JPH08504931A - 氷量調節装置を備える氷ディスペンサ - Google Patents

氷量調節装置を備える氷ディスペンサ

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JPH08504931A JP6510337A JP51033794A JPH08504931A JP H08504931 A JPH08504931 A JP H08504931A JP 6510337 A JP6510337 A JP 6510337A JP 51033794 A JP51033794 A JP 51033794A JP H08504931 A JPH08504931 A JP H08504931A
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Abstract

(57)【要約】 氷及び低温飲料の双方を分配する装置、特に、より大きい氷貯蔵容量を有し、また、改良に係る氷の分配システムを内蔵する、改良に係る低温飲料の兼用ディスペンサである。この改良に係る氷貯蔵及び分配装置は、円形の回転トレー(20)及び中間の円錐形シュート(22)内に配置されたパドルホイール(21)を利用して、低温飲料と兼用して氷を効率良く分配し、また、調節された量にて分配する。

Description

【発明の詳細な説明】 氷量調節装置を備える氷ディスペンサ 発明の背景 本発明は、氷及び低温飲料を分配する装置、特に、大きい氷貯蔵容量を有し、 改良された氷の分配システムを内蔵する改良された低温飲料のディスペンサに関 するが、これにのみ限定されるものではない。 小規模のコンビニエンスストアー、カフェテラス、販売スタンド、ファースト フード店等において、利用可能なスペースが広いということは、価値あることで ある。関連する業界では、サービスカウンタの寸法及び日常の業務、定期的なメ ンテナンスの実際上の制約に基づいて一定の寸法上の制限を設定している。業界 では、同一又はより効率的である一方、カウンタスペースがより少なくて済む改 良された装置を常に求めている。良質なサービスの提供を促進し、また、設定さ れた寸法のサービスカウンタに適した小型で且つコンパクトな機械が常に要望さ れている。かかる要望の一つが氷及び飲料のディスペンサである。低温飲料中に 氷を入れることは、近代の食品サービスにおける必要なことの一つとなっており 、氷及び飲料のディスペンサであれば、当然に、2台の別個の機械が不要となり 、また、利用可能なカウンタスペースをより広くすることによって食品のサービ ス提供における効率が向上する。 1987年2月10日付けでランダーズ(Landers)等に付与された米国特許 第4,641,763号には、氷貯蔵容器が飲料用氷を提供すると同時に、飲料 の供給管を冷却する低温プレートの冷却源を提供するかかる努力の一つが開示さ れている。この開示は、本発明以前の技術状況の典型例である。ランダーズによ って開示された装置は、その下方に待機するカップに重力によって氷が排出され るようにするため、貯蔵容器内の氷の底位置が排出シュートの最上方位置よりも 高くならなければならないから、氷の貯蔵容積が制限される(あるものは、約90 ポンド:約40.8kg)。このため、機械の最下方部分から氷の底部層の高さ 位置までの自由スペースがデッドスペースとなり、氷の貯蔵に利用することが出 来ない。 1987年7月14日付けでホービンガ(Hovinga)に付与された米国特許第 4,679,715号には、氷を貯蔵容量の下方領域から分配シュートまで持ち 上げるべく氷キューブ及び低温飲料のディスペンサに使用される回転パドルホイ ールが開示されている。氷は、分配シュートと略同一の高さまで持ち上げられ、 その内部構成要素の全てと共に、重力支援による分配を可能にするため、貯蔵容 器の全体が傾斜した角度で設計されている。この傾斜した設計のため、パドルホ イールの寸法は、比較的小さく制限される。氷容器の壁の一部であり、ホイール が包囲体の仕切り室に氷を保持するために必要とされる、別個の包囲体によって ホイールの寸法は更に小さく制限される。 食品サービス業界における高さ及び幅の制約により制限される容器内での貯蔵 可能な氷量は、全体的な設計により制限される。氷が低温飲料を冷却するための 別個の仕切り室を形成するように設計された、湾曲した偽底部を追加することで 容器内の氷の容積は更に制限される。更に、パドルホイールの寸法が小さく制限 される結果、傾斜した角度を通じて到達することの出来る氷量が少なく制限され 、また、その別個の包囲体への開口部に形成される通路も狭小となるため、氷の 供給効率が低下する。 著作権番号1988、様式番号2170によるサーベンド・インターナショナ ル・インコーポレーテッド(SerVend International Inc.)から販売されている 業界誌には、同様にパドルホイールを使用する氷ディスペンサが開示されている 。ホービンガの特許と同様に、このサーベンドのカタログに開示された内部の氷 容器及びパドルホイールシステムは、氷貯蔵容器の傾斜した底部の下方にデッド スペースが生じるような角度で傾斜している。