JPH0850471A - 情報表示装置およびこれを用いた表示方法 - Google Patents

情報表示装置およびこれを用いた表示方法

Info

Publication number
JPH0850471A
JPH0850471A JP6184757A JP18475794A JPH0850471A JP H0850471 A JPH0850471 A JP H0850471A JP 6184757 A JP6184757 A JP 6184757A JP 18475794 A JP18475794 A JP 18475794A JP H0850471 A JPH0850471 A JP H0850471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
scroll
text information
information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6184757A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kodama
雅雄 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Industries Ltd
Original Assignee
Koito Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Industries Ltd filed Critical Koito Industries Ltd
Priority to JP6184757A priority Critical patent/JPH0850471A/ja
Publication of JPH0850471A publication Critical patent/JPH0850471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文章情報の文字数に応じてスクロール速度を
変化させることができ、文字数に影響されることなく迅
速な表示および報知ができる情報表示能力に優れた情報
表示装置およびこれを用いた表示方法を提供すること。 【構成】 表示文字数計数部22が遠隔入力手段11か
ら遠隔入力された文章情報20aまたは表示文章入力部
21から入力された文章情報20aの文字数を数えて文
字数データ22aを生成し、スクロール速度算出部23
が該文字数データ22aに基づいて文章情報20aのス
クロール表示速度データ23aを演算し、表示制御部2
4がスクロール表示速度データ23aに基づいて文章情
報20aのスクロール表示制御データ24aを生成し、
表示部25が該スクロール表示制御データ24aに基づ
いて文章情報20aをスクロール表示して報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ等の表示
手段に文章情報を表示することで、各種情報を周囲の観
者に報知する情報表示装置およびこれを用いた表示方法
に関する。更に詳しく言えば、交通信号機に取り付けら
れた交通情報板、電車内の案内電光情報板、または街中
に設けられた広告板等のテロップや報道や警告等を報知
する装置およびこれを用いた表示方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の情報表示装置およびこれ
を用いた表示方法としては、例えば、ダムが設置されて
いる河川の下流に設置されるダム放流警報表示装置があ
る。
【0003】ダム放流警報表示装置における電光表示手
段の表示部は、発光素子を縦横16ドット×16ドット
に配置してドットマトリックスを構成した表示ユニット
が全部で例えば40個、配設されていた。
【0004】表示ユニットは、発光素子の明滅により文
字をドットマトリックス表示していた。ドットマトリッ
クス表示におけるスクロール速度は一定であった。
【0005】また、表示ユニットは、各表示ユニット毎
に1文字分を文字表示単位としてドットマトリックス表
示しており、電光表示手段の表示部に一度に表示出来る
文章情報は通常40文字以内であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の情報
表示装置およびこれを用いた表示方法では、電光表示手
段の表示部に一度に表示出来る文章情報は通常40文字
以内であり、ドットマトリックス表示におけるスクロー
ル速度は一定であるので、文字数の多い文章情報を表示
しようとした場合、文章情報が長ければそれだけ内容の
把握に一層時間がかかってしまい、情報表示能力が十分
満足のいくものではないという問題点があった。
【0007】本発明は、以上のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、文章情報の文字数に応じて
