JPH08502786A - 単一形体スチレンフォーム構造のための方法 - Google Patents

単一形体スチレンフォーム構造のための方法

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Abstract

(57)【要約】 独立気泡単一形体フォーム構造を形成することができる水性発泡剤を含む発泡可能スチレンポリマーゲルを開示する。前記ゲルは、スチレンポリマーを50重量%以上有するポリマー組成物と、発泡剤の総重量を基準として水を1重量%又はそれ以上有する発泡剤とが混和されている流動可能溶融液から構成されている。スチレンポリマーは、複形体フォーム構造の代わりに、単一形体フォーム構造を確実に形成させるのに十分な程度の水溶性を有する。単一形体セルサイズ分布によって、フォーム構造のための望ましい二次加工性及び機械加工性が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 単一形体スチレンフォーム構造のための方法 本発明は、水性発泡剤によって独立気泡単一形体フォーム構造を形成するため に膨張することができる発泡可能なスチレンポリマーゲル、及び前記構造を作る 方法に関するものである。 オゾンを減少させる可能性がある発泡剤又は易燃性の発泡剤の利用に関する現 在の環境的関心の故に、水性発泡剤を用いてスチレンポリマーフォーム構造を作 ることが望ましい。水性発泡剤によって作られた前記フォーム構造は、米国特許 第4,455,272号、米国特許第4,559,367号、及び欧州特許出願 第89114160.8号において認められる。 水性発泡剤によって作られたスチレンポリマーフォーム構造の問題は、比較的 大きな一次フォームセルと比較的小さな二次フォームセルとの複形体セル構造の 形成である。小さな二次セルは機械的性質を左右するので、複形体セル構造では 、機械加工及び二次加工が難しい。フォーム構造を容易に機械加工及び二次加工 することができるということは、装飾、花柄、新案物、工芸の用途、並びに目違 い継ぎ切断において重要である。 機械加工及び二次加工が容易な、水性発泡剤によってブローされた独立気泡ス チレンポリマーフォーム構造を有することが望ましいと考えられる。又、単一形 体セルサイズ分布又は一次セルサイズ分布を有するフォーム構造を有することが 望ましいと考えられる。 本発明に従って、改良された機械加工性及び二次加工性を有する独立気泡単一 形体フォームを形成することができる発泡可能なスチレンポリマーゲルを提供す る。前記ゲルは、スチレンモノマー単位を50重量%以上有するスチレンポリマ ー材料と、発泡剤の総重量を基準として水を少なくとも1重量%有する発泡剤と が混和されている流動可能溶融液を含む。スチレンポリマー溶融液は、ゲルの膨 張時に単一形体セルサイズ分布を有するスチレンポリマーフォーム構造の形成を 提供するのに十分な水溶性を有する。水溶性の望ましいレベルは、十分に低分子 量のスチレンポリマー材料を用いるか、あるいは添加剤又はポリマーを可溶化又 は相溶化させることによって得ることができる。 更に、本発明に従って、発泡剤が、実質的に複形体のセルサイズ分布を有し且 つ実質的に重量平均分子量200,000のポリスチレン(ポリスチレンの20 重量%又はそれ未満が、それぞれ分子量20,000未満の独立ポリマー分子で ある)から成っているフォーム構造の形成を提供するのに十分な水の量を含む以 外は、上記のものと同様な発泡可能スチレンポリマー材料を提供する。 更に又、本発明に従って、単一形体セルサイズ分布を有する独立気泡スチレン ポリマーフォーム構造を作る方法を提供する。本発明方法は:a)スチレンポリ マー材料の総重量を基準としてスチレンモノマー単位を50重量%以上有するス チレンポリマー材料を加熱して、実質的に単一形体のセルサイズ分布を有するス チレンポリマーフォーム構造の形成を提供するのに十分な水溶性を有する溶融ポ リマー材料を作る工程;b)高温において、溶融ポリマー材料の中に、発泡剤の 総重量を基準として水を1重量%又はそれ以上含む発泡剤を混和して、発泡可能 ゲルを作る工程;及びc)発泡可能ゲルをダイを通して膨張させてフォーム構造 を作る工程を含む。 