JPH08502393A - 同期波形サンプリング用タイミング回復回路 - Google Patents

同期波形サンプリング用タイミング回復回路

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Abstract

(57)【要約】 データ記憶装置の記録媒体から読み取り、又はデータ通信装置から受けとるアナログ波形からの同期クロック信号を受けとる。タイミング回路がアナログ・デジタルコンバータ(206)を備えていてアナログ信号のサンプルを行い、制御発振器がそのアナログ・デジタルコンバータのサンプル時間を制御し、回路(312)がアナログ信号内のパルスを検出し、位相誤差回路が2つのサンプルの1つをもう一方のサンプルから引いて位相誤差測定値及び周波数誤差測定値を発生する。2つのサンプルは1つのパルスの両側から得る。制御発振器が位相誤差測定値を用いてパルスの所望の位置でサンプルを得るサンプルタイミングの調整を行う。定数値を用いて、非対称のパルスを補償し、さらに検出パルスに接近して発生した他のパルスを補償する。アナログ信号の代わりに既知の周波数を挿入して制御発振器の周波数を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】 同期波形サンプリング用タイミング回復回路 発明の分野 本発明はコンピュータシステムに関し、特に、コンピュータシステム内のデー タ記憶及びデータ通信装置に関する。さらに、特に、本発明は、データ記憶装置 の記録媒体から読み取り、又はデータ通信装置から受けとるアナログ波形からの 同期クロック信号を受けとる装置に関する。 発明の技術的背景 磁気ディスク又はテープデータ記憶装置においては、データは一般的には飽和 記録により磁気媒体に記録され、そこでは媒体の各部分が2つの方向の一方にあ る飽和ポイントへ磁化される。記憶されるデータは典型的には一定の条件を満た すように符号化され、その符号化されたデータは磁化の方向を変調するように用 いられる。NRZIとして知られている符号化の表現においては、符号化された データの各「1」ビットは、磁化の方向の変化を引き起こすが、符号化されたデ ータの各「0」ビットは磁化方向を変化しないように維持する。記録ヘッドが、 1ビットが各クロックのカウントごとに書き込まれるように記録媒体のトラック に沿って移動するときに、クロック信号は、連続する符号化NRZIを書き込む ために用いられる。 読取りヘッドが記録データトラックの上を通過すると、電圧パルスが磁化の各 変化ごとに発生する。連続する磁気変位は反対向きにあるので、連続電圧パルス は対向する極を持つ。書き込まれたNRZIデータシーケンスは、「1」ビット をパルスが生じるときの各クロック変化と関連付け、また、「0」ビットをパル スが生じないときの各クロック変化と関連付けることによって、合成電圧波形か ら再構成してもよい。ユーザデータの原本をその後にNRZIデータから復合す ることができる。 パルスから構成される近似波形は、光学媒体へのデータ記憶及びモデム、ネッ トワーク、ラジオ又は光ファイバーリンクを経由するデータ通信を含むような他 の応用の際に発生することがある。 書き込まれた又は伝達されたデータシーケンスを回復するためには、受信器は 受信波形と同期するクロック信号を必要とする。この同期クロック信号の各変化 ごとに、受信器又は読取り回路は周囲の波形を処理することによってNRZIデ ータシーケンスの1ビットを発生する。データ波形と同期する別のクロック信号 を記憶したり伝達したりするすることはときには不可能か又は少なくとも望まし くはない。その代わりに、条件を符号化NRZIデータシーケンスに与えると、 タイミング情報をデータ波形自体から導きだして、同期クロック信号を「回復」 するために用いることを保証することができる。そのようなシステムは「自己ク ロッキング」と称される。 従来の磁気ディスクドライブは、一般的にはピーク検出として知られているデ ータ検出システムを用いており、それによると、アナログ回路が波形の各ピーク の瞬間の時間を決定する。ピークは、しきい値振幅を越えるというような限定条 件に合致しており、それは磁気変化によって引き起こされたと考えられ、従って 、NRZI「1」ビットに関連する。回復されたクロックはその波形をビットセ ル又はウィンドウに分割し、そこでは、ピークの設定位置がウィンドウの中央と なる。「1」ビットは限定されたピークを含む各ウィンドウの出力であり、「0 」ビットは他の各ウィンドウの出力である。回復されたクロックの位相及び周波 数は、ウィンドウがピークと適切に整合するように位相ロックループで調整され る。 パルスを波形内で互いに接近させてほとんど重なるようにそれらを配置すると 、符号間干渉(ISI)が発生する。波形内のピークの位置はISIによって他 の近くのパルスからシフトすことがある。従って、ピーク検出チャネルの記録密 度は、ISIがピークを1つのウィンドウから他のウィンドウへ移動させること を許容しないという事実から制限を受ける。ISIによるピークシフトにより、 明白なタイミング誤差がクロック回復回路の作動に影響を与える。 ピーク検出チャネルよりも高密度の記録及びより多くのノイズ排除を達成する ために、信号波形の振幅サンプリングに基づく他の種類の検出方法がある。多く のその様な方法は、アナログ又はデジタル処理装置のいずれかを用いて実行され る。いずれの場合にも、サンプルタイミングを制御するために同期クロック信号 が必要であり、またそのようなクロック信号をデータ波形から回復するためにあ る手段を設けなければならない。従って、高記録密度でのサンプル振幅検出器に 用いるのに適した新たなタイミング回復方法の必要性がある。本願発明はこの及 び他の必要性に合致する。 発明の概要 データ記憶装置又はデータ通信装置から読み取られるデータ内でのビット変化 によって引き起こされる信号を検出することが本願発明の1面である。 信号波形内の各パルスと波形をサンプルするために用いるクロック信号との間 の位相誤差を測定することが本願発明の1面である。 検出されるパルスの非対称性に対する位相誤差測定値を補償し、さらに、近く のパルスを補正することが本願発明の他の面である。 周波数を調整し、それによって位相誤差測定値をゼロに向かって導くためにク ロック信号の位相を調整することが本願発明の他の面である。 固定周波数パルス列とそのパルス列をサンプルするために用いたクロック信号 との間の周波数誤差を測定し、さらに、その周波数誤差測定値をゼロに向けて導 くためにクロック信号の周波数を調整することが本願発明の他の面である。 上記の及び他の本願発明の面は、望ましい実施例において達成することができ 、そこでは、混成のアナログ及びデジタルタイミング回路を用いてアナログ信号 をデジタル信号変換するタイミングを取る。その回路はアナログ・デジタルコン バータを持っていて制御されたサンプリング時間でアナログ信号をデジタルサン プル値に変換し、さらに、可変周波数発振器を持っていてアナログ・デジタルコ ンバータが変換を実行する時期を制御する。