JPH05228218A - ケア用品 - Google Patents
ケア用品Info
- Publication number
- JPH05228218A JPH05228218A JP7017092A JP7017092A JPH05228218A JP H05228218 A JPH05228218 A JP H05228218A JP 7017092 A JP7017092 A JP 7017092A JP 7017092 A JP7017092 A JP 7017092A JP H05228218 A JPH05228218 A JP H05228218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capsule
- pearl
- container
- eyes
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
ケア用品
【目的】 眼の疲労回復を図ると共に眼の周りの肌の手
入れをするための簡便で有効なケア用品を提供すること
を目的とする。 【構成】 眼と眼の周りの肌のためのケア用品である。
このケア用品は、表面部のみが皮膜(a1)となった易擦壊
性のパール状カプセル(A) を液剤(B) により湿潤する状
態で取出機構(12)付き容器(11)内に収容したカプセル入
り容器(1) と、眼の周りを刺激するコンパクトなマッサ
ージ器(2) (殊に、コイン大のコードレスの低周波マッ
サージ器)とからなる。
入れをするための簡便で有効なケア用品を提供すること
を目的とする。 【構成】 眼と眼の周りの肌のためのケア用品である。
このケア用品は、表面部のみが皮膜(a1)となった易擦壊
性のパール状カプセル(A) を液剤(B) により湿潤する状
態で取出機構(12)付き容器(11)内に収容したカプセル入
り容器(1) と、眼の周りを刺激するコンパクトなマッサ
ージ器(2) (殊に、コイン大のコードレスの低周波マッ
サージ器)とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼の疲労回復を図ると
共に眼の周りの肌の手入れをするためのケア用品に関す
るものである。
共に眼の周りの肌の手入れをするためのケア用品に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】活字メディアや映像メディアあるいはO
A機器の普及に伴なって眼を酷使する機会が多くなり、
眼の疲労を感じることが多くなっている。また疲労の蓄
積や加齢に伴ない、カラスの足跡と呼ばれる眼尻や眼の
周りのしわが目立つようになる。このような場合、眼尻
ないしこめかみの部分を指でマッサージすることが有効
である。
A機器の普及に伴なって眼を酷使する機会が多くなり、
眼の疲労を感じることが多くなっている。また疲労の蓄
積や加齢に伴ない、カラスの足跡と呼ばれる眼尻や眼の
周りのしわが目立つようになる。このような場合、眼尻
ないしこめかみの部分を指でマッサージすることが有効
である。
【0003】最近、有効成分を内包させたキャビア状カ
プセルを用いた化粧料が市販されている。このキャビア
状カプセルは、文字通りキャビアのような感触、外観、
大きさを有する球体であり、使用に際しては、スプーン
により容器から必要量のカプセルをすくい出してガーゼ
の中央部に載せ、この載せた部分を中心にカプセルを
「たんぽ」のように包み込んでひねり、その状態を手で
押さえて維持しながら肌に押し当てる。これによりカプ
セルがガーゼから飛び出すことなく、カプセル中の有効
成分が浸出して肌に浸透する。
プセルを用いた化粧料が市販されている。このキャビア
状カプセルは、文字通りキャビアのような感触、外観、
大きさを有する球体であり、使用に際しては、スプーン
により容器から必要量のカプセルをすくい出してガーゼ
の中央部に載せ、この載せた部分を中心にカプセルを
「たんぽ」のように包み込んでひねり、その状態を手で
押さえて維持しながら肌に押し当てる。これによりカプ
セルがガーゼから飛び出すことなく、カプセル中の有効
成分が浸出して肌に浸透する。
【0004】このようなキャビア状カプセルは、人工イ
クラ、ゼリーなどとして食品の分野にも応用されてい
る。
クラ、ゼリーなどとして食品の分野にも応用されてい
る。
【0005】たとえば、特開昭55−148072号公
報には、内包される層(A) および被膜層(B) からなる可
食性粒子において、内包される層(A) がゾルまたはゲル
であり、被膜層(B) が含水率85〜95%のゲルである
イラク様人工魚卵が示されている。この人工魚卵は、明
細書の記載によれば、歯で噛んだときの「ブチュー」と
いう感じが、天然イクラに似たものとなるとしている。
報には、内包される層(A) および被膜層(B) からなる可
食性粒子において、内包される層(A) がゾルまたはゲル
であり、被膜層(B) が含水率85〜95%のゲルである
イラク様人工魚卵が示されている。この人工魚卵は、明
細書の記載によれば、歯で噛んだときの「ブチュー」と
いう感じが、天然イクラに似たものとなるとしている。
【0006】また、特開昭56−32974号公報に
は、水溶性アルギン酸塩(A) およびペクチン(B) を含有
しかつ(B)/(A) の重量比が約 0.2〜約3である体内摂取
可能な金属イオンでゲル化し得る可食性ゾル皮膜層と、
該層内に内包され該金属イオンで実質的にゲル化しない
可食性ゾルとを有してなる未ゲル化人工魚卵を、該金属
イオンでゲル化処理した後、燻液で処理してなるイクラ
様人工魚卵が示されている。この人工魚卵は、従来のも
のに比して柔軟でありながら、強靭で緻密な外層で被膜
され、天然イクラの口当たり、食感および含水率に類似
するものであるとしている。
は、水溶性アルギン酸塩(A) およびペクチン(B) を含有
しかつ(B)/(A) の重量比が約 0.2〜約3である体内摂取
可能な金属イオンでゲル化し得る可食性ゾル皮膜層と、
該層内に内包され該金属イオンで実質的にゲル化しない
可食性ゾルとを有してなる未ゲル化人工魚卵を、該金属
イオンでゲル化処理した後、燻液で処理してなるイクラ