このサーベンドの氷ディスペンサ は、飲料ディスペンサとして兼用することも可能であるが、その場合、ホービン ガの特許の貯蔵容器に見られると非常に類似した、容量が少ないという問題が生 じる。 サーベンドのパドルホイールのもう一つの欠点は、分配シュートから下方に排 出するため、氷をパドルホイールの頂部まで供給する点である。この氷の分配方 法を傾斜ディスペンサに採用するならば、当該業界では、排出シュートを比較的 長くして、パドルホイールの頂部からその下方で待機する飲料容器までの落下距 離がそのシュート内に含まれるようにすることを要求するであろう。その結果、 従来の飲料ホルダは過度に長い排出シュートによって排出された量の氷を保持す ることが出来ないから、氷の無駄が生ずる。 1991年10月8日付けにてショレッダー(Schroeder)等に付与された米 国特許第5,054,654号には、排出シュートの高さよりも下方に貯蔵され た氷をシュートの上方の高さまで持ち上げ、次に、重力支援による分配のため、 二次的円錐シュートまで持ち上げる回転トレーを内蔵することにより、現在利用 可能な機械に比べて、氷の貯蔵容量を約2倍(約160ポンド:72.5kg) にすることを可能にする装置が開示されている。この設計は、適当な高さ位置に て適正な量の氷を分配する一方で、容器の全容積を利用して、回転トレーが氷貯 蔵容器の高さに到達することを可能にするものである。米国特許第5,054, 654号は、その他の従来技術の著しい改善ではあるが、設計上の不利益な点が ある。一組みの破砕バーと共に使用される二次的円錐シュートは、一定で且つ調 節された量にて氷を分配しない。即ち、氷の分配中、氷は、大きな不規則な塊と して排出シュートから出て、その後に、殆ど又は全く排出されない時間が続く。 かかる非制御状態で無駄となる過剰の氷を排出する結果、氷容器中での氷の高さ 位置を常時、監視することが必要とされる。故に、二次的円錐シュートは、氷を 排出シュートまで送る導管としてしか機能せず、氷シュートからの氷量は調節し ない。更に、破砕バーは、氷の溶融を防止し、氷を二次的円錐シュートから排出 シュートまで押し出す働きをするのみであり、排出シュートからの氷量の調節は 行わない。 故に、本発明の一つの目的は、氷容器から供給された氷を均一で且つ一定の制 御された量にて分配する調節装置として機能するパドルホイールを具備する、二 次的円錐シュートを備える低温飲料及び氷の兼用ディスペンサを提供することで ある。 本発明のもう一つの目的は、大型の氷貯蔵容器を備える低温飲料及び氷の兼用 ディスペンサを提供することである。この目的のため、本明細書に開示したシス テムは、排出シュートの高さ位置よりも下方にて、氷を貯蔵することを可能にす る回転トレーを内蔵し、さもなければ無駄となる排出シュートの高さ位置の下方 の自由スペースの利用を可能にするものである。 本発明の更に別の目的は、ディスペンサに沿った中間の高さ位置に配置された 調節装置を具備する円錐シュートを使用して、従来の飲料ホルダの容積に対応す る量の氷を効率よく排出する飲料及び氷の兼用ディスペンサを提供することであ る。本発明の回転トレーは、貯蔵容器内部の利用可能な全ての貯蔵スペースを利 用して、その貯蔵容器の最下方部分に達することが出来、また、過剰な量の排出 に伴う無駄を生じることなく、業界の要求を満たす高さ位置にて氷を排出するこ とが出来る。 本発明の更に別の目的は、全て単一のモータ被動シャフトに取り付けられた回 転トレー、調節装置、複数の撹拌器を備え、プリント回路板に設けられた制御回 路を使用して、シャフトに取り付けられた全ての別個の構成要素及び撹拌器を所 定の設定時間間隔にて所定の時間にタイミングを合わせて作動し、氷を長時間貯 蔵する場合、氷の架橋結合を防止し得るようにした、飲料及び氷の兼用ディスペ ンサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、洗浄及びメンテナンスのため、氷分配装置の内部構 成要素が工具を使用せずに取り外し可能であり、これにより、衛生管理を改善す る飲料及び氷の兼用ディスペンサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、現場で発泡される断熱体を利用して、氷で冷却した 低温プレートの先の低温飲料供給管に断熱体を設けた飲料及び氷の兼用ディスペ ンサを提供することである。 本発明の更に別の目的、特徴、改良点及び有利な点は、当業者が以下の説明を 参照することにより明らかになるであろう。 発明の概要 本発明の装置は、基本的に、氷の貯蔵容器と一体化された低温飲料及び氷の兼 用ディスペンサである。この貯蔵容器の最上方部分は、着脱式蓋でカバーされて いる。好適な実施例は、操作者がその蓋を取り外し、別の位置にて独立的な氷製 造源により製造された氷をその容器に充填することが可能な構造としてある。氷 の貯蔵容器の最上方部分にアイスメーカーを直接取り付けることを可能にするア ダプタをこの着脱式蓋に代えて使用することも可能である。