パルス検出器がデジタル化された信 号のパルスを検出する。位相誤差回路が各パルスごとに2つのサンプル値の一方 を他方から引いてデジタル位相誤差測定値を発生する。2つのサンプル値がパル ス検出器によって検出されたパルスのピークの両側に発生する。デジタル位相誤 差測定値がデジタルフィルタを用いてフィルタされ、その出力が可変周波数発振 器に接続されてサンプルタイミングを調整し、これにより、サンプルを所定の瞬 間に得ることができる。 システムはさらに所望のサンプル位相を調整するために用いる値を含むセット ポイントレジスタを備える。そのセットポイントレジスタは非対称のパルスを補 償するために用いることができる。この値は常にデジタル位相誤差測定値に加算 される。 検出パルスの両側に2つのサンプル時間で発生するパルスは、その検出パルス がその形状を変化させることができる程度に接近しているので、セットポイント レジスタに加えて、システムは、それらのパルスを補償するレジスタを備える。 これらの値は、1つのパルスもそれらのサンプル時間で検出されると、デジタル 位相誤差値のみに加算される。第3の補償レジスタも検出パルスの後の3つのサ ンプル時間で発生するパルスのために存在しており、このレジスタの値は、この パルスが検出されるとデジタル位相誤差値に加算される。 このシステムは、さらに基準モードへのロックを含み、それは固定周波数デー タパターンの同期、そのデータパターンを読取り信号の代わりに挿入及び可変周 波数発振器の合成周波数への固定を含む。 図面の簡単な説明 本願発明の上記の他の面、特徴及び利点は、添付図面を参考にして、以下のよ り特定の本願発明の説明を読むことによってより理解が深まるであろう。 図1は本願発明の環境のブロック図を示すとともに、本願発明を含む読取りチ ャネルを図示する。 図2は本願発明を含む読取りチャネルのアナログ及びアナログ・デジタル変換 回路のブロック図を示す。 図3は本願発明を含む読取りチャネルのデジタル回路のブロック図を示す。 図4は信号波形を示すとともにパルスの中央サンプリングを図示する。 図5は信号波形を示すとともにパルスのサイドサンプリングを図示する。 図6及び図7はパルスの重なりを図示するための信号波形を示す。 図8は図3のタイミング回復回路のブロック図を示す。 図9及び図10は図8の位相及び周波数検出器の捕捉回路の論理ブロック図を 示す。 図11及び図12は図8の位相及び周波数検出器のトラッキング回路の論理ブ ロック図を示す。 図13は図3のタイミング回復ブロックのループフィルタ回路の図を示す。 望ましい実施例の説明 以下の説明は本願発明を実施するのに現在最も最良の態様である。その説明は 限定の意味で用いられるのではなく、本願発明の一般的な原理を説明するために 単に行われたものである。本願発明の範囲は添付の請求の範囲を参照することに より決定される。 図1は本願発明の典型的な環境を示すブロック図である。図1を参照すると、 コンピュータシステム100が処理素子102を含んでおり、それはシステムバ ス104を介してコンピュータシステム100の他の素子と通信を行う。キーボ ード106及びディスプレー108により、このコンピュータシステム100の ユーザーがコンピュータシステム100との通信を行うことができる。メモリ1 10がプログラム及びデータを含んでおり、それらにより、コンピュータシステ ム100がユーザーの望む作動を実行することができる。 ディスクデータ記憶システム112がシステムバス104に接続されていてコ ンピュータシステム100内にデータ及びプログラムを収容する。そのディスク デバイス112内のディスクコントローラ114がシステムバス104に接続さ れており、また、ディスクコントローラ114は場合によってディスクデータ記 憶システム112内のローカルマイクロプロセッサ(図示せず)と結合してディ スクドライブ118の作動を制御する。そのディスクドライブ118は典型的に データを磁気媒体に記憶させるような記憶作用を発揮する。バス116はディス クコントローラ114をディスクドライブ118に、特に書き込みチャネルに接 続して、データを書き込みヘッド及び増幅器128を通じてディスクに書き込む 。データを読取りヘッド及び増幅器128を通じてディスクから読み取るときに は、そのデータは本願発明に係るタイミング回復回路を含む読取りチャネル12 2を通じて戻ってくる。読取り及び書き込みヘッドは物理的に同一のヘッドであ ってもよい。データは、バス116を通じてディスクコントローラ114に送ら れる前に、最初に読取りチャネル122のアナログセクション126を通過し、 次に読取りチャネル122のデジタルセクションを通過する。データは、ディス クコントローラ114によって処理された後に、システムバス104を経由して メモ リ110及び処理素子102又はそれらのいずれか一方に送られる。 ディスクコントローラ114は、ディスクドライブ118内の図示しない他の 回路、例えば、読取り/書き込みヘッドを、データ記憶媒体の表面上を移動させ る回路にも接続される。 図1には示さないが、本願発明のデジタルタイミング回路は、クロックを、デ ータコミュニケーション受信器内の電話線又はローカルエリアネットワークのよ うな伝達ラインから受け取ったデータ内のパルスに同期させるように用いること ができる。それは、また、信号内のパルスを検出して時間を合わせなけれならな いような他のいずれのデバイスにも用いることができる。 図2は読取りチャネル122のアナログ回路のブロック図を示す。図2を参照 すると、読取りヘッドがデータ記憶媒体のトラック上を通過すると、それは図示 しないプリアンプによって増幅される信号をピックアップする。このプリアンプ による増幅の後、信号201は可変ゲイン増幅器202に達する。信号はさらに その可変ゲイン増幅器202で増幅され、アナログマルチプレクサ203を通過 してアナログイコライザ回路204に達し、そこでは、必要に応じ、例えば、不 要な高周波を取り除いて残りの周波数帯域を形成するために信号のフィルタを行 って、アナログ・デジタル(アナログからデジタルへの)コンバータ206に送 る。そのA/Dコンバータ206は、アナログ信号を、望ましい実施例ではサン プルごとに6ビットのデジタル情報を与える一連のデジタル値に変換し、その後 、そのデータはレジスタ・デマルチプレクサ(REG/DEMUX)207に達 する。望ましい実施例においては、読取りチャネル122のデジタルセクション 124は2つのサンプルを並列処理する。それらの2つのサンプルを発生するた めに、レジスタ・デマルチプレクサ207はA/Dコンバータ206が得る他の サンプルのいずれをも記憶する。第2のサンプルが得られた後、2つのサンプル からのデータはデータバス230に送られる。バス230は信号の1/2周波数 のクロック信号によって計時される。 A/Dコンバータでサンプルを得ることとも称されるデータ変換に必要なタイ ミングは、可変周波数発振器(VFO)222から供給され、それはデジタル・ アナログコンバータ(DAC)220の出力によって制御される。