様人工魚卵が示されている。この人工魚卵は、従来のも
のに比して柔軟でありながら、強靭で緻密な外層で被膜
され、天然イクラの口当たり、食感および含水率に類似
するものであるとしている。
【0007】特開昭55−102373号公報、特開昭
55−114273号公報などにも、人工イクラを製造
する方法が示されている。
55−114273号公報などにも、人工イクラを製造
する方法が示されている。
【0008】そのほか、特公昭48−16183号公報
には、カプセル体の芯部を構成する流動体に多価金属塩
を添加した混合物を、アルギン酸塩または低メトキシル
ペクチンもしくはそれらの混合物の溶液と接触させてゲ
ル状皮膜を形成することを特徴とする安定な流動体を内
蔵したカプセル体の製造法が示されており、得られたカ
プセル体は、ゼリー食品、アイスクリーム添加物、医薬
類カプセル、栄養剤類カプセルとして応用できるとされ
ている。
には、カプセル体の芯部を構成する流動体に多価金属塩
を添加した混合物を、アルギン酸塩または低メトキシル
ペクチンもしくはそれらの混合物の溶液と接触させてゲ
ル状皮膜を形成することを特徴とする安定な流動体を内
蔵したカプセル体の製造法が示されており、得られたカ
プセル体は、ゼリー食品、アイスクリーム添加物、医薬
類カプセル、栄養剤類カプセルとして応用できるとされ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】眼尻ないしこめかみの
部分を指でマッサージする方法は、眼の疲労の回復、眼
尻や眼の周りのしわの防止のために有効であるとは考え
られるが、指によるマッサージだけでは多くの効果は期
待できない。
部分を指でマッサージする方法は、眼の疲労の回復、眼
尻や眼の周りのしわの防止のために有効であるとは考え
られるが、指によるマッサージだけでは多くの効果は期
待できない。
【0010】上述のキャビア状カプセルを化粧料に応用
した製品は、外観上や有効成分の担持方法などが高級感
をイメージさせることから、消費者の心理をついた斬新
なものであるが、カプセルのみをそのまま化粧料として
用いるようにしているので、 カプセルの皮膜層が外気に直接触れることになり、
内包された有効成分や溶媒が経時的に揮散すること、 カプセルを容器から取り出すためにスプーンを用い
るが、その際にカプセルを破壊することがあること、 カプセル保存時に自重により有効成分が滲み出しや
すいこと、 などの問題点を有する。
した製品は、外観上や有効成分の担持方法などが高級感
をイメージさせることから、消費者の心理をついた斬新
なものであるが、カプセルのみをそのまま化粧料として
用いるようにしているので、 カプセルの皮膜層が外気に直接触れることになり、
内包された有効成分や溶媒が経時的に揮散すること、 カプセルを容器から取り出すためにスプーンを用い
るが、その際にカプセルを破壊することがあること、 カプセル保存時に自重により有効成分が滲み出しや
すいこと、 などの問題点を有する。
【0011】そこで、このような事態を避けるために、
キャビア状カプセルの皮膜層を強靭かつ緻密化する方法
が採られるが、そのようにすると、キャビア状カプセル
を破壊したときに皮膜層が残渣として残ることになる。
そのため、このキャビア状カプセルを直接手で肌に適用
すると、皮膜残渣が手や肌に残存し、外観上見苦しいば
かりでなく不快感を与える。キャビア状カプセルを食品
に応用する場合には、噛むという操作があるため、カプ
セルを破壊したときの皮膜残渣の存在は必ずしもマイナ
ス点とはならないが、化粧料の場合には皮膜残渣の存在
は致命的とも言える欠点になる。
キャビア状カプセルの皮膜層を強靭かつ緻密化する方法
が採られるが、そのようにすると、キャビア状カプセル
を破壊したときに皮膜層が残渣として残ることになる。
そのため、このキャビア状カプセルを直接手で肌に適用
すると、皮膜残渣が手や肌に残存し、外観上見苦しいば
かりでなく不快感を与える。キャビア状カプセルを食品
に応用する場合には、噛むという操作があるため、カプ
セルを破壊したときの皮膜残渣の存在は必ずしもマイナ
ス点とはならないが、化粧料の場合には皮膜残渣の存在
は致命的とも言える欠点になる。
【0012】従って、キャビア状カプセルを肌に適用す
る場合には、前述のようにカプセルをガーゼで「たん
ぽ」のように包み込むことが必要となるが、そのような
包み込み操作は煩わしいものである上、ガーゼという介
在物によってキャビア状カプセルの触感が直接肌に伝わ
らなくなり、さらにはキャビア状カプセルに内包させた
有効成分の肌への浸透性も不充分となる。
る場合には、前述のようにカプセルをガーゼで「たん
ぽ」のように包み込むことが必要となるが、そのような
包み込み操作は煩わしいものである上、ガーゼという介
在物によってキャビア状カプセルの触感が直接肌に伝わ
らなくなり、さらにはキャビア状カプセルに内包させた
有効成分の肌への浸透性も不充分となる。
【0013】本発明は、このような背景下において、眼
の疲労回復を図ると共に眼の周りの肌の手入れをするた
めの簡便で有効なケア用品を提供することを目的とする
ものである。
の疲労回復を図ると共に眼の周りの肌の手入れをするた
めの簡便で有効なケア用品を提供することを目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のケア用品は、眼
と眼の周りの肌のためのケア用品であって、表面部のみ
が皮膜(a1)となった易擦壊性のパール状カプセル(A) を
液剤(B) により湿潤する状態で取出機構(12)を備えた容
器(11)内に収容したカプセル入り容器(1) と、眼の周り
を刺激するコンパクトなマッサージ器(2) とからなるも
のである。
と眼の周りの肌のためのケア用品であって、表面部のみ
が皮膜(a1)となった易擦壊性のパール状カプセル(A) を
液剤(B) により湿潤する状態で取出機構(12)を備えた容
器(11)内に収容したカプセル入り容器(1) と、眼の周り
を刺激するコンパクトなマッサージ器(2) とからなるも
のである。
【0015】以下本発明を詳細に説明する。
【0016】カプセル入り容器(1) カプセル入り容器(1) は、表面部のみが皮膜(a1)となっ
