JPH08503752A - セルラーゼを用いたセルロース布帛の処理方法 - Google Patents

セルラーゼを用いたセルロース布帛の処理方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、布帛の湿潤性の損失を失うことなく感触および外観に関し布帛の特性を改善することなくセルロース布帛のセルラーゼ処理に閲する。セルロース布帛はセルラーゼによる2回の処理に委ねられる。得られる布帛は、柔軟でかつ平滑でそして減少せしめられたピルリングを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 セルラーゼを用いたセルロース布帛の処理方法 発明の分野 本発明は布帛湿潤性の損失なしで感触と外観に関し布帛特性を改善するため、 セルロース布帛の改善されたセルラーゼ処理に関する。 発明の背景 最も新しく製造された綿帛および綿配合布帛は、それらが仕上げ成分で処理さ れない場合相当に硬くかつこわばっている。更に、布帛表面は、そこから突き出 ている小さな毛羽立った繊維のため平滑でない。加えて、比較的短期間の着用に より、ピリングが布帛表面に表われこれにより布帛に魅力に欠ける使い古した外 観を与える。 高程度の布帛の柔軟性と平滑さは、製織において微細な、すなわち低デニール の糸を用いることにより得ることができる。しかし、得られるコストは高い;何 故なら織機の生産はよこ糸の直径と同時に減少するからである。 ソフトでかつ平滑な布帛の「感触」を確保するための費用のかゝらない方法は 、仕上げられた布帛を柔軟剤、典型的にはカチオン性の、時としてシリコーンを 基剤とする表面活性化合物を用いて含浸させることである。しかし、この処理は ピルおよび毛羽立ちを除去しない。更に、布帛は幾分きたない「感触」でありそ して洗たく耐久性でなくそしてその湿分吸収性はしばしば相当に減少する。 ソフトでかつ平滑さを得るための他の公知の方法はセルロース繊維をセルラー ゼで処理することである。ムルハウゼ、フランスにお ける第58回のコングレス オフ ザ アソシエーション オブ ケミスト アン ド ザ テクスタイル インンダストリー(1991年10月25日)において発表され たバジン等「Enzymatic Bio-Polishing of Cellulosic Fabric」およびアスフェ ルク等「Softening and polishing of cotton fabrics by cellulase treatment 」ITB ダイニング/プリンテイング/フイニツシング(1990年2月)を参照のこ と。 布帛表面のセルラーゼ処理は、布帛の湿潤性の損失なしに感触と外観に関し布 帛特性を改善する。最大の重要な効果は、より少ない毛羽立ちとピリング、増加 した光沢/つや、改善された布帛感触、増加した耐久性のある柔軟性および改善 された水分吸収性である。これらの効果は、バイオ−ポリッシング(Bio-Polish ing)効果として言及される。 セルラーゼ布帛の酵素処理の1つの欠点は、仕上げ工程におけるバイオ−ポリ ッシング効果を達成するのに必要な多量の用量は、乾燥中布帛の「黄変」をもた らす。 本発明の目的は、バイオ−ポリッシング効果を達成するためセルロース繊維を 処理するための改善された酵素的方法を提供することにある。 また、本発明の目的は、セルロース布帛の処理のための本発明の酵素的方法の 黄変の問題を克服することである。 発明の要約 本発明は、改善されたバイオ−ポリッシング(Bio-Polishing)(バイオ処理 )効果を達成するため、セルロース布帛を多段工程でセルロースを処理すること を意図する。 発明の詳しい開示 本発明は、バイオ−ポリッシング(バイオ処理)効果を達成するため、少なく とも2回のセルロース処理を布帛に適用することを含んでなるセルロースの布帛 を処理するための方法に関する。 本発明方法は、連続的繊維製造方法において特に有用である。