DAC220 の出力はタイミングフィードバック234として読取りチャネル124のデジタ ルセクションから来る。他の例として、DAC220は、デジタル入力が周波数 を直接制御するような可変周波数発振器の積分部分とすることもできる。 基準信号236が周波数合成器240によって作られ、それは書き込みデータ のために用いられる周波数で作動し、さらに、この周波数を四分割回路238に おいて4で割る。四分割回路238の出力は周期4Tの方形波であり、それはア ナログマルチプレクサ203に結合される。フィルタ204は方形波の基本周波 数を通過させるが高調波を排除し、つまり、基準信号を、周波数1/4Tを持つ 正弦波に変換する。この正弦波基準信号は、変遷及び空間の交互の繰り返し、つ まり、NRZI表現における101010...により典型的な例として作られ るデータに等しい。それは、変遷の間の距離が2ビットセルなので多くの場合「 2T」パターンと称される。その2Tパターンは、多くの場合データ記録のスタ ート時におけるプリアンブル信号として用いられる。基準パターン信号236は 、データプリアンブルへのロッキングの前にVFO222を所定周波数にセット するために用いられる。 可変ゲイン増幅器202のゲインは、読取りチャネル122のデジタル部分1 24で発生するゲインフィードバック信号232を通じて制御される。ゲインフ ィードバック信号232は他の入力としての粗ゲイン制御値を持つ加算接合点2 10に入力される。粗ゲイン制御はディスクドライブ内のローカルマイクロプロ セッサ(図示せず)又はディスクコントローラ114によって設定することがで き、これにより、仮のゲインレベルを与え、それはその後、ゲインフィードバッ ク信号232によって上方又は下方に調整される。フィードバック信号は粗ゲイ ン制御値と加算された後、デジタル・アナログコンバータ(DAC)212に送 られ、それからフィルター214に送られる。多くのデジタル・アナログコンバ ータの特性のために、DAC212の出力はそれが値を変えるときにグリッチを 含むことがある。従って、信号は、フィルタされた後に、指数関数コンバータブ ロック216によって累乗され、それから可変ゲイン増幅器202に接続される 。この変換により入力信号振幅から独立した小信号ゲイン制御ダイナミクスを得 る。 図3は読取りチャネル122のデジタルセクション124(図1)のブロック 図を示す。図3を参照すると、図2からのデジタル信号230が遅延回路304 及びデジタルフィルタ回路302に入力される。それらの2つの回路はマルチプ レクサ306及び316に接続され、それらの出力はそれぞれマルチプレクサ3 10及び318に接続される。マルチプレクサ310及び318は信号230も 受けとる。マルチプレクサ306及び316はそれぞれ無関係に選択することが できるが、マルチプレクサ310及び318は常に一緒に選択される。この方法 によると、デジタルデータ信号230又はフィルタ済み/遅延済み信号のいずれ をもパルス検出器312及びタイミング回復回路328の両方の入力として選択 することができる。フィルタ済み信号がパルス検出器312又はタイミング回復 回路328のいずれか一方のために選択されると、フィルタ済み信号又は遅延済 み信号のいずれかがそれらの他方のための入力として選択されなければならない 。フィルタ302は遅延をデジタルデータ信号230に入れるので、一方の回路 がフィルタ済み信号を選択すると、他方の回路入力は回路304からの遅延信号 を選択することによって、又はフィルタ302からのフィルタ済み信号をも選択 することによって遅延補償されなければならない。 パルス検出器312の出力はゲイン制御回路330に接続され、それは図2に つながるゲインフィードバック信号232を提供する。パルス検出器312の出 力はタイミング回復回路328にも接続され、その出力234は図2のデジタル ・アナログコンバータ220につながる。パルス検出器312の出力は、図3に 示すように、同期符号検出器322及びRLLデコーダ320に接続することも でき、又は、より複雑なデータ検出器(図示せず)を同期符号検出器322及び RLLデコーダ320に接続することもできる。RLLデコーダ320及び同期 符号検出器322の出力はディスクコントローラ114(図1)にバス116を 介して接続される。 パルス検出器312及びタイミング回復回路328は2種類のサンプリング方 法からユーザが選択した1つを用いることによってパルスを処理するように設計 されている。第1のサンプリング方法は中央サンプリングと呼ばれており、その 方法においては、得られたサンプルの1つが図4に示すようなパルスのピーク又 は中央近くで起こる。サンプリングの位置はタイミング回復ブロック328によ って制御される。サイドサンプリングと呼ばれる他方のサンプリングの方法にお いては、タイミング回復ブロック328は、2つの連続するサンプルが得られる ようにVFO222(図2)のタイミングを調整し、そこでは。図5に示すよう に、2つサンプルの内の一方がパルスのピークの一方の側に現れ、また、2つの サンプルの他方がピークの他方の側に現れる。システムのユーザは、インタフェ ース116(図1)を介して制御レジスタ内のビットをセットすることによって 中央サンプリング又はサイドサンプリングのいずれを用いるのかを決定する。 中央又はサイドサンプリングのために、サンプリングは、ディスク媒体から読 み取られるデータ内の2つの異なる時間セグメントの中で発生することができる 。第1の時間セグメントのサンプリングの発生は捕捉モードと呼ばれるが、それ は、そのサンプリングは、ゲイン制御及びタイミング制御がパルスのゲイン及び タイミング関係を捕捉するときに発生するからである。それは、読取りヘッドが データ記録のプリアンブル部分を通過するときに発生し、それは常にタイミング 及びゲインの捕捉を容易にするために既知のデータパターンを持つ。データが転 送されるときには、データは不規則な及び未知のパターンのパルスを持つので、 異なるモードが、トラッキングと呼ばれるパルス検出器及びタイミング回復のた めに用いられる。 従って、パルス検出器及びタイミング回復回路は4つの別々の状況の下でパル スを処理するように設計されている。第1の状況はサイドサンプリングを用いる 捕捉モードであり、第2は中央サンプリングを用いる捕捉モードであり、第3は サイドサンプリングを用いるトラッキングモードであり、第4は中央サンプリン グを用いるトラッキングモードである。 タイミング回復回路は、信号の振幅の現在のサンプルを分析するとともに、そ の信号振幅の先行する2つのサンプルも分析する。これらの3つのサンプルを用 いて、表1はタイミング回復回路328のための方程式を示す。 表1において、nは現在のサンプルの時間であり、n−1は第1の先行サンプ ルであり、yxは時間xで得たサンプルのサンプル値である。SGNはサンプル 値の算術記号である。Pxはサンプルxの間にパルスが検出されたときには1の 値を持ち、サンプルxの間にパルスが検出されないときには0の値を持つ。ta は捕捉タイミングセットポイントであり、ttはトラッキングタイミングセット ポイントである。