP転送レジスタのためのものである
。各グループベースアドレスのために8つ(8ビット)までの独立したレジスタ
を各PLD内でデコードする。これらのレジスタは図表2−11及び2−12に
リストアップする。個々のレジスタのファンクションはセクション4に詳説する
。
セクション3 DSPノード
序説
MDPカードの処理パワーは4つのDSPノードにより提供される。各DSPノ
ードのためのメインビルディングブロックは、33MHzテキサスインスツルメ
ンツ社のTMS320C31DSP(RISC)プロセッサ、アドレスデコーダ
/待機状態発生機、256Kバイトまでのプライベート(コード)統計RAM、
4K×16デュアルポートRAMそしてカッドポートRAMにより提
供される。C31が、受信及び転送ファンクション双方のための共用メモリイン
ターフェースを介してMVIPにアクセスする。図表3−1には、DSPノード
の各ビルディングブロックの構成を例示する。これらビルディングブロックは各
々、図表のシート3に位置付けたノードAを参照して、本セクションで詳しく説
明する。
図9(付随するテキストでは“図3−1”として参照される)参照
TMS320C31プロセッサ
TMS320C31は132ピンのプラスチックガードフラットパックにパッケ
ージされたC30プロセッサの低コストヴァージョンである。以下はその特徴の
概要である。
*64×32バイトキャッシュ
*2つのIK内部RAMブロック
*アドレシングレンジ:16Meg
*データバス:32
*1データコントローラ、2タイマー&直列ポート
アドレスデコーダ&待機状態発生機
各ノードに於けるメモリアドレスデコードファンクションは、5nS,16L8
PAL(例えば図表のU30ノードAシート3)により実行される。このPAL
は、速度条件に合致し得る基準デコーダが現在存在しないことから選択された。
もっと遅いコード及び周辺メモリにアクセスするためには、待機状態発生機を、
16V8GALを2つのポジションジャンパー(J3及びU28ノードA)と組
み合わせて使用することにより実施する。待機状態を主張(assert)するために
、このGALの出力をデコーダPAL(U30)に送る。デコーダPALは、C
31のレディ入力に接続されたレディ出力を有する。ノードAのためのメモリデ
コード図表は図表3−2に例示される。メモリマップの結果を図表3−3に示す
。
ライベート(コード)RAM
EC0000からEFFFFの間にスペースマッピング
した、256Kまでの32ビットプライベートコードを各C31プロセッサのた
め入手することが出来る。64K×32RAMSIMMモジュールを使用する場
合、これらモジュールはEC0000からECFFFFからマッピングする。使
用したSRAMモジュールの速度が、プライベートRAMコードへのアクセスの
ために待機状態を主張べきか否かを指令する。(45NSのSRAM速度が1つ
の待機状態を要求し、25nSのSRAM速度は待機状態を要求しない)このR
AMCに対する31待機状態アクセスを図表3−7に例示する。
デュアルポートRAM(ブーツ&インターフェース)
(U29,U35,U42,U48)
デュアルポートRAMは、各DSPノードのブーチング及びコード及びデータを
PC−HOSTと交換するために使用する。
このアプリケーションのためにIDT7024が選択された。IDT7024は
、アービトレーション制御、セマフォレジスタ及び割込み発生用メールボックス
レジスタといったフィーチャーを含む。アービトレーション制御フィーチャーは
、‘話し中アドレス’へのアクセスを試みる任意のデバイスをホールドオフする
ためのBUSY出力信号を主張する。メールボックレジスタ位置は、DSPノー
ド及びPCによって、相互割込みのために使用され得る。この割込み図表の詳細
な説明はセクション2に提供される。
カッドポートRAM
2つのIDT7052 2K×8ポートSRAMがあり、これらが2つのDSP
ノードの各々により共用される。カッドポートRAMが、共用されたRAMイン
ターフェースをMVIPインターフェース回路に提供する。各DSPノードは受
信したMVIPデータを読取り且つ処理し、MVIPインターフェースによって
転送されるべきデータを出力する。
このカッドポートRAMはアドレス衝突を防止するべくアービトレーション(ar
bitration)ロジックはフィーチャーしない。データの完全性は、アプリケーシ
ョン(プロトコル)コードが保証する。MVIPインターフェースと関連しての
カッドポートRAMのファンクションをセクション4に説明する。各ノードのた
めのカッドポートRAMは図表3−4に例示する。
序説
MVIPインターフェースは、直列入力ラインからMVIPバスデータを受信
し、MVIPデータをMVIP直列出力ライン上に伝送することを含む2つの基
本的機能を遂行する。
受信MVIPデータは、フォーマット化され、DSPノードによる処理のため
カッドRAM受信バッファに記憶される。送信されるべきデータは、NVIP直
列出力バス上に伝送のためフォーマット化される。図表1−1に例示されるよう
なNVIPインターフェースの機能ブロック図については、概略のシート7およ
び8を参照して機能的に説明する。
MVIP受信インターフェース(U52,シート7)PLD1(Actel-1020)内
の機能ブロックの編成は、図表4−1に例示されている。この装置内の主機能ブ
ロックは、PC−ホストインターフェース、制御ロジックおよび直列−並列コン
バータより成る。
PC−ホストインターフェースは、この回路の状態を構成、監視するため3レ
ジスタにアクセスできる。これらのレジスタは図表4−2および4−3に例示さ
れている。
受信制御レジスタの機能は図表4−2により例示されている。「RUN」ビット
(1状態にあるとき)は受信インターフェースのイニシャライズとスタートを司
る。「Addr10」ビットは、アドレス10ラインのレベルを選択する。これは、Q
PRの1Kバイトブロックが書き込まるべきことを決定する。このレジスタのビ
ット3はリードオンリーであり、アドレスライン9の状態をQPRに提供する。
この「Ping-Pong」ビットの状態は、MVIP受信回路により現在書き込まれつ
つある256-バイトブロックを指す。
STAT1は「ADDRESS」ラインの状態をそれぞれ指示する。「CLKSEL」ビットは、
SELECTラインをPAL U55に駆動し、クロックマクシング関数を制御する。
受信およびクロック状態レジスタは、診断目的に使用され、それぞれのライン
の状態を監視する。「オープン」および「スタック」ラインのような異常ライン
状態は、これらのレジスタを読むことにより検出できる。
テストモード
「Test Mode」ビットは、伝送および受信MVIPインターフェース両者の機
能性を試験するため、局部的テストバスループパスをイネーブルする。テストモ
ードは、4つの全伝送MVIPラインをMVIP受信機に接続する。MVIP受
信機内において、これらのループバック受信ラインは、ライン0をライン4に、
ライン1をライン5に、ライン2をライン6に、そしてライン3をライン7に接
続することによって「二重化」される。ループバックラインのこの二重化により
、8つのラインに対するすべての直列−並列変換ロジックを試験することが可能
となる。(対応する受信データは受信バッファにおいて二重化されることに注意
されたい。)
MVIP受信バッファ編成
MVIP受信バッファの編成は図表4−4および図表4−5に例示されている
。図表4−4は、アドレス位置0から始まる256バイトブロックにおける受信バ
ッファの編成を例示している(受信制御レジスタにおいてアドレスビット10は0
にセット)
受信データのバイト基準の編成は図表4−5に例示されている。テストモード
において、上述の「テストモード」により説明したように、バイト0〜3はバイ
ト4〜7により二重化されることに注意されたい。
タイミングおよび制御ロジック
この状態マシンは、基本的タイミング、マクシング、アドレス生成(RAD0-RAD
10)、書込みストローブ、状態ライン動作を司る。この回路ブロックは、受信デ
ータを二つのカッドポートRAMU53およびU54に並列に書き込むことを司
る。各フレームの受信ブロックは、2つの256バイトブロックに交互に書き込ま
れ、全C31のXFO入力に接続される状態線(PING)は、「現在」受信バッフ
ァを指示するように切り替わる。
MVIP伝送インターフェース(U52,シート7)
装置内の機能の構成は、図表4−6に例示されており、受信インターフェース
デバイスの反対である。主機能ブロックは、PC−ホストインターフェース、制
御ロジックおよび並列−直列コンバータを含んでいる。
PC−ホストインターフェース
このインターフェースは、伝送インターフェースを制御し監視するため、図表
4−5に示される一つの制御レジスタより成る。図表4−5に例示されるような
伝送制御レジスタは、受信セクションにおける対応するものと同様に機能する。
並列−直列コンバータ
この回路は、MVIPバスへの出力のためバイト並列データをビット直列デー
タフォーマットに変換することを司る。この機能のためのロジックは、受信回路
の逆である。
制御ロジック
この回路はアドレスを生成し、カッドポート(伝送バッファ)および「ステア
リング」または基準二重ポートRAMからの二つのデータフェッチを遂行する。
伝送制御レジスタ
このレジスタはPCホストにより適当にイニシャライズされねばならない。
このレジスタは、パワーアップ時にオール「0」にクリヤされる。「1」の値
は活動状態を指示した。ビット0、すなわち「RUN」ビットは、伝送「状態マシ
ン」を始動または停止するのに使用される。「Test Mode」ビットは、アクティ
ブのとき、MVIP受信PLDに対する4つの「Test Output」ラインフィード
バックをイネーブルする。「MMaster Output Enable」ビットは、MVIPバス
を駆動するように伝送MVIP出力をイネーブルする。このビットは「Test Mod
e」において非アクティブであるが、通常動作においてはアクティブでなければ
ならない。「Addr6」ビットはリードオンリーであり、そしてこれはアドレス6
ラインの状態を示す。このビットは、MVIP伝送状態マシンが「RUN」モード
にあるとき切り替わる(トグルされる)。このレジスタのビット4〜7は、カッ
ドポートRAM内にMVIP伝送バッファのベー
スアドレスを位置づけるのに使用される。
MVIP伝送バッファメモリ編成
MVIP送信機は、データ源として二つのカッドポートRAMを使用するが、
これは8つのMVIPバス出力直列ストリームのいずれかにルート設定できる。
チャンネル基準で出力ルート設定情報を提供する二重ポート基準メモリは、次の
セクションに記述してある。
各カッドポートRAMの伝送バッファセクションは、図表4−8に示されるよ
うに4つの32バイトバッファ領域に仕切られる。伝送バッファは、MVIP伝
送制御レジスタ(図表4−5)内のアドレス線7,8,9および10をプログラ
ムすることによって、16の128バイト境界のいずれの上でも位置づけできる。
MVIP送信機は、フレーム基準で、バッファスタートアドレス(図表4−8
において0および40Hを交互に伝送する(「ping-pong」)。伝送制御レジスタ
のビット3は、PCにより読み取られるとき、現在伝送バッファを指示する。「
ping-pong」伝送状態は、各C31プロセッサのXFOフラグピンに接続される
アドレスライン(TAD6)により表わされる。各ノードプロセッサは、それゆ
え適当な伝送バッファを追跡しそれに出力できる。
伝送バッファの32バイトの各々は、8つのMVIPバス線の各々上に利用可
能な32の時間スリットに対応している。MVIP伝送基準メモリの内容は、ど
の時間
スロットおよびラインが駆動されるべきかを決定する。
ホストアプリケーションソフトウェアは、VENIX/3863.2下で欄するここのプロ
セスよりなる。このオペレーティングシステムは多数の理由で選ばれた。すなわ
ち、UNIX標準 VENIX歯標準的AT&TシステムVインターフェースしように一致す
る(それらはAT&Tのソースライセンスである。
MVIP伝送二重ポート基準メモリ
この二重ポート基準RAMは、PCおよびMVIP伝送制御ロジックの両者に
よりアクセス可能である。このステアリングメモリは、図表4−11に示される
ように各チャンネル(「transmit byte time slot」)に対してイニシャライズ
されるべきである。
二重ポート基準メモリは、以下の図表4−9に示されるように二つの32バイ
ト基準バッファに仕切られる。この基準バッファは、基準メモリ内において位置
0に固定される。この基準メモリの適当な設定により(PCホストからの)任意
のDSPプロセッサからのデータは、
8つの出力MVIPラインの任意のものの任意のチャンネル(タイムスロット)
に向けることが可能となる。基準メモリの各バイトのビットフォーマットが図表
4−10に示されている。
基準メモリ設定例
PCホストから見たTX MVIP基準メモリに対する充填パターンの例が以
下の図表4−11に例示されている。第1の32バイト(0〜1FH)に対する98H
の値は、ノードAおよびBに対する(カッドポートRAMに基づく)伝送バッフ
ァの出力をMVIPライン0および
1にそれぞれ向ける。バイト20H〜2FHのBAHの値は、ノードCおよびDに対する
伝送バッファの出力をMVIPのライン2および3にそれぞれ向ける。
基準メモリを適当に設定することによって、伝送バッファからの任意のバイト
を8つのMVIP伝送ラインの任意のものの任意のチャンネル(タイムスロット
)に向けることができる。
1.ホストソフトウェア環境
ホストアプリケーションソフトウェアは、VENIX/3863.2下でランする個々のプ
ロセスより成る。このオペレーティングシステムは多数の理由で選ばれた。すな
わち、
UNIX標準 VENIXは標準的AT&TシステムVインターフェース使用に合致する(
この社はAT&Tのソースライセンスである)。これにより、本発明者のソフトウェ
アは、工業標準(SVI
D)に一致させることができる。また、本発明者は、もしも必要ならば将来「シ
ュリンクラップド(完全適合)」ソフトウェアを追加することが可能となる(す
なわち、データベース、X−ウィンドーズ支援)。
ネットワーキング VENIXは標準TCP/IPおよびNFSの実施を支援する。これは、
両者とも開発ツールとして使用でき、将来の応用のためソフトウェアに合体でき
る(すなわち、マルチプルブリッジと通信し、それを監視する)。
実時間 VENIXは予め空にし得る核を有する。このように、本発明者のソフ
トウェアは実時間外部事象に適当に応答し得る。2.データ流れ図
添付のデータ/制御流れ図を参照3.プロセス間通信
これは「メッセージ駆動」システムである。各プロセスには、入力メッセージ
キューが割り当てられる。もしもプロセスが寝ていれば、メッセージの受信はプ
ロセスを目覚めさせる。メッセージ送出/受信は、プロセス間のメッセージ通過
のための標準UNIXガイドラインに従う。
3.1標準メッセージフォーマット
ソースプロセスID
どのプロセスがメッセージを送ったかを識別する。各プロセスには
特定の「プロセスID」が割り当てられるが、これは他のすべてのプロセスによ
り認識できるものである。これらのIDはイニシャライズ時に割り当てられ、UN
IX PIDと同じではない。
優先性 普通または高。優先メッセージは、デスティネーションプロセスキ
ューにおいて普通優先メッセージより前におかれる。
タグ 0=このメッセージには応答は必要とされない。Nonzero=動作の
完了の際(例えばディジットがうまくダイヤルされた)REPLYが予測される。こ
のタグ番号はREPLAYメッセージに含まれるであろう。このように、送出プロセス
は、どのメッセージが確認されつつあるかを知る。
メッセージ メッセージIDの高バイト
タイプ CF_COMMANDは、このメッセージを低レベル命令として識別し、1チ
ャンネルまたはチャンネルリストに対するある動作を開始する。
CF_EVENTは、このメッセージを非同期事象(すなわちT1ライン捕捉
)により発生されるものとして識別。
CF_REPLAYは、このメッセージを命令に対す
る応答(すなわち、ダイアルディジット完了)として識別。
CF_GENCMDは、このメッセージを一般的会議に対する動作を開始す
る。
CF_HLCMDは、このメッセージを高レベル命令として識別する。これ
らの命令は普通複数の低レベル命令に変換される。
CF_APPCMDは、このメッセージをアプリケーションレベル命令とし
て識別する。これらの命令は、普通、全会議(またはシステム)を特定の動作状
態に入れる。
メッセージ メッセージIDの低バイト。これは実際のメッセージを識別する。
wParam パラメータワード。用途はCMDフィルド内の値に依存する。
1Param パラメータ長。用途はCMDフィールド内の値に依存する。
データ 任意データフィールド。用途はCMDフィールド内の値に依存する。
3.2 会議メッセージ
下記はメッセージ記述のリストである。以下の規則が当てはまる。すなわち、
「チャンネル」は、論理的チャンネル番号(LCN)に言及する。LCNは、それらを
処理する種々のプロセスにより
MVIPスロットに変換される。LCNは、16進数として表現される(0-255)。
DIGITDETAは、DTMFデジットを含むデータ構造に言及する。これは、0終了のASC
IIディジットストリング(0〜9,A〜F)である。
CHANDATAは、LCN リストを含むデータ構造に言及する。これはa〜lにより終了す
る一連のLCNである。
3.2.1 低レベル命令メッセージ
Disconnect Out
記述 ラインを物理的に切断(オンフックに移行)。データベース更新なしデスティネーションプロセス
T1ハンドラ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_DISCONNECT
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
Seize Out
記述 ラインを捕捉(オフフックに移行)。この命令がダイアル送出前に発せら
れると、ラインはオフフックとして働く。この命令がSeize In事象に応答して発
っせられると、ラインに応答する。デスティネーションプロセス
T1ハンドラ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_SEIZE_OUT
