JPH08503632A - ゴルフボール・ディスペンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ゴルフボール・ディスペンサ１は固定ティー２１を有し、その上にボールかアーム２４によって配置される。アーム２４は垂直方向に動き、プレー中はティーの高さより低い位置にある。ボールを配置するためのアームの下向きの動作は、正確なボールの配置を繰り返し行うことができるように、モータ２６によって制動される。ボールを打ったことは振動センサ３０により検出され、次に制御装置２７によって次のボールの配置が開始される。ディスペンサ１は簡単な構造で、信頼性を有し、かつ使用が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】 ゴルフボール・ディスペンサ技術分野 本発明は、ゴルフ練習場でティーの上にゴルフボールを配置するためのゴルフ ボール・ディスペンサに関する。背景技術 このようなゴルフボール・ディスペンサは、英国特許明細書番号GB-A-2 061 7 37（エベール（Eberle））、米国特許明細書番号US3,966,213（ブラッドリー（B radley））、及びヨ一ロッパ特許明細書番号EP-Al-0 002 921（ルーフ（Looｆ） ）に記載されている。上述した英国特許明細書には、９０゜の範囲で可動なゴル フボール収納箱が記載されており、該収納箱にホッパから補充されるゴルフボー ルが保持される。前記ゴルフボール収納箱の端部には、僅かな重さで止め位置に 強制されるようにした回転ヘッドがある。前記回転ヘッドの動作によってゴルフ ボール収納箱の端部にある隙間が変化し、ティーの上にゴルフボールを供給する ことができる。上述した米国特許明細書には、往復動式のティー装置が記載され 、ゴルファーの支持プラットホームが設けられている。前記ヨーロッパ特許明細 書には、高い位置のマガジンと回転可能なキャリアとが記載され、該キャリアは 、その容器内に置かれたボールが該ボールの重量によりアームを回転させ、ボー ルをティーに送るように釣り合わせてある。これらの装置は、動作が比較的複雑 である点で不都合を生じると考えられ、かつ長期間に亘ってティーの上にボール を正確に配置するという点に於いて、特に信頼性に欠けるものと考えられる。別 の欠点は、 ボールをティーの上に載せるために、ゴルファーが前記装置を作動させることが 必要なことである。 米国特許番号US-A-4,741,537明細書には、ボールが必要な時にゴルファーがペ ダルを押すことによって作動するボール・ディスペンサへの重力式送出手段を有 するディスペンサ装置が記載されている。ディフレクションバー、くぼみ、スト ッププレート、及びばね付勢されたロッカアームによって、ゴルファーが前記ペ ダルを更に押し下げると、ボールが溝状の通路に入る。次にボールは、オリフィ スを有する別のくぼみに到達し、該オリフィスは前記ボールによって塞がれる。 その結果、前記オリフィスを通じて供給される空気に生じる正圧がボールの存在 を示し、ティーを上向きに移動させて、ボールをプレー位置に置く。従って、要 約すれば、ボールの配置はゴルファーによって（ペダルを押すことによって）開 始され、かつティーの制御は圧力の検知に応答して行われる。この構成は、多く の可動部品を使用する必要があることから非常に複雑である。 米国特許番号US-A-5,071,131明細書には、ゴルファーが架台を押すことによっ て作動するティー装置が記載されている。ケーブル、プーリ及びピボットアーム からなる構造が作動して、受取り部が急激な動作で上方に移動し、ボールを軌道 内に進ませる。この軌道は、垂直な平而内で回転し、かつ作動位置にある時に、 ボールがそれよりも大きな直径を有する座の中に転がってティーの上に落下し得 るようにした第２の軌道に連絡している。次に、第２の軌道は、上方に邪魔にな らない位置に回転する。この装置も同様に非常に複雑であり、製造及び保守が困 難であると思われる。