a,b及びcは隣り合うパルスの調節に用いられる定数である 。表1の方程式は以下に説明する。また、表1の方程式は、ピークが、中央サン プリングの際には時間yn-1で発生し、サイドサンプリングの際にはyn-1とyn- 2との間で発生するようなパルスの時間nでパルス検出を行うと仮定する。図9 乃至12の回路は2つの信号サンプルを同時に処理する。第2サンプルのための 方程式は1つの時間遅延を持ち、表1の方程式と同一である。従って、例えば表 1のynはyn-1と置き換えることができ、yn-1はyn-2と置き換えることができ 、さらに、yn-2はyn-3と置き換えることができる。 図4は単離パルスの信号波形を示し、パルスの中央サンプリングを図示する。 図4を参照すると、信号波形402は、時間nで符号412によって画定された 最も新しいサンプルであるサンプルを持つような4つのサンプルを持つように図 示されている。時間n−1のサンプル410はその最も新しいサンプルの直前の サンプルであり、408は2つ前のサンプルであり、サンプル406は図示され た4つのサンプルの内の最も古いものである。図4の鏡像として負のパルスが発 生する。パルスの入手サンプルは「a」、「b」、「1」及び「c」でも画定さ れる。サンプル「a」は各パルスの時間n−3で発生し、サンプル「b」は各パ ルスの時間n−2で発生し、サンプル「1」は各パルスの時間n−1で発生し、 さらに、サンプル「c」は各パルスの時間nで発生する。「1」と付されたサン プルがそのように付されたのは、ゲイン回路がこのサンプルのレベルを1の値に 調節しているからである。 図5は単離パルスの信号波形を示し、パルスのサイドサンプリングを図示する 。図5を参照すると、信号波形502がベースライン503を越える正のレベル として図示されている。4つのサンプルが図示されており、最も新しいサンプル であるサンプル510を持つ。サンプル508はその最も新しいサンプルの直前 のサンプルであり、506は次の前のサンプルであり、サンプル504は図示さ れた4つのサンプルの内の最も古いものである。それらのサンプルは時間符号n 乃 至n−3によっても画定される。 図6及び7はそれぞれサイド及び中央サンプリング用の典型的なパルスのため のサンプル時間及び波形を示し、また、表1に示す方程式を図示するために用い られる。 図6を参照すると、サイドサンプリングモードの波形602を示しており、波 形の4つのサンプルa、b、1及びcは、それぞれサンプル時間n−3、n−2 、n−1及びnでの波形の値として画定される。用いるデータ記録コードの種類 のために、パルスは決して2つの連続するサンプリング時間では発生せず、従っ て、パルスは少なくとも2つのサンプル時間によって分離しなければならない。 従って、破線604で示すパルスはパルス602の前に発生することができる最 も接近したパルスであり、破線606で画定されるパルスはパルス602の後で 起こることができる他の最も早いパルスである。 表1のサイドサンプルトラッキング方程式を考慮すると、パルス602が対称 の単離パルスであるとすると、つまり、パルス604又は606のいずれも発生 していないとすると、そのパルス誤差はゼロであり、n−2で得られたサンプル 値、つまり、「b」サンプルが、n−1で得られたサンプル値、つまり「1」サ ンプルと等しいくなる。この結果は、yn-2−yn-1としてサイドサンプルトラッ キングに示しており、ここで、yxは時間xでのサンプル値を示す。パルスは正 及び負の両方に発生するので、yn-1の符号をこの式に掛け合わせて負のサンプ ル値の説明を行う。つまり、式 SGN(yn-1)*(yn-2−yn-1)は、対称単離パルス用の位相誤差を与える 。この位相誤差は、パルスのピークが「b」サンプルと「1」サンプルとの間の 中央で発生するときにはゼロとなり、ピークが中央からオフセットされていると きには非ゼロとなる。ピークが中央から左にシフトしているときには、「b」サ ンプル値は「1」サンプル値より高くなり、この結果正の位相誤差が発生するこ とになり、また、ピークが中央から右にシフトしているときには、「b」サンプ ル値は「1」サンプル値より低くなり、その結果、負の位相誤差が発生すること になる。 パルスを非対称とするような要因は多く、それには磁気的、幾何学的及び電気 的な要因が含まれる。このような非対称が起こり得るので、項ttを式に導入し てある。ttの値は装置を較正することによって確定されるが、表2は捕捉の間 に用いられる異なるタイプのデータパターン用のttの値を示す。従って、式S GN(yn-1)*(yn-2−yn-1)+ttは、起こり得る単離の非対称のパルスの ための位相誤差式を与える。 パルス604はパルス602より早くに2つのサンプル時間を発生させたと考 えられるので、このパルスの影響はその式で考慮しなければならない。項「+c *Pn-2」はパルス604の影響を説明する。パルス604のサンプル「c」は パルス602のサンプル 「b」と同一の時間で発生する。従って、時間n-2で 検出されたピークが1つのピークであるときには、つまり、Pn-2が1つである ときには、位相誤差は、定数cをパルス604の「c」サンプルをオフセットす るために加えることによって修正される。この一定値は装置を較正することによ って決定されて、インタフェース116(図1)を通じて回路に入力される。 同様に、あるパルスがパルス602の後に2つのサンプル時間を発生させ、そ れは図6に示すようにパルス606によって示されている。このパルスのために 「a」サンプルはパルス602の「1」サンプルと同じ時間で発生する。従って 、時間n+2にパルスがあるときには、つまり、Pn+2が1つであるときには、位相 誤差は定数「a」を引くことによって修正される。この定数も装置の較正によっ て決定されて、インタフェース116(図1)を通じて回路に入力される。 サイドサンプル捕捉モード用の式は、サイドサンプルトラッキングモードの式 と似ているが、パルス604及び606の修正は必要としない。サンプルプリア ンブルはすべてのデータ記録の前に書かれており、捕捉モードにおいてはデータ パターンは知られているので、それらの修正は不要である。従って、非対称及び 符号間干渉の全体の補償は単一の項「ta」を用いて達成することができる。表 2は本願発明において用いた3つの種類の捕捉パターン用のtaの値を示す。こ の定数も装置の較正によって決定されてインタフェース116(図1)を通じて 回路に入力される。 図7は中央サンプリングが用いられるときの波形を示す。表1は中央サンプリ ング式を示しており、その中央サンプル捕捉式は、サイドサンプル捕捉式に非常 に似ているが、中央サンプルにおいては、各パルスの「b」及び「c」サンプル が位相誤差を決定するために用いられる点が異なる。中央サンプル捕捉式はサイ ドサンプル捕捉式のyn-1の代わりにynを用いる。 中央サンプルトラッキング式は、中央サンプル捕捉式に組み込まれた調節値と 同じ種類のものを組み入れるが、詳細は異なる。