JPH08504843A - 低粘度アクリル系ホットメルト接着剤 - Google Patents

低粘度アクリル系ホットメルト接着剤

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JPH08504843A JP6509186A JP50918694A JPH08504843A JP H08504843 A JPH08504843 A JP H08504843A JP 6509186 A JP6509186 A JP 6509186A JP 50918694 A JP50918694 A JP 50918694A JP H08504843 A JPH08504843 A JP H08504843A
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アール. バーガス,リチャード
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Abstract

(57)【要約】 低粘度のホットメルトアクリル系感圧接着性ポリマーを、アルキル基において炭素原子約4〜8を含有しかつポリマーの約60〜約95重量%の量で存在する少なくとも一種のアルキルアクリレートモノマー、1〜約10重量%の共重合性アミドモノマー、1〜10重量%の共重合性カルボン酸、及びモノマーの約6重量%までの正の量の共重合性無水物をバルク重合させることによって形成し、該ポリマーは原子価2〜4を有する金属カチオンにより熱的に可逆性の架橋を形成した。ポリマーの粘度は、典型的には形成されたままで150℃において2〜8Pa.sであり、金属カチオンを加える際に150℃において100Pa.sにまで増大する。図面は、開始剤の複数の添加を用いて反応温度を冷却しながら調節するヒール形成の領域並びに形成されたヒールへのモノマー及び開始剤の添加を連続にしても或は段階的にしてもよい領域を示す反応体及び反応装置ジャケットからの温度プロフィルを表わす。

Description

【発明の詳細な説明】 低粘度アクリル系ホットメルト接着剤発明の分野 本発明は、アルキルアクリレートをアミド、酸及び無水物モノマーを含む極性 モノマーと共重合させてなるアクリル系ホットメルト感圧接着剤に関する。接着 性ポリマーは、形成されたままで及び混和性オルガノ金属化合物を加えることに よって可逆的に架橋させた場合に低い粘度を示す。発明の背景 ブロックコポリマーラバーベースのホットメルト感圧接着剤(PSA)は、ホ ットメルトコーティング及び最終使用温度において特有の粘度−温度プロフィル を示すとして良く知られている。ラバーベースのホットメルト感圧接着剤は、典 型的には粘着付与されたスチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−ブタジエ ン−スチレン、スチレン−ブタジエン、及び/又はスチレン−イソプレンブロッ クコポリマーである。そのようなブロックコポリマーでは、スチレン末端ブロッ クは物理的な架橋部位或は領域を形成するが、これらは加熱することによって一 次的に除くことができ、それによりラバーを流動させ、かつ冷却した際に最終用 途要求条件についてリフォームさせることを可能にする。この可逆性架橋は、ラ バーベースの感圧接着剤の特有の加工特性に寄与する。 ラバーベースの感圧接着剤は長期のエージング性に劣る。対照して、既知のア クリル系ベースの感圧接着剤は優れたエージング性を示す。しかし、それらはラ バーベースのホットメルトPSAの特有の粘度−温度挙動を共有せずかつそれら は加工するのが一層困難である。 ラバーベースの接着剤と同様な性質を有するホットメルトアクリル系感圧接着 剤を開発しようとする試みがなされてきた。一つのアプローチは、周囲温度で良 好な凝集力を示す高分子ポリマーを作ることであった。しかし、これらの高分子 ポリマーは、粘度が高いことにより、ホットメルトコーティングプロセスにおい て問題を生じる。従って、容認し得るコーティング粘度を達成するのに、溶媒を 使用して加工することに頼らなければならない。溶媒はホットメルト接着剤の利 点を損ない、汚染、廃棄物の発生及び処理の問題を生じる。 加工可能な低粘度アクリル系ホットメルトPSAを製造しようとする努力は2 つの道をたどるのが普通であった。 