JPH08506316A - 改良された安定性を持つ過炭酸ナトリウム粒子の調製法 - Google Patents

改良された安定性を持つ過炭酸ナトリウム粒子の調製法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、過炭酸ナトリウム粒子の表面上に炭酸水素ナトリウムを含む層を形成させるために水分の存在下で二酸化炭素もしくは二酸化炭素を多く含む気体に過炭酸ナトリウム粒子を接触させることにより、安定性の改善された過炭酸ナトリウム粒子を調製する法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された安定性を持つ過炭酸ナトリウム粒子の調製法 本発明は、炭酸水素ナトリウムを含む層で覆われた過炭酸ナトリウム粒子の調 製法に関するものである。これらの安定性を改良された過炭酸ナトリウム粒子は 界面活性剤に特に有用である。 過炭酸ナトリウム(SPC)は水溶性の結晶であり分子式2NaCO33H22 で表わされる過酸化化合物である。その理論的な活性酸素の含有量(AO)は 15.28重量%である。過炭酸ナトリウムは水に比較的早く溶け、溶液中に炭 酸ナトリウムと過酸化水素を放出する。この性質を有することにより、過炭酸ナ トリウムは漂白剤として広く利用されている。過炭酸ナトリウムは工場や家庭に おいて織物の漂白や色抜きに適する。 2番目に広く利用される漂白剤には過ホウ酸ナトリウムがある。しかし、この 漂白剤は環境的な理由から使用を断念させられている。過炭酸ナトリウムはかす を残さないし、富栄養化の原因にもならないという意味では理想的である。過炭 酸ナトリウムは酸素原子、水および炭酸ナトリウムに分解する。過炭酸ナトリウ ムにはまた、わずかながらに、効果的な速い漂白効果がある。 過炭酸ナトリウムはそれなりに安定した化合物であるが、貯蔵中に界面活剤中 で分解し、その活性酸素を失いやすいという問題点を持つ。特に暖かい、湿度の ある条件で貯蔵すると過炭酸ナトリウムはひとりでに分解する。過炭酸ナトリウ ムの第2の問題点はゼオライトを含む界面活性剤に関する。界面活性剤がゼオラ イトを含んでいると、保護されていない過炭酸ナトリウムは利用できない。とい うのも、そのような場合、過炭酸ナトリウムは非常に速く分解されるため、貯蔵 期間が比較的短い場合でも漂白効果がなくなってしまうからである。 過炭酸ナトリウムの分解は過炭酸ナトリウム粒子を覆うことにより防止可能で ある。過炭酸ナトリウムの結晶を覆うこと、例えば炭酸水素ナトリウムまたは他 の無機物で覆うということは既に開示されている。その目的は他の成分特にゼオ ライトから過炭酸ナトリウムを物理的に隔離するためにできるだけ厚い炭酸水素 塩の層を得ることである。ゼオライトをベースとした界面活性剤中において安定 な過炭酸ナトリウムをある特殊な方法により市販の過炭酸ナトリウムをスクリー ニングすることによって得る方法を示す文献が知られている。この方法では、過 炭酸ナトリウムは、特定の粒子径と形状因子を持つ。 過炭酸ナトリウム粒子にアルカリ金属クエン酸塩を吹き掛けるという方法がヨ ーロッパ特許公開第0546815 A1に開示されている。この方法により過 炭酸ナトリウムの安定性を向上させる被覆が表面に得られる。しかしながら、こ の種の被覆がもつ問題点は、十分な不透過性をなすために、その厚さを非常に厚 くしなければならないということである。同様の問題は炭酸水素ナトリウム溶液 を被覆形成のために用いたときにも起こる。 本発明の目的は、ゼオライトを含む界面活性剤中や、やや高湿度にさらされる ような条件下においてさえも利用可能な過炭酸ナトリウムを調製する方法を提供 することにある。界面活性剤中において使用されたゼオライトは通常吸湿性で最 初から水を含んでいる工業用のゼオライトである。ゼオライト中の水は非常に動 きやすく、ゼオライトは水を過酸化水素に置換できる。ゼオライトから水の一部 が遊離し、過酸化水素がゼオライトの中に入る。