JPH08503292A - 高温ガスの冷却方法および装置 - Google Patents

高温ガスの冷却方法および装置

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JPH08503292A
JPH08503292A JP6511761A JP51176194A JPH08503292A JP H08503292 A JPH08503292 A JP H08503292A JP 6511761 A JP6511761 A JP 6511761A JP 51176194 A JP51176194 A JP 51176194A JP H08503292 A JPH08503292 A JP H08503292A
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アルパラティ,オルリ
イコネン,オシ
ヤーンティ,アルト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は溶融炉の排出ガスを冷却する方法および装置に関する。この方法は、炉胸(3)が垂直であり、排出ガスが炉天井の出口を通されて、炉上方の壁部を経て排出ガスからの熱回収を行わずに冷却装置へ送られるような炉構造に関する。排出ガスは2段階で冷却され、第1段階では循環質量体による冷却器(1)で間接冷却され、次ぎに廃熱回収ボイラーで冷却される。本発明による装置において、炉上方の垂直炉胸は質量体循環式冷却器に連結され、この冷却器は炉および(または)炉胸に並んで配置された廃熱回収ボイラーに連結される。

Description

【発明の詳細な説明】 高温ガスの冷却方法および装置技術分野 本発明は、溶解炉のような溶融炉からの排出ガスを冷却する方法および装置に 関する。この方法は、垂直炉胸(shaft)を有し、炉の排出ガスが炉天井に 設けられた出口を通して排出される炉構造に関する。 本発明は、硫化金属の精錬処理のような金属精錬所における排出ガスから熱を 回収することに特に良く応用できるが、高温の汚れやすいガスを冷却しなければ ならないか、冷却することが望ましく、また水冷面がリスクを与えるような他の 処理にも応用できる。背景技術 典型的に、金属精錬所の排出ガスは1100〜1400℃の高温ガスであり、 それらのガスには固体粒子、すなわち一部溶融した状態の塵、および冷却時例え ば200〜400℃まで低下されると凝縮して固相になるガス成分が含まれてい る。 通常、この種の処理で生じる排出ガスの処理は、最初に、飽和したしばしば過 熱された蒸気を発生させる廃熱回収ボイラーで冷却され、この廃熱回収ボイラー に続いて、例えば電気フィルタで固体粒子をガスから分離して、構成される。製 錬所では、蒸気ボイラーの使用はプラントの需要を満たし、売ることもできるよ うに蒸気タービンで発電できることに基づいている。 殆どの硫化金属の溶解処理には溶解炉構造が使用されており、この構造におけ る排出ガスの排出は、炉天井に設けられた開口を通して上方へ最も容易且つ簡単 な方法で行われている。米国特許第4087274号明細書は、排出ガスが炉天 井に設けられた開口を経て排出される溶解炉を開示している。 しかしながらこの構造は、蒸気ボイラーすなわち第1の熱面が溶解炉の直接的 に上方に構成されて炉天井に備えられた開口から上方へ延在される場合には、リ スクを伴う。蒸気ボイラーチューブの破裂が水漏れを引き起こし、これは水漏れ 箇所からの噴出水が精錬物まで流下すると溶解炉が爆発するリスクを生じる。 上述した問題を解決するために、炉の頂部に配置されるボイラーは過熱器を備 えることができる。これらの熱面を流れる媒体は蒸気であり、炉上方に位置する 部分は蒸気の過熱器として作用する。リスクの一層大きな熱面すなわちボイラー 水を収容する蒸発器は、精錬物から偏倚して直接上方とならないように配備され る。しかしながら実際には、この形式の構造は不可能である。何故なら、例えば ガス冷却における最大の問題は塵が熱面に付着して、これは表面が詰まりを生じ る傾向を示し、この詰まりが伝熱抵抗を増大するからである。表面温度の上昇は この現象を強め、それ故にこの形式のボイラーの熱面は通常はできるだけ高い冷 却効率を与えるように、また高温の過熱面ではなく飽和蒸気を発生させる蒸発面 として作用するように設計される。