JPH08504663A - 第1流体を第2流体に注入するための方法及びこの方法を実施するための装置 - Google Patents

第1流体を第2流体に注入するための方法及びこの方法を実施するための装置

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JPH08504663A JP6513696A JP51369694A JPH08504663A JP H08504663 A JPH08504663 A JP H08504663A JP 6513696 A JP6513696 A JP 6513696A JP 51369694 A JP51369694 A JP 51369694A JP H08504663 A JPH08504663 A JP H08504663A
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Abstract

(57)【要約】 実質的にディスク形状のロータ(5)、中央製品入口(10)及び周囲製品出口(11)を持つ注入装置内の流体製品内への水蒸気、ガス、又は液体を注入を、前記入口(10)及び前記出口(11)から所定距離のところにあるディスク形状ロータ(5)上の限定されたゾーン(13)内で行い、流体製品に半径方向移動効果及び接線方向分散効果を加える。流体製品は、かなり大きな範囲の乾燥固形分含有量及び粘度を持つ液体である。注入装置は、ディスク形状ロータ(5)から上方に突出した少なくとも一つの円筒壁(7、8)を有し、この壁は、その上方にあるステータカバー(9)から下方に突出した同軸の円筒壁(14、15)間に突出している。ロータ(5)及びステータカバー(9)に設けられた同軸の円筒壁(7、8、14、15)には、実質的に軸線方向と平行に延びる鋭い縁部を持つスロット(19)が形成されており、ステータカバー(9)の同軸の円筒壁(14、15)間に位置決めされた注入チャンバを構成する空間(13)内に注入するため、供給通路(16)がステータカバー(9)に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】 第1流体を第2流体に注入するための方法及びこの方法を実施するための装置 本発明は、実質的にディスク形状のロータを持つ注入装置内で、第2流体に中 央製品入口から周囲製品出口まで半径方向移動効果を加える、第1流体を第2流 体に注入するための方法に関する。 本発明による方法には、水蒸気の注入による液体の熱処理、例えば乳製品のU HT殺菌処理又はスターチ製品の予ゲル化、噴霧乾燥によって得られた粉体製品 の密度を減少させる目的で続いて噴霧乾燥されるべき液体へのガス例えば二酸化 炭素又は窒素の注入、脂肪含有量を減少させるために特定の脂肪質の又は油っぽ い製品への液体例えば水の注入、を含む大きな適用分野があるが、いかなる意味 においても、これらの用途に限定されことはない。 乳製品又はフルーツジュース等の食品の噴霧乾燥に関し、液体開始材料が流れ ている細長い混合管に、噴霧乾燥器の噴霧器への供給前に、ガスを直接注入する ことが米国特許第3,185,580号及び第3,222,193号から知られ ている。この種のガス注入は、これにより必然的に焦げが生じてしまうため、高 温での熱処理には適していない。事実、上掲の特許は、更に、例えば低温殺菌を 行う目的で製品の熱処理を従来の予熱器で行うことに関する。 米国特許第3,182,975には、処理されるべき製品が供給された混合チ ャンバ内に水蒸気を注入することによって予熱した後、乳製品を高熱で熱処理す るための装置が記載されている。水蒸気の注入は、有孔管状ブレードを持つプロ ペラ状ロータによって行われる。水蒸気が、回転方向で見てロータブレードの後 側で比較的低圧で噴出し、これによってロータの回転による機械的影響によって 圧力が増大する。これは、焦げを引き起こさずに迅速に加熱しようとするもので ある。 ソビエト連邦特許明細書第578046号には、乳製品の別の熱処理方法が記 載されており、この方法では、製品もまたプロペラ状ロータで混合チャンバに供 給されるが、この特許では、水蒸気は、ロータに関して同軸に配置された環状分 配導管を持つ分配器システムを介して供給され、弁装置によって、チャンバの中 央領域の水蒸気が比較的低温低圧で供給され、周囲領域の水蒸気がかなり高温高 圧で供給されるように制御される。