JPH08504161A - 冷却装置を有するガラス器成形機 - Google Patents

冷却装置を有するガラス器成形機

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JPH08504161A
JPH08504161A JP6513305A JP51330594A JPH08504161A JP H08504161 A JPH08504161 A JP H08504161A JP 6513305 A JP6513305 A JP 6513305A JP 51330594 A JP51330594 A JP 51330594A JP H08504161 A JPH08504161 A JP H08504161A
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JP6513305A
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ボーリン,ジェイムズ・エー
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アイ・エム・ティー・イー・シー・エンタープライジズ・インコーポレイテッド
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/38Means for cooling, heating, or insulating glass-blowing machines or for cooling the glass moulded by the machine
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Abstract

(57)【要約】 ガラス器成形機のための冷却装置であって、空気がガラス器成形機のベース(11)に設けられた出口(71)より可撓性を有する蛇腹状の金属チューブよりなる下方部分(81)、該下方部分(81)の上端に摺動可能にシール嵌合する剛固なチューブ(85)、プレナム(27)に接続された可撓性を有する蛇腹状の金属チューブよりなる上方部分(83)を経て、二つのプレナム(27)へ供給され、更にプレナム(27)上のモールド部材(1A、1B、3A、3B、5A、5B) 内の上下方向の通路(19、21)を経て上方へ流れるよう構成された冷却装置。

Description

【発明の詳細な説明】 冷却装置を有するガラス器成形機 発明の概要 本発明は、ガラス器成形機に係り、更に詳細にはガラスビンを成形するガラス 器成形機のモールド部材のための冷却装置に係る。 特に本発明は、モールド部材を冷却すべく空気がモールド部材の通路に流され るよう構成された米国特許第3,849,101号、同第4,231,253号 、同第4,361,434号、同第4,388,099号、同第4,561,8 75号、同第4,750,929号、同第4,842,637号、同第4,90 9,823号に記載された型式のガラス器成形機のモールド部材のための冷却装 置に係る。 本発明の幾つかの目的は、ガラス器成形機のモールド部材が互いに近付く方向 及び互いに離れる方向へ揺動することを許しつつ空気がモールド部材に設けられ た空気通路内に流れるようモールド部材に空気を供給する冷却装置であって、空 気の流れに対する絞り度合いが比較的低く、比較的低い欠陥発生率、比較的低い 空気供給のエネルギ消費量、比較的低い騒音レベルにてガラス器(特にビン)を 比較的高い速度にて製造し得るよう比較的均一に且つ効率よくモールド部材を冷 却するよう改良された単純にしてコンパクトな冷却装置を提供すること、冷却装 置の寿命を長くすべく部材の摩耗が低減された冷却装置を提供すること、種々 の大きさのモールド部材を受け入れることができる冷却装置を提供すること、種 々のモールド部材を使用し得るようモールド保持組立体を容易に変更することが できるよう構成された冷却装置を提供することである。 本発明は、幾つかの局面に於ては米国特許第4,561,875号及び同第4 ,842,637号に記載された冷却装置を改良することを含んでおり、特に後 者の米国特許第4,842,637号が参照により本明細書に組み込まれる。 本発明のガラス器成形機は、型開き位置と型締め位置との間に互いに近付く方 向及び互いに離れる方向へ揺動し得るようそれぞれ軸線の周りに枢動可能に支持 された一対のキャリアと、各キャリアにより担持された複数個のモールド部材で あって、キャリアが型締め位置にあるときには一方のキャリアに担持された各モ ールド部材が他方のキャリアに担持されたモールド部材と係合してガラス製品を 成形するためのモールドキャビティを郭定するよう、各キャリアに担持された各 モールド部材は他方のキャリアに担持された各モールド部材に関連付けられた複 数個のモールド部材とを含んでいる。各モールド部材は冷却用の空気が流通し得 るよう各モールド部材を貫通して延在する空気通路を含んでいる。各キャリアは それにより担持されたモールド部材の空気通路へ空気を供給すべく各キャリアに より担持されたプレナムであって、空気の流れをモールド部材の空 気通路へ導き空気通路に流して空気通路より流出させるためのポートを有するプ レナムを担持している。プレナム内へ空気を供給し空気通路を経て上方へ流すた めの室装置がキャリアの下方に設けられている。