図7に示すように、パルス70 4はパルス702と重なることができ、これが起こると、パルス704の「c」 サンプルはパルス702の「b」サンプルと重なる。従って、中央サンプルトラ ッキング式はパルス704を補償するために項「+c*Pn-2」を加える。ここ で、cはサイドサンプリングの式のために説明されたのと同じ定数である。同様 に、パルス706はパルス702と重なることができ、中央サンプルトラッキン グ式はパルス706を補償するために項「−b*Pn+2」を加える。ここで、b は装置の較正によって決定される定数であり、インタフェース116(図1)を 通じて回路に入力される。 中央サンプリングにおいては、第3のパルス708もパルス702に重なるこ とができる。パルス708を補償する方法の1つとしては、定数「a」×Pn+3 を減ずる方法がある。しかし、これは、検出器がパルス702の位相誤差を決定 する前に少なくとも3つのサンプル時間を待つ必要がある。図7に示すように、 パルス708の「a」サンプルは中央サンプリングに対して概して非常に小さい 。それが非常に小さいので、その式のこの項はほとんど問題なく遅いクロックサ イクルに遅延させることができる。3つのサンプル時間まで延期させられると、 修正「−a*Pn+3」を、(時間n+3での)次のパルス用の位相誤差式に含ませる ことができ、その時間ではそれは「−a*Pn-3」として含まれる。従って、中 央サンプルトラッキング式は項「−a*Pn-3」を含み、これによりパルス70 8の補償を行う。 図8は図3のタイミング回復回路328のブロック図を示す。図8を参照する と、タイミング回復回路328は位相/周波数検出器802を持つように示され ており、その検出器はループフィルタ808に接続されていてタイミングフィー ドバック信号234を供給する。位相/周波数検出器802はパルス検出器31 2の出力314(図3)を受けとる。上記に説明し、かつ表1の式に示す ように、これは信号「P」である。位相/周波数検出器802はデータサンプル 320も受けとり、そのサンプルは生データサンプル230から選択され又は遅 延304によって遅延された後もしくはデジタルフィルタ302でフィルタされ た後に選択されたものである。さらに、位相/周波数検出器802は捕捉/トラ ッキング信号810も受けとるものであり、その信号は位相/周波数検出器80 2に捕捉又はトラッキングモードが用いられるか否かを伝える。また、読取り/ ロック信号812は位相/周波数検出器にデータがシステムから読み取られるの か又は検出器が基準モードにロックされているのかを伝える。 基準モードへのロックは、データが読み取られないときには所定の周波数でV FO222(図2)の周波数をセットするために用いられ、さらに、データの読 取りが開始されたときには初期の周波数誤差を最小にするために用いられる。こ れは、サンプル速度の4分の1と等しい正確に制御された周波数で周期的な基準 信号を作ることによって達成できる。この信号はアナログマルチプレクサ203 (図2)を通じて通常のデータ経路に接続される。従って、データを読まないと きには、この基準信号は所定の周波数でVFOをセットするために用いてもよい 。 表3は、位相/周波数検出器802が周波数検出器として作動するときの周波 数の検出のための式を示す。この式は中央サンプル捕捉位相誤差式に非常に似て いるが、ynの符号が逆転し、ta項が存在しない点が異なる。VFO222が正 しい周波数でサンプリングを行うと、他のすべてのサンプルは同じ振幅を持つが 符号は反対である。従って、VFO222が正しい周波数でサンプリングを行う と、yn+yn-2はゼロとなる。VFOの周波数が低いと、その結果は負であり、 また、VFOが高いとその結果は正である。 図9乃至12は位相/周波数検出器802のための回路の論理ブロック図を示 す。図9及び10は捕捉モードの間に位相および周波数誤差を決定するための回 路を示しており、図11及び12はトラッキングモードにおける位相誤差を決定 するための回路を示す。周波数誤差は捕捉モードの間のみに決定される。本願発 明の望ましい実施例においては、2つのサンプルが同時に処理される。図9は捕 捉モードでの第1サンプルの処理を示し、図10は捕捉モードでの第2のサンプ ルの処理を示し、さらに、図10は捕捉モードに対する図9および図10の結果 を組み合わせる。同様に、図11はトラッキングモードにおける第1サンプルの 処理を示し、図12はトラッキングモードにおける第2サンプルの処理を示し、 さらに、図12はトラッキングモードに対する図11及び図12の結果を組み合 わせる。 図9を参照すると、点線917によって囲まれた回路は、サイド及び中央の捕 捉モード及び周波数検出のための式を部分的に解いて、位相誤差検出のために、 SGN(yn-1)*yn-2+taの結果を作り出し、周波数検出のために、SGN (yn-1)*yn-2を作り出す。 マルチプレクサ912はデータ入力yn+1の符号に基づいてynの反転値または ynのいずれかを選択する。加算器914はその後この結果を位相誤差検出のた めにtaに加えまたは周波数検出のためにゼロを加え、また、遅延回路916は その結果を2つの時間の周期分まで遅延させ、これにより、信号918はSGN (yn-1)*yn-2+taまたはSGN(yn-1)*yn-2+0となる。 点線931に囲まれている回路は式の他の部分を作り出す。つまり、サイドサ ンプル捕捉のためには、 −SGN(yn-1)*yn-1であり、 中央サンプル捕捉モードのためには、−SGN(yn-1)*ynであり、 さらに、周波数検出のためには、+SGN(yn-1)*ynである。 サイドサンプリング読取りモードが用いられると、AND回路923およびマ ルチプレクサ回路928は、排他的OR回路930への入力としてyn-1を選択 する。中央サンプリングまたは基準モードへのロックが用いられると、それらの 回路は排他的OR回路930への入力としてynを選択する。排他的OR927 は符号ビット、つまり、yn-1のビット5および読取り・ロック(READ/L OCK)信号812を用いて、マルチプレクサ928の出力が反転されるべきで あるのか否かと加算器934への1つの入力の符号ビットとを決定する。読取り モードが用いられ、Yn-1の符号が正であると、マルチプレクサ928の出力が 反転して1つの符号ビットが加算器934に入力される。周波数モードが用いら れ、yn-1の符号が正であると、マルチプレクサの出力は反転されず、ゼロの 符号ビットが加算器934に入力される。排他的OR回路930の出力及びイン バータ932の出力は加算器934に入力され、加算器は排他的OR回路930 の出力及び桁上げビット933を信号918に加算して信号936に位相誤差値 又は周波数誤差値を生成する。排他的OR回路930がマルチプレクサ928の 出力を反転し、インバータ932が桁上げビット933を作り出すので、加算器 934は時々減算を行う。 図10は図9と同じ用に機能して位相又は周波数誤差信号1036を発生する が、それは先に入力されたサンプルを用い、それから、図9及び図10の位相/ 周波数誤差出力936及び1036を組み合わせる。 