しかし、本発明 方法はバッチ操作においても使用できる。 最初の酵素的処理は、セルロース布帛の重量の約0.05〜約10.0%、好ましくは 約0.5〜約8.0%、そして最も好ましくは約1.0〜約5.0%の重量損失を生ぜしめる べきである。重量損失は、本発明においてセルラーゼ処理によってのみ引き起こ される重量損失として定義され、すなわちセルラーゼ処理中機械的処理、例えば 洗浄、タンブリング、延伸、引張り、等によって引き起こされる重量損失は、考 慮されない。 第1の工程における重量損失は、布帛1kg当たり約100〜約40,000EGU、好まし くは布帛1kg当たり約200〜20,000EGUの用量によって達成できる。EGU/gで表わ される酵素活性は次の手順に従って測定される: pH6.0の0.1Mホスフェート緩衝液中に34.0g/lCMC(ハーキュレス7LFD)を 含有する基質溶液を調整する。分析すべき酵素サンプルを同溶液に溶解する。10 mlの基質溶液を0.5mlの酵素を混合し次いで振動粘度計(例えばソフラセル(フ ランス)からのMIVI3000)に移し、次いでサーモスタットで40℃に調節する。1 EGUは、これらの条件のもとで粘度を1/2に減少させる酵素の量として定義され る。 前記手順は、分析方法AF275/1−GBに記載されており、これは要求によりノ ボ ノルディスクA/Sより入手できる。AF275/1−GBはそれを引用して本明 細書に加入される。 第1の工程は、十分な保持期間を含まなければならない。しかし、すすぎ工程 、過度の熱を伴う工程又は相反する化学薬品、例えば酸化剤又は漂白剤を有する 工程は、インキュベーション期間が完了するまで最終の処理に続くことはできな い。 第1の工程に対する十分な保持時間は、1分から72時間、好ましくは30分から 15時間そして最も好ましくは2時間から12時間にわたる。例えば最初の処理のた めの保持時間は、60℃で30−40分であってよい。保持時間は又、30℃で18時間で あってよいが、しかし、著るしくより低い用量が通用されるべきである。 第1の酵素による処理は、適当な条件例えば温度およびpHが存在する種々の加 工工程で適用できる。従って、本発明に係るプロセスは、実際的に如何なる繊維 製造プロセスに適用できる。例えば、最初の処理は後の加工工程において行うこ とができる。好ましくは、最初のセルラーゼ処理は仕上げシーケスの前に行なわ れる。 特に、プロセスは好都合には布帛を最初のセルラーゼ処理に委ね、引き続き布 帛をカッティングし次いでソーイングしてガーメントにし次いでこのガーメント を第二のセルラーゼ処理に委ねることによって行うことができる。各工程はバッ チプロセスとして又は連続プロセスとして行うことができる。好ましくは、第1 の工程は連続プロセスとして行なわれ、一方第2の工程はバッチプロセスとして 行ってもよい。 特異的態様において、本発明はセルロース布帛の処理方法を提供し、この布帛 は布帛重量の約0.05〜約10.0%の重量損失を達成するため予じめセルラーゼで処 理されており、前記方法は布帛の重量の約0.05〜約10.0%の更なる重量損失を達 成するため布帛をセルラーゼで追加的に処理することを含んでなる。 本発明方法において、布帛の最初のセルラーゼ処理に続き第2の セルラーゼ処理が行なわれる。第二の酵素による処理は、最初の処理後セルラー ゼ布帛の重量の約0.05〜約10.0%、好ましくは約0.05〜約5.0%、より好ましく は約0.1〜約2.5%そして最も好ましくは約0.2〜約2.0%の重量損失を生ぜしめる べきである。 第2の酵素による処理における重量損失は、1kgの布帛当たり約500〜約40,00 0EGU、好ましくは約200〜約20,000EGUの用量によって達成できる。 第2のセルラーゼ処理に対する十分な保持期間は、酵素用量、布帛のタイプお よび温度に応じ1〜15時間、好ましくは30分〜12時間である。 