キャリアの揺動を許しつつ室装 置より各プレナムへ空気を供給する空気供給装置が設けられ、この空気供給装置 は室装置の室より空気が流入し得るよう下端を構成する一端に於て前記室と連通 し且つプレナム内へ空気を供給し得るよう上端を構成する他端に於てプレナムと 連通する可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブを含む導管装置を各キ ャリア毎に含んでいる。 他の目的及び特徴は一部は明らかであり、一部はこれ以降の説明に於て指摘さ れる。 図面の簡単な説明 図1は本発明が適用されたガラス器成形機の個別セクションの成形側の一部を 破断して示す平面図であり、ガラス器成形機の個別セクションの成形側のモール ドキャリア及びモールド部材が型締めされた位置にて図示されている。 図2には図1の線2−2に沿う垂直断面図である。 図3は図2の一部を示す拡大部分図である。 図4は種々の部材を一部破断し一部断面にて示す側面図である。 図5は第二の実施例の冷却系を示す図4と同様の側面図である。 図6は第三の実施例の冷却系を示す図4及び図5と同様の側面図である。 図7は図6の一部を示す拡大部分図である。 図8は図7の線8−8に沿う平断面図である。 尚上述の各図に於て対応する部材は同一の符号にて示されている。 好ましい実施例の詳細な説明 個別セクションのパリソン又はブランク成形側に於て成形されるパリソン又は ブランクを例えばビンの如き最終製品にブロー成形するモールド部材を冷却すべ く、前述の米国特許第4,561,875号及び同第4,842,637号に記 載されている如き個別セクション型の周期作動式ガラス器成形機の個別セクショ ンの所謂成形側に適用された状態にて本発明が図示されている。尚本発明はブラ ンク成形側のブランクモールド部材を冷却すべくブランク成形側に適用されても よい。図1に示されている如く、ガラス器成形機の個別セクションは三個セクシ ョンと呼ばれる型式のものであり、一度に三つのビンを成形するための三対のモ ールド部材1、3、5を含んでおり、各モールド部材は周知の如くモールド半体 を構成している。本発明は例えば二個セクションの如く三個セクション以外のガ ラス器成形機のセクションにも適用され得るものである。第一の対の二つのモー ルド部材が符号1A及び1Bにて示されており、第二の対の二つのモールド部材 が符号3A及び3Bに て示されており、第三の対の二つのモールド部材が符号5A及び5Bにて示され ている。三つのモールド部材1A、3A、5Aはキャリア7Aにより担持され、 三つのモールド部材1B、3B、5Bはキャリア7Bにより担持されている。こ れらのキャリアは、それらが図1に示された状態になり、型締めされた各対のモ ールド部材内にてブランクをビンにブロー成形すべくモールド部材1Aと1B、 3Aと3B、5Aと5Bとが互いに他に対し型締めされる型締め位置と、各対の 二つのモールド部材の間にブランクを装入しまたそれらの間より完成したビンを 取出し得るよう二つのモールド部材が互いに隔置される型開き位置との間に互い に他に対し近付く方向及び離れる方向へ揺動し得るよう、符号A1にて示された 第一の固定された実質的に垂直の軸線の周りに枢動可能に支持されている。キャ リア7A及び7Bはガラス器成形機の個別セクションのベース11の上面より上 方へ延在する垂直軸9により枢支されている。ビン成形プロセスを行うべくキャ リアを型開き位置と型締め位置との間に周期的に揺動させる当技術分野に於て周 知の適当な駆動機構が設けられている。 各モールド部材1A、1B、3A、3B、5A、5Bは二つのモールド半体が 型締め位置に位置決めされると二つのモールド半体のキャビティがビンの壁の形 状及ビンの頚部の一部を郭定するよう、成形されるべきビンの形状に対応して成 形されたキャビティ13を有するモールド半体を 構成している。各対の二つのモールド半体はその底に於て当技術分野に於て周知 の如くモールドボトム部材15により閉ざされる。ビンの底はモールドボトム部 材15に当接した状態にて成形され、ビンはモールド半体が型開きされた場合に はモールドボトム部材上に支持される。各モールド半体は実質的に円弧状の側壁 17を有し、各側壁はその下端部より上方へ延在する符号19及び21にて示さ れた空気通路を有し、これらの空気通路は空気が該空気通路内に流れてモールド 半体を冷却し得るよう上端にて大気に開口しており、空気は空気通路の上端より 大気中へ流出する。空気通路19は内側の円に沿って配列されモールド半体の下 端より上端まで延在する内側の空気通路群を構成している。一方空気通路21は 外側の円に沿ってモールド半体の直径の大きい下方部23に形成された外側の空 気通路群を構成しており、これらの空気通路は下方部23の上端に於て大気に開 口している(図2参照)。 モールド半体の型開き位置及び型締め位置の両方に於て空気通路19及び21 に空気を流す符号25にて全体的に示された送風装置が設けられている。送風装 置25はそれぞれキャリア7A及び7Bにより担持されたプレナム27を含んで いる。各キャリアに担持されたモールド半体1A等は対応するキャリア上のプレ ナムより上方へ延在しており、各プレナムは空気が対応するモールド半体に形成 された空気通路19及び21内へ流入し空気通路内を流れてそ れらの上端より流出するよう、上端にポート29を有している(図2参照)。各 プレナムは内方部31と比較的深い外方部33とを有し、これらの部分は共通の 平坦な上壁35を有し、この上壁及びプレナムの他の壁はプレナム室47を郭定 している。