ある種の応用例で必要とされるならば、この 形式のボイラーで発生された蒸気は蒸気タービンに至る前に別の過熱ボイラーに て過熱される。この応用例の他の欠点は、考慮される蒸気圧力(すなわち100 バール未満)では、蒸発のための熱エネルギーに較べて過熱のための熱エネルギ ーがかなり小さく、過熱だけでは炉上方に配置されたボイラー部分における適当 な冷却を達成することに不十分であるという事実である。他方、100バールを 超える蒸気圧力の使用は、例えば洗浄の観点から、蒸発器の温度が上昇しすぎる ことを生じる。 精錬所に使用されている従来のボイラー構造は、溶解炉の側に配置された水平 ボイラーであり、これにより水漏れで生じる爆発のリスクを回避している。同様 なボイラー構造が米国特許第4073645号に開示された精錬処理に使用され ている。この構造は良好に作動することは立証されたが、ボイラー構造が高価で 空間占拠が大きく、したがって全体としてこの種の技術の使用は排出ガスからの 熱回収の経済性を損なう。発明の説明 本発明の目的は、上述方法および装置に比較して精錬炉または燃焼路の排出ガ スからの熱回収を改良した方法および装置を提供し、また特に作動の安全な構造 を提供することである。 本発明の他の目的は、排出ガスからの熱回収の経済的な方法を提供することで あり、この方法において高温ガスの熱は最適に使用され、排出ガス温度はガス冷 却に必要なレベルにまで低下される。したがってこの構造は、例えば700〜2 000℃から400〜700℃までの冷却処理での伝熱が輻射を主とする従来の 水平ユニットよりも効率的である。 本発明の目的を達成する本発明の方法は、ガスが炉上方の壁部を介して熱回収 されることなく冷却装置へ導かれることを、特徴とする。排出ガスは2段階で冷 却され、第1段階は質量体循環式の冷却器による間接冷却である。その後、この 冷却されたガスは廃熱回収ボイラーで更に冷却されるのであり、このボイラーで ガスの熱はボイラーの蒸発熱交換器にて水を蒸発させて回収される。 循環質量体の混合室におけるガス冷却時に排出ガスから循環質量体へ伝熱され た熱は、別個の空間内に形成された流動床冷却器内での熱交換によって循環質量 体から適当媒体に伝熱させることに利用される。これらの熱交換器は、廃熱回収 ボイラーの対流部と同様な水/蒸気循環部に連結され得る。 質量体循環式冷却器におけるガスの冷却は、炉胸上方に配置された混合室およ び上昇管(ライザー)と称される立設された導管が廃熱回収ボイラーの対流部の ボイラー面と同様な水/蒸気循環部に連結された加圧伝熱面を有してはいないが 、その構造が内面を耐火材で内張りされることが必要とされるならば実質的に非 冷却式である冷却器において行われることが好ましい。混合室に続く立設導管内 に配置された冷却されないか少なくとも部分的に冷却されたサイクロン分離器で 分離された循環質量体は、炉の排出ガスから分離された循環質量体が別の流動化 ガスによって流動化されている流動床冷却器内へ落下する。この流動床冷却器に おいて、ボイラー面は冷却部材として作用し、これにより循環質量体が保有する 熱は如何なるリスクも生じないでこれらの冷却部材の内部を流動する媒体に伝達 される。本発明の方法によれば、安全性のリスクを生じる炉胸上方の熱面は流動 床冷却器内に配置されて、如何なるリスクも生じないで熱を回収できる。流動床 冷却器の設計は、大部分の冷却がボイラー面で行われるようにさせる一方、熱の ほんの一部だけが流動化ガスで行われるようにする。冷却された循環質量体は、 流動床をオーバーフローして連結導管を経て混合室へ戻されることが好ましく、 この混合室には冷却器の殆ど全ての流動化ガスが送られる。 本発明の目的を達成するために、本発明の装置は、炉上方に配置されて底部を 経て炉と連通された垂直炉胸が質量体循環式冷却器に連結されて炉からの排出ガ スを冷却するようになされて、加圧伝熱媒体を収容した伝熱面は炉の排出ガス排 出開口の上方に全く配置されないことを特徴とする。質量体循環式冷却器は炉お よび(または)炉胸の横に配置された発熱回収ボイラーに更に連結されることが できる。炉胸と発熱回収ボイラーとの間に配置された固体物質循環装置は、 排出ガスと循環質量体とを互いに効率的に接触させるために炉胸上方に配置さ れている循環質量体用の混合室と、 立設導管と、 排出ガスから加熱された循環質量体を分離する分離器と、 混合室およびそれに続く手段において加熱された循環質量体を冷却するための 流動床冷却器と、 混合室、分離器および流動床冷却器の間で循環質量体を一層する手段とを含ん で構成される。 