JPH08505514A - 傾斜指向性マイクロホン・システムとその方法 - Google Patents
傾斜指向性マイクロホン・システムとその方法Info
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Abstract
(57)【要約】
傾斜指向性マイクロホン・システム100とその方法には、わずか3個のマイクロホン101,103,105とプロセッサ107とが含まれる。マイクロホン101,103,105はそれぞれ、実質的に同じ傾斜次数135,137,139と周波数応答とを有する。各マイクロホンは、各マイクロホン101,103,105における音圧119,121,123に応答する電気信号109,111,113を生成する。プロセッサ107は、各マイクロホン101,103,105から電気信号109,111,113を受信するように結合され、各マイクロホン101,103,105の傾斜次数135,137,139よりも少なくとも2傾斜次数だけ高い傾斜次数141を有する傾斜指向性マイクロホン・システム100のための出力信号131を生成するように動作する。本発明を用いると、傾斜指向性マイクロホン・システム100の寸法と複雑性とが従来の技術に比較して実質的に軽減される。
Description
【発明の詳細な説明】
傾斜指向性マイクロホン・システムとその方法
発明の分野
本発明は、一般に指向性マイクロホン・システムに関し、さらに詳しくは、傾
斜指向性マイクロホン・システムとその方法とに関する。
発明の背景
指向性マイクロホン・システムは、指向性パターンを有するマイクロホン・シ
ステムである。指向性パターンは、異なる方向から来る音圧に対する指向性マイ
クロホン・システムの感度を表す。指向性マイクロホン・システムの目的は、音
声など望ましい音源から発する音圧を受信して、雑音など望ましくない音源から
発する音圧を減衰することである。指向性マイクロホン・システムは、通常、車
内や公共の場所などの騒がしい環境で用いられる。指向性マイクロホン・システ
ムの利点は、指向性マイクロホン・システムの指向性パターンを、個別マイクロ
ホンを用いて得られる場合よりも特定することができることである。
指向性マイクロホン・システムは、一般に、それぞれが
ある指向性パターンを特徴とする複数の個別のマイクロホンと、指向性パターン
を生成するためのプロセッサとを有する。各個別マイクロホンは、望ましい音源
と望ましくない音源の両方から発せられる音圧に応答する電気信号を生成する。
プロセッサは、各マイクロホンからの電気信号を処理して、指向性マイクロホン
・システムの指向性パターンを有する出力信号を生成する。
指向性マイクロホン・システムの一種が、傾斜指向性マイクロホン・システム
である。傾斜指向性マイクロホン・システムは、指向性マイクロホン・システム
と似ているが、傾斜指向性マイクロホン・システムの指向性パターンは、2つの
個別マイクロホン間の音圧の差に応答する点が異なる。傾斜指向性マイクロホン
・システムは、2つの個別マイクロホン間の音圧の差に応答するので、一般に、
これらの個別マイクロホンは、所望の音源と共通の軸上に位置する。さもないと
、各個別マイクロホンの音圧は、同時に到達することになる。傾斜指向性マイク
ロホン・システムは、特定の用途に関しては空間と処理の複雑さによって、個別
マイクロホンの数が制限される場合に使用すると有利である。
傾斜指向性マイクロホン・システムは、システムの指向性パターンを定義する
傾斜次数(gradient order)によって特徴付けられる。傾斜指向性マイクロホン
・システムの傾斜次数は、システムの指向性の度合を定義する。一般に
システムの傾斜次数が高ければ高いほど、傾斜指向性マイクロホン・システムの
指向性は大きいことになる。たとえば、ゼロの傾斜次数を有する傾斜指向性マイ
クロホン・システムは、円形の指向性パターンを有する全方向システムを意味す
る。たとえば、1の傾斜次数を有する傾斜指向性マイクロホン・システムは、8
の字パターンと心臓形パターンとの間のいずれかの指向性パターンを生成するこ
とができる。たとえば、2の傾斜次数を有する傾斜指向性マイクロホン・システ