しかしながら、本発 明は、大きい氷貯蔵容積を可能にするものであり、好適な実施例は、飲料ディス ペンサと別個で且つ独立しているアイスメーカーを使用する業界の大部分で使用 し得るよう設計されている。 貯蔵容器に氷が充填されたならば、蓋を装置の頂部の元の位置に戻し、これに より、インターロックスイッチ機構が不作動となり、再度、電気回路が励起され 、これにより、機械の内部構成要素の安全な損傷無しの作動を可能にする。氷の 分配は、プリント回路板(PC板)に信号を送る堅牢で感度の良いマイクロ電圧 薄膜スイッチの作動により開始される。PC板の予めプログラム化した論理が、 ソレノイドが外部の氷排出シュート内に配置されたトラップドアを持ち上げると 同時に、電気モータを作動させる。トラップドアを持ち上げることにより、氷を 排出シュートからそのシュートの下方に配置された飲料ホルダ内に排出すること が可能となる。 電気モータを同時に作動させることにより、該モータに接続された内部シャフ トが回転し始める。該内部シャフトには、円形の回転トレーと、調節装置として 機能するパドルホイールと、複数の撹拌器とが取り付けられている。該シャフト が回転すると、複数の撹拌器が回転し、これらの撹拌器は回転するトレーの外側 の容器内に貯蔵された氷を破砕し、その氷を回転するトレーの内部に配置された 空所内に前方にゆっくりと押し込む。回転する円形のトレーの氷が入った空所は 、フェリス式観覧車(ferris wheel)のように円運転状態にて氷を上方に運び、 静止した円錐シュートの上方四分円上に配置された切欠き部分を通じて円形トレ ーの内周に設けられた静止円錐シュート内にその中身を落下させる。静止円錐シ ュートの仕切り室内では、調節装置として機能するパドルホイールが回転するシ ャフトに取り付けられている。回転する円形トレーから落下する氷は、パドルホ イールに落下し、パドルホイールが静止円錐シュートの切欠き部分を経て回転す ると、氷はパドルホイールの羽根、静止円錐シュート及び氷貯蔵容器の断熱前面 壁により形成された包囲体内に取り込まれる。パドルホイールが更に回転すると 、その包囲体に取り込まれた氷は、順次、氷貯蔵容器の断熱前面壁を貫通して伸 長する壁シュートに供給される。即ち、シャフトが回転すると、各包囲体には、 氷が満たされ、その後に、パドルホイールの回転に伴い、その包囲体が回転して その充填された氷を壁シュートに供給し、次に、回転して戻り、別の量の氷を受 け取る。壁シュートは、パドルホイール、静止円錐シュート、氷貯蔵容器の断熱 前 面により形成された包囲体を氷貯蔵容器の断熱前面壁の先に位置決めされた外部 の排出シュートに接続する。壁シュート及び外部の排出シュートは、トラップド アによって仕切られている。氷が壁シュートに達したならば、重力により氷は開 放したトラップドアを通って摺動し、排出シュートに入ることが出来る。薄膜ス イッチ上の電気接点が解放されると、ソレノイドはPC板からの不作動信号を介 してトラップドアを閉じると同時に、電気モータを停止させ、これにより、内部 シャフトの回転を停止させる。これにより、氷の分配が停止する。故に、パドル ホイールは、氷量が非調節状態にて供給せず、壁シュートに対し順次に、規則的 に且つ略等量の氷を供給するから、パドルホイールを追加することで均一で且つ 一定の制御された氷量となる。 また、PC板は、シャフトをトラップドアと独立的に回転させるように予めプ ログラム化されている。通常の作動時、氷はある時間に亙って連続的に分配され ず、また、装置が長時間、不作動であるようにすることが出来る。長時間撹拌さ せずに貯蔵した氷に生ずる共通の問題点は、氷の表面積が極く僅かに溶融するこ とに起因して、隣接する氷同士が溶融して架橋結合することである。塊状の氷の 形成を阻止するため、PC板は、機械が休止しているとき、設定時間毎に電気モ ータを作動させてシャフトを一回転させるように予めプログラム化されている。 この作動により、トラップドアを開けることなく、氷容器内に貯蔵された氷の全 ての架橋結合が解離される。 上述したように、シャフトの回転によって複数の撹拌器が回転し、これらの撹 拌器が容器内に貯蔵された氷を破砕する。市販の同様の撹拌器に現在見られる一 つの問題点は、貯蔵氷の表面が極く僅かだけ溶融することに起因して、上述の架 橋結合と極めて良く似た、ステンレス鋼撹拌器の表面への氷の融着が生ずること である。氷塊が撹拌器上で凍結する結果、着氷した撹拌器を内部シャフトで回転 させようとするモータに極めて大きい抗力が生じる。本発明は、こうした構成要 素の着氷を防止する働きをする熱伝導率の小さい材料をシャフト及び撹拌器にコ ーティングすることによりこの問題点を解決するものである。 このコーティング材料は、熱伝導率が小さいことに加えて、氷による抗力にも 抵抗力を有し、この材料でコーティングした後、シャフト及び撹拌器の表面が 「すべすべ」となり、貯蔵した氷を抵抗力の小さい状態で破砕することが可能と なる。こうした望ましい特性を有するコーティング材料の一例として、テフロン (TEFLON)がある。