本発明のスチレンポリマー発泡可能ゲルは、発泡時に、単一形体セルサイズ分 布を有するフォーム構造を形成する。水性発泡システムは複形体セルサイズ分布 を有するフォーム構造の形成を典型的に生起させるので、ある量の水性発泡剤を 含む発泡可能ゲルから単一形体フォーム構造を作ることはこれまで知られていな い。 単一形体フォーム構造及び複形体フォーム構造は、それぞれのセルサイズ分布 の形状が異なる。単一形体セルサイズ分布は、押出された形態の場合における表 皮領域を除いて、セルはフォーム構造を通じて一般的に均一なサイズである。複 形体セルサイズ分布は、一般的に均一なサイズの比較的大きな一次フォームセル の1つの群、及び一次セルの平均セルサイズの5−50%の平均セルサイズを有 する一般的に均一なサイズの比較的小さな二次フォームセルのもう1つの群が 存在する。二次セルは、一次セルのセルの壁又は壁体の中に位置しているかもし れないし、あるいは一次セルのそれぞれの外側に又は隣接して位置しているかも しれないし、あるいは2つ又はそれ以上から成る群の中に位置しているかもしれ ない。フォーム構造において、一般的に、2つのセルタイプが全体に均一に分散 するように、一次セルは、二次セル全体に一般的に分散される。複形体セル分布 を有するフォーム構造に関する更なる教示は、米国特許第4,455,272号 及び第4,559,367号、1992年6月9田こ出願された米国特許出願第 07/895,970号及び1992年6月9日に出願された米国特許出願第0 7/896,025号、及び欧州特許出願第89114160.8号に認められ る。 従来技術は、水性発泡剤システムを用いて複形体フォーム構造を作る方法に関 して有益である。米国特許第4,559,367号は、微粉砕された水含有有機 植物性物質をポリマー供給原料の中に混和し、その固体混合物を溶融し、その固 体混合物溶融液の中に揮発性発泡剤を混和して発泡可能混合物を作り、その発泡 可能混合物をダイを通して押出してフォーム構造を形成させることによって、複 形体フォーム構造を作る方法に関するものである。米国特許第4,455,27 2号は、水及び物理的発泡剤をポリマー溶融液の中に注入し、その混合物をダイ を通して押出してフォーム構造を形成させることによって、複形体フォーム構造 を作る方法に関するものである。EPO出願第89114160.8号は、ポリ マー供給原料の中に微細な吸水鉱物粉末を混和し、その固体混合物を溶融し、そ の固体混合物溶融液の中に揮発性発泡剤を混和して発泡可能混合物を作り、その 発泡可能混合物をダイを通して押出してフォーム構造を形成させることによって 、複形体フォーム構造を作る方法に関するものである。 特有な理論に束縛されるものではないが、発泡可能ゲルが、実在の加工条件( 例えば温度、圧力、機械的撹拌など)において、ポリマー溶融液における水の溶 解度を超えるレベルの水を含むときには、複形体セルサイズ分布が得られると考 えられる。過剰の水は、発泡可能ゲルが膨張してフォーム構造となる際に、二次 セルの形態で、それ自体を現す。 発泡剤の総重量を基準として水を1重量%又はそれ以上含む水性発泡剤システ ムを用いると、典型的に、市販のスチレンボリマー、特にボリスチレンから作ら れたフォーム構迭において複形体フォーム分布が生じる。 本発明は、水性発泡剤システムを用いる独立気泡単一形体フォーム構造を作る 方法、及び前記構造を形成する膨張可能な発泡可能ゲルに関するものである。本 発明の重要な特徴は、ゲルを膨張させて単一形体フォーム構造を形成させること ができ、且つ複形体フォーム構造の形成を防止することができる程十分に高い水 溶性レベルを有する発泡可能ゲルの形成である。十分に高いレベルの水溶性は、 必要な水溶性を有するスチレンポリマー材料を選択することによって、又はスチ レンポリマー材料に対して可溶化剤又は相溶化剤を添加することによって達成さ れる。