ムは、2個の一次傾斜からの指向性パターンの積として表すことができる。
傾斜指向性マイクロホン・システムの問題点は、システムの傾斜次数が大きく
なるにつれて、システムの寸法と複雑性、そしてそのためにコストが増大するこ
とである。寸法が大きくなるのは、追加の個別マイクロホンが必要とされるため
である。複雑性が増大するのは、プロセッサが追加の個別マイクロホンからの電
気信号を処理するためである。傾斜指向性マイクロホン・システムの傾斜次数が
2以上になると、この問題が起こって来るのが普通である。
従来の技術においては、2次傾斜を有する傾斜指向性マイクロホン・システム
は、4個ものマイクロホン・ポートにより構成される。ある実施例においては、
4個のマイクロホン・ポートは個別マイクロホンがそれぞれゼロ次の傾斜を有す
る4個の個別マイクロホンを用いて構築される。4個のマイクロホンを用いる際
の欠点は、各個別マイクロ
ホンに必要とされる空間と、隣接する個別マイクロホン間に必要とされる距離で
ある。
別の実施例においては、4個のマイクロホン・ポートは、各個別マイクロホン
が1次傾斜を有し、二重マイクロホン・ポートをもつ2個の個別マイクロホンを
用いて構築される。バッフルを二重マイクロホン・ポートの間において、二重マ
イクロホン・ポートを分離することもできる。バッフルが用いられないと、2個
の個別マイクロホン間の距離は、バッフルがある場合に必要な距離よりも大きく
しなければならない。2個の個別マイクロホンを用いて構築された4個のマイク
ロホン・ポートを用いる場合の欠点は、バッフルに空間を取られることと、個別
マイクロホン間の距離が大きくなることである。
いずれの従来技術による実施例においても、プロセッサは4個のマイクロホン
・ポートから受信した信号を処理するために必要な複雑性を要する。
従って、より小型で、複雑でない傾斜指向性マイクロホン・システムが必要に
なる。
図面の簡単な説明
第1図は、本発明による傾斜指向性マイクロホン・システムのブロック図であ
る。
第2図は、本発明による第1図の傾斜指向性マイクロホ
ン・システムで用いられるプロセッサの中間的な音響処理のブロック図である。
第3図は、本発明による第1図の傾斜指向性マイクロホン・システムで用いら
れるプロセッサ内の個々のマイクロホン信号の電気信号処理のブロック図である
。
第4図は、本発明による第1図の傾斜指向性マイクロホン・システムで用いら
れるプロセッサの経済的な実行例のブロック図である。
第5図は、本発明による第1図の傾斜指向性マイクロホン・システムを有する
通信システムである。
好適な実施例の詳細説明
本発明により、傾斜指向性マイクロホン・システムおよびその方法によって上
記の必要性は実質的に満足される。本発明のある実施例により、傾斜指向性マイ
クロホン・システムには3個のマイクロホンとプロセッサとが含まれる。3個の
マイクロホンのそれぞれは、実質的に同じ傾斜次数と周波数応答とを有する。各
マイクロホンは、各マイクロホンにおける音圧に応答する電気信号を生成する。
プロセッサは、各マイクロホンからの電気信号を受信するように結合され、3個
のマイクロホンのそれぞれの傾斜次数よりも少なくとも2傾斜次数だけ高い傾斜
次数を有する傾斜指向性マイクロホン・システムのための出力信号を生成するよ
うに動作する。本発明を用いると、傾斜指向性マイクロホン・システムの寸法と
複雑性は、従来の技術に比較して実質的に軽減される。
本発明の好適な実施例の詳細説明は、第1図ないし第5図に示される添付の図
面を参照して読むとさらに良く理解することができる。
第1図は、本発明による傾斜指向性マイクロホン・システム100を示す。本
発明の傾斜指向性マイクロホン・システム100は、一般に、第1マイクロホン
101,第2マイクロホン103および第3マイクロホン105と、プロセッサ
107とを有する。本発明により、この3つのマイクロホン101,103,1
05は、それぞれ3つのマイクロホンに関して実質的に同じ傾斜次数と周波数応
答とを有する。
第1マイクロホン101,第2マイクロホン103および第3マイクロホン1
05は、各マイクロホンにおける音圧に応答して、それぞれ第1電気信号109
