JPH08502725A - 液胞型h▲上+▼atpアーゼのインヒビターの使用 - Google Patents

液胞型h▲上+▼atpアーゼのインヒビターの使用

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JPH08502725A
JPH08502725A JP6505871A JP50587194A JPH08502725A JP H08502725 A JPH08502725 A JP H08502725A JP 6505871 A JP6505871 A JP 6505871A JP 50587194 A JP50587194 A JP 50587194A JP H08502725 A JPH08502725 A JP H08502725A
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ブニュリ,マッシモ
モンテクッコ,チェーザレ
パピーニ,エマヌエレ
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ビオチーネ エセ.ピー.アー.
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Abstract

(57)【要約】Helicobacter pyloriにより誘導される液胞化の阻害における液胞型H+ATPアーゼのインヒビターの活性が開示される。好適な薬剤はマクロライド系抗生物質バフィロマイシンA1、A2、B1、B2、C1、C2およびD、特にバフィロマイシンA1である。このような化合物の消化性潰瘍を含む疾患の治療における使用が請求項に記載される。

Description

【発明の詳細な説明】 液胞型H+ATPアーゼのインヒビターの使用 本発明は、病的状態の細胞液胞化のインヒビターに関する。より特定すれば、 本発明は、Helicobacter pyloriでの感染により誘導される病理の治療における 抗液胞化剤の使用に関する。 Helicobacter pyloriは、ヒトの胃に普通に見いだされるグラム陰性細菌であ る。H.pylori感染の多数は無症候性であるが、この生物による感染は、消化性潰 瘍、自己免疫性でない慢性胃炎および胃の腺癌の発生に、統計的に関連する(Ba rtlett、1988、Gastroenterology、94:229-232;BlaserおよびBrown、1989、Ad vances in Internal Medicine、34:21-42; Blaser、1990、Journal of Infect ious Diseases、161:626-633)。 H.pylori感染は胃粘膜の感染細胞の液胞化に至り、ここにおけるプロセスでは 液胞が細胞質中に出現し、そして液体を吸収することにより広がる。液胞は、中 性赤、および培養細胞の培地に添加されたまたは細菌ウレアーゼにより生成され たアンモニウムイオンの共働液胞化作用を用いた生染色により示されるように、 その管腔が酸性である静穏な輪郭がはっきりしない細胞内区画に由来する(国際 特許出願WO90/04030 ;Coverら、1991、Infect.Immun.、59:1264-1270;Segalら、1992、Infect.I mmun.、60:1883-1889)。細胞液胞化は、細胞死において主要な役割を演じてい ることが知られる(Figuraら、1990、「Helicobacter pyloriの病理メカニズム :細胞毒素の産生。」Helicobacter pylori,gastritis and peptic ulcer、Mal fertheimerおよびDischneit編集、Berlin:Springer-Verlag、86-95頁)。 H.pyloriの液胞化の影響は、液胞化細胞毒素(CoverおよびBlaser、1992、JBC 、267:10570-10575)およびウレアーゼ酵素(Xuら、1990)、Journal of Infec tious Diseases、161:1302-1304)が原因とされている。液胞化毒素およびウレ アーゼ酵素は、インビトロで真核生物細胞の液胞化を誘導することが示されてい る(CoverおよびBlaser、Op.Cit.:Coverら、1991、Op.Cit.参照)。 