JPH08506028A - 創傷用ドレッシング - Google Patents

創傷用ドレッシング

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JPH08506028A
JPH08506028A JP6512885A JP51288594A JPH08506028A JP H08506028 A JPH08506028 A JP H08506028A JP 6512885 A JP6512885 A JP 6512885A JP 51288594 A JP51288594 A JP 51288594A JP H08506028 A JPH08506028 A JP H08506028A
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Abstract

(57)【要約】 一つの表面上に感圧接着性層(3)を有する裏付層(2)、接着性表面の一部上のヒドロゲル層(6)、露出した接着性層(3)とヒドロゲル層(6)を覆う除去可能な保護材(7)、裏付層の非接着性表面に脱着可能に取り付けられ、1以上の末端で裏付層から延出している連続の適合性支持層(4)からなる接着性ドレッシング(1)。

Description

【発明の詳細な説明】 創傷用ドレッシング この発明は新しい形の創傷用ドレッシングと創傷の新しい治療法に関する。 じょくそう性潰瘍や外科創傷のような分泌性皮膚創傷での創傷滲出物が蓄積す ると創傷の治療を遅らせ、ある場合には創傷の感染原因となる細菌や他の有機体 の発育を促進する。創傷治療は創傷を“湿潤状態”に保つと促進できるが、過剰 の滲出物を創傷から除去しなければならないことがよく分かっている。 ポリウレタンフィルムが近年ドレッシングとして用いられており、このような フィルムは、傷領域の周りの残留湿気を保ちながら過剰の滲出物を浸出させる透 湿度(MVTR)を有する。最近では創傷の湿気をさらに調節するため時にポリ ウレタンフィルムと組合せて、ハイドロゲル材が用いられている。 しかし、ハイドロゲルと次いてポリウレタンドレッシングの使用は取り扱い難 いものである。その上の欠点として、かなりの表在創傷に対し、ごく少量のハイ ドロゲルのみが必要とれ、ハイドロゲルのサシエットは一部のみが使用され残り が捨てられることである。 この問題を解決する最近の展開がある。たとえばヨーロッパ特許第424,165号 では、接着性の外辺部を備えた薄いフィルムドレッシング層中に真空形成したウ エルでのハイドロゲルのリ ザーバを有するものが記載されている。薄いフィルム層は、真空形成ウエルの外 辺部の周りに支持層を備えている。しかし、このようなドレッシングは、支持層 がハイドロゲルの支持に加わらないので、安定性がごく限られている。そこに記 載の具体例では、ドレッシング層は、創傷治癒の測定ができる格子パターンを備 えることができる。 ヨーロッパ特許第426,422号は、i)柔軟フィルム膜中に形成されたキャビテ ィ中に保持されたハイドロゲルと言)柔軟フィルム上に、外辺区割接着材塗布の 囲い枠(ダム)によって位置付けられるハイドロゲルを含むいくつかのハイドロ ゲルドレッシングを開示している。 しかし、このようなドレッシングは、ハイドロゲルとドレッシングを別々に用 いる方法より利点があるがさらにいくつかの欠点がある。 従来例のフォーム囲い枠(dam)ドレッシングは、囲い枠の肩がドレッシング の端に位置し、患者が動くとこの肩がひっかかり易く、従ってドレッシングを無 理に移動させかつ/または患者への不快の原因となる欠点を有する。これは仙骨 ドレッシングに特に問題であることが見出されている。その上に、真皮または表 皮のさわると痛い形の小さな創傷の外見がより大きな皮下傷の痛いところを単に 示すとき共通している。従って、ドレッシングを目に見える創傷に直接隣近した 組織に貼ることは望まれない。 また、特にヨーロッパ特許出願第426,422号のドレッシング では、真空形成ウエルを作る必要があるため、この従来技術のドレッシングは作 るのがむつかしく、高価で、快的さが少ない裏付層を必要とする傾向があろう。 従来技術のドレッシングは創傷の治癒を測るため任意に裏付に付した格子を有 することが記載されているが、この従来技術の特別の観点では、格子が患者の記 録に容易に入れることができない欠点がある。 我々は、これらの問題を解消するか減少させるドレッシングの形をここに見出 した。 