スクロール速度を変化させることができ、文字数に影響
されることなく迅速な表示および報知ができる情報表示
能力に優れた情報表示装置およびこれを用いた表示方法
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の7項に存する。
【0009】[1]項 文章情報をスクロール表示して報知する情報表示装置に
おいて、表示手段(20)を備えて成り、該表示手段
(20)は、前記文章情報の文字数を数えて文字数デー
タ(22a)を生成する表示文字数計数部(22)と、
該文字数データ(22a)に基づいて前記文章情報のス
クロール表示速度データ(23a)を演算するスクロー
ル速度算出部(23)と、前記スクロール表示速度デー
タ(23a)に基づいて前記文章情報のスクロール表示
制御データ(24a)を生成する表示制御部(24)
と、該スクロール表示制御データ(24a)に基づいて
前記文章情報をスクロール表示して報知する表示部(2
5)と、を装置して成ることを特徴とする情報表示装置
(10)。
【0010】[2]項 前記表示手段(20)は、前記報知したい文章情報を入
力するための表示文章入力部(21)を装置して成るこ
とを特徴とする[1]項に記載の情報表示装置(1
0)。
【0011】[3]項 前記報知したい前記文章情報を遠隔操作によって入力す
るための遠隔入力手段(11)を備えて成ることを特徴
とする[1]項に記載の情報表示装置(10)。
【0012】[4]項 前記文章情報遠隔入力手段(11)は、前記報知したい
前記文章情報のスクロール表示速度データ(23a)を
演算するための条件を遠隔操作によって入力できること
を特徴とする[3]項に記載の情報表示装置(10)。
【0013】[5]項 前記表示部(25)は、多数の表示素子がドットマトリ
ックス状に配置されて成り、該表示素子を明滅させるこ
とにより文字をドットマトリックス形式で表示する、こ
とを特徴とする[1]項、[2]項、[3]項、または
[4]項に記載の情報表示装置(10)。
【0014】[6]項 前記文章情報を順次移動させるスクロール表示を実行
し、かつ該文章情報を構成する文字数に応じて、該スク
ロール表示の速度を変化させることを特徴とする[1]
項、[2]項、[3]項、または[4]項に記載の情報
表示装置(10)の表示方法。
【0015】[7]項 前記表示文字数計数部(22)が、前記遠隔入力手段
(11)から遠隔入力された前記文章情報、前記表示文
章入力部(21)から入力された前記文章情報、または
予め設定された前記文章情報の文字数を数えて文字数デ
ータ(22a)を生成し、前記スクロール速度算出部
(23)が、該文字数データ(22a)に基づいて、ま
たは前記スクロール表示速度データ(23a)を演算す
るための条件に基づいて、前記文章情報のスクロール表
示速度データ(23a)を演算し、前記表示制御部(2
4)が、前記スクロール表示速度データ(23a)に基
づいて前記文章情報のスクロール表示制御データ(24
a)を生成し、前記表示部(25)が、該スクロール表
示制御データ(24a)に基づいて前記文章情報をスク
ロール表示して報知することを特徴とする[6]項に記
載の表示方法。
【0016】
【作用】情報表示装置10に装置された表示手段(2
0)は、文章情報の多さに応じてドットマトリックス表
示におけるスクロール速度を速くしながら、文章情報
(20a)をスクロール表示して報知する。
【0017】報知したい文章情報(20a)は、前記遠
隔入力手段(11)から遠隔入力することができるし、
前記表示文章入力部(21)から直接入力することがで
きるし、また予め設定された前記文章情報を用いること
もできる。
【0018】表示文字数計数部(22)は、前記遠隔入
力手段(11)から遠隔入力された前記文章情報、前記
表示文章入力部(21)から入力された前記文章情報、
または予め設定された前記文章情報の文字数を数えて文
字数データ(22a)を生成する。
【0019】スクロール速度算出部(23)は、該文字
数データ(22a)に基づいて、または遠隔入力された
スクロール表示速度データ(23a)を演算するための
条件に基づいて、文章情報(20a)のスクロール表示
速度データ(23a)を演算する。
【0020】表示制御部(24)は、スクロール表示速
度データ(23a)に基づいて文章情報(20a)のス
クロール表示制御データ(24a)を生成する。また、
文章情報(20a)を順次移動させるスクロール表示を
実行し、かつ該文章情報(20a)を構成する文字数が
多くなるのに応じて、該スクロール表示の速度を高速に
する。
【0021】これにより、文章情報の多さに応じてドッ
トマトリックス表示におけるスクロール速度を速くする
ことができる。つまり、通常の40文字を超えた文字数
の多い文章情報を表示しようとした場合でも、表示に要