バフィロマイシン(Bafilomycin)類は、微生物Streptomyces griseusから単 離されたマクロライド系抗生物質の1つのクラスであり、抗真菌および抗細菌活 性を示す(Wernerら、Journal of Antibiotics、37:110-117)。バフィロマイ シン類のHDvloriに対する抗細菌活性は非常に弱いことが知られている。 バフィロマイシンA1は、液胞型H+-ATPアーゼ(V-ATPアーゼ) の特異的インヒビターであることが示されており(Bowmanら、1988、PNAS、85: 7972-7976)、プロトンポンピング(protonーpumping)のATPアーゼは、細胞膜を 横切ってプロトン勾配を形成し得る。このようなATPアーゼは、真菌および植物 液胞、コートされた小胞(vesicle)、クロム親和性顆粒およびゴルジ体の膜か ら精製されている。このような細胞内区画の内部は酸性であることが知られ、そ してV-ATPアーゼがその酸性化の原因となると仮定されている(Umataら、JBC、1 990、265:21940-21945)。発明の要旨 本発明の目的は細胞の病的な液胞化を予防するに効果的な薬剤を提供すること である。V-ATPアーゼのインヒビターがそのような液胞化を予防し得るのみなら ず、それを逆行し得ることが驚くべきことに見いだされた。 従って、本発明の第1の局面によれば、病的な細胞液胞化を含む疾患の治療に 使用するための組成物の調製における、液胞型H+ATPアーゼ(V-ATPアーゼ)のイ ンヒビターの使用が提供される。発明の詳細な説明 液胞化は、疾患のない全ての細胞で起こる生理学的プロセスである。用語「病 的な液胞化」により、それ自身が細胞の 病的状態の一部としてまたは関連していることを示すすべての液胞化事象に言及 することが意図される。そのような事象は、限定されないが、細菌感染およびそ の副作用、細胞毒性化学物質への暴露、薬剤の副作用、および老化の間に起こる 神経学的変性のような変性を含む。特に、Helicobacter pylori感染により誘導 されると考えられている胃組織の液胞化に言及されることが意図される。従って 、好適には、病的液胞化はH.pyloriに関連する。 V-ATPアーゼのインヒビターが液胞化プロセスを予防、および逆行する両方に 有効であることが驚くべきことに見いだされた。用語「V-ATPアーゼのインヒビ ター」により、V-ATPアーゼの活性を阻害する薬剤について言及することが意図 される。この酵素は、細胞膜を横切るプロトンの輸送で活性であることが知られ ている。従って、V-ATPアーゼインヒビターにより阻害されるこの酵素の活性は 、限定されないが、プロトン輸送活性を含む。 多くのV-ATPアーゼインヒビターが知られている(Uchidaら、1985、JBC、260 :1090-1095;Nelson、1989、J.Bioenerg.Biomem.、21:553-571:およびStone ら、1989、J.Bioenerg.Biomem.、21:605-620)。そのような薬剤の例は、N,N ’-ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCCD)、7-クロロ-4-ニトロベンゾキサジ アゾール(NBD-C1)およびN-エチルマレイミド(NEM)、 およびバフィロマイシン類、例えば、バフィロマイシンA1、A2、B1、B2、C1、C2 およびD(Wernerら、Op.Cit.)を含む。これら、および他のV-ATPアーゼのイ ンヒビターが、本発明に使用され得る。 バフィロマイシンA1、B1およびC1は、本発明で高度に有効であるV-ATPアーゼ の高度に特異的なインヒビターであることが示されている。従って、バフィロマ イシンA1、B1またはC1の使用が好適である。有利には、バフィロマイシンA1が使 用される。しかし、他のバフィロマイシン類の異なる薬学的特性および他のV-AT Pアーゼのインヒビターが、異なる薬剤を、特定の環境では選択される薬剤にし 得ると考察される。例えば、異なる抗V-ATPアーゼ薬剤が、異なる副作用を示し 得、そして異なる投与レジメ(regime)による投与を必要とし得る。従って、最 も適切な薬剤は、症例の特定の状況により選択されるべきである。 