望ましくは、ポリマー材料は、125℃においてポリマー溶融液100重 量部当たり、水0.4重量部又はそれ以上、更に望ましくは水3重量部又はそれ 以上の水溶性を有する。0.4部レベルは、ほぼ水溶性の下限であり、そのレべ ルでは、従来のポリスチレン樹脂は望ましい単一形体フォーム構造を形成する。 本発明のフォーム構造は、スチレンポリマー材料を含む。適当なスチレンポリ マー材料としては、スチレンホモポリマー、及びスチレン化合物と共重合可能工 チレン性不飽和コモノマーとのコポリマーが挙げられる。スチレンポリマー材料 は、更に、非スチレンポリマーを半量未満含むことができる。スチレンポリマー 材料は、1つ又はそれ以上のスチレンホモポリマー、1つ又はそれ以上のスチレ ンコポリマー、スチレンホモボリマ一及びスチレンコポリマーそれぞれ1つ又は それ以上の配合物、又は前記材料のいずれかと非スチレンポリマーとの配合物の みから成ることができる。組成にかかわらず、スチレンポリマー材料は、スチレ ンモノマー単位を50重量%以上、好ましくは70重量%以上含む。最も好まし くはスチレンポリマー材料は、完全に、スチレンモノマー単位から構成されるっ スチレンポリマー材料は、好ましくは、サイズ排除クロマトグラフィー(size e xclusion chromatography)によると、重量平均分子量100,000−350 ,000を有する。 適当なスチレンポリマーとしては、例えばスチレン、アルファメチルスチレン 、 エチルスチレン、ビニルベンゼン、ビニル[・ルエン、クロロスチレン、及びブ ロモスチレンのようなスチレン化合物から誘導されるものが挙げられる。例えば C1-4アルキル酸及びアルキルエステルのようなモノエチレン性不飽和化合物、 イオノマー誘導体、及びC2-6ジエンの少量を、スチレン化合物と共重合させる ことができる。共重合可能化合物としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、 エタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリロニトリル、無水マレイン酸、 メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、プロピルアク リレート、メチルメタクリレート、酢酸ビニル、ビニルアルコール、アミド、1 ,3-ブタジエン、1,3-ぺンタジエン、及び1,4-ヘキサジエンが挙げられ る。ポリスチレンフォームは、経済的であり、絶縁プラスチックフォームとして 通常用いられるので、好ましい構造は、実質的にポリスチレン(80重量%以上 )を含み、最も好ましくは完全にポリスチレンから成る。 発泡可能ゲルのスチレンポリマー溶融液における十分なレベルの水溶性を達成 する方法としては、予め加工された又はリサイクルされたスチレンポリマーを前 記溶融液の中に混和する方法がある。低分子量ポリマー、オリゴマー、及び無機 フォーム加工添加剤によって、溶融液の水溶性が増大する。その水溶性は、予め 加工された又はリサイクルされたスチレンポリマーが存在していない対応する溶 融液に比べて大きい。加工剪断(process shearing)及び加工温度が低下するた めに、低分子量ポリマー及びオリゴマーは、予め加工された又はリサイクルされ たスチレンポリマー中に存在している。 十分なレベルの水溶性を達成する別の方法としては、スチレンポリマー材料溶 融液の中に、例えばポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリロニトリル、及 びC1-4ポリカルボン酸及びアクリレートのような比較的親水性のポリマー又は コポリマーを低い割合(即ち、15重量%未満)で、予め加工された又はリサイ クルされたスチレンポリマーを前記溶融液の中に混和する方法がある。比較的親 水性のポリマーによって、スチレンポリマー材料溶融液の水溶性が増大する。そ の水溶性は、水性ポリマーを有していない対応ポリマー溶融液に比べて大きい。 十分なレベルの水溶性を達成する別の方法としては、スチレンポリマー材料溶 融液の中に、可溶化剤又は相溶化剤を混和して、溶融液の水溶性を増大させる方 法がある。