この発明によれば、一つの表面上に感圧接着性層を有する裏付層、接着性表面 の一部上のヒドロゲル層、露出した接着性層とヒドロゲル層を覆う除去可能な保 薄材、裏付層の非接着性表面に脱着可能に取り付けられ、1以上の末端で裏付層 から延出している連続の適合性支持層からなる接着性ドレッシングを提供する。 支持層の裏付層の外端から延出する層は、治療させる創傷の大きさと性質によ って変化できる。しかし、一般に、支持層は約1〜5cm、より好ましくは1〜4 cm、最も好ましくは1〜3cm、裏付層を延出するのが好ましい。支持層は、裏付 層の1つの端、2つの端または全部の4つの端を延出してもよい。 感圧接着剤は、連続接着性層でも、非連続でもよい。この発明の好ましい具体 例では、感圧接着性層は、非連続で、例えばパターン塗布接着剤である。特に、 ヒドロゲル層の周囲の裏付層の部分は接着剤をなくすることができる。接着剤の ない領域 は、裏付層を型板の存在下で接着剤を塗布して作ることができる。 裏付層の接着剤のない領域は、0.1〜5.0mm巾、好ましくは0.1〜20mm巾、より 好ましくは1〜10mm巾とすることかできる。 ヒドロゲル層は、任意に支持部材を備えてもよい。支持部材は、ヒドロゲル層 と一体でも、また支持部材がヒドロゲルの全部もしくは一部を囲むようなヒドロ ゲルの周辺に隣近してもよい。周辺支持部材はヒドロゲル層の全部を囲むのが好 ましいフォーム囲い枠(foam dam)部材であるのが好ましい。 囲い枠部材は、ヒドロゲルの全体を囲むことができる。囲い枠部材の露出面は 、任意に感圧接着性層を塗布してもよいが、囲い枠部材の創傷面材は接着剤がな いのが好ましい。 囲い枠部材は、何れの通常の形状、例えば円形、正方形または方形を区割して もよい。または、囲い枠部材は、外壁によって区割されたものと形状の異なる内 部ウエルを区割してもよい。かくして、囲い枠部材は、円形のウエルを区割して 、その外壁で方形であってもよい。囲い枠部材の外壁が正方形または方形を区割 するとき、囲い部材及び/または裏付層のコーナーは、ドレッシングが用いられ たとき、ひっかかったり患者を不快にする問題をさらに軽減するために丸めても よい。加えて、囲い枠部材の裏付層に隣近した肩は“ドレシングの隆起(dressi ng lift)”を軽減するため傾斜させてもよい。このようなドレッシングの隆起 は、その外端での厚みが内端での厚みより小さいように囲い枠部材を造ることに より軽減することもできる。同 様に、ドレッシングの隆起は、支持のないドレッシングにヒドロゲル層を造って 軽減できる。従って、ヒドロゲル層が正方形または方形のスラブのとき、スラブ の角は、残部より小さな厚みであってもよい。または、スラブの全部の外端が、 残部より小さな厚みであってもよい。このような端のプロフィルは、勿論ヒドロ ゲルの全ての形状に応用できるであろう。 ヒドロゲル層が一体支持部材で提供されるとき、その支持部は網状部でも、ス クリムまたはがーぜ材からなることができる。一体支持層は、スクリム、ガーゼ またはネット材でもよい。一体支持部材は適合性シート、たとえば多数の開口を 備えたプラスチックシート、またはたとえばポリウレタンネット(例:ハイポー ルネット)からなってもよい。その上、一体支持部材は、創傷滲出物を吸収する 材料からなることが好ましいが、非吸収性の材料も使用できる。一体支持部材は 、ヒドロゲル層内にあるが、対傷面または裏付層に面する表面に隣近できる。し かし、一体支持部材は、深さでみて、ヒドロゲル層の実質的に中間あるのが好ま しい。すなわち、対傷面と裏付層に面する表面に実質的に等しく隣近している。 一体支持部材は、ヒドロゲル層の端に実質的に延びているのが好ましいが、ヒド ロゲル層が十分安定であればこれは必須ではない。 裏付層は、適宜、薄いフィルムの外科用ドレッシングを形成するのに通常用い られる材料の何れで構成してもよい。このような材料は、英国特許第1,280,631 号、ヨーロッパ特許第51,935号、同第91,800号および同第178,740号に記載のも のが適す る。特に適する材料、ポリウレタン類、たとえば、エスタン(商標)として知ら れるポリエステルもしくはポリエーテルポリウレタン類である。他の適する材料 は、たとえばハイトレルズ(商標)として公知のもののような弾性ポリエーテル ポリエステル類、たとえばペバクシズ(商標)として知られるもののようなポリ エーテルポリアミド類がある。