もう一つの例として、エポキン・コーティングがあり 、これは、より経済的に適用される。これらの例は限定的なものではなく、同様 の特性を有するコーティングとして適用可能なあるゆる材料が本発明の精神に包 含されるものである。 好適な実施例の円形の回転トレーは、単一体の成形構造体であり、これは、別 個の構成部品を組み立てる必要がないため、その製造が簡単で且つ経済的である 。該トレーは、円形の基部から垂直方向に立ち上がる羽根によって個々に仕切ら れた複数の楔状空所を有している。円錐シュートは、この円形の基部の最中央部 分に嵌まるように設計されており、このため、羽根は、回転するトレーの垂直壁 を形成し、また、円形の基部は空所の床を形成し、円錐シュートの縁部が楔状空 所の形態による複数の包囲体を形成する。該トレーの直径は、氷を取り出すため 、容器の最下方領域を含む氷容器の全高さに到達するのに十分な長さである。更 に、該トレーは、氷瓶の床に対して90゜の角度にあり、容器内部の利用可能な 全てのスペースを活用して、容器の内部が傾斜した構造となるのを回避している 。 回転するトレーの円形の基部は、開口部を形成する複数の打抜き縁部を有して いる。貯蔵容器と空所の内部との連通を可能にする一つの開口部が楔状空所の各 々に形成されている。撹拌器は、水平方向に角度を付けてこうした開口部内に氷 を押し込み得るように設計されており、このことは、内部の貯蔵スペースの傾斜 を不要にし、また、その傾斜に伴うデッドスペースを解消するものである。 関係する食品サービス業界は、従来のカウンタトップに使用し得るように、本 発明のようなサービスカウンタ装置の高さが約914.4mm(約36インチ) であることを要求している。これは、カウンタの高さから約457.2mm(約 18インチ)の便宜な高さである、機械の底部から頂部までの略中間にて、操作 者が低温飲料を機械から分配することを可能にする。このようにして、氷の排出 シュートも同様の高さ位置に配置され、氷と飲料との分配位置の高さの差を調節 するためカップが非効率的に且つ不必要に昇降するのを防止する。 この中間位置は、重力の吸引力を利用して氷を分配することの出来る最小高さ の位置であるから、現在利用可能な氷及び飲料のディスペンサの大多数は、この 中間点にその底部が接する氷の貯蔵室を有する。本発明の回転トレーを利用する ことにより、氷は中間の高さよりも下方に貯蔵し、氷の貯蔵容積をより大きくす ることが可能となる。回転トレーは、中間高さよりも下方の下方領域から中間高 さよりも上方で分配するのに十分な高さまで氷を持ち上げる。 販売されている従来の氷ディスペンサは、排出シュートの高さ位置から氷をそ の上方の位置まで持ち上げ、重力にて排出する。しかしながら、本発明以前の構 成では、氷は高過ぎる位置まで持ち上げられ、このため落下シュートが大きくな り、氷が無駄に蓄積され、カップから流れ出る氷の量が極めて少なく、かかる装 置で取り扱えない。本発明において、氷は、回転トレーの頂部まで運ばれ、略中 間の高さに配置された別個の円錐シュート内に投入される。円錐シュート及びパ ドルホイールは、過度に長い排出シュートを不要にし、これにより、氷が不必要 に無駄になるのを防止する。パドルホイール、円錐シュート及び氷容器の断熱し た前壁により形成された包囲体の容積は、その下方で待機する飲料容器に分配す るのに最適な量の氷が供給されることを可能にする。 更に、円錐シュートの仕切り室内に配置されたパドルホイール、回転トレー、 及び貯蔵容器内に配置された撹拌器は、全て同一のシャフトに取り付けられてい る。シャフト自体を含むこれら全ての要素は、工具を使用せずに取り外し可能で 且つ交換可能である。シャフトに取り付けられた全ての構成要素は、手で容易に 係合解除することの出来るピンによって共に保持されている。全国衛生財団(Na tional Sanitation Foundation)は、食品サービス業界により使用されるディス ペンサ装置の洗浄及びメンテナンスに工具の使用が増えることは、消費者の健康 に害になる感染の機会の可能性が増すという研究結果を発表している。このよう に、工具を使用せずに、洗浄のため、内部の構成要素の分解が可能であることは 、感染症の感染の機会を少なくする。 本発明の円形の回転トレーは、好適な実施例の単一体の成形構造にのみ限定す る必要はない。もう一つの実施例は、二つの要素から成る構造を利用するもので あり、ここで、その第一の要素は、単一体の成形構造であり、この成形構造は、 ディスペンサの前壁の内側に取り付けられ、円形のフランジ部分が第一の要素か ら氷貯蔵容器の内部に伸長している。また、第二の要素も単一体の成形構造であ り、円形の基部分から垂直方向に立ち上がる複数の羽根を有し、該基部分に対し て90゜の角度にて複数のパドルを形成する。 好適な実施例において、円錐シュートは、第二の要素の円形の基部の最中央部 分に嵌まるように設計されており、このため、この第二の要素を第一の要素に取 り付けたとき、その両要素の間に包囲体が形成され、この包囲体内に複数の楔状 空所が形成される。