マルチプレクサ1012への先のサンプル入力は、マルチプレクサ912への yn入力というよりyn-1であり、それはマルチプレクサ1028及び排他的OR 回路1027への入力と同じである。その結果、信号1036は図9によって処 理されたサンプルの前のサンプルの位相/周波数誤差となる。図9及び図10の 回路を組み合わせたものは2つのサンプルを同時に処理する。 2つの位相/周波数誤差が決定された後には、NAND回路1038、104 0及び1042が信号を組み合わせて出力1044を生成し、その出力は図12 に送られ、ループフィルタ808(図8)に送られる前にトラッキングモード信 号と組み合わされる。NAND回路1038及び1040は、時間n又は時間n −1でパルスが生したか否かに応じて、図10からの出力1036又はパルス図 9からの出力936のいずれかを選択する。それらの出力はそれから出力104 4を生成するNAND回路1042に接続される。 図11及び図12はトラッキングモード用の位相/周波数検出回路を示す。図 11を参照すると、NAND回路1106が中央サンプリング用の項「−a*Pn-3 」を発生する。サイドサンプリングの際には、NAND回路1106の出力 はゼロとなる。マルチプレクサ1114は、パルスが時間n-2で発生したときに は「tt+c*Pn-2」を選択するか、又は、パルスが時間n-2で発生しなかった ときには「tt」のみを選択する。捕捉モード及びトラッキングモードに対して は別々のセットポイントがある。項「a*Pn-3」は、NANDゲート1106 を用いて1114の出力から減算し、そのゲートは、「a」の値を反転 し、信号1147を通じて送られる1の桁上げビットとともに、その符号ビット を信号1107を通じて加算器1118に挿入する。従って、項「−a*Pn-3 」は中央サンプリングのためのみに存在するが、信号1120は「tt+c*Pn -2 −a*Pn-3」を表す。 マルチプレクサ1124は、中央サンプリングのために値ynを選択し、また 、サイドサンプリングのためにyn-1を選択して、その値を加算器1122に送 る前に反転する。1の桁上げビットが信号1121を通じて加算器1122に入 力されると、yn又はyn-1のいずれかがyn-2の信号1020から減算される。 排他的OR回路1126がyn-1の符号を調節し、加算器1128がその結果を 信号1120に組み入れて、 SGNyn-1*(yn-2−yn)+tt+c*Pn-2−a*Pn-3 の部分的な式を作る。項「−a*Pn-3」は中央サンプリングのためにのみ存在 する。 遅延回路1130がこの結果を2つのサンプル時間まで遅延させ、それから加 算器1138が、その結果をマルチプレクサ1140に送る前に、サイドサンプ リング用の定数「a」又は中央サンプリング用の定数「b」のいずれかを減算す る。マルチプレクサ1140は、ピークが時間nで発生したか否かに応じて加算 回路1138の出力又は遅延回路1130の出力のいずれかを選択する。遅延回 路1130は加算器1128の出力を2クロックサイクル分遅延させているので 、信号Pnは実際にはPn+2を表し、その結果、定数項a又はbを加算すべきか否 かを決定する。従って、出力1142は現在のサンプル用の表1のトラッキング 式への解答となる。 図12は図11の回路と同一であるが、用いるサンプルを1だけ遅延し、追加 の回路を2つの位相誤差を組み込むために存在させている点が異なる。例えば、 マルチプレクサ1224及び加算器1222への入力は図11内の等価回路への 入力の後の1つのサンプルである。従って、出力1242は1サンプル時間分遅 延された表1のトラッキング式への解答を与える。 図12は図11及び12の位相誤差の結果1142及び1242を組み合わせ てループフィルタへの位相/周波数検出器出力816を与える。NAND回路 1244及び1248はパルスが時間n-2又は時間n-3で発生したか否かに応じて 図12の出力1242又は図11の出力1142を選択する。その結果はNAN D回路1246に送られて出力1250が発生し、その出力はループフィルタに 接続される前に捕捉モード信号に組み込まれる。 NAND回路1260、1262及び1264はTRK/ACQ信号に応じて トラッキング位相誤差信号1250又は捕捉位相/周波数誤差信号1052を選 択して位相/周波数回路出力816を作り、その出力はループフィルタに送られ る。 図13はループフィルタ808の概略図を示す。このフィルタのz変域伝達関 数は、 Ft(z)=(c1*z*(z−1)+c2)/(z*(z−1)) であり、ここで、z-1は2つのチャネルビット間隔(各々1/fs)を表すが、 これは、このデジタルフィルタはチャネルサンプル速度の2分の1の時間で作動 するからである。係数c1及びc2は捕捉及びトラッキング用に別々にプログラム できる。基準モードへのロックのためにc1はゼロにセットされ、c2は単独でプ ログラム可能である。捕捉及びトラッキングモードの間のループフィルタ出力の 重要度を変更することができる手段をさらに設けることができる。これは、周波 数制御の適切な範囲及び解決はいずれのモードを用いるかに依存するからである 。この変更を促進させるために各モードに対して別々の記憶装置が設けられてい る。遅延素子1306が逐次制御方式のために用いられ、それはフィルタ応答に はほとんど影響を与えない。 ループの開ループ伝達関数の線形離散的時間近似値は、 Gt(z)=(Kp*Ko*(c1*z2−c1*z+c2)/(zn+1*(z−1)2) ここで、Kpは、位相検出器のゲインであり(それはパルス形状に依存しており )、KoはVOCの制御ゲインであり、nはループ内の(2/fs)クロック遅延 の数である。 以上、本願発明の現時点で望ましい実施例を説明したが、本願発明の解釈は完 全に達成したことが認識されるであろうし、また本願発明の応用、実施例の大幅 な拡張、回路及び構造の多くの変更が、本願発明の範囲及び意図を逸脱すること なく当業者に示唆されることを当業者は理解するであろう。例えば、本願発明は 望ましい実施例のデジタル回路の多くをアナログ回路に置き換えることができる 。ここに開示しかつ説明したことは、例示するためのものであり、発明の限定を 意味するものではなく、より望ましくは請求の範囲において明確にされる。 表 3 周波数検出器=SGN(Yn-1*(Yn+Yn-2