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
Fault Line
記述 この命令は「トグル」命令。これが送られる最初の時点にT1ラインをラ
インフォールトアウト(障害として除去)する。これは、このライン上に「Seiz
e out」状態を引き起こし、オフフックに移行すると思われる。この命令が送ら
れる次の時点に、ラインはオンフックにおかれる。デスティネーションプロセス
T1ハンドラ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_FAULT
wParam −
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
Hookflash Out
記述 ラインにフックフラッシュを開始。デスティネーションプロセス
T1ハンドラ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_HOOKFLASH
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
Mute Line
記述 この命令は「トグル」命令である。この命令は、特定のラインの「マウス
ピースを」を会議の残りの線の「イヤピース」に、あるいは「イヤピース」から
接続あるいは切断する。デスティネーションプロセス
DSP命令プロセッサ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_MUTE
wParam −
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
Gain
記述 この命令は、ラインに対して自動利得制御装置をターンオンまたはオフす
る。デスティネーションプロセス
DSP命令プロセッサ
メッセージタイプ CF_GAIN
メッセージ CMD_GAIN
wParam On/Off flag
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
Put Line Into Cobference
記述 この命令はラインを会議に入れる。これは、会議中であった先行の会議か
らラインを自動的に除去する。これは、本質的に、このラインの「イヤピース」
を、特定の会議内のすべての他のラインの
「マウスピース」に接続する。もしもラインが消音されていなければ、このライ
ンの「マウスピース」を特定の会議内のすべての他のラインの「イヤピース」に
接続する。同様にこのライン上に音楽を演奏してよい。音楽が演奏されると、チ
ャンネルは自動的に消音される。デスティネーションプロセス
DSP命令プロセッサ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_PUT_INTO_CONF
wParam Music On/Off flag
lParam 会議番号
データ CHANDATAチャンネルリスト
Play Tone
記述 この命令は特定のトーンを特定のチャンネルに発生する。デスティネーションプロセス
DSP命令プロセッサ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_PLAY_TONE
wParam トーン ID
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
Play Announcement
記述 この命令は特定のディジタル化ボイスメッセージを特定の告知チャンネル
にプレイする。デスティネーションプロセス
Annunciator
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_PLAY_ANNUN
wParam メッセージ番号(特定のファイル名に予め定められている)
lParam −
データ 告知装置チャンネル番号:メッセージがプレイされる専用の告知装置チ
ャンネルを特定する。このメッセージを聴くべきラインは、このチャンネルと会
議状態に予めおかれていなければならない。
ファイル仕様:プレイされるべきディジタル化ボイスを含むファイルの
UNIXファイル名(パスを含む)を完成すること。
モード:単一プレイまたは連続プレイ。連続プレイは、Stop Announcem
ent命令が発せられるまでメッセージを反復的にプレイせしめる。
Record Announcement
記述 特定の告知装置チャンネル上のディジタル化ボイスメッセージを記録。St
op Announcement命令が受信されるまで、あるいは継続時間が経過するまで記録
。デスティネーションプロセス
告知装置
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_RCORD_ANNUN
wParam メッセージ番号(特定のファイル番
号に予め定められている)
lParam
データ 告知装置チャンネル番号:メッセージを記録するのに使用される専用の
告知装置チャンネルを特定。ボイスメッセージ(普通オペレータ)を「話してい
る」ラインは、このチャンネルと予め会議状態におかれていねばならない。
ファイル仕様:記録されているディジタル化ボイスデータを受信するフ
ァイルのUNIXファイル名を完成すること。ファイルが存在すれば、上書きされる
。そうでなければ創成。
継続時間:メッセージの最大継続時間(秒)
Stop Announcement
記述 特定の告知装置チャンネル上におけるディジタル化ボイスメッセージのプ
レイまたは記録を停止。これは、そのチャンネルに対してAnnouncement Done事
象メッセージをトリガする。デステイネーションプロセス
Annunciator
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_STOP_ANNUN
wParam 告知装置チャンネル番号
lParam −
データ −
Dial DTMF Digits
記述 特定のライン上にDTMFディジットをパルス出力。デスティネーションプロセス
DSP命令プロセッサ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_DIAL_DTMF
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ DIGITDATAディジットストリング
Start Timer
記述 タイマーをスタート。特定の継続時間が経過したら、送出プロセスは、特
定のタグ値を含むTimerConplete事象メッセージを受け取る。複数の異なるタイ
マー(TBD)を同時にランさせてよい。もしもプロセスが複数のタイマーをラン
させることを必要とすれば、タイマーは各々異なるタグ値を含まねばならぬ。デスティネーションプロセス
タイマー
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_START_TIMER
wParam auto-repeat flag
lParam 継続時間(100msインクリメント)
TAG タグ値:Timer Complete事象メッセージの受信でどのタイマーが完了した
かを知るために、送出プロセスはこの値を割り当てる。
データ −
Stop Timer
記述 特定のタイマーをストップ。もしもタイマーの継続時間が経過する前にこ
のメッセージが送られると、このタイマーに対してTimer Complete 事象メッセ
ージは送出されない。デスティネーションプロセス
タイマー
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_Stop_Timer
wParam −
lParam タグ値(Start Timer メッセージに特定されたものに一致)
Get T1 Statics
記述 T1回路網管理統計データの現在の設定を得る。
これらの値は、統計データがリセットされた最後
の時点から収集された累積データより成る。デスティネーションプロセス
T1ハンドラ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_GET_T1_STATS
wParam スターティングラインか?(またはT1スパンか?)
lParam エンディングラインか?
データ T1回路網統計データ(フォーマット TBD)
Reset T1 Statics
記述 T1回路網管理統計データをリセット。デスティネーションプロセス
T1ハンドラ
メッセージタイプ CF_COMMAND
メッセージ CMD_RESET_T1_STATS
wParam スターティングラインか?(またはTIスパンか?)
lParam エンディングラインが?
データ −
3.2.2 非同期事象メッセージ
Seize In
記述 この事象メッセージは、到来ライン捕捉が検出されたとき(すなわち特定
のライン上で誰かがダイヤルしたとき)送出される。これはまた、遠隔端がダイ
ヤル送出に応答したときにも送出される。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
優先性 普通
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_SEIZE_IN
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
Disconnect In
記述 この事象メッセージはライン上に遠隔端切断が検出されたときに(すなわ
ち、遠隔端がオンフックに移行したときに)送出されるデスティネーションプロセス
呼びハンドラ
優先性 普通
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_DISCONNECT
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
DTMF Digit(s)In
記述 特定のライン上に少なくとも一つのDTMFディジットが受信されたとき。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_DTMF_DIGIT
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ DIGITDATAデジットストリング
DSP Failer
記述 故障がDSPプロセッサ上に検出された。これは。特定のチャンネルに対し
てボイスデータがもはや処理されつつないことを意味するかもしれない。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_DSP_FALED
wParam −
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
T1 Alarm Set
記述 特定のチャンネルに対してT1状態が検出された。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_TIALARM_SET
wParam 警報形式(赤、黄)
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
T1 Alarm Clear
記述 特定のラインに対するT1警報状態がクリヤされた。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_T1ALARM_CLEAR
wParam 警報形式(赤、黄)
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
Line Clear
記述 この事象メッセージは、Disconnect Out命令に応答して送出される。普通
、ラインがオフフックに移行するとき、それがオフフックに移行できないうちに
経過しなければならない「保護タイム」が存在する。かくして、ラインに対して
Disconnectoutが実行されるとき、ラインに再度「seize out」を企画する前に、
Line Clear事象メッセージを待つべきである。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_EVENT
メッセージ EVENT_Line_CLEAR
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
3.2.3 応答メッセージ
Announcement Done
記述 このメッセージは、告知装置メッセージのプレイが完了したとき(Play A
nnouncement命令応答して)送出される。これは、特定の告知装置チャンネルが
他のメッセージをプレイするために今や利用可能であることを意味する。これは
また、タイ
ムアウトまたはStop Announcement命令の送出により、告知装置メッセージの記
録が完了したときにも送出される。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_REPLY
メッセージ REPLY_ANNUN_DONE
wParam 告知装置チャンネル
lParam −
データ −
Hookflash Done
記述 このメッセージは、Hookflash Out命令に応答して送出される。普通、フ
ックフラッシュは完了までに約500ms〜750msかかる。このメッセージは、送出プ
ロセスにフックフラッシュが完了したことを報知する。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_REPLY
メッセージ REPLY_HOOKPLASH_DONE
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
Timer Complete
記述 このメッセージは、Start Timer命令に応答して送出される。これは、送
出プロセスにStart Timer命令に特定される継続時間が経過したことを報
知する。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_REPLY
メッセージ REPLY_TIMER_DONE
wParam −
lParam −
タグ (Start Timerメッセージに特定される値に対応する)タグ
値。
データ −
Dial Done
記述 このメッセージは、Dial Out命令に応答して送出される。これは、送出プ
ロセスにDTMFパルス送出が完了したことを報知する。しかしながら、遠隔端が応
答したことを指示しない。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_REPLY
メッセージ REPLY_DIAL_DONE
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
3.2.4 一般命令
Hangup Channel
記述 これは、呼びハンドラに特定のチャンネルに対してDisconnectsを発生す
ることを伝達。これにより、各チャンネルに対するデータベースエントリ
は更新せしめられる(すなわちチャンネルは会議から抜け出る)。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_GENCMD
メッセージ CMD_HANGUP
wParam −
lParam −
データ CHANDATAチャンネルリスト
Toggle Music
記述 特定の会議に対して音楽をターンオン/オフすることを呼びハンドラに伝
達。これにより、呼びハンドラは、会議内の各チャンネルに対してPUT_INTO_CON
Fメッセージを発生せしめ、音楽フラグが適当にセットされる。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_GENCMD
メッセージ CMD_TOGGLE_MUSIC
wParam 会議番号
lParam −
データ −
Transfer Channel
記述 チャンネルを一つのPBXラインから他のPBXラインに転送せしめる。呼びハ
ンドラは、フックフラッシュを行ない、供給されたdtmfディジット(新エクスエ
ンション)をダイヤルすることによって
転送を開始する。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_GENCMD
メッセージ CMD_TRASFER
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ DIGIDATAディジットストリング
Restore Previous Conference
記述 オペレータがチャンネルにアクセスすると、チャンネルはオペレータ会議
に入れられる。これが起こると、チャンネルがあった会議の番号が保存される。
この命令は、チャンネルをその会議に戻す。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_GENCMD
メッセージ CMD_REST_PREV_CONF
wParam チャンネル(LCN)
lParam −
データ −
3.2.5 ハイレベル命令
Blast Dial
記述 Blast Dialシーケンスを開始。基本的には、呼びハンドラは空いているで
ラインを見出し、オペレータをそれと会議状態に入れ、特定リスト内の全番号を
ダイヤルする。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_HLCMD
メッセージ CMD_BLASTT_DIAL
wParam ダイヤル送出リストに索引づけ
lParam −
データ −
Hang Up Conference
記述 会議内の全チャンネルを中断し、すべてを会議状態から出す。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_HLCMD
メッセージ CMD_HANGUP_CONF
wParam 会議番号
lParam −
データ −
Purge Disconnects
記述 チャンネルが中断しあるいは切断されると、チャンネルは「クリヤ」され
るまで再度使用できない。この命令は、特定の会議に対するすべての切断をクリ
ヤする。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_HLCMD