これらの楔状空所は、空所を分離する垂直壁を形成する第二 の要素の複数のパドルと、床を形成する第一の要素の円形トレーと、屋根を形成 する第二の要素の円形の基部分と、第一の要素から伸長し且つ円形の外側歩行路 を完成する円錐シュートの縁部から伸長するフランジと、によって形成される。 また、第二の実施例のトレーの直径は、氷を取り出すため、容器の最下方部分 を含む氷貯蔵容器の全高さに到達するのに十分な長さである。好適な実施例と同 様に、第二の実施例のトレーは、容器の前壁内側に取り付けたとき、貯蔵容器の 床に関して90゜の角度にあり、このため、傾斜した構造を回避し、容器内の全 ての利用可能なスペースを利用することが可能となる。第二の実施例の第二の要 素の円形の基部分は、開口部を形成する複数の切欠き縁部を有している。貯蔵容 器と空所の内部との連通を可能にする一つの開口部が楔状空所の各々に形成され ている。撹拌器は、氷を水平角度でこれらの開口部内に前方に押し込み得るよう に設計されている。 また、本発明は、氷貯蔵スペースの最下方部分に配置された冷却プレートを内 蔵している。飲料のシロップ及びソーダ供給管(全体として「製品供給管」と呼 ぶ)が冷却プレートを有するアルミニウム又は同様の金属ブロックにより、現場 で形成される。氷貯蔵容器の最下方部分を形成する冷却板は、その貯蔵容器内の 氷によって冷却される。このため、貯蔵容器は、冷却プレートから熱を吸引する ことによって製品供給管を冷却し且つ分配すべき氷を提供するという二重の目的 を果たす。貯蔵容器内にて、氷層が冷却プレートの上に安定的に着座することが 可能となる。回転するトレーの最下方部分及び撹拌器の先端は、冷却プレートの 上にて氷層が撹拌されない状態を保つような許容公差で設計されている。 氷層の目的は、冷却プレートを冷却し、製品供給管を冷却することであるから 、 この氷層は排出に適したものである必要はない。実際には、冷却プレートから常 に熱を吸引する結果、氷同士が容易に溶融して架橋結合して、そのため、氷の底 部壁は上方層よりも破砕し難しくなるから、撹拌器はその底部層を動揺させない ことが望ましい。 冷却プレート内で冷却されたならば、製品供給管は、装置の外面に設けられた 飲料一分配弁まで上方に伸長する。冷却プレートの利点は、分配弁の高さまで上 方に及ばないから、ディスペンサが頻繁に使用されない場合、冷却プレートの先 の製品供給管内に止まる飲料の量の温度が上昇することがある(これは、「時折 りの利用」による温度上昇の問題点と呼ばれる)。この問題点を解決するため、 本発明は、冷却プレートの先に発泡材により断熱された製品供給管を内蔵してい る。これは、飲料が冷却プレートの先の製品供給管内に残った場合でも、低温飲 料の「時折りの利用」の問題点を解消することを可能にするものである。冷却プ レートの先に伸長する製品供給管は、冷却板の低温金属から離れた後に、製品供 給管の周りに発泡断熱材を形成する適当な化学的混合体を有する発泡器具内で「 現場での発泡」により形成される。これは、分配弁からの分配の頻度に関係なく 、低温飲料を一定に分配することを可能にする。 本発明のその他の目的、特徴及び有利な点は、本発明の以下の説明から明らか になるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、氷貯蔵瓶の好適な実施例を構成する内部構成要素を一部切欠き斜視図 で示す、本発明の氷及び飲料の兼用ディスペンサの斜視図、 図2は、本発明の氷分配装置の好適な実施例を構成する貯蔵容器の内部及び関 連する構成要素を示す側断面図、 図3は、内部シャフトと、全てピンにより接続された電気モータ、パドルホイ ール、円錐シュート、回転トレーの好適な実施例及び複数の撹拌器を含む関連す る構成要素とを示す分解図である。 好適な実施例の詳細な説明 図1を参照すると、氷及び飲料の兼用ディスペンサが、全体的に符号10で示 される。ディスペンサの外面には、複数の飲料ディスペンサヘッド11があり、 また、外部氷排出シュート12が飲料ディスペンサ11に隣接し且つ飲料ディス ペンサ11と同一の高さ位置に配置されている。外部氷排出シュート12の上方 には、電気回路によりソレノイド14及びPC板15に接続された電気モータ1 3がある。図1の切欠き部分は、参照符号30で全体的に示される氷貯蔵容器の 内部の斜視図である。容器30の内部には、関係する構成要素、回転トレー20 、パドルホイール21、円錐シュート22、及び複数の撹拌器23が取り付けら れた内部シャフト19が示してある。氷貯蔵容器30の床は、冷却プレート31 で形成される。貯蔵容器30の壁は、参照符号32で概略図的に示した、現場で 発泡させた発泡材により断熱されている。上記の発泡断熱材32内には、全て前 壁37の仕切り室内に位置する、複数の製品管33が成形されている。 図1の兼用ディスペンサ10の外部の機能要素について説明すると、外部氷排 出シュート12には、薄膜スイッチ16が取り付けられている。操作者が氷を分 配しようとするとき、飲料ホルダを排出シュート12の下に置き、最小の指先接 触にて薄膜スイッチ16を入れる。スイッチ16が入ると、PC板15に信号が 送られ、この信号がソレノイド14を作動させ、トラップドアを持ち上げる(図 2に参照符号17で図示)。