その結果、過炭酸ナトリウムを 非常に速く分解するのに十分な量の水が存在することになる。 この発明の目的は、本発明の方法によって達成されており、その方法は、主と して請求項1で規定されている性質によって特徴づけられている。 本発明の実施例は請求項2から8に記載されている。 本発明はこの発明の方法を用いて調製された過炭酸ナトリウム粒子とその界面 活性剤中への利用にも関する。 本発明の基礎となる概念は、水分の存在下において過炭酸ナトリウム粒子をC O2ガスと接触させること、つまり過炭酸ナトリウム粒子表面上で炭酸水素ナト リウムを生じる反応を起こすということにある。このようにして形成された炭酸 水素ナトリウムの層はかなり薄いが、しかし非常に不透過性である。このように して過炭酸ナトリウムの保護層が形成される。 本発明の方法は、例えば流動床において行うことも可能である。実際に被覆す る前に、流動床において過炭酸ナトリウム粒子に水を吹き掛け、一方、二酸化炭 素を流動用空気に混合しておく。このようにして、過炭酸ナトリウム粒子表面は 非常に薄い水の膜で覆われる。過炭酸ナトリウムはこの薄い水の膜中に溶けこみ 、これを気相からの二酸化炭素が中和して、炭酸水素ナトリウムを生じさせる。 水の膜が乾燥すると、薄い炭酸水素ナトリウムの層が残る。本発明によると、こ の層は湿らせた過炭酸ナトリウム粒子表面と二酸化炭素を含む気相との接触によ り生じるため、わずかな凹凸や、もし結晶が角張っていたり双晶である場合に、 その結晶の突起でさえも覆うことができる。それぞれの結晶断片が覆われている ため、被覆は非常に濃密になる。 他の方法として、被覆形成のために炭酸水素塩溶液を使用し、噴霧ガスに二酸 化炭素もしくは二酸化炭素に富む気体を使用することである。その場合、過炭酸 ナトリウムに噴霧された溶液相からの炭酸水素ナトリウムで被覆されると同時に 、おそらく二酸化炭素の影響により過炭酸ナトリウムから炭酸水素ナトリウムが 生成る。この現象ゆえに、炭酸水素ナトリウムの被覆が内側から生じるため、開 孔のほとんどない被覆が得られる。生成された炭酸水素ナトリウムの少なくとも 一部が過炭酸ナトリウムの炭酸ナトリウムから、そして気相中の二酸化炭素から 生成されることが不可欠である。この方法では、被覆の層の細孔が充填された高 密度の被覆を達成できる。 本発明の他の方法は二酸化炭素処理後、さらに過炭酸ナトリウム粒子の付加的 被覆形成を従来法により行うことである。この方法でもまた炭酸水素ナトリウム が使用される。この付加的被覆形成は過炭酸ナトリウム粒子に炭酸水素ナトリウ ム溶液を吹き掛けるあいだに空気の噴霧を使用することにより行われる。この溶 液が表面から蒸発する時に、炭酸水素ナトリウムの被覆を形成する。硫酸ナトリ ウムもまた付加的被覆形成に利用可能である。 本発明の方法は従来法で被覆された過炭酸ナトリウムと比較すると改良された 安定性を持つ生成物を提供する。実験について以下に説明する。 実験はアエロマティック装置(Aeromatic Strea I)を使用して行われた。流 動用空気を下から導入した。流動容器の底の板には中央に穴があり、その穴に2 相ノズルがはめこまれている。液体成分が穴の内側から導入され、穴の周辺から 霧状の空気が導入された。霧状の空気の代わりに、この実験において、二酸化炭 素 が使用され、そして中央の穴を通して水を導入した。 垂直軸方向の周りに回転するディスクを使用することにより、流動床による被 覆形成の模擬実験もまた行われた。被覆が形成される過炭酸ナトリウムを、ディ スクを回転させながら、粒子を互いに分散させるための鋤を含むディスクの上に 置いた。 二酸化炭素を使用した実験において、ディスク上の過炭酸ナトリウムの上に水 を吹き掛けた。これをその直後に、気体瓶から直接でてきた流動用空気と二酸化 炭素が混合されている実験用流動床乾燥装置中に移した。この処理を数回繰り返 した。すなわち、乾燥後、被覆すべき物質をディスク上に戻し、吸湿させた。こ の処理によって粒子の表面に被覆層が形成された。