プレナムの内側部分は、プレナム上に担持された三つのモールド半体 の各々に一つずつの割合で、米国特許第4,842,637号に於て符号49に て示されている如き三つの扇形部分を有する扇形の形態をなしている。各モール ド半体は直径の小さい下端部51を有し、該下端部は米国特許第4,842,6 37号に記載されている如く対応する扇形部分に嵌合している。各モールド半体 は直径の小さい下端部の上端に外方へ延在し下方へ面する平坦な水平の肩部53 を有し、肩部53は対応する扇形部分の周りにてプレナムの上壁に着座している 。空気通路19及び21はこの肩部より上方へ延在しており、各ポート29は米 国特許第4,842,637号に記載されている如く対応する扇形部分に隣接し てプレナムの上壁35に形成された円弧形の溝により形成されている。各モール ド半体は、それらの空気通路19及び21の下端が対応する円弧形の溝と整合し た状態で適当な要領にて対応するプレナムに取外し可能に組付けられている。 キャリア7A及び7Bは参照により本明細書に組込まれる米国特許第4,85 3,023号に記載されている如く形成されていてよく、米国特許第4,853 ,023号に 於て符号11及び13にて示された部分に対応する上側延長部55及び下側延長 部57を有し、また米国特許第4,853,023号に於て符号21及び23に て示され本願に於て符号59及び61にて示された上部及び下部モールド支持組 立体を有している。各プレナム27はシム65が介装された状態にて対応する下 部モールド支持組立体61の底部に取付けられている。 前述の如く、キャリア7A及び7Bを枢支する軸9はガラス器成形機の上述の セクションのベース11より上方へ延在している。このベース11は、モールド 半体1A等がそれらの型締め位置にある場合及びそれらの型開き位置にある場合 の両方に於てプレナム内へ吹き込まれモールド半体1A等の空気通路19及び2 1を経て上方へ流れる空気のための室67を郭定する手段を与えるよう形成され ている。室67を有するベース11はガラス器成形機の「ウインドボックス」と 呼ばれることがある。室67には当技術分野に於て周知の要領にて送風機(図示 せず)により空気が供給される。 かくしてガラス器成形機は米国特許第4,842,637号に記載されたもの と実質的に同一である。室67より各プレナム27へ空気を供給する符号69に て全体的に示された本発明の空気供給装置が設けられており、この空気供給装置 はキャリア7A及び7Bの揺動を許すよう構成されている。左側のプレナムのた めの空気供給装置69及び 右側のプレナムのための空気供給装置69は左右対称である点を除き互いに同一 であり、一方の空気供給装置についてのみ説明する。各空気供給装置は室67の 上板73に形成された孔、即ち出口71と、対応するプレナムの外方部33の底 壁に形成された孔75とを含んでいる。各空気供給装置69は室67より空気が 流入し得るようその下端を構成する一端に於て出口71を経て室67と連通し且 つプレナム27内へ空気を供給し得るようその上端を構成する他端に於て孔75 を経てプレナムと連通する可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブを含 んでいる。 更に詳細には、空気供給装置69はその下端を構成する一端に於て出口71を 経て室67と連通する蛇腹状のベローズ型金属チューブよりなる下方部分81と 、上端を構成する一端に於て孔75を経てプレナム27と連通する蛇腹状のベロ ーズ型金属チューブよりなる上方部分83と、下方部分81の上端と上方部分8 3の下端との間に延在する中空円筒形の剛固な金属チューブ85とを含んでいる 。 下方部分81は撓んでいない状態に於ては上方部分83より離れるにつれて外 方へ広がる実質的に切頭円錐形をなし、その大きい直径の端部87はその下端で あり、ベース11の上板に形成された出口71と連通する状態にてベースの上板 にねじ91により取付けられたリング89に溶接により固定されている。剛固な スリーブ93が下方部分81と同軸状態にて下方部分の上端(小径の端部)に対 し符 号95にて示されている如く固定されている。剛固な金属チューブ85はプレナ ム27の底壁に形成された孔75と連通する状態にてプレナムの底壁に対し符号 99にて示されている如く固定された円管状の取付け装置97にその上端にて剛 固に接続されている。上方部分83は図示の如く円筒形をなし、その直径は剛固 な金属チューブの直径に対応しており、剛固な金属チューブはその上端を構成す る一端に於て溶接により上方部分83の円形の下端に固定されており、剛固な金 属チューブは上方部分83が撓んでいない状態に於ては上方部分83と実質的に 同軸である。 剛固な金属チューブ85の外径及びスリーブ93の内径は、金属チューブがス リーブに摺動式にシール嵌合すると共に下方部分81が変形される際に金属チュ ーブ85にクリアランスを与えるような大きさに設定されており、金属チューブ はプレナムが軸線A1の周りに揺動する際の如何なる位置にある場合にもスリー ブを貫通して延在するような長さを有している。金属チューブ85はスリーブ9 3より完全に抜け出すよう摺動可能である。下方部分81、剛固な金属チューブ 85、上方部分83は、International Nickel Co.よりINCONEL なる商標にて販 売されているニッケル−クロム合金、ニッケル又はニッケルと共にコバルト合金 が電着され上記商標にて販売されているニッケル−クロム合金の如く耐熱性に優 れた金属にて形成されている。