次の内容は注目すべきである;すなわち、追加の酵素処理はバイオポリッシン グを完結させることが必要であるので、第一工程と第二工程の間に適用してもよ い。 本発明に係るセルラーゼ処理は、連続的繊維製造プロセスにおいて適用でき、 このプロセスは一般に3段階、すなわち、製造、染色および仕上げを有する。こ れらのプロセスにおいて、セルラーゼ処理は通常湿式加工段階において行なわれ 、そしてこの段階は糊抜き、精錬、漂白、洗浄、乾燥および仕上げを含む。 第2のセルラーゼ処理は、より高用量により引き起こされるかもしれない乾燥 中の黄変を誘発することなく、乾燥の直前に行うことができる。第2の工程はで きるだけ加工の終りの近くで行なわれるべきである。しかし、連続プロセスは、 酵素を失活する最終工程を含まねばならない。好ましい態様において、セルロー ス分解酵素は、第一のセルラーゼ処理と第二のセルラーゼ処理との間で失活され る。 セルロース分解酵素の失活は種々の方法で生起できる。例えば、もしも温度も しくはpHを、用いられる酵素の熱安定性もしくはpH許 容差に応じ、一定期間一定レベルに上昇させた場合失活は起こる。一定の攻撃的 な薬品、例えば漂白剤も又酵素を失活させるであろう。所望のバイオ−ポリッシ ング効果を得るために、酵素による処理も又十分な機械的処理を必要としている ことは公知である。機械的処理は湿式加工中、例えば精製、漂白、染色および仕 上げ中になされてもよい。機械的作用はタンブリングにより、布帛をローラーも しくはシリンダーの上を通過させることにより引き起こされるであろう。 各処理におけるセルラーゼの用量は、酵素のインキュベーション時間、すなわ ち短い酵素反応は比較的に増加せしめられた酵素用量を必要とし、そして逆も正 しい。一般に、酵素用量は利用できる反応時間に従って規定されてよい。 本発明方法は、セルロース糸又は材料を処理するため用いることができる。材 料は織まれ又は編まれてもよくそしてセルロース繊維、例えば綿、綿/ポリエス テルブレンド、レーヨン、例えばビスコース、ビスコース/ポリエステルブレン ド、亜麻/リネンおよびラミー又は他のセルロース繊維含有の他の布帛から造っ てよい。特に、セルロース材料はレーヨン、例えばビスコースもしくは銅アンモ ニア、好ましくはLyocel製品Tencel(商標)(コトラウルド繊維会社)であって よい。織まれもしくは編まれた布帛は、ロープ又は拡布形のいずれかに加工でき る。 セルロース分解酵素は周知である。好ましいセルロース分解酵素は、属フミコ ラ(Humicola)、例えば、H.ラヌギノサ(lanuginosa)、H.インソレンス(in solens)又はH.グリセア(grisea)var.サーモイデア(thermoidea);トリ コテルレマ(Trichoderma)、例えば、T.ビリデ(viride)又はT.ロングブラ チアタム(longibrachiatum);マイロセシウム(Myrothecium)、例えば、M. ベルカリア(ve rrucaria);アスペルギルス(Aspergillus)、例えば、A.ニガー(niger)又 はA.オリゼ(oryzae);ボトリチス(Botrytis)、例えば、B.シネレア(cine rea);又は属バシラスに属する細菌から由来するセルラーゼ;セルロモナス(C ellulomonas);アエロモナス(Aeromonas);ストレプトマイセス(Streptomyc es);アクチノマイセス(Actinomyces);又はハイメノマイセテス(hymenomyc etes)である。 セルラーゼは、酵素をエンコードするDNA配列を適当な発現ベクターに挿入す ることにより組換DNA工学によって得ることができる。多様の宿主−ベクター配 列は、酵素をエンコードするDNA配列を発現するために使用してもよい。 商業的に入手できるセルラーゼ製品には、ノボ ノルディスクA/Sより提供 されているCellusoft L(商標)およびDenimax L(商標)が含まれる。