JPH08506170A - エネルギー貯蔵ばね継手 - Google Patents

エネルギー貯蔵ばね継手

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JPH08506170A JP6516659A JP51665994A JPH08506170A JP H08506170 A JPH08506170 A JP H08506170A JP 6516659 A JP6516659 A JP 6516659A JP 51665994 A JP51665994 A JP 51665994A JP H08506170 A JPH08506170 A JP H08506170A
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Abstract

(57)【要約】 互いに対し運動可能であり、エネルギー貯蔵ばね継手により連結された2個の部品の間に使用される、エネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵ばね継手を提供するために、エネルギーを運動経路にわたり貯蔵し、部品が運動経路内を互いに対向して、または逆行して動く際に、エネルギーを、決められた所定の方法で経路にわたり異なった強さで受け渡しすることが可能であり、エネルギー貯蔵ばね継手100内に少なくとも1個のエネルギー貯蔵装置、または少なくとも2個のエネルギー貯蔵装置50が順次に、あるいは、少なくとも2個の違ったエネルギー貯蔵装置が並行に配置され、両部品30、40の間の相対運動によりエネルギーを負荷されるようになっており、その際、エネルギー貯蔵装置50が負荷放出を阻止されているように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 エネルギー貯蔵ばね継手 適用分野 エネルギー貯蔵ばね継手は、2個の部品が相対回転する構造に広く使用される 。その際、1個の部品は固定されていてもよく、両部品が互いに反対方向に種々 の速度で回転されていてもよい。 本発明は、エネルギーを貯蔵するための、エネルギー貯蔵ばね継手により結合 された2個の互いに対し運動する部品の間に使用されるエネルギー貯蔵ばね継手 に関する。 技術の現状 力、仕事、エネルギー等の貯蔵装置は種々の態様で知られている。時計ばね製 品や、玩具ばねモータも知られている。これにより、例えば、力を加えることに よりエネルギー貯蔵装置にエネルギーを貯蔵し、また取り出すことが可能である 。 これら既知のエネルギー貯蔵装置は、エネルギーを連続的に、または漸減する 強さで再び取り出す。なお、エネルギーが設定基準に従って、および/または要 求に応じて、一つの経路にわたり、または、時間に関連して、種々の強さで再び 取り出され得るようなエネルギー貯蔵装置の使用が望まれる場合もある。 特に適した使用領域は、乗り物の蝶番の場合である。 トラックの支持体の場合、または、農業の領域においては、大抵の実施形態に おいて、簡単な蝶番を用いて支持体に枢着されるブリーチロック(Ladeklappen )が設けられている。蝶番はブリーチロックの下縁に設けられることが多く、従 って、開閉に際し、フラップを動かすために相当大きい手の力を要し、該力はブ リーチロックの角度が垂直に対して90°になるとき自然に最大となる。 本発明の目的、解決法、および利点 従って本発明の目的は、2個の部品が運動経路に沿って互いに向き合って、ま たは互いに後ろ向きに動くとき、エネルギーが完全に決められた、所定の態様で 、経路にわたり種々違った強さを有して取り出し得るように、エネルギーを運動 経 路に貯蔵することが可能な、冒頭に述べた種類のエネルギー貯蔵ばね継手を提供 することである。 本目的は請求の範囲第1項の特徴記載部分に記載の特徴により達成される。 本質的概念は、2個の部品が互いに相対的に運動する場合に生じる力、例えば 重力、制動運動エネルギーに基づく力のような力が支持され、エネルギー貯蔵装 置内にポテンシャルエネルギーの形態で貯蔵されることである。次いで、エネル ギーを再び連続的に取り出し得るために、少なくとも1個または2個の互いに独 立したエネルギー貯蔵装置を使用することが提案される。これら装置は、ポテン シャルエネルギーを順次負荷されるか、または、並列に負荷される。両者を組み 合わせることも可能である。重要なことは、運動経過を介して、すなわち、部品 の運動を支持することを介して、エネルギーの受け渡しが可能になり、本発明に おいては、決められた所定のエネルギーの受け渡しが可能となることである。こ のことは、例えば、運動開始の際は、ほんの僅かなエネルギー、または特別高い エネルギーが、1個または数個のエネルギー貯蔵装置から取り出され、次に違っ たエネルギー水準におけるエネルギー取り出しが生じることを意味している。 エネルギー貯蔵装置はばねにより構成されることが望ましい。