これは、中央領域で予熱した後、殺菌レベル まで非常に迅速に加熱しようとするものである。しかしながら、この構造では、 周囲での強い熱の影響により焦げを生じてしまう危険性がかなり大きい。 米国特許第4,479,908号からは、ガスの注入を調節自在のノズルを通 して行う制限流れ区分と関連した湾曲壁を持つ導管部分に流体製品を通すことに よって流体製品に強い乱流及び高い流速を与える方法によって、高密度の流体製 品にガスを注入することが知られている。この特許によれば、この方法は、約1 70℃の温度の水蒸気を注入することによって乳製品の熱処理を行うのに使用で きる。 スイス国特許明細書第531363号には、例えば発泡を行うために液体原料 をガスと混合するための装置が記載されている。この方法では、混合は、包囲ス テータ部分の定置の歯の間を移動する突出した歯を持つロータディスクによって 混合チャンバ内で行われ、ロータディスクは、ステータフレームの軸線を中心と した偏心循環移動を行う。 ステータシステムの歯と係合する歯を持つロータを備え、組をなした歯が半径 方向及び軸線方向で互いからずらされた幾つかの段をなして配置された混合ヘッ ドの同様の実施例が、欧州特許出願第0253139号、及び公開された国際特 許出願第WO91/07221号から周知である。 後者の混合物方法についての共通の要因は、処理されるべき流体製品の供給及 びガスの注入が混合チャンバ内で、好ましくはチャンバの中央部分で行われると いうことである。 本発明の方法は、前記入口及び前記出口の両方から所定距離にある、ディスク 形状ロータの上方の所定のゾーンで注入が行われ、このゾーンで、第2流体に前 記移動効果の他に接線方向分散効果が加えられるという点でこの従来技術から区 別される。 供給された第2流体に半径方向移動効果及び接線方向分散効果の両方が同時に 加えられるロータケーシング内の所定のゾーンで、上述のように水蒸気又はガス の両方であるのがよい第1流体、及び液体、例えば水、の注入を行うと、多数の 異なる用途についての注入を最適化できると同時に付着を防ぐということがわか っている。 食品及び他の製品の熱処理を行うため、例えば、所望の殺菌効果を得るために 約120℃乃至150℃の温度まで加熱する必要がある上述の乳製品のUHT処 理に関し、本発明による方法は、従来技術と比較して、注入した流体を最適に分 配する分散及び移動が同時に行われるため、ほぼ瞬間的に加熱する。 この結果、例えば、元来の風味及び栄養物の量をほとんど損なわずに、また焦 げを引き起こさずに乳製品のUHT処理を行うことができる。 本発明の方法の好ましい実施例では、ロータの周壁部分及びロータと向き合っ て位置決めされたステータの定置壁部分のスロットを通して第2流体を圧送する ことによって、前記移動効果及び分散効果を生ぜしめる。 本発明による方法で処理される第2流体は、好ましくは、液体であるが、この 液体は、粘度及び乾燥固形分含有量に関し、固形分を含まない流動性のある液体 から乾燥固形分含有量が最大90%の粘性のペースト状の粘度を有するものまで かなりの幅がある。 本発明は、更に、上文中に定義した方法を実施するための装置に関し、この装 置は、ケーシング内に位置決めされた実質的にディスク形状のロータを有し、ケ ーシングは、ロータと平行に且つ同軸に位置決めされたステータカバーによって 閉鎖されており、このステータカバーは、前記第2流体用の中央入口を有し、ケ ーシングは側壁に周囲製品出口を有する。 本発明による装置では、ディスク形状ロータは、上方に突出した少なくとも一 つの円筒壁をステータカバーに面する側に有し、ステータカバーは、ステータカ バーをケーシング上に位置決めしたときにロータの円筒壁の両側に配置される下 方に突出した少なくとも二つの同軸の円筒壁をロータに面する側に有し、実質的 に軸線と平行であり且つ鋭い縁部を持つスロットがロータ及びステータカバーに 設けられた前記同軸の円筒壁に形成されており、ステータカバーに設けられた同 軸の円筒壁間に位置決めされ且つ注入チャンバを構成する環状空間内に第1流体 を注入するため、供給通路が前記ステータカバーに形成されている、ことを特徴 とする。 注入チャンバへの導入中に第2流体を良好に分配するため、ロータは、適当に は、上方に突出した二つの同軸の円筒壁を有し、これらの壁のうち半径方向で最 も内側の壁は、ステータカバーを配置したとき、ステータカバーの半径方向で最 も内側の壁の半径方向内側に配置される。 