メッセージ CMD_PURGE_DISC
wParam 会議番号(-1=全会議)
lParam −
データ −
Operator Play Annunciator Message
記述 これは、特定のオペレータに関する告知装置メッセージを設定し、Play M
essageシーケンスを開始する。告知装置チャンネルは動的に割付けされる。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_HLCMD
メッセージ CMD_OP_ANN_PLAY
wParam オペレータチャンネル(LCN)
lParam 告知装置メッセージ番号
データ −
Operator Redord Annunciator Message
記述 これは、特定のオペレータに関する告知装置メッセージを設定し、Record
Messageシーケンスを設定する。告知装置チャンネルは動的に割付けされる。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_HLCMD
メッセージ CMD_OP-ANN_REC
wParam オペレータチャンネル(LCN)
lParam 告知装置メッセージ番号
データ −
Operator Stop Annunciator Nessage
記述 この命令は、特定のオペレータに関する告知装置
メッセージのプレイバックまたは記録を停止する。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_HLCMD
メッセージ CMD_OP_ANN_STOP
wParam オペレータチャンネル(LCN)
lParam −
データ −
Set Nighttime Mode
記述 このモードのイネーブルは、呼びハンドラに全到来ライン捕捉を無視すべ
きことを伝達する。これの不能化(ディスイネーブル)は、呼びハンドラに各チ
ャンネルに対して原形態を使用すべきことを伝達する。デスティネーションプロセス
メ 呼びハンドラ
ッセージタイプメ CF_HLCMD
ッセージ CMD_SET_NIGHT_MODE
wParam イネーブル/ディスイネブ
lParam
データ −
3.2.6 アプリケーションレベル命令
Place Conference Into Lecture Mode
記述 この命令は、基本的には、モデレータのチャンネルを除き会議内の全チャ
ンネルを消音。モデレータは、イネーブルまたは不能化できる。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_APPCMD
メッセージ CMD_LECTURE_MODE
wParam 会議番号
lParam イネーブル/ディスイネーブル
データ −
Place Conference Into Q & A MOde
記述 この命令は、基本的には、一つのモデレータを設定し、ディジット確認を
可能にし、ディジットの受信で会議をQ&Aキューに入れる。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_APPCMD
メッセージ CMD_QA_MODE
wParam 会議番号
lParam イネーブル/ディスイネーブル
データ −
Place Conference Into Polling Mode
記述 この命令は、基本的には、モデレータを設定し、ディジット確認を可能に
し、ディジットを種々のキューに集める。デスティネーションプロセス
呼びハンドラ
メッセージタイプ CF_APPCMD
メッセージ CMD_POLL_MODE
wParam 会議番号
lParam イネーブル/ディスイネーブル
データ −4.ホスト/DSPインターフェース
ホストソフトウェアは、DSP命令プロセッサ、DSP事象プロセッサおよびDSPド
ライバを介してDSPカードと通信する。これらについてのこれ以上の情報につい
てはこれらのプロセスの個々の記述を参照してほしい。
各DSPカードは、デュアルポートRAMのブロック、各DSPプロセッサに対して4K
×16、を含む。各カード上上には4つのDSPプロセッサがある(DCBブロック図参
照)。各DSPプロセッサは6つのユーザチャンネルを取り扱う。各DSPプロセッサ
はまた、TBD告知装置チャンネルおよびTBDの他の内部チャンネルを扱う。かくし
て、各4K×16RAMは、各チャンネルを取り扱うため領域に仕切られる。各ユーザ
チャンネル領域は、チャンネルの現在状態を記述するデータ構造を含む。このデ
ータ構造は、ホスト/DSPデザインの一部として説明する。
非同期事象が起こると(すなわち、DSPにより報告されるディジット)この事
象を取り扱うDSPプロセッサは割込みを発生する。これにより、そのDSPプロセッ
サを含むカードは、ホスト(すなわちUNIX)に対して割込みを発生する。DSPド
ライバは、割込みを処理する。ドライバは、どのチャンネルに割込みが起こった
かを判断し、事象プロセッサに信号し、チャンネル番号をそれに通す。チャンネ
ル番号を有する事象プロセッサは、そのチャンネルに対するチャンネルデータ構
造を見て、事象が
何であったか(到来ディジット)を判断する。この点で、事象プロセッサは、情
報に関してそれが望むことをなし得る(すなわち、呼びハンドラに信号する)。
もしも、ホストソフトウェアが、DSPを介してチャンネルに対してある動作を
開始することを望むと、DSP命令プロセッサを介してそれをなす。このプロセス
は、そのチャンネルを取り扱うDSPプロセッサに対する共有の4K×16RAM内の対応
するチャンネルデータ構造を介してそのチャンネルに対する動作を開始する。DS
P命令プロセッサおよびDSP間の実際の命令処理とハンドシェーキングは、ホスト
/DSPデザインの一部として説明する。
告知装置は、専用の告知装置チャンネルに対する4K×16RAMに直接アクセスで
きる。こらは、告知装置に対するプロセス記述でさらに説明される。データが如
何に通されるかの実際の機構は、告知装置プロセスデザインの一部として説明す
る。5.汎用データベース
汎用(システムワイド)データ構造は、全プロセスによりアクセスできる。例
えば、複数のOperator Consoleは、それらがそれぞれのコンソル表示に必要とす
る情報のためにこのデータベースにアクセスする。「データロッキング」の問題
が解決されることを要するだろう(複数のプロセスは同じデータにアクセスする
)。定義されることを要するデータ構造には次のものがある。すなわ
ち、
*チャンネルごとの形態および実時間データ。
*汎用システム形態パラメータ
*会議ごとのデータ構造
*オペレータごとの形態データ
*リスト(名前、電話番号、会議)
*ネットワーク管理スタット(T1カードから収集)
*部分的CDR記録
*生レポートデータ(会議およびチャンネルスタット)6.会議割当て
会議は、MVIPチャンネルの実質的グループ分けである。会議内のいずれのチャ
ンネルも、同じ会議内のすべての他のチャンネルに接続される。チャンネルは、
話、聴取または両者に個々にセットしてよい。もしもチャンネルが話にセットさ
れると、そのマウスピースは会議内のすべての他のチャンネルに放送される。も
しも、チャンネルが聴取にセットされると、そのイヤピースが会議内のすべての
他のチャンネルに接続される。普通、チャンネルは常に聴取にセットされている
。しかしながら、チャンネルは「消音」でき、そしてこれはそのマウスピースが
他のチャンネルから切断されることを意味する。下記の会議は、種々の機能のた
め予め定義される。会議割当て
0 静(話者なし)。チャンネルはデフォルトによ
りこの会議状態におかれる。このとき、それら
はどの他のチャンネルにも接続されない。
1〜48 ユーザ会議。これらは、オペレータにより管理
される48の会議である。
49〜56 告知装置。各告知装置チャンネルは、それに予
約された会議を有する。告知装置メッセージを
聴取するチャンネルは、これらの会議の一つに
57 入れられる。
エンター会議。システムに入った全チャンネル
は、この会議状態におかれる。これは、ユーザ
が通知装置メッセージを聴取した後起こる。音
楽(またはラジオ)チャンネルがこの会議に入
れられるから(恒久的に)、この会議に入るユ
ーザは、彼らがオペレータを待つ間何かを聞く
58 。
インプット会議。通知装置チャンネルを利用で
きないときシステムを呼ぶチャンネルはいずれ
も、この会議状態におかれる。音楽チャンネル
は恒久的にこの会議状態におかれる。チャンネ
ルは、通知装置チャンネルが利用可能になるま
でこの会議状態に留まる。ついで、チャンネル
はその通知装置会議状態におかれる。
59〜66 オペレータ会議。各オペレータには(最高8ま
で)これらの会議の一つが割当てられる。オペ
レータがチャンネルにアクセスすると、オペレ
ータは、そのチャンネルと対応するオペレータ
会議におかれる。7.エラー処理
DCB-60のこの最初の実施において、本発明の最初の戦略は、エラーが起これば
あこれを検出することである。エラーを検出するプロセスは、エラーメッセージ
をシステムエラー記録ファイルに記録する。この解消法で、本発明においては修
正処置を取ることを試みない。われわれが関係するエラーには3つのレベルがあ
る。すなわち、
通常のハードウェアエラー:これはT1警報のような時折起こることを予測さ
れるエラーである。呼びハンドラはこれらの状態を検出し、影響されたT1ライ
ンをフォールトアウト(障害として除去)するような適当な処置を取ることがで
きる。
「不測の」ハードウェアエラー:インターフェースカードが適正に応答しない
、DSPプロセッサ破壊のようなより由々しいハードウェアの故障である。本発明
における現在の戦略は、ハードウェアインターフェースを周期的にポーリングす
ることである。故障が検出されると、エラーを記録し、影響されるラインを使用
外に外す。故障のハードウェア部品を再始動または再イニシャライズすることは
試みない。
ソフトウェアエラー:万一ソフトウェアエラーの場合には、検出プロセスはエ
ラーを記録する(できるならば)。これらのエラーの形式として次のものがある
。
プロセスが不測のメッセージ形式を受け取る。すなわち、遭遇すべきでないソフ
トウェア条件等。他の形式のソフトウェアエラーは、プロセスが診断プロセスか
らのポーリングに応答しないときである。この場合、診断プロセスがエラーメッ
セージを記録するであろう。8.プロセスの記述
ノート:データおよび制御の流れは各プロセスについて記述される(w.r.tデー
タ流れ図)。
形式は下記のように記載される。
D データ流れ
C 制御流れ
O プロセスからの出力
I プロセスへの入力
8.1 イニシャライズプロセス
まず最初に、少なくともコードをDSPおよびT1カードにイニシャライズおよ
びダウンロードすることが必要である。DSP上に制御RAMを設定することが必要で
ある(少なくともあるデフォルト形態で)。これはDSPローダでなさるべきであ
った。後で、イニシャライズに、個々のプロセスの始動、汎用データ領域のイニ
シャライズ、ディスクから構成データの読取り、そして最後にいくらかのウォー
ムリスタート能力のような一層の機能性を加えることができる。このプロセスは
、組み込みのVENIXの特別の要件に細かな注意を払わねばならない。
このプロセスは、二つのプロセスより成る。第1のプロセスは、UNIXイニシャ
ライズプロセスであろう。このプロセスは、システムスタートアップ時に一度ラ
ンされる(ブーツ)。これは、全UNIXイニシャライズを遂行する。ついで、第2
のイニシャライズプロセスをロードする。これは、アプリケーションイニシャラ
イズであろう。これは、適当なアプリケーションプロセスをロードし、スタート
アップする。これは、コールドリスタートであったかウォームリスタートであっ
たかを決定しよう。これに基づき、全プロセスおよびデータ構造を相応にイニシ
ャライズすることになる。コールドリスタートの場合には、全構成ハードウェア
(T1カード、DSPカード、アナログカード等)をイニシャライズし、ロードす
ることになろう。ウォームリスタートの場合には、これらのカードから若干のデ
ータ構造を「再生成」しなければならないであろう(DSPカードチャンネルア
レイおよび会議リスト)。データ/制御流れ 形式
Analog Config Info D,O
記述 アナログインターフェースカードを構成するのに使用されるデータ。
Init Analog Card C,O
記述 アナログインターフェースをイニシャライズするためにこれらのカードに
送られる命令。
DSP Config Info D,O
記述 DSPカードを構成するのに使用されるデータ。これは、DSPプロセッサをラ
ンさせるためにカードにダウンロードされるコードを含もう。また、MVIPチャン
ネルをそれらのTDM時間スロットにマップするデュアルポート制御RAMデータ。
DSP Config Info D,I
記述 ウォームリスタートの場合、DSPカード上のデッュアルポート4k×16RAMバ
ッファから読み取られるデータ。
Init DSP Board C,O
記述 DSPカードをイニシャライズしスタートするためにこれらカードに送られ
る命令。
T1 Config Info D,O
記述 T1インターフェースカードを構成するのに使用されるデータ。
Init T1 Card C,O
記述 T1インターフェースカードをイニシャライズしスタートするために、こ
れらのカードに送られる命令。
Config Info D,I
記述 ディスクから読み取られるシステム構成データ。このデータは、全ハード
ウェアインターフェースカードおよびシステムデータベースを構成するのに使用
される。
Start Process C,O
記述 これは、個々のプロセスを始動させるに使用させるUNIX制御機構である。
8.2 DSPドライバ
ドライバが、DSPおよびホスト間の対話を取り扱うものとして書かれねばなら
ぬと仮定すると、この仕事はここでなされよう。あり得るデザインシナリオは下
記のごとくなろう。DSPは、ある実時間条件(すなわちアクティブな話者)で中
断する。ドライバは、割込みを処理し、データを通し、事象プロセッサにこの状
態を信号する。事象プロセッサは、適当なプロセスに相応に通報する。これは、
ドライバにおいて消費される時間量を最小化し、ユーザモードプロセスがほとん
どの仕事をなすことを可能にする。
ドライバは、DSPカード上の共有RAMにアクセスできよう。このようにして、割
込みチャンネルのチャンネル番号を事象プロセッサにパスできよう。これは、ほ
とんどの事象処理に十分であろう。チャンネル番号が通されると、事象プロセッ
サは、それが必要とする他の情報を、DSPカードそれ自体上のチャンネルデータ
構造から得ることができよう。データ/制御流れ 形式
チャンネル事象 C,1
記述 これは、個々のDSPプロセッサが非同期事象をレポートすることを希望す
るとき起こる割込みである。この例は、ディジット入力、話中指示である
。
Channel Info D,O
記事 事象が起こるチャンネルについての情報(代表的にはチャンネル番号)
8.3 PSD命令プロセッサ
このプロセスは、種々のプロセスから命令を受け取って、特定のDSPチャンネ
ルに対する動作を開始する。これは、適正な命令を適当なDSPに送る。特定のチ
ャンネルが命令を処理する用意が整うまでそのチャンネルに対する命令を送って
はならならない(すなわち、DSPはそのチャンネルに対する先行の命令の処理を
完了していないことがある)かくして、このプロセスは、各命令に対してDSPで
「ack/nak」手続きを遂行しながら特定のチャンネルに対する複数の命令をバッ
ファ記憶することができよう。
このプロセスは、メッセージの受信により目覚めさせられるまで眠ることにな
る。
このプロセスに、DSPに送出される命令に関する計数値およびその他の情報を
維持する「統計データ」領域を組み込みたい場合もある。これは、後でのデバッ
グや、一般的な情報収集(すなわちシステム性能、負荷状態等)に有用であろう
。
このプロセスは、「擬似モード」でランできねばならぬ。このモードにおいて
は、命令を、DSPカードの代わりにアプリケーションテストプロセスに送ること
になろ
う。チャンネル状態情報は、DSPカード上の共有RAM内のチャンネルデータ構造か
らでなく、このプロセスから得ることになろう。データ/制御流れ 形式
Channel Commands C,I
記述 これらは、DSPを介してチャンネルに対するある動作を開始することを意
図する命令である。例えば、チャンネルを会議、ディジットダイヤル、ゲイン調
節等におく。
Channel INfo D,I,O
記述 これはチャンネル命令のデータ部分である。これは、チャンネル番号、ダ
イヤルされるべきデジット等を含んでよい。
Send Channel Command C,O
記述 これはチャンネル命令をDSPに送信するのに使用される機構である。詳細
についてはホスト/DSPインターフェース参照。
8.4 DSP事象プロセッサ
このプロセスは、DSPカードから報告される(「上がる」)事象を取り扱う。
普通、外部の事象が非同期的に起こると(すなわち、アクティブな話者、dtmfデ
ィジット検出)、影響されるDSPカードは中断する。ドライバはこの中断を捌き
、DSP事象プロセッサに通知する。事象プロセッサは、ついで、DSPカード上の共
有RAM内のチャンネルデータ構造から適当な情報を得る。ついで、
適当な動作を取る(すなわち、呼びハンドラプロセスにメッセージを送るか、汎
用データベース内のでデータ構造を変更し、ついでオペレータコンソルプロセス
に信号する、等)。
このプロセスは、メッセージあるいは信号の受信により目覚めさせられるまで
眠ることになる。
このプロセスに、DSPから検出された事象に関する計数値およびその他の情報
を維持する「統計データ」領域を組み込みたい場合もある。これは、後でのデバ
ッグや、一般的な情報収集(すなわちシステム性能、負荷状態等)に有用であろ
う。
この,プロセスは、「疑似モード」でランできねばならない。このモードにお
いては、DSPカードからの割込みでなく、アプリケーションテストプロセスから
のメッセージおよび信号に応答することになろう。これは、DEPカード上の共有R
AM内のチャンネルデータ構造からでなく、これらのメッセージからそのチャンネ
ル情報を得ることになるであろう。データ/制御流れ 形式
Channel Event(in) C,I
記述 これは、事象が注意を要するDSP上に起こったことを事象プロセッサに伝