本発明による質量体循環式冷却器は、炉の頂部に備えられた垂直炉胸上方に配 置される。廃熱回収ボイラーはこの炉胸または炉胸と並んで配置されることが好 ましい。典型的に400〜700℃の温度を有する混合室または炉胸の内部には 、伝熱媒体を収容する加圧伝熱面は全く配置されず、したがって混合室は上述し たように経済的に且つリスクを生じることなく配置される。ボイラー面を収容し た対流部はこのように配置されるので、伝熱媒体を収容する手段の伝熱面が破裂 して、この結果として伝熱媒体が漏れ出た場合に、この伝熱媒体は溶融物質と接 触できないのであり、このことが爆発のリスクを排除する。 本発明による循環質量体による冷却は排出ガスが混合室に達するまでに700 〜2000℃の温度から十分に低い温度、例えば350〜900℃、好ましくは 400〜700℃の温度となるまで冷却し、ガスに含有されている溶融固体物質 を固相に凝縮させる。これは、混合室内で高温ガスと、典型的には250〜40 0℃の温度にある冷却された循環質量体とを混合することで行われる。したがっ て、ガスに含有される塵は周囲表面に付着せず、詰まりの危険性を生じることは ない、すなわち冷却されるべきガス中に含有された塵が少なくとも部分的に溶融 状態である温度範囲を超えてガスがこの混合段階において冷却される。 固体物質の循環に基づく本発明による他の排出ガス冷却装置は、例えば循環式 流動床反応装置の速度範囲、すなわち固体粒子の密度および寸法に応じて2〜2 0m/秒の速度範囲で作動できる。この速度範囲は、例えば循環質量体の保持時 間を延長、すなわち反応室内での塊状集積化による粒径増大が必要なときに有利 である。循環式流動床反応装置の速度範囲に加えて、本発明の他の見地は速度を 10〜30m/秒に速めて空気による一層を考慮することである。これにより、 流動は滑らかとなって圧力のパルス化が排除されることになり、これは溶解炉の 作動のために非常に重要なことである。多くの溶解炉は大気圧未満の圧力下で作 動され、その作動制御は炉内で非常に小さな圧力変動、例えば設定値の±100 Paまたはそれ以下の偏差しか許容しない。空気一層速度範囲で作動されるとき 、質量体循環式冷却器およびサイクロン出口にわたるガスの圧力損失は実質的に 低下して、このことは電力消費に著しい節約をもたらす。 本発明により与えられる主な利点は、溶解炉の炉胸頂部に安全性のリスクを生 じるボイラー面が全くなく、これにより装置の安全性は著しく改善されるという ことである。第1に装置の有効性は、ボイラー面での漏れが生じた場合にボイラ ーと連結された装置においてのみ対策を講じることを必要とするが、他の器具は 全く必要とせずに一層の費用節約をもたらす。 循環質量体で排出ガスを間接的に冷却する本発明の構造で与えられる他の利点 は、流動床冷却器における伝熱効率が従来の廃熱回収ボイラーの輻射面における よりも約5〜10倍も高く、このことは熱を供給するガスと熱を受け取る表面と の間の温度差が小さい場合ですら必要伝熱面積を小さくするということである。図面の簡単な説明 本発明は添付図面を参照して以下に更に詳しく例を挙げて設計される。図面に おいて、 第1図は排出ガスを冷却する本発明の実施例を概略的に示し、および 第2図は排出ガスを冷却する本発明の他の実施例を概略的に示している。本発明を実施する態様 第1図は溶解炉からの排出ガスを冷却する装置を示している。排出ガスは質量 体循環式の冷却器1で冷却され、その後この冷却されたガスは例えば炉の対流部 2へ送られる。質量体循環式冷却器1は溶解炉の炉胸3の上方に備えられている 。排出ガスは炉胸を経て質量体循環式冷却器を通り、更に廃熱回収ボイラーを通 して第2冷却段階へ流される。 排出ガスの流れの方向において、第1図の質量体循環式冷却器1の第1の部分 は混合室4であり、その中で700〜2000℃の温度を有して炉胸3から上方 へ向かって流れるガスは、流動床冷却器から導かれた循環質量体と接触して混合 される。ガスおよび循環質量体の混合温度が典型的に400〜700℃まで低下 する混合室から、ガスおよび固体物質の混合流は立設導管5を経てサイクロン分 離器6へ流れる。