本発明は、改変されたバフィロマイシンの使用を含み、ここで、そのV-ATPア ーゼ阻害特性、その毒性および他の副作用などのその特性は、より有効な薬剤を 提供するために改変され得る。そのような改変バフィロマイシンは、自然変異の 産物であり得、または人工的に分子に加工され得る。 投与される薬剤の有効用量は薬剤自身にかなりの程度依存 し得、そして当該技術分野で使用される標準プロトコールにより医師により各症 例で決定され得る。しかし、非常に低用量で使用され得、そのV-ATPアーゼの阻 害において非常に特異的であることがバフィロマイシンA1の利点である。さらに 、毒性の見地からほとんど欠点がない。 好適には、バフィロマイシンA1が、薬学的に有効な用量で、有利には1mgと1g との間の用量で、好適には10mgと300mgとのの用量で投与される。バフィロマイ シンA1の極度の低毒性は、18.75mg/Kgの高用量で(インビボで約0.3mM濃度に相 当)、毒性作用なしに投与されることを許容する。 本発明の薬剤は、好適には、抗生物質の経口投与に通常使用される、薬学的に 受容可能な賦形剤、希釈剤またはキャリアと組み合わせて、経口経路により投与 される。あるいは、薬剤は、抗生物質投与の当該技術分野で公知のプロトコール に従い、注射によりまたは坐剤で投与され得る。 好適には、用量は、必要に応じて、医師により確立されたように、1日あたり 3回または4回繰り返される。 本発明は、さらに、病的な細胞液胞化を含む疾患の治療方法であって、V-ATP アーゼインヒビターの薬学的有効量を投与する工程を包含する方法を提供する。 本発明において、用語「治療」は、疾患の予防および療法の両者を示すことが 意図される。V-ATPアーゼインヒビターは、予防においてのみならず、Hpylori により誘導される液胞化の退化においてもまた有効であることが示された。それ 故、本発明による薬剤の投与は、疾患の後期ステージ、ならびに疾患の開始時お よび実際疾患それ自身の症状が現れる前で有効である。従って、細胞液胞化を含 む疾患由来の危険状態ににあることが知られる個体は、疾患の発病を阻止または 予防するために予防的に有効な量の本発明の薬剤を受容し得る。 同様に、疾患の進行ステージにある患者は、本発明に従って効果的に治療され 得る。なぜなら本発明は細胞液胞化を退化および停止するように作用するから。 病的な液胞化は、多くの疾患におけるHpylori感染に関連することが知られ ている。好適には、本発明は、慢性胃炎、消化性潰瘍および胃の腺癌からなる群 から選択される疾患の治療に使用される。消化性潰瘍の治療における使用が特に 好適である。 本発明は、さらに、患者への投与に便利な形態で、薬学的キャリアとの混合物 でパッケージされ、従来の薬学的化合物に用いる技術に従って調製される本発明 により、薬剤を提供する。例えば、このような形態は、薬剤の注射可能な用量、 錠剤、ピル、坐剤、懸濁液、シロップまたは混合物、徐放性賦形剤などの形態を とり得る。 経口投与には、本発明の薬剤は、一般に、錠剤またはカプセルの形態でまたは 水溶液または懸濁液として提供され得る。 経口使用のための錠剤は、不活性希釈剤、崩壊剤、結合剤、潤滑剤、甘味剤、 香料、着色剤および保存剤などの薬学的に受容可能な賦形剤と混合される活性成 分を含有し得る。適切な不活性希釈剤は、炭酸ナトリウムおよび炭酸カルシウム 、リン酸ナトリウムおよびリン酸カルシウム、ならびにラクトースを含み、コー ンスターチおよびアルギン酸は適切な崩壊剤である。結合剤は、スターチおよび ゼラチンを包含し得、潤滑剤は、もし存在すれば、一般にステアリン酸マグネシ ウム、ステアリン酸またはタルクであり得る。所望であれば、錠剤は、グリセリ ルモノステアレートまたはグリセリルジステアレートのような材料でコートされ 得、胃腸管中での吸収を遅延する。 経口使用のためのカプセルは、その中で活性成分が固体の希釈剤と混合される 硬質ゼラチンカプセル、および活性成分が水またはオイル(ピーナッツ油、液体 パラフィンまたはオリーブ油など)と混合される軟質ゼラチンカプセルを包含す る。 筋肉内、腹腔内、皮下および静脈内の使用には、本発明の化合物は、一般に、 適切なpHおよび等張に緩衝化された、滅菌水溶液または懸濁液中に提供され得る 。適切な水性賦形剤は、リンゲル溶液および等張塩化ナトリウムを含む。