本発明の装置の好ましい実施例では、円筒壁のスロットを鋭い縁部を持つ設計 にする。これは、分散効果を効率的にする上で重要である。円筒壁のスロットは 、軸線と平行に延びる円筒壁のスロットを、これらの円筒壁の自由縁部から軸線 方向に延びる、壁厚よりも大きな直径を持つボアとして形成することによって、 鋭い縁部を持つようにされる。 大きな追加の利点として、円筒壁に軸線と平行に設けられたスロットが周方向 で非対称に分配された、水蒸気を液体に従来技術の装置よりもかなり静粛に注入 する実施例で装置を設計することが可能であることがわかっている。 本発明を添付図面に示す実施例を参照して以下に詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による装置の好ましい実施例の軸線方向断面図であり、 第2図は、第1図のII−II線に沿った断面図である。 実施例 図示の実施例では、本発明による装置は、底部1及び側壁2を持つ比較的平ら な円筒形ケーシングを有する。ロータディスク5が、駆動シャフト3に取り付け られており、この駆動シャフトは、ケーシングの下に配置された駆動エンジン4 に連結されており且つ底部1を通って突出している。ロータディスク5の二つの 同軸の壁7及び8は、駆動シャフト3上に配置されたハブブッシュ6から半径方 向にずらしてある。 ケーシング1は、装置内で処理されるべき第2流体を入れるための中央入口管 10を持つステータカバー9で上側が閉鎖されている。これと対応して、処理済 みの製品を排出するための出口管11がロータケーシングの側壁2に連結されて いる。 ロータディスク5の上側から上方に突出した円筒壁7及び8と対応して、ロー タディスクと向き合うステータカバー9の下側には下方に突出したチューブ12 が形成されており、このチューブの下端には、二つの同軸の円筒壁14及び15 が構成する環状チャンバ13が形成されている。チューブ構造12は、ステータ カバー9をケーシング1上に配置したとき、ロータディスク5に設けられた半径 方向で最も外側の上方に突出した壁8の両側に壁14及び15が、位置決めされ るようにステータカバー9の下側に配置されている。ロータディスク5及びステ ータカバー9の夫々に設けられた同軸の円筒壁7、8及び14、15は、これら の壁が比較的小さい隙間で互いに係合するような厚さ及び位置を持つように設計 されている。 多数の管状チャンネル16がチューブ構造12のボア16’を通して環状注入 チャンバ13に連結されている。これらのチャンネルは、装置内に第1流体を注 入するため供給管18が連結された環状分配管17にも連結されている。 第2図から最もよくわかるように、ロータディスク5及びステータカバー9の 夫々に設けられた円筒壁7、8及び14、15の各々は、多数のスロット19に よって歯状セグメント20に分けられている。かくして、図示の実施例では、こ れらの壁の各々はこのようなスロットを16個有するが、この数は大幅に変化さ せることができる。 個々のスロット19を、円筒壁7、8及び14、15の各々の内側及び外側の 両方で、所望の分散効果にとって有用な非常に鋭い縁部を備えた形態にするため 、スロットは、好ましくは、壁の自由端縁部から延びる軸線方向ボアとして形成 され、その直径は壁厚よりも大きく、その直径及びボアの深さは、例えば、第1 図に破線21及び22で示すような直径及び深さである。 壁の幾何学的形状のため、ロータディスク5の半径方向で最も外側の壁8は、 ステータの壁14と15との間に形成された注入チャンバ13内で回転し、ロー タディスク5の半径方向で最も内側の壁7は、半径方向で最も内側のステータ壁 14の内側で回転し、供給管10を通して供給された製品をチャンバ13内に通 過する前に良好に分散させる。しかしながら、半径方向で最も内側の壁7は、厳 密にいえば、不必要である。 ロータディスク5の回転速度は、その適用目的に応じて100rpm乃至100 0rpmの範囲で変化させることができる。 供給された第2流体は、回転中にロータ及びステータの壁7、14、8、及び 15のスロット19を通して圧送され、出口11を通って出ることによって処理 が完了する。 