可撓性を有するチューブはアメリカ合衆国ニュー ジャージ ー州シーダー・グローヴ所在のServo Meter,Inc.より購入可能である。 符号103にて示された空気シリンダが室67内に於て上下方向に延在し、符 号105にて示されている如く上板73の底壁に固定されている。この空気シリ ンダのピストンロッド107はシリンダの上端より上方へ延在し、室67より空 気供給装置77の下端内へ至る空気の流れを制御する弁部材109を担持してい る。 下方部分81及び上方部分83は自在に撓むことができ、また剛固な金属チュ ーブ85はスリーブ93に摺動式にシール嵌合しているので、プレナム27及び モールド半体1A等を担持するキャリア7A及び7Bはそれらの型開き位置と型 締め位置(図1及び図2に図示されている)との間に揺動することができる。キ ャリアが型開き位置と型締め位置との間に揺動する際には、下方部分81及び上 方部分83の撓みにより許される範囲内にて剛固な金属チューブ85の軸線の傾 斜度合が変化し、剛固な金属チューブは下方部分81の上端に於てスリーブ93 に対し摺動により出入りし、これにより下方部分81の上端と上方部分83の下 端との間の距離の変化が吸収される。弁部材109が開かれると、空気が室67 より下方部分81、剛固な金属チューブ85、上方部分83を経てプレナム27 内へ流入し、更にモールド半体に形成された空気通路19及び21を経て上方へ 流れ、これによりモールド半体が冷却される。こ の空気の流れは図3より解る如く比較的直線的なものである。 剛固な金属チューブ85がスリーブ93に対し摺動可能であり、また摺動によ ってスリーブより完全に抜け出すことができるので、種々のモールド部材を使用 し得るようモールド保持組立体61を容易に変更することができる。下方部分8 1及び上方部分83が撓み得るので、モールド保持組立体を除去する際に剛固な 金属チューブ85をスリーブ93より容易に引き抜くことができ、また他のモー ルド保持組立体の剛固な金属チューブをスリーブに容易に挿入することができる 。 図5は他の一つの実施例を示しており、この実施例に於ては空気供給装置69 はその下端にて溶接により取付け装置113に取付けられた或る長さの可撓性を 有する蛇腹状のベローズ型金属チューブ111を含んでいる。出口71には室6 7へ向けて延在する凹状部分を有するカップ115が取付けられている。より詳 細には、カップ115は上板73の上面に保持されたフランジ117と、出口7 1内にてフランジより下方へ延在する側壁119と、チューブ111と室67と を連通接続する孔123を有する底壁121とを含んでいる。取付け装置113 は溶接によりカップ115に取付けられており、実質的にプレナム27の底壁に 形成された孔75の方向に或る角度にて底壁121より上方へ延在している。カ ップ115は大型のビンのため のモールド部材を受け入れるための追加の上下方向の空間を与えている。カップ 115はそのフランジ117に於てねじ125により上板73に固定されている 。チューブ111はその上端に於て取付け装置127に溶接されており、取付け 装置127はプレナム27の底壁に形成された孔75と整合した状態にてプレナ ムの底壁にねじ129により取付けられている。 図6には更に他の一つの好ましい実施例が図示されており、この実施例の空気 供給装置69はチューブの下端が更に一層自在に運動し得るよう下端がナックル 135を有する取付け装置133に取付けられている点を除き図5に示された実 施例と同様、或る長さの可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブ131 を含んでいる。更に詳細には、ナックル135は球面の一部をなす内面143を 含むカップ141に形成された環状の軸受部材内にて自在に運動し得るよう球面 の一部をなす外面137を有している。カップ115と同様、カップ141は上 板73の上面に保持されたフランジ145と、出口71内にてフランジより下方 へ延在し一端に孔149を有する側壁147とを含んでいる。かくしてナックル 135の球面の一部をなす外面137とカップ141の球面の一部をなす内面1 43との間には実質的に気密のシールが維持される。ナックル135はチューブ 131と室67とを連通接続すべくその下端より上端まで延在する円形の孔15 1を有している。図5 に示された実施例と同様、カップ141はねじ153により上板73に固定され ている。チューブ131の上端は取付け装置155に溶接されており、取付け装 置155はプレナム27の底壁に形成された孔75と整合する状態にてプレナム の底壁にねじ157により取付けられている。大型のビンのモールド部材を受け 入れるための大きい上下方向の空間を与えるカップ141に加えて、ナックル及 び環状の軸受部材により大きく自在運動することが許されるので、チューブ13 1はキャリア7A及び7Bが型開き位置と型締め位置との間に揺動する際にチュ ーブ111よりも自由に動き得るよう構成されている。 図7及び図8に於て、取付け装置(例えば取付け装置155)より締結要素( 例えば締結要素157)を取り外さなくてもプレナム27の底壁に対し可撓性を 有する蛇腹状のベローズ型金属チューブ(例えばチューブ131)の上端を取外 し可能に固定する符号161にて全体的に示された固定装置が設けられている。 尚チューブをプレナムの底壁に(取外し)可能に固定する固定装置161は他の 実施例にも組み込まれてよい。