達するメッセージ(または信号)である。
Channel Event(Out) C,O
記述 これは、非同期的事象が起こった(すなわち、デ
ジットイン)ことを呼びハンドラに報知するためにこれに送られるメッセージで
ある。
Channel Info D,I,O
記述 これは、チャンネル事象メッセージに含まれるデータである。DSPドライ
バから入力されて、チャンネル番号のみを含んでよい。呼びハンドラに出力され
て、ディジット等を含んでよい。
話指示 C,O
記事 このメッセージは、DSPドライバから報告されるとき全アクティブオペレ
ータコンソルプロセスに送られる。
8.5 T1ハンドラ
T1ハンドラの展開の第1の段階は、遠端の応答、到来ラインの捕捉、または
遠端切断の検出である。これはまた、出ライン捕捉、切断および応答を実施せね
ばならないであろう。プロセスのこの部分は、T1カードレジスタからA/Bビッ
トを周期的に集めるであろう。いずれかのチャンネルに応答、ライン捕捉または
切断が起こったかどうかを決定することになろう。もしもそうならば、呼びハン
ドラプロセスにメッセージを送る。あるチャンネルに対する動作を実施するため
に、チャンネルに対する適当なA/Bビットの組合せがカードに書き込まれよう。
T1ハンドラプロセスの第2の部分は、T1カードからデータを収集し、それ
をデータベースに記憶する。デ
ータが収集される頻度はTBDである(呼びごとか?事象ごとか?周期的か?)。
このデータは、カードレジスタに記憶されたT1統計データより成る。収集され
たデータは、報告プロセスに利用可能となろう。このデータがどのようにして集
められるかの実際の機構は、Mitelカードが提供し得るものに依存する。
このプロセスに、T1カードから収集されたデータに関する計数値およびその
他の情報を維持する「統計データ」領域を組み込みたい場合もある。これは、後
でのデバッグや、一般的な情報収集(すなわちシステム性能、負荷状態等)に有
用であろう。
データ/制御流れ 形式
Incoming Line Seizure C,O
記述 T1カード上のチャンネルに対して到来ライン捕捉が検出されたとき(すな
わち、誰かがダイヤルイン)、呼びハンドラに送られる。普通、チャンネル番号
はデータとして通される。
Outgoing Line Seizure C.I
記述 呼びハンドラは、ダイヤル送出の準備として、ライン上に「seiz out」を
設定したいときにこのメッセージをT1ハンドラに送る。ラインを「フォールト」
するときにもこれを使用する。
Far End Disconnect C,O
記述 T1カード上のチャンネルに対して切断が検出され
たとき(すなわち誰かがオンフック−中断に移行したとき)呼びハンドラに送ら
れる。
Disconnect C,I
記述 呼びハンドラは、特定のT1チャンネルに対してゴーフック(すなわち中断
)に移行したいときこのメッセージを送る。
Answer Detected C,O
記述 T1カード上のチャンネルに対してオフフック(すなわち応答)が検出され
るとき、呼びハンドラに送られる。
Answer C,I
記述 呼びハンドラは、特定のチャンネルに応答(すなわちオフフックに移行)
したいときこのメッセージを送る。普通これは到来ライン捕捉に対する応答であ
る。
T1 Alarm このメッセージは、T1スパン上に警報状態(赤、黄)が検出されると
きに呼びハンドラに送られる。
T1 Stats D,I,O
記述 これはT1カードにより維持される統計データより成る。これは、カード上
において周期的にポールされるレジスタより成るであろう。このデータはフォー
マット化され(TBD)、汎用データベースに維持される。
Obtain T1 Stats C,O
記述 これは、このプロセスがT1カードからT1統計データを得るのに使用する機
構である。
Update Net.Mgmt C,I
記述 このメッセージは、T1カード上の、またもし必要ならば汎用データベース
内のカウンタ等をリセットすべきことをT1ハンドラに伝達する。
A/B Bits D,I
記述 T1ハンドラは、T1カードレジスタからA/Bビットを周期的に読む。これか
ら、到来ライン捕捉、遠端切断または遠端応答を決定できる。また、出ライン捕
捉、切断または応答を実施するためにA/Bビットを書き込むこともできる。
Hook flash C,I
記述 このメッセージは、指示されたチャンネルに対してフックフラッシュを実
施することをT1ハンドラに伝達する。
Fault C,I
指示されたチャンネルを「フォールトアウト」することをT1ハンドラに伝
達。
8.6 通知装置プロセス
このプロセスは。ディジタル化ボイスメッセージの記録およびプレイバックを
取り扱う。MVIPバス上の特別のチャンネルは、通知装置の用途に専用化される。
これは、どの通知装置チャンネルが使用下にあるか、およびどの通知装置チャン
ネルが利用可能であるかを追跡する。
イニシャライズの際、このプロセスは、ディスクからのメッセージを一組のバッ
ファ(各メッセージに対して一つ)にロードするだけである。メッセージがプレ
イされるべきとき、メッセージをRAMから端に読み取り、それをその特定の通知
装置チャンネルを受け持つDSPに送るだけである。これは、プレイバックの際の
実時間ディスク潜在の問題を避ける。もしもボイス応答アプリケーションのため
より多くのメッセージを追加したければ将来おそらくこれを変更するであろう。
メッセージの記録は、データをRAMおよびディスクに送る。
ディジタルボイスメッセージを記録およびプレイするのに使用される実際の機
構は、ホスト/DSPインターフェースの設計および通知装置プロセスで決定され
る。一方、動作の一般的理論は次のごとくである。
メッセージプレイ:このプロセスは、選択された通知装置チャンネルに対してPl
ay Messageメッセージを受け取る。このプロセスは、4k×16デュアルポートRAM
上の特定のバッファにディジタル化ボイスメッセージ(ディスクまたはホストRA
Mからの)を充填し、データがそこにあることをDSPに信号する。DSPはついで、
選択された通知装置チャンネル上でデータを「プレイ」し、バッファがいつ利用
可能となったかを信号する。通知装置チャンネルと会議状態にあるチャンネルは
、メッセージを聞く。おそらく二重バッファ方式を使用するから、ホストは、DS
Pが他のバッファをプレイしつつある間に一つの
バッファを充填できる。実際のハンドシェーク機構は、ホスト/DSPの一部とし
て決定される。通知装置プロセスは、ディジタルボイスメッセージの送出を完了
してしまうと、通知装置が利用可能であることを指示するメッセージを呼びハン
ドラに送る。
メッセージ記録:このプロセスは、選択された通知装置チャンネルに対するReco
rd Messageメッセージを受け取る。このプロセスは、4k×16デュアルポートRAM
上の特定のバッファを読み取り、それをホストRAMおよびディスクに記憶する。
特定の継続時間が経過してしまうまであるいはStop Recordメッセージを受信す
るまでこれをなす。やはり、二重バッファリング方式が使用されよう。記録手続
きは、安全のため、最大TBD秒の継続時間を有する。
このプロセスは、通知装置チャンネルの利用可能性について呼びハンドラプロ
セスに報知する能力を有する。呼びハンドラは、1)チャンネルが利用できない
とき、2)チャンネルが利用可能になったとき信号される。このプロセスはまた
、それをなすように信号されたときメッセージのプレイを停止する。これは、「
channel available」メッセージを生じさせることに注目されたい。
このプロセスは、「continuous play」モードでメッセージをプレイする能力
を有するものである。すなわちストップのメッセージを受け取るまで、同じメッ
セージを繰り返しプレイする。データ/制御流れ 形式
Degitized Voice(disk) D,I,O
記述 入力データはイニシャライズの際ディスクから読み取られ、局部的RAMバ
ッファに記憶される。これは各通知装置チャンネルに対するディジタル化ボイス
メッセージを含む。出力データは、通知装置メッセージが記録されるときディス
クに記憶される。
Degitized Voice(DSP) D,I,O
記述 入力データは、通知装置メッセージが記録されつつある間、適当なDSPデ
ュアルポートRAMバッファから読み取られる。出力データは、通知装置メッセー
ジがプレイされつつある間に、DSPデュアルポートRAMバッファに送られるディジ
タル化ボイスデータを表わす。
Start/Stop Record C,I
記述 このメッセージは、指示される通知装置チャンネルに対する記録手続きを
開始するか停止するかを通知装置プロセスに伝達。
Start/Stop Play
記述 このメッセージは、指示される通知装置チャンネルに対するプレイ手続き
を開始するか停止するかを通知装置プロセスに伝達。このメッセージは、停止す
べきことを伝達されるまで、メッセージを反復的にプレイすべきことを通知装置
に伝達して
よい。
Channel Available C,O
記述 通知装置プロセスは、通知装置チャンネルがディジタル化メッセージのプ
レイを終了したときにこのメッセージを呼びハンドラに送る。
8.7 呼びハンドラ
このプロセスは、各チャンネルに対する全発呼シナリオを取り扱う。これは、
各チャンネルがどの状態にあるかを追跡し、そのチャンネル、それがある状態、
その時点におけるその構造に関して受信される入力に依存して適当な動作を取る
。入力は、DSP事象プロセッサ(すなわち受信ディジット等)、T1ハンドラ(
オフフック、ライン捕捉、切断)、または通知装置(通知装置チャンネル利用可
能−イエス/ノー)によりオペレータコンソル動作(すなわち、番号ダイヤル、
ラインの構造xから構造yへの移動)から受信できる。ある種の実時間事象(話
指示のような)は、このプロセッサを邪魔することを要せず、DSP事象プロセッ
サによりオペレータコンソルプロセスに直接的に報告できる。
このプロセスは、状態線図(TBD)にしたがって各構成されたチャンネル上で
動作する。このチャンネルに関する他のプロセッサから入力を受け取ると、受信
されつつあるメッセージの形式およびチャンネルの現在状態に従い、どのような
動作が要求されていてもその動作を遂行する。
全チャンネル情報は中央データベースで更新される。オペレータコンソルプロ
セスは、コンソルディスプレイに対して更新を必要とする変更について通知され
る。
状態線図はテンプレートとして設計できるから、将来種々の発呼シナリオ(す
なわち無視された動作)を処理
するように容易に変更できる。最初、これらのテンプレートは、あるコードと、
それらの関連するデータ構造(すなわち「オブジェクト」)よりなるだけでよい
。これらは、「手で」ハウスに維持されるであろう。将来、これらのテンプレー
トを構成するユーティリティを開発することを望むことができるから、発呼処理
シナリオは、第3者の販売者(即ち顧客)により開発できる。
このプロセスは、メッセージの受信により目覚めさせられるまで眠っていよう
。データ/制御流れ 形式
ChanneL Event C,I
記述 これは特定のチャンネルに対して事象が起こったことを呼びハンドラに伝
達。これは、事象についてそのチャンネルに必要な情報を含む。例えば、Digit
Inメッセージは、チャンネル番号およびでディジットを含もう。
Channel Command C.O
記述 このメッセージは、特定のチャンネルに対する動作を開始するために命令
プロセッサに送られる。これは、DSPが動作を開始するためにそのチャンネルに
対して必要とされる情報を含む。
Channel Available C,I
記述 通知装置チャンネルが利用可能になったことを発表。
Start/Stop Play C,O
記述 ディジタル化ボイスメッセージのプレイを開始または停止すべきことを通
知装置に伝達。
Channel Info D,I,O
記述 これは、汎用データベースに存するチャンネルについての情報を表示。
Console Update C,O
記述 特定のチャンネルについてのある情報が変更された(汎用データベース内
)ことをオペレータコンソルプロセスに伝達。
CDR Update C,O
記述 特定のチャンネルについての呼びが完了したことをCDRプロセスに伝達。
その呼びに対する全情報をCDRプロセスに通す。
T1 Alarm C,I
記述 T1ハンドラからの警報メッセージ。呼びハンドラは、全24のチャンネルに
Seizing outを設定することによって、T1スパンを「フォールトアウト」せねば
ならぬかもしれない。小警報を追跡するだけでよいかもしれない。
捕捉、切断、応答、フックフラッシュ、フォールト
T1ハンドラプロセスの記述に記載した。
8.8 ログインプロセス
このプロセスのコピーは各TTYポートに取り付けられる。最高8のTTYポートが機
能オペレータコンソルとして使用される。他は保守および管理機能のために使用
され
る。他は保守および管理機能のために使用される。このプロセスは、あるものが
オペレータ、システム管理者または保守操作者としてシステムに記録することを
許容する。どのように記録するかに依存して、対応するプロセスがログインプロ
セスから生まれる。例えば、オペレータログインが与えられると、TTYポートに
取り付けられるログインプロセスからオペレータコンソルプロセスが生まれる。
オペレータコンソルプロセスをランできる各TTYポートは、そのヘッドセットに
対する特定のアナログポート(ボイスパス)に割り当てられる。データ/制御流れ 形式
Maint.Login C,O
記述 生まれた保守プロセス。一つの保守プロセスのみが任意の時点にランする
ことを許される。
Operator Login C,O
記述 生まれたオペレータコンソルプロセス。このプロセスは各TTYポートでラ
ンできる。
Admin Login C,O
記述 生まれた管理プロセス。一つの管理プロセスのみが任意の時点にランする
ことを許される。
8,9 オペレータコンソルプロセス
このプロセスは、オペレータコンソルスクリーンを維持し、オペレータとの全
対話を取り扱う。このプロセスは、オペレータからのキーストロークに応答し、
メッセージを他のプロセスに送り、それにオペレータにより開
始される動作について報知する(すなわち、ラインを会議に入れる)。これは、
どのキーストロークが打たれたか(すなわち、どのくらい多くの線が表示される
か、どの状態表示がアクティブであるか、メニューが何であるか)に依存してコ
ンソルの「状態」を維持する。また。それが他のプロセスから受け取るメッセー
ジに従ってこんそるを更新する(すなわちアクティブな話者を示す)。このプロ
セスの複数のコピーを、複数のオペレータコンソルを支持するためにランさせて
いてよい。各コンソルプロセスは、どのデータを表示しなければならないか(す
なわちどのチャンネル、会議等)を知る。このデータは「データベース」により
利用可能である。各コンソルプロセスは、記憶または検索することを要するどの
ような情報に対してもデータベースにアクセスする。
物理的コンソルそれ自体は、必要なスクリーンの特徴(すなわち(43ラインモ
ード)を支持する任意のACCIIターミナルであろう。より詳細については製品仕
様を参照されたい。もしもEGA/VGAモニタをランしていた場合は、コンソルに対
する適切なカラーオペレータコンソルインターフェースを提供するためCURSESを
使用できよう。
データ/制御流れ 形式
Start/Stop Record C,O
記述 特定の通知装置チャンネル上でディジタル化ボイスメッセージの記録をス
タート/ストップ。
Channel Command C,O
記述 DSP上の特定のチャンネルに対して動作を開始。呼びハンドラに、または
直接命令プロセッサに送られる。
Talk Indication C,I
記述 指示されたチャンネル上に現在あるアクティブな話者を指示。
オペレータコンソルプロセスは、もし表示されるならば、チャンネルの次
にフラッシュ(*)せねばならぬ。
Consol Update C,I
記述 指示されたチャンネルに対する情報が更新された。コンソル表示は、新し
い情報を反映するように更新されねばならない。チャンネル情報は汎用データベ
ース内にある。
Channel Info D,I,O
記述 これは、汎用データベース内にあるチャンネルについての情報を表わす。
Hookflash C,O
記述 指示されたチャンネルに対してフックフラッシュを開始すべきことをT1ハ
ンドラに伝達。
Fault C,O
記述 指示されたチャンネルをフォールトアウトすべきことをT1ハンドラに伝達
。
8.10 保守コンソルプロセス
このプロセスは、種々のレポートがランせしめられることを可能にする。これ
はまた、ネットワーク管理データのイニシャライズを許容する。これによりユー
ザは、ディスケットのフォーマット化、診断のラン等のような種々のシステム保
守機能を遂行することが可能となる。これは、もし必要ならば種々のUNIXユーテ
ィリティの回りに「シェルをラップ」して、ユーザをUNIXから遮蔽する(UNIXマ
ニュアルをこの製品とともに発送することを望まない)によりなされる。これは
また、オペレータコンソル機能が「表示オンリー」モードでランされることを可
能にする。このモードにおいては、ボイスパスは提供されず、ラインまたは会議
に対するアクセスは許容されない。このモードにおいては、ラインおよび会議ア
クティビティしか監視できない。データ/制御流れ 形式
Initiate Report(s) C,O
記述 レポートプロセスに送られる。これは印刷されるべきレポートを開始する
(TBD)。
Update Net.Mgmt C,O
記述 たまたま追跡しているT1ネットワークスタットを開始すべきことをT1ハン
ドラに伝達。
8.11 管理装置コンソルプロセス
これは、種々のシステム構成パラメータがセットされることを可能にする(ライ
ンごと、会議ごと、オペレータごと等)。これはまた、ユーザアカウントおよび
パスワ
ードの追加/削除ような他のシステム構成を可能にする。ディスクバックアップ
はここで遂行できる。これは、保守プロセスにおけるのと同様になされ得る(UN
IXをユーザから隠す)。データ/制御流れ 形式
Config Data D,I,O
記述 ディスクまたは汎用データベースから読み取られる、あるいはそれに書き
込まれるシステム構成データを表わす。
8.12 レポートプロセス