供給管18、分配管17、及びチャンネル16を通して供給された水蒸気、ガ ス、又は液体は、定置のチャンバ壁14と15との間の注入チャンバ13内の第 2流体に注入され、注入された流体は、鋭い縁部を備えたスロットによる半径方 向移動効果及び接線方向粉砕効果即ち分散効果により瞬間的に同伴し、そのため 、例えば熱処理によって、焦げたりせずにほとんど瞬間的に温度が上昇する。こ れは、主に、壁7、14、8、及び15間の隙間が小さく、スロット19がこれ らの壁に設けられているという壁形状のためである。 本発明を更に説明するため、実際に実施されている幾つかの非限定的例を以下 に列挙する。 以下の例は、本発明による装置の上述の実施例を使用して実施されており、全 ての場合において、回転速度は2800rpmである。 例1 乾燥固形分含有量が50重量%で粘度が76cPの脱脂乳濃縮物を、4.6bar の蒸気圧の水蒸気を注入することによって熱処理し、最初の40℃の温度から1 43℃の殺菌温度にする。次いで、濃縮物を従来の方法で蒸発冷却器内で冷却す る。熱処理により、所望の殺菌が行われ、胞子形成バクテリア及びその胞子に致 死的効果を及ぼす。この結果は、焦げ、変色、又は他の製品の機能的性質の破壊 を伴わずに得られる。かくして、風味は、開始材料と比べてほとんど悪化しない 。 例2 乾燥固形分含有量が45重量%で粘度が82cPの全乳濃縮物を、5.4barの 蒸気圧の水蒸気を注入することによって加熱し、最初の10℃の温度から145 ℃にする。例1に述べたのと同様の良好な結果が得られる。 例3 乾燥固形分含有量が43重量%で粘度が75cPの脱脂乳濃縮物を、4.3bar の蒸気圧の水蒸気を注入することによって加熱し、15℃の温度から143℃の 殺菌温度にする。この場合にも、例1に述べたのと同様の良好な熱処理の結果が 得られる。 試験によれば、水蒸気を20℃まで加熱した場合でも、上掲の例1、例2、及 び例3で得られたのと対応した良好な結果が得られるということがわかった。 例4 噴霧乾燥の開始材料として使用するようになった、乾燥固形分含有量が48重 量%で粘度が76cPの脱脂乳濃縮物を60℃まで予熱した後、この脱脂乳濃縮物 に二酸化炭素を加える。これは、3g/kgの量の二酸化炭素を4barの圧力で注入 することによって、密度の低い噴霧乾燥粉体を得るために行われる。この処理及 びこれに続く噴霧乾燥により、0.324g/cm3の密度の粉体が得られる。 例5 乾燥固形分含有量が48重量%で粘度が76cPの脱脂乳濃縮物に1.5g/kgの 量の二酸化炭素を75℃の温度で及び4barの圧力で注入することにより加える 。これに続く噴霧乾燥により、0.308g/cm3の密度の粉体が得られる。 例6 乾燥固形分含有量が45重量%で粘度が76cPの脱脂乳濃縮物に1.2g/kgの 量の二酸化炭素を85℃の温度で及び4barの圧力で注入により加える。これに 続く噴霧乾燥により、0.347g/cm3の密度の粉体が得られる。 これらの例は、本発明による方法及び装置の適用の可能性を或る程度例示する が、良好な結果が、水蒸気の注入、及び次に行われる噴霧乾燥で得られる粉体の 密度を小さくする目的のガスの注入の両方によって得られるということを確認す る。 一般的な適用の可能性に関し、上述の本発明による方法及び装置は、乾燥固形 分含有量が0重量%乃至90重量%の流体製品を水蒸気の注入及び冷ガスの注入 の両方と関連して処理するのに適している。更に、粘度は、0.1cP乃至10 0000cPの広い範囲内で変化できる。更に、製品に関し、本発明による方法及 び装置は、熱処理、密度減少ガス注入、ゲル化、及び乳化のような食品処理につ いて、及び発泡されるべきプラスチック材料のような技術製品について、多くの 可能性がある。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月5日 【補正内容】 明細書 第1流体を第2流体に注入するための方法及びこの方法を実施するための装置 本発明は、実質的にディスク形状のロータを持つ注入装置内で、中央製品入口 から周囲製品出口までの半径方向移動効果を第2流体に加え、第1流体をディス ク状ロータの上方で入口及び出口の両方からずれた環状注入チャンバ内に注入す る、第1流体を第2流体に注入するための方法に関する。 