しかしながら、これは上記の アエロマティック装置を使用したものよりもかなり複雑な方法である。過炭酸ナ トリウム粒子の大きさは本実験において1mmをわずかに下回った。 本実験において、被覆層の形成は生成物の活性酸素含有量で確認された。活性 酸素は生成物の過酸化水素含有量から計算される。被覆が形成されるにつれて活 性酸素含有量は減少する。言い換えると、被覆が形成されるにつれ過酸化水素が 分離する。なにも処理しないと生成物はしばしば14.1%の活性酸素を含む。 二酸化炭素による被覆を用いると、13.5%を下限として13.8から13. 9%の活性酸素を含む生成物が得られた。これは表面上に形成された層が非常に 薄いということを意味する。しかしそれは生成物の活性酸素含有量の減少によっ て分析的に確認されている。 例 実験13、10、15、そして12において、Aeromatic Strea I装置を使用 して被覆形成を行った。Z(表1)で示した安定性実験において、被覆された過 炭酸ナトリウムサンプルとゼオライトの機械的な混合物を重量比50/50で形 成した。Z実験の目的は被覆サンプルの安定性に対するゼオライトの影響をみる ことであった。 最初の比較実験13において,処理は以下のように行われた。被覆されていな い過炭酸ナトリウムの量は240gであった。被覆形成のため160gのNaH CO3を含む溶液(1440ml)を調製した。空気を使用して、その溶液を吹 き掛けた。最終生成物は10.52%の活性酸素含有量があった。 実験10はこの発明に従って次のように行われた。被覆されていない過炭酸ナ トリウムの量は340gであった。被覆形成のため60gのNaHCO3を含む 900mlの溶液を調製した。まずこの溶液270mlを用いて二酸化炭素と流 動化を行った。残りの溶液は流動化空気に対して使用した。最終生成物の活性酸 素含有量は12.23%であった。 実験15はこの発明に従って次のとおり行われた。被覆されていない過炭酸ナ トリウムの量は300gであった。被覆形成のため、100gのNa2SO4と3 75gのH2Oを使用した。最初の70から80mgの被覆形成のための溶液を CO2を含んだ空気を使用して吹き掛けた。最終生成物の活性酸素含有量は10 .8%であった。この数値から計算すると、被覆されていない過炭酸ナトリウム の活性酸素含有量が14.1%であることを考慮して、被覆の量は23.4%に なる。最初の重量から計算される被覆の理論的な量は25%であった。 実験12はこの発明に従って次のとおり行われた。被覆されていない過炭酸ナ トリウムの量は本実験でもまた300gであった。最初に水とCO2を使用する ことにより被覆形成を行った。この後、NaHCO3溶液(100gのNaHC O3と375gのH2O)を空気を用いて吹き掛けて被覆形成を続行した。最終生 成物の活性酸素含有率の11.1%であった。 実験30、40、43において被覆形成、吸湿および被覆形成のそれぞれのた めに上記の回転ディスクを使用した。この後、その被覆された物質を乾燥用気体 として、空気と二酸化炭素(12%)を含む空気を満たした実験用流動床乾燥装 置中に移した。Z(表1)で示した安定性実験において、被覆された過炭酸ナト リウムサンプルとゼオライトの機械的な混合物を重量比50/50で形成した。 比較実験30において、14%のNaHCO3溶液を用いて被覆形成を行った 。本発明による実験40と43において、14%のNHCO3溶液を流動化のた めのCO2を含んだ気体を用いて被覆形成を行った。実験40において、最初に 水の吸湿を行い、その後CO2を含んだ気体によりサンプルの流動化を行った。 この操作を4回繰り返した。この後、14%のNaHCO3溶液と乾燥により被 覆 形成を続行した。実験43は同じ方法であるが6回繰り返して行った。 安定性が次のようにして決定した。被覆された生成物と生成物/ゼオライト混 合物 (50/50)を30℃、湿度70%で190時間、気候室中の開放容器 中に置いた。