本発明 による水性懸濁液は、セルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピ ロリドンおよびトラガカントガムなどの懸濁剤、およびレシチンのような湿潤剤 を包含し得る。水性懸濁液に適切な保存剤は、エチルおよびn-プロピルp-ヒドロ キシベンゾエートを含む。 Hpylori疾患の治療のために、錠剤、ピルまたは経口的に摂取される他の調 製物の使用が好適である。 本発明は、さらに、病的な細胞液胞化を含む疾患の治療のための組成物の製造 方法であって、薬学的に有効な用量のVーATPアーゼのインヒビターを、薬学的に 受容可能な賦形剤、希釈剤またはキャリアと組み合わせる工程を包含する方法を 提供する。 V-ATPアーゼインヒビターは、天然の供給源に由来し得、または、合成プロセ スにより調製され得る。例えば、インヒビターがバフィロマイシンである場合、 当該技術分野で記載されるように(Wernerら、Op.Cit.)微生物Streptomyces griseus から得られ得る。あるいは、上記インヒビターは、当該技 術分野で周知の化学合成のプロセスにより生成され得る。 バフィロマイシンが改変バフィロマイシンである場合、それは化学合成により 有利に生成される。バフィロマイシン類の自然の改変が生じ得るが、それらのV- ATPアーゼインヒビター活性、それらの毒性および他の副作用のようなバフィロ マイシン類の特性に対する有利な改変を、この分子の化学合成の間に導入され得 ることが考察される。 本発明を、例示のみの目的で、以下の実施例により、以下に記載する。図面の簡単な説明 図1は、バフィロマイシンA1、B1、C1およびDの分子構造を示す; 図2は、Helicobacter pylori細胞フリーの抽出物により誘導されるHeLa細胞 の液胞化に対する、バフィロマイシンA1の保護効果を、液胞化細胞の数(図2A )および中性赤の取り込み百分率(図2B)の両者により示す。示された値は、 3重で示される3つの異なる実験の平均である。 図3は、液胞化細胞の百分率および中性赤の取込み百分率 を示す、バフィロマイシンA1の保護効果の用量依存性を示す 図4は、バフィロマイシンA1によるHelicobacter pylori液胞化細胞の救助を 示す。HeLa細胞の同じクラスターを、H.pyloriおよびバフィロマイシンA1の添加 後の異なる時間、H.pyIori抽出物を用いた処理後1 1/2時間(A)、3 1/2時 間(B)および6時間(C)、ならびに、H.pylori抽出物およびバフィロマイシン A1両者を用いた処理後1 1/2時間(D)、3時間(E)および4時間(F)で示す ; 図5は、H.pyloriで誘導された液胞化のバフィロマイシンA1による退化を、時 間の関数として示す; 図6は、H.pylori抽出物の液胞化活性に関する、およびHeLa細胞液胞化に関す る、異なるV-ATPアーゼインヒビターの使用を示す。(A)細菌抽出物を、実験の 部で特定されたように示されたインヒビターを用いて処理し、そして次いでHeLa 細胞に添加した;(B)HeLa細胞を、細菌抽出物と同じ濃度でおよび同じ条件下 でV-ATPアーゼの特定されたインヒビターを用いて処理した; 図7は、バフィロマイシンA1、バフィロマイシンB1、バフィロマイシンC1およ びバフィロマイシンDを比較するHeLa細胞 液胞化のバフィロマイシン阻害の用量応答を示す; 図8は、異なるバフィロマイシンによる細胞液胞化の退化を示す。実験手順材料 :バフィロマイシンA1,.バフィロマイシンB1,,バフィロマイシンC1およ びバフィロマイシンDは、K.H.Altendorf教授(Osnabruk大学、Germany)により 提供された。これらを、DMS0中に、1.5mMの濃度で溶解し、そしてアリコートに して-20℃で貯蔵した。これらの濃度を、メタノール中で245nmで吸光係数25,000 M-1cm-1を用いて分光学的に測定した(Bowmanら、1988、PNAS、85:7972-7976) 。中性赤、Mg-ATPおよびN-エチルマレイミド(NEM)はSigmaから得た;N,N’- ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCCD)は、Flukaから得、そして7-クロロ-4- ニトロベンゾキサジアゾール(NBD-C1)はKoch-Lightから得た。