このプロセスは必要とされる全レポートを発生する。これは、ディスク上に存
するデータにアクセスし、レポートを形式化し、それらをプリントする。それが
使用するデータは他のプロセスから集められる。このプロセスは、レポートのラ
ン後、あるデータをクリヤまたはイニシャライズしてよい(すなわち、ネットワ
ーク管理統計データ)。種々の形式のプリンタを支持するのが有利かもしれない
。このプロセスは、実際のプリンタ形式を「透明」に維持するためUNIXを使用で
きよう(オペレータコンソルに対して異なるターミナル形式が使用できる態様に
類似して)。
データ/制御流れ 形式
Raw Report Data D,I
記述 これは、レポートにフォーマット化されねばならない汎用データベースに
記録されるデータを表わ
す。このデータは任意のプロセスにより収集できる。
Initiate Report(s) C,I
記述 レポートプロセスに送られるメッセージ。これは印刷されるべきレポート
を開始する(TBD)。
8.13 状態/エラーロギング
このプロセスは、他のラン中のプロセスからメッセージを収集する。これは、
これらのメッセージを状態またはエラーログにフォーマット化する。これらのロ
グはディスクファイルに書き込まれる。ある種のメッセージは、オペレータコン
ソルにレポートされることを要しよう。これは、所望のコンソルプロセスキュウ
にメッセージを送ることによりなされる。他のメッセージは、プリンタに行くこ
とを要しよう。
エラーログは任意のプロセスにより発生できる。一つのプロセスが、その動作
の種々の段階中エラー状態に入ることがある。少なくとも二つのカテゴリーのエ
ラー状態がある。すなわち、(1)内部ソフトウェアエラー。これらは、誤デー
タ、存してはならない状態などの原因と成り得る。(2)システムエラー。これ
らのエラーは、ハードウェア障害等となろう。ある種のエラーはレポートまたは
記録することだけしか必要としないが、他はシステム再スタートを必要としよう
。
データ/制御流れ 形式
Update Log C,I
記述 このメッセージは、状態記録またはエラー記録のいずれかを更新すべきこ
とをこのプロセスに伝達。
Log Info D,I,O
記述 これは上のメッセージの一部である。これはフォーマット化され、ディス
クログファイルに書き込まれる。
8.14 CDRプロセス
このプロセスは呼びハンドラからCDRレコードを収集する。これらのレコード
は呼びが完了するとき発生され、呼びを記録するに必要なすべての情報を含む(
すなわちスタート/終了時間、チャンネル#、出の場合ダイヤルされたディジッ
ト)。このプロセスは、レコードを単にフォーマット化し、それをディスクファ
イルに書き込むだけである。かくして、このプロセスは、呼びハンドラに対する
バッファとして作用し、呼びハンドラがディスクにアクセスする必要を除去する
。
データ/制御流れ 形式
CDR Update C,I
記述 このメッセージは、特定のチャンネルに対して呼びが完了したことをCDR
プロセスに伝達。これは、呼びを記録するに必要なすべての情報を含む。
CDR Rcord D,O
記述 これはディスクに書き込まれるフォーマット化CDRを表わす。
8.15 診断プロセス
このプロセスは、各ホストプロセスに周期的にメッセージを送り、確認を単に
見る。ACKを得ると、ホストプロセスがランしていること、あるいは少なくとも
メッセージを受信してそれに応答できることを知る。もしもACKを受け取らな
いと、エラーメッセージを記録する。将来、そのプロセスを殺しそして再スター
トできよう(個々のプロセスイニシャライズが、ここでは問題となる)。可能な
他のことは、設置されるハードウェアの種々の構成部片に関してある種の実時間
診断を周期的になすことである。
システムがコールド状態からスタートするとき一組のパワーアップ診断を実行
できよう。また、保守メニュからランできるある一組のテストを実行することも
できよう。これらはすべて、詳細に入る前により詳細に定義されねばならない。
データ/制御流れ 形式
Poll Process C,O
記述 このメッセージは、デスティネーションプロセスがランしており応答し得
るかどうかを見るためにこのプロセスをポーリングする。
ACK C,I
記述 これは、ポールメッセージに対する正しい応答として受信されるであろう
ACKを表わす。
8.16 タイマーサービス
このプロセスは、システムタイマーのすべてを管理する(最大数TBD)。プロ
セスが、特定の継続時間が経過した時点を知りたいとき、タイマースタートメッ
セージをこのプロセスに送る。タグ値はタイマーを識別し、送出プロセスにより
定義される。継続時間値もセットされる(100msのインクリメント)。このプロ
セスは、タイマーを配分し、100msごとにタイマーをインクリメントする。タイ
マーが0に達すると、プロセスはタグ値を含むタイマー事象メッセージを送出プ
ロセスに送る。このプロセスからStop Timerメッセージを受け取ると、整合して
いるタグ値を含むタイマーを停止させる。この場合、タイマー事象メッセージは
送出されない。
このプロセスは、タイマーを識別するため、タグ値を送出プロセスIDと結合
する。これは、同じタグ値を使用している複数のプロセスに関する問題を取り除
く。
データ/制御流れ 形式
Start Timer C,I
記述 送出プロセスのためタイマー動作をスタート。
Stop Timer C,I
記述 送出プロセスのためタイマー動作をストップ
Timer Evwnt C,O
記述 タイマー継続時間が経過したとき送出プロセスに送られる。1.序説
ディジタル信号プロセッサ(DSP)ボードおよびホスト
コンピュータが通信する主領域は下記のごとくである。
◎DSPイニシャライズ領域
◎命令および情報交換領域
◎DSPにより収集される事象(ディジットイン、話指示等)の通知領域
DSP−ホストインターフェース構造(デザイン)は、
◎交換されることを要する命令およびデータ構造を特定する。
◎これらの目的に使用されるデュアルポートメモリ(DPM)を割り当てる。
◎DSPをイニシャライズしそれと通信するに必要なステップシーケンスを関係づ
ける。
汎用ヘッダファイルdsp_cnfg.h、dsp_host,hおよびdsp_regs,hは、データ構造
、番号値、DSPレジスタ、レジスタ内容およびレジスタ上における動作を定義す
る自明な内容およびマクロ命令を含む。2.システムデータ
大抵の構成情報はDPM内に維持される。チャンネルごと、会議ごとおよびDSPご
とのノード情報は支持される。この書類において、ノードは、単一のDSPにより
支持されるシステム部分を言う。
2.1 DPMデータ構造
各DSPノードは下記のデータ構造を含む。
A.DPMアドレスSeg.:0およびDPMアドレスSeg.:800にそれぞれ位置する各2Kバイ
トの記録およびプレイバック
中ボイスデータの転送に使用される2つのデータ転送バッファ(0および1)。
これらのバッファへのアクセスを制御するためには、各々一つのセマフォアが使
用される(セマフォアについては後のセクションを参照)
B.(DPMアドレスSeg.:0×1000)に位置する8つのチャンネルデータ構造のア
レイ。これらの構造のうちの6つは、T1チャンネルに使用され、一つは通知装置
またはオペレータチャンネルに使用され、一つは、将来の使用のために保存され
る。各構造のメンバは、下記に記載されるものを除き2バイト(1ワード)であ
る。構造は下記のものより成る。
◎DPM Port(0-191)(割当ポートにイニシャライズ)◎
◎Command (命令セクション参照)
(0にイニシャライズ)
◎Error(TBD)(0にイニシャライズ)
◎Mute(命令セクション参照)
(0にイニシャライズ)
◎Mute(0-1) (0にイニシャライズ)
◎Gain(0-1) (0にイニシャライズ)
◎Music(0-1) (0にイニシャライズ)
◎Time Slot Type(タイプセクション参照)
(0にイニシャライズ)
◎Digit-in-ASCIIZ string 最大50バイト.
(0にイニシャライズ)
◎Digit-out-ASCIIZ string 最大50バイト.
(0にイニシャライズ)
C.チャンネルデータ構造アレイに続くチャンネル会議リスト
◎チャンネルにより分類される192の(6ボード×4DPM/ボード×8channel/DPM
)エントリ(各々会議番号を含む1ワード)
D.チャンネル−会議リストに続くMVIPタイムスロットリスト
◎チャンネルにより分類される192の(6ボード×4DPM/ボード×8チャンネル/
DPM)エントリ(各々チャンネルMVIPタイムスロットを含む1ワード)
E.チャンネルMVIPタイムスロットリストに続く話者リストの会議番号
◎会議により分類される67の(48ユーザ+8オペレータ+8通知装置+1エンタ
ー+1入力+10ライン会議)エントリ(各々許容される最大数の話者を含む1
ワード)
F.話者リストの会議番号に続いて配置されるノード情報
◎ノード番号(0-15)(割当てノートにイニシャライズ)
◎アクティブノードマスク−
ノード当り1ビット(1=アクティブ、0=非アクティブ)を有する1ワード
(16ビット)
G.ノード情報に続いて位置するシステムパラメータリストバッファ
◎現在定義されるものを含むシステムパラメータ(システムパラメータについて
の後のセクション参照)およびあり得る将来の事項に対して、50ワードが保存さ
れる。
2.2 命令値
チャンネルデータ構造に認められるDSP命令は下記のごとくである。すなわち
◎No command (Command値=0x0000)
◎Start playing a message (Command値=0x0001)
◎Stop playing a message (Command値=0x0002)
◎Start recording a message(Command値=0x0003)
◎Stop recording a message (Command値=0x0004)
◎Dial a telephone number (Command値=0x0005)
◎Acknowledge (Command値=0x0006)
◎Generate DTMF acknowlege tone
(Command値=0x0007)
◎Generate conference entry tone
(Command値=0x0008)
◎Generate conference exit tone
(Command値=0x0009)
◎Generate Security-in tone
(Command値=0x000A)
◎Generate Security-out tone
(Command値=0x000B)
2.3 事象インジケータ
チャンネルデータ構造に認められる事象インディケータセットは下記のごとく
である。すなわち、
◎No change (値=0x0000)
◎Talk indication (値=0x0001)
◎DTMF digits in (値=0x0002)
◎Data buffer 0 ready (値=0x0003)
◎Data buffer 1 ready (値=0x0004)
◎Dial done (値=0x0005)
◎Play-tone done (値=0x0006)
2.4 タイムスロット形式
チャンネルデータ構造内に支持されるタイムスロットインディケータセットは
下記のごとくである。すなわち
◎Unused (値=0x0000)
◎Conferee (値=0x0001)
◎Local Operator (値=0x0002)
◎Remote Operator (値=0x0003)
◎Annunciator (値=0x0004)
◎Tape Record (値=0x0005)
◎Tape Playback (値=0x0006)
◎Link Line (値=0x0007)
◎Music (値=0x0008)
2.5 システムパラメータ
各システムパラメータは、以下に指示されるような単位をもつ1ワード(2バ
イト)である。内容のの順序でのシステムパラメータリストは下記のごとくであ
る。すなわち、
◎DTMF On Time (デフォルト=100ms.)
◎DTMF Off Time (デフォルト=50ms.)
◎Dial Tone Wait (デフォルト=5sec.)
◎DTMF Level (デフォルト=-7dBm.)
◎Forward Twist‐Receive direction (10dB)
◎Reverse Twist (10dB)
◎Talk Detect Level (-35dBm)
◎Max.Talkers/conf.
(デフォルト=8話者/会議)
◎Max.Gain (10dB)
◎Speech Level Out (-16dBm)
◎Channel Per DSP Node
(デフォルト=6チャンネル/ノード)
2.6 セマフォアー
8つのセマフォアーが各ノードと使用するために供給される。セマフォアーの
内容は、使用下にないとき0x0001である。セマフォアーは、いずれかの側が、以
下に特定される位置から0x000の値をうまく書込みついで読み取るとき収集され
る。セマフォアーを収集する側は、0x0000を同じ位置に書き込むことにより、資
源の使用を終了するときそれを戻さねばならぬ。セマフォアーの現在
の割当ては、下記のごとくである。すなわち、
◎データ転送バッファ0へのアクセスを制御
(0x2000+I/0 アドレス+0)
◎データ転送バッファ1へのアクセスを制御
(0x2000+I/0 アドレス+1)
◎割当てなし (0x2000+I/0 アドレス+{2-7})
2.7 割込み、DSP−ホスト事象通知
DSPが先に定義された事象の一つを検出するとき、この発生は、対応するチャ
ンネルデータ構造内に事象番号を書き込むことによって指示される。続いて、DS
Pは、DPM内部アドレス0xFC0FFFに0x00FFを書くことによって割り込みを発生する
。これは、DMPのバイトオフセット0x1FFEに位置するホストメイルボックスに対
応する。ホストは、そのメールボックスを読むことにより割込みをクリヤする。
2.8 割込み、ホスト−DSPノード制御
数種の割込み命令が、DSPノードに対する動作モードを制御するものとして定
義された。これらは、現在のところ、ロードモジュールのインストレーション、
イニシャライズおよびDSPスタート同期を制御する手段を提供する。
◎命令なし (値=0x0000)
◎ノード命令モードに入る(将来使用)
(値=0x0001)
◎ブートローダモード呼出し (値=0x0002)
◎チャンネル命令モードを同期させ、該モードにに入る
(値=0x0003)
第1の値はホストにより実際には発行されず、むしろ、DSPがメールボックスを
読み取った後のメールボックス値である。第2の値は将来の使用のために保存さ
れる。DSPコードのダウンロードについての後のセクションは、最後の二つの命
令が如何にされるかを記述している。3.DSPイニシャライズ
各DSPボードに必要とされるイニシャライズ動作は、以下のセクションに記述
される。4までのI/0アドレスが、各ボード上の独特なジャンパ設定により構成
され、次のセットからインストレーション中に収集される。すなわち{0x220,0
x240,0x250,0x260,0x2A0,0x2B0,0x300}。ボードに対するベースメモリア
ドレスセグメントが仮想メモリに連続的に割り当てられる。
3.1 各DSPボードのリセット
3.2 ノードA,B,CおよびDに対する割込みおよびセマフォアーをクリヤ
3.3 基準メモリの書込み
3.4 全ノード上のDEPコードをダウンロード。
割込みメールボックスアドレスを避けて、ホストはDPMの残部を使用して、DOS
上のDSPクロスコンパイラにより発生されるCOFFファイルからのそのコード/デ
ータ
dsp_code.outをDSPにダウンロードする。COFFローダに対するソースコードは、
テキサスインスツルメントブレティンボードから得られた。このローダは、DSP
コードファイルをダウンロードモジュールに変換するのに使用される。ローダは
、ローダ出力をDPMに書き込むためにホストから供給されるソフトウェアモジュ
ールを含む。第1のブロックをDSPにダウンロードするために下記の手続きが使
用される。
組込みDSPブーツローダは、そこから引き受け、ブロックをデスティネーション
アドレスに移動させ、ダウンロードに名前を記される第1デスティネーションに
てDSPをスタートさせる。ホストは、DSPロードモジュールの他のブロックにダウ
ンロードするためにCOFFローダに変える前に、同じブロックを全ノードに書き込
む。DSPに対するブーツコードの書込みを避けるために、第1ブロックは、ホス
トがCOFFからの他のブロックをダウンロードし、かつブーツローダ呼出し割込み
命令を処理前にそ
のメールボックスに書き込むことによってDSPを中断するのをDSPが待つコードを
含む。DSPの方は、DSPブーツローダのスタートに向かう。ホストは、DSPロード
モジュールの各ブロックに対して上述の手続きを繰り返す。ホストは、各ダウン
ロードで、組込みDSPブーツローダを各パス後現在エントリ点でDSPをスタートせ
しめるに十分の第1ブロックを含む。
3.5 DPMデータ構造のイニシャライズ
全ノードに対して、ホストは、チャンネルデータ構造、チャンネル会議リスト
、ノード情報をイニシャライズし、システムパラメータをDSPに転送する。
3.6 MVIPレジスタ
3.7 全アクティブのーどをマークし、全ノード上の全DSP動作をスタート
ホストは、全アクティブノード上のノード情報構造内のアクティブノードマス
クを更新する。ホストは、ついで、同期割込み命令をDSPメールボックスに書き
込むことによって、DSPを最後に1回中断する。その後、DSPは全動作を始める。
4.命令および情報交換
必要とされる主な動作は下記のごとくである。すなわち、
◎チャンネル情報および命令をDSPに送る。
◎ノード構成情報をDSPに送る。
◎DSPからチャンネル事象を収集する。
◎DSP障害を検出する。
4.1 チャンネル命令
命令についての先のセクションにおいて識別される命令の場合、ホストは、DS
Pがそのチャンネルに対する先行の命令を完了してしまったことを指示する、チ
ャンネルデータ構造内のクリヤ命令メンバについてチェックする。もしもDSPが
命令を完了する前にエラーに遭遇すると、チャンネルデータ構造のエラーメンバ
にエラーコードを戻し、次いで命令メンバをクリヤする代わりにそれを0xFFFFに