この段階において、炉を出た高温ガスは、その熱の一部を循環 質量体に伝熱し、その伝熱面を汚しやすい成分が問題を生じなくなるほど十分に 冷却されるように処理される。循環質量体はサイクロン6の内部でガスから分離 され、ガスはサイクロンから次の冷却段階へ、すなわち廃熱回収ボイラーの対流 部2へ送られる。サイクロン6にてガスから分離された固体物質は流動床冷却器 7へ移送され、この流動床冷却器には流動化ガスが手段8によって導かれる。伝 熱手段9は流動床に備えられ、冷却部材として作用するとともに、廃熱ボイラー の対流部のボイラー面と同じ水/蒸気装置に連結されることができる。この流動 床冷却器から、典型的に250〜400℃まで冷却された循環固体物質は連結導 管10の中を混合室へ落下する。混合室への循環質量体の戻りは他の周知の方法 で行うこともできる。流動化空気は主に混合室へ送られる。何故なら、流動化空 気が本質的に混合室へ向けて強制されることを保証するために、また混合室から 流動床冷却器を経てサイクロンへのブロースルーが生じないことを保証するため に、ガスシール11例えばL曲管が分離サイクロンと流動床冷却器とQ間に備え られることが好ましく、または流動床冷却器自体が手段例えば隔壁12を備える ことが好ましいからである。 第2図は、流動床冷却器が溶解炉の下方に配置された応用例に関する本発明の 実施例を示す。 第2図の実施例において、排出ガスの流動床において質量体循環式冷却器1の 第1の部分は混合室4であり、この混合室内で700〜2000℃の温度を典型 的に有して炉胸3から上方へ向かって流れるガスは、固体物質容器13から導か れた循環質量体と接触して混合される。ガスおよび循環質量体の混合温度が典型 的に400〜700℃まで低下する混合室から、ガスおよび循環固体物質の混合 流は立設導管5の中を上方へ向けてサイクロン分離器6へ流れる。この段階にお いて、炉を出た高温ガスは、その熱の一部を循環質量体に伝熱し、その伝熱面を 汚しやすい成分が問題を生じなくなるほど十分に冷却されるように処理される。 サイクロン6において、循環質量体はガスから分離され、ガスは次の冷却段階へ 、すなわち廃熱回収ボイラーの対流部2へ送られる。サイクロン6にてガスから 分離された固体物質は流動床冷却器7へ移送され、この流動床冷却器には流動化 ガスが手段8によって導かれる。伝熱手段9は流動床に備えられて冷却部材とし て作用し、廃熱ボイラーの対流部のボイラー面と同じ水/蒸気装置に連結される ことができる。この流動床冷却器から、典型的に250〜400℃まで冷却され た循環固体物質は、流動床をオーバーフローして連結導管10の中を移送装置1 4へ流れ、この移送装置が固体物質を固体物質容器13へ戻すのである。この実 施例では、流動化空気は分離器15および導管16を経て廃熱回収ボイラーへ導 かれる。工業的応用性 本発明は現在のところ最も現実的で好ましいとされる実施例においてここに図 示し説明したが、当業者には本発明の範囲内で多くの改良がなし得るのであって 、この範囲は全ての等価の構造および方法を包含するように添付される請求の範 囲の広義の解釈によらねばならないことは明白となろう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月18日 【補正内容】 請求の範囲 1.垂直な炉胸(13)を経てガス冷却手段へガスが送られ、また熱が炉の排 出ガスから例えば飽和蒸気または過熱蒸気として回収されるようになされる溶解 炉のような溶融路からの排出ガスを冷却する方法であって、 炉上方の壁部を経て熱を回収されることなくガスが冷却手段へ送られ、 排出ガスの熱は2段階で回収され、第1段階では熱は質量体循環式冷却器(1 )により流動床(7)で間接的に回収され、第2段階では熱は廃熱回収ボイラー の加圧蒸気として回収され、 ガス冷却時に循環質量体に伝熱された熱は、循環固体物質がガスと接触される までに固体物質の循環路内に配置された流動床冷却器(7)で回収されることを 特徴とする排出ガスの冷却方法。 2.請求項1に記載の方法であって、循環質量体が保有する熱は流動床冷却器 (7)において熱交換器(9)で媒体に伝熱されることを特徴とする排出ガスの 冷却方法。 3.請求項2に記載の方法であって、熱交換器(9)が廃熱回収ボイラーと同 じ水/蒸気循環路に連結されたことを特徴とする排出ガスの冷却方法。 