本発明において は、出来る限りのエネルギー量が順次ばねに貯蔵され、その際、負荷されたばね は、全てのばねが力を加えられてしまうまで、負荷状態すなわち張力を加えられ た状態に保持されるように、ばねが順次切り換えられる。他の中心概念は、両部 品間の相対運動がその後も可能であるように維持しつつ、1個または数個のエネ ルギー貯蔵装置が解放を阻止され、または閉塞されることである。かくて、追加 のエネルギー貯蔵を伴うことなしに、部品の追加の運動を実行することが可能に なる。部品が戻り運動をする場合に、設定された時期、および/または経過点に おいて張力の解放が生じる。 少なくとも2個のばねが、違ったばね定数、またはばね定数の漸増または漸減 する変化のような違ったばね特性をばね経路にわたり有し、および/または、エ ネルギー貯蔵装置が、部品が互いに対し全運動経路にわたり運動する場合に全て 負荷され、反対方向に全運動経路にわたり運動する場合に全て負荷を解放される ようになっている。ばねは、引張りばね、圧縮ばね、曲げばね、または捻じりば ねとして形成され、予張力が調整され得るように形成、配置され得る。 例えばブリーチロックの開閉が僅かな力しか必要とせず、その際加える力の程 度が変化され得るようにエネルギーを貯蔵し得るエネルギー貯蔵ばね継手を提供 することが本発明の特殊な目的である。 本目的は請求の範囲第7項の特徴記載部に記載された特徴により達成される。 そのため、本発明においては、種々のばね定数を有し、横壁(Bordwand)を降 ろしたとき発生するエネルギーを貯蔵する多くの螺旋ばねを備えており、横壁を 上げるときエネルギーが使用可能になるような螺旋ばねシステムが提供されてお り、その際、2個の部品を相対揺動させるとき力を必要とするような場所に常に 使用できる。一つの揺動方向において重量が利用出来れば有利である。 例えばフラップ蝶番のための螺旋ばねシステムは、支持体フラップに固定され た固定部材を備えた外被ハウジングとしての、一方の側が閉じた外被筒から成る 。 外被ハウジングとしての外被筒内に、フラップ蝶番は多くの螺旋ばねを有し、 該ばねを貫通して、支持体に固定された軸が延びている。螺旋ばねは同様に軸に 固定され、その衝接面を駆動体の衝接部において、外被筒の内面に有している。 外被ハウジングとしての外被筒と螺旋ばねとの間に案内ハウジングが存在し、該 案内ハウジングは支持体に固定結合され、案内スリットを有しており、その際、 螺旋ばねの自由端が案内スリット内に、駆動体カムにより力を加えられて導かれ ている。フラップが作動されると、外被筒が回転し、規則正しく次々に駆動体を 介して螺旋ばねに張力を与え、それにより、螺旋ばねの自由端が案内ハウジング の案内スリット内を、軸にほぼ直角な案内スリットの主要部分内を前進する。案 内スリットは、端末領域においてほぼ軸に平行に延びている。端部方向に押され ることにより、螺旋ばねの端部が駆動体領域から外され、ばねは最早それ以上に 張力を加えられることはなく、それまでの張力を維持する貯蔵状態になる。円環 体として、部分リング的に外被ハウジングの内周に沿って配置された駆動体は、 案内スリットの端部領域において衝接する螺旋ばねの端部に衝接するように滑動 し、外被ハウジングがさらに回転された場合にも、自由端は駆動体側面の滑動軌 道に沿って自身の姿勢を保持しつつ滑動する。互いに対向した運動が行われると き、すなわち、フラップが閉止されるとき、逆回転にあたり駆動体の衝接部が螺 旋ばねの端部を通過する時点で、ばねが貯蔵位置から滑り出す。そのとき、螺旋 ばねは端部領域の形成により駆動体カムの領域に押し入り、駆動体の衝接部を押 圧し、それにより閉止が支持されるのである。 また、駆動体は360°またはそれ以上にわたり、外被筒の内側において延び ていてもよい。この場合、円環体は軸に対して直角ではなく、ねじ円環体状に螺 旋状に延びており、ねじ円環体の勾配と案内スリットの端部領域の長さとは、駆 動体円環体の端部が到達したとき、ばねの自由端が端面の端部領域に存在するよ うに決められる。 衝接部の衝接面は、螺旋ばねの自由端が案内スリットの一つの壁に同時に接触 し、該壁と衝接面との協働作用により案内スリットの端部領域内に案内されるよ うに、駆動体の長さ方向に対して角度を有している。 この螺旋ばねシステムは、種々の態様で、螺旋ばねが必要とされる全ての分野 において使用され、その際、ばね定数と、駆動体カムまたは案内スリットの配置 とを選択することにより、常に個々の状態に適合され得る。 エネルギー貯蔵装置の作用方向が、案内スリットと螺旋ばねとを対応して配置 することにより、両運動方向に可能にされている場合は特に有利である。 種々のばね定数をもつばねを選択し配置することにより、また経路全体にわた り変化するばね定数をもつばねを選択し配置することにより、蝶番の揺動路にわ たり生じる例えば種々の重量のような種々の力を、軽い運動ですむように支持す ることが可能になる。 他の有利な態様の特徴が従属請求の範囲に記載されている。 