JPH08502663A - 摘み構造付きソフトゼラチン薬剤カプセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 カプセル（１０）の摘み、操作を容易にするために、突出されたリブ（２４，３０）のような凹凸を付けられた表面がソフトゼラチンカプセル（１０）の殻部（１２）上に設けられる。カプセル（１０）はその一端に除去可能なタブ（１４）を有し、このタブにも凹凸を付けられた表面（３０）が設けられる。本発明の一実施例は身体外部表面への薬用射出に使用されるカプセル（１０）である。また、別の実施例として身体開口部への挿入のためのカプセル（１０）も開示される。カプセル（１０）の組成物はカプセル（１０）に乾燥感触を与え殻部（１２）表面の摩擦係数を増加するデンプンあるいはデンプン誘導体を含み、さらにカプセルの操作性を改良する。

Description

【発明の詳細な説明】 摘み構造付きソフトゼラチン薬剤カプセル 発明の背景 Ａ．発明の分野 本発明は、一般に、使い捨てのソフトゼラチン薬剤カプセルに関し、さらに詳 しくは、ソフトゼラチン薬剤カプセル用の新規で便利な摘み構造に関する。 Ｂ．従来技術 ソフトゼラチンカプセルは、調合薬，局部用洗浄剤，化粧品等の薬剤の身体外 部表面に対する射出のために使用される。このようなカプセルはまた、身体開口 部内組織に対する薬剤の射出のために使用される。カプセル内に包含される薬剤 の射出はカプセル殻部の一部を除去（一般にタブを捻ったり引き裂いたり）し、 カプセル殻部を絞り、カプセルから薬剤を押し出すことによって達成される。シ ェラーの米国特許第２１３４４８９号広報、ボイセンの米国特許第２３３４６０ ０号広報、シェラーの米国特許２３９７０５１号広報、フジイの米国特許４２７ ８６３３号広報、スペルマン等の米国特許５０６３０５７号広報には代表的なソ フトゼラチンカプセルが開示されている。 ソフトゼラチンカプセルは小量の薬剤を包含するため 多くの場合に小型である。また、一般にソフトゼラチンカプセルはほとんどゼラ チンまたはゼラチン的な材料によって構成される。このため、そのような材料は 低い静止摩擦係数を持つ滑らかな外表面を持ちがちである。このようにカプセル が小型で滑り易い表面を持っため、タブを捻って引き裂きカプセル殻部を押すと いった薬剤の射出を達成するために必要とされる作業を実施する際に、使用者は しばしば困難を有することになる。このような困難は、身体からの分泌、潤滑作 用などよって使用者の手あるいはカプセルが濡れるあるいは油っぽくなっていた りすることによりさらに複雑化する。したがって、このような困難を克服するよ うなソフトゼラチン薬剤カプセルを従来技術では提供できないでいた。 発明の要約 薬剤のカプセル化に適切な中空の殻部を有するカプセルが提供される。この殻 部は十分な面積の凹凸付けられた構造の領域を持つ外部表面を有し、カプセルの 操作性を高めることができる。さらにカプセルは、カプセルを封止する殻部と一 体的に形成された除去可能なタブを含む。薬剤は前記タブを除去し殻部を押圧す ることにより殻部から放出される。殻部、好ましくはタブも、凹凸付けられた表 面を有するため、従来技術のカプセル使用にともなう困難が大幅に解消される。 本発明の一実施例において、殻部は平面化された上面 部及び下面部を有し、これら平面化された上面部及び下面部に対して凹凸付けら れた構造の領域を設け、細長い体型に形成される。また本発明の別の実施例にお いては、直腸のような開口部への挿入に適するカプセルが提供される。この実施 例において殻部は細長い首部及び球状部を備え、この球状部には凹凸付けられた 構造の領域が設けられる。上記両実施例における除去可能なタブの表面には、凹 凸が付けられた構造の表面を設けることができる。 