,第2電気信号111および第3電気信号113を生成する。矢印115により
示されるように、音圧は所望の音圧源117により少なくとも部分的に生成され
る。3個のマイクロホン101,103,105は、所望の音圧源107と共通
の軸125上に位置する。第1マイクロホン101,第2マイクロホン103お
よび第3マイクロホン105における音圧は、それぞれ矢印119,121,1
23によって表さ
れる。マイクロホンが離れて位置しているので、各マイクロホンの音圧は実質的
に同じレベルを持つが、所望の音圧源117により発生される音圧115に関し
て時間的に遅延する。
本発明により、プロセッサ107は、それぞれのマイクロホン101,103
,105から電気信号109,111,113を受信するように結合され、3個
のマイクロホンのそれぞれの傾斜次数よりも少なくとも2傾斜次数だけ高い傾斜
次数141を有する傾斜指向性マイクロホン・システムのための出力信号を線1
31において生成するように動作する。
本発明の好適な実施例により、3個のマイクロホン101,103,105は
、それぞれ、ゼロの傾斜次数を持ち、これは各マイクロホンの隣に図示される指
向性パターン135,137,139によって表される。各マイクロホンの指向
性パターンは、すべての入射角133に関して等しい感度を有する。傾斜指向性
マイクロホン・システム100によって実現される傾斜次数は、指向性パターン
141によって表される。指向性パターン141は、次の等式によって表される
:
ただし、yは出力,1/sは積分,kは音速をマイクロホ
ン間の間隔で割ったものに比例する倍率を示し、ml,m2,m3は3個のマイ
クロホンからの電気信号109,111,113である。信号m2,m3は、m
lに関して次の式で書くことができる:
m2=m1e-st [2]
m3=m1e-s2t [3]
ただし、θは入射角133である。最終出力yは、以下の式で導かれる:
k>ωのとき
指向性パターン141は、普通は単方向である。これは、傾斜指向性マイクロ
ホン・システム100が音圧源117の方向から受信された音圧115に感度を
持ち、他のすべての方向から受信された音圧には実質的に感度を持たないためで
ある。
傾斜指向性マイクロホン・システム100の利点は、2次傾斜指向性パターン
141を有する出力信号131を生成するために3個のゼロ次傾斜マイクロホン
101,103,105しか用いられないことである。これに対して、従来の技
術では、2次傾斜指向性パターンを有する出力信号を生成するためには、4個の
ゼロ次傾斜マイクロホンが必要であった。そのため、本発明では、1つ少ないゼ
ロ次傾斜マイクロホンを用いることで、傾斜指向性マイクロホン・システム10
0の寸法が実質的に小さくなっている。本発明により、新規のプロセッサ107
を用いて寸法の削減という利点が得られる。
本発明の好適な実施例においては、隣接するマイクロホン間の距離127,1
29は約25ミリメトルである。そのため、これは約60ミリメートルのパッケ
ージ全長に相当する。
本発明の好適な実施例においては、定数kは、音速をマイクロホン間の距離で
割ったものに等しい。この定数kを変更することにより代替の出力指向性パター
ンを得ることができる。傾斜指向性マイクロホン・システムの出力における狭い
双方向パターンは、定数kを変更することによって形成される代替の指向性パタ
ーンの一例である。
本発明の好適な実施例においては、最終的な積分段(図示せず)を任意でプロ
セッサ107の出力に加えて、出力信号131を積分することができる。最終積
分段は、大き
な部屋や野外で用いるための傾斜指向性マイクロホン・システムに有利である。
しかし傾斜指向性マイクロホン・システムが、たとえば小さい部屋や車内で用い
られる場合には、低周波音の盛りあがりが積分と同等の効果を生じさせる。
本発明の傾斜指向性マイクロホン・システム100は、4個以上のマイクロホ
ンを有して、3個のマイクロホンにより得られるより高い傾斜次数を得る別の傾
斜指向性マイクロホン・システムの一部として用いても有利である。
第2図ないし第4図は、第1図のプロセッサ107の代替のブロック図である
。各ブロック図により実行される機能は同じである。第2図は、音響的見地から