ソレノイド14の作動と同時に、PC板15もまた モータ13に信号を送り、シャフト19を回転させる。シャフト19が回転する と、撹拌器23が回転し、容器30の中に貯蔵された氷を貯蔵容器の内部をトレ ー20の内部に接続する開口部24内にゆっくりと前方に押し出す。 図2を参照すると、モータ13は、シャフト19を回転させ、該シャフトがト レー20を回転させる。この回転により、氷は、容器30の下方部分から外部排 出シュート12の高さよりも上方の位置にある、回転するトレー20の頂部に向 けて持ち上げられる。図3を参照すると、シャフト19の関係する構成要素の分 解斜視図が示してあり、切り欠いた上方の四分円体の一部25と共に、円錐シュ ート22が示してある。回転するトレー20は、円形の基部分27から垂直に立 ち上がる複数の成形羽根26と共に示してある。開口部24は、トレー20の内 部を貯蔵容器30と連通させる。成形羽根26、円形の基部分27及び円錐シュ ート22の縁部分35が楔状の空洞部分を形成し、この空洞部分が開口部24を 通じて押し出された氷をトレー20の頂部に向けて上方に運ぶ。氷が円錐シュー ト22の切欠き部分25に達すると、氷は、重力により円錐シュート22の仕切 り室内に落下する。 更に、図2及び図3を参照すると、円錐シュートの仕切り室22内には、回転 パドルホイール21が配置されており、該パドルホイール21は、シャフト19 に取り付けられ、氷の分配量を調節する働きをする。回転するトレー20から落 下する氷は、パドルホイール21上に落下し、パドルホイール21が円錐シュー ト22の切欠き部分25を経て回転すると、パドルホイール21の複数の羽根4 0と、円錐シュート22と、氷貯蔵容器30の断熱前壁37とによって形成され た複数の包囲体内に氷が取り込まれる。パドルホイール21が更に回転すると、 包囲体内に取り込まれた氷は、氷貯蔵容器30の断熱前壁37を貫通して伸長す る壁シュート28に順次、供給される。即ち、シャフト19が回転すると、包囲 体の各々には、ある量の氷が充填され、包囲体は、パドルホイール21の回転に 伴って順次、回転し、その氷量を壁シュート28に供給した後に、回転して戻り 、別の氷量を受け取る。壁シュート28は、パドルホイール21と、円錐シュー ト22と、氷貯蔵容器30の断熱前壁37とによって形成された包囲体を氷貯蔵 容器30の断熱前壁37の先に配置された氷排出シュート12に接続する。壁シ ュート28及び氷排出シュート12は、トラップドア17により分離されている 。氷が壁シュート28に到達したならば、氷は、重力によって、開放したトラッ プドア17を通じて壁シュート28を下方に摺動して氷排出シュート12に入り 、また、待機する飲料ホルダに入る。薄膜スイッチ16の電気接点が解除される と同時に、ソレノイド14は、PC板15からの不作動信号を介してトラップド ア17を閉じ、電気モータ13を停止させ、シャフト19、及び該シャフト19 に取り付けられた貯蔵容器30内の全ての構成要素を停止させる。これにより、 氷の分配は停止する。故に、パドルホイールは、氷の供給を非制御状態とせずに 、氷を順次、規則的に且つ略等量ずつ壁シュート28に供給するから、パドルホ イール21を追加する結果、氷量は均一で一定の且つ制御された量となる。 このように、本発明は、その目的を達成するのに十分適しており、上述及び本 発明に内在する目的及び利点を実現するものである。開示の目的にて、本発明の 好適な実施例について説明したが、当業者は、機能部分の設計及び配置に変更を 加えることが出来、かかる変更は、請求の範囲に含まれる本発明の精神に包含さ れるものである。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年2月14日 【補正内容】 (元のクレーム1、2、5〜7が補正され、クレーム13が追加され、残りのク レームは、不変である) 請求の範囲 1.氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、 氷貯蔵手段と、 該氷貯蔵手段の内部と外部とを連通させる氷排出手段と、 該氷貯蔵手段内に配置された氷の昇降手段と、 該氷の昇降手段内に配置されたパドルホイールと、 前記氷の昇降手段を回転させる回転手段であって、該氷の昇降手段内に氷を配 置し、氷を前記氷の貯蔵手段の最下方部分から持ち上げて前記パドルホイールの 上に排出するようにする前記回転手段とを備え、 前記パドルホイールが回転して氷を一定の量にて前記氷排出手段に供給するこ とを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 2.請求の範囲第13項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記 パドルホイールが、前記静止円錐シュート内に配置され且つ前記回転手段により 回転されるようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 3.