する時間を常に一定にすることができる。
【0022】表示部(25)は、多数の表示素子(25
a)がドットマトリックス状に配置されて成り、該スク
ロール表示制御データ(24a)に基づいて該表示素子
(25a)を明滅させることにより文章情報(20a)
をドットマトリックス形式で表示して報知する。
【0023】以上により、文字数に影響されることなく
迅速な表示および報知ができる情報表示能力に優れた情
報表示装置およびこれを用いた表示方法を実現すること
ができる。
【0024】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかる情報表示装
置10の機能ブロック図である。図1に示すように、本
実施例にかかる情報表示装置10は、文字を表示すこと
で各種情報を周囲の観者に報知するものである。更に詳
しく言えば、ダムが設置されている河川の下流に設置さ
れるダム放流警報表示装置の一種であるが、その設置場
所や用途はダム放流警報用にのみ限定されるものではな
い。
【0025】図1の情報表示装置の機能ブロック図に示
すように、本実施例の情報表示装置10は、文章情報2
0aをスクロール表示して報知するための表示手段20
と報知したい文章情報20aを遠隔操作によって入力す
るための遠隔入力手段11とが装置されて成る。
【0026】さらに、表示手段20は、表示文章情報入
力部21と表示文字数計数部22とスクロール速度算出
部23と表示制御部24と表示部25とが装置されて成
る。
【0027】表示手段20は、文章情報20aをスクロ
ール表示して報知するよう、情報表示装置10に装置さ
れて成る。
【0028】報知したい文章情報20aを入力するため
の表示文章情報入力部21と、表示文字数計数部22
は、表示文章情報入力部21から入力された文章情報2
0aの文字数を数えて文字数データ22aを生成するよ
う、表示文章情報入力部21に接続されて成る。
【0029】また、表示文字数計数部22は、遠隔入力
手段11から遠隔入力された文章情報、表示文章入力部
21から入力された文章情報、または予め設定された文
章情報の文字数を数えて文字数データ22aを生成する
よう、表示文章情報入力部21に接続されて成る。
【0030】本実施例の表示文字数計数部22は、MO
DEMを介して遠隔入力手段11に接続されて成る。な
お、表示文字数計数部22は、MODEM以外に光ファ
イバ通信装置や無線通信装置を介して遠隔入力手段11
に接続されてもよい。
【0031】これにより、情報表示装置10がダムの監
理局と離れている場合でも、簡単かつ迅速な表示および
報知ができる情報表示能力に優れた情報表示装置および
これを用いた表示方法を実現することができる。
【0032】スクロール速度算出部23は、文字数デー
タ22aに基づいて、または遠隔入力されたスクロール
表示速度データ23aを演算するための条件に基づい
て、文章情報20aのスクロール表示速度データ23a
を演算するよう、表示文字数計数部22に接続されて成
る。
【0033】表示制御部24は、スクロール表示速度デ
ータ23aに基づいて文章情報20aのスクロール表示
制御データ24aを生成するよう、スクロール速度算出
部23と遠隔入力手段11と表示文章情報入力部21と
に接続されて成る。
【0034】表示部25は、該スクロール表示制御デー
タ24aに基づいて文章情報20aをスクロール表示し
て報知するよう、表示制御部24と遠隔入力手段11と
表示文章情報入力部21とに接続されて成る。
【0035】表示部25は、多数の表示素子25aが縦
横にドットマトリックス状に密に配置されて成り、該ド
ットマトリックス状に配置された表示素子25aにおけ
る各表示素子25aの明滅により1文字をドットマトリ
ックス表示するものである。表示部25における文字表
示単位は平面上に表示素子を縦横16ドット×16ドッ
ト構成となっている。
【0036】図4は本発明の一実施例にかかるライン表
示型の表示手段20の機能ブロック図である。ライン表
示型の表示手段20には報知したい文章情報20aを遠
隔操作によって入力するための遠隔入力手段11とが装
置されて成る。
【0037】図4に示すように、表示文章情報入力部2
1はキーボードによって実現している。表示文字数計数
部22とスクロール速度算出部23と表示制御部24と
はCPUによって実現している。表示部25は、ライン
表示型の発光ダイオードデバイス、液晶デバイス、プラ
ズマデバイス、またはEL(エレクトロ・ルミネッセン
ス)デバイス等によって実現している。
【0038】なお、文章情報20aとして、ROM、磁
気ディスク装置等から定型文章を用いてもよい。
【0039】CPUには、所定文章情報をなす文字を左
から右へ、右から左へ、上から下へ、または下から上へ
スクロール表示、すなわち周方向へ順次移動させつつ表
示させるためのプログラムされている。