見たプロセッサのブロック図である。第3図は、電気的見地から見たプロセッサ
のブロック図である。第4図は、経済的実行例の見地からみたプロセッサのブロ
ック図である。
第2図は、本発明により第1図の傾斜指向性マイクロホン・システム100で
用いられるプロセッサ107の中間的な音響処理のブロック図である。プロセッ
サ107は、一般に、第1傾斜決定子(gradient determiner)201,第2傾
斜決定子203および第3傾斜決定子205を有する。第1傾斜決定子201は
、第1電気信号109および第2電気信号111を受信するように結合され、線
207において第1傾斜信号を生成するように動作する。第2傾斜決定子203
は、それぞれ線111,113で第2電気
信号および第3電気信号を受信するように結合され、線209で第2傾斜信号を
生成するように動作する。第3傾斜決定子205は、線207,209で第1お
よび第2傾斜信号を受信するように結合され、線131で出力信号を生成するよ
うに動作する。
線207,209の第1および第2傾斜信号は、指向性パターン233によっ
て表される1次傾斜を有する。好ましくは、指向性パターン233は心臓形パタ
ーンであるが、他の用途では指向性パターン233は1次傾斜を表す他のパター
ンでもよい。1次傾斜指向性マイクロホン・システムのための他の指向性パター
ンとしては、8の字形などの双方向指向性パターンがある。
本発明の好適な実施例により、第1傾斜決定子には、一般に、平均化装置21
3,減算器211,増幅器215,積分器217および加算器219が含まれる
。平均化装置213,減算器211,増幅器215,積分器217および加算器
219は、当技術ではそれぞれ周知のものであるので、本発明の理解を助けるた
め以外には詳しい説明は行わない。
減算器211は、第1電気信号109から第2電気信号111を減じて、線2
21に被減算信号を生成する。平均化装置213は、それぞれ線109,111
の第1および第2電気信号を平均化し、線223に平均信号を生成する。増幅器
215は、線221の被減算信号を増幅して、線2
25に被増幅信号を生成する。積分器217は、線225の被増幅信号を積分し
て、線227に被積分信号を生成する。加算器219は、線227の被積分信号
と線223の被平均化信号を加算して、第1傾斜信号207を生成する。
本発明の好適な実施例においては、傾斜指向性マイクロホン・システムのため
の線221の被減算信号は、指向性パターン231によって表される1次傾斜を
有する。指向性パターン231は、好ましくは、釣合のとれた8の字形で表され
る双方向の感度を有する。
第2傾斜決定子203は、同じ構造を持ち、線111と113でそれぞれ第2
および第3電気信号に関して同様の機能を実行し、線209で第2傾斜信号を生
成する。
第3傾斜決定子には、一般に、線209の第2傾斜信号を線207の第1傾斜
信号から減じる減算器229が含まれ、線131に傾斜指向性マイクロホン・シ
ステムのための出力信号を生成する。
第3図は、本発明による第1図の傾斜指向性マイクロホン・システム100で
用いられるプロセッサ107内の個々のマイクロホン信号109,111,11
3の電気信号処理のブロック図である。プロセッサ107は、一般に、第1増幅
器301,第2増幅器303,第3増幅器305,第4増幅器307,第5増幅
器309および第6増幅器311と、第1積分器313,第2積分器315およ
び第3積分器317と、加算器319とを有する。第3図に図示
されるプロセッサ107内に表される各要素は、それぞれ、当技術では周知のも
のであるので、本発明の理解を助けるため以外には詳細に説明を行わない。
第1増幅器301,第2増幅器303および第3増幅器305は、それぞれ第
1電気信号109,第2電気信号111および第3電気信号113を第1定数K
1だけ増幅して、線321, 323, 325にそれぞれ第1,第2および第
3被増幅信号を生成する。第1定数Klは、音速の隣接するマイクロホン間の距
離に対する比に比例する。第1積分器313は、線321の第1被増幅信号を積
分して、線327に第1被積分信号を生成する。第2積分器は、線323の第2