Cellusof t L(商標)およびDenimax L(商標)は、トリコデルマ ビリデ(Trichoderma viride)およびフミコラ インソレンス(Humicola insolens)からそれぞれ由 来するセルラーゼを含有する。 本発明に係るプロセスにおいて使用できる他のセルラーゼは、エンドグルカナ ーゼである。使用できる特異的エンドグルカナーゼは、フミコラ インソレンス (Humico insolens)から由来する高精製エンドグルカナーゼを含んでなるセル ラーゼ調製品である。DSM1800は、ブタベスト条約の規則に従い1981年10月1日 にドイッシェザンムルグ フォン ミクロオルガニッシュン、マッシエル ベー ク1B D-3300 ブラウシェベーグ、ドイツに寄託された。このセルラーゼ調製品 は公開されたPCT 出順W091/17243(これはそれを引用して本明細書に加入され る)に記載されている。そこで述べられているように、高精製エンドグルカナー ゼの分子量は、SDSポリアク リルアミドゲル電気泳動により測定すると約43kDでありそして等電点はマーカー 蛋白質を用いた等電点電気泳動により測定すると約5.1である。 第2の工程に対して用いられるセルラーゼは最初の工程で用いられるセルラー ゼとは異なってもよいことには注目すべきである。 セルロース分解酵素は性能は、phおよび温度等のプロセス条件に依存する。 本発明のプロセスを達成するに際し、因子、例えばpH依存性能および熱安定性 はセルロース分解酵素の選択において考慮すべきである。好ましくは、セルラー ゼ処理の温度は約10〜65℃でありそしてpHは約4〜約9.5である。 Cellusoft L(商標)に対しては、pHは約4〜6の範囲内にあるベきであり、D enimax L(商標)に対しては、pHは約6〜8のあるべきでありそしてフミコラ インソレンス(Humicola insolens)、DSM1800から由来する高精製エンドグルカ ナーゼを含んでなるセルラーゼ鋼製品に対し、pHは約5.5〜9.5にあるべきである 。全ての三種のセルラーゼ調製品に対する最適温度は約50〜60℃にある。しかし 、より低い温度もインキュベーション時間を増加させることにより使用できる。 湿潤剤も又、本発明方法において使用してもよい。好ましい湿潤剤は非イオン エトキシル化アルコールである繊維産業において現在用いられている、他の化学 薬品例えば緩衝剤および他の酵素は、化学薬品がセルラーゼを失活させない限り 、セルラーゼと組合せて用いてもよく、そしてプロセスをセルラーゼが活性であ るpHで行うことが可能である。これらの化学薬品には、染色、塩、例えば硫酸ナ トリウム又は塩化ナトリウム、そしてアミラーゼが含まれる。 驚くべきことに、以下の内容が見出された;すなわち、本発明方 法は、単一の酵素用量よりも追加のピリング減少を提供する。更に、本発明方法 は、最初の工程に続く加工において現われる如何なる追加のヤーンのフィブリル 化の除去をなさしめる。最後に、染色中セルロース布帛の「黄変」が、本発明方 法によって避けられる。 これらの結果は次の実施例において説明されるが、この実施例は本発明の範囲 を制限するものでない。実際、本明細書で示されかつ記載されたものに加えて本 発明の種々の変形が明細書から当業者にとって明らかであろう。そのような変形 は、添付の請求の範囲内に入るべきである。 実施例 複数のタオルのサンプル30×30cmを2回洗い次いでタンブラー中で乾燥した。 タオルの重量を乾燥後に測定した。 大部分のタオルを3種のセルラーゼ調製品、又はCellusoft L(商標)デニマ ックスL(商標)又は公開PCT出願W091/17243で記載されるセルラーゼ調製品( 以下、「エンドグルカナーゼ」)の一つで処理した。セルラーゼ調製品を単一用 量で、又は表1で示される二工程セルラーゼ処理の第一の用量でタオルに適用し た。 セルラーゼ処理はパッドバッチモデ中で115%までの湿式ピック−アップをも って行なわれた。