前記溶融液の水溶性は、前記薬剤を含んでいない対応ポリマー溶融液 の水溶性に比べて大きい。前記薬剤によって、スチレンポリマーの典型的な発泡 温度範囲110−135℃において、溶融液の水溶性が増大すると考えられる。 前記薬剤は、溶融液及び水の双方において、少なくとも部分的に可溶性である。 代表的な可溶化剤又は相溶化剤としては:次式 R−OH (式中、Rは1−10個の炭素原子を有する線状又は環状のアルキル基又はアル ケニル基である)を有する飽和及び不飽和の脂肪族又は芳香族のアルコール;次 式 (式中、R及びR’は1−10個の炭素原子を有する脂肪族基又は芳香族基であ る)を有するケトン;次式 R−COOH (式中、Rは水素原子、又は1−10個の炭素原子を有する脂肪族基又は芳香族 基である)を有するカルボン酸;次式 R−COO−R (式中、R及びR’は水素原子、又は1−10個の炭素原子を有する脂肪族基又 は芳香族基である)を有するエステル;次式 (式中、Rは1−10個の炭素原子を有する脂肪族基又は芳香族基である)を有 するアルデヒド;次式 R−NH2 (式中、Rは1−10個の炭素原子を有する脂肪族基又は芳香族基である)を 有する脂肪族アミン及び芳香族アミン;及び次式 R−O−R (式中、R及びRは1−10個の炭素原子を有する脂肪族基又は芳香族基である )を有するエーテルが挙げられる。 単一形体構造は、例えば顔料、充填剤、酸化防止剤、押出助剤、核剤、安定剤 、帯電防止剤、難燃剤、又は酸掃去剤のような追加の添加剤を含むことができる 。 単一形体フォーム構造のフォーム成分は、好ましくは、16−80kg/m3の密 度を有する。更に好ましくは、フォーム成分は、0.05−2.4mmの平均セル サイズを有する。 一般的に、単一形体フォーム構造は、スチレンポリマーそれ自体を溶融して混 合し、又はプラスチック溶融液を作る場合には、他のポリマーとスチレンポリマ ーとを溶融して混合し、次にそのプラスチック溶融液の中に発泡剤を混和して発 泡可能ゲルを作り、その発泡可能ゲルをダイを通して押出してフォーム構造を形 成させることによって作られる。ポリマーは、溶融及び混合中に、ポリマーのガ ラス転移温度又は融点まで又はそれを超える温度まで加熱される。ポリマー及び 任意の添加剤の溶融及び混合は、例えば押出機、ミキサー、又は配合機のような 当業において公知の任意の手段によって達成される。同様に、水を含む発泡剤は 、前記手段のいずれかによって、プラスチック溶融液の中に混和又は配合される 。発泡剤は、生成するプラスチックゲルの実質的な膨張を防止するのに十分であ るか、又はゲルにおける発泡剤の一般的に均一な分散の低下を防止するのに十分 な高圧下において、プラスチック溶融液と配合される。発泡剤は、膨張させるポ リマー100部当たり、1−30部、好ましくは3−15部の重量比率で溶融液 中に混和される。フォームゲルは、好ましくは、冷却器又は冷却域に通して、最 適発泡温度までゲル温度を低下させる。ポリスチレンの典型的な最適発泡温度は 、110−135℃である。次に、冷却されたゲルをダイから低圧域又は減圧域 の中に通してフォーム構造を形成させる。低圧域は、ダイから押出される前に発 泡可能ゲルが保持される域の圧力に比べて低い圧力下にある。低圧は過圧(supe ratmospheric pressure)又は減圧(真空)であることができるが、好ましく は大気圧レベルである。 水は、発泡剤の総重量を基準として、発泡剤を、好ましくは1重量%又はそれ 以上、更に好ましくは3重量%又はそれ以上含む。水は、混水固体(water-carr ying solid)又は水生成固体(water-generating solid)、液体、蒸気又はガス の形態で、ポリマー溶融液又はポリマー供給原料中に混和することができる。好 ましくは、液体又は蒸気の形態で水を混和する。 別法として、単一形体フォーム構造を提供するのに十分である、発泡剤におけ る水のレベルは、フォーム構造を作るのに商業的に通常用いられているポリスチ レンから成る複形体フォーム構造を提供するのに必要なレベルと比較して識別す ることができる。