図面の簡単な説明 以下、本発明の1実施例を図面を参照して詳細に説明する。 第1図は、フラップ蝶番形式の本発明の螺旋ばねシステムの部分断面側面図、 第2図は、フラップ蝶番形式の本発明の螺旋ばねシステムの横断面図、 第3図は、案内スリットと駆動体とをもつ張力非負荷状態の螺旋ばねの部分断 面側面詳細図、 第4図は、案内スリットと駆動体とをもつ張力負荷状態の螺旋ばねの部分断面 側面詳細図である。 本発明と本発明を実施する最良の方法との詳細な説明 第1図は、例えばトラックの支持体などのためのフラップ蝶番100の形態の 本発明の螺旋ばねシステムを示し、簡単に理解出来るように、螺旋ばね11a− eのための駆動体カム10a−eは1平面上に示されている。 フラップ蝶番100は軸12を有し、該軸は、図にはただ暗示されただけの部 分30、例えば支持体に固定され、多くの螺旋ばね11a−eを貫通して導かれ 、螺旋ばね11a−eの端部に固定されている。螺旋ばね11a−eの自由端1 3a−eは案内ハウジング15の案内スリット14a−eを通り導かれており、 案内ハウジング15と軸12とは固定手段1aを介して結合されているから、両 者は互いに対して相対的に運動せず、固定手段はまた支持体への固定の役もして いる。軸12、螺旋ばね11a−e、案内ハウジング15は一方の側を閉じた外 被ハウジング16内に存在している。外被ハウジングは第2部分40、例えば支 持体フラップに固定されている。 閉じた側16aの領域、外被ハウジング16の内側17に軸12のための案内 18と案内ロール15のための案内リング19とが存在している。外被ハウジン グ16の内側17に駆動体10a−eが存在し、該駆動体はカムとしても形成さ れ、外被ハウジング16が軸12に対して回転するとき、螺旋ばね11a−eの 自由端13a−eに力を加える。 第2図には、駆動体10a−eの一つの可能な構造を示すために、フラップ蝶 番が断面で示されている。 第3図、第4図は作動態様、すなわち、駆動体10a−eと案内スリット14 a−eとの特殊な協働によりばねエネルギーを貯蔵する態様を明瞭に示している 。案内スリット14a−eは案内ハウジング15内において軸12に直角に延び ており、その際、端部領域はほぼ直角に折れ曲がって延びている。案内スリット 14a−eの直線部は螺旋ばね11a−eのための駆動体10a−eの経路と一 致して延びており、他方、端部領域は螺旋ばね11a−eの自由端を駆動体カム 10a−eの衝接領域から外れて導いている。軸12を外被ハウジング16に対 しX方向に回転させると、各駆動体10a−eが螺旋ばね11a−eの一端に衝 接し、螺旋ばねが力を加えられる。その際、螺旋ばねの端部は案内スリットの直 線 部に沿って動き、曲げられた端部は、ばねがエネルギーを再び放出することがな い位置へと回転される、というのは、この位置においては、螺旋ばね11a−e が、案内スリット14a−eにより、また、外被ハウジング16の内側17上を 走行する駆動体10a−eの外側面により固定されているからである。 さらに、駆動体10a−eが、外被ハウジング16の内側17上を走る円環体 状または小径状の部分リングまたはねじリングとして形成されており、外リング はそれぞれ螺旋ばね11a−eの自由端13a−eに衝接する衝接部20と、側 面滑動軌道21とを備えていることが提案される。等しい基礎構造を使用し、外 被ハウジング内に各駆動体を設ける代わりに、1本の案内スリットの形態の案内 リンクを設け、ばねの自由端が対応して導かれるようにすることも可能である。 また、運動学的転換の構造を企図することも可能である。このためには、ばねが 外被ハウジング内に固定して置かれ、自由な折り曲げられた端部が案内ハウジン グ内の案内スリットを通り導かれ、端部領域が軸に形成された駆動体または案内 スリットの領域に設けられることが可能である。また、特殊なばねを用いて継手 を構成することも有利な態様で可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年10月13日 【補正内容】 明細書 エネルギー貯蔵ばね継手 適用分野 エネルギー貯蔵ばね継手は、2個の部品が相対回転する構造に広く使用される 。その際、1個の部品は固定されていてもよく、両部品が互いに反対方向に種々 の速度で回転されていてもよい。 本発明は、互いに対し運動可能であり、エネルギー貯蔵ばね継手により連結さ れた2個の部品の間に使用される、エネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵 ばね継手に関し、エネルギー貯蔵ばね継手には、少なくとも1個のエネルギー貯 蔵装置が2個の部品の間の相対運動により、エネルギーを加え負荷し得るように 構成されている。 技術の現状 力、仕事、エネルギー等の貯蔵装置は種々の態様で知られている。時計ばね製 品や、玩具ばねモータも知られている。