他の望ましい材料は、英国特許第2,093,190号特 にその実施例2に記載にポリウレタンを含む、親水性ポリウレタンのような親水 性ポリマーが含まれる。このような材料は、水の5〜9重量%を吸収するが通常 であろう。 この発明のドレッシングに用いられる材料は、透湿性であることができる。こ の発明に用いられる材料の透湿度は、ヨーロッパ特許出願第360,458号に記載さ れている、ペインカップ法として知られる方法で測定できる。その方法は、フラ ンジトップを有する1.5cmの深さのカップを用いる。フランジの内径は、10cm2の 透湿(蒸気透過)の面積を与えるようなものである。この方法では、10mlの冷却 水をカップに加え、フランジを完全に覆うのに十分な大きさのテスト材のサンプ ルをカップにクリップする。次いで出来上がったアセンブルを秤量し、温度と相 対湿度を37℃と10%に保ったキャビネットに入れる。17時間後にカップをキャビ ネットから取り出し、室温に冷却する。再秤量してから、蒸気透過によって損失 した水の量を計算し、結果をgm-2、24時-1、37℃、100-105%相対湿度差として 表わす。以下の透湿性の単位はgm-2、24時-1として略す。 ドレッシングの全透湿度(MVTR)が、複合性質に基づいて500〜7000gm-2 、24時-1にすべきことがより重要である。すなわち、重篤な滲出物創傷で、ゲル が“吸込み(sink)”として作用でき、透湿性フィルムが過剰の液体を“急速に 蒸発させる(flash off)”。軽度の滲出物創傷ではMVTRは湿潤環境を保持 し、創傷の乾燥化を防止するのに十分であるべきである。 裏付層はポリウレタンフィルムからなることができ、また裏付層はハイトレル (HYTREL商標)からなることができる。裏付層は15〜100μm、好ましくは20〜8 0μm、より好ましくは25〜50μm、たとえば27.5μm、30μm、35μm、40μ mの厚みを有することができる。 感圧接着性層は、皮膚との接触に通常使用される接着剤で形成できる。適切な 接着剤には、ポリビニルアルキルエーテル接着剤とアクリレートエステルコポリ マー接着剤がある。適する接着剤は英国特許第1,280,631号と、ヨーロッパ特許 第35,399号、同第51,935号に記載されている。接着剤は、ポリビニルエーテル接 着剤、またはアクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ブチルとアクリル酸の 重合によって形成されたアクリレートエステルコポリマー接着剤が好ましい。 接着性層は、15〜65μm厚み、たとえば20〜40μm厚みで、10〜75gsm、より 適切には15〜65gsm、好ましくは25〜40gsmの単位面積当りの重量で塗布される。 除去可能な保護材は、シリコン塗布剥離紙が好ましい。除去可能な保護材は、 140gsm、好ましくは110〜130gsm、たとえば 120gsmの単位面積当り重量を有することができる。除去可能な保護材は2以上の 片に分割してもよい。保護材片の少なくとも1つは、他の片より有意に大きく、 接着性層の主要部分を覆うのが好ましい。支持層の裏付層からの剥離負荷が保護 層の接着性層からの剥離負荷より大であるのが望ましく、もしそうでないと保護 層が除去しうる前に支持層が裏付層からさかれることになるであろう。 ヒドロゲル層は、その親水性と水への不溶性によって特徴付けられる何れのポ リマーでもよい。このようなポリマーは、架橋した巨大分子のネットワークから なるのが好ましい。このような親水性ポリマーは、アニオンとカチオンモノマー を含有するような両性、カルボキシレート、スルホネート、ホスホネート基のよ うなアニオン性、第4級アンモニウムイオンを含有するようなカチオン性と、カ チオンとアニオン基とをもつモノマー含有の双性、アミド、ヒドロキシ、ラクタ ン、ポリエステル、ポリヒドロキシエチルメタクリレートやポリビニルピロリド ン(PVP)基を含有する非イオン性でもよい。 好ましいヒドロゲル材料は、ポリエチレンオキシドまたはPVP含有のもので ある。このようなヒドロゲルは、親水性ポリマーの5〜30w/w%、好ましくは5 〜20w/w%、最も好ましくは5〜15w/w%、たとえば10w/w%を含むのが好ましい 。 ヒドロゲル材は、ゲル様相での水性液または塩水であり、ポリプロピレングリ コール、ポリエチレングリコールとグリセリンからなる群から選択された多価ア ルコールの約5〜約30重量 %からなることができる。 