セットする。ホストがDSPからのエラー復帰に遭遇すると、ホストの命令プロセ
ッサは、適切なメッセージをログプロセッサに送る。ダイヤル命令に対しては、
電話番号がまずターゲットチャンネルのチャンネルデータ構造におかれる。ダイ
ヤルおよびプレイトーン命
令の場合には、命令値はチャンネルデータ構造の命令メンバにセットされる。こ
れらの命令が完了すると、DSPは、事象収集セクションに後で記すように適当な
事象指示でホストを中断する。
プレイバックおよび記録命令の場合は、データ転送バッファの制御は次のセク
ションで詳述する。命令値は、ついでチャンネルデータ構造の命令メンバにセッ
トされる。DSPは、命令がスタートされたらこのメンバをクリヤする。チャンネ
ルに対して会議を変更するために、あるいはチャンネルを消音するために、ホス
トは、話者−会議更新のセクションで後で記述するようにDSPに通知する。
4.2 ボイス記録およびプレイバック
データ転送バッファは、ボイスデータを記録またはプレイバックするためにバ
ッファ#0で始めて交互に使用される。これらの動作は、オペレータまたは通知
装置チャンネルによりそれぞれ必要とされる。各バッファへのアクセスは、指示
されたセマフォアーで制御される。記録の場合、ホストはまず記録スタート命令
を発する。ついで、DSPはバッファ#0セマフォアーを収集し、対応するバッフ
ァを充填し、セマフォアーを解放し、データバッファ0用意完了事象をセットし
、ホストを中断し、バッファ#1セマフォアーを収集し、そのバッファを充填し
、データバッファ1用意完了事象をセットし、ホストを中断し、開始で継続する
。同時に、ホストは割り込
みを待ち、第1のセマフォアーを収集し、第1バッファからデータを転送し、第
1セマフォアを解放し、他の割込みを待ち、第2のセマフォアーを収集し、第2
バッファからのデータを転送し、第2セマフォアーを解放し、そして開始で継続
する。ホストは、この動作を終了させるために記録ストップ命令を発せねばなら
ない。
プレイバックの場合、ホストは、バッファ#0セマフォアーを収集し、対応す
るバッファをボイスデータで充填し、セマフォアを解放し、プレイバックスター
ト命令を発し、割込みを待ち、第2のセマフォアーを収集し、そのバッファを充
填する等である。ホストは、プレイバック動作を終了させるためにプレイバック
ストップ命令を発する。DSPは、記録のシナリオに類似の動作で続く、プレイバ
ックがアボートされない限り、ホストは、余分のバッファをゼロレベルデータ(
0x7x)で充填することによってプレイバックを終了し、そしてDSPがプレイバッ
クストップ命令を発行する前にそのバッファに対するセマフォアーを収集するま
で待つ。
4.3 ノード構成の変更
チャンネル−会議リスト、チャンネルMVIPタイムスロットリスト、話者リスト
の会議番号、ノード情報またはシステムパラメータリスト、すなわち全ノードに
関係するデータ構造を更新することが必要であると、ホストは適当なデータ構造
を更新する。ホストは、どの一時点においてもリストに単一の変更をなす。ノー
ド間の情報の
差を最小化するために、変更は、円卓会議態様で全ノードに対してできるだけ迅
速になされる。DSPに対して変更の追加の指示はなされない。
4.4 事象収集
DSPが予め特定された事象の一つを検出すると、事象番号をチャンネルデータ
構造に書込みことによって、発生が指示される。続いて、DSPは0xFFをDPM内部ア
ドレス0xFC0FFFに書き込むことによって割込みを発生する。これは、DPM内のバ
イトオフセット0x1FFEに位置するホストメールボックスに対応する。割込みの受
信で、ホストは各ボードに対するノード割込み状態レジスタを試験する。レジス
タは、アドレス(I/0 Addr+6に位置づけられる。レジスタ内では、ビット0〜3
がどのノードが割込みを発生したかを指示する。1以上のレジスタがビットセッ
トを有してよい。ホスト側は、チャンネルデータ構造に非0事象フィールドを検
出することによって、割込み中のノード上のどのチャンネル(1または複数)が
事象をレポートしているかを決定する。ホスト側は、事象フィールドを0にセッ
トすることによって事象の受取を確認する。
4.5 DSP障害検出
ホストは、DSPの応答能力を決定するためにノード上の1または複数のチャン
ネルに確認命令を周期的に伝送する。5.問題
◎イニシャライズ前に、ウォーム最スタートをなしつつあるか、DSPボードがす
でに動作中であるかを決定することが必要であるかもしれない。
◎DSP/ホストインターフェースがビッグ−エンディアン/リトルエンディアン
シンドロームを受けているか、すなわち、一方の側が、バイトサワッピングをな
す必要があるか?もしそーならば、ホストはバイトスワッピングをなす。6.付表
添付のヘッダファイルは、ソフトウェア書類のスナップショットである。この
書類はこれらのファイルの最新のまたは公的なファイルを表わすことを意味する
ものでない。付表に含まれる特定の情報を見る前にソースコード書類を参照され
たい。プログラム
A.1.序説
命令プロセッサは、マルチリンクディジタル会議ブリッジ(DCB)より成るプ
ロセスの一つである。命令プロセッサは、他のDCBプロセスからメッセージを受
け入れ、DCBに接続されるラインの動作を制御する。動作は下記のものを含む。
◎ラインの一つのについての番号をダイヤル送出。1群のラインに対してゲイン
ファクタをオンまたはオフにセット。
◎1群のラインを消音または非消音。
◎1群のライン上で確認dtmf、会議入口、会議出口、セキュリティオン、セキュ
リティオフトーンをプレイ
◎音楽付きまたは音楽なしで1群のラインを特定の会議に入れる。
命令プロセッサは、影響されるラインを処理するディジタル信号プロセッサ(DS
P)に命令を通すことによってこれらの要求を実行する。2.デザインの記述
高レベルにて、各要求は、すでに列挙した目的の一つに対して命令プロセッサ
により提供されたインターフェースを介して遂行される。これらの各目的に対し
てノンブロッキングインターフェースが提供される。番号のダイヤル送出を除い
て、命令は要求者への完了の指示なしに遂行される。番号がダイヤル送出される
と、完了の応答が発呼者に提供される。障害ラインに向けられた命令
は、エラー/状態ログに記録される。
低レベルにて、命令プロセッサは各被要求ラインと関連するボード、ノードお
よびDSPチャンネルを決定する。適当なチャンネルデータ構造が、先攻の要求に
起因するエラー指示についてチェックされる。エラーがDSPにより指示されると
、命令プロセッサは、それをエラー/状態ログに記録し、影響されるラインを呼
びハンドラに故障として報告する。DSPがdtmfダイヤルおよびトーンプレイ要求
を遂行した後、命令プロセッサは、事象プロセッサを介して完了事象メッセージ
を受信することを期待する。3.データ構造
命令プロセッサは、どのノードがアクティブであるかを決定するために、アク
ティブノードのビットマスクを保持する。命令プロセッサのイニシャライズで、
すべての可能なノードは、アクティブでないことが分かるまでアクティブである
と仮定される。DCBの最初の解放の際、一つのノードが非アクティブとマークさ
れると、それは、命令プロセッサが再スタートされるまでその状態に留まる。も
しもエラーに遭遇すると、あるいはノードが確認命令に応答しないと、ノードは
非アクティブとマークされる。
命令プロセッサは、関連するデュアルポートメモリ(DPM)に位置するデータ
構造を介して各DSPと通信する。これらの構造は定義されており、DSP-ホストイ
ンターフ
ェースデザインに記述されている、doc.14002059参照。DSPが先行の要求でビジ
ーであるため・命令プロセッサがdtmfダイヤルおよびトーンプレイを直ちに実行
できないと、一時メモリを獲得して要求を記憶し、固定の期間後実行の試みを反
復する。4.詳細デザイン
非アクティブとマークされたノード上の要求に対しては、命令プロセッサはエ
ラー/状態ログにエラーを記録し、要求を無視する。
要求が利得ファクタを変更することまたは1群のラインを消音すべきことであ
ると、命令プロセッサは、適当なDSPチャンネルデータ構造に位置する対応する
フラグを単に更新する。要求がラインを会議に入れることであれば、命令プロセ
ッサは、特定のラインに対して要求されるところに従って音楽インディケータを
オンまたはオフセットし、できるだけ迅速に全アクティブノード上のチャンネル
−会議構造を更新する。
dtmfダイヤルまたはトーンプレイ要求の場合には、命令プロセッサは、各要求
されたDSPチャンネルが新しい命令を受け入れる準備が整っているかどうかを個
々に決定する。もしそうでなければ、命令プロセッサは、非公式にそのチャンネ
ルに対する要求をキューに格納する。適当な完了事象メッセージがDSP事象プロ
セスから達くと、要求は再度試みられる。命令プロセッサは、完了事象メッセー
ジに対してインターフェースを提供する。DS
Pが所望のチャンネル上に他の命令を受け入れる用意が整うと、関連するデータ
が、命令が従う関連するチャンネルデータ構造にまず入れられる。要求がdtmfダ
イヤルであると、各DSPチャンネルは、対応する完了事象がDSP事象プロセッサか
ら到達するときチェックされ、そしてもしもダイヤル送出がうまく完了したなら
ば、ライン番号がREPLY_DIAL_DONE応答で発呼者に戻される。警報は各5000msご
とにセットされるが、これにより、命令プロセッサは「are you active ?」とい
う確認で各アクティブノードを尋問する。もしもDSPが次の警報が到着する前に
その命令をクリヤすることによって応答しないと、事件がエラー/状態ログに記
録され、呼びハンドラは、その目的に対して提供されるそのインターフェースを
介して影響される線について報知され、関連するノードは、内部的にもアクティ
ブに留まる全DSPに対して内部的にかつDSPノードデータ構造において非アクティ
ブとマークされる。最後に、通知装置プロセスにより使用のため、dsp-障害イン
ターフェースが提供されている。この目的は、DSP障害の知識を命令プロセッサ
において統合することである。命令プロセッサは、如上のようにそれが内部検出
DSP障害を取り扱うときこの通知を処理する。5.付表
添付物は、プロセス線図およびcmd.lib.hヘッダファイルの事前リリースバー
ションを含む。最後のバージョ
ンに対するソフトウェア文書を参照された。命令インターフェースに対するマニ
ュアル頁も添付されている。B.1 序説
事象プロセッサは、マルチリンクディジタル会議ブリッジ(BCD)を構成する
プロセスの一つである。事象プロセッサは、DSPドライバからホストに割り込む
ディジタル信号プロセッサ(DSP)のビットアレイを読み取る。これは、ついで
、DSPデュアルポートメモリ(OPM)にアクセスし、割込みを引き起こす事象を決
定し、それらの事象を処理する。事象としては次のものが含まれる、すなわち、
◎ディジットが特定のユーザチャンネルから到着した。
◎特定のユーザチャンネルに対して、話提示フラグがセットまたはリセットされ
た。
◎特定の通知装置またはオペレータチャンネルに対してデータバッファの用意が
整う。
◎命令プロセッサにより以前に発せられたトーンプレイ要求が完了した。
◎命令プロセッサにより発せられる先行のディジットダイヤル命令に対してダイ
ヤル送出が完了した。
DSPドライバのデザインは、この書類においての記述されている。これは、ホス
トソフトウェアに対して次の機能性を与える。
◎オープン()インターフェースを介してDSP装置に対するアクセス。
◎読取り()インターフェースをを介してDSPノードに割り込むビットアレイ。
◎各ノードをリセットし、DPMの物理的アドレスを得、アクティブDSPノードのビ
ットアレイを得て装入し、I/0レジスタ内容を得て装入し、レジスタのプリンテ
ィングをイネーブルまたは不能化する手段が、そのioctl()インターフェースを
介してアクセス。
読者は、DSPインターフェースおよびデータ構造の詳細についてはDSPホストイン
ターフェースデザイン仕様(Doc.14002059)を参照すべきである。2.デザインについての記述
。
DSPからの割り込みを取り扱うとき可能なプロセスコンテクスト切替えを減ず
ることが望まれるから、DSPドライバの存在は事象プロセスと綿密に関連づけら
れる。
2.1事象プロセッサデザイン
事象プロセッサは、DSPドライバからの割込みを待ちながらブロックする。これ
は、どのチャンネルが事象を指示するかを決定し、各事象を処理する。可能な事
象は序説のセクションに列挙されている。事象プロセッサは、事象に依存して、
他の関係するプロセスにより目的のために提供されたインターフェースを実行す
る。指示される全事象の処理後、事象プロセスは、他の割込みが起こ
るのを待つ。プロセス遷移図が付表に提供されている
2.2 DSPドライバデザイン
DSPドライバは、すべてのDSP割込みを取り扱い、DSPレジスタに対して単一の
インターフェースを提供する。これはまた、DPMのアドレスやアクティブDSPノー
ドのような情報源でもある。
DSPドライバは記号装置である。これは、dspinit(),dspopen(),dspioctl()
,dspread(),dspintr(),およびdspclose()に対するハンドラを提供する。イニ
シャライズ中、ドライバは、ドライバのシステムインストレーションファイルに
特定される可能なI/0ベースアドレスリストから既存のボードを決定することを
試みる。ドライバのインストレーションファイルの内容は、付表に記載されてい
る。ドライバは、DPMに対する物理的メモリのスターティングアドレスをシステ
ムインストレーションファイルに指示される第1メモリアドレスに割り当てる。
ドライバは、任意の数の協働するプロセスがDSP装置を開くことを可能にする
。
Ioctle呼びは、各DSPノードをリセットし、DSPについての情報をドライバから
そしてドライバに取得、装入し、デバッグの目的でコンソル上における各レジス
タアクセスのプリントアウトを制御するのに使用される。支持されたioctl命令
は、付表に含まれるdsplib.hに定義されている。将来のソフトウェアのリリース
に際しては
、ioctl命令をDSPテスト機能を支持するために追加できよう。
割込みが起こると、ドライバのintrセクションは、全割込みノードのビットア
レイを形成し、既存の核ルーチンにより管理されるバッファにこれを記憶する。
この情報は、後で読取りインターフェースにより収集できる。
装置は、DSPを開かせる最後のプロセスがそのクローズコールを発するときに
閉成される。3. データ構造
装置読取り()インターフェースは、符号なしのロングを使用して、第1の24
ビットに割込みノードのビットアレイを提供する。
種々のioctl()命令に対するアーギュメントは以下に定義される。
◎符号なしのショートは、RESET_DSP要求でリセットされるべきボードを特定す
るのに使用される。これはInitDCBプロセスによってのみ使用される。
◎符号なしの整数は、GET_ACTIVE要求およびPUT_ACTIVE要求に対して第1の24
ビットにてアクティブDSPノードのビットアレイを取得、装入するのに使用され
る。アクティブノード情報は、添付のdspマニュアルページに記載されるように
、より高レベルのインターフェースopen_dsps()呼びの間に収集され、貯蔵され
る。
◎長い整数は、GET_DSPMEM要求によりDPMの物理的なスターティングメモリアド
レスを得るのに使用される。こ
の情報も、open dsps()呼び中収集され、使用される。
◎dsplib.hヘッダファイルに定義される DSPI0構造は、GET_REGISTER要求およ
びPUT_REGISTER要求に対してASPレジスタ内容を取得、装入するためにインター
フェースに通される。
◎デバッグの目的で、PUT_INTERRUPT要求による割り込みを疑似するため、長い
整数が割込みノードのビットアレイを定義するのに使用される。この値は、後続
の読取り要求中に戻される。
◎GET_I0BASE要求により各可能なDSPボードのベースI/0アドレスを取得するため
、6整数のアレイが使用される。そこに含まれる情報は、レジスタアクセス中ド
ライバにより自動的に挿入されるから、このインターフェースは、現在のところ
デバッグ情報を提供するためにのみ使用される。
◎DEBUGONまたはDEBUGOFF要求に対してはアーギュメントは必要とされない。4.詳細デザイン
上に概説したデザインについての追加の詳細をここに記載する。
4.1事象プロセッサの詳細
事象プロセッサは、スタートするとき、プロセス間通信ルーチンをイニシャラ
イズし、DSP装置を開き、共有データベースをイニシャライズする。ついで、無
限ループに入り、割込みノードのビットアレイを読み取り、各
事象を処理し、そして再度読み取る。各割込みを処理するため、ビットアレイに
ビットセットを有する各ノード上の各チャンネルデータ構造の事象番号が、事象
の存在ごとに試験される。事象が検出されると、諭理的チャンネル番号(1cn)
が決定され、そしてその後の処理は、以下に記載される事象の形式に依存する。
DSPチャンネル番号および論理的チャンネル番号間の変換を行う一組の関数が、
添付の1cnマニュアルページに詳記されている。
話事象に対しては、話フラグがDPMから得られ、1cnに対する共有データベース
の話指示スロットに格納される。
dimfディジットイン事象の場合、ディジットはDIGITDATA構造にコピーされ、D
PM内のソースはNULLストリングにセットされ、そしてReport Digits()インター
フェースは情報を呼びハンドラに送るのに使用される。
データバッファ用意完了事象が起こると、annun_bufrdy()インターフェースが
、情報を通知装置プロセスに送るのに使用される。
ダイヤルダンまたはトーンダン事象が受信されると、命令プロセッサは、それ
ぞれcmd_dial_done()またはcmd_tone_done()インターフェースを介して報知され
る。
最後に、事象が処理されたことをDSPに信号するために、DSPチャンネルの事象
番号がそこにNULL_EVENTを格
納することによりクリヤされる。
4.2 DSPドライバの詳細
ドライバのインストレーション中、システムワイドのconfig.hファイルはすべ
ての装置ドライバのシステムファイルから形成される。付表中に含まれるSpace.