タオルを室温でパッドしそして55℃ で2時間インキュベートした。表2で示される緩衝剤をパッド液に適用しpHを最 適近に保持した。 セルラーゼ処理後、タオルのサンプルを乾燥前に洗浄器中で2回洗う。タオル の重量を測定しそしてセルラーゼおよび機械的処理によるタオルの重量損失を% で計算した。 2工程セルラーゼの第1の用量で処理されたタオルを、前記表1で示した2工 程セルラーゼ処理の適当な第2用量を用い前記手順に従って再び処理した。タオ ルの重量を、第2のセルラーゼ処理後再び測定しそしてセルラーゼおよび機械的 処理によるタオルの重量損失を%で計算した。機械的処理だけによって引き起こ された重量損失は次の手順を用いて測定した。2枚のタオルを緩衝剤とのみイン キュベートした;すなわちセルラーゼは適用されなかった。タオルを、2工程セ ルラーゼ処理で処理されたタオルと同じ機械的処理に委ねた。機械的処理単独に よる布帛の重量損失を次の如く計算した: 1.単一用量および2工程セルラーゼ処理の第1用量 2.41% 2.2工程セルラーゼ処理の第2の用量 1.40% 前記実験を2回行った。2回の実験におけるセルラーゼ処理タオルにおける平 均重量損失%(前記で定義される如く)を表3に示す 。 結果は次の内容を示している;すなわち2工程セルラーゼ処理は、同じ合計用 量のセルラーゼが適用された場合、単一用量処理よりも著るしくより高い重量損 失を生ぜしめる。従って、2工程セルラーゼ処理で処理されたセルロース布帛は 、著るしく少ないピリングおよび毛羽ちを有するであろう。 更に、結果は次の内容を示している;すなわち、本発明に係る2工程セルラー ゼ処理はより低い合計用量のセルラーゼを適用することにより、単一用量の適用 による効果と同じ効果を達成できる。従って、本発明に係るプロセスは単一用量 処理よりもよりコスト的に有効である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月13日 【補正内容】 請求の範囲 1.調製工程、染色工程および仕上げ工程を含んでなるセルロース布帛の製造 方法であって、該方法は連続プロセスでありそして更に次の逐次工程(a)〜( c): (a)布帛重量の約0.05〜約10.0%の重量損失を達成するため、第1のセルラ ーゼを用いたセルロース布帛の第1の処理; (b)第1のセルラーゼの失活;および (c)工程(a)の後、布帛重量の約0.05〜約10.0%の重量損失を達成するた め、第2のセルラーゼを用いたセルロース布帛の第2の処理を含んでなる、前記 方法。 2.第1の処理がセルロース布帛重量の約0.5〜約8.0%の重量損失を達成する 、請求の範囲第1項記載の方法。 3.第1の処理がセルロース布帛重量の約1.0〜約5.0%の重量損失を達成する 、請求の範囲第2項記載の方法。 4.第2の処理が工程(a)後、セルロース布帛重量の約0.05〜約5.0%の重 量損失を達成する、請求の範囲第1項記載の方法。 5.第2の処理が第1の処理後セルロース布帛重量の約0.1〜約2.5%の重量損 失を達成する、請求の範囲第4項記載の方法。 6.第2の処理が第1の処理後、セルロース布帛の重量の約0.2〜約2.0%の重 量損失を達成する、請求の範囲第5項記載の方法。 7.第1の処理および/又は第2の処理において用いられるセルラーゼが、属 フミコラ(Humicola)、トリコデルマ(Trichoderma)、マイロセシウム(Myrot hecium)、アスペルギルス(Aspergillus)又はボトリスチス(Botrytis)に属 する菌類から由来する、請求の範囲第1項記載の方法。 8.第1の処理および/又は第2の処理において用いられるセル ラーゼが、種H.ラヌギノサ(lanuginosa)、H.インソレンス(insolens)、H .グリセア(grisea)var.、サーモイデア(thermoidea)、T.ビリデ(virede )、T.ロンギブラチアタム(longibrachiatum)、M.ベルカリア(verrucaria )、A.