本発明の別の観点においては、ゼラチンを構成する基体に対し、製造時にデン プンあるいはデンプン誘導体が添加される。この添加はカプセル殻部及びタブの 外部表面の摩擦係数を上昇させ、さらにカプセルの操作性を向上させる。 したがって、本発明の主な目的は、カプセル化された薬剤の身体外部表面への 射出を容易化するため、改良された摘み性、操作性を有するソフトゼラチンカプ セルを提供することにある。 また、本発明の目的は、改良された摘み性、操作性を有し、身体開口部への挿 入に適し、内部組織への薬剤の射出を容易にできるソフトゼラチンカプセルを提 供することにある。 また、別の本発明の目的は、タブの除去及びカプセルからの薬剤の放出を容易 にできるソフトゼラチンカプセルを提供することにある。 本発明のさらなる目的、効果、特徴は、発明の要約及び下記の好ましい実施例 の詳細な説明で明らかになろう。 図面の簡単な説明 本発明の好ましい実施例を説明するために以下の図が参照される。これらの図 において、同じ参照番号には同等の要素が対応する。 図１は本発明の好ましい実施例に係るカプセルの斜視図であって、カプセルの い摘み性、操作性を改良するためにカプセルの殻部及びタブ部に対して凹凸が付 けられた構造を示す。 図２は図１に示したカプセルの平面図であり、外部表面に対して凹凸が付けら れた構造を有する殻部の平面化された上面部を示す。 図３は図１及び図２に示したカプセルの正面図である。 図４は図１〜図３に示したカプセルの断面図である。 図５は本発明の別の実施例に係るカプセルの斜視図であり、カプセルの摘み性 、操作性を改良するために球状部及びタブ部に対して凹凸が付けられた構造を示 す。 好ましい実施例の詳細な説明 図１〜図３には、本発明の好ましい実施例の斜視図、平面図、正面図が各々表 されている。この図１〜図３に示された実施例は、特に皮膚のような身体外部表 面への薬剤の射出に適している。図５に示す実施例は、特に身 体開口部内組織への薬剤射出用のカプセルとして適している。 図１は本発明の好ましい実施例に係るカプセル１０を示している。このカプセ ル１０は薬剤、例えば痔疾患用調合剤をカプセル化する中空の殻部１２を含んで いる。カプセル１０はさらに、殻部１２と一体的に形成されてカプセル１０を封 止する除去可能なタブ１４を含んでいる。このタブ１４は殻部１２を保持しタブ １４を捻ることにより除去される。 殻部１２は外部表面１６を有し、その一部には、摘み易さ、操作し易さを促進 するために凹凸が付けられた構造の領域１８が備えられている。この凹凸が付け られた構造の領域１８はカプセル１０の操作及びタブ１４除去の容易性を増加す るに十分な表面領域であるように選択される。カプセルは小型であるため、図１ 〜図３に示されている殻部１２の凹凸が付けられた構造の表面領域より大きい割 合の表面領域にわたって凹凸付けられた構造を適用することが好ましいかもしれ ない。 図１〜図３に示す実施例において、殻部１２は平面化された上面部２０及び下 面部２２を含むものとして示されている。したがってこの平面化された上面部２ ０，下面部２２により、薬剤を押し出すために殻部１２に圧力を加える際、使用 者の指に球状表面より大きい平な表面を提供する。もちろん、もし所望されるな らば平面化された部分がない凹凸が付けられた構造の領域１８を有す るカプセルが提供され得る。 図１〜図３には、凹凸が付けられた構造の領域１８は、殻部１２の背部まで一 周しながら突出する複数のリブ２４として表されている。カプセル１０から薬剤 を放出するためには、絞出し力とタブ１４の中心軸２６方向に沿った力の両方が 必要とされるため、リブ２４は中心軸２６を横切る方向で殻部１２の外部表面１ ６に対して適用されることが好ましい。