これにより、例えば、力を加えることに よりエネルギー貯蔵装置にエネルギーを貯蔵し、また取り出すことが可能である 。 これら既知のエネルギー貯蔵装置は、エネルギーを連続的に、または漸減する 強さで再び取り出す。なお、エネルギーが設定基準に従って、および/または要 求に応じて、一つの経路にわたり、または、時間に関連して、種々の強さで再び 取り出され得るようなエネルギー貯蔵装置の使用が望まれる場合もある。 特に適した使用領域は、乗り物の蝶番の場合である。 トラックの支持体の場合、または、農業の領域においては、大抵の実施形態に おいて、簡単な蝶番を用いて支持体に枢着されるブリーチロック(Ladeklappen )が設けられている。蝶番はブリーチロックの下縁に設けられることが多く、従 って、開閉に際し、フラップを動かすために相当大きい手の力を要し、該力はブ リーチロックの角度が垂直に対して90°になるとき自然に最大となる。 本発明の目的、解決法、および利点 米国特許A−3345454は、エネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵 ばね継手であることを特徴とし、エネルギー貯蔵ばね継手により結合された互い に対して運動可能である2個の部品の間に置かれた揺動扉のための継手に関する 。この実施態様においては、両部品が互いに対して運動することによりエネルギ ーを加えられ負荷され、その際、リンクを介してエネルギー貯蔵装置が負荷を解 放をされないように阻止されている。 DE3602131から、継手において、個々のエネルギー貯蔵装置の予張力 を調整可能に構成することが知られている。 従って本発明の目的は、2個の部品が運動経路に沿って互いに向き合って、ま たは互いに後ろ向きに動くとき、エネルギーが完全に決められた、所定の態様で 、場合によっては経路にわたり種々違った強さを有して取り出し得るように、エ ネルギーを運動経路に貯蔵することが可能な、冒頭に述べた種類のエネルギー貯 蔵ばね継手を提供することである。 本目的は請求の範囲第1項の特徴記載部分に記載の特徴により達成される。 本質的概念は、2個の部品が互いに相対的に運動する場合に生じる力、例えば 重力、制動運動エネルギーに基づく力のような力が支持され、エネルギー貯蔵装 置内にポテンシャルエネルギーの形態で貯蔵されることである。次いで、エネル ギーを再び連続的に取り出し得るために、少なくとも1個または2個の互いに独 立したエネルギー貯蔵装置を使用することが提案される。これら装置は、ポテン シャルエネルギーを順次負荷されるか、または、並列に負荷される。両者を組み 合わせることも可能である。重要なことは、運動経過を介して、すなわち、部品 の運動を支持することを介して、エネルギーの受け渡しが可能になり、本発明に おいては、決められた所定のエネルギーの受け渡しが可能となることである。こ のことは、例えば、運動開始の際は、ほんの僅かなエネルギー、または特別高い エネルギーが、1個または数個のエネルギー貯蔵装置から取り出され、次に違っ たエネルギー水準におけるエネルギー取り出しが生じることを意味している。 エネルギー貯蔵装置はばねにより構成されることが望ましい。本発明において は、出来る限りのエネルギー量が順次ばねに貯蔵され、その際、負荷されたばね は、全てのばねが力を加えられてしまうまで、負荷状態すなわち張力を加えられ た状態に保持されるように、ばねが順次切り換えられる。他の中心概念は、両部 品間の相対運動がその後も可能であるように維持しつつ、1個または数個のエネ ルギー貯蔵装置が解放を阻止され、または閉塞されることである。かくて、追加 のエネルギー貯蔵を伴うことなしに、部品の追加の運動を実行することが可能に なる。部品が戻り運動をする場合に、設定された時期、および/または経過点に おいて張力の解放が生じる。 少なくとも2個のばねが、違ったばね定数、またはばね定数の漸増または漸減 する変化のような違ったばね特性をばね経路にわたり有し、および/または、エ ネルギー貯蔵装置が、部品が互いに対し全運動経路にわたり運動する場合に全て 負荷され、反対方向に全運動経路にわたり運動する場合に全て負荷を解放される ようになっている。ばねは、引張りばね、圧縮ばね、曲げばね、または捻じりば ねとして形成され、予張力が調整され得るように形成、配置され得る。 例えばブリーチロックの開閉が僅かな力しか必要とせず、その際加える力の程 度が変化され得るようにエネルギーを貯蔵し得るエネルギー貯蔵ばね継手を提供 することが本発明の特殊な目的である。 本目的は請求の範囲第7項の特徴記載部に記載された特徴により達成される。 そのため、本発明においては、種々のばね定数を有し、横壁(Bordwand)を降 ろしたとき発生するエネルギーを貯蔵する多くの螺旋ばねを備えており、横壁を 上げるときエネルギーが使用可能になるような螺旋ばねシステムが提供されてお り、その際、2個の部品を相対揺動させるとき力を必要とするような場所に常に 使用できる。一つの揺動方向において重量が利用出来れば有利である。 