【0040】該プログラムは文章情報20aの文字数に
応じてスクロール表示速度を変化させるためのものであ
って、文章情報20aの文字数を図2に示すグラフに従
って判定した後、その結果に応じてスクロール表示速度
データ23aを出力するものである。図2(a)に示す
グラフに従う場合は、文章情報20aの文字数とスクロ
ール表示速度とは、線形関係となる。また、図2(b)
に示すグラフに従う場合は、1≦文字数≦20のときは
スクロール表示速度を低速に、21≦文字数≦40のと
きはスクロール表示速度を中速に、また文字数≧41の
ときはスクロール表示速度を高速に設定するものであ
る。
【0041】図4に示すように、スクロール表示速度デ
ータ23aは、シフトレジスタAのシフト速度を制御す
るためのCLK1、およびシフトレジスタBのシフト速
度を制御するためのCLK2によって実現している。
【0042】スクロール表示制御データ24aは、ラッ
チイネーブル信号LE、ドライバ同期信号BL、ROM
またはRAMのアドレスバス制御信号CS、シフトレジ
スタのバス制御信号SI、ROMまたはRAMのRea
d/Write制御信号RW/WR等によって実現して
いる。
【0043】次に作用を説明する。図1は本発明の一実
施例にかかる、情報表示装置の機能ブロック図であり、
図2は本発明の一実施例にかかる、情報表示装置におけ
るスクロール速度と文字数との関係を示すグラフであ
り、図3は本発明の一実施例にかかる、情報表示装置の
表示方法を説明したフローチャートである。
【0044】図1に示すように、報知したい文章情報2
0aは、MODEMを介した遠隔操作によって遠隔入力
手段11から入力することができるし、また表示文章情
報入力部21から直接入力することもできる。
【0045】遠隔入力手段11を用いた応用例を以下に
示す。大雨や台風時のダム放流を、MODEMを介した
遠隔操作によって遠隔入力手段11から入力する場合、
先ずダム管理室にてダム放流前に、遠隔入力手段11か
らダム下流域の人員に対して伝えたい情報を入力する。
例えば「ダム放流中キケン」の文章情報20aを入力す
ると、その内容が表示内容として伝送線(図示せず)を
介して表示手段20に伝達される。表示手段20が、遠
隔制御手段11からの文章情報20aを受けると、該文
章情報20aの文字数が表示部25に表示される。これ
により、各種情報が周囲の観者に報知される。
【0046】図3のフローチャートを用いて、情報表示
装置10およびこれを用いた表示方法の作用を説明す
る。
【0047】CPUによって文章情報20aが遠隔入力
手段11から遠隔入力、または表示文章情報入力部21
から直接入力されるかの判定が実施される(ステップS
1,ステップS2)。
【0048】文章情報20aは、遠隔入力手段11から
遠隔入力(ステップS3a)、または表示文章情報入力
部21から直接入力される(ステップS3b)。
【0049】表示文字数計数部22は、遠隔入力手段1
1から遠隔入力された文章情報、表示文章入力部21か
ら入力された文章情報、または予め設定された文章情報
の文字数を数えて文字数データ22aを生成する(ステ
ップS4)。
【0050】スクロール速度算出部23は、文字数デー
タ22aに基づいて、または遠隔入力されたスクロール
表示速度データ23aを演算するための条件に基づい
て、文章情報20aのスクロール表示速度データ23a
を演算する(ステップS4〜ステップS6)。
【0051】表示制御部24は、スクロール表示速度デ
ータ23aに基づいて文章情報20aのスクロール表示
制御データ24aを生成する(ステップS4a,ステッ
プS5a)。また、文章情報20aを順次移動させるス
クロール表示を実行し(ステップS7)、かつ該文章情
報20aを構成する文字数が多くなるのに応じて、該ス
クロール表示の速度を高速にする。
【0052】これにより、文章情報多さに応じてドット
マトリックス表示におけるスクロール速度を速くするこ
とができる。つまり、通常の40文字を超えた文字数の
多い文章表示しようとした場合でも、表示に要する時間
を常に一定にすることができる。
【0053】多数の表示素子25aが縦横にドットマト
リックス状に密に配置されて成る表示部25は、該ドッ
トマトリックス状に配置された表示素子25aにおける
各表示素子25aの明滅により、文章情報20aをドッ
トマトリックス形式で表示して報知する(ステップS
7)。
【0054】表示単位は、ドットマトリックス構成され
た表示素子を縦横16ドット×16ドットで区切って用
いることによって実現している。
【0055】表示文章を更新するときは(ステップS
8)、ステップS1へ戻って、ステップS1〜ステップ
S7を実行する。
【0056】以上により、文字数に影響されることなく
迅速な表示ができる情報表示能力に優れた情報表示装置
およびこれを用いた表示方法を実現することができる。
【0057】図4は本発明の一実施例にかかるライン表