サイズ排除クロマトグラフィーで測定した場合、通常用いられ るポリスチレンは、実質的に、平均分子量200,000のポリスチレンから成 っていて、ポリスチレンの20重量%又はそれ未満は20,000未満の分子量 を有する独立ポリマー分子である。分子量20,000は、ポリスチレンに関す るからみ合い分子量の下限にほぼ対応している。ポリスチレンの低分子量画分は 水溶性の程度を実質的に決定するので、低分子量分子の最大画分は、ポリスチレ ンをより良く特徴付けるために規定される。ポリスチレンとは、基準(通常用い られる)ポリスチレンの水溶性に対して強く影響を与えることができる他のポリ マー又は顔料とは関係のないある種の基準ポリスチレンを指しているので、通常 用いられるポリスチレンは、実質的にポリスチレンから成っていると説明される 。本発明の発泡可能ゲルは、基準ポリスチレンの複形体フォーム構造を作るのに 十分なレベルの水を、基準(通常用いられる)ポリスチレンの発泡可能ゲルにお いて含むことができる。それにもかかわらず、本発明のフォームゲルは、実質的 に単一形体のセルサイズ分布を有するフォーム構造を生成するのに十分な水溶性 を有するスチレンポリマー材料を含む。 本発明の発泡可能ゲルのスチレンポリマー材料は、上記の基準(通常用いられ る)ポリスチレンに限定されない。上記したように、スチレンポリマー材料は、 重量平均分子量100,000−350,000の範囲において変化することが できる。発泡剤の水含量及び溶融材料の水溶性が水の特定の量又は比率を示し ていなくても、機能的な面から説明されるように、通常用いられる樹脂について 言及する。 水と組合せて用いることができる発泡剤としては、無機剤、有機発泡剤及び化 学的発泡剤が挙げられる。適当な無機発泡剤としては、二酸化炭素、窒素、アル ゴン、空気、窒素、及びヘリウムが挙げられる。有機発泡剤としては、1−9個 の炭素原子を有する脂肪族炭化水素、及び1−4個の炭素原子を有する完全に及 び部分的にハロゲン化された脂肪族炭化水素が挙げられる。胆肪族炭化水素とし て、メタン、エタン、プロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペ ンタン、及びネオペンタンが挙げられる。完全に及び部分的にハロゲン化された 脂肪族炭化水素としては、フルオロカーボン、クロロカーボン、及びクロロフル オロカーボンが挙げられる。フルオロカーボンとしては、例えばメチルフルオリ ド、ペルフルオロメタン、エチルフルオリド、1,1-ジフルオロエタン、1, 1,1-トリフルオロエタン(HFC-143a)、1,1,1,2-テトラフル オロ-エタン(HFC-134a)、ペンタフルオロエタン、ジフルオロメタン、 ぺルフルオロエタン、2,2-ジフルオロプロパン、1,1,1-トリフルオロプ ロパン、ぺルフルオロプロパン、ジクロロプロパン、ジフルオロブロパン、ペル フルオロブタン、べルフルオロシクロブタンが挙げられる。本発明で用いるため の部分的にハロゲン化されたクロロカーボン及びクロロフルオロカーボンとして は、塩化メチル、塩化メチレン、塩化エチル、1,1,1-トリクロロエタン、 1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン(HCFC-141b)、1-クロロ-1,1 -ジフルオロエタン(HCFC-142b)、1,1-ジクロロ-2,2,2-トリ フルオロエタン(HCFC-123)及び1-クロロ-1,2,2,2-テトラフル オロエタン(HCFC-124)が挙げられる。完全にハロゲン化されたクロロ フノレオロカーボンとしては、トリクロロモノフノレオロメタン(CFC-11 )、ジクロロジフルオロメタン(CFC-12)、トリクロロトリフルオロエタ ン(CFC-113)、1,1,1-トリフルオロエタン、ぺンタフルオロエタン 、ジクロロテトラフルオロエタン(CFC-114)、クロロヘプタフルオロブ ロパン、及びジクロロヘキサフルオロプロパンが挙げられる。