た易擦壊性のパール状カプセル(A) を液剤(B) により湿
潤する状態で取出機構(12)を備えた容器(11)内に収容し
たものである。
た易擦壊性のパール状カプセル(A) を液剤(B) により湿
潤する状態で取出機構(12)を備えた容器(11)内に収容し
たものである。
【0017】パール状カプセル(A) は、滴下液および受
液の2液間の界面で起きる化学反応を利用した不溶化法
や液中硬化被膜法によって形成することができる。
液の2液間の界面で起きる化学反応を利用した不溶化法
や液中硬化被膜法によって形成することができる。
【0018】滴下液としては、アルギン酸ナトリウム、
アルギン酸プロピレングリコールエステル、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキサイド、カゼイン、ペクチ
ン、寒天、カラギーナン、コーンスターチ、グルテン、
デキストリン、グアーガム、アラビアゴム、ローカスト
ビーンゴム、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどの水溶液があげられるが、これらの中では、
皮膜形成性、コスト、触感などを総合考慮すると、アル
ギン酸ナトリウムの水溶液が最も重要である。
アルギン酸プロピレングリコールエステル、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキサイド、カゼイン、ペクチ
ン、寒天、カラギーナン、コーンスターチ、グルテン、
デキストリン、グアーガム、アラビアゴム、ローカスト
ビーンゴム、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどの水溶液があげられるが、これらの中では、
皮膜形成性、コスト、触感などを総合考慮すると、アル
ギン酸ナトリウムの水溶液が最も重要である。
【0019】アルギン酸ナトリウム水溶液を用いたとき
のアルギン酸ナトリウムの濃度は、0.05〜2重量%、殊
に 0.1〜1.5 重量%というように比較的稀薄な濃度に設
定することが好ましい。その濃度がある限定を越えて高
くなると、パール状カプセル(A) としたときの皮膜強度
が過多になって、使用時に皮膜残渣を生ずるようにな
り、一方その濃度が極端に低いときはパール状カプセル
(A) の強度が不足するようになる。
のアルギン酸ナトリウムの濃度は、0.05〜2重量%、殊
に 0.1〜1.5 重量%というように比較的稀薄な濃度に設
定することが好ましい。その濃度がある限定を越えて高
くなると、パール状カプセル(A) としたときの皮膜強度
が過多になって、使用時に皮膜残渣を生ずるようにな
り、一方その濃度が極端に低いときはパール状カプセル
(A) の強度が不足するようになる。
【0020】受液としては、滴下液の組成に応じ、多価
金属塩類、糖類、糖アルコール類、有機酸類およびエス
テル類などの水溶液があげられるが、滴下液としてアル
ギン酸ナトリウム水溶液を用いたときには、塩化カルシ
ウム、乳酸カルシウム、酢酸カルシウムなどの水溶性カ
ルシウム塩が特に重要である。このときの水溶性カルシ
ウム塩の水溶液の濃度も、 0.1〜3重量%、殊に 0.1〜
2重量%というように比較的稀薄な濃度に設定すること
が好ましい。その濃度がある限定を越えて高くなると、
パール状カプセル(A) としたときの皮膜強度が過多にな
って、使用時に皮膜残渣を生ずるようになり、一方その
濃度が極端に低いときはパール状カプセル(A) の強度が
不足するようになるからである。
金属塩類、糖類、糖アルコール類、有機酸類およびエス
テル類などの水溶液があげられるが、滴下液としてアル
ギン酸ナトリウム水溶液を用いたときには、塩化カルシ
ウム、乳酸カルシウム、酢酸カルシウムなどの水溶性カ
ルシウム塩が特に重要である。このときの水溶性カルシ
ウム塩の水溶液の濃度も、 0.1〜3重量%、殊に 0.1〜
2重量%というように比較的稀薄な濃度に設定すること
が好ましい。その濃度がある限定を越えて高くなると、
パール状カプセル(A) としたときの皮膜強度が過多にな
って、使用時に皮膜残渣を生ずるようになり、一方その
濃度が極端に低いときはパール状カプセル(A) の強度が
不足するようになるからである。
【0021】このように滴下液および受液の濃度を制御
することにより、表面部のみが皮膜(a1)となった易擦壊
性のパール状カプセル(A) が得られる。この場合、パー
ル状カプセル(A) の皮膜(a1)が、パール状カプセル(A)
の擦壊時に残渣として残らないようにすることを念頭
に、カプセル化の条件を設定する。なお「易擦壊性」と
は、パール状カプセル(A) を手のひらにのせて擦ったり
肌に押しつけて擦ったときに、容易に破壊する性質を言
う。
することにより、表面部のみが皮膜(a1)となった易擦壊
性のパール状カプセル(A) が得られる。この場合、パー
ル状カプセル(A) の皮膜(a1)が、パール状カプセル(A)
の擦壊時に残渣として残らないようにすることを念頭
に、カプセル化の条件を設定する。なお「易擦壊性」と
は、パール状カプセル(A) を手のひらにのせて擦ったり
肌に押しつけて擦ったときに、容易に破壊する性質を言
う。
【0022】滴下液および受液の少なくとも一方には、
2液間の界面における皮膜形成反応をコントロールする
ため、反応遅延剤または反応促進剤を添加することもで
きる。
2液間の界面における皮膜形成反応をコントロールする
ため、反応遅延剤または反応促進剤を添加することもで
きる。
【0023】パール状カプセル(A) 内には油性または/
および水溶性の有効成分が含有されるようにする。この
ような有効成分としては、化粧料として使用可能な薬
剤、たとえば、ビタミンA、B、C、D、E、H、パン
トテン酸等のビタミン類、卵胞ホルモン、副腎皮質ホル
モン等のホルモン類、ジフェニンヒドラジン、配糖体
系、ジフェニルイミダゾール系、アズレン誘導体等の抗
ヒスタミン剤、収斂剤、アミノ酸類、酵素剤、アラント
イン、β−コレスタノールなどが用いられ、これらの薬
剤と共にあるいはこれらの薬剤に代えて、天然動植物か
らの分離物、保湿剤、オイル剤、粘液質、界面活性剤な