4.請求項1に記載の方法であって、排出ガスが混合室(4)および質量体循 環式冷却器(1)の立設導管(5)で約300〜900℃の温度にまで冷却され ることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 5.請求項4に記載の方法であって、排出ガスが混合室(4)および質量体循 環式冷却器(1)の立設導管(5)で約400〜700℃の温度にまで冷却され ることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 6.請求項1に記載の方法であって、循環質量体が質量体循環式冷却器(7) で約250〜400℃の温度にまで冷却されることを特徴とする排出ガスの冷却 方法。 7.請求項1に記載の方法であって、排出ガスの温度が質量体循環式冷却器( 1)の混合室(4)に流入するとき約700〜2000℃であることを特徴とす る排出ガスの冷却方法。 8.請求項1に記載の方法であって、循環質量体が炉胸(3)上方で高温排出 ガスと混合されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 9.請求項1に記載の方法であって、循環質量体がサイクロン分離器(6)に より立設導管(5)の頂部でガスから分離されることを特徴とする排出ガスの冷 却方法。 10.請求項1に記載の方法であって、冷却された循環質量体がオーバーフロ ーして流動床冷却器(7)の混合室(4)へ戻されることを特徴とする排出ガス の冷却方法。 11.請求項1に記載の方法であって、冷却された循環質量体が移送装置(1 4)により質量体循環式冷却器(1)の混合室(4)へ戻されることを特徴とす る排出ガスの冷却方法。 12.請求項11に記載の方法であって、別の移送装置(14)が空気で作動 されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 13.実質的に垂直な炉胸(3)に連結されたガス冷却手段を含む溶解炉のよ うな溶融炉からの排出ガスを冷却する装置であって、 炉胸(3)の上方の立設導管(5)が本質的に冷却されない構造であり、 炉胸上方に質量体循環式冷却器が配置され、この冷却器は 排出ガスおよび循環質量体を効率良く互いに接触させるために炉胸(5 )上部に連結された循環質量体の混合室(4)と、 立設導管(5)と、 排出ガスから加熱された循環質量体を分離する分離器(6)とを含み、 混合室(4)および続く手段において加熱された循環質量体を冷却する流動床 冷却器(7)、および流動床冷却器と混合室(4)との間の固体物質の移送装置 を含んで構成されることを特徴とする排出ガスの冷却装置。 14.請求項13に記載の装置であって、質量体循環式冷却器の混合室(4) および立設導管(5)が炉上方に配置されていること、および水平廃熱回収ボイ ラーが炉に並んで備えられ、質量体循環式冷却器(1)のサイクロン分離器(6 )のガス出口に連結されていることを特徴とする排出ガスの冷却装置。 15.請求項13に記載の装置であって、伝熱面(9)が流動床冷却器(7) に備えられていることを特徴とする排出ガスの冷却装置。 16.請求項13に記載の装置であって、固体物質戻しダクト(10)が流動 床冷却器(2)および混合室(4)を互いに連結していることを特徴とする排出 ガスの冷却装置。 17.請求項13に記載の装置であって、混合室(4)へ固体物質を導入する ための混合室(4)に固体物質容器(13)が導管を経て連結されたことを特徴 とする排出ガスの冷却装置。 18.請求項17に記載の装置であって、流動床冷却器(7)および固体物質 容器(13)が、固体物質を流動床冷却器(7)から固体物質容器(13)へ移 送するための移送装置(14)を経て互いに連結されたことを特徴とする排出ガ スの冷却装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.垂直な炉胸を経てガス冷却手段へガスが送られ、また熱が炉の排出ガスか ら例えば飽和蒸気または過熱蒸気として回収されるようになされる溶解炉のよう な溶融路からの排出ガスを冷却する方法であって、 炉上方の壁部を経て熱を回収されることなくガスが冷却手段へ送られ、 排出ガスの熱は2段階で回収され、第1段階では熱は質量体循環式冷却器によ り流動床で間接的に回収され、第2段階では熱は廃熱回収ボイラーの加圧蒸気と して回収され、 ガス冷却時に循環質量体に伝熱された熱は、循環固体物質がガスと接触される までに固体物質の循環路内に配置された流動床冷却器で回収されることを特徴と する排出ガスの冷却方法。 