図1乃至図5に示された実施例に於ては、締結要 素はそれを緩めることによって取付け装置より取外されるが、この作業は使用可 能な空間が限られているので面倒な作業である。固定装置161は、取付け装置 155に小さい孔163を形成し、また可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属 チューブ131の上端に接続さ れたカラー167に対応する孔(即ち孔163と同一の直径を有する孔)を形成 することにより、取付け装置より締結要素を緩める必要性を排除するために設け られている。カラー167は孔163及び165が互いに整合して一つの孔を形 成するよう二つの孔が互いにオーバラップする比較的気密性の高い接続部を形成 するよう取付け装置155に摺動可能に嵌合している。カラー167の外面には 一端に孔165を有する溝169がチューブ131の全体としての方向を横切る 方向に沿って形成されている。溝169にはばねクリップ171が嵌入しており 、ばねクリップはカラー167が取付け装置155に対し相対運動することを阻 止すべく互いに整合された孔163及び165に挿通されカラー167及び取付 け装置155に対し半径方向内方へ延在する端部173を有している。クリップ 171はその両端(即ち端部173及び175)がカラーと係合することによっ て溝169にスナップ式に嵌入するようになっており、従ってクリップの両端は 溝169に沿ってカラー167の外面に係合すると互いに離され、カラーの外径 の最も大きい点を越えると互いに近付く方向へ移動する。クリップ171は溝1 69にスナップ式に嵌入されると溝内に維持されるよう形成されており、従って 端部173は孔163及び165内に維持される。クリップ171の端部173 はカラー167を取付け装置155に対し保持し、これによりカラーが取付け装 置より摺動によって脱落する ことを防止する。クリップ171にはループ部177が設けられているので、ク リップのループ部に対し半径方向外方への力を与えることによりクリップの端部 173を孔163及び165より取り外すことができる。かくしてクリップ17 1の端部173が取付け装置155の孔163より取り外されると、カラー16 7は摺動によって取付け装置より抜け出すことができ、これによりチューブ13 1がプレナム27より取り外される。 以上の説明より、本発明の幾つかの目的が達成され、他の有利な結果が得られ ることが理解されよう。 本発明の範囲内にて上述の構造に種々の変更が加えられてよいので、上述の説 明に記載され添付の図面に図示された全ての事項は例示のためのものであり、本 発明を限定するものではない。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年3月25日 【補正内容】 請求の範囲 (1)それぞれ型開き位置と型締め位置との間に互いに近付く方向及び互いに離 れる方向へ揺動し得るよう枢動可能に支持された一対のキャリアと、 各キャリアにより担持された複数個のモールド部材であって、前記キャリアが 前記型締め位置にあるときには一方のキャリアに担持された各モールド部材が他 方のキャリアに担持されたモールド部材と係合してガラス製品を成形するための モールドキャビティを郭定するよう、各キャリアに担持された各モールド部材は 他方のキャリアに担持された各モールド部材に関連付けられた複数個のモールド 部材と、 冷却用の空気が流通し得るよう各モールド部材を貫通して延在する空気通路と 、 前記キャリアにより担持された前記モールド部材の前記空気通路へ空気を供給 すべく各キャリアにより担持されたプレナムであって、空気の流れを前記モール ド部材の前記空気通路へ導き前記空気通路に流して前記空気通路より流出させる ためのポートを有するプレナムと、 前記プレナム内へ空気を供給し前記空気通路を経て上方へ流すための室を前記 キャリアの下方に郭定する室装置と、 前記キャリアの揺動を許しつつ前記室装置より各プレナムへ空気を供給する空 気供給装置と、 を含み、前記空気供給装置は前記室より空気が流入し得るよう下端を構成する一 端に於て前記室と連通し且つ前記プレナム内へ空気を供給し得るよう上端を構成 する他端に於て前記プレナムと連通する可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属 チューブを含む導管装置を各キャリア毎に含んでいることを特徴とするガラス器 成形機。 (2)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記導管装置は下端を構成す る一端に於て前記室と連通する可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブ よりなる下方部分と、上端を構成する一端に於て前記プレナムと連通する可撓性 を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブよりなる上方部分と、前記下方部分の 上端と前記上方部分の下端との間に延在する剛固な金属チューブとを含み、前記 剛固な金属チューブは一端に於て前記二つの部分のうちの一方に接続され且つ前 記二つの部分のうちの他方の部分に摺動可能にシール嵌合しており、前記剛固な 金属チューブは前記他方の部分より摺動によって完全に抜け出すことが可能であ るよう構成されたガラス器成形機。 (3)請求の範囲第2項のガラス器成形機に於て、前記剛固な金属チューブと摺 動可能にシール嵌合する前記他方の部分には前記剛固な金属チューブが摺動可能 に嵌合する剛固なスリーブが固定されていることを特徴とするガラス器成形機。 (4)請求の範囲第2項のガラス器成形機に於て、前記剛 固な金属チューブと摺動可能にシール嵌合する前記他方の部分は前記他方の部分 が変形される際に前記剛固な金属チューブにクリアランスを与える形状に形成さ れていることを特徴とするガラス器成形機。 (5)請求の範囲第4項のガラス器成形機に於て、前記剛固な金属チューブと摺 動可能にシール嵌合する前記他方の部分は前記剛固な金属チューブより離れるに つれて外方へ広がるテーパ状をなしていることを特徴とするガラス器成形機。 (6)請求の範囲第2項のガラス器成形機に於て、前記上方部分は下端を有し、 前記下方部分は上端を有し、前記剛固な金属チューブはその上端を構成する一端 に於て前記上方部分の前記下端に固定され、前記剛固な金属チューブは前記上方 部分より下方へ延在し、前記剛固な金属チューブは前記下方部分の前記上端に摺 動可能にシール嵌合していることを特徴とするガラス器成形機。 (7)請求の範囲第6項のガラス器成形機に於て、前記下方部分はその上端に固 定され且つ該上端より上方へ延在する剛固なスリーブを有し、前記剛固な金属チ ューブは前記スリーブ内にて摺動可能であることを特徴とするガラス器成形機。 (8)請求の範囲第7項のガラス器成形機に於て、前記下方部分は該下方部分が 変形される際に前記剛固な金属チューブにクリアランスを与える形状に形成され ていることを 特徴とするガラス器成形機。 (9)請求の範囲第8項のガラス器成形機に於て、前記下方部分はその前記上端 及び前記剛固な金属チューブより離れるにつれて外方へ広がるテーパ状をなして いることを特徴とするガラス器成形機。 (10)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記室装置は底を有するカ ップを含み、前記可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブの前記下端は 前記室装置に取付けられた前記カップの前記底より上方へ延在する取付け装置に 取付けられており、前記カップは凹状部分と該凹状部分の底壁に形成され前記ベ ローズ型金属チューブと前記室装置とを連通接続する孔とを有し、前記取付け装 置は実質的に前記プレナムへ向かう方向に或る角度にて延在していることを特徴 とするガラス器成形機。 (11)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記可撓性を有する蛇腹状 のベローズ型金属チューブの前記下端は前記室の上端に形成された球面の一部を なす環状の軸受部材内にて自在運動し得るよう前記下端に取付けられた球面の一 部をなすナックルを有し、前記ナックルは前記ベローズ型金属チューブと前記室 装置とを連通接続する孔を有していることを特徴とするガラス器成形機。 (12)請求の範囲第11項のガラス器成形機に於て、前記室装置にはカップが 取付けられており、前記カップには球面の一部をなす環状の軸受部材が形成され ていることを 特徴とするガラス器成形機。 (13)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記ベローズ型金属チュー ブの前記上端と前記プレナムとの間に比較的気密性の高い接続部が形成された状 態にて前記ベローズ型金属チューブの前記上端を前記プレナムに取り外し可能に 固定する固定装置を含んでいることを特徴とするガラス器成形機。 (14)請求の範囲第13項のガラス器成形機に於て、前記プレナムは下端を有 し、前記ベローズ型金属チューブの前記上端には前記ベローズ型金属チューブを 前記プレナムの前記下端に接続するよう構成されたカラーが取付けられており、 前記カラーはその外面に形成された溝及び孔を有し、前記固定装置は前記溝に配 置されたクリップを含み、前記クリップは前記カラーに対し半径方向内方へ延在 する端部を有し、前記クリップの前記端部は該端部が前記プレナムの前記下端を 前記カラーに対し確実に固定するよう前記カラー及び前記プレナムの下端に形成 された孔に嵌入するよう構成されており、前記クリップの前記端部が前記孔より 引き抜かれると、前記カラーは前記プレナムの前記下端より取り外されるよう構 成されていることを特徴とするガラス器成形機。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月16日 【補正内容】 剛固な金属チューブ85の外径及びスリーブ93の内径は、金属チューブがス リーブに摺動式にシール嵌合すると共に下方部分81が変形される際に金属チュ ーブ85にクリアランスを与えるような大きさに設定されており、金属チューブ はプレナムが軸線A1の周りに揺動する際の如何なる位置にある場合にもスリー ブを貫通して延在するような長さを有している。金属チューブ85はスリーブ9 3より完全に抜け出すよう摺動可能である。下方部分81、剛固な金属チューブ 85、上方部分83は、International Nickel Co. よりINCONELなる商標にて販 売されているニッケル−クロム合金、ニッケル又はニッケルと共にコバルト合金 が電着され上記商標にて販売されているニッケル−クロム合金の如く耐熱性に優 れた金属にて形成されている。