示型の表示手段20の機能ブロック図である。図4に示
すように、表示文章情報入力部21はキーボードによっ
て実現している。表示文字数計数部22とスクロール速
度算出部23と表示制御部24とはCPUによって実現
している。表示部25は、ライン表示型の発光ダイオー
ドデバイス、液晶デバイス、またはEL(エレクトロ・
ルミネッセンス)デバイス等によって実現している。
【0058】なお、文章情報20aとして、ROM、磁
気ディスク装置等から定型文章を用いてもよい。
【0059】図4に示すように、スクロール表示速度デ
ータ23aは、シフトレジスタAのシフト速度を制御す
るためのCLK1、およびシフトレジスタBのシフト速
度を制御するためのCLK2によって実現している。
【0060】CLK1またはCLK2の速度を速くする
ことによって、シフト速度が速くなり、表示部25にお
けるスクロール表示速度を速くすることができる。
【0061】スクロール表示制御データ24aは、ラッ
チイネーブル信号LE、ドライバ同期信号BL、ROM
またはRAMのアドレスバス制御信号CS、シフトレジ
スタのバス制御信号SI、ROMまたはRAMのRea
d/Write制御信号RW/WR等によって実現して
いる。
【0062】CPUには、所定文章情報をなす文字を左
から右へスクロール表示、すなわち周方向へ順次移動さ
せつつ表示させるためのプログラムされている。
【0063】該プログラムによって、文章情報20aの
文字数に応じてスクロール表示速度が変化する。つま
り、文章情報20aの文字数が図2に示すグラフに従っ
て判定された後、その結果に応じてスクロール表示速度
データ23aが出力される。図2(a)に示すグラフに
従う場合は、文章情報20aの文字数とスクロール表示
速度とは、線形関係となる。また、図2(b)に示すグ
ラフに従う場合は、1≦文字数≦20のときはスクロー
ル表示速度を低速に、21≦文字数≦40のときはスク
ロール表示速度を中速に、また文字数≧41のときはス
クロール表示速度を高速に設定される。
【0064】以下に応用例を示す。文章情報20aは通
常40文字程度であるが、更にきめ細かい情報を伝える
場合、例えば「大雨警報が出ています。只今からダム放
流を初めます。キケンですからすぐ川から避難してくだ
さい。」という文章情報20aを、遠隔制御手段11に
入力すると、その内容が文章情報20aとしてCPU
(表示文字数計数部22)に出力され、文字数データ2
2aが算出される。CPU(スクロール速度算出部2
3)が文字数データ22aに基づいてスクロール表示速
度を算出する。CPU(表示制御部24)が、スクロー
ル表示速度データ23aに基づいてスクロール表示制御
データ24aを生成する。ライン表示型の発光ダイオー
ドデバイス(表示部25)が、スクロール表示制御デー
タ24aおよびスクロール表示速度データ23aに基づ
いて、文章情報20aをスクロール表示する。
【0065】これにより、所定文字数(例えば、40
字)を越える文章情報20aを通常より速いスピードで
スクロール表示することができる。つまり、表示内容が
40文字を越えるような長文の場合、かかる長文が短時
間でスクロール表示されるようスクロール表示速度を自
動的に上げることができるので、危険情報を的確にしか
も早くダム下流域の観者に伝達することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明にかかる情報表示装置およびこれ
を用いた表示方法によれば、表示文字数計数部が遠隔入
力手段から遠隔入力された文章情報または表示文章入力
部から入力された文章情報の文字数を数えて文字数デー
タを生成し、スクロール速度算出部が該文字数データに
基づいて文章情報のスクロール表示速度データを演算
し、表示制御部がスクロール表示速度データに基づいて
文章情報のスクロール表示制御データを生成し、表示部
が該スクロール表示制御データに基づいて文章情報をス
クロール表示して報知する。
【0067】これにより、文章情報の多さに応じてドッ
トマトリックス表示におけるスクロール速度を速くする
ことができる。つまり、通常の40文字を超えた文字数
の多い文章表示しようとした場合でも、スクロール表示
に要する時間を常に一定に、または短時間にすることが
できる。
【0068】以上により、文字数に影響されることなく
迅速な表示および報知ができる情報表示能力に優れた情
報表示装置およびこれを用いた表示方法を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる、情報表示装置の機
能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる、情報表示装置にお
けるスクロール速度と文字数との関係を示すグラフであ
る。
【図3】本発明の一実施例にかかる、情報表示装置の表