一つの道は、架橋網状構造及び所望の接着性を作り上げるために後コーティン グ照射を要するポリマーを合成することを伴うものであった。この方法は余分の 加工時間及び装置を必要とする。 他方の道は、後に金属カチオンを加えることによって架橋させることができる ポリマーを合成することを伴うものであった。感圧接着性イオノマーを造りかつ 亜鉛或 はコバルトのような金属カチオンを加入することによってアクリル系ホットメル ト接着剤の凝集力を向上させることを伴ういくつかの技術が従来技術において開 示された。しかし、そのような組成物は、ホットメルト接着剤として使用するこ とを妨げる高い溶融粘度を示すのが普通である。 金属イオンとカルボキシレート基との間の架橋機構が、例えば米国特許第4, 423,180号(本明細書中に援用する)に記載された。同米国特許では、溶 融粘度は、第三成分、すなわちo−メトキシ置換された酸或はそのミネラル塩を 加えることによって低下された。このキレート化機構は、初めに米国特許第3, 331,729号(本明細書中に援用する)に開示された。同米国特許では、ポ リマーのカルボン酸基と化学的に配位結合させのに亜鉛レジネートが用いられた 。 その他のアプローチは、亜鉛塩のような多価金属によりイオン的に架橋させた 感圧接着剤について米国特許第3,740,366号に、及びキレート用金属ア ルコキシドとカルボキシリック含有ポリマーとを組み合わせることにより凝集力 の向上されたPSAを有するためのアプローチが米国特許第3,769,254 号に記載された。同様のアプローチは米国特許第3,925,282号に記載さ れた。該特許の各々を本明細書中に援用する。 米国特許第4,360,638号は、粘度及び架橋部 位を制御するためにo−メトキシ置換されたアリール酸を加えることによりポリ マー及び金属塩相互作用の同様の機構を間示した。同様の機構は、米国特許第4 ,423,182号及び同4,851,278号に記載された(該特許の各々も また本明細書中に援用する)。 ラバーベースのホットメルト接着剤について典型的に用いられるホットメルト 接着剤塗布機において有用にさせる粘度−温度プロフィルを示すアクリル系感圧 接着剤についての要求がある。発明の要約 本発明は、形成時にかつ現場で或は後に可逆的に架橋させる際に優れた粘度− 温度プロフィルを示すアクリル系ホットメルト感圧接着剤ポリマー及びバルク重 合技術によるかかる接着剤の製法を指向する。粘度−温度プロフィルは、アクリ ル系ベースの接着剤の利点のすべてを供しながら、ラバーベースの感圧接着剤を ホットメルト塗布するために使用する装置に接着剤を適合させる。所望の粘度− 温度プロフィルは、添加する金属カチオンと相互作用するアミド、無水物、及び カルボン酸モノマーをアクリル性主鎖中に共重合させて達成して、架橋が採集使 用温度において存在するが、高い温度では最少になる「可逆的」架橋性を達成す る。 本発明の低粘度の、ホットメルトアクリル系接着剤は、アルキル基において炭 素原子4〜約8を含有しかつモノマーの重量を基準にして60〜95重量%、好 まし くは80〜95重量%の量で存在する慣用のアクリル系モノマーをバルク重合さ せることによって形成する。アルキルアクリレートを、不飽和カルボン酸約1〜 約10重量%、好ましくは2〜約6重量%、不飽和アミドモノマー約1〜約10 %、好ましくは2〜約6%及び6%までの正の量、好ましくは約2〜約4重量% の不飽和無水物モノマーの存在において共重合させる。これらのモノマーは、金 属カルボキシレート或は原子価2〜約4、好ましくは2を有する金属のレジネー トの存在において熱的に可逆性の架橋を形成する。これは、高い温度で金属カチ オンと極性基との間の結合が破壊するために極めて流動性になりかつ通常の使用 温度で強い可逆的凝集性架橋結合を形成する感圧接着性ポリマーをもたらす。 その他のモノマーもまた存在させてよい。加えて、接着性、特に低エネルギー 表面への接着性を高めるために、外部粘着付与剤を全組成物の約5〜約30重量 %の量で加えることができる。 好適なアルキルアクリレートはブチルアクリレートであり;好適な不飽和カル ボン酸はアクリル酸であり;好適なアミドはN、N−ジメチルアクリルアミドで あり;好適な無水物は無水マレイン酸である。好適なポリマーは、優れた粘性及 び接着性を相乗的に与えるアミド及びカルボン酸官能価を有するモノマーを重合 量で含む。