本発明による方法には、水蒸気の注入による液体の熱処理、例えば乳製品のU HT殺菌処理又はスターチ製品の予ゲル化、噴霧乾燥によって得られた粉体製品 の密度を減少させる目的で続いて噴霧乾燥されるべき液体へのガス例えば二酸化 炭素又は窒素の注入、脂肪含有量を減少させるために特定の脂肪質の又は油っぽ い製品への液体例えば水の注入、を含む大きな適用分野があるが、いかなる意味 においても、これらの用途に限定されことはない。 乳製品又はフルーツジュース等の食品の噴霧乾燥に関し、液体開始材料が流れ ている細長い混合管に、噴霧乾燥器の噴霧器への供給前に、ガスを直接注入する ことが米国特許第3,185,580号及び第3,222,193号から知られ ている。この種のガス注入は、これにより必然的に焦げが生じてしまうため、高 温での熱処理には適していない。事実、上掲の特許は、更に、例えば低温殺菌を 行う目的で製品の熱処理を従来の予熱器で行うことに関する。 米国特許第3,182,975には、処理されるべき製品が供給された混合チ ャンバ内に水蒸気を注入することによって予熱した後、乳製品を高熱で熱処理す るための装置が記載されている。水蒸気の注入は、有孔管状ブレードを持つプロ ペラ状ロータによって行われる。水蒸気が、回転方向で見てロータブレードの後 側で比較的低圧で噴出し、これによってロータの回転による機械的影響によって 圧力が増大する。これは、焦げを引き起こさずに迅速に加熱しようとするもので ある。 ソビエト連邦特許明細書第578046号には、乳製品の別の熱処理方法が記 載されており、この方法では、製品もまたプロペラ状ロータで混合チャンバに供 給されるが、この特許では、水蒸気は、ロータに関して同軸に配置された環状分 配導管を持つ分配器システムを介して供給され、弁装置によって、チャンバの中 央領域の水蒸気が比較的低温低圧で供給され、周囲領域の水蒸気がかなり高温高 圧で供給されるように制御される。これは、中央領域で予熱した後、殺菌レベル まで非常に迅速に加熱しようとするものである。しかしながら、この構造では、 周囲での強い熱の影響により焦げを生じてしまう危険性がかなり大きい。 米国特許第4,479,908号からは、ガスの注入を調節自在のノズルを通 して行う制限流れ区分と関連した湾曲壁を持つ導管部分に流体製品を通すことに よって流体製品に強い乱流及び高い流速を与える方法によって、高密度の流体製 品にガスを注入することが知られている。この特許によれば、この方法は、約1 70℃の温度の水蒸気を注入することによって乳製品の熱処理を行うのに使用で きる。 スイス国特許明細書第531363号には、例えば発泡を行うために液体原料 をガスと混合するための装置が記載されている。この方法では、混合は、包囲ス テータ部分の定置の歯の間を移動する突出した歯を持つロータディスクによって 混合チャンバ内で行われ、ロータディスクは、ステータフレームの軸線を中心と した偏心循環移動を行う。 ステータシステムの歯と係合する歯を持つロータを備え、組をなした歯が半径 方向及び軸線方向で互いからずらされた幾つかの段をなして配置された混合ヘッ ドの同様の実施例が、西独特許第3127684号、欧州特許出願第02531 39号、及び、公開された国際特許出願第WO91/07221号から周知であ る。 これらの混合方法のうちの二つの後者の方法では、処理されるべき食品の供給 及びガスの注入が混合チャンバ内の同じ場所、好ましくはその中央部分で行われ るのに対し、西独特許第3127684号に開示された方法では、ガスは、入口 及び出口からずらされており且つロータ及びスロットの夫々の突出した歯状リム によって境界が定められた加工空間内へ注入される。 本発明の方法は、ロータ及びこのロータと向き合って位置決めされたステータ の向き合った同軸の円筒壁部分で、ロータの軸線とほぼ平行に延びる鋭い縁部を 持つスロットを通して第2流体を圧送するという点で、この従来技術から区別さ れる。 鋭い縁部を持つ前記スロットを通して第2流体を圧送することによって、多く の異なる用途について注入を適正に行うことができると同時に付着をなくすこと ができるということがわかった。 かくして、食品及び他の製品の熱処理を行うため、例えば、所望の殺菌効果を 得るために約120℃乃至150℃の温度まで加熱する必要がある上述の乳製品 のUHT処理に関し、本発明による方法は、従来技術と比較して、注入した流体 を最適に分配する分散及び移動が同時に行われるため、ほぼ瞬間的に加熱する。 