どを用いることもできる。有効成分の配合量は、その種
類、得られる効果の程度、使用目的などに応じて適量に
設定すればよい。
および水溶性の有効成分が含有されるようにする。この
ような有効成分としては、化粧料として使用可能な薬
剤、たとえば、ビタミンA、B、C、D、E、H、パン
トテン酸等のビタミン類、卵胞ホルモン、副腎皮質ホル
モン等のホルモン類、ジフェニンヒドラジン、配糖体
系、ジフェニルイミダゾール系、アズレン誘導体等の抗
ヒスタミン剤、収斂剤、アミノ酸類、酵素剤、アラント
イン、β−コレスタノールなどが用いられ、これらの薬
剤と共にあるいはこれらの薬剤に代えて、天然動植物か
らの分離物、保湿剤、オイル剤、粘液質、界面活性剤な
どを用いることもできる。有効成分の配合量は、その種
類、得られる効果の程度、使用目的などに応じて適量に
設定すればよい。
【0024】上記の有効成分のほか、本発明の趣旨を損
なわない限りにおいて、着色剤、香料、フィラー、その
他の添加剤を適宜添加することもできる。
なわない限りにおいて、着色剤、香料、フィラー、その
他の添加剤を適宜添加することもできる。
【0025】カプセル化は、たとえば、上述の滴下液を
ノズルから受液中に滴下させることによりなされ、この
とき受液は撹拌状態にもたらしておくことが好ましい。
ノズルとしては、単筒式のノズルのほか、二重ノズル、
三重ノズル等の多重ノズルを用いることもできる。滴下
液を受液と接触させる前に、一旦滴下液を非反応性冷却
溶液中に滴下して球状となした後、受液中に投入してパ
ール状カプセル(A) とする方法を採用することもでき
る。
ノズルから受液中に滴下させることによりなされ、この
とき受液は撹拌状態にもたらしておくことが好ましい。
ノズルとしては、単筒式のノズルのほか、二重ノズル、
三重ノズル等の多重ノズルを用いることもできる。滴下
液を受液と接触させる前に、一旦滴下液を非反応性冷却
溶液中に滴下して球状となした後、受液中に投入してパ
ール状カプセル(A) とする方法を採用することもでき
る。
【0026】このようにして得られるパール状カプセル
(A) の大きさに特に限定はないが、直径で1〜5mm程度
とすることが多い。
(A) の大きさに特に限定はないが、直径で1〜5mm程度
とすることが多い。
【0027】上述のようにして製造された易擦壊性のパ
ール状カプセル(A) は、液剤(B) 中に浮遊ないし沈降し
た状態あるいは液剤(B) で表面を湿潤させた状態で存在
させる。
ール状カプセル(A) は、液剤(B) 中に浮遊ないし沈降し
た状態あるいは液剤(B) で表面を湿潤させた状態で存在
させる。
【0028】液剤(B) としては、水、食塩水、乳液など
パール状カプセル(A) に対して非反応性である液剤が用
いられる。液剤(B) には有効成分を含有させることが望
ましく、その場合の有効成分はパール状カプセル(A) に
内包させる有効成分と同種のものであっても異種のもの
であってもよい。
パール状カプセル(A) に対して非反応性である液剤が用
いられる。液剤(B) には有効成分を含有させることが望
ましく、その場合の有効成分はパール状カプセル(A) に
内包させる有効成分と同種のものであっても異種のもの
であってもよい。
【0029】上記のパール状カプセル(A) および液剤
(B) を収容する容器(11)の形状および材質は適宜に設計
できる。取出機構(12)も種々の機構のものを採用できる
が、パール状カプセル(A) を破壊することなく1粒ずつ
取り出しまたは吐出することができるような機構のもの
とすることが望ましい。この場合、容器(11)を円筒形の
ものとすると共に、その一端にパール状カプセル(A) が
1粒ずつ通る径のノズルを設けたものを用い、一方取出
機構(12)としてシャープペンシルのようなノック式のも
のを用いると、1回のノックで1粒のパール状カプセル
(A) が飛び出すので、使い勝手の点でも意外性の点でも
有利となる。なお取出機構(12)は、容器(11)とは独立し
て設けてもよく、容器(11)に付設または容器(11)と一体
化してもよい。
(B) を収容する容器(11)の形状および材質は適宜に設計
できる。取出機構(12)も種々の機構のものを採用できる
が、パール状カプセル(A) を破壊することなく1粒ずつ
取り出しまたは吐出することができるような機構のもの
とすることが望ましい。この場合、容器(11)を円筒形の
ものとすると共に、その一端にパール状カプセル(A) が
1粒ずつ通る径のノズルを設けたものを用い、一方取出
機構(12)としてシャープペンシルのようなノック式のも
のを用いると、1回のノックで1粒のパール状カプセル
(A) が飛び出すので、使い勝手の点でも意外性の点でも
有利となる。なお取出機構(12)は、容器(11)とは独立し
て設けてもよく、容器(11)に付設または容器(11)と一体
化してもよい。
【0030】マッサージ器(2) マッサージ器(2) としては、眼の周りを刺激するコンパ
クトなマッサージ器であれば、手動式、モーター利用方
式、電気式、低周波方式、超短波方式をはじめ種々のタ
イプのものが用いられる。
クトなマッサージ器であれば、手動式、モーター利用方
式、電気式、低周波方式、超短波方式をはじめ種々のタ
イプのものが用いられる。
【0031】特に好ましいものは、1対のコイン大のコ
ードレスの低周波マッサージ器であり、電池を内蔵させ
ておくことにより微弱なパルス電流を発生させることが
できる。
ードレスの低周波マッサージ器であり、電池を内蔵させ
ておくことにより微弱なパルス電流を発生させることが
できる。
【0032】
【作用】図5は、アルギン酸ナトリウム水溶液をカルシ
ウムイオンを含む水溶液と接触させて形成したパール状
カプセル(A) の数粒を模式的に示したものであり、表面
部のみが薄い皮膜(a1)が形成されている。(B) は水性の
液剤である。(A) 中の油性成分は皮膜(a1)に阻止されて
液剤(B) 中には移行しないが、(A) 中の水や低分子量の
水溶性成分、および(B) 中の水および低分子量の水溶性
成分は皮膜(a1)を通過して相互に流通する。ただし、水
溶性成分であっても分子量の大きいものは皮膜(a1)を通
して移行することができない。