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月25日 【補正内容】 請求の範囲 1 クロック信号とアナログ信号内のパルスとの間の位相差を示す位相誤差測定 信号を発生する位相検出器であって、 前記アナログ信号を受け取るとともに前記アナログ信号の振幅の複数のサンプ ルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記クロック信号によ って決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力に接続されていて、前記パルスの各々の位置 を決定するパルス検出手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力と前記パルス検出手段の出力とに接続されて いて、各パルスごとに前記複数のサンプルのうち少なくとも2つのサンプルを選 択し、該2つのサンプルが前記パルスの位置に対して所定の関係を持つサンプル 選択手段と、 前記少なくとも2つの選択されたサンプルを組み合わせて前記位相誤差測定信 号を作る算術手段とを備える位相検出器。 2 請求項1の位相検出器において、前記サンプル選択手段がさらに、 前記各パルスごとに2つのサンプルを選択する手段と、前記パルスの第1のサ イドに前記2つのサンプルの内の第1のサンプルを選択し、さらに、前記パルス の第2のサイドに前記2つのサンプルの内の第2のサンプルを選択する手段とを 備える位相検出器。 3 請求項2の位相検出器において、前記算術手段がさらに、 前記第1サンプルを前記第2サンプルから引いて前記位相誤差測定信号を作る 手段と、前記パルスの極性が負であるときには前記位相誤差測定信号を否定する 手段とを備える位相検出器。 4 請求項1の位相検出器において、前記振幅サンプリング手段がアナログ・デ ジタルコンバータ手段を備える位相検出器。 5 請求項1の位相検出器において、さらに、 少なくとも1つの隣接パルス補償値を記憶し、該1つの隣接パルス補償値が前 記パルスの各々への距離内に配置された各隣接パルスに対応する記憶手段と、 前記対応する隣接パルスが存在するときに、前記少なくとも1つの隣接パルス 補償値を、前記位相誤差測定信号に組み入れる隣接パルス算術手段とを備える位 相検出器。 6 請求項1の位相検出器において、さらに、 定数を記憶するセットポイント記憶手段と、該セットポイント記憶手段の内容 を前記位相誤差測定信号に組み入れるセットポイント算術手段とを備える位相検 出器。 7 アナログ信号内のパルスと同期したクロック信号を作り出す位相ロックルー プであって、 前記アナログ信号を受け取るとともに前記アナログ信号の振幅の複数のサンプ ルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記クロック信号によ って決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記振幅サンプリング手段に接続されていて、前記パルスの各々の位置を決定 するパルス検出手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力と前記パルス検出手段の出力とに接続されて いて、各パルスごとに前記複数のサンプルのうち少なくとも2つのサンプルを選 択し、該2つのサンプルが前記パルスの位置に対して所定の関係を持つサンプル 選択手段と、 前記少なくとも2つの選択されたサンプルを組み合わせて位相誤差測定信号を 作る算術手段と、 前記位相誤差測定信号に接続された入力を持つとともに、出力として前記クロ ック信号を持つクロック信号発生手段であって、前記位相誤差測定信号が前記ク ロック信号発生手段を制御し、これにより、前記クロック信号出力が、前記パル スの各々の位置に関連する所定の時間で前記アナログ信号をサンプルするクロッ ク信号発生手段とを備える位相検出器。 8 請求項7の位相ロックループにおいて、さらに、前記位相誤差測定信号と前 記クロック発生手段の前記入力との間に接続されたフィルタ手段を備える位相ロ ックループ。 9 請求項7の位相ロックループにおいて、前記振幅サンプリング手段がアナロ グ・デジタルコンバータ手段を備える位相ロックループ。 10 請求項9の位相ロックループにおいて、前記クロック発生手段が可変周波数 発振器を備え、前記位相誤差測定信号が前記可変周波数発振器の周波数を調整し 、これにより、前記クロック信号出力が、前記パルスの各々の前記位置と関連す る前記所定の時間で前記アナログ信号をサンプルする位相ロックループ。 11 請求項10の位相ロックループにおいて、さらに、前記位相誤差測定信号と 前記可変周波数発振器の前記入力との間に接続されたデジタルフィルタ手段を備 える位相ロックループ。 12 周期的アナログ信号波形とクロック信号との間の周波数差を示す周波数誤差 測定信号を発生する周波数検出器であって、 前記アナログ信号を受け取るとともに前記アナログ信号の振幅の複数のサンプ ルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記クロック信号によ って決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力に接続されていて、サンプルの所定の数に分 離された前記複数のサンプルの内の2つのサンプルを選択するサンプル選択手段 と、 前記2つの選択されたサンプルを組み合わせて前記周波数誤差測定信号を作る 算術手段であって、前記2つのサンプルの第1のサンプルを前記2つのサンプル の第2のサンプルに加算して前記周波数誤差測定信号を作る算術手段と、 前記選択されたサンプルの間の所定の時間での前記周期的な波形の値が所定の しきい値より小さいときに前記周波数誤差測定信号を否定する手段とを備える周 波数検出器。 13 クロック信号の周波数を、周期的な入力波形信号の周波数の所定の倍数にロ ックする周波数ロックループであって、 前記周期的な入力波形信号を受け取るとともに前記周期的な入力波形信号の振 幅の複数のサンプルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記 クロック信号によって決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力に接続されていて、サンプルの所定の数に分 離された前記複数のサンプルの内の2つのサンプルを選択するサンプル選択 手段と、 前記2つの選択されたサンプルを組み合わせて周波数誤差測定信号を作る算術 手段であって、前記2つのサンプルの第1のサンプルを前記2つのサンプルの第 2のサンプルに加算して前記周波数誤差測定信号を作る加算手段と、前記選択さ れたサンプルの間の所定の時間での前記周期的な波形の値が所定のしきい値より 小さいときに前記周波数誤差測定信号を否定する手段とを備える算術手段と、 前記周波数誤差測定信号に接続された入力を持つとともに出力として前記クロ ック信号を持つ可変周波数発振器手段であって、前記周波数誤差測定信号が前記 可変周波数発振器の周波数を調整し、これにより、前記クロック信号出力が、前 記入力周期的波形信号の周波数の前記所定倍数で前記周期的入力波形信号をサン プルする可変周波数発振器手段とを備える周波数ロックループ。 14 請求項13の周波数ロックループにおいて、さらに、前記位相誤差測定信号 と前記可変周波数発振器の前記入力との間に接続されたデジタルフィルタを備え る周波数ロックループ。 