この結果、例えば、元来の風味及び栄養物の量をほとんど損なわずに、また焦 げを引き起こさずに乳製品のUHT処理を行うことができる。 本発明の方法の好ましい実施例では、ロータの周壁部分及びロータと向き合っ て位置決めされたステータの定置壁部分のスロットを通して第2流体を圧送する ことによって、前記移動効果及び分散効果を生ぜしめる。 本発明による方法で処理される第2流体は、好ましくは、液体であるが、この 液体は、粘度及び乾燥固形分含有量に関し、固形分を含まない流動性のある液体 から乾燥固形分含有量が最大90%の粘性のペースト状の粘度を有するものまで かなりの幅がある。 本発明は、更に、上文中に定義した方法を実施するための装置に関し、この装 置は、ケーシング内にステータと平行に且つ同軸に位置決めされた実質的にディ スク形状のロータ、第2流体用の中央入口、及び周囲製品出口を有し、ロータの ステータと向き合った側には少なくとも一つの突出した円筒壁が設けられ、ステ ータのロータと向き合った側にはロータの円筒壁の両側に配置された少なくとも 二つの突出した同軸の円筒壁が設けられている。 本発明による装置は、鋭い縁部を持つスロットが、ロータ及びステータに設け られた同軸の円筒壁に、ロータの軸線とほぼ平行に延びるように形成されており 、ステータカバーに設けられた同軸の円筒壁間に位置決めされた注入チャンバに 第1流体を注入するため、供給通路がステータカバーに形成されている、ことを 特徴とする。 注入チャンバへの導入中に第2流体を良好に分配するため、ロータは、適当に は、上方に突出した二つの同軸の円筒壁を有し、これらの壁のうち半径方向で最 も内側の壁は、ステータの半径方向で最も内側の壁の半径方向内側に配置される 。 本発明の装置の好ましい実施例では、円筒壁のスロットを鋭い縁部を持つ設計 にする。これは、分散効果を効率的にする上で重要である。円筒壁のスロットは 、軸線と平行に延びる円筒壁のスロットを、これらの円筒壁の自由縁部から軸線 方向に延びる、壁厚よりも大きな直径を持つボアとして形成することによって、 鋭い縁部を持つようにされる。 大きな追加の利点として、円筒壁に軸線と平行に設けられたスロットが周方向 で非対称に分配された、水蒸気を液体に従来技術の装置よりもかなり静粛に注入 する実施例で装置を設計することが可能であることがわかっている。 本発明を添付図面に示す実施例を参照して以下に詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による装置の好ましい実施例の軸線方向断面図であり、 第2図は、第1図のII−II線に沿った断面図である。 実施例 図示の実施例では、本発明による装置は、底部1及び側壁2を持つ比較的平ら な円筒形ケーシングを有する。ロータディスク5が、駆動シャフト3に取り付け られており、この駆動シャフトは、ケーシングの下に配置された駆動エンジン4 に連結されており且つ底部1を通って突出している。ロータディスク5の二つの 同軸の壁7及び8は、駆動シャフト3上に配置されたハブブッシュ6から半径方 向にずらしてある。 ケーシング1は、装置内で処理されるべき第2流体を入れるための中央入口管 10を持つステータカバー9で上側が閉鎖されている。これと対応して、処理済 みの製品を排出するための出口管11がロータケーシングの側壁2に連結されて いる。 ロータディスク5の上側から上方に突出した円筒壁7及び8と対応して、ロー タディスクと向き合うステータカバー9の下側には下方に突出したチューブ12 請求の範囲 1.第1流体を第2流体に注入するための方法であって、実質的にディスク形状 のロータ(5)を持つ注入装置内で、中央製品入口(10)から周囲製品出口( 11)までの半径方向移動効果を前記第2流体に加え、前記第1流体を前記ディ スク状ロータ(5)の上方で前記入口(10)及び前記出口(11)の両方から ずれた環状注入チャンバ(13)内に注入する、方法において、前記入口(10 )及び前記出口(11)の両方から所定距離にある前記ディスク形状ロータ(5 )の上側の限定されたゾーン(13)内で注入を行い、該ゾーン内で前記第2流 体に前記移動効果の他に接線方向分散効果を作用させる、ことを特徴とする方法 。 2.