ヒドロゲルは、イソホロンイソシアナートの約8〜約14重量%、塩水のとき、 塩化ナトリウムのような塩の約1重量%と、バランス水を含むことができる。 ヒドロゲルは、水不溶で水膨潤性の架橋セルロース誘導体、水、ポリオール成 分とからなり、そのセルロール誘導体はゲルの10重量%以下からなる。 特に、挙げられるヒドロゲルは、WO92/16245に記載のものである。この発明の ドレッシングが支持部材を含むときヒドロゲルは、他の好ましいヒドロゲルより 比較的より移動性であることができるが、より移動性の少ないヒドロゲルも使用 できる。 この発明のさらなる特徴は、除去可能な保護材が1以上の端で好ましくは両端 で裏付層より延出し、第1と第2の部分からなり、第1の部分が、V−形を形成 するため接着性面から拡がり折り曲った部分を有し、第2の部分か接着性面から 拡がりV形の第1の部分に重なる部分を有する上記の接着性を提供することであ る。 この発明のさらなる特徴によれば、適合性の支持層は、創傷の治癒を観察でき るようにするための格子マークを備えることができる。適合性の支持層を裏付層 の1以上の端での延出部は非接着性が好ましく、これによって、適合性の支持層 の裏付層からの除去を促進する。 他の観点において、この発明は、上記の接着性ドレッシングを除去可能な保護 材を除去して創傷に貼付し、ヒドロゲル層を 創傷に露出接着層を皮膚に貼付け、次いで連続適合性の支持層を除去することか らなる創傷の治療法を提供する。 我々はさらに、上記の接着性ドレッシングの製法を提供する。この方法は、裏 付層に第1側で支持層を備えさせる。支持層は格子パターを有するのが好ましく 、裏付層の第2側は接着性層を塗布し、次いで保護材がそれ自体公知の常法によ り接着性層につけられる。自動化方法では、ドレッシングは任意にリールに巻く ことができる。次いで、リールをほどき、保護材を接着性層から除去し、“スラ ブ”の形状でありうるヒドロゲル層を接着性層に位置付ける。保護材を再び貼り 、ドレッシングをカットして大きさをととのえる。 ヒドロゲル層が支持部材からなるとき、その製法は上記のようである。この発 明のドレッシングが囲い枠部材からなるとき、囲い枠はヒドロゲル層の後に塗布 できるか、またはヒドロゲル層は、支持したヒドロゲル層を裏付層につける前に 囲い枠部材に支持できる。しかし、囲い枠部材は裏付層につけられ次いでヒドロ ゲル層をつけるのが好ましい。 ドレッシングは耐菌パックに入れ、密封し常法たとえばエチレンオキシドまた は照射によって滅菌できる。 この発明の接着性ドレッシングの好ましい具体例を実施例と添付図を参照して 説明する。 Fig1はこの発明によるドレッシングの具体例の断面図である。 Fig2は、Fig1の具体例の拡大傾斜図である。 Fig3は周囲の囲い枠部材を備えたこの発明の具体例の断面図である。 Fig4は、一体支持部材を備えたこの発明の具体例の断面図である。 Fig1〜2で接着性ドレッシング(1)は、ポリエーテルポリウレタンフィ ルムで形成した裏付層(2)からなる。裏付層(2)はその1面に、ポリアクリ レートエステル接着剤で形成した感圧接着性層(3)を有する。裏付層(2)の 非接着性面には、支持層(4)がある。支持層(4)は、シリコンまたはポリエ チレンを塗布した紙またはポリエチレンあるいはポリプロピレンの透明フィルム である。支持層(4)は格子(5)を付し、創傷治癒を測定できるようにしてい る。ヒドロゲル(6)を接着性層(3)に付している。接着性層(3)とヒドロ ゲル(6)は、シリコン塗布剥離紙で作った保護材(7)を備えている。 保護材(7)は2つの部分からなっており、大きい保護材(4)は実質的にフ ラットで小さい保護材(9)に重なっており、小さい保護材(9)はv形に折り 曲げられている。 支持層(4)は、裏付層(2)と接着層(3)の端から延出する端(10)を有 する。 Fig3で、ドレッシングはヒドロゲル層の周囲に囲い枠部材(12)を有する 。 Fig4で、ヒドロゲル層(6)は、スクリムの一体支持部材(13)を備えて いる。 使用時には、保護材の大きな片(8)が最初に除去され、ドレッシングは片( 9)と支持層(4)の端の重なる部分で支持される。この場合に、ドレッシング の大きな領域が皮膚に付着し、次いで小さな片(9)と支持層(4)が除去でき る。