滅菌ディスポー ザブル材料、細胞培養用の培地およびウシ胎児血清(FCS)はFlowから得た。細菌抽出物Helicobacter pylori細胞毒性株CCUG 17874および非細胞毒性株G-2 1を0.2%サイクロデキストリンおよびSkirrow選択性添加物を含むBrucellaブロス 中、微好気性環境で、37℃で3〜4日間生育させた。この細菌培養物を、16,000 × gで30分間遠心分離した。ペレットをPBS中に再懸濁し、そしてSoniprepモデル15 0超音波発生機を用いて4℃で30秒間5回超音波処理した。この材料を40,000× gで20分間遠心分離し、そして上清液を0.22μmセルロースフィルターを通して 濾過により減菌した。この抽出液を液体窒素中で凍結し、そして-80℃でタンパ ク質濃度26mg/mlで貯蔵した。細胞 :HeLa細胞を、10%FCSを含むEarleの改変最小必須培地(MEM)中で、5%CO2 雰囲気下37℃で、プラスチックフラスコ中の単層として培養した。実験の24時間 前、細胞をトリプシン−EDTAを用いて懸濁し、そしてMEM、10%FCS中、96、48ま たは24ウェルのタイトレーションプレート中に、30×103/cm2の密度で接種した 。細胞液胞化および細胞毒性のアッセイ :HeLa細胞を、MEM,2%FCS中の異なるバフ ィロマイシン濃度(0.001−1.0 uM)でインキュベートし、そしてHelicobacter pylori 抽出物を添加した(最終濃度0.5と2.6mg/mlとの間の細菌タンパク質)。 あるいは、細胞を、細菌抽出物とインキュベートし、そして1μMまたは12.5 nM のバフィロマイシンを、抽出物の添加後の異なる時間(1-48時間)で異なるサン プルに添加した。細胞液胞化の程度を、サンプルあたり少なくとも3つの独立の 顕微鏡写真(位相干渉倒立顕微鏡248 xの倍率)から、細胞あたり5つ以上の液 胞を有する細胞の数を数えることにより推定し、そし てこの数を写真中にある全細胞数の百分率として記録した。あるいは、液胞化は 、記載されたように(Coverら、1991、Op. Cit.)少し改変して中性赤の取込み として測定した。簡潔に述べれば、96タイタープレート中の細胞を、125 mM NaC l、5 mM KCl、50 mM NaPi、pH7.4(PBS)中の0.1mlの0.05%中性赤と共に25℃で 8分間インキュベートし、そして0.2 mlのPBS中の0.2%BSAを用いて3回洗浄した 。0.37%のHClを含む0.1mlの70%エタノール水溶液添加後、530nmでの吸光度をPac kard Argus 400 Microplate Readerを用いて測定した。V-ATPアーゼのインヒビターを用いたHelicobacter pylori抽出物およびHeLa細胞 の処理Helicobacter Dvlori細菌抽出物を、以下のように、HeLa細胞へ添加す る前に、インヒビターで処理した:DCCD 10μモル濃度、30℃で1時間;NBD-Cl 100μモル濃度、30℃で1時間そして反応を最終濃度10 mモル濃度のグリシンで ブロックした;NEM 275μモル濃度、30℃で1時間そして反応をβ-メルカプトエ タノール275μMの添加によりブロックした;Mg-ATP 14mモル濃度、0℃で1時間 ;100mモル濃度KN03および14 mモル濃度Mg-ATP、30℃で1時間;NaCO3 100 mモ ル濃度、pH11、0℃で1時間。細菌抽出物を、次いで、最終濃度0.65mg/mlで40 倍希釈で細胞に添加した。コントロールを、未処理の細菌抽出物とインキュベー トしたHeLa細胞、および同一濃度または40倍希釈後細菌抽出物と同一条件下で作 製した。細菌抽出物の液胞化活性を上記のように アッセイした。 実施例1:液胞の酸性化におけるV-ATPアーゼプロトンポンピングの役割を示 すために、バフィロマイシンA1(V-ATPアーゼの特異的インヒビター)を、H.pvl ori 抽出物に曝されたHeLa細胞中で誘導された細胞液胞化の動力学を調べるため に用いた。この実験の結果を図2に示す。HeLa細胞を、NEM中、2%FCS中の1mモ ル濃度のバフィロマイシンA1とともに、またはなしで30分間処理し、そしてさら に、バフィロマイシンA1の存在下、また非存在下で、H.pylori抽出物(最終タン パク質濃度1.3 mg/ml)とインキュベートした。