更に、この装置は、僅かな距離であるとはいえ、ボールを ティーの上に落下させなければならないことから、特に有効であるとは考えられ ない。 米国特許番号US-A-5,096,200明細書には、水平な平而内で回転するボール搬送 アームを末端に有する複雑な機構のティー装置が開示されている。前記装置が適 正に作動していることを確認するように明確に、ボールがティー上にあるかどう かを赤外センサが検知する。 米国特許番号3,901,515明細書には、軌道へのボールの供給を制御するため、 及び上方位置と下方位置との間でティー・プラットホームを動かすために、マイ クロスイッチとモータとを用いたティー装置が記載されている。前記ティー・プ ラットホームは、ボールを打つと第２の位置に傾いてマイクロスイッチに接触し 、該スイッチによりモータが該プラットホームを落下させるように釣り合わせて ある。この装置は、上述した他の多くの従来装置よりも幾分簡単であるが、相当 複雑なティーの支持プラットホーム装置が必要である。更に、ボールを打った時 にこれを感知する構成が、前記プラットホームの釣り合わせに依存し、かつマイ クロスイッチ及びモータ、並びに関連する電気・機械部品の動作を修正する。発明の開示 本発明は、比較的簡単な構造を有する改良されたゴルフボール・ディスペンサ を提供することを目的とする。本発明の別の目的は、長期間に亘るディスペンサ の動作の信頼性を向上させることにある。本発明の更に別の目的は、ディスペン サを多目的化し、携帯可能な独立型のユニットとして又は一体構造のシステムの 一部分として使用できるようにすることである。また本発明の別の目的は、ディ スペンサをゴルファーがより便利に使用できるようにすることである。 本発明によれば、ゴルフ練習場のティーのためのゴルフボール・ディスペンサ であって、ボール収納容器と、該収納容器からボールを受け取 りかつ該ボールを、その端部付近の静止位置に導く配置手段と、該配置手段と前 記ティーとを相対的に動かしてボールが前記ティーの上に配置されるようにし、 かつ前記配置手段と前記ボールとを分離させて該ボールを使用状態に置くための 手段からなる制御装置とを備え、 前記配置手段が、概ね垂直方向に動き、下方へ動く際にボールを前記ティーの 上に配置することができるアームからなることを特徴とするゴルフボール・ディ スペンサが提供される。 このように単純な下向きの動作でボールを配置することによって、前記ディス ペンサの構成を簡単にし、かつ動作の信頼性を向上させることができる。 或る実施例では、前記ディスペンサが、ティー上のボールの存在を検出するた めに前記制御装置に接続された検出器を更に備え、かつ前記制御装置が、ティー からボールが打ち出されたことを前記検出器によって感知した後に、該ティーの 上に新しいボールを自動的に配置させるようにするための手段を更にを備える。 これによって、プレイヤーが次のボールを打つ準備をしている間に、次のボール が自動的に配置されるようにすることができる。 前記検出器は、前記ティーの振動を検出するように設けられた振動センサとす ることができる。これは、誤ったトリガ信号が発生する虞れがない点で、特に信 頼性の高い構成である。前記振動センサは、前記ティーの支持プレート上に取り 付けることかできる。 前記制御装置が、前記振動センサに接続されたパルスタイマからなると好都合 である。これは、出力信号を区別する有効な手段である。 前記検出器は、別の実施例では光センサのような放射線センサとすることがで きる。このようなセンサは一般に使用されており、かつ廉価である。 別の実施例では、前記制御装置が、ボールの配置後にゴルフマットの高さより 低い下方の非作動位置に前記アームを動かすための手段からなり、ボールを配置 する一回のサイクルには、前記非作動位置に向けて下方へ移動した後にアームが 上方へ移動し、ボールを受け取ることが含まれる。この構成は、アームの単なる 上下のサイクル動作があるだけで、非常に簡単である。 前記アームは、モータによって作動させることができ、該モータは、前記アー ムの下向きの動作を制動するために電流リミッタ要素を備えることができる。