化学的発泡剤とし ては、ア ゾジカーボンアミド、アゾジイソブチロ-ニトリル、べンゼンスルホンヒドラジ ド、4,4-オキシベンゼンスルホニルーセミカルバジド、p-トルエンスルホニ ルセミ-カルバジド、バリウムアゾジカルボキシレート、N,N’-ジメチル-N ,N’-ジニトロソテレフタルアミド、及びトリヒドラジノトリアジンが挙げら れる。 好ましい発泡剤は、水と、例えば窒素、二酸化炭素、クリプトン、又はアルゴ ンのような無機発泡剤とを組合せたものである。有用な発泡剤は、水及び二酸化 炭素を含む。発泡剤は、発泡剤の総重量を基準として、水を、好ましくは1−8 0重量%、更に好ましくは3−80重量%、最も好ましくは5−60重量%含む 。 単一形体フォーム構造は、好ましくは独立気泡であり、ASTM D2856 -87に従って、少なくとも90%の独立気泡含有率を有する。 本発明の構造を作る好ましい方法は押出法であるが、前記構造は、ビーズの膨 張によって形成され、その膨張時に、様々な形状のフォーム構造へと成形するこ とができることが理解される。成形された膨張可能なビーズから形成された絶縁 パネルは、通常はビードボード(bead board)と呼ばれている。 本発明の構造から仕上げられた絶縁パネルを表面に適用することによって様々 な表面を絶縁するために、単一形体フォーム構造を用いることができる。前記パ ネルは、例えば屋根材料、建築、冷蔵庫などのような任意の従来の絶縁用途で用 いることができる。 又、単一形体フォーム構造は、従来の荒充填クッション用途及び包装用途のた めの様々な複数の離散発泡粒子へと成形することもできる。 以下の実施例は、本発明の様々な態様を説明するための実施例であるが、本発 明を限定するものと解釈すべきではない。特に断りがなければ、すべての%及び 部は、重量基準である。 実施例1 一軸スクリュー押出機、ミキサー、冷却機、及びダイを連続して含む装置を用 いて、フォーム構造を作った。一般目的のポリスチレン(サイズ排除クロマトグ ラフィーで測定した場合、重量平均分子量200,000)(ダウ ケミカル カ ンバニー)70重量%と、リサイクルボリスチレン(サイズ排除クロマトグラフ ィーで測定した場合、重量平均分子量150,000)30重量%との配合物を 、押出機に供給した。酸化マグネシウム0.05pph(parts per hundred)、ス テアリン酸カルシウム0.05pph)及びヘキサブロモシクロドデカン1.0pph を、押出機の中のポリスチレンに加えた。水1.5pph及び二酸化炭素4pph混合 物をミキサーの中にあるポリマー溶融液に加えて発泡可能ゲルを作った。その発 泡可能ゲルを125℃まで冷却し、ダイを通して押出し、実質的に平行な成形プ レートの間で膨張させた。ダイ圧力は1100ポンド/平方インチ(psig)であ った。フォーム構造は、0.2mmの比較的大きな平均セルサイズを有する単一形 体セルサイズ分布、及び2.1ポンド/立法フィート(pcf)の密度を有してい た。ルーター試験によって測定した場合、フォーム構造の機械加工性は優秀であ った。 実施例2 発泡剤が水を2.0pph及び二酸化炭素を2.0pph含んでいた以外は、実施例 1と同じ配合及び装置を用いて、スチレンポリマーフォーム構造を作った。前記 フォームは、1.7mmの単一形体セルサイズ分布及び2.0pcfの密度を有して いた。ルーター試験によって測定した場合、これらのフォーム構造の機械加工性 は、良好であった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月21日 【補正内容】 3.核剤を、溶融ポリマ一材料の中に混和する請求項1又は2記載の方法。 4.溶融ポリマー材料中に混和された発泡剤が、発泡剤の総重量を基準として 、水を3重量%又はそれ以上含む請求項1又は2記載の方法。 5.ポリマー溶融材料が、125℃において、溶融ポリマー材料100重量部 当たり水0.4重量部又はそれ以上の水溶性を有する請求項1又は2記載の方法 。 6.可溶化剤を溶融ポリマー材料の中に混和して、可溶化剤が存在していない 対応溶融ポリマー材料よりも水溶性を増大させる請求項1又は2記載の方法。 7.