示方法を説明したフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例にかかる、ライン表示型の表
示手段の機能ブロック図である。
【符号の説明】
10…情報表示装置 11…遠隔入力手段 20…表示手段 20a…文章情報 21…表示文章入力部 22…表示文字数計数部 22a…文字数データ 23…スクロール速度算出部 23a…スクロール表示速度データ 24…表示制御部 24a…スクロール表示制御データ 25…表示部 25a…ドットマトリックス状に配置された表示素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章情報をスクロール表示して報知する情
    報表示装置において、 表示手段を備えて成り、 該表示手段は、前記文章情報の文字数を数えて文字数デ
    ータを生成する表示文字数計数部と、該文字数データに
    基づいて前記文章情報のスクロール表示速度データを演
    算するスクロール速度算出部と、前記スクロール表示速
    度データに基づいて前記文章情報のスクロール表示制御
    データを生成する表示制御部と、該スクロール表示制御
    データに基づいて前記文章情報をスクロール表示して報
    知する表示部と、 を装置して成ることを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、前記報知したい文章情報
    を入力するための表示文章入力部を装置して成ることを
    特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】前記報知したい前記文章情報を遠隔操作に
    よって入力するための遠隔入力手段を備えて成ることを
    特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】前記文章情報遠隔入力手段は、前記報知し
    たい前記文章情報のスクロール表示速度データを演算す
    るための条件を遠隔操作によって入力できることを特徴
    とする請求項3に記載の情報表示装置。
  5. 【請求項5】前記表示部は、多数の表示素子がドットマ
    トリックス状に配置されて成り、該表示素子を明滅させ
    ることにより文字をドットマトリックス形式で表示す
    る、 ことを特徴とする請求項1,2,3,または4に記載の
    情報表示装置。
  6. 【請求項6】前記文章情報を順次移動させるスクロール
    表示を実行し、かつ該文章情報を構成する文字数に応じ
    て、該スクロール表示の速度を変化させることを特徴と
    する請求項1,2,3,または4に記載の情報表示装置
    の表示方法。
  7. 【請求項7】前記表示文字数計数部が、前記遠隔入力手
    段から遠隔入力された前記文章情報、前記表示文章入力
    部から入力された前記文章情報、または予め設定された
    前記文章情報の文字数を数えて文字数データを生成し、 前記スクロール速度算出部が、該文字数データに基づい
    て、または前記スクロール表示速度データを演算するた
    めの条件に基づいて、前記文章情報のスクロール表示速
    度データを演算し、 前記表示制御部が、前記スクロール表示速度データに基
    づいて前記文章情報のスクロール表示制御データを生成
    し、 前記表示部が、該スクロール表示制御データに基づいて
    前記文章情報をスクロール表示して報知することを特徴
    とする請求項6に記載の表示方法。
JP6184757A 1994-08-05 1994-08-05 情報表示装置およびこれを用いた表示方法 Pending JPH0850471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184757A JPH0850471A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 情報表示装置およびこれを用いた表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184757A JPH0850471A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 情報表示装置およびこれを用いた表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0850471A true JPH0850471A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16158811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6184757A Pending JPH0850471A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 情報表示装置およびこれを用いた表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0850471A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999049402A1 (en) * 1998-03-20 1999-09-30 Sharp Kabushiki Kaisha Data displaying device