cファイルが、ソース形式で各DCBソフトウェアインストレーションサイトに供
給され、config.hファイルから構成データを得るのに使用される。config.h情報
からSpace.cファイルにイニシャライズされる汎用変数により、DSPドライバは
、各ボードI/0レジスタに対するスターティングDPMアドレスおよびベースアドレ
スの割当てを知る。
システム始動の際、ドライバのinitハンドラは、マルチリンク版権の通告を印
刷し、6つの可能なDSPボードの各々が検出されたか否かについて指示する。こ
れで、DCBシステム管理装置は、ドライバが存在していること、およびそしてそ
れが全インストールボードの存在を確認したことを保証される。DSPがIDレジス
タを有さないと、システム内の言及された各ボードの受信制御レジスタが試験さ
れる。このアドレス(オフセット0x3000)は、他の装置により使用されているこ
とはまれである。このレジスタは、パワーアップ時にクリヤであり、わざと0xFF
にセットされることはない。これは、装置が存在しないときに戻される。それゆ
え、もしも0xFFが読み取られると、DSPは存在すると仮定される。
ボードが検出されると、そのI/0アドレスは将来の参照のためiobasesのアレイ
に格納される。
ドライバを開くための最初のプロセスにより、既存の核ルーチンにより管理さ
れる読取りバッファのイニシャライゼーションが引き起こされる。バッファは、
割込みハンドラにより各DSPボード上のノード割込み状態レジスタから形成され
る割込みノードのビットアレイを記憶するのに使用される。後での装置のオープ
ンは、装置を開かせるプロセスの計数値を単にインクリメントすることを要求す
る。
閉じルーチンは、装置を開かせるプロセスの計数値をデクリメントする。計数
値が0に移行すると、読取りバッファは実際に閉じられる。
読取りルーチンは、単に、核により管理される上述のバッファハンドラに対す
る呼びである。
Iotlr命令は、DSPリセットおよび全I/0レジスタ動作を含む、特定の要求を制
御する。
ユーザアーギュメントは、特定の命令に従い、ユーザメモリから核メモリにコ
ピーされ、作用し、核メモリからユーザメモリへのコピーにより戻される。
添付のdspマニュアルページは、低レベルインターフェース細部のあるものを
隠しながらドライバに機能的にアクセスするために、高レベルインターフェース
を特定する。5.問題点
DSPセマフォアーは、dtmfディジットイン事象に続きホストがディジットを除
去しつつあるとき信号するためにおそらく必要とされる。
DSPドライバは、DCBシステム始動の際印刷できるSpace.eファイル内の追加の
記号ストリングのイニシャライズによりバージョンまたは構成情報のソースレベ
ル識別を挿入するようにソフトウェア作製するための手段を提供できよう。6.付表
付表は、dsplib.hヘッダファイルおよび数種のDSPドライバ構成ファイルの事
前リリースバージョンを含む。最後のバージョンに対するソフトウェア書類を参
照。DSPドライバインターフェースに対するマニュアルページも添付されている
。C. 1 序説
InitDCBプロセスは、マルチリンクシステム70会議ブリッジを構成するプロセス
の一つである。これは、システムの70の始動および健全な動作を管理する。
◎サービスごとの診断
◎資源イニシャライズまたは復旧。
◎プロセス創成。
◎デッドマン懐柔でプロセスの健全性をチェック
◎警報報告
◎システム70再イニシャライズまたは遮断2.デザイン概観
Inidcbは、呼び出されるべき第1のシステム70のプロセスである。これは、init
tabファイル内のエントリからUNIXinitプロセスに呼ばれるように設計される。
以下に記載されるブーツ状態に依存して、これは、要求に応じて一連の予備診断
およびイニシャライズを遂行するが、その対象は、ディジタル信号プロセッサ(
DSP)、T1ボード、アナログボード、直列ボード、共有メモリ、データベース、
ディスプレイおよびデッドマンタイマーを含むが、これに限定されるものでない
。これは、残りのシステム70のプロセスを創成し、各々に規定の始動アーギュメ
ントを提供する。
Initdcbは、最終的に、寿命長のループに入るが、ここにおいては、システム7
0デッドマン回路を周期的に懐柔し、メッセージを受け取る各プロセスからCMD_R
U_THEREメッセージに対する回答を要求する。これは、信号を他のプロセスに送
り、受信プロセスはメッセージにより同様にプロセスに解答する。付表に記され
るinit_signal()インターフェースは、この目的のために提供される。もしも、
プロセスが限定された時間内に応答しないと、エラーメッセージが記録され、警
報が発せられる。
Initdcbは、大小の警報をセット、リセットすべきメッセージを受け取る。こ
れはまた、システム70の再イニシャライズまたは遮断を要求するメッセージを受
け取る。これは、続いて、CMD_SHUTDOWNメッセージまたは対応する信号を全プロ
セスに送り、それによりプロセスに出
ることを礼儀正しくを要求する。特定の時間限界内に、すべてのプロセスが出て
いけば、initdcbはUNIX核に再イニシャライズまたは遮断させる。3.データ構造
Initdcbは、子供プロセス前、プロセスid、プロセス優先性、メッセージキュ
ーidおよびプロセス警報状態のアレイをシステム再イニシャライズ、プロセス間
通信またはシステム遮断により使用のために維持する。これはまた、大小の警報
に対する未解決要求の数の計数値を維持する。
DCBのマルチプロセッサアーキテクチャにより、会議はシステムが再イニシャ
ライズされる間アクティブに止まることを可能にする。このプロセスは「ウォー
ムブーツ」と呼ばれる。ホストプロセッサが再イニシャライズされる間、会議は
アクティブに留まる。何故ならば、DSPプロセッサおよびT1ネットワークインタ
ーフェースはホストプロセッサから非同期的にランするからである。しかしなが
ら、ホストソフトウェアは、会議およびチャンネルデータ構造をその正しい状態
に復旧させるに必要な情報を正しく回収しなければならない。実時間で更新され
る全会議およびチャンネルデータ(例えば呼び計数値およびタイマー)は、DSP
のデュアルポートメモリに記憶される。実時間で更新されない他のチャンネルお
よび会議データは、ディスク上に記憶される。この情報は、会議およびチャンネ
ル名、会議モード等を含む。ディジ
タル信号プロセッサ(DSP)のデュアルポートメモリ(DPM)に記憶されるデータ
構造は、initdcbにより試験され、システムのウッォーム対コールドブーツアッ
プ状態を決定し、コールドブーツに対しては、DSPホストインターフェースデザ
イン仕様に記述されるようにイニシャライズされる(Doc14002059参照)。DPMデ
ータ構造に記憶された情報は、システム70ウォームブーツアップ再イニシャライ
ズを生かし、そしてこれは、時間および請求レコードを含むチャンネルごとおよ
び会議ごとデータを回収するに十分である。かくして、再イニシャライズは、既
存の会議呼びに最小の影響しか及ばさない。4.詳細デザイン
Initdcb処理は、その機能性を記述する下記のセクションの順序で遂行される。
4. 1 DCB環境
DCBディレクトリのルーツは、添付のinit lib.hヘッダファイルにおいて/usr/
dcbであるとしてDCBPATHにより定義される。Initdcbはまず、DCBPATHを環境変数
セットに追加し、現在ディレクトリをその値にセットする。種々の機能に対する
DCBPATHのサブディレクトリが存在する。すなわち、
◎アナウンスはボイスデータファイルを含む。
◎binはDCBプロセス実行可能ファイルを含む。
◎cdrは詳細レコードファイル呼びを含む。
◎dbaseは、データベース、ダイヤルリスト、パスワー
ドおよび関係する構成ファイルを含み、そのあるものはデータベースのサブディ
レクトリに記憶されている。
◎newは、次のDCB再スタートの際ビンディレクトリ内のものを交換するために更
新された実行可能ファイルを含む。
◎logはエラーおよび状態メッセージを有するファイルを含む。
◎reportsはDCBレポートファイルを含む。
◎tmpはプリントスプーラーに予定された一時的ファイルを含む。
4.2 DPMアクセス
DPMデータ構造アレイに対するアクセスは、DPSホストインターフェースデザイ
ン仕様に記述されるインターフェースを介して行われる。これらのインターフェ
ースは、DPMアレイの物理的スターティングアドレスを取得し、そのアドレスを
現在プロセスにおける仮想メモリにマップする。DPM構造アレイの汎用ポインタ
は保存される。これを使うと、DPMデータは、単にポインタを参照から外すこと
により簡単に得られる。
4.3 ブーツおよびサービス前テスト状態
下記のアルゴリズムは、コールド/ウォームブーツ状態を何時宣言するか、お
よび何時サービス前診断を遂行するかを決定するのに使用される。
initdcbがスタートされると、ウォームブーツブール変数が真に対してイニシ
ャライズされ、testdspブール
変数が偽に対してイニシャライズされる。
もしもinitdcbが-t optionで実行されると、testdspは真にセットされる。
initdcbが-0 optionで実行されると、ウォームブーツは偽にセットされる。
もしもウォームブーツがここで真であると、initdcbは、アクティブDSPノード
に格納される既知の情報を試験する。active_nodes値はDSPドライバ値に整合せ
ねばならない。this_nodeの値は割り当てられた値に整合せねばならない。全ポ
ートに対して、dpm_ポート値は、割当て値と整合しなければならない。これらの
状態のいずれかが偽であると、ウォームブーツは偽にセットされる。
4.4 サービス前診断
前のセクションに記述されるイニシャライズ状態アルゴリズムの結果を使用す
ると、もしもウォームブーツが偽でtestdspが真であると、サービス前診断が遂
行される。Initdcbは直列ボード、DSP、T1ボードに関するハードウェア診断、お
よびDSP、T1ボードおよびアナログポートの動作を確認する統合診断を遂行する
。ウォームブーツの際はハードウェア診断は遂行されない。
◎直列カードポートは、出力をループバックし、規定の一連のSSCII記号の伝送
を検出することによってチェックされる。オペレータは、適正なボーレート適合
性を可視的に決定し、第1のコンソルディスプレイスクリーン
とともに提示されるとき動作を表示できる。
◎DSP診断は、DCB発呼可能機能に変換されたDSPおよびホストに対してSDLで提供
されるソースコード基づく(Doc.14002097参照)。
◎T1診断は、主として、レジスタが適正に書き込まれ、戻され得ることをチェッ
クする。
◎統合診断は、DSP発生信号をT1ボード、アナログカード中をループバックして
検出し、信号の連結性を確認するように戻す(Doc.14002094)。
4. 5 ハードウェアおよび資源イニシャライズ
ハードウェアおよび資源イニシャライズは下記のように遂行される。すなわち
、
◎もしも新ディレクトリに実行可能またはDSPコードファイルがあれば、initdcb
はそれをビンディレクトリに移す(もしも存在すれば、initdcbの新バージョン
が、一つの実行を置き代えるように実行される。
◎InitSHM()は、メモリデータベースおよび警報データベースをイニシャライズ
する。
◎init_dsp()は、コールドブーツに対するDSPをイニシャライズするために呼ば
れる。
◎T1ボードに対するウォーム/コールドブーツイニシャライズ手続きが呼ばれる
。
◎InitDBCold()は、コールドブーツに対してシステムデータベースをイニシャラ
イズする。InitDBWarm()は、チャンネル当りの会議数、会議中時間、およびハー
ドウェ
アから導出される信号情報を考慮に入れながらウォームブーツに対して同じこと
をなす。InitDBWarm()は、論理チャンネルユニット当りの会議数およびDSPデュ
アルポートメモリ(DPM)からの会議中の分、およびT1状態レジスタからのチャ
ンネル当りの信号情報を回収する(ポーリングおよびD&A情報は失われる)。ウ
ォームブーツイニシャライズおよび会議回復に対して使用されるアルゴリズムは
以下に概説される。
◇システム内の各チャンネルに対して、チャンネルの現在ボイスパス情報(これ
は会議数、消音状態、利得状態および音楽状態を含む)、およびネットワークフ
ック状態設定(入りおよび出の両方)を得る。
◇空の(両方向においてオンフック)チャンネルはNull Conferenceに入れられ
る。
◇接続され(両方向においてオフフック)かつユーザまたはオペレータ会議中の
チャンネルは、その会議に残される。他の会議内のチャンネルはEnter Conferen
ce状態に置かれる。チャンネル状態情報は、デュアルポートメモリおよびディス
クの両方から回収される。デルタ時間動作は、チャンネル捕捉時間および現在時
間に遂行され、再イニシャライズ中に失われた時間情報を回収する。
◇切断されたチャンネル(一方向のみにおいてオフフック)は、Null Conferenc
eに入れられる。チャンネル状態情報は、Call Detail Record(CDR)報告のため
デュア
ルポートメモリおよびディスクの両方から回収される。
◇会議状態情報は、1または複数のユーザチャンネルを有する会議に対してデュ
アルポートメモリおよびディスクの両方から回収される。
◇レコード、プレイバック、オペレータおよび通知装置チャネルは、すべて現在
会議内に残される。
4.6 プロセス創成
次に、initdcbは、割り当てられた優先性を使用して他のPCBプロセスを創成し
、それらの第1のアーギュメントとしてブーツ状態を提供する。プロセッシング
創成の順序は下記のごとくである。すなわち、
◎低レベルサービスを提供する第1のプロセス−エラー/状態ログ、タイマー、
DSP事象およびT1事象プロセス。
◎高レベルサービスを提供するプロセス−DSP命令プロセッサ、通知装置、呼び
ハンドラおよびT1ハンドラ。
◎最後に、ユーザインターフェースプロセス−Netmgr、Cdr、レポート、ディス
プレイハンドラおよびログイン(8)。管理、保守、Opcon(8)およびディスプ
レイ更新(8)は、ディスプレイハンドラおよびログインプロセスにより実行さ
れる。
◎もしも何らかの診断の問題またはボードミッシングが検出されたら、initdcb
は、問題をオペレータに関係づけるためにopconにより提供されるインターフェ
ースを
実行し、問題をディスクファイルに記録しそしてそれをシステムプリンタに送る
ためエラー/状態ログにより提供されるインターフェースを実行する。
4.7 健全性チェックおよびデッドマン懐柔
Initdcbは、ついで3秒間隔で反復タイマー警報をセットし、タイマーの応答
が受信される度にデッドマン回路を懐柔する。各タイマー応答が受信されると、
initdcbは、その子プロセスにメッセージまたは信号を送ることによって、健全
性チェック応答を要求する。これは、円卓会議様式で要求を各子プロセスに送り
、同じプロセスが再度アドレスされないうちに応答を期待する。Disphandおよび