好適なポリマーは、ブチルアクリレート約93%、アクリル酸約3% 、N、N−ジメチルアクリルアミド約2%及 び無水マレイン酸約2%を含有する。 ホットメルトバルクポリマーを形成するルートは、反応装置を冷却して反応発 熱を制御しながら開始剤を漸増添加してモノマーの一部を段階的に現場重合させ ることによって形成される初期反応ヒールを形成することである。開始剤は急速 に分解してポリマーヒールを形成するための遊離ラジカルを発生する。開始剤を 段階的に加えることによってモノマーの約15〜約20重量%を重合させてポリ マーヒールを形成する。この後に、残りのモノマー及び開始剤を連続して加える 。温度を外部冷却及び反応の速度によって制御して約90゜〜約120℃の範囲 のままにする。 ポリマー生成物は形成されたままで低い粘度、通常150℃において約2〜約 8Pa.s及びオルガノ金属化合物を加えた後に、すなわち150℃においてお よそ100Pa.sまで又はそれ以上を有して慣用の装置を使用してホットメル ト塗布を可能にする。図面 添付図面は、開始剤の複数の添加を用いて反応温度を冷却することにより調節 するヒール形成の領域並びに形成されたヒールへのモノマー及び開始剤の添加を 連続にしても或は段階的にしてもよい領域を示す反応体及び反応装置ジャケット からの温度プロフィルを表わす。発明の詳細な記述 本発明に従えば、形成した際に、極めて低い粘度、例えば150℃において約 2〜約8Pa.s程に低い粘度及び金属カチオンを組み合わせた際に、150℃ において約100Pa.sまで又はそれ以上を有するホットメルトの、アクリル 系ベースの感圧接着剤を提供する。 本明細書中広く用いる通りの「低粘度」なる用語は、慣用のホットメルト塗布 機を使用して塗被するための十分に低い粘度を意味する。 ホットメルトアクリル系感圧接着剤は、アクリル性主鎖に、粘度及び接着性を 調節する極性モノマーを共重合させる。モノマーは、オルガノ金属化合物の金属 と相互作用するアミド、無水物、及びカルボン酸モノマーを含み、これらは、組 成物を加熱してホットメルトコーティング温度にした際に開放して熱的に可逆性 の架橋をもたらす。これは金属、プラスチック或は紙のような基材の望ましいコ ーティングを可能にする。架橋は、冷却した際にリフォームして優れた剪断及び その他の接着性をもたらす。 本発明のアクリル系ベースのホットメルト接着剤は、約0℃より低い、好まし くは約−20℃より低いガラス転移温度を有する。有用なアクリル系モノマーは 、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−メチルブチルア クリレート、イソオクチルアクリレート、等を含む。ブチルアクリレートが現時 点で好適であ る。その他のモノマーを存在させる或は存在させてよい。 必然的に一種のモノマーはアミドモノマーであり、これはモノマーの約1〜約 10重量%、好ましくは約2〜約6重量%の量で存在させのがよい。アミドはア クリルアミド;モノ及びジアルキルアクリルアミド、例えばN、N−ジメチルア クリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N、N−ジメチルメタクリルアミド 、等を含む。N、N−ジメチルアクリルアミドが、バルク重合によってアクリル 系ポリマーを調製する際に他のモノマーと混合することができる容易性及び好都 合な毒性の故に、好適なアミドである。ポリマーにおけるカルボン酸及び無水物 モノマーは、原子価2〜4を有する金属のカルボキシレート及びレジネートのよ うなオルガノ金属塩と相互作用して、ホットメルトコーティング温度において好 都合な低い粘度及び最終使用温度において望ましい一層高い粘度をもたらす可逆 的架橋を形成する。オクタン酸亜鉛が好適なオルガノ金属塩である。 別のクラスの重要なモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタ コン酸、等のような炭素原子3〜約5を含有し、モノマーの約1〜約10重量% 、好ましくは2〜約6重量%の量で存在するカルボン酸である。それらは高エネ ルギー表面への接着性を高め及び重合されるアミドモノマーと相乗的に共働して 接着性を高めかつ最終使用温度及びコーティング温度の両方におい て粘度を調節するように機能する。アクリル酸が好適なカルボン酸である。 