JP2000099526A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Sharp Corp 文書情報抽出装置
JP2007220093A (ja) * 2006-01-13 2007-08-30 Ricoh Co Ltd ナビゲーションパスの計算方法
JP2008010084A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Onkyo Corp コンテンツ選択装置及びコンテンツ選択プログラム
JP2008170544A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Sharp Corp テロップ表示制御装置およびテロップ表示制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999049402A1 (en) * 1998-03-20 1999-09-30 Sharp Kabushiki Kaisha Data displaying device
JP2000099526A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Sharp Corp 文書情報抽出装置
JP2007220093A (ja) * 2006-01-13 2007-08-30 Ricoh Co Ltd ナビゲーションパスの計算方法
JP2008010084A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Onkyo Corp コンテンツ選択装置及びコンテンツ選択プログラム
JP2008170544A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Sharp Corp テロップ表示制御装置およびテロップ表示制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910014832A (ko) 설비 관리 장치
CN105096845A (zh) 一种显示屏的显示控制方法和显示屏
JPH10260666A (ja) 表示制御装置、及び表示制御プログラムを記録した記録媒体
JPH0850471A (ja) 情報表示装置およびこれを用いた表示方法
CN104723882A (zh) 仪表显示方法
GB2373977A (en) Displaying "wallpaper" on a mobile telephone display
JPH08500916A (ja) 長残光性表示回路およびその方法
US10482741B2 (en) Multi-frame display for a fire protection and security monitoring system
CA2420923A1 (en) Security system user interface
CN200996867Y (zh) 电子皮带秤显示器
KR101281195B1 (ko) 지능형 주차유도 안내판 시스템
US11488544B2 (en) Digital signage system and operating method therefor
KR101021313B1 (ko) 엘이디 구동 데이터 생성 장치 및 방법
KR100687716B1 (ko) 교통 신호기의 정보 표시 장치 및 그 방법
JP2001209364A (ja) 表示装置
KR100510145B1 (ko) 비례 폰트를 지원하는 온 스크린 표시 장치 및 그 방법
JP3473643B2 (ja) 情報表示システム
JPH04324494A (ja) 情報表示装置
JP2001188494A (ja) 通路表示装置
CN113160731B (zh) 具警示灯功能的显示驱动器及行动装置
JP3260045B2 (ja) 交通情報表示装置
JP3398219B2 (ja) 表示装置
JPH04287084A (ja) 地図表示方法 
KR200258186Y1 (ko) 코드분활 다중접속 방식의 무선 안내 전광시스템 구동장치
KR200176054Y1 (ko) 광고자판기