請求の範囲第2項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記パ ドルホイールが前記円錐シュート内に複数の包囲体を形成する複数の羽根を備え 、前記複数の包囲体の各々が前記円形の回転トレーから氷を受け取り、該氷を前 記氷排出手段に供給するようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペ ンサ。 4.請求の範囲第13項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記 円形の回転トレーが、前記円形のシュートに向けて軸方向に伸長する、前記トレ ー内の複数の羽根を備え、該複数の羽根の各々が前記氷を前記円錐形シュートの 前記開口部まで持ち上げる手段を前記円形の回転トレーに提供するようにしたこ とを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 5.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、氷を前 記円形の昇降手段に向けて前方に撹拌する手段であって、前記氷貯蔵手段からの 氷を前記昇降手段内に配置する前記撹拌手段を更に備え、前記氷の撹拌手段が、 前記回転手段により回転されるようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用デ ィスペンサ。 6.請求の範囲第5項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 排出手段が、壁シュートと、トラップドアと、外部の排出シュートとを備え、前 記トラップドアが前記壁シュートと前記外部の排出シュートとの間に配置される ようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 7.請求の範囲第6項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 の撹拌手段、前記回転手段、前記トラップドアが、単一の作動源により同時に作 動されることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 8.請求の範囲第7項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記回 転手段が、前記単一の作動源により、前記トラップドアを作動させずに、時間間 隔にて作動可能であることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 9.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 貯蔵手段が、底部と、該底部に対して略且つ一様に垂直である4つの側壁と、着 脱可能なカバーとを備えることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 10.請求の範囲第9項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 貯蔵手段の前記底部が冷却プレートを支持し、該冷却プレートが、前記冷却プレ ートの冷却に伴い冷却する複数の製品供給管がその内部に成形された、十分な熱 伝導率の金属ブロック成形品から成ることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディス ペンサ。 11.請求の範囲第9項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 貯蔵手段の前記4つの側壁の各々が、発泡断熱手段が充填された空洞部分を有し 、前記4つの側壁の少なくとも一つがその内部に配置された複数の製品供給管を 有し、該複数の製品供給管が前記発泡断熱手段内に埋め込まれるようにしたこと を特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 12.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記回 転手段が、回転可能なシャフトに結合されたモータ手段を備えることを特徴とす る氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 13.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 の昇降手段が、円形の回転トレーと、該円形の回転トレーの中心部に取り付けら れた静止円錐シュートとを備えることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペン サ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、 氷貯蔵手段と、 該氷貯蔵手段の内部と外部とを連通させる氷排出手段と、 円形の回転トレー及び該円形の回転トレーの中心に取り付けられた静止円錐シ ュートを有する円形の昇降手段と、 前記静止円錐シュート内に配置された氷の排出調節手段と、 前記円形の回転トレーを回転させる回転手段であって、氷を円形の回転トレー 内に配置し、氷を氷貯蔵手段の最下方部分から持ち上げ、円錐シュートの一つの 開口部を通じて氷の排出調節手段内に排出されるようにする回転手段とを備え、 前記氷の排出調節手段は、氷を調節された量にて氷排出手段へ供給することを 特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 2.