ウムイオンを含む水溶液と接触させて形成したパール状
カプセル(A) の数粒を模式的に示したものであり、表面
部のみが薄い皮膜(a1)が形成されている。(B) は水性の
液剤である。(A) 中の油性成分は皮膜(a1)に阻止されて
液剤(B) 中には移行しないが、(A) 中の水や低分子量の
水溶性成分、および(B) 中の水および低分子量の水溶性
成分は皮膜(a1)を通過して相互に流通する。ただし、水
溶性成分であっても分子量の大きいものは皮膜(a1)を通
して移行することができない。
【0033】本発明のケア用品を使用するにあたって
は、容器(1) 内から取出機構(12)を用いて液剤(B) の付
着した1粒のパール状カプセル(A) を取り出すか吐出さ
せ、指で片方のこめかみ付近(眼の横のところ)の肌に
付着させるか擦りつける。同様にしてもう一方のこめか
み付近の肌にも、もう1粒のパール状カプセル(A) を付
着させるか擦りつける。これによりパール状カプセル
(A) による好ましい触感が得られる。
は、容器(1) 内から取出機構(12)を用いて液剤(B) の付
着した1粒のパール状カプセル(A) を取り出すか吐出さ
せ、指で片方のこめかみ付近(眼の横のところ)の肌に
付着させるか擦りつける。同様にしてもう一方のこめか
み付近の肌にも、もう1粒のパール状カプセル(A) を付
着させるか擦りつける。これによりパール状カプセル
(A) による好ましい触感が得られる。
【0034】また取出機構(12)を工夫すれば、容器(1)
内から液剤(B) の付着した1粒のパール状カプセル(A)
を直接こめかみ付近の肌に付着させることができる。
内から液剤(B) の付着した1粒のパール状カプセル(A)
を直接こめかみ付近の肌に付着させることができる。
【0035】続いて、マッサージ器(2) をこめかみのと
ころに当て、マッサージを行う。これにより刺激が与え
られると共に、有効成分が皮膚に浸透する。この状態で
マッサージ器(2) を左右のこめかみに交互にまたは同時
に当接してマッサージを行う。
ころに当て、マッサージを行う。これにより刺激が与え
られると共に、有効成分が皮膚に浸透する。この状態で
マッサージ器(2) を左右のこめかみに交互にまたは同時
に当接してマッサージを行う。
【0036】マッサージ器(2) として低周波マッサージ
器を用いるときは、眼の周りに適用することを考慮し
て、微弱なパルス電流が流れるものを選択使用する。こ
の場合、擦壊したパール状カプセル(A) が導体となるの
で、微弱な電流を確実に肌に流れる。
器を用いるときは、眼の周りに適用することを考慮し
て、微弱なパルス電流が流れるものを選択使用する。こ
の場合、擦壊したパール状カプセル(A) が導体となるの
で、微弱な電流を確実に肌に流れる。
【0037】マッサージ器(2) としてコイン大のコード
レスのマッサージ器を用い、肌と接触する側の面に粘着
剤を設けておけば、マッサージ器(2) を手で押えておか
なくてもマッサージができるので有利である。
レスのマッサージ器を用い、肌と接触する側の面に粘着
剤を設けておけば、マッサージ器(2) を手で押えておか
なくてもマッサージができるので有利である。
【0038】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で示したも
のである。
る。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で示したも
のである。
【0039】実施例1 図1は本発明におけるカプセル入り容器(1) の一例を示
した正面図である。図2はマッサージ器(2) の一例を示
した平面図、図3はその背面図、図4はその正面図であ
る。
した正面図である。図2はマッサージ器(2) の一例を示
した平面図、図3はその背面図、図4はその正面図であ
る。
【0040】〈パール状カプセル(A) 〉スクワラン80
部にビタミンA、ビタミンEおよびβ−カロチンをいず
れも微量添加し、撹拌溶解した。ついでこのスクワラン
溶解液に、エタノール40部にポリオキシエチレンソル
ビタンテトラオレイン酸エステル 0.3部を溶解したエタ
ノール溶液を混合して油性原料とした。
部にビタミンA、ビタミンEおよびβ−カロチンをいず
れも微量添加し、撹拌溶解した。ついでこのスクワラン
溶解液に、エタノール40部にポリオキシエチレンソル
ビタンテトラオレイン酸エステル 0.3部を溶解したエタ
ノール溶液を混合して油性原料とした。
【0041】別途、精製水100部にグリセリン2部、
第二リン酸ナトリウム 0.2部および微量の香料(植物性
香料)と着色料(β−カロチン)とを添加して撹拌溶解
した水溶液に、さらに濃度2%のアルギン酸ナトリウム
水溶液10部を添加して混合し、水性原料とした。
第二リン酸ナトリウム 0.2部および微量の香料(植物性
香料)と着色料(β−カロチン)とを添加して撹拌溶解
した水溶液に、さらに濃度2%のアルギン酸ナトリウム
水溶液10部を添加して混合し、水性原料とした。
【0042】上記で調製した油性原料および水性原料を
滴下液として用い、二重ノズルを有する押出機より、油
性原料が中心側に、水性原料が周辺側になるようにして
吐出すると共に、受液として用意した撹拌状態にある濃
度 0.4%の塩化カルシウム水溶液中に滴下した。これに
より、表面部のみが薄い皮膜(a1)となった直径約3mm
(商品名の「仁丹」大の大きさ)のパール状カプセル
(A) が得られた。
滴下液として用い、二重ノズルを有する押出機より、油
性原料が中心側に、水性原料が周辺側になるようにして
吐出すると共に、受液として用意した撹拌状態にある濃
度 0.4%の塩化カルシウム水溶液中に滴下した。これに
より、表面部のみが薄い皮膜(a1)となった直径約3mm
(商品名の「仁丹」大の大きさ)のパール状カプセル
(A) が得られた。
【0043】このようにして得られたパール状カプセル
(A) を液剤(B) としての乳液または化粧水中に投入し
た。
(A) を液剤(B) としての乳液または化粧水中に投入し
た。
【0044】〈カプセル入り容器(1) 〉 (11)はプラスチックス製の透明な容器である。該容器(1