こ れは、信頼性のあるボールの配置を向上させるのに役立つ。 別の実施例では、前記収納容器が収納シュートからなり、前記アームが、主遮 断手段の制御下に於いて前記ボールを受け取るために前記シュートと整合するよ うに動かすことができる。前記主遮断手段は、前記アームに取り付けられ、かつ それと共に動くことかできる。更に別の実施例では、前記ディスペンサが、一度 に２個以上のボールが前記収納シュートから前記アームに供給されることを防止 するために設けられた補助遮断手段を備え、該補助遮断手段が、前記アーム上に 設けられ、かつそれと共に動くようになっている。これらは極めて簡単な構成で ある。 本発明の別の側面によれば、ボール収納容器と、該ボール収納容器からボール を受け取り、かつ該ボールを固定されたティーの上に配置するための配置手段と 、該配置手段の動作を指示する制御装置とからなり、 前記固定ティー上のボールの存在を検出するために前記制御装置に接続された ゴルフボール検出器を更に備え、かつ前記制御装置が、前記ティーからボールが 打ち出された時に前記固定ティーの上に新しいボールを自動的に配置するための 手段を更に有することを特徴とするゴルフボール・ディスペンサが提供される。 検出器は、固定されたティー上のボールを検出するように設けられているので 、非常に簡単化することができ、かつ容易に動作の信頼性を高めることができる 。ティーが動く場合には、その動作及び様々な位置によって、おそらくは振動が 発生し、誤った信号を出力させる虞れがある。 或る実施例では、前記検出器が、ティーの支持部に取り付けられた振動センサ からなる。或る実施例では、前記振動センサが、前記制御装置のパルスタイマ回 路に接続され、前記制御装置が、事前に設定された数のパルスを検出するとボー ルの配置を指示するための手段からなる。 好適には、前記配置手段が、下向きに動く際にボールを前記ティーの上に配置 するように概ね垂直方向に動くアームからなる。図面の簡単な説明 以下に本発明について、添付図面を参照しつつ、単なる例示として幾つかの実 施例を用いて詳細に説明する。 第１図は、本発明のゴルフボール・ディスペンサをその容器を省略して上方か ら示す斜視図である。 第２図は、前記ディスペンサをその容器と共に示す斜視図である。 第３図は、ボール収納容器の別の構成を概略的に示す図である。 第４図及び第５図は、非作動位置にある前記ディスペンサをそれぞれ示す側面 図及び正面図である。 第６図及び第７図は、それぞれ作動時の前記ディスペンサを示す側面図及び正 面図である。 第８図は、前記ディスペンサの制御装置を示す回路図である。発明を実施するための最良の形態 添付図面には、本発明のゴルフボール・ディスペンサが、参照符号１ を付して示されている。ディスペンサ１は、出口５を有する下部４内に重力の作 用でゴルフボールを送給するためにボールの転がり通路３を有する上部２を有す るボール収納容器２０を備える。下部４の中には、前記ディスペンサの機構部分 が収容されている。 又、ディスペンサ１は、そのベースプレート２２上に取り付けられたゴルフの ティー２１を備える。収納容器２０からボールを受け取るために、収納シュート ２３が設けられ、そこからゴルフボールが、支持部２５上に於いて垂直方向に移 動するアーム２４上に送られる。アーム２４の端部は、湾曲したゴルフボールの 座を形成しており、アーム２４が下方の非作動位置にある時に、ティー２１を囲 繞するようになっている。アーム２４は、制御装置２７により制御されたモータ ２６によって垂直方向に動作させることができる。モータ２６が、フライホイー ル２８を駆動し、それかコネクチングロッド２９を駆動し、それか次に支持部２ ５を垂直方向に移動させる。 モータ２６及び制御装置２７のための電力は、第１図に於いて破線で示される バッテリ３１によって、又は主電源によって供給される。 第４図乃至第７図に最もよく示されるように、支持部２５は、それが上方位置 にある時に収納シュート２３の端部と整合するように移動可能な開口３５を有す る。