例えばフラップ蝶番のための螺旋ばねシステムは、支持体フラップに固定され た固定部材を備えた外被ハウジングとしての、一方の側が閉じた外被筒から成る 。 外被ハウジングとしての外被筒内に、フラップ蝶番は多くの螺旋ばねを有し、 該ばねを貫通して、支持体に固定された軸が延びている。螺旋ばねは同様に軸に 固定され、その衝接面を駆動体の衝接部において、外被筒の内面に有している。 外被ハウジングとしての外被筒と螺旋ばねとの間に案内ハウジングが存在し、該 案内ハウジングは支持体に固定結合され、案内スリットを有しており、その際、 螺旋ばねの自由端が案内スリット内に、駆動体カムにより力を加えられて導かれ ている。フラップが作動されると、外被筒が回転し、規則正しく次々に駆動体を 介して螺旋ばねに張力を与え、それにより、螺旋ばねの自由端が案内ハウジング の案内スリット内を、軸にほぼ直角な案内スリットの主要部分内を前進する。案 内スリットは、端末領域においてほぼ軸に平行に延びている。端部方向に押され ることにより、螺旋ばねの端部が駆動体領域から外され、ばねは最早それ以上に 張力を加えられることはなく、それまでの張力を維持する貯蔵状態になる。円環 体として、部分リング的に外被ハウジングの内周に沿って配置された駆動体は、 案内スリットの端部領域において衝接する螺旋ばねの端部に衝接するように滑動 し、外被ハウジングがさらに回転された場合にも、自由端は駆動体側面の滑動軌 道に沿って自身の姿勢を保持しつつ滑動する。互いに対向した運動が行われると き、すなわち、フラップが閉止されるとき、逆回転にあたり駆動体の衝接部が螺 旋ばねの端部を通過する時点で、ばねが貯蔵位置から滑り出す。そのとき、螺旋 ばねは端部領域の形成により駆動体カムの領域に押し入り、駆動体の衝接部を押 圧し、それにより閉止が支持されるのである。 また、駆動体は360°またはそれ以上にわたり、外被筒の内側において延び ていてもよい。この場合、円環体は軸に対して直角ではなく、ねじ円環体状に螺 旋状に延びており、ねじ円環体の勾配と案内スリットの端部領域の長さとは、駆 動体円環体の端部が到達したとき、ばねの自由端が端面の端部領域に存在するよ うに決められる。 衝接部の衝接面は、螺旋ばねの自由端が案内スリットの一つの壁に同時に接触 し、該壁と衝接面との協働作用により案内スリットの端部領域内に案内されるよ うに、駆動体の長さ方向に対して角度を有している。 この螺旋ばねシステムは、種々の態様で、螺旋ばねが必要とされる全ての分野 において使用され、その際、ばね定数と、駆動体カムまたは案内スリットの配置 とを選択することにより、常に個々の状態に適合され得る。 エネルギー貯蔵装置の作用方向が、案内スリットと螺旋ばねとを対応して配置 することにより、両運動方向に可能にされている場合は特に有利である。 種々のばね定数をもつばねを選択し配置することにより、また経路全体にわた り変化するばね定数をもつばねを選択し配置することにより、蝶番の揺動路にわ たり生じる例えば種々の重量のような種々の力を、軽い運動ですむように支持す ることが可能になる。 他の有利な態様の特徴が従属請求の範囲に記載されている。 図面の簡単な説明 以下、本発明の1実施例を図面を参照して詳細に説明する。 第1図は、フラップ蝶番形式の本発明の螺旋ばねシステムの部分断面側面図、 第2図は、フラップ蝶番形式の本発明の螺旋ばねシステムの横断面図、 第3図は、案内スリットと駆動体とをもつ張力非負荷状態の螺旋ばねの部分断 面側面詳細図、 第4図は、案内スリットと駆動体とをもつ張力負荷状態の螺旋ばねの部分断面 側面詳細図である。 本発明と本発明を実施する最良の方法との詳細な説明 第1図は、例えばトラックの支持体などのためのフラップ蝶番100の形態の 本発明の螺旋ばねシステムを示し、簡単に理解出来るように、螺旋ばね11a− eのための駆動体カム10a−eは1平面上に示されている。 フラップ蝶番100は軸12を有し、該軸は、図にはただ暗示されただけの部 分30、例えば支持体に固定され、多くの螺旋ばね11a−eを貫通して導かれ 、螺旋ばね11a−eの端部に固定されている。螺旋ばね11a−eの自由端1 3a−eは案内ハウジング15の案内スリット14a−eを通り導かれており、 案内ハウジング15と軸12とは固定手段1aを介して結合されているから、両 者は互いに対して相対的に運動せず、固定手段はまた支持体への固定の役もして いる。軸12、螺旋ばね11a−e、案内ハウジング15は一方の側を閉じた外 被ハウジング16内に存在している。外被ハウジングは第2部分40、例えば支 持体フラップに固定されている。 閉じた側16aの領域、外被ハウジング16の内側17に軸12のための案内 18と案内ロール15のための案内リング19とが存在している。外被ハウジン グ16の内側17に駆動体10a−eが存在し、該駆動体はカムとしても形成さ れ、外被ハウジング16が軸12に対して回転するとき、螺旋ばね11a−eの 自由端13a−eに力を加える。 