可撓性を有するチューブはアメリカ合衆国ニュー ジャージー州シーダー・グローヴ所在のServo Meter,Inc.より購入可能である 。 符号103にて示された空気シリンダが室67内に於て上下方向に延在し、符 号105にて示されている如く上板73の底壁に固定されている。この空気シリ ンダのピストンロッド107はシリンダの上端より上方へ延在し、室67より空 気供給装置69の下端内へ至る空気の流れを制御する弁部材109を担持してい る。 下方部分81及び上方部分83は自在に撓むことができ、また剛固な金属チュ ーブ85はスリーブ93に摺動式にシ ール嵌合しているので、プレナム27及びモールド半体1A等を担持するキャリ ア7A及び7Bはそれらの型開き位置と型締め位置(図1及び図2に図示されて いる)との間に揺動することができる。 (7)請求の範囲第6項のガラス器成形機に於て、前記下方部分はその上端に固 定され且つ該上端より上方へ延在する剛固なスリーブを有し、前記剛固な金属チ ューブは前記スリーブ内にて摺動可能であることを特徴とするガラス器成形機。 (8)請求の範囲第7項のガラス器成形機に於て、前記下方部分は該下方部分が 変形される際に前記剛固な金属チューブにクリアランスを与える形状に形成され ていることを特徴とするガラス器成形機。 (9)請求の範囲第8項のガラス器成形機に於て、前記下方部分はその前記上端 及び前記剛固な金属チューブより離れるにつれて外方へ広がるテーパ状をなして いることを特徴とするガラス器成形機。 (10)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記室装置は底を有するカ ップを含み、前記可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブの前記下端は 前記カップの前記底より上方へ延在する取付け装置に取付けられており、前記カ ップは凹状部分と該凹状部分の底壁に形成され前記ベローズ型金属チューブと前 記室装置とを連通接続する孔とを有し、前記取付け装置は実質的に前記プレナム へ向かう方向に或る角度にて延在していることを特徴とするガラス器成形機。 (11)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記可撓性を有する蛇腹状 のベローズ型金属チューブの前記下 端は前記室の上端に形成された球面の一部をなす環状の軸受部材内にて自在運動 し得るよう前記下端に取付けられた球面の一部をなすナックルを有し、前記ナッ クルは前記ベローズ型金属チューブと前記室装置とを連通接続する孔を有してい ることを特徴とするガラス器成形機。 (12)請求の範囲第11項のガラス器成形機に於て、前記室装置にはカップが 取付けられており、前記カップには球面の一部をなす環状の軸受部材が形成され ていることを特徴とするガラス器成形機。 (13)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記ベローズ型金属チュー ブの前記上端と前記プレナムとの間に比較的気密性の高い接続部が形成された状 態にて前記ベローズ型金属チューブの前記上端を前記プレナムに取り外し可能に 固定する固定装置を含んでいることを特徴とするガラス器成形機。 (14)請求の範囲第13項のガラス器成形機に於て、前記プレナムは孔を有す る下端取付け装置を有し、前記ベローズ型金属チューブの前記上端には前記ベロ ーズ型金属チューブを前記プレナムの前記下端取付け装置に接続するよう構成さ れたカラーが取付けられており、前記カラーはその外面に形成された溝及び前記 カラーを貫通して延在する孔を有し、前記固定装置は前記溝に配置されたクリッ プを含み、前記クリップは前記カラーに対し半径方向内方へ延在する端部を有し 、前記クリップの前記端部は該端部が前 記プレナムの前記下端取付け装置を前記カラーに対し確実に固定するよう前記カ ラー及び前記プレナムの前記下端取付け装置に形成された前記孔に嵌入するよう 構成されており、前記クリップの前記端部が前記孔より引き抜かれると、前記カ ラーは前記プレナムの前記下端取付け装置より取り外されるよう構成されている ことを特徴とするガラス器成形機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)型開き位置と型締め位置との間に互いに近付く方向及び互いに離れる方向 へ揺動し得るようそれぞれ軸線の周りに枢動可能に支持された一対のキャリアと 、 各キャリアにより担持された複数個のモールド部材であって、前記キャリアが 前記型締め位置にあるときには一方のキャリアに担持された各モールド部材が他 方のキャリアに担持されたモールド部材と係合してガラス製品を成形するための モールドキャビティを郭定するよう、各キャリアに担持された各モールド部材は 他方のキャリアに担持された各モールド部材に関連付けられた複数個のモールド 部材と、 冷却用の空気が流通し得るよう各モールド部材を貫通して延在する空気通路と 、 前記キャリアにより担持された前記モールド部材の前記空気通路へ空気を供給 すべく各キャリアにより担持されたプレナムであって、空気の流れを前記モール ド部材の前記空気通路へ導き前記空気通路に流して前記空気通路より流出させる ためのポートを有するプレナムと、 前記プレナム内へ空気を供給し前記空気通路を経て上方へ流すための室を前記 キャリアの下方に郭定する室装置と、 前記キャリアの揺動を許しつつ前記室装置より各プレナムヘ空気を供給する空 気供給装置と、 を含み、前記空気供給装置は前記室より空気が流入し得る よう下端を構成する一端に於て前記室と連通し且つ前記プレナム内へ空気を供給 し得るよう上端を構成する他端に於て前記プレナムと連通する可撓性を有する蛇 腹状のベローズ型金属チューブを含む導管装置を各キャリア毎に含んでいること を特徴とするガラス器成形機。 (2)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記導管装置は下端を構成す る一端に於て前記室と連通する可撓性を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブ よりなる下方部分と、上端を構成する一端に於て前記プレナムと連通する可撓性 を有する蛇腹状のベローズ型金属チューブよりなる上方部分と、前記下方部分の 上端と前記上方部分の下端との間に延在する剛固な金属チューブとを含み、前記 剛固な金属チューブは一端に於て前記二つの部分のうちの一方の部分の対応する 端部に接続され且つ前記二つの部分のうちの他方の部分の対応する端部に摺動可 能にシール嵌合しており、前記剛固な金属チューブは前記他方の部分の前記端部 より摺動によって完全に抜け出すことが可能であるよう構成されたガラス器成形 機。 (3)請求の範囲第2項のガラス器成形機に於て、前記剛固な金属チューブが摺 動可能にシール嵌合する端部を有する前記他方の部分は前記剛固な金属チューブ が摺動可能に嵌合する前記端部に固定された剛固なスリーブを有していることを 特徴とするガラス器成形機。 (4)請求の範囲第2項のガラス器成形機に於て、前記剛 固な金属チューブが摺動可能にシール嵌合する端部を有する前記他方の部分は前 記他方の部分が変形される際に前記剛固な金属チューブにクリアランスを与える 形状に形成されていることを特徴とするガラス器成形機。 (5)請求の範囲第4項のガラス器成形機に於て、前記剛固な金属チューブが摺 動可能にシール嵌合する端部を有する前記他方の部分は前記端部より離れるにつ れて外方へ広がるテーパ状をなしていることを特徴とするガラス器成形機。 (6)請求の範囲第2項のガラス器成形機に於て、前記剛固な金属チューブは上 端を構成する一端に於て前記上方部分に固定され、前記上方部分より下方へ延在 し、前記下方部分の前記上端に摺動可能にシール嵌合していることを特徴とする ガラス器成形機。 (7)請求の範囲第6項のガラス器成形機に於て、前記下方部分はその上端に固 定され且つ該上端より上方へ延在する剛固なスリーブを有し、前記剛固な金属チ ューブは前記スリーブ内にて摺動可能であることを特徴とするガラス器成形機。 (8)請求の範囲第7項のガラス器成形機に於て、前記下方部分は該下方部分が 変形される際に前記剛固な金属チューブにクリアランスを与える形状に形成され ていることを特徴とするガラス器成形機。 (9)請求の範囲第8項のガラス器成形機に於て、前記下 方部分は前記上端より離れるにつれて外方へ広がるテーパ状をなしていることを 特徴とするガラス器成形機。 (10)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記可撓性を有する蛇腹状 のベローズ型金属チューブの前記下端は前記室装置に取付けられたカップの底よ り上方へ延在する取付け装置に取付けられており、前記カップは凹状部分と該凹 状部分の底壁に形成され前記ベローズ型金属チューブと前記室装置とを連通接続 する孔とを有し、前記取付け装置は実質的に前記プレナムへ向かう方向に或る角 度にて延在していることを特徴とするガラス器成形機。 (11)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記可撓性を有する蛇腹状 のベローズ型金属チューブの前記下端は前記室の上端に形成された球面の一部を なす環状の軸受部材内にて自在運動し得るよう前記下端に取付けられた球面の一 部をなすナックルを有し、前記ナックルは前記ベローズ型金属チューブと前記室 装置とを連通接続する孔を有していることを特徴とするガラス器成形機。 (12)請求の範囲第11項のガラス器成形機に於て、前記室装置にはカップが 取付けられており、前記カップには環状の軸受部材が形成されていることを特徴 とするガラス器成形機。 (13)請求の範囲第1項のガラス器成形機に於て、前記ベローズ型金属チュー ブの前記上端と前記プレナムとの間に比較的気密性の高い接続部が形成された状 態にて前記ベ ローズ型金属チューブの前記上端を前記プレナムに取り外し可能に固定する固定 装置を含んでいることを特徴とするガラス器成形機。 (14)請求の範囲第13項のガラス器成形機に於て、前記ベローズ型金属チュ ーブの前記上端には前記ベローズ型金属チューブを前記プレナムの下端に接続す るよう構成されたカラーが取付けられており、前記カラーの外面には溝が形成さ れており、前記固定装置は前記溝に配置されたクリップを含み、前記クリップは 前記カラーに対し半径方向内方へ延在する端部を有し、前記クリップの前記端部 は該端部が前記プレナムの前記下端を前記カラーに対し確実に固定するよう前記 カラー及び前記プレナムの下端に形成された孔に嵌入するよう構成されており、 前記クリップの前記端部が前記孔より引き抜かれると、前記カラーは前記プレナ ムの前記下端より取り外されるよう構成されていることを特徴とするガラス器成 形機。
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