被増幅信号を積分して、線329に第2被積分信号を生成する。第3積分器31
7は、線325の第3被増幅信号を積分して、線331に第3被積分信号を生成
する。第4増幅器307は、線109の第1電気信号を定数K2だけ増幅して、
線333に第4被増幅信号を生成する。第5増幅器309は、線113の第3電
気信号を、第2定数K2とは逆の符号をもつ定数K3だけ増幅して、線335に
第5被増幅信号を生成する。第6増幅器311は、線329の第2被積分信号を
増幅して、線337に第6被増幅信号を生成する。加算器319は、線327の
第1被積分信号と、線333の第4被増幅信号と、線337の第6被増幅信号と
、線331の第3被積分信号と、線335の第5被増幅信号とを加算して、プロ
セッサ107の線1
31に出力信号を生成する。
第4図は、本発明により第1図の傾斜指向性マイクロホン・システム100で
用いられるプロセッサ107の経済的な実行例のブロック図である。第4図の傾
斜指向性マイクロホン・システムには、一般に、第1反転増幅器401,第1加
算器403,減衰器405,反転減衰器407,増幅器409,積分器411お
よび第2加算器413が含まれる。第3図に表されるプロセッサ107の各要素
は、それぞれ当技術では周知のものであるので、本発明の理解を助けるため以外
には詳しい説明は行わない。
第1反転増幅器401は、線111の第2電気信号の強度を、それぞれ線10
9および113の第1および第3電気信号の強度に比例して反転させて、線11
1の第2電気信号を増幅し、線415に被反転増幅信号を生成する。第1加算器
は、線109の第1電気信号と、線113の第3電気信号と線415の第1被反
転増幅信号とを加算して、線417に第1被加算信号を生成する。減衰器405
は、線109の第1電気信号を減衰して、線419に被減衰信号を生成する。反
転減衰器407は、線113の第3電気信号を減衰し、線113の第3電気信号
の強度を、線109の第1電気信号の強度に比例して反転させて、線421に被
反転減衰信号を生成する。増幅器409は、線417の第1被加算信号を定数K
だけ増幅して、線420に被増幅信号を生成する。定数Kは、音速と隣接するマ
イクロホ
ン間の距離との比に比例する増幅器409の利得を表す。積分器411は、線4
20の被増幅信号を積分して、線423に被積分信号を生成する。加算器413
は、線419の被減衰信号と、線421の被反転減衰信号と、線423の被積分
信号とを加算して、線131に傾斜指向性マイクロホン・システムのための出力
信号を生成する。
第3図に示されるプロセッサ107のブロック図の利点は、プロセッサ107
が第2図,第3図および従来の技術によるプロセッサ107と比較して複雑性が
削減されていることである。
第5図は、本発明による第1図の傾斜指向性マイクロホン・システム100を
用いる通信システム500である。通信システム500には、一般に、送信機5
01に結合された第1図の傾斜指向性マイクロホン・システム100が含まれる
。音圧源117は、傾斜指向性マイクロホン・システム100の方向に音圧11
5を発生する。詳しく述べると、音圧115は、指向性パターン141により示
されるように0度の入射角133で傾斜指向性マイクロホン・システム100に
向かう。傾斜指向性マイクロホン・システム100は、第1マイクロホン101
,第2マイクロホン103および第3マイクロホン105でそれぞれ音圧115
を受信する第1入力ポート503,第2入力ポート505および第3入力ポート
507を有する。傾斜指向性マイクロホン・システム100は、プロセッサ10
7を用い
て3個のポート503,505,507から来た入力を処理して、出力信号13
1を生成する。出力信号131は、送信機501に結合され、送信機は線509
で出力信号131を送信する。
好適な実施例においては、通信システム500は、傾斜指向性マイクロホン・
システム100がハンドフリー・マイクロホンを代表し、送信機501が無線電
話の回路構成の一部を代表する無線電話システムである。あるいは、通信システ
ム500は、傾斜指向性マイクロホン・システム100がデスクトップ・マイク
ロホンを代表し、送信機501が地上回線電話網に結合されたコントローラを代