モノマーの無水物、好ましくは無水マレイン酸は、典型的には全モノマーの約 6重量%までの正の量、好ましくは全モノマーの約0.5〜約6%の量で存在し 、粘度を調節しかつ熱的に可逆性の架橋部位を更にもたらす働きをする。 発明において接着性を改質するように機能し得るその他のモノマーは、ジブチ ルフマレート、ジオクチルフマレート、ジオクチルマレエート、等のような炭素 原子4〜12を含有する不飽和ジカルボン酸のジエステルを含む。それらの重合 は、有利には、ビニルアセテートのようなビニルエステルを入れることにより助 成される。 また、取り分けメチルメタクリレート、等のようなアルキルメタクリレート、 スチレンのようなスチレン系モノマー、等を入れてもよい。 発明に従って製造されるポリマーは、開始温度を80°〜100℃の範囲にし 、重合を温度範囲約90°〜120℃にわたって行わせることによりバルク重合 させて150℃において約2〜約8Pa.s程度の粘度を有するポリマーを製造 する。それらは単独で周囲及び高い温度において長く、安定な保存寿命を有し、 原子価2〜4を有する金属のカルボキシレート及びレジネートのようなオルガノ 金属化合物を組み合わせた場合に、熱的に可逆性の架橋を形成し、これらは粘度 を150℃におい て約100Pa.sまで又はそれ以上に増大させ、最終使用温度における粘度を 著しく高くする。オクタン酸亜鉛が好適なオルガノ金属化合物である。オルガノ 金属化合物の量は全組成物の約1〜約15重量%、好ましくは約1〜約5重量% の範囲にすることができる。カルシウム成分並びにアルミニウム、銅、スズ、チ タン、バナジウム、クロム、カルシウム、マグネシウム、バリウム、コバルト、 等のような他の二価−〜四価金属もまた用いてよい。金属レジネートは当分野に おいて良く知られており、例えばBlanceに係る米国特許第3,532,7 08号(該特許を本明細書中に援用する)に開示されている。 特有に形成される複合体は、バルクポリマーをホットメルトコーティングを可 能にする低い粘度(例えば、150℃において約100Pa.sまで)かつ最終 使用温度においてラバーベースのホットメルト接着剤に一致する高い粘度を示さ せる。ポリマーにおけるアミド及び酸官能価は相乗的に作用して有利な粘度及び 接着性をもたらす。 粘着性は、Hercules,Inc.製のForal 105及びFora l 85のような慣用の粘着付与剤を少量加えることによって高めることができ る。付与する粘着付与剤の量は、少しでも付与するならば、全組成物の5〜約3 0重量%にするのが典型的である。 本発明に従って造られるアクリル系ホットメルト感圧接着剤は、金属カチオン の存在しない場合凝集強さが小さすぎて感圧接着剤として有用になることができ ないが、金属カチオン及び所望ならば粘着付与剤を配合する場合に、使用温度に おいて優れた接着性のホットメルトアクリル系感圧接着剤となりかつ熱的に可逆 性の架橋のために、ホットメルト塗布技術によって種々の基材に容易に適用し得 るポリマーである。 溶媒を、一種又はそれ以上の成分を反応装置に導入するためのキャリヤーとし て用いてよいが、本発明のポリマーはバルク重合の本質的に溶媒の存在しない条 件下で形成される。この手順では、モノマーにより溶解している少ない装入量の 開始剤を、全モノマーの約15〜約20%を収容する温度制御される反応装置の 中に導入する。モノマーを少ない開始剤装入と共に加熱することによって重合を 温度約80゜〜約100℃で開始させる。これに続いて、図面に示す通りにモノ マーにより溶解している開始剤を増分量で段階的に加えてかなり一様な反応温度 を保ちながら現場ポリマーヒールを造る。残りのモノマー及び問始剤を形成され たポリマーヒールに連続ベーシス或は段階ベーシスで加える。 運転開始は、3又はそれ以上の開始剤の装入をモノマーの合計の5〜約20% に増分により段階的に加えることを伴うのが普通である。加熱を用いて第一増分 の開始剤の反応を開始させて開始剤の分解により遊離ラジカル を発生させる。開始剤の第一装入をほとんど完全に反応させる。追加の開始剤の 装入は反応を再燃させ、反応は開始剤装入及び外部冷却のサイズによって調節す る。間始剤はモノマーに溶解させて加えるのが普通である。第二の添加の後に、 開始剤等の第三及び第四の添加を行い、添加量は反応装置温度を規定の温度範囲 内、好ましくは約90゜〜約100℃に保つようにデザインする。 