2.請求項1に記載の方法であって、循環質量体が保有する熱は流動床冷却器 において熱交換器で媒体に伝熱されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 3.請求項2に記載の方法であって、熱交換器が廃熱回収ボイラーと同じ水/ 蒸気循環路に連結されたことを特徴とする排出ガスの冷却方法。 4.請求項1に記載の方法であって、排出ガスが混合室および質量体循環式冷 却器の立設導管で約300〜900℃の温度にまで冷却されることを特徴とする 排出ガスの冷却方法。 5.請求項4に記載の方法であって、排出ガスが混合室および質量体循環式冷 却器の立設導管で約400〜700℃の温度にまで冷却されることを特徴とする 排出ガスの冷却方法。 6.請求項1に記載の方法であって、循環質量体が質量体循環式冷却器で約2 50〜400℃の温度にまで冷却されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 7.請求項1に記載の方法であって、排出ガスの温度が質量体循環式冷却器の 混合室に流入するとき約700〜2000℃であることを特徴とする排出ガスの 冷却方法。 8.請求項1に記載の方法であって、循環質量体が炉胸上方で高温排出ガスと 混合されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 9.請求項1に記載の方法であって、循環質量体がサイクロン分離器により立 設導管の頂部でガスから分離されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 10.請求項1に記載の方法であって、冷却された循環質量体がオーバーフロ ーして流動床冷却器の混合室へ戻されることを特徴とする排出ガスの冷却方法。 11.請求項1に記載の方法であって、冷却された循環質量体が移送装置によ り質量体循環式冷却器の混合室へ戻されることを特徴とする排出ガスの冷却方法 。 12.請求項11に記載の方法であって、別の移送装置が空気で作動されるこ とを特徴とする排出ガスの冷却方法。 13.実質的に垂直な炉胸に連結されたガス冷却手段を含む溶解炉のような溶 融炉からの排出ガスを冷却する装置であって、 炉胸の上方の立設導管が本質的に冷却されない構造であり、 炉胸上方に質量体循環式冷却器が配置され、この冷却器は 排出ガスおよび循環質量体を効率良く互いに接触させるために炉胸上部 に連結された循環質量体の混合室と、 立設導管と、 排出ガスから加熱された循環質量体を分離する分離器とを含み、 混合室および続く手段において加熱された循環質量体を冷却する流動床冷却器 、および流動床冷却器と混合室との間の固体物質の移送装置を含んで構成される ことを特徴とする排出ガスの冷却装置。 14.請求項13に記載の装置であって、質量体循環式冷却器の混合室および 立設導管が炉上方に配置されていること、および水平廃熱回収ボイラーが炉に並 んで備えられ、質量体循環式冷却器のサイクロン分離器のガス出口に連結されて いることを特徴とする排出ガスの冷却装置。 15.請求項13に記載の装置であって、伝熱面が流動床冷却器に備えられて いることを特徴とする排出ガスの冷却装置。 16.請求項13に記載の装置であって、固体物質戻しダクトが流動床冷却器 および混合室を互いに連結していることを特徴とする排出ガスの冷却装置。 17.請求項13に記載の装置であって、混合室へ固体物質を導入するための 混合室に固体物質容器が導管を経て連結されたことを特徴とする排出ガスの冷 却装置。 18.請求項17に記載の装置であって、流動床冷却器および固体物質容器が 、固体物質を流動床冷却器から固体物質容器へ移送するための移送装置を経て互 いに連結されたことを特徴とする排出ガスの冷却装置。
JP6511761A 1992-11-16 1993-11-15 高温ガスの冷却方法および装置 Pending JPH08503292A (ja)

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