収納シュート２３の主遮断手段は、第５図に最もよく示されるロッド３６か らなる。これによって、支持部２５が下方の非作動位置にある時に、シュート２ ３からアーム２４へのボールの送出が防止される。又、支持部２５には補助遮断 手段３７か取り付けられており、その機能は、一度に２個以上のボールがアーム ２４に供給されることを常に防止することである。 デイスペンサ１の重要な部分は、ゴルフボールを打つことによって生じるティ ー２１の振動を検出するために、ベースプレート２２上に設け られた振動センサ３０である。このセンサ３０は、警報システムのドアや窓の振 動を検出するタイプのものである。 第８図には、制御装置２７及びそれに接続された様々な電気部品の回路図が示 されている。先の図面に関連して説明した部分に類似する部分は、同じ参照符号 を付して表示する。支持部２５の上方位置への動作を検出するために、マイクロ スイッチ４０が取り付けられている。前記マイクロスイッチが発熱によって「焼 き切れる」ことを確実に防止するために、１００ＫΩの抵抗Ｒ６が設けられてい る。制御装置２７は、振動センサ３０及びマイクロスイッチ４０からの入力を受 け取るパルスタイマ４１からなる。−Ｔピンに１２Ｖを供給することによって、 センサ３０は閉位置で作動することができる。パルスタイマ４１のピン６に於け る出力は、リレー４４に接続されたトランジスタ４３を有するスイッチ回路４２ に接続されている。スイッチ回路４２の出力端子４５は、モータ２６に接続され ている。４７マイクロファラッドの遅延コンデンサがマイクロスイッチの接点Ｔ ４に接続され、スプリアス信号がタイマ４１に送られて、ボールが必要なことを 知らせるのが早過ぎることがないようにしている。 ボール収納容器２０の代わりに、本発明のディスペンサは、第３図に参照符号 ５０を付して示されるような螺旋状の収納容器を用いることができる。収納容器 ５０は、円筒状の支持部５１からなり、その周囲に螺旋状に構成したシュート５ ２が設けられている。ゴルフボール５３は、図示されるように重力によってシュ ート５２内を転がる。 使用時には、ディスペンサ１をゴルフ練習場の１つの区画に、そのアーム２４ が、第２図に示すような非作動位置にある時にゴルフマットの高さから下に凹む ように、配置する。ディスペンサ１は、当然ながら、ゴルファーが立つべき位置 から見てティー２１の反対側に配置される。 前記ディスペンサは、独立形式で作動させることができ、又はより大きなシステ ムに一体的に組み込むことができ、そのような場合には補給されるボールの数を 一元的に制御することができる。 ゴルフボールは、収納容器２０から収納シュート２３内に送給される。前記ボ ールは、遮断手段３６が所定位置にあるので、収納容器２３から転かり出ること ができない。制御装置２７を作動させると、モータ２６が作動して、第１図に示 されるようにフライホイール２８を時計方向に回転させる。フライホイール２８ が回転すると、支持部２５がその上方位置に到達したことを、マイクロスイッチ ４０が閉状態に変化することによって検出し、それによりパルスタイマ４１にパ ルスを送ってそれをリセットさせるまで、アーム支持部２５を垂直方向に動かす 。これによって、モータ２６は、開口３５が収納シュート２３と整合する位置で 停止する。第６図及び第７図に最も良く示されるように、主遮断手段３６が邪魔 にならない位置にある間、補助遮断手段３７によって、２番目及びその後の全て のボールが収納シュート２３内に転がることが防止される。 収納シュート２３内にあった最初のボールは、第６図に示されるようにアーム ２４上を転がり、アーム２４の端部に設けられた湾曲した前記座に到達する。そ して、前記ボールはティ−２１の直ぐ上方に配置される。前記モータが停止する と、フライホイール２８が反時計方向に、アーム２４に制動力を付与して重力に より落ちることを防止するように回転する。この制動作用は、電流リミッタとし て作動するモータ２６の前記接点上のダイオードによって行われる。