開始剤を最終増分添加した後に、残りのモノマー並びに同じ及び/又は異なる 開始剤を連続或は段階ベーシスで反応装置に供給する。 開始剤は、暴走反応状態を起こさせない速度で分解しかつ初期のポリマーヒー ルの発生を可能にするように選ぶ。そのレベルの重合を達成することは、好都合 な「多分散性」、すなわち約5より大きい数平均分子量に対する重量平均分子量 の比(Mw/Mn)をもたらすのが観測された。初期ヒールは、多分散性約2. 5を有し、反応の完了により増大して5より大きく、典型的には5.5より大き くなるのが観測された。 最終生成物の高い多分散性は、実質的に増加して接着剤に優れた剪断品質を付 与する高分子ポリマー単位の高い母集団を示すものである。本発明者等は、モノ マーを約3%だけ反応させてヒール生成物を形成することが多分散性のあまりに 小さいかつ剪断性の劣る生成物を生成することを観測した。 総括重合温度は約90゜〜約120℃の範囲にするこ とができ、形成された生成物は架橋の不存在において極めて低い粘度を示す。典 型的には、形成されたままのポリマー粘度は150℃において約2〜約8Pa. s程度であるが、金属イオンで可逆的に架橋させた場合、増大して150℃にお いて約100Pa.sまで又はそれ以上のレベルになって、ポリマーをラバーベ ースのホットメルト接着剤に関して慣用的に使用される装置を使用して塗被する ために適したものにする。 本発明に従って形成される好適なポリマーは、ブチルアクリレート約93重量 %、アクリル酸約3重量%、N、N−ジメチルアクリルアミド約2重量%及び無 水マレイン酸約2重量%を含有する。ポリマーは、連鎖移動剤、好ましくはメル カプタンの存在において形成し、ドデシルメルカプタン(n−DDM)が好適で ある。 本発明者等は、カルボン酸、特にアクリル酸及びアミドが相乗的に作用して本 明細書中に示す通りに異常な程に良好な粘度及び接着特性をもたらし、無水マレ イン酸はホットメルト接着剤ポリマーについて低い粘度を達成するのを助成する のを観測した。 下記の例及び対照では、Thermoselを装着したブルークフィールドデ ィジタルビスコメーター(モデルRVTGV−II)を使用して粘度を測定した 。粘度は、スピンドル29を5rpmで使用して温度150℃で測定した。18 0゜剥離接着力を測定するのにMethod PSTC−1を用い、剪断強さ (RTS)を測定するのにMethod PSTC−7を用いた。感圧接着剤テ ープのループがステンレススチール表面に即座にかつ外部圧力無しで接着する能 力を用いてループタックを測定した。分子量の測定は、Columns Res olution Incor−poratedからのUltrastyrage lカラムを装着したWaters HPLCシステムを使用して行った。例1 ブチルアクリレート(93kg)、アクリル酸(3kg)、無水マレイン酸( 2kg)、N、N−ジメチルアクリルアミド(2kg)、及びn−DDM(0. 35kg)をミックスタンクの中に装入しかつ撹拌した。溶解した後に、このモ ノマーミックス15kgを、センサー及びコントローラーを装備したジャケット 式反応装置に移した。次いで、反応装置を排気し、窒素で2回バックフラッシュ した。 モノマーミックスの残りを等しく分けて2つのミックスタンクの中に入れた。 DuPont製の遊離ラジカル開始剤であるVazo52(242.5グラム) をタンクの内の一つに装入した。開始剤を溶解した後に、ミックスおよそ310 グラムを分離Erlenmeyerフラスコ中に捕集してポリマーヒールを反応 装置において重合させるために間始剤装入材料を供給した。第一装入材料(87 グラム)はVazo52を0.5グラム含有 し、これをポンプで撹拌式反応装置の中に送入した。 図面を参照すれば、反応装置ジャケットを、次いで急速に加熱して96℃にし た。この時間中反応装置の中への窒素ブリードを保った。反応装置が82℃に達 した際に、重合が開始される(K−1)につれて温度上昇(発熱)が一層著しく なった。この時点で、ジャケット温度を急速に下げて、およそ33℃に達しさせ た。反応装置上の設定点を90℃にすることにより、反応温度はおよそ100℃ に達する。撹拌機のセンターシャフトは50rpmであり、オーガーは150r pmであった。 次いで、反応マスを冷却させた。反応マスがおよそ90℃に達した時に、第二 開始剤装入材料(43.5グラム)をポンプで送ってVazo52 0.25グ ラムを反応装置に送出した。