殻部１２の絞出しの間、親指及び人差指 は平面化された上面部２０及び下面部２２に対して置かれるため、上面部２０， 下面部２２の両方に凹凸が付けられた構造の領域を設けることが好ましい。 また、カプセル１０の除去可能なタブ１４は、凹凸を付けられた構造の領域２ ８を有するものとして示されている。この領域２８は複数の突出されたリブ３０ を有し、タブ１４の摘み、及びカプセルを解放するためのタブ１４の裂きあるい は捻りを行い易くする。 このように殻部１２の外部表面１６に適用される突出するリブ構造は、凹凸付 けられた構造の領域１８に対する好ましい摘み構造である。突出するリブ２４， ３０またはその他の凹凸が付けられた構造は、カプセルの製造，充填に先だって ゼラチンリボンに対して与えられる。 図４は、図１〜図３に示したカプセル１０の中心軸２６（図２）を通過する垂 直断面図を示している。タブ１４が捻られ殻部１２より裂かれる際、隙間３２が 形成され、この隙間３２を通して薬剤３４がカプセルから放出 されることが図４により理解されよう。 次に図５には、本発明に係るカプセル１０の別の実施例が斜視図で示される。 カプセル１０は殻部４０及び除去可能なタブ４２を含む。殻部４０は細長い首部 ４４及び球状部４６を含む。凹凸が付けられた構造は突出するリブ４８，５０と して表されており、球状部４６及びタブ４２各々に適用されている。一旦タブ４ ２が殻部の首部４４から除去されると、その首部は開口部内組織への薬剤射出用 として開口部への挿入の準備ができた形となる。図５に示される実施例において 、リブ４８は球状部４６を一周しており、殻部４０の中心軸５２を横切る方向に 付けられている。図１〜図４に示して実施例と同様に、球状部４６及びタブ４２ に設けられた凹凸が付けられた構造の領域はカプセル１０の摘み、操作をし易く する。 上述したように、ゼラチンのカプセルの外部表面は非常に滑らかで滑り易い。 しかしながら、カプセル製造時のゼラチン基体へのデンプンあるいはデンプン誘 導体の添加が、より乾燥感触を生じさせ、滑り難い特性をカプセル表面に生じさ せることが見いだされている。０．１〜３０重量％、好ましくは５〜２０重量％ のデンプンあるいはデンプン誘導体を添加して作成されたカプセルはこの目的に 適している。適切なデンプン誘導体としては、高アミロースデンプン、酸化デン プン、エステル化デンプン、酸希釈デンプン、エーテル化デンプン、加水分解 デンプン、加水分解，水素化デンプン、酵素処理デンプンを含む。 その他、０．１〜１５重量％、好ましくは２〜１０重量％の範囲で多糖類濃厚 化剤をカプセル組成物に取り入れ、カプセルの表面を変性することができる。適 切な濃厚化剤としては寒天、アカシア、アルジネート、カラジーナン、グラン（ gullan）、グアー、カラヤ（カラヤゴム）、イナゴマメ（イナゴマメゴム）、ペ クチン、プルラン（pullulan）、トラガント、キサンタン（xanthan）がある。 様々な濃厚化剤が０．１〜２０重量％、好ましくは５〜１５重量％の範囲で使 用できる。それらは、ポリビニルピロリドン、ポリスチレンスルホン酸塩、デキ ストラン硫酸塩、キトーサン誘導体、セルロース、セルロース誘導体、べントナ イト、ケイ藻土を含む。 ０．１〜５０重量％、好ましくは５〜４０重量％の量で様々なゼラチンをカプ セル組成物に取り入れることができる。それらはゼラチン水解物、アシル化ゼラ チン、フィッシュゼラチンを含む。 さらに、カプセル殻部内の可塑剤は下記の材料を一以上、２〜４０重量％、好 ましくは５〜３０重量％の範囲で使用することによって変性できる。すなわち、 その材料とはポリグリセロール、マルチトール（multitol）、水素化デンプン水 解物である。 本発明に係るカプセル１０に対する好ましい材料としては、高アミロースデン プン、デンプン、加水分解ゼラ チン、マルチトール（multitol）、水素化デンプン水解物がある。