第2図には、駆動体10a−eの一つの可能な構造を示すために、フラップ蝶 番が断面で示されている。 第3図、第4図は作動態様、すなわち、駆動体10a−eと案内スリット14 a−eとの特殊な協働によりばねエネルギーを貯蔵する態様を明瞭に示している 。案内スリット14a−eは案内ハウジング15内において軸12に直角に延び ており、その際、端部領域はほぼ直角に折れ曲がって延びている。案内スリット 14a−eの直線部は螺旋ばね11a−eのための駆動体10a−eの経路と一 致して延びており、他方、端部領域は螺旋ばね11a−eの自由端を駆動体カム 10a−eの衝接領域から外れて導いている。軸12を外被ハウジング16に対 しX方向に回転させると、各駆動体10a−eが螺旋ばね11a−eの一端に衝 接し、螺旋ばねが力を加えられる。その際、螺旋ばねの端部は案内スリットの直 線部に沿って動き、曲げられた端部は、ばねがエネルギーを再び放出することが ない位置へと回転される、というのは、この位置においては、螺旋ばね11a− eが、案内スリット14a−eにより、また、外被ハウジング16の内側17上 を走行する駆動体10a−eの外側面により固定されているからである。 さらに、駆動体10a−eが、外被ハウジング16の内側17上を走る円環体 状または小径状の部分リングまたはねじリングとして形成されており、外リング はそれぞれ螺旋ばね11a−eの自由端13a−eに衝接する衝接部20と、側 面滑動軌道21とを備えていることが提案される。等しい基礎構造を使用し、外 被ハウジング内に各駆動体を設ける代わりに、1本の案内スリットの形態の案内 リンクを設け、ばねの自由端が対応して導かれるようにすることも可能である。 また、運動学的転換の構造を企図することも可能である。このためには、ばねが 外被ハウジング内に固定して置かれ、自由な折り曲げられた端部が案内ハウジン グ内の案内スリットを通り導かれ、端部領域が軸に形成された駆動体または案内 スリットの領域に設けられることが可能である。また、特殊なばねを用いて継手 を構成することも有利な態様で可能である。 請求の範囲 1.エネルギー貯蔵装置により結合された互いに対して運動可能な2個の部品 (30、40)の間に置かれたエネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵ばね 継手(100)にして、エネルギー貯蔵ばね継手(100)に、少なくとも1個 のエネルギー貯蔵装置(50)が、両部品(30、40)の内の1個が他の1個 に対して運動することにより、エネルギーを加えられ負荷され、また負荷解放を 阻止されるように配置されていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手にお いて、 エネルギー貯蔵ばね継手(100)に、少なくとも2個の順次のエネルギー貯 蔵装置(50)、あるいは、少なくとも2個の並列のエネルギー貯蔵装置(50 )が、両部品(30、40)の内の1個が他の1個に対して運動することにより 、エネルギーを加えられ負荷され、また負荷解放を阻止されるように配置されて おり、乗り物分野における2個の互いに対して運動可能な部品のための蝶番に有 利に使用されるように、エネルギー貯蔵ばね継手(100)がエネルギー貯蔵装 置(50)として少なくとも2個の螺旋ばね(11a−e)を有し、該ばねを通 り軸(12)が延び、該軸に螺旋ばね(11a−e)の端部が固定され、螺旋ば ね(11a−e)の他の自由端部(13a−e)が、軸(12)と螺旋ばね(1 1a−e)とを取り囲む案内ハウジング(15)の案内スリット(14a−e) 内を案内されており、その際、案内ハウジング(15)と軸(2)とが固定手段 (12a)を介して結合されているため、案内ハウジング(15)が軸(12) に対して運動不可能になっており、また、固定手段(12a)が反対方向に動こ うとする部品への固定にも役だっており、軸(12)、螺旋ばね(11a−e) 、案内ハウジング(15)が一方の側が閉じた中空シリンダ状の外被ハウジング (16)内に存在し、閉じた側は外被ハウジング(16)の開口を固く結合され ることなく閉鎖する固定手段(12a)の反対側に位置しており、外被ハウジン グ(16)の閉じた側(16a)の内側(17)に、軸(12)を通す通路(1 8)と、案内ハウジング(15)のための案内リング(19)とが存在し、内側 (17)の外被ハウジング(16)のシリンダ状の領域に、少なくとも2個 の駆動体(10a−e)が存在し、該駆動体が、外被ハウジング(16)を軸( 12)に対して回転させたとき、螺旋ばね(11a−e)の自由端(13a−e )が押圧され、また、案内スリットが直線部分において軸(12)に直角に案内 ハウジング内を延びており、案内スリット(14a−e)は一方の側にほぼ直角 に折れ曲がり、端部領域が軸(12)にほぼ平行に延びており、案内スリット( 14a−e)の直線部分は、案内ハウジング(15)と外被ハウジング(16) との間に回転が実行されたときの駆動体(10a−e)の経路と一致して延びて おり、案内スリット(14a−e)の端部領域は駆動体(10a−e)の衝接領 域から外れて導かれていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 2.