または小さな保護層(9)が貼付前に除去され、ドレッシングは、接着層( 3)とフィルム層(2)から突出している支持層(4)の端により無菌的に操作 される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月17日 【補正内容】 請求の範囲 1.一つの表面上に感圧接着性層(3)を有する裏付層(2)裏付層の非接着 性表面に脱着可能に取り付けられ、1以上の末端で裏付層から延出している連続 の適合性支持層(4)、除去可能な保護材(7)からなる接着性ドレッシング( 1)であり、ドレッシングがヒドロゲル層(6)と露出した接着性層を覆う除去 可能な保護材(7)と接着性表面の一部上のヒドロゲル層(6)からなることを 特徴とする接着性ドレッシング。 2.支持層(4)が裏付層から1〜5cm延出している請求項1による接着性ドレ ッシング。 3.接着性層(3)が非連続である請求項1または2による接着性ドレッシング 。 4.裏付層(2)がヒドロゲル層(6)の周囲に接着剤のない領域を有する請求 項3による接着性ドレッシング。 5.ヒドロゲル層(6)が支持部材で提供される請求項1による接着性ドレッシ ング。 6.支持部材が囲い枠部材(12)である請求項5による接着性ドレッシング。 7.支持部材がスクリム(13)であり、スクリムがヒドロゲルの端から離れて配 備されている請求項5による接着性ドレッシング。 8. 保護材(7)が第1部分と第2部分(8及び9)からなり、第1部分(8) はV形を形成するため接着性表面から延出し折 り曲った部分を有し、第2部分(9)は接着性表面から延出しV形の第1部分に 重なる部分を有する請求項1による接着性ドレッシング。9. 裏付層が親水性ポリウレタンである請求項1による接着性ドレッシング。10. ヒドロゲルの請求項1によるドレッシングの製造への使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9225312.9 (32)優先日 1992年12月3日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,GB,JP,U S (72)発明者 クロクスフォード、フィリップ、マーク アメリカ、フロリダ 34649、ラーゴ、ピ ー・オー・ボックス 1970 スターキィ ロード 11775 スミス アンド ネフュ ー ユナイテッド インコーポレイテッド 内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一つの表面上に感圧接着性層を有する裏付層、接着性表面の一部上のヒドロ ゲル層、露出した接着性層とヒドロゲル層を覆う除去可能な保護材、裏付層の非 接着性表面に脱着可能に取り付けられ、1以上の末端で裏付層から延出している 連続の適合性支持層からなる接着性ドレッシング。 2.支持層が裏付層から1〜5cm延出している請求項1による接着性ドレッシン グ。 3.接着性層が非連続である請求項1または2による接着性ドレッシング。 4.裏付層がヒドロゲル層の周囲に接着剤のない領域を有する請求項3による接 着性ドレッシング。 5.ヒドロゲル層が支持部材で提供される請求項1による接着性ドレッシング。 6.支持部材が囲い枠部材である請求項5による接着性ドレッシング。 7.支持部材がスクリムである請求項5による接着性ドレッシング。 8.スクリムがヒドロゲルの端から離れて配備されている請求項7による接着性 ドレッシング。 9.保護材が第1部分と第2部分からなり、第1部分はV形を形成するため接着 性表面から延出し折り曲った部分を有し、第2部分は接着性表面から延出しV形 の第1部分に重なる部分を 有する請求項1による接着性ドレッシング。 10.裏付層が親水性ポリウレタンである請求項1による接着性ドレッシング。 11.ヒドロゲルの請求項1によるドレッシングの製造への使用。 12.第1側に支持層を備えた裏付層(この支持層は格子パターンを備えている のが好ましく、この裏付層の第2側には接着性層が塗布されている)を取り、次 いで保護材が接着性層に付けられ、保護材は接着性層から除去され、ヒドロゲル 層が接着性層に位置付けられ、次いで保護材が再び付けられ、ドレッシングが寸 法を合すべくカットできることからなる請求項1による接着性ドレッシングの製 法。
JP6512885A 1992-11-21 1993-11-19 創傷用ドレッシング Pending JPH08506028A (ja)

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