ログインプロセスは、覚えているその子プロセスについての知識で回答する。プ
ロセスがもしも、他のメッセージに対して義務づけられているときに健全性のチ
ェック要求に応答しなかった場合には、initdcbは、プロセスがコアプロセス(
会議に対して重要)であるかないかに依存して大または小の警報をセットする。
ついで、デッドマン懐柔および健全性チェック処理を連続的に反復する。
4.8 警報報告
Initdcbは、大小の警報を報告するため、付表に記述されるインターフェース
を介してメッセージを受け入れる。各警報が行使される度に度数の計数値を維持
する。もしも計数値が0より大きいと、対応する警報が発せられる。対応する警
報の計数値が0に降下するときのみ警
報を不作動にする。
Initdcbは、下記のコアプロセスが健全性チェックに応答しないと大警報をセ
ットする。コアプロセスには次のものが含まれる。すなわち、タイマー、DSP事
象、T1事象、DSP命令、呼びハンドラおよびディスプレイハンドラ。
小警報は、下記の非コアプロセッサが健全性チェックに応答しない場合にセッ
トされる。これには、Error/状態ログ、通知装置、ログインのCdrおよびNetmgr
が含まれる。
4.9 システム遮断
最後に、initdcbはまた、システムイニシャライズまたは遮断のためのメッセ
ージを受け入れる。これは、保守操作者が新しいボード、新しいライン等を設置
したり、何らかの理由でシステムをきれいに遮断することができるように、保守
プロセスからのみ発することが予定される。この要求を発しない内はどの会議も
なおアクティブでないことを保証するのが保守プロセスの責任である。Initdcb
がプロセスが出ることを要求するメッセージまたは信号を各プロセスに送る。プ
ロセスが資源を閉鎖し出ていくのに20秒を見た後、initdcbは、
◎生きている子のプロセスを殺す。
◎close_dsp()インターフェースでDSPを閉じる。
◎適当なインターフェースを提供した他の資源を閉じる。
◎出る。
initdcbが遮断のために出ると、innitabのスクリプトが、UNIX核を遮断し、そ
して保守操作者からの作用を待つように設計されている。イニシャライズのため
には、ウオームリブーツが自動的に呼び出される。5.付表
添付物は、プロセス変換グラフおよびinit_lib.hヘッダファイルの事前リリー
スを含む。最後のバージョンに対するソフトウェア文書を参照されたい。イニシ
ャライズプロセスインターフェースに対するマニュアルインターフェースも添付
されている。D.1 序説
マルチリンクディジタル会議ブリッジ(DCB)MVIPバスおよびSTバスタイムス
ロット割当てと関連する表をここに記載する。これらの表は、表の欄に記載され
るように、データを種々の観点から観察してある。
第1の6つのMVIPバスレールの各々には、一つのT1ラインが割り当てられる。
最初のDCBの発表には4つのT1ラインのみが計画されている。各レール上におい
て、第1の24のタイムスロットがT1チャンネルにチャンネル順序で割当てられて
いる。
MVIPレール6および7は、DSP内部通信のために保存されている。これらのレ
ールの最初の24の時間スロットは、それぞれ話されたリストおよび話リストに割
当てられている。ノード同期が、レール6上の残りの時間スロ
ットの一つに割り当てられている。
第1の4つのDSPボード(単位ボード当り4つのDSPがある)上に均等に分配さ
れた、全部で8つのチャンネルに対する最初の16のディジタル信号プロセッサ(
DSP)ノードの各々には、1オペレータチャンネルまたは1通知装置チャンネル
が割り当てられる。オペレータおよび通知装置には、別個のMVIPバスレールの残
りの(すなわち最後の)8タイムスロットが割り当てられる。オペレータチャン
ネルの送信および受信側は、2つの隣接するレールの上部および下部にそれぞれ
割り当てられる。
音楽チャンネル、二つのリンクラインの受信側、および三つのレコード/プレ
イバックチャンネルは、他のMVIPバスレール上の未使用のタイムスロットに割り
当てられている。2つのリンクラインの送信側は、下方の隣接レールに割り当て
られる。一つのリンクラインおよび一つのレコード/プレイバックチャンネルは
、最初の二つおよび最初の三つのDSPボードの各々にそれぞれ割り当てられる。2.表
表1は予見される全DCBノードに対するMVIP基準メモリ位置データを列挙する
。このデータは、各DSPボード上に位置する対応する基準デュアルポートメモリ
(DPM)に挿入される。データは、ノード対当り1バイトで記憶され、低ニブル
の低番号ノードは調整してある。ノードは逆の数値順序で順番に示されているか
ら、ニブルデー
タはノード順に示すことができる(逆であるが)。未使用のスロットに対する基
準メモリには0が記憶されている。明瞭にするため、0は表に示されていない。
メモリ位置は、MVIPバス時間スロットに関して1対1の対応を有する。ニブル値
は、使用されるMVIPレール番号で0x8でORを取られており、そしてこれは、対
応する時間スロットの間に出力イネーブルするのに使用される。一つのノードの
みが、任意の1時間スロットの間に所与のレールに出力を提供し得る。それゆえ
、0x8に等しいかそれより大きな同じニブル値は、この表の任意の一行に一度し
か現われ得ない。この表は、恐らくその限定の違反を検出する最良の方法である
。表は、残りの表で要求される情報の多くを含んでおり、ある意味において、こ
の書類の残りの表に含まれる多くのものを代表するものである。
表2はMVIPレールマップである。これは、どのT1チャンネル、話リストノード
番号、オペレータ番号等が各MVIPレール上の各時間スロットを使用するかを示す
。
表3は、各DSPノードのDPM内の各チャンネルデータ構造の時間スロット番号に
記録されるデータを表わしている。上位バイトはMVIPレールを含み、下位バイト
はそのレール上の関連する時間スロットを含む。話および話されたリストに対し
て各ノードにより使用される時間スロットは、完全にするために包含されている
。脚注も、ノード同期および音楽チャンネルのための時間スロット
を示しており、話しリストおよび話されたリストに対する時間スロットをノード
番号の関数として計算するのに使用できるアルゴリズムを示している。
表4は、T1チャンネル、オペレータ、通知装置、レコード/プレイバックチャ
ンネル、およびリンクラインに関する、DCBホストソフトウェアを通じて使用さ
れる局部的チャンネル番号の割当てを示す。
表5〜10は、DCBノードおよびポートデータのボードごとの編集を示す。こ
れは、基準メモリデータ、カッド−ポートアドレス、MVIPバス割当て、T1チャン
ネル割当て、2線チャンネル割当て、論理的チャンネル番号、および機能的割付
けを示す。
表11および12は、Mitel T1ボードスイッチイニシャライズをボード、STバ
ス流番号およびタイムスロットの関数として示す。未使用のスイッチ接続は、図
示されないかダッシュ(−)付きで示してある。
付表:表1〜12中に使用される英語用語日本語訳
(表順に新たに出るもののみを記載)
表1
Ref.Memory Add.:基準メモリアドレス
Board: ボード
表2
Slot: スロット
Rail: レール
Link: リンク
Rcd/Pbk: レコード/プレイバック
Music: 音楽
Talked: 話された
NodeSync: ノード同期
Talk: 話
Annun: 通知装置
表3
Node: ノード
Chan: チャンネル
表5〜10
port: ポート
Ref.Mem: 基準メモリ
TX: 送信
Addr: アドレス
Data: データ
Quad Port: カッドポート
RX: 受信
Bus: バス
Tel.Line 電話ライン
Logical Chan.: 論理的チャンネル
Function: 機能
conference: 会議
talk Iist: 話(トーク)リスト
talked list: 話されたリスト(トークトリスト)
operator: オペレータ
Link line: リンクライン
rcd/pback: レコード/プレイバック
表 11
Time Slot: タイムスロット
STBus: STバス
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G
B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV
,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,
RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN,
(72)発明者 ブロドスキー,フィリップ エス.
アメリカ合衆国 01844 マサチューセッ
ツ,メスューエン,サイプレス アベニュ
ー 47
(72)発明者 レブランク,リチャード イー.
アメリカ合衆国 03865 ニューハンプシ
ャー,プラストウ,オータム サークル
7
(72)発明者 ボーン,フィリップ ジェイ.,ジュニア
アメリカ合衆国 01810 マサチューセッ
ツ,アンドーバー,ロックウェイ ロード
14
(72)発明者 マッカーシー,ゲアリー アール.
アメリカ合衆国 03103 ニューハンプシ
ャー,マンチェスター,ダンバー ストリ
ート 110
(72)発明者 レイオンディレス,アーサー ピー.
アメリカ合衆国 03057 ニューハンプシ
ャー,モント ヴァーナン,オールド ウ
ィルトン ロード 30
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)複数の電話チャンネルを電話会議接続するためのシステムであって、前記 複数の電話チャンネルから到来しかつ該複数の電話ラインに出るデータを表わす ディジタル信号を搬送する共通バス手段を含む形式のシステムにおいて使用する ための信号処理装置において、 A.前記共通バス手段に結合されかつ少なくとも一つの電話チャンネルと関連し ており、 (i)各関連する電話チャンネル上の到来データに応答してその電話チャンネル の状態を表わす信号を発生し、 (ii)前記状態信号を前記共通バスに転送するための少なくとも一つディジタル 信号処理(DSP)手段を備え、 B.該少なくとも一つディジタル信号処理(DSP)手段が、 (i)前記複数の電話チャンネルと関連する状態信号に応答して、そのDSPと関連 する各電話チャンネルに対して、前記到来データ信号の少なくとも選択されたも のの関数として出力データ信号を発生し、 (ii)前記共通バス上の前記出力データ信号を前記関連する電話チャンネルに転 送する ための手段を備えることを特徴とする信号処理装置。 (2)複数の電話チャンネルを電話会議接続するためのシステムであって、前記 複数の電話チャンネルから到来し かつ該複数の電話ラインに出るデータを表わすディジタル信号を搬送する共通バ ス手段を含む形式のシステムにおいて使用するための信号処理装置において、 A.各々前記共通バス手段に結合されかつ少なくとも一つの電話チャンネルと関 連しており、 (i)各関連する電話チャンネル上の到来データに応答して、その電話チャンネ ルの状態を表わす信号を発生し、 (ii)前記状態信号を当該各DSP手段に転送するための複数の一つディジタル信 号処理(DSP)手段を備え、 B.該DSP手段の各々が、 (i)前記複数の電話チャンネルと関連する状態信号に応答して、前記各DSP手段 と関連する各電話チャンネルに対して、前記到来データ信号の少なくとも選択さ れたものの関数として出力データ信号を発生し、 (ii)前記共通バス上の前記出力データ信号を前記関連する電話チャンネルに転 送する ための手段を備えることを特徴とする信号処理装置。 (3)前記DSP手段が、前記状態信号を、関連する到来電話チャンネル上の選択さ れたアクティビティレベルの指示であるように発生するためのエネルギ検出手段 を備える請求項1または2記載の信号処理装置。 (4)前記エネルギ検出手段が、前記状態信号を、関連する到来電話チャンネル 内のデータにより表わされるエネルギレベルの関数として発生するための手段を 備える請 求項3記載の信号処理装置。 (5)前記エネルギレベル手段が、前記状態信号を、スレッショルドエネルギ値 より大きい前記出力データ信号の平均エネルギと前記状態データエネルギレベル 間の差を表わす値を指示するものとして発生するための手段を備える請求項4記 載の信号処理装置。 (6)前記DSP手段が、前記状態信号に応答して、前記出力データ信号を、前記の 選択されたアクティビティレベルを有する選択された数の電話チャンネル上に到 来データの関数として発生するための話(トーク)リスト手段を備える請求項3 記載の信号処理装置。 (7)前記話リスト手段が、前記の選択されたアクティビティレベルを有する前 記の選択された電話チャンネルを表わす話リスト信号を発生し、格納するための 手段を備える請求項6記載の信号処理装置。 (8)前記話リスト手段が、前記話リストを、実質的に前記和リスト手段相互に 同一に発生するための手段を有する請求項7記載の信号処理装置。 (9)前記話リスト手段が、前記話リスト信号における表示として、ある指示さ れた値を越す前記出力データ信号内の平均エネルギと到来データエネルギレベル 間のエネルギ差を有する電話チャンネルを選択するための手段を備える請求項7 記載の信号処理装置。 (10)前記話リスト手段が、前記話リスト信号における表示として、現在話リス トの平均到来データエネルギレベ ルを越す到来データエネルギレベルを有する電話チャンネルを選択するための手 段を備える請求項7記載の信号処理装置。 (11)A.前記DSP手段が、制御パラメータに応答して、前記複数の電話チャン ネル間の電話会議を少なくともイニシャライズするための手段を備え、 B.前記信号処理装置が、前記DSPに結合し得て、それによるアクセスのため、 前記パラメータを発生し格納するためのホスト処理手段を備えており、 C.前記DSP手段が、前記ホスト処理手段による選択された障害の場合、前記複 数の電話チャンネルの少なくとも選択されたもの間の電話会議接続を維持するた めの手段を備える 請求項1または2記載の信号処理装置。 (12)複数のチャンネルから到来しかつ該複数の電話チャンネルに出るディジタ ル信号を搬送する共通バス手段を有するシステムにおいて前記複数の電話チャン ネルを電話会議接続すための方法において、 A.各々少なくとも一つの電話チャンネルと関連しており、すべてが全到来電話 チャンネルからデータを受信する複数のディジタル信号処理(DSP)手段を前記 共通バスに結合し、 B.各関連する電話チャンネル上の到来データに応答して、その電話チャンネル の状態を表わす信号を発生し、 C.前記状態信号を前記各DSP手段に転送し、 D.前記複数の電話チャンネルと関連する状態信号に応答して、前記各DSP手段 と関連する各電話チャンネルに対して、前記到来データ信号の少なくとも選択さ れたものの関数として出力データ信号を発生し、 E.前記共通バス上の前記出力データ信号を前記関連する電話チャンネルに転送 する 諸段階を含む会議電話接続方法。
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