この第二装入材料(K−2)及び次の装入材料の導 入は、ジャケットの温度変化により時間を調節して温度を90゜〜100℃に保 った。ジャケット温度が上昇し始めた時に、開始剤装入材料を導入する。第二装 入材料は、100℃に達し得る温度上昇を生じる。 同様の方法で、87グラムの2つそれ以上の開始剤装入(K−3及びK−4) を各々反応装置に導入し、モノマー転化率を約80%に達しさせた。温度が第四 装入によって最高(90゜〜94℃)に達した後に、モノマーミックス及び間始 剤の残りを新しく形成されたポリマーヒールの中に速度472グラム/分で3時 間の供給時間 かけて供給した。この時に、窒素ブリードを停止した。 第一タンクを空にする直前に、他方のタンクにVazo52を242.5グラ ム装入した。第二ミックスタンクを完全に反応装置に供給した後に、ブチルアセ テート(150〜400グラム)に溶解したVazo67(150〜400グラ ム)の装入材料を直に加えて残留モノマーを重合させた。ジャケット温度を14 0℃に設定した。反応マス温度を上昇させて少なくとも30分間100℃を越え させた。反応マス温度は110゜〜120℃の範囲であった。次いで、真空スト リッピングを採用してブチルアセテート及び未反応のモノマーを除いた。生成し たポリマーは150℃において粘度2〜8Pa.sを有していた。 真空ストリッピングした後に、Monsanto製の酸化防止剤であるSan tonox R 400グラムを反応装置に装入した。およそ15分した後に、 生成したポリマーが依然反応装置中にある間に、架橋剤であるオクタン酸亜鉛を 加えた。この点で、架橋剤を別の容器において加えるために、反応装置装入材料 を、また排出することもできよう。オクタン酸亜鉛およそ2.0〜2.2pph rを用いて150℃における粘度およそ100Pa.sを有するポリマーをもた らした。 表1は、形成されたままの架橋されたポリマーのステンレススチールへの接着 性を示す。例2−顔料着色及び架橋 初めに例1で形成したポリマー15キログラムを10−ガロンシグマブレード ミキサー中に装入した。ミキサー温度は150℃であった。窒素フラッシュを用 いた。ウオーム設定を1にしかつブレード設定を2にした。混合しながら、By k Chemieにより製造されかつ販売される分散剤であるAnti Ter ra U 30グラム及びDuPont製の二酸化チタン(Tipure R− 900)10.5キログラムを加えた。混合を5〜10分間続け、二酸化チタン の湿潤をもたらした。ミックスは「つぶつぶのある」ように見える。次いで、オ クタン酸亜鉛(およそ600〜660グラム)を3つに分けて加えた。混合を更 に30分間続けた。二酸化チタンが消失されるになった後に、ポリマー15キロ グラムを更に加えた。混合を更に50分間続けさせ、混合物を排出した。最終の 粘度は150℃において100Pa.sであった。 1.5ミル(0.038mm)マイラー上に32g/m2で被覆した際に、不 透明度は、ラベルについて白色のバックグラウンドをもたらすのに適しているの が分った。 表2は、外部架橋されかつ着色されたポリマーの接着性を現場架橋されたポリ マー(表1)と比べる。 テスト基材はステンレススチールであった。例3〜6 オクタン酸亜鉛がポリマー性能に与える影響を調べた。ポリマーはブチルアク リレート92%、アクリル酸2%、無水マレイン酸4%及びアクリルアミド2% を含有した。 表3は、ポリマー100部当りオクタン酸亜鉛1〜3部を用いた接着性性能を 掲記する。ポリマー100部当りオクタン酸亜鉛2部が最適なレベルであるのが 分った。 例7 ブチルアクリレートの代わりに2−エチルヘキシルアクリレートを用いて接着 剤を例1の通りにして形成する。接着剤は、ブチルアクリレートを含有する接着 剤に比べて一層良好な湿潤能力及びループタックを有する。作製した接着剤はガ ラス転移温度−54.3℃を有する。配合手順は、ホットメルト接着剤を作製す るためにオクタン酸亜鉛を使用した。例8及び9並びに対照1及び2及び3 ポリマー組成物において一緒にしたアクリル酸とアクリルアミドとの間の相乗 的相互作用を立証するために、アクリル酸或はアクリルアミドを用いて調製した 接着剤(対照1或は2)、及び両方が存在しない接着剤(対照3)を、アクリル 酸及びアクリルアミドを等しい量で用いること(例8及び9)に対比する比較を 表4に示す。