ニガー(niger)、A.オリゼ(oryzae)又はB.シネレア(cinerea)に 属する菌類から由来する、請求の範囲第7項記載の方法。 9.第1の処理および/又は第2の処理において利用されるセルラーゼが、属 バシラス(Bacillus)、セルロモナス(cellulomonas)、アエロモナス(Aeromo nas)、ストレプトマイセス(Streptomyces)、アクチノマイセス(Actinomyces )又はハイメノマイセテス(Hymenomycetes)に属する細菌から由来する、請求 の範囲第1項記載の方法。 10.第1のセルラーゼおよび/又は第2のセルラーゼがエンドグルカナーゼで ある、請求の範囲第1項記載の方法。 11.エンドグルカナーゼが、フミコラ インソレンス(Humicola insolens) 、DSM1800から由来する、請求の範囲第10項記載の方法。 12.セルロース布帛がタオルである、請求の範囲第1項記載の方法。 13.セルロース布帛がレーヨンである、請求の範囲第1項記載の方法。 14.セルロース布帛が銅アンモニアである、請求の範囲第1項記載の方法。 15.セルロース布帛がライオセル(lyocel)製品である、請求の範囲第1項記 載の方法。 16.セルロース布帛がビスコースである、請求の範囲第1項記載の方法。 17.各処理におけるpHが約4〜約9.5である、請求の範囲第2項記截の方法。 18.各処理における温度が約10〜約65℃である、請求の範囲第1項記載の方法 。 19.第1の処理における酵素用量がセルロース布帛1kg当たり約100〜約40,00 0EGUである、請求の範囲第1項記載の方法。 20.第1の処理における酵素用量がセルロース布帛1kg当たり約200〜約20,00 0EGUである、請求の範囲第19項記載の方法。 21.第2の処理における酵素用量が、セルロース布帛1kg当たり約100〜約40, 000EGUである、請求の範囲第1項記載の方法。 22.第2の処理における酵素用量が、セルロース布帛1kg当たり約200〜約20, 000EGUである、請求の範囲第21項記載の方法。 23.各処理に対するインキュベーション時間が1分〜72時間である、請求の範 囲第1項記載の方法。 24.セルラーゼが遺伝子工学的に製造されたものである、請求の範囲第1項記 載の方法。 25.第1の処理後で第2の処理前に更にカッティングし次いでセルロース布帛 をソーイングして衣服にする、請求の範囲第1項記載の方法。 26.両処理を連続的に行う、請求の範囲第1項記載の方法。 27.両処理がバッチ工程として行なわれる、請求の範囲第1項記載の方法。 28.第1の処理を連続的に行い次いで第2の処理をバッチ工程として行う、請 求の範囲第1項記載の方法。 29.第1の処理を仕上げ段階の前に行う、請求の範囲第1項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.セルロース布帛の処理方法であって、次の工程: (a)布帛重量の約0.05〜約10.0%の重量損失を達成するため、セルラーゼを 用いたセルロース布帛の第1の処理; (b)工程(a)の後、布帛重量の約0.05〜約10.0%の重量損失を達成するた め、セルラーゼを用いたセルロース布帛の第2の処理を含んでなる、前記処理方 法。 2.第1の処理がセルロース布帛重量の約0.5〜約8.0%の重量損失を達成する 、請求の範囲第1項記載の方法。 3.第1の処理がセルロース布帛重量の約1.0〜約5.0%の重量損失を達成する 、請求の範囲第2項記載の方法。 4.第2の処理が工程(a)後、セルロース布帛重量の約0.05〜約5.0%の重 量損失を達成する、請求の範囲第1項記載の方法。 5.第2の処理が第1の処理後セルロース布帛重量の約0.1〜約2.5%の重量損 失を達成する、請求の範囲第4項記載の方法。 6.第2の処理が第1の処理後、セルロース布帛の重量の約0.2〜約2.0%の重 量損失を達成する、請求の範囲第5項記載の方法。 