アーム２４ がゆっくりと下向きに移動することによって、ボール５３はアーム２４の端部に 到達することができ、かつアーム２４が下向きに移動する際に、前記ボールをテ ィー２１上に確実に配置することができる。 次にゴルファーがティー２１からボール５３を打つと、それによってティー２ １にある程度の振動が生じる。この振動が振動センサ３０によって検出される。 振動センサ３０から送られたパルスは、タイマ４１によって計測され、十分な振 動が検出された場合には信号をピンＰ６に出力する。この信号がトランジスタ４ ３をオン状態にし、それが次にリレー４４を動かして、１２ボルトのＤＣ電源が モータの接点４５に印加されるようにする。これにより前記モータが作動して、 フライホイール２８を時計方向に回転させ、前記サイクルを繰り返し行う。この ように、ゴルファーが次のショットを打つためにスタンスを決める時までに、ゴ ルファーからの入力を何ら必要とすることなく、ボールが前記ティー上に配置さ れる。 本発明の別の重要な利点は、従来のゴルフ練習場のティーを使用できることで ある。アーム２４の上方位置と下方位置との間に於ける垂直動作が極めて簡単で あり、従って本発明のディスペンサが使用上高い信頼性を有することが理解され る。又、前記主及び補助遮断手段双方がアーム２４の支持部２５に設けられ、従 って全部品が一体的に移動することから、ボールをアーム２４上に送出するため の構成が、極めて簡単であることが分かる。これによって、本実施例では唯１個 のアクチュエータ、２即ちモータ２６のみの使用か可能になる。これらの本発明 の特徴は、自動ティー装置への第１の要求が低コストと信頼性であることから、 特に重要である。実際、発明者達は、従来技術による装置が一般に使用されてい ない理由は、その複雑さ及び明らかな信頼性の欠如によって説明されると考えて いる。 又、検出器を用いてゴルフボールを打ったことを検出することによって、ゴル ファーが新しいボールを打とうと思う度に装置を作動させなければならない必要 性を排除できることが分かる。ティーが所定位置に固 定されているので、（上述した実施例のような）振動センサ、又は適当なタイプ の放射線センサのような比較的簡単なボール検出器を信頼性をもって用いること ができる。又、この特徴によって、製造コストの低減、及び動作に於ける信頼性 の向上が得られる。 本発明は、上述した実施例に限定されるものではない。例えば、ボールを打つ 時を検出するために別の検出器を使用することか考えられる。例えば、前記検出 器は、超音波センサ、光センサ、又は実際には電磁センサのような放射線センサ で構成することができる。前記検出器は、固定されたティーに於けるボールの存 在を検出すればよいだけであるから、広範囲に使用されている簡単かつ廉価な検 出器を信頼性をもって用いることができる。しかしながら、振動センサは、誤っ た信号を送る可能性が極めて小さいこと、及びその関連する回路が安価で信頼性 があることから、特に有利である。 別の実施例では、前記アームが、ボールの配置後にゴルフマットの高さから下 の位置に移動しないようにすることが考えられる。例えば、前記アームの端部に 開口を設けて、横方向に邪魔にならない位置に移動し得るようにすることができ る。又、前記アームを動かすために空気式又は油圧式システムのような異なるア クチュエータを用いることが考えられる。更に、前記アームが１度に２個以上の ボールを保持し、実際上シュートとして機能し、最初のボールがティーの上に配 置された後の位置に次のボールがそれぞれ移動するようにすることが可能である 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＫ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ， ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ゴルフ練習場のティーのためのゴルフボール・ディスペンサであって、 ボール収納容器と、 前記収納容器からボールを受け取りかつ該ボールを、その端部付近の静止位置 に導く配置手段と、 前記配置手段と前記ティーとを相対的に動かして前記ボールが前記ティーの上 に配置されるようにし、かつ前記配置手段と前記ボールとを分離させて該ボール を使用状態に置くための手段からなる制御装置とを備え、 前記配置手段が、概ね垂直方向に動き、下方へ動く際にボールを前記ティーの 上に配置することができるアームからなることを特徴とするゴルフボール・ディ スペンサ。 ２．前記ティー上のボールの存在を検出するために前記制御装置に接続された検 出器を更に備え、かつ前記制御装置が、前記ティーからボールが打ち出されたこ とを前記検出器によって感知した後に、前記ティーの上に新しいボールを自動的 に配置させるようにするための手段を更に備えることを特徴とする請求項１記載 のディスペンサ。 ３．前記検出器が前記ティーの振動を検出するように設けられた振動センサであ ることを特徴とする請求項２記載のディスペンサ。 ４．前記検出器が、前記ティーの支持プレートに設けられていることを特徴とす る請求項３記載のディスペンサ。 ５．前記制御装置が、前記振動センサに接続されたパルスタイマからなることを 特徴とする請求項３又は請求項４記載のディスペンサ。 ６．前記検出器が放射線センサであることを特徴とする請求項２記載の ディスペンサ。 ７．前記放射線センサが光センサであることを特徴とする請求項６記載のディス ペンサ。 ８．前記制御装置が、ボールの配置後にゴルフマットの高さより低い下方の非作 動位置に前記アームを動かすための手段からなり、ボールを配置する一回のサイ クルが、前記非作動位置に向けて下方へ移動した後にアームが上方へ移動し、ボ ールを受け取ることを含むことを特徴とする請求項１乃至請求項７いずれか記載 のディスペンサ。 ９．前記アームがモータによって作動することを特徴とする請求項１乃至請求項 ８のいずれか記載のディスペンサ。 １０．前記モータが、前記アームの下方への移動を制動するための電流リミッタ 要素を有することを特徴とする請求項１乃至請求項９のいずれか記載のディスペ ンサ。 １１．前記収納容器が収納シュートからなり、前記アームが、主遮断手段の制御 下に於いて前記ボールを受け取るために前記シュートと整合するように動かすこ とができることを特徴とする請求項１乃至請求項１０のいずれか記載のディスペ ンサ。 １２．前記主遮断手段が、前記アームに設けられかつそれと共に動くことを特徴 とする請求項１１記載のディスペンサ。 １３．一度に２個以上のボールが前記収納シュートから前記アームに供給される ことを防止するために設けられた補助遮断手段を更に備えることを特徴とする請 求項１１又は請求項１２記載のディスペンサ。 １４．前記補助遮断手段が、前記アーム上に設けられ、かつそれと共に動くこと を特徴とする請求項１３記載のディスペンサ。 １５．ゴルフ練習場のためのゴルフボール・ディスペンサであって、 ボール収納容器と、 前記ボール収納容器からボールを受け取り、かつ該ボールを固定されたティー の上に配置するための配置手段と、 前記配置手段の動作を指示する制御装置とからなり、 前記固定ティー上のボールの存在を検出するために前記制御装置に接続された ゴルフボール検出器を更に備え、かつ前記制御装置が、前記ティーからボールが 打ち出された時に前記固定ティーの上に新しいボールを自動的に配置するための 手段を更に有することを特徴とするゴルフボール・ディスペンサ。 １６．前記検出器が、前記ティーの支持部に設けられた振動センサからなること を特徴とする請求項１５記載のディスペンサ。 １７．前記振動センサが、前記制御装置のパルスタイマ回路に接続され、前記制 御装置が、事前に設定された数のパルスを検出するとボールの配置を指示するた めの手段からなることを特徴とする請求項１６記載のディスペンサ。 １８．前記配置手段が、概ね垂直方向に動き、下向きに動く際にボールを前記テ ィーの上に配置するアームからなることを特徴とする請求項１５乃至請求項１７ のいずれか記載のディスペンサ。 １９．実質的に添付図而に記載され、かつ図面に関連して上述した構成のディス ペンサ。