この後、それらの活性化酸素が分解され、そしてサンプル中に蓄積 した水分を重量測定により決定した。サンプルの分解の割合、すなわち分解した 過炭酸塩の量を算出した。安定性実験の結果を表1に示した。この表において、 湿度%の欄は本実験中の水分の増加を表している。 実験結果を考えるとき、本実験における条件は公知の文献に示される閉鎖容器 中で行われたものよりもはるかに高い要求であったことに注目すべきである。す なわち、表1の本実験におけるSPC粒子と接触した空気の相対湿度は非常に高 かった。 これらの結果から、CO2を含んだ気体を使用すると類似の従来の被覆より少 量の分解と湿度を伴う被覆が得られることが明らかである。最初の段階でCO2 と水を用いて、第2段階として例えばNaHCO3溶液もしくはNa2SO4溶液 を用いて被覆形成を行うと、よい結果が得られる。炭酸水素ナトリウムを用いる よりも硫酸ナトリウムを用いり蒸発する水の量は明らかに少量であるということ を考慮すると、これらの2つのうち硫酸ナトリウムの方が好ましい。これは硫酸 ナトリウムが水に対して高い溶解度を持つと事実による。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,GB,GE,HU ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI ,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 過炭酸ナトリウム粒子の表面上に炭酸水素ナトリウムを含む層を形成さ せるため、水分の存在下で過炭酸ナトリウム粒子を二酸化炭素もしくは二酸化炭 素を多く含む気体に接触させることを特徴とする炭酸水素ナトリウム層で被覆し た過炭酸ナトリウム粒子の調製方法。 2. 請求項1に記載された方法において、前記炭酸水素ナトリウムを含む層 で被覆された過炭酸ナトリウム粒子は前記炭酸水素ナトリウムを含む層の表面上 に被覆層を形成するために被覆剤で覆われることを特徴とする方法。 3. 請求項2に記載された方法において、前記被覆剤は炭酸水素ナトリウム または硫酸ナトリウムであることを特徴とする方法。 4. 請求項1に記載された方法において、流動床中で、流動用ガスとして二 酸化炭素もしくは二酸化炭素に富む気体を用いて過炭酸ナトリウム粒子の表面に 水を吹き掛ける工程を有する流動床法を行い、過炭酸ナトリウム粒子の表面上に 炭酸水素ナトリウムを含む層を形成させることを特徴とする方法。 5. 請求項1に記載された方法において、流動床中で、流動用ガスとして二 酸化炭素もしくは二酸化炭素に富む気体を用いて過炭酸ナトリウム粒子の表面に 被覆形成剤水溶液を吹き掛ける工程を有する流動床法を行い、過炭酸ナトリウム 粒子表面上に炭酸水素ナトリウムを含む層を形成し、この層の表面に更に被覆層 を形成することを特徴とする方法。 6. 請求項1に記載された方法において、流動床中で流動用ガスとして二酸 化炭素もしくは二酸化炭素の富む気体を用いて過炭酸ナトリウム粒子表面に水も しくは被覆形成剤水溶液を吹き掛けるという第1段階と、この第1段階の生成物 の表面上に流動用ガスとして二酸化炭素もしくは二酸化炭素に富む気体もしくは 他の気体を用いて被覆形成剤水溶液を吹き掛けるという第2段階を有する流動床 法を行ない、過炭酸ナトリウム粒子の表面上に炭酸水素ナトリウムを含む層を形 成し、この層の表面に少なくとも1つの被覆層を形成することを特徴とする方法 。 7. 請求項6に記載された方法において、前記他の気体は空気であることを 特徴とする方法。 8. 請求項5もしくは6に記載された方法において、前記被覆形成のため水 溶性の被覆剤溶液が炭酸水素ナトリウムもしくは硫酸ナトリウム水溶液であるこ とを特徴とする方法。 9. 請求項1から8の方法で調製された過炭酸ナトリウム粒子。 10. 請求項9の過炭酸ナトリウムの界面活性剤の使用。
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