7.第1の処理および/又は第2の処理において用いられるセルラーゼが、属 フミコラ(Humicola)、トリコデルマ(Trichoderma)、マイロセシウム(Myrot hecium)、アスペルギルス(Aspergillus)又はボトリスチス(Botrytis)に属 する菌類から由来する、請求の範囲第1項記載の方法。 8.第1の処理および/又は第2の処理において用いられるセルラーゼが、種 H.ラヌギノサ(lanuginosa)、H.インソレンス(insolens)、H.グリセア(g risea)var.、サーモイデア(thermoidea)、T.ビリデ(virede)、T.ロンギ ブラチアタム(longibrachiatum)、 M.ベルカリア(verrucaria)、A.ニガー(niger)、A.オリゼ(oryzae)又は B.シネレア(cinerea)に属する菌類から由来する、請求の範囲第7項記載の方 法。 9.第1の処理および/又は第2の処理において利用されるセルラーゼが、属 バシラス(Bacillus)、セルロモナス(cellulomonas)、アエロモナス(Aeromo nas)、ストレプトマイセス(Streptomyces)、アクチノマイセス(Actinomyces )又はハイメノマイセテス(Hymenomycetes)に属する細菌から由来する、請求 の範囲第1項記載の方法。 10.第1の処理および/又は第2の処理において用いられるセルラーゼがエン ドグルカナーゼである、請求の範囲第1項記載の方法。 11.エンドグルカナーゼが、フミコラ インソレンス(Humicola insolens) 、DSM1800から由来する、請求の範囲第10項記載の方法。 12.セルロース布帛がタオルである、請求の範囲第1項記載の方法。 13.セルロース布帛がレーヨンである、請求の範囲第1項記載の方法。 14.セルロース布帛がビスコースである、請求の範囲第1項記載の方法。 15.各処理におけるpHが約4〜約9.5である、請求の範囲第2項記載の方法。 16.各処理における温度が約10〜約65℃である、請求の範囲第1項記載の方法 。 17.第1の処理における酵素用量がセルロース布帛1kg当たり約 100〜約40,0 00EGUである、請求の範囲第1項記載の方法。 18.第1の処理における酵素用量がセルロース布帛1kg当たり約200〜約20,00 0EGUである、請求の範囲第17項記載の方法。 19.第2の処理における酵素用量が、セルロース布帛1kg当たり約100〜約40, 000EGUである、請求の範囲第1項記載の方法。 20.第2の処理における酵素用量が、セルロース布帛1kg当たり約200〜約20, 000EGUである、請求の範囲第19項記載の方法。 21.各処理に対するインキュベーション時間が1分〜72時間である、請求の範 囲第1項記載の方法。 22.セルラーゼが遺伝子工学的に製造されたものである、請求の範囲第1項記 載の方法。 23.第1の処理後で第2の処理前に更にカッティングし次いでセルロース布帛 をソーイングして衣服にする、請求の範囲第1項記載の方法。 24.プロセスの両工程を連続繊維製造プロセスにおいて用いる、請求の範囲第 1項記載の方法。 25.プロセスの両工程がバッチ繊維製造プロセスで用いられる、請求の範囲第 1項記載の方法。 26.第1の処理を連続繊維製造プロセスで行い次いで第2の処理をバッチ繊維 製造プロセスで行う、請求の範囲第1項記載の方法。 27.セルラーゼ処理されたセルロース布帛の処理方法であって、セルロース布 帛の重量の約0.05〜約10.0%の重量損失を達成するため、セルラーゼを用いたセ ルロース布帛の第2の処理を含んでなる、前記方法。 28.第2の処理の前に更にカッティングし次いでセルロース布帛をソーイング して衣服にする、請求の範囲第27項記載の方法。
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