請求の範囲第1項に記載のエネルギー貯蔵ばね継手において、前記各エネ ルギー貯蔵装置がばねであることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 3.請求の範囲第2項に記載のエネルギー貯蔵ばね継手において、少なくとも 2個のばねが、ばね経路にわたるばね定数の漸増的または漸減的変化を呈するよ うな違ったばね定数または違ったばね特性を有することを特徴とするエネルギー 貯蔵ばね継手。 4.請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記エネルギー貯蔵装置(50)が、部品が互いに対して動 く場合に全体運動経路において全て負荷され、それと反対方向に動く場合に全体 運動経路において全て負荷解放されることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手 。 5.請求の範囲第2項から第3項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記ばねが引張りばね、圧縮ばね、曲げばね、捻じりばねと して形成されていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 6.請求の範囲第2項から第5項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記ばねが予張力調整可能に形成され、配置されていること を特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 7.請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記螺旋ばね(11a−e)が漸次上昇するばね定数を有す ることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 8.請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記駆動体(10a−e)と案内スリット(14a−e)と が外被ハウジング(16)または案内ハウジング(15)の周囲に配分されてい ることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 9.請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記案内スリット(14a−e)の端部領域が、個々の案内 スリット毎に任意の方向に向いていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手 。 10.請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記駆動体(10a−e)が外被ハウジング(16)の内側 (17)を延びる円環体状または小径状の部分リングまたはねじリングとして形 成されており、該リングが螺旋ばね(11a−e)の自由端(13a−e)に力 を加える衝接部と、側面の滑動軌道(21)とを備えていることを特徴とするエ ネルギー貯蔵ばね継手。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エネルギー貯蔵装置により結合された互いに対して運動可能な2個の部品 (30、40)の間に置かれたエネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵ばね 継手(100)にして、 エネルギー貯蔵ばね継手(100)に、少なくとも1個のエネルギー貯蔵装置 (50)または少なくとも2個の順次のエネルギー貯蔵装置(50)、あるいは 、少なくとも2個の並列のエネルギー貯蔵装置(50)が、両部品(30、40 )の内の1個が他の1個に対して運動することにより、エネルギーを加えられ負 荷されるように配置されており、その際エネルギー貯蔵装置(50)が負荷解放 を阻止されていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 2.請求の範囲第1項に記載のエネルギー貯蔵ばね継手において、前記各エネ ルギー貯蔵装置がばねであることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 3.請求の範囲第2項に記載のエネルギー貯蔵ばね継手において、少なくとも 2個のばねが、ばね経路にわたるばね定数の漸増的または漸減的変化を呈するよ うな違ったばね定数または違ったばね特性を有することを特徴とするエネルギー 貯蔵ばね継手。 