1)は、上部が開放された円柱状の胴部(11a) の底部側に
口径の小さい吐出口(11b) が連設した形状を有してお
り、その吐出口(11b) の外周は螺設構造となっていて、
そこに内面側を螺設構造とした底部側蓋(11c) が着脱自
在に螺合されるようになっている。底部側蓋(11c) の底
面は上に凸となっており、その底部側蓋(11c) を胴部(1
1a) に装着した状態においては、容器(11)の内容物が吐
出口(11b) のところに入り込まないようになっている。
(11d) は上述の吐出口(11b) に内嵌する嵌め込み式のノ
ズルであり、その内径はパール状カプセル(A) が1粒ず
つ通る程度の径に設計してある。
1)は、上部が開放された円柱状の胴部(11a) の底部側に
口径の小さい吐出口(11b) が連設した形状を有してお
り、その吐出口(11b) の外周は螺設構造となっていて、
そこに内面側を螺設構造とした底部側蓋(11c) が着脱自
在に螺合されるようになっている。底部側蓋(11c) の底
面は上に凸となっており、その底部側蓋(11c) を胴部(1
1a) に装着した状態においては、容器(11)の内容物が吐
出口(11b) のところに入り込まないようになっている。
(11d) は上述の吐出口(11b) に内嵌する嵌め込み式のノ
ズルであり、その内径はパール状カプセル(A) が1粒ず
つ通る程度の径に設計してある。
【0045】(12)は取出機構であり、上に述べた容器(1
1)の開口部から挿入され、蓋も兼ねている。取出機構(1
2)は、容器(11)の開口部にきっちりと内嵌する貫通孔付
きの基部(12a) 、その下方に連設する把持部(12b) 、容
器(11)内に挿入配置した押圧体(12c) 、前記基部(12a)
に設けた貫通孔に挿通されたノックダウン式の取出機構
本体(12d) の各部材から組み立てられている。
1)の開口部から挿入され、蓋も兼ねている。取出機構(1
2)は、容器(11)の開口部にきっちりと内嵌する貫通孔付
きの基部(12a) 、その下方に連設する把持部(12b) 、容
器(11)内に挿入配置した押圧体(12c) 、前記基部(12a)
に設けた貫通孔に挿通されたノックダウン式の取出機構
本体(12d) の各部材から組み立てられている。
【0046】上記のパール状カプセル(A) を液剤(B) に
投入して調製した化粧料をこの容器(11)内に入れて取出
機構(12)をセットした。
投入して調製した化粧料をこの容器(11)内に入れて取出
機構(12)をセットした。
【0047】〈マッサージ器(2) 〉 (2) は電池を内蔵した500円硬貨大の低周波マッサー
ジ器であり、(2a)は本体、(2b)はスライド式のスイッ
チ、(2c)は電極、(2d)は粘着剤、(2e)は剥離性シートで
ある。この低周波マッサージ器(2) は、微弱なパルス電
流を発生させることができる。このマッサージ器(2)
は、左右のこめかみに同時に適用できるように、2個で
1組としてある。
ジ器であり、(2a)は本体、(2b)はスライド式のスイッ
チ、(2c)は電極、(2d)は粘着剤、(2e)は剥離性シートで
ある。この低周波マッサージ器(2) は、微弱なパルス電
流を発生させることができる。このマッサージ器(2)
は、左右のこめかみに同時に適用できるように、2個で
1組としてある。
【0048】〈操作〉容器(11)の底部側蓋(11c) をはず
してノズル(11d) に嵌め換え、容器(11)のノズル(11d)
の先端をこめかみ近くに位置させながら取出機構(12)の
取出機構本体(12d) のトップボタンをノックすると、容
器(11)内の押圧体(12c) が一瞬下降し、容器(11)のノズ
ル(11d) から液剤(B) で湿潤したパール状カプセル(A)
が1個だけ飛び出してこめかみ近くに付着する。同様に
して、もう1個のパール状カプセル(A) を他方のこめか
みに付着させる。もし必要なら、付着したパール状カプ
セル(A) を指で潰しながら擦りつける。この場合、皮膜
(a1)残渣は全く残らない。
してノズル(11d) に嵌め換え、容器(11)のノズル(11d)
の先端をこめかみ近くに位置させながら取出機構(12)の
取出機構本体(12d) のトップボタンをノックすると、容
器(11)内の押圧体(12c) が一瞬下降し、容器(11)のノズ
ル(11d) から液剤(B) で湿潤したパール状カプセル(A)
が1個だけ飛び出してこめかみ近くに付着する。同様に
して、もう1個のパール状カプセル(A) を他方のこめか
みに付着させる。もし必要なら、付着したパール状カプ
セル(A) を指で潰しながら擦りつける。この場合、皮膜
(a1)残渣は全く残らない。
【0049】次に、上記のコイン大のマッサージ器(2)
から剥離性シート(2e)を除去し、パール状カプセル(A)
付着部に押し当てて貼着する。この状態ではもはやマッ
サージ器(2) は落下しないので、スイッチ(2b)をONに
してから手を離す。これにより微弱なパルス電流が流
れ、周期的にピクピクとした心地良い刺激が眼の周りの
肌に伝わる。
から剥離性シート(2e)を除去し、パール状カプセル(A)
付着部に押し当てて貼着する。この状態ではもはやマッ
サージ器(2) は落下しないので、スイッチ(2b)をONに
してから手を離す。これにより微弱なパルス電流が流
れ、周期的にピクピクとした心地良い刺激が眼の周りの
肌に伝わる。
【0050】
【発明の効果】本発明のケア用品にあっては、表面部の
みが皮膜(a1)となった易擦壊性のパール状カプセル(A)
を液剤(B) により湿潤する状態で取出機構(12)を備えた
容器(11)内に収容している。パール状カプセル(A) は、
皮膚に適用するまでは破壊することがなく、有効成分が
失われることもない。また皮膚に適用するためにパール
状カプセル(A) を擦壊したときは、皮膜(a1)が残渣とな
らない上、パール状カプセル(A) の肌に対する触感をそ
のまま生かすことができる。
みが皮膜(a1)となった易擦壊性のパール状カプセル(A)
を液剤(B) により湿潤する状態で取出機構(12)を備えた
容器(11)内に収容している。パール状カプセル(A) は、
皮膚に適用するまでは破壊することがなく、有効成分が