表するディスパッチ通信システムでもよい。あるいは、通信システム500は、
傾斜指向性マイクロホン・システム100がユーザから離れた特定の方向からの
音を受信し、送信機501がこの音を処理してユーザの耳に入力する聴覚補助装
置でもよい。
以上、本発明は傾斜指向性マイクロホン・システムとその方法とを提供する。
本発明を用いると、傾斜指向性マイクロホン・システムの寸法と複雑性とが、従
来の技術に比較して実質的に軽減される。これらの利点は、一般に、その信号が
独自の方法で処理される3個のマイクロホンを有する傾斜指向性マイクロホン・
システムにより提供される。本発明により、従来の技術による傾斜指向性マイク
ロホン・システムの大きな寸法と高度な複雑性とが実質的に解決さ
れる。
本発明は、それを説明する実施例に関して解説されたが、本発明をこれらの特
定の実施例に制限する意図はない。添付の請求項に提示された本発明の精神と範
囲から逸脱せずに変形および改良が可能であることが当業者には理解頂けよう。
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.それぞれが実質的に同じ傾斜次数と周波数応答を有する3個以下のマイク ロホンであって、各マイクロホンが各マイクロホンにおける音圧に応答する電気 信号を生成する3個のマイクロホン;および 各マイクロホンから電気信号を受信するように結合され、各マイクロホンの傾 斜次数よりも少なくとも2傾斜次数だけ高い傾斜次数を有する傾斜指向性マイク ロホン・システムのための出力信号を生成するように動作するプロセッサ; によって構成されることを特徴とする傾斜指向性マイクロホン・システム。 2.前記マイクロホンのそれぞれにより生成される前記電気信号が、第1,第 2および第3マイクロホンに対応する第1,第2および第3電気信号を有する、 前記プロセッサは: 前記第1および第2電気信号を受信するように結合され、第1傾斜信号を生成 するように動作する第1傾斜決定子; 前記第2および第3電気信号を受信するように結合され、第2傾斜信号を生成 するように動作する第2傾斜決定子;および 前記第1および第2電気信号を受信するように結合され、前記出力信号を生成 するように動作する第3傾斜決定子; によってさらに構成される請求項1記載の傾斜指向性マ イクロホン・システム。 3.前記第1傾斜決定子が: 前記第2電気信号を前記第1電気信号から減じて、被減算信号を生成する減算 器; 前記第1および第2電気信号を平均化して、被平均化信号を生成する平均化装 置; 前記被減算信号を増幅して、被増幅信号を生成する増幅器; 前記被増幅信号を積分して、被積分信号を生成する積分器;および 前記被積分信号と前記被平均化信号とを加算して、前記第1傾斜信号を生成す る加算器; によってさらに構成される請求項2記載の傾斜指向性マイクロホン・システム 。 4.前記第2傾斜決定子が: 前記第3電気信号を前記第2電気信号から減じて、被減算信号を生成する減算 器; 前記第2および第3電気信号を平均化して、被平均化信号を生成する平均化装 置; 前記被減算信号を増幅して、被増幅信号を生成する増幅器; 前記被増幅信号を積分して、被積分信号を生成する積分器;および 前記被積分信号と前記被平均化信号とを加算して、前記 第2傾斜信号を生成する加算器; によってさらに構成される請求項2記載の傾斜指向性マイクロホン・システム 。 5.前記第3傾斜決定子が前記第2電気信号を前記第1電気信号から減じて、 前記傾斜指向性マイクロホン・システムの前記出力信号を生成する減算器によっ てさらに構成される請求項2記載の傾斜指向性マイクロホン・システム。 6.