ポリマー溶融材料が、125℃において、溶融ポリマー材料100重量部 当たり水3重量部又はそれ以上の水溶性を有する請求項1又は2記載の方法。 8.以下の工程:即ち、 a)スチレンポリマー材料の総重量を基準としてスチレンモノマー単位を50重 量%以上有するスチレンポリマー材料を加熱して溶融ポリマー材料を作る工程; b)該溶融ポリマー材料の中に発泡剤を混和して発泡可能ゲルを作る工程、該発 泡剤は、実質的に複形体セルサイズ分布を有し、且つポリスチレンの20重量% 又はそれ未満が20,000未満の分子量をそれぞれ有する独立ポリマー分子で ある、実質的に平均分子量200,000の該ポリスチレンから成るフォーム構 造の形成を提供するのに十分な量の水を有する:及び c)減圧下で、該発泡可能ゲルを膨張させてフォーム構造を作る工程を含む単一 形体セルサイズ分布を有するスチレンポリマーフォーム構造を作る方法において 、スチレンポリマー材料が、発泡可能ゲルの膨張時に、単一形体セルサイズ分布 のスチレンポリマーフォーム構造の形成を提供するのに十分な水溶性を有するこ とを特徴とする方法。 9.請求項1,2又は8記載の方法によって得ることができる単一形体スチレ ンポリマーフォーム構造。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の工程:即ち、 a)スチレンポリマー材料の総重量を基準としてスチレンモノマー単位を50重 量%以上有するスチレンポリマー材料を加熱して溶融ポリマー材料を作る工程; b)高温において、発泡剤の総重量を基準として水を1重量%又はそれ以上含む 発泡剤を、溶融ポリマー材料の中に混和して発泡可能ゲルを作る工程;及び c)減圧下で、該発泡可能ゲルを膨張させてフォーム構造を作る工程を含む単一 形体セルサイズ分布を有するスチレンポリマーフォーム構造を作る方法において 、スチレンポリマー材料が、発泡可能ゲルの膨張時に、単一形体セルサイズ分布 のスチレンポリマーフォーム構造の形成を提供するのに十分な水溶性を有するこ とを特徴とする方法。 2.発泡可能ゲルを最適発泡温度まで冷却し、次にダイを通して減圧域に押出 して、フォーム構造を作る請求項1記載の方法。 3.核剤を、溶融ポリマー材料の中に混和する請求項1又は2記載の方法。 4.溶融ポリマー材料中に混和された発泡剤が、発泡剤の総重量を基準として 、水を3重量%又はそれ以上含む請求項1,2又は3記載の方法。 5.ポリマー溶融材料が、125℃において、溶融ポリマー材料100重量部 当たり水0.4重量部又はそれ以上の水溶性を有する請求項1,2又は3記載の 方法。 6.可溶化剤を溶融ポリマー材料の中に混和して、可溶化剤が存在していない 対応溶融ポリマー材料よりも水溶性を増大させる請求項1,2又は3記載の方法 。 7.ポリマー溶融材料が、125℃において、溶融ポリマー材料100重量部 当たり水3重量部又はそれ以上の水溶性を有する請求項1,2又は3記載の方法 。 8.以下の工程:即ち、 a)スチレンポリマー材料の総重量を基準としてスチレンモノマー単位を50重 量%以上有するスチレンポリマー材料を加熱して溶融ポリマー材料を作る工程; b)該溶融ポリマー材料の中に発泡剤を混和して発泡可能ゲルを作る工程、該発 泡剤は、実質的に複形体セルサイズ分布を有し、且つポリスチレンの20重量% 又はそれ未満が20,000未満の分子量をそれぞれ有する独立ポリマー分子で ある、実質的に平均分子量200,000の該ポリスチレンから成るフォーム構 造の形成を提供するのに十分な量の水を有する:及び c)減圧下で、該発泡可能ゲルを膨張させてフォーム構造を作る工程を含む単一 形体セルサイズ分布を有するスチレンポリマーフォーム構造を作る方法において 、スチレンポリマー材料が、発泡可能ゲルの膨張時に、単一形体セルサイズ分布 のスチレンポリマーフォーム構造の形成を提供するのに十分な水溶性を有するこ とを特徴とする方法。 9.上記請求項のいずれかに記載の方法によって得ることができる単一形体ス チレンポリマーフォーム構造。
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