示された時間で、液胞化細胞の 数を目視で数え、または細胞液胞中に取込まれた中性赤の量を分光学的に測定し た。この2つの方法は、約90分の遅延(lag)期により特徴付けられる類似のプ ロファイルを与え、次いでインキュベーションの5時間後のその最大値が特徴で ある急速な液胞化が起こった。図2はまた、バフィロマイシンA1が、V-ATPアー ゼのみに影響する濃度で、この効果の評価に用いた方法に拘らず、H.pylori抽出 物の液胞化効果を廃することを示す。コントロール実験は、抽出物で処理されな い細胞中、バフィロマイシンA1単独で処理された細胞中、または非細胞毒性のH. pylori 株(G-21)で処理された細胞中では液胞化がないことを示した。さらに、 液胞化はまた、部分精製された細菌抽出物により生じ、そして高力価の抗H.pylo ri ヒト血清により阻害され得た(Figuraら、1990、Op.Cit.)。 実施例2:バフィロマイシンA1の保護効果の用量依存性を調査した。図3に示 す結果は、バフィロマイシンA1が4nモル濃度の低濃度で50%の効果を示しそして1 2.5nモル濃度で細菌誘導液胞化の完全阻害を示すことを表す。 HeLa細胞を、実施例1に記載されたように、バフィロマイシンA1の示された濃 度で前処理し、H.pylori抽出物(最終濃度1.3 mg/ml)と6時間インキュベート し、そして液胞化した細胞の百分率および中性赤の取込みを記載されたように測 定した。引用された値は、3重に行った、2つの異なる実験の平均士標準偏差で ある。 実施例3:バフィロマイシンA1が液胞の形成を強く阻害することを測定したの で、バフィロマイシンA1の細胞液胞化の退化における影響を調査した。図4は、 HeLa細胞の同一クラスターについて撮影された一連の顕微鏡写真であり、バフィ ロマイシンA1が液胞化のみならず、以前に液胞化した細胞の通常の生理学的外観 を回復し得ることも示す。バフィロマイシンA1はまた、多時間、最大限の液胞化 条件中で維持された細胞に関しても有効であり、このことは図5に示され、ここ では述べられた時間の期間後投与された1mモル濃度のバフィロマイシンA1の効果 が示される。バフィロマイシンA1で誘導された通常の生理学的外観回復の動力学 は、十分な液胞化条件中で費やされた時間に拘らず同一であることは注目に値す る。全ての液胞の消失に必要な時間は、バフィロマイシンA1濃度に厳密な依存性 を示さなかった;通常の生理学的条件への回復は、1mモル濃度のバフィロマイシ ンA1を用いた場合に比べ、12.5nモル濃度のバフィロマイシンA1を用いた場合は 3倍より長く要したに過ぎなかった。バフィロマイシンA1により救済された細胞 は増殖し得、そして細菌抽出物で処理されなかったコントロール細胞と同一の体 細胞分裂指数を示した。 実施例4:バフィロマイシン類以外のV-ATPアーゼインヒビターの活性を調査 した。図6Aは、H.pylori抽出物を、インヒビター、N,N'-ジシクロヘキシルカ ルボジイミド(DCCD)、7-クロロ-4-ニトロベンゾキサジアゾール(NBD-Cl) 、N-エチルマレイミド(NEM)、Mg-ATP、高pHおよび硝酸イオンを用いて処理す ることの影響を示す。これら薬剤のいずれもまたはV-ATpアーゼ脱凝集処理のい ずれもが、細菌抽出物の液胞化活性に影響しなかった。このことは、液胞化活性 は、Helicobacter pyloriにより産生されるV-ATPアーゼに起因するのではなく、 細胞により産生されるV-ATPアーゼに起因し得ることを示唆する。この示唆は、H .pylori が細胞性V-ATPアーゼを改変する因子を産生することを意味する。この仮 説は、図6B中に示される結果により支持され、そこではインヒビターのHeLa細 胞への投与がHelicobacter pyloriで誘導される液胞化の予防において有効であ った。このことは、液胞発達におけるHeLa細胞V-ATPアーゼの役割を示唆する。 実施例5:バフィロマイシンB1、C1およびDの有効性を調査するために、HeLa 細胞を、60分間、これらのバフィロマイシン類の異なる濃度で予備的にインキュ ベートし、そして引き続いて実施例1に記載のように、Helicobacter pylori抽 出物で処理した。6時間後、液胞化の程度を、中性赤吸着として測定し決定した 。