前記第2流体は、乾燥固形分散含有量が0%乃至90%の液体である、こと を特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記第1流体は、前記第2流体を瞬間的に加熱するため、110℃乃至20 0℃の温度範囲で且つ1.5bar乃至12barの蒸気圧で注入される水蒸気である 、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 4.前記第2流体は、乳濃縮物である、ことを特徴とする請求項2及び3に記載 の方法。 5.前記水蒸気は、120℃乃至165℃の温度範囲で且つ2bar乃至6barの蒸 気圧で注入される、ことを特徴とする請求項3及び4に記載の方法。 6.前記第2流体は、ゲル化されるようになったスターチ製品である、ことを特 徴とする請求項2及び3に記載の方法。 7.前記第1流体は、前記第2流体又はその噴霧乾燥によって得られた製品の密 度を下げるために注入されたガスである、ことを特徴とする請求項1又は2に記 載の方法。 8.前記第1流体は、前記第2流体を乳化させるために、又は第2流体の中へ乳 化のために注入された液体である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方 法。 9.請求項1又は8のうちのいずれか一項に記載の方法を実施するための装置で あって、ケーシング(1、2)内にステータと平行に且つ同軸に位置決めされ た実質的にディスク形状のロータ(5)、前記第2流体用の中央入口(10)、 及び周囲製品出口(11)を有し、前記ロータの前記ステータ(9)と向き合っ た側には少なくとも一つの突出した円筒壁(7、8)が設けられ、前記ステータ の前記ロータ(5)と向き合った側には前記ロータ(5)の円筒壁の両側に配置 された少なくとも二つの突出した同軸の円筒壁(14、15)が設けられている 、装置において、鋭い縁部を持つスロット(19)が、前記ロータ(5)及び前 記ステータ(9)に設けられた同軸の円筒壁(7、8、14、15)に、前記ロ ータの軸線とほぼ平行に延びるように形成されており、前記ステータ(9)に設 けられた同軸の円筒壁(14、15)間に位置決めされた注入チャンバ(13) に前記第1流体を注入するため、供給通路(16’)が前記ステータ(9)に形 成されている、ことを特徴とする装置。 10.前記ロータ(5)は、二つの突出した同軸の円筒壁(7、8)を有し、これ らの壁のうちの半径方向で最も内側の壁(7)は、前記ステータ(9)に設けら れた半径方向で最も内側の壁(14)の半径方向内側に配置される、ことを特徴 とする請求項9に記載の装置。 11.前記ロータ(5)及び前記ステータ(9)に設けられた前記突出した同軸の 円筒壁(7、8、14、15)は、互いに半径方向で僅かな隙間を伴って位置決 めされている、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の装置。 12.前記円筒壁(7、8、14、15)に設けられた、軸線と平行な前記スロッ ト(19)は、これらの壁の自由縁部から軸線方向に延びるボアとして形成され 、直径が壁厚よりも大きい、ことを特徴とする請求項9、10、又は11に記載 の装置。 13.前記円筒壁(7、8、14、15)の前記スロット(19)は、周方向で非 対称に分配されていることを特徴とする請求項9乃至12のうちのいずれか一項 に記載の装置。 14.前記第1流体用の供給通路は、互いから実質的に等距離の位置で前記注入チ ャンバ(13)内に開口した多数の管状チャンネル(16)を有する、ことを特 徴とする請求項9乃至13のうちのいずれか一項に記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質的にディスク形状のロータ(5)を持つ注入装置内で、第2流体に中央 製品入口(10)から周囲製品出口(11)まで半径方向移動効果を加える、第 1流体を第2流体に注入するための方法において、前記入口(10)及び前記出 口(11)の両方から所定距離にある前記ディスク形状ロータ(5)の上側の限 定されたゾーン(13)内で注入を行い、該ゾーン内で前記第2流体に前記移動 効果の他に接線方向分散効果を作用させる、ことを特徴とする方法。 2.