15 データ記憶装置からのデータ信号又はデータ通信装置からのデータ信号から クロック信号を決定するタイミング回復回路であって、 前記データ信号と所定の周波数の周期的な波形信号とに接続されたマルチプレ クサ手段と、 該マルチプレクサ手段に接続されていて、該マルチプレクサ手段によって、出 力のために前記所定の周波数周期的波形信号又は前記データ信号を選択させる信 号選択手段と、 前記マルチプレクサ手段の出力に接続されていて該マルチプレクサ手段の前記 出力の複数のサンプルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前 記クロック信号による所定の時間で得られる振幅サンプリング手段と、 該振幅サンプリング手段の出力に接続されたパルス検出手段であって、前記信 号選択手段によって前記マルチプレクサ手段が前記データ信号を選択すると前記 入力データ内に含まれたパルスの位置を決定するパルス検出器手段と、 該パルス検出器に接続されるとともに前記振幅サンプリング手段の出力に接 続されたサンプル選択手段であって、前記信号選択手段によって前記マルチプレ クサ手段が前記データ信号を選択すると、前記サンプル選択手段が、前記入力デ ータ内の各パルスごとに2つのサンプルを選択し、前記2つのサンプルが前記パ ルスの位置に対して所定の関係を持ち、さらに、前記信号選択手段によって前記 マルチプレクサ手段が前記所定の周波数周期的波形信号を選択すると、前記サン プル選択手段が、前記所定の周波数周期的波形信号の2つのサンプルを選択し、 前記サンプルが、前記クロック信号の所定の周期の数によって分離されている、 サンプル選択手段と、 前記2つの選択されたサンプルを組み合わせて誤差測定信号を作る算術手段と 、 前記誤差測定信号に接続された入力を持つとともに出力として前記クロック信 号を持つ可変周波数発振器手段であって、前記誤差測定信号が前記可変周波数発 振器の周波数を調整し、これにより、前記クロック信号出力が、前記マルチプレ クサ手段の前記出力に関連する所定の時間で前記周期的入力波形信号をサンプル する可変周波数発振器手段とを備えるタイミング回復回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グロバ、ニール アメリカ合衆国、コロラド州 80120、ブ ルームフィールド、エイムズバリ 17 (72)発明者 ウェランド、デイビッド・アール アメリカ合衆国、テキサス州 78751、オ ースチン、アベニュー・エイ 4215

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロック信号とアナログ信号内のパルスとの間の位相差を示す位相誤差測定 信号を発生する位相検出器であって、 前記アナログ信号を受け取るとともに前記アナログ信号の振幅の複数のサンプ ルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記クロック信号によ って決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記アナログ信号に結合されていて、前記パルスの各々の位置を決定するパル ス検出手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力と前記パルス検出手段の出力とに接続されて いて、各パルスごとに前記複数のサンプルのうち少なくとも2つのサンプルを選 択し、該2つのサンプルが前記パルスの位置に対して所定の関係を持つサンプル 選択手段と、 前記少なくとも2つの選択されたサンプルを組み合わせて前記位相誤差測定信 号を作る算術手段とを備える位相検出器。 2 請求項1の位相検出器において、前記サンプル選択手段がさらに、 前記各パルスごとに2つのサンプルを選択する手段と、前記パルスの第1のサ イドに前記2つのサンプルの内の第1のサンプルを選択し、さらに、前記パルス の第2のサイドに前記2つのサンプルの内の第2のサンプルを選択する手段とを 備える位相検出器。 3 請求項2の位相検出器において、前記算術手段がさらに、 前記第1サンプルを前記第2サンプルから引いて前記位相誤差測定信号を作る 手段と、前記パルスの極性が負であるときには前記位相誤差測定信号を否定する 手段とを備える位相検出器。 4 請求項4の位相検出器において、前記振幅サンプリング手段がアナログ・デ ジタルコンバータ手段からなる位相検出器。 5 請求項1の位相検出器において、さらに、 隣接パルスが存在するときに、前記パルスの各々の形状を変更することができ る程度に前記パルスの各々に接近する距離内に配置された隣接パルスの各々に対 応する少なくとも1つの隣接パルス補償値と、 前記対応する隣接パルスが存在するときに、前記少なくとも1つの隣接パルス 補償値を、前記位相誤差測定信号に組み入れる算術手段とを備える位相検出器。 6 請求項1の位相検出器において、さらに、 定数を記憶するセットポイント記憶手段と、該セットポイント記憶手段の内容 を前記位相誤差測定信号に組み入れる算術手段とを備える位相検出器。 7 アナログ信号内のパルスと同期したクロック信号を作り出す位相ロックルー プであって、 前記アナログ信号を受け取るとともに前記アナログ信号の振幅の複数のサンプ ルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記クロック信号によ って決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記アナログ信号に結合されていて、前記パルスの各々の位置を決定するパル ス検出手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力と前記パルス検出手段の出力とに接続されて いて、各パルスごとに前記複数のサンプルのうち少なくとも2つのサンプルを選 択し、該2つのサンプルが前記パルスの位置に対して所定の関係を持つサンプル 選択手段と、 前記少なくとも2つの選択されたサンプルを組み合わせて位相誤差測定信号を 作る算術手段と、 前記位相誤差測定信号に接続された入力を持つとともに、出力として前記クロ ック信号を持つクロック信号発生手段であって、前記位相誤差測定信号が前記ク ロック信号発生手段を制御し、これにより、前記クロック信号出力が、前記パル スの各々の位置に関連する所定の時間で前記アナログ信号をサンプルするクロッ ク信号発生手段とを備える位相検出器。 8 請求項7の位相ロックループにおいて、さらに、前記位相誤差測定信号と前 記クロック発生手段の前記入力との間に接続されたフィルタ手段を備える位相ロ ックループ。 9 請求項7の位相ロックループにおいて、前記振幅サンプリング手段がアナロ グ・デジタルコンバータ手段を備える位相ロックループ。 10 請求項9の位相ロックループにおいて、前記クロック発生手段が可変周波数 発信器を備え、前記位相誤差測定信号が前記可変周波数発信器の周波数を調整し 、これにより、前記クロック信号出力が、前記パルスの各々の前記位置と関連す る前記所定の時間で前記アナログ信号をサンプルする位相ロックループ。 11 請求項10の位相ロックループにおいて、さらに、前記位相誤差測定信号と 前記可変周波数発信器の前記入力との間に接続されたデジタルフィルタ手段を備 える位相ロックループ。 12 周期的アナログ信号波形とクロック信号との間の周波数差を示す周波数誤差