粘度比較は、例8(合計6%)或は例9(合計3%)の粘度が対照 1及び2の粘度の和に比べて大きいことを示す。そのことは、混合物を用いる場 合に、相互作用が伴われることを意味する。剪断性能もまた、酸とアミドとを一 緒に用いることが架橋及び余分の凝集強さを一層システムに付与することを示す 。 例10 このホットメルト接着剤についての主要な市場の機会は、耐久財用途用の産業 ラベルの分野におけるものである。金属、被覆金属、及びプラスチックを含む種 々の基材への恒久的な接着性を有する接着剤が、現行で強調される。良好な品質 のサンプルを得るためにスロットコーティングが必要である。本発明の接着剤は 、これらの用途及びそれらの要求について良好に機能する。例1の接着剤のサン プルを6”(15cm)ダイ上に塗被し、4つの異なるサンドイッチ構造を有し て塗布量25g/m2でラミネートする。使用した剥離紙は、白金触媒によるシ リコーン剥離被覆バッキングである。4つのフェースストックは2ミル(0.0 51mm)のポリエステル、紙、アルミニウムホイル、及びポリプロピレンであ る。最後のものは、転写テープ用にデザインする。試験条件は、UL969に特 定される条件を含むものであった。形成されたラベルはUnderwriter s Laboratory規格値を満足する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーガス,リチャード アール. アメリカ合衆国 90280 カリフォルニア, サウスゲイト,ガーフィールド アベニュ ー 11724 (72)発明者 ラム,ヘンリー,ジュニア アメリカ合衆国 90601 カリフォルニア, ウィッティア,メイビス アベニュー 5414

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バルク重合により形成される低粘度のホットメルトアクリル系感圧接着剤 ポリマーであって、重合された基準で、アルキル基において炭素原子4〜約8を 含有しかつポリマーの約60〜約95重量%の量で存在する少なくとも一種のア ルキルアクリレートモノマー、ポリマーの約1〜約10重量%の共重合性アミド モノマー、約1〜約10重量%の少なくとも一種の共重合性カルボン酸モノマー 及び6重量%までの正の量の共重合性無水物を含み、原子価2〜4を有する金属 カチオンにより熱的に可逆性の架橋を形成するポリマー。 2.アミドモノマーがポリマーの約2〜約6重量%の量で存在する請求項1の 感圧接着剤。 3.少なくとも一種の共重合性カルボン酸がモノマーの約2〜約6重量%の量 で存在する請求項1又は2の感圧接着剤。 4.無水物モノマーがモノマーの約0.5〜約6重量%の量で存在する請求項 2又は3のいずれかの感圧接着剤。 5.アミドモノマーがN、N−ジメチルアクリルアミドを含む先の請求項のい ずれか一の感圧接着剤。 6.カルボン酸がアクリル酸を含む先の請求項のいずれか一の感圧接着剤。 7.無水物が無水マレイン酸である先の請求項のいず れか一の感圧接着剤。 8.金属カチオンがZn++である先の請求項のいずれか一の感圧接着剤。 9.重合された基準で、かつモノマーの重量を基準にして、モノマーの約80 〜約95重量%のアルキル基において炭素原子2〜約8を含有するアルキルアク リレート、炭素原子3〜約5を含有しかつモノマーの重量を基準にして約1〜約 10重量%の量で存在する少なくとも一種の不飽和カルボン酸、アクリルアミド 及びN、N−ジメチルアクリルアミドからなる群より選ばれ、モノマーの約1〜 約10重量%の量で存在するアミドモノマー、及びモノマーの0.5〜約6重量 %の無水マレイン酸を含み、バルク重合により形成されかつ原子価2〜4を有す る金属カチオンを含有するオルガノ金属化合物を加えることにより熱可逆的に架 橋される際に150℃における粘度約100Pa.sまでを有するアクリル系ポ リマーを含む低粘度のホットメルト感圧接着剤組成物。 10.アミドモノマーがポリマーの2〜約6重量%の量で存在する請求項9の 感圧接着剤。 11.カルボン酸がモノマーの2〜約6重量%の量で存在する請求項9又は1 0の感圧接着剤。 12.アミドモノマーがN、N−ジメチルアクリルアミドである請求項9〜1 1のいずれか一の感圧接着剤。 13.カルボン酸がアクリル酸である請求項9〜12のいずれか一の感圧接着 剤。 14.