乾燥（無水） 状態のカプセルの殻部１２に対する好ましい組成は以下のようになる。 アシル化ゼラチン ４９．６重量％ 加水分解ゼラチン ５．５重量％ 高アミロースデンプン ４．８重量％ グリセロール ２６．１重量％ 水素化デンプン水解物 １４．０重量％ 本発明に係るカプセルは従来のソフトゼラチンカプセル製造方法、例えば当業 者に周知の回転ダイ法により作成することができる。カプセル形成に使用される ダイは単純に所望のカプセル形に対応して構成される。 また、本発明のカプセルの使用は単純明快である。すなわち、タブが捻り取ら れる間にカプセルは凹凸が付けられた部分によって有利に摘まれ、こうしてカプ セル内含物を外部へと放出する。そして凹凸が付けられた領域により再び有利に 可撓性のカプセル壁は絞られ、カプセルの内含物を放出する。薬剤が身体外部に 適用されるならば、その内含物は一例として皮膚上に絞り出される。薬剤が痔処 置のような内部用として適用されるならば、細長くされた首部を直腸のような治 療下の身体凹部あるいは開口部に挿入し、内含物を開口部へと絞り出すことがで きる。 本発明の要旨及び範囲から外れることなく、ここで開示した好ましい実施例に 対して様々な変更が可能である ことが理解されるであろう。真の要旨及び範囲は上記明細書から解釈されながら 添付請求の範囲により定義される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９４年７月１４日 【補正内容】 補正請求の範囲 １． 薬剤のカプセル化に適する可撓性で中空の殻部であって、この殻部は球状 外部表面を持つ第１球状端部及び第２テーパ端部を有し、この第２テーパ端部は 前記第１球状端部から実質的に離れて薬剤放出部を形成するものと、 前記殻部の第２テーパ端部と一体的に形成され、前記薬剤放出部を封止する除 去可能なタブとを具備し、未解放状態で薬剤を包含し解放状態で薬剤を放出する ための一体形成によるソフトゼラチンのカプセルにおいて、 カプセルを操作し易くするために、前記球状外部表面の回りに実質的に連続し て延びる凹凸を付けられた構造の領域が設けられ、 前記第１球状端部に凹凸が付けられた領域が設けられることと前記薬剤放出部 が凹凸を付けられた構造の領域から離れていることとにより、前記タブの除去及 び第１球状端部への通常の押圧で薬剤を薬剤放出部を通して放出する間に、前記 球状端部を確実に摘むための及び実質的に凹凸を付けられた構造の領域から離れ て薬剤を所定の方向に向けるための手段が与えられ、薬剤が効果的且つ衛生的に 適用され、薬剤の第１球状端部上への漏れが回避されることを特徴とするカプセ ル。 ２． 前記カプセルはさらに前記殻部内にカプセル化された薬剤を具備する請求 項１に記載のカプセル。 ３． 前記薬剤は痔疾患用調合剤を含む請求項２に記載 のカプセル。 ４． 前記殻部は平面化された上面部及び下面部を有する細長体であり、凹凸が 付けられた構造の領域が前記平面化された上面部及び下面部の両方に適用され、 それにより薬剤をカプセルから押し出すための殻部に対する押圧力の確実な手動 作が増強される請求項１に記載のカプセル。 ５． 前記凹凸が付けられた構造の領域が、殻部の外部表面に適用された少なく とも１つのリブを含む請求項４に記載のカプセル。 ６． 前記細長体は中心軸の方向に延びており、凹凸を付けられた構造の領域は 前記平面化された上面部及び下面部に前記中心軸を横切るように方向付けされて 適用された少なくとも１つのリブを含む請求項４に記載のカプセル。 ７． 前記タブは凹凸が付けられた構造の表面を有し、タブの操作を容易化する 請求項１に記載のカプセル。 ８． 前記タブの凹凸が付けられた構造の表面は少なくとも１つのリブを含む請 求項７に記載のカプセル。 ９． 前記殻部の第２テーパ端部はさらに細長い首部を含み、カプセルの開口部 への挿入を容易にする請求項１に記載のカプセル。 １０． 前記第１球状端部は前記首部と一体的に形成されている請求項９に記載 のカプセル。 １１． 首部は中心軸の方向に延びており、前記凹凸が 付けられた構造の領域は第１球状端部に前記中心軸を横切るように方向付けされ て適用された少なくとも１つのリブを含む請求項１０に記載のカプセル。 １２． 前記凹凸が付けられた構造の領域は複数のリブを含み、これら各リブは 前記中心軸を横切るように方向付けされて前記第１球状端部を取り囲む請求項１ １に記載のカプセル。 １３． 前記タブは凹凸が付けられた構造の表面を有し、タブが操作し易くなる 請求項１０に記載のカプセル。 １４． 前記殻部はさらにゼラチンと約０．１〜３０重量％の量のデンプンある いはデンプン誘導体とを含む請求項１に記載のカプセル。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モートン、 フランク エス．エス. アメリカ合衆国 34646 フロリダ州 セ ミノール ワンハンドレッドフォーティフ ァースト ストリート 8260 (72)発明者 ストラウド、 ノーマン エス. アメリカ合衆国 34695 フロリダ州 セ イフティ ハーバー ノース ベイ ヒル ズ ブールヴァード 217

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 薬剤のカプセル化に適する可撓性で中空の殻部であって、凹凸が付けられ た構造の十分な領域が設けられた外部表面を有し、カプセル操作を容易化するも のと、 前記殻部と一体的に形成された除去可能なタブと を含み、前記タブの除去及び前記殻部に対する押圧により前記薬剤がカプセルか ら放出されるカプセル。 ２． 前記カプセルがさらに前記殻部内にカプセル化された薬剤を含む請求項１ に記載のカプセル。 ３． 前記薬剤は痔疾患用調合剤を含む請求項２に記載のカプセル。 ４． 前記殻部は細長くされており平面化された上面部及び下面部を有し、これ ら平面化された上面部及び下面部に前記凹凸が付けられた構造の領域が設けられ 、殻部の操作を容易にする請求項１に記載のカプセル。 ５． 前記凹凸が付けられた構造の領域は、殻部の外部表面に設けられた少なく とも１つのリブを含む請求項４に記載のカプセル。 ６． 前記細長くされた殻部は中心軸の方向に延びており、前記凹凸が付けられ た構造の領域は、前記平面化された上面部及び下面部に前記中心軸を横切る方向 に方向付けられて設けられた少なくとも１つのリブを含む請求項４に記載のカプ セル。 ７． 前記タブが凹凸を付けられた構造の表面を有し、タブの操作を容易にする 請求項１に記載のカプセル。 ８． 前記タブの凹凸が付けられた構造の表面が少なくとも１つのリブを有する 請求項７に記載のカプセル。 ９． 前記殻部がさらに細長い首部を含み、カプセルの開口部への挿入を容易に する請求項１に記載のカプセル。 １０． 前記殻部がさらに前記首部と互いに連結される球状部を含み、前記凹凸 が付けられた構造の領域が前記球状部に設けられる請求項９に記載のカプセル。 １１． 前記首部は中心軸を定義し、前記凹凸を付けられた構造の領域は前記球 状部に前記中心軸を横切る方向で設けられた少なくとも１つのリブを含む請求項 １０に記載のカプセル。 １２． 前記凹凸を付けられた構造の領域が複数のリブを含み、これらリブの各 々が前記中心軸を横切る方向で前記球状部を一周する請求項１１に記載のカプセ ル。 １３． 前記タブが凹凸を付けられた構造の表面を有し、前記タブの操作を容易 にする請求項１０に記載のカプセル。 １４． 前記殻部がさらにゼラチンと約０．１〜３０重量％の量のデンプンある いはデンプン誘導体とを含む請求項１に記載のカプセル。