この結果を図7に示す。全てのバフィロマイシン類は、2mモル濃度より低い濃 度で細胞中の液胞の形成を効果的に妨げた。このことはまた、顕微鏡使用により 細胞あたりの液胞の数の半定量的推定からも明らかであった。 図7で報告されたID50値は、バフィロマイシンA1を標準として用いて、種々の バフィロマイシン類の相対能力を示し、その値を100とすると:バフィロマイシ ンA1 100、バフィロマイシンB1 26、バフィロマイシンC1 17およびバフィロマイ シンD2。 図8では、H.pyloriにより誘導される液胞化の退化における、バフィロマイシ ンA1、B1、C1およびDの効果が示される。液胞化の退化はまた、液胞化条件中で2 4時間維持された細胞中で示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // C07D 207/448 8217−4C 271/12 9283−4C 313/00 9360−4C 315/00 9360−4C (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ラップオーリ,リノ イタリア国 イ―53100 シエナ,ビア フィオレンティーナ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.病的な細胞液胞化を含む疾患の治療に使用するための組成物の調製における 、液胞型H+ATPアーゼ(V-ATPアーゼ)のインヒビターの使用。 2.前記病的な細胞液胞化が、細菌感染、細胞傷害性化学物質への曝露、薬剤ま たは神経学的変性により誘導される、請求項1に記載の使用。 3.前記病的な細胞液胞化が、細菌感染により誘導される、請求項2に記載の使 用。 4.前記細菌感染がHelicobacter pylori感染である、請求項3に記載の使用。 5.前記V-ATPアーゼインヒビターが、V-ATPアーゼのプロトンのポンピング活性 を阻害する、請求項1から4のいずれかに記載の使用。 6.前記V-ATPアーゼインヒビターが、N,N’-ジシクロヘキシルカルボジイミド (DCCD)、7-クロロ-4-ニトロベンゾキサジアゾール(NBD-C1)およびN-エチル マレイミド(NEM)またはバフィロマイシンである、請求項1から5のいずれか に記載の使用。 7.前記V-ATPアーゼインヒビターが、バフィロマイシンA1、バフィロマイシンB 1またはバフィロマイシンC1である、請求項6に記載の使用。 8.前記バフィロマイシンがバフィロマイシンA1である、請求項7に記載の使用 。 9.前記バフィロマイシンA1が1μgと1gとの間の用量で投与される、請求項8 に記載の使用。 10.前記バフィロマイシンA1が10μgと300μgとの間の用量で投与される、請 求項9に記載の使用。 11.前記用量が繰り返して投与される、請求項9または請求項10に記載の使 用。 12.進行期の前記疾患の治療における、請求項1〜11のいずれかに記載の使 用。 13.予防薬である、請求項1〜11のいずれかに記載の使用。 14.病的な細胞液胞化を含む疾患の治療方法であって、VーATPアーゼのインヒ ビターを投与する工程を包含する方法。 15.前記疾患がHelicobacter Dvlori感染に関連する、請求項14に記載の方 法。 16.前記疾患が慢性胃炎、消化性潰瘍および胃の腺癌からなる群から選択され る、請求項15に記載の方法。 17.前記疾患が消化性潰瘍である、請求項16に記載の方法。 18.病的な細胞液胞化を含む疾患の治療に使用するための薬学的調製物であっ て、薬学的に受容可能な賦形剤、希釈剤またはキャリアと共に、薬学的に有効な 量のV-ATPアーゼインヒビターを含む調製物。 19.バフィロマイシンA1を含有する、請求項18に記載の調製物。 20.10μgと300μgとの間のバフィロマイシンA1を含む、請求項19に記載の 調製物。 21.経口投与に適合された、請求項18、19または20に記載の調製物。 22.病的な細胞液胞化を含む疾患の治療に使用するための組成物の調製方法で あって、薬学的に有効な用量のV-ATPアーゼインヒビターを、薬学的に受容可能 な賦形剤、希釈剤またはキャリアと組み合わせる工程を包含する方法。
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