4.請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記エネルギー貯蔵装置(50)が、部品が互いに対して動 く場合に全体運動経路において全て負荷され、それと反対方向に動く場合に全体 運動経路において全て負荷解放されることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手 。 5.請求の範囲第2項から第4項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記ばねが引張りばね、圧縮ばね、曲げばね、捻じりばねと して形成されていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 6.請求の範囲第2項から第5項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記ばねが予張力調整可能に形成され、配置されていること を特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 7.乗り物分野における2個の互いに対して運動可能な部品のための蝶番に有 利に使用され、特に請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1つの項に記載 のエネルギー貯蔵ばね継手において、 前記エネルギー貯蔵ばね継手(100)がエネルギー貯蔵装置(50)として 少なくとも2個の螺旋ばね(11a−e)を有し、該ばねを貫通して軸(12) が延び、該軸に螺旋ばね(11a−e)の端部が固定され、螺旋ばね(11a− e)の他の端部(13a−e)が、軸(12)と螺旋ばね(11a−e)とを取 り囲む案内ハウジング(15)の案内スリット(14a−e)内を案内されてお り、その際、案内ハウジング(15)と軸(2)とが固定手段(12a)を介し て結合されているため、案内ハウジング(15)が軸(12)に対して運動不可 能になっており、また、固定手段(12a)が互いに対して動こうとする部品へ の固定にも役だっており、軸(12)、螺旋ばね(11a−e)、案内ハウジン グ(15)が一方の側が閉じた中空シリンダ状の外被ハウジング(16)内に存 在し、閉じた側は外被ハウジング(16)の開口を固く結合されることなく閉鎖 する固定手段(12a)の反対側に位置しており、外被ハウジング(16)の閉 じた側(16a)の内側(17)に、軸(12)を通す通路(18)と、案内ハ ウジング(15)のための案内リング(19)とが存在し、内側(17)の外被 ハウジング(16)のシリンダ状の領域に、少なくとも2個の駆動体(10a− e)が存在し、該駆動体が、外被ハウジング(16)を軸(12)に対して回転 させたとき、螺旋ばね(11a−e)の自由端(13a−e)が押圧されており 、案内スリットが直線部分において軸(12)に直角に案内ハウジング内を延び ており、案内スリット(14a−e)は一方の側にほぼ直角に折れ曲がり、端部 領域が軸(12)にほぼ平行に延びており、案内スリット(14a−e)の直線 部分は、案内ハウジング(15)と外被ハウジング(16)との間に回転が実行 されたときの駆動体(10a−e)の経路と一致して延びており、案内スリット (14a−e)の端部領域は駆動体(10a−e)の衝接領域から外れて導かれ ていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手。 8.請求の範囲第7項に記載のエネルギー貯蔵ばね継手において、前記螺旋ば ね(11a−e)が漸次上昇するばね定数を有することを特徴とするエネルギー 貯蔵ばね継手。 9.請求の範囲第7項または第8項に記載のエネルギー貯蔵ばね継手において 、 前記駆動体(10a−e)と案内スリット(14a−e)とが外被ハウジング( 16)または案内ハウジング(15)の周囲に配分されていることを特徴とする エネルギー貯蔵ばね継手。 10.請求の範囲第7項から第9項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯蔵 ばね継手において、前記案内スリット(14a−e)の端部領域が、個々の案内 スリット毎に任意の方向に向いていることを特徴とするエネルギー貯蔵ばね継手 。 11.請求の範囲第7項から第10項までのいずれか1項に記載のエネルギー貯 蔵ばね継手において、前記駆動体(10a−e)が外被ハウジング(16)の内 側(17)を延びる円環体状または小径状の部分リングまたはねじリングとして 形成されており、該リングが螺旋ばね(11a−e)の自由端(13a−e)に 力を加える衝接部と、側面の滑動軌道(21)とを備えていることを特徴とする エネルギー貯蔵ばね継手。
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