アルキルアクリレートがブチルアクリレートである請求項9〜13のい ずれか一の感圧接着剤。 15.ポリマーと適合し得る少なくとも一種の粘着付与剤が存在し、存在する 粘着付与剤の合計量は組成物の全重量を基準にして約5〜約30重量%である請 求項9〜14のいずれか一の感圧接着剤。 16.アクリル系ポリマーを含みかつ重合された基準で、約93%のブチルア クリレート、約3%のアクリル酸、約2%のN、N−ジメチルアクリルアミド及 び約2%の無水マレイン酸を含み、該ポリマーはバルク重合により形成されかつ 150℃において約2〜約8Pa.sの粘度及びポリマー100部当りオクタン 酸亜鉛約2〜約2.2の存在において150℃において約100Pa.sまでの 粘度を有する低粘度のホットメルト感圧接着剤組成物。 17.連鎖移動剤の存在において、 (a)アルキル基において炭素原子4〜約8を含有するアルキルアクリレート 約60〜約95重量%、共重合性アミド約1〜約10重量%、共重合性カルボン 酸1〜約10重量%、及びモノマーの約6重量%までの正の量の共重合性無水物 モノマーを含む全モノマーブレンドの約15〜約20重量%に開始剤の増分装入 を導入することによってアクリル系ホットメルト感圧接着剤ポリマー用ヒールを 現場で形成し、増分装入材料の量は、外部冷却により重合反応温度約80゜〜約 100℃を保つよう に釣り合わせ: (b)残りのモノマー及び開始剤を形成されたヒールに、重合の温度を約90 ゜〜約120℃の範囲に保ちながら加える ことを含むアクリル系ホットメルト感圧接着剤を生成する方法。 18.残りのモノマー及び触媒をヒールに連続ベーシスで加える請求項17の 方法。 19.連鎖移動剤の存在において、 (a)アルキル基において炭素原子約4〜8を含有するアルキルアクリレート 約80〜約95重量%、アクリルアミド及びN、N−ジメチルアクリルアミドか らなる群より選ぶ共重合性アミド約2〜約6重量%、不飽和カルボン酸2〜約6 重量%及び無水マレイン酸0.5〜約6重量%を含むポリマーを形成する全モノ マーの約15〜約20重量%に開始剤の増分装入を導入することによってアクリ ル系ホットメルト感圧接着剤ポリマーのヒールを形成し、開始剤の増分装入の量 は、外部冷却によりバルク重合反応温度約80゜〜約100℃を保つように釣り 合わせ: (b)残りのモノマー及び開始剤を、重合の温度を約90゜〜約120℃の範 囲に保ちながら加えて150℃において約2〜約8Pa.sの粘度有するアクリ ル系ポリマーを形成し; (c)形成されたアクリル系ポリマーに原子価2〜4 を有する金属のオルガノ金属化合物を加えて150℃において約100Pa.s までの粘度を有する熱的に可逆性の架橋されたポリマーを形成する ことを含むアクリル系ホットメルト感圧接着剤ポリマーを生成する方法。 20.連鎖移動剤がn−ドデシルメルカプタンである請求項17〜19のいず れか一の方法。 21.アミドモノマーがN、N−ジメチルアクリルアミドである請求項17〜 20のいずれか一の方法。 22.カルボン酸がアクリル酸である請求項17〜21のいずれか一の方法。 23.オルガノ金属化合物がオクタン酸亜鉛である請求項17〜22のいずれ か一の方法。 24.n−ドデシルメルカプタンの存在において、 (a)重量基準で、約93%のブチルアクリレート、約3%のアクリル酸、約 2%のN、N−ジメチルアクリルアミド及び約2%の無水マレイン酸を含む全モ ノマーブレンドの約15〜約20重量%に開始剤の増分装入を導入することによ ってアクリル系ホットメルト感圧接着剤ポリマーのヒールを形成し、開始剤の増 分装入の量は、外部冷却によりバルク重合温度約80゜〜約100℃を保つよう に釣り合わせ: (b)残りのモノマー及び開始剤を、反応を温度約90゜〜約120℃の範囲 に保ちながら加えてアクリル系ポリマーを形成し; (c)形成されたアクリル系ポリマーに150℃において約100Pa.sま での粘度を有する熱的に可逆性の架橋されたポリマーを形成する量のオクタン酸 亜鉛を加える ことを含む、約5より大きい数平均分子量に対する重量平均分子量の比を有する アクリル系ホットメルト感圧接着剤を生成する方法。 25.残りのモノマー及び開始剤を形成されたヒールに連続ベーシスで加える 請求項17〜24のいずれか一の方法。
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