前記マイクロホンのそれぞれによって生成される前記電気信号が、第1, 第2および第3マイクロホンに対応する第1,第2および第3電気信号を含む、 前記プロセッサは: 前記第1および第3電気信号の強度に関して前記第2電気信号の強度を反転し 、前記第2電気信号を増幅して被反転増幅信号を生成する第1反転増幅器; 前記第1電気信号と、前記第3電気信号と、前記第1被反転増幅信号とを加算 して、第1被加算信号を生成する第1加算器; 前記第1電気信号を減衰して被減衰信号を生成する減衰器; 前記第1電気信号の強度に関して前記第3電気信号の強度を反転し、前記第3 電気信号を減衰して被反転減衰信号を生成する反転減衰器; 音速と、隣接するマイクロホン間の距離との比に比例する利得を有し、前記第 1被加算信号を増幅して被増幅信号 を生成する増幅器; 前記被増幅信号を積分して被積分信号を生成する積分器;および 前記被減衰信号と、前記被反転減衰信号と、前記被積分信号とを加算して、前 記傾斜指向性マイクロホン・システムのための前記出力信号を生成する第2加算 器; によってさらに構成される請求項l記載の傾斜指向性マイクロホン・システム 。 7.前記マイクロホンのそれぞれによって生成された電気信号が第1,第2お よび第3マイクロホンに対応する第1,第2および第3電気信号を有する、前記 プロセッサは: 前記第1,第2および第3電気信号を、音速と隣接するマイクロホン間の距離 との比に比例する第1定数により、それぞれ増幅して、第1,第2および第3被 増幅信号をそれぞれ生成する第1,第2および第3増幅器; 前記第1,第2および第3被増幅信号のそれぞれを、それぞれ積分して第1, 第2および第3被積分信号をそれぞれ生成する第1,第2および第3積分器; 前記第1電気信号を第2定数により増幅して第4被増幅信号を生成する第4増 幅器; 前記第3電気信号を、前記第2定数と逆の符号を持つ第3定数により増幅して 、第5被増幅信号を生成する第5増幅器; 前記第2被積分信号を第4定数により増幅して第6被増 幅信号を生成する第6増幅器;および 前記第1および第3被積分信号と、前記第4,第5および第6被増幅信号とを 加算して、前記傾斜指向性マイクロホン・システムの前記出力信号を生成する加 算器; によってさらに構成される請求項l記載の傾斜指向性マイクロホン・システム 。 8.それぞれが実質的に同じ傾斜次数と周波数応答を有する3個以下のマイク ロホンであって、各マイクロホンが各マイクロホンにおける音圧に応答する電気 信号を生成する3個以下のマイクロホンを有する傾斜指向性マイクロホン・シス テムを操作する方法であって: 各マイクロホンからの前記電気信号を処理して、前記マイクロホンのそれぞれ の傾斜次数よりも少なくとも2傾斜次数だけ高い傾斜次数を有する傾斜指向性マ イクロホン・システムのための出力信号を生成する段階; によって構成されることを特徴とする方法。 9.前記マイクロホンのそれぞれによって生成された前記電気信号が、第1, 第2および第3マイクロホンに対応する第1,第2および第3電気信号を有し、 前記処理段階が: 前記第1および第2電気信号に応答する第1傾斜信号を決定する段階; 前記第2および第3電気信号に応答する第2傾斜信号を決定する段階;および 前記第1および第2傾斜信号に応答する前記傾斜指向性マイクロホン・システ ムのための前記出力信号を決定する段階; によってさらに構成される請求項8記載の傾斜指向性マイクロホン・システム を操作する方法。 10.前記マイクロホンのそれぞれによって生成された前記電気信号が、第1 ,第2および第3マイクロホンに対応する第1,第2および第3電気信号を有す る、前記処理段階は: 第2電気信号の強度を、前記第1および第3電気信号の強度に関して反転して 、前記第2電気信号を増幅して被反転増幅信号を生成する段階; 前記第1電気信号,前記第3電気信号および前記第1被反転増幅信号を加算し て、第1被加算信号を生成する段階; 前記第1電気信号を減衰して、被減衰信号を生成する段階; 前記第3電気信号の強度を、前記第1電気信号の強度に関して反転して、前記 第3電気信号を減衰して、被反転減衰信号を生成する段階; 前記第1被加算信号を、音速と隣接するマイクロホン間の距離との比に比例す る利得により増幅して、被増幅信号を生成する段階; 前記被増幅信号を積分して、被積分信号を生成する段階;および 前記被減衰信号と、前記被反転減衰信号と、前記被積分信号とを加算して、前 記傾斜指向性マイクロホン・システムのための前記出力信号を生成する段階; によってさらに構成される請求項9記載の傾斜指向性マイクロホン・システム を操作する方法。
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