失われることもない。また皮膚に適用するためにパール
状カプセル(A) を擦壊したときは、皮膜(a1)が残渣とな
らない上、パール状カプセル(A) の肌に対する触感をそ
のまま生かすことができる。
【0051】殊に、マッサージ器(2) として低周波マッ
サージ器を用いるときは、擦壊したパール状カプセル
(A) が導体となり、微弱な電流を確実に肌に流すことが
できる。またマッサージ器(2) としてコイン大のコード
レスのマッサージ器を用い、肌と接触する側の面に粘着
剤を設けておけば、マッサージ器(2) を手で押えておか
なくてもマッサージが達成できる。
サージ器を用いるときは、擦壊したパール状カプセル
(A) が導体となり、微弱な電流を確実に肌に流すことが
できる。またマッサージ器(2) としてコイン大のコード
レスのマッサージ器を用い、肌と接触する側の面に粘着
剤を設けておけば、マッサージ器(2) を手で押えておか
なくてもマッサージが達成できる。
【0052】このように本発明のケア用品にあっては、
パール状カプセル(A) を皮膚に適用することによる効果
と、マッサージ器(2) による皮膚刺激効果とが相乗的に
作用し合い、すぐれたケア効果を奏する。これにより、
眼の疲労回復、眼の周りの肌の手入れが図られる。
パール状カプセル(A) を皮膚に適用することによる効果
と、マッサージ器(2) による皮膚刺激効果とが相乗的に
作用し合い、すぐれたケア効果を奏する。これにより、
眼の疲労回復、眼の周りの肌の手入れが図られる。
【0053】そして本発明のケア用品は、使い勝手が良
い上、外観的にも特異であり、高級感を有している。
い上、外観的にも特異であり、高級感を有している。
【図1】本発明におけるカプセル入り容器(1) の一例を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図2】マッサージ器(2) の一例を示した平面図であ
る。
る。
【図3】図2の背面図である。
【図4】図2の正面図である。
【図5】パール状カプセル(A) の模式的な説明図であ
る。
る。
(1) …カプセル入り容器、(11)…容器、(11a) …胴部、
(11b)…吐出口、(11c)…底部側蓋、(11d) …ノズル、
(12)…取出機構、(12a) …基部、(12b) …把持部、(12
c) …押圧体、(12d) …取出機構本体、(2) …マッサー
ジ器、(2a)…本体、(2b)…スイッチ、(2c)…電極、(2d)
…粘着剤、(2e)…剥離性シート、(A) …パール状カプセ
ル、(a1)…皮膜、(B) …液剤
(11b)…吐出口、(11c)…底部側蓋、(11d) …ノズル、
(12)…取出機構、(12a) …基部、(12b) …把持部、(12
c) …押圧体、(12d) …取出機構本体、(2) …マッサー
ジ器、(2a)…本体、(2b)…スイッチ、(2c)…電極、(2d)
…粘着剤、(2e)…剥離性シート、(A) …パール状カプセ
ル、(a1)…皮膜、(B) …液剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/48 9051−4C
Claims (3)
- 【請求項1】眼と眼の周りの肌のためのケア用品であっ
て、表面部のみが皮膜(a1)となった易擦壊性のパール状
カプセル(A) を液剤(B) により湿潤する状態で取出機構
(12)を備えた容器(11)内に収容したカプセル入り容器
(1) と、眼の周りを刺激するコンパクトなマッサージ器
(2) とからなるケア用品。 - 【請求項2】パール状カプセル(A) の皮膜(a1)がパール
状カプセル(A) の擦壊時に残渣として残らないものであ
り、かつパール状カプセル(A) または液剤(B) の少なく
とも一方に有効成分が含有されている請求項1記載のケ
ア用品。 - 【請求項3】マッサージ器(2) が、1対のコイン大のコ
ードレスの低周波マッサージ器である請求項1記載のケ
ア用品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017092A JPH05228218A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | ケア用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7017092A JPH05228218A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | ケア用品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228218A true JPH05228218A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13423798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7017092A Withdrawn JPH05228218A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | ケア用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05228218A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9642813B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-05-09 | Sansho Kaken Kabushiki Kaisha | Method for producing soft capsule type external preparation, softening liquid, and soft capsule type external preparation |
JP2021527560A (ja) * | 2018-06-29 | 2021-10-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 二相製品 |