前記ロータ(5)の周壁部分(7、8)及び向き合って位置決めされたステ ータ(9)の定置壁部分(14、15)のスロット(19)を通して前記第2流 体を圧送することによって、前記移動効果及び前記分散効果が生じる、ことを特 徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記第2流体は、乾燥固形分含有量が0%乃至90%の液体である、ことを 特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 4.前記第1流体は、前記第2流体を瞬間的に加熱するため、110℃乃至20 0℃の温度範囲で且つ1.5bar乃至12barの蒸気圧で注入される水蒸気である 、ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の方法。 5.前記第2流体は、乳濃縮物である、ことを特徴とする請求項3及び4に記載 の方法。 6.前記水蒸気は、120℃乃至165℃の温度範囲で且つ2bar乃至6barの蒸 気圧で注入される、ことを特徴とする請求項4及び5に記載の方法。 7.前記第2流体は、ゲル化されるようになったスターチ製品である、ことを特 徴とする請求項3及び4に記載の方法。 8.前記第1流体は、前記第2流体又はその噴霧乾燥によって得られた製品の密 度を下げるために注入されたガスである、ことを特徴とする請求項1、2、又は 3に記載の方法。 9.前記第1流体は、前記第2流体を乳化させるために、又は第2流体の中へ乳 化のために注入された液体である、ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記 載の方法。 10.ケーシング(1、2)内に位置決めされた実質的にディスク形状のロータ (5)を有し、前記ケーシングは前記ロータ(5)と平行に且つ同軸に位置決め されたステータカバー(9)によって閉鎖されており、該ステータカバーは、前 記第2流体用の中央入口(10)を有し、前記ケーシング(1、2)は側壁に周 囲製品出口(11)を有する、請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の方 法を実施するための装置において、前記ディスク形状ロータ(5)は、上方に突 出した少なくとも一つの円筒壁(7、8)を前記ステータカバー(9)に面する 側に有し、前記ステータカバー(9)は、前記ステータカバー(9)をケーシン グ(1、2)上に位置決めしたときに前記ロータ(5)の円筒壁の両側に配置さ れる下方に突出した少なくとも二つの同軸の円筒壁(14、15)を前記ロータ (5)に面する側に有し、実質的に軸線と平行であり且つ鋭い縁部を持つスロッ ト(19)が前記ロータ(5)及び前記ステータカバー(9)に設けられた前記 同軸の円筒壁(7、8、14、15)に形成されており、前記ステータカバー( 9)に設けられた同軸の円筒壁(14、15)間に位置決めされ且つ注入チャン バを構成する環状空間(13)内に前記第1流体を注入するため、供給通路(1 6’)が前記ステータカバー(9)に形成されている、ことを特徴とする装置。 11.前記ロータ(5)は、上方に突出した二つの同軸の円筒壁(7、8)を有し 、これらの壁のうちの半径方向で最も内側の壁(7)は、前記ステータカバーを 位置決めしたとき、前記ステータカバー(9)に設けられた半径方向で最も内側 の壁(14)の半径方向内側に配置される、ことを特徴とする請求項10に記載 の装置。 12.前記ロータ(5)及び前記ステータカバー(9)に設けられた前記同軸の円 筒壁(7、8、14、15)は、互いに半径方向で僅かに間隔を隔てられて位置 決めされている、ことを特徴とする請求項10又は11に記載の装置。 13.前記円筒壁(7、8、14、15)に設けられた、軸線と平行な前記スロッ ト(19)は、これらの壁の自由縁部から軸線方向に延びるボアとして形成され 、直径が壁厚よりも大きい、ことを特徴とする請求項10、11、又は12に記 載の装置。 14.前記円筒壁(7、8、14、15)に設けられた、軸線と平行な前記スロッ ト(19)は、周方向で非対称に分配されている、ことを特徴とする請求項10 乃至13のうちのいずれか一項に記載の装置。 15.前記第1流体用の供給通路は、互いから実質的に等距離の位置で前記環状空 間(13)内に開口した多数の管状チャンネル(16)を有する、ことを特徴と する請求項10乃至14のうちのいずれか一項に記載の装置。
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