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 の排出調節手段が一つのパドルホイールを備え、該パドルホイールが前記回転手 段により回転されるようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ 。 3.請求の範囲第2項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記パ ドルホイールが前記円錐シュート内に複数の包囲体を形成する複数の羽根を備え 、前記複数の包囲体の各々が前記円形の回転トレーから氷を受け取り、氷を前記 氷排出手段に供給するようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペン サ。 4.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記円 形の回転トレーが、前記円形のシュートに向けて軸方向に伸長する、前記トレー 内の複数の羽根を備え、該複数の羽根の各々が前記氷を前記円錐シュートの前記 開口部まで持ち上げる手段を前記円形の回転トレーに提供するようにしたことを 特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 5.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、氷を前 記円形の昇降手段に向けて前方に撹拌する手段であって、前記氷貯蔵手段からの 氷を前記円形の昇降手段内に配置する前記撹拌手段を更に備え、前記氷の撹拌手 段が、前記回転手段により回転されるようにしたことを特徴とする氷及び飲料の 兼用ディスペンサ。 6.請求の範囲第5項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 排出手段が、壁シュートと、トラップドアと、外部の排出シュートとを備え、前 記トラップドアが前記壁シュートと前記外部の排出シュートとの間に介在される ようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 7.請求の範囲第6項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 の撹拌手段、前記回転手段、前記トラップドアが、単一の作動源により同時に作 動されるようにしたことを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 8.請求の範囲第7項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記回 転手段が、前記単一の作動源により、前記トラップドアを作動させずに、時間間 隔にて作動可能であることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 9.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 貯蔵手段が、底部と、該底部に対して略且つ一様に垂直である4つの側壁と、着 脱可能なカバーとを備えることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 10.請求の範囲第9項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 貯蔵手段の前記底部が冷却プレートを支持し、該冷却プレートが、前記冷却プレ ートの冷却に伴い冷却する複数の製品供給管がその内部に成形された、十分な熱 伝導率の金属ブロック成形品から成ることを特徴とする氷及び飲料の兼用ディス ペンサ。 11.請求の範囲第9項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記氷 貯蔵手段の前記4つの側壁の各々が、発泡断熱手段が充填された空洞部分を有し 、前記4つの側壁の少なくとも一つがその内部に配置された複数の製品供給管を 有し、該複数の製品供給管が前記発泡断熱手段内に埋め込まれるようにしたこと を特徴とする氷及び飲料の兼用ディスペンサ。 12.請求の範囲第1項に記載の氷及び飲料の兼用ディスペンサにして、前記回 転手段が、回転可能なシャフトに結合されたモータ手段を備えることを特徴とす る氷及び飲料の兼用ディスペンサ。
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