US11571375B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-02-07 | The Procter & Gamble Company | Dual phase products |
US11583479B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-02-21 | The Procter & Gamble Company | Dual phase products |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP7017092A patent/JPH05228218A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9642813B2 (en) | 2013-06-25 | 2017-05-09 | Sansho Kaken Kabushiki Kaisha | Method for producing soft capsule type external preparation, softening liquid, and soft capsule type external preparation |
JP2021527560A (ja) * | 2018-06-29 | 2021-10-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 二相製品 |
US11571375B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-02-07 | The Procter & Gamble Company | Dual phase products |
US11583479B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-02-21 | The Procter & Gamble Company | Dual phase products |
US11889912B2 (en) | 2018-06-29 | 2024-02-06 | The Procter & Gamble Company | Dual phase products |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10251460B2 (en) | Apparatus and method for using effervescent tablets for cosmetic care | |
CN1700905B (zh) | 具有便携式包装的个人护理组合物 | |
ES2384279T3 (es) | Cápsula exfoliante con efecto protector integrado | |
ES2331953T3 (es) | Uso cosmetico y terapeutico de composiciones viscosas que contienen dioxido de carbono. | |
JP2798224B2 (ja) | 化粧用品 | |
JPH07277919A (ja) | 使用直前に混合されるビタミンcと親水性のキャリアを有する化粧品用および/または皮膚病用組成物 | |
JP2020050669A (ja) | 発泡性皮膚外用剤 | |
JP2003334212A (ja) | 美顔用発熱体 | |
US6322493B1 (en) | Expanded clitoral sensitizing compounds with methods and apparatus for the delivery of these compounds | |
US20040013828A1 (en) | Pack comprised of flexible support suited for taking up liquids, care set containing this pack, method for producing a pack and cosmetic treatment method involving the use of this pack. | |
KR101419271B1 (ko) | 실온 반응형 캡슐이 혼합된 하이드로겔 팩제의 제조방법 및 그 제조방법에 의한 하이드로겔 팩제 | |
JPH08175932A (ja) | ファンデーション化粧品 | |
JPH05228218A (ja) | ケア用品 | |
US6702733B1 (en) | Expanded clitoral sensitizing compounds with methods and apparatus for the delivery of these compounds | |
KR20200110088A (ko) | 캡슐형 세제 및 그 제조방법 | |
JP4988167B2 (ja) | 化粧用パック剤及びその使用方法 | |
KR100360725B1 (ko) | 마사지용 젤용제 조성물 및 그 제조방법 | |
JP6424356B2 (ja) | 発泡性皮膚外用剤 | |
JP3124163B2 (ja) | 人工粒状物 | |
JPH11302124A (ja) | パック化粧料 | |
JP2004155684A (ja) | 化粧料 | |
KR100520780B1 (ko) | 머드팩 패드 및 그 제조방법 | |
KR19990001566A (ko) | 효소를 이용한 피부의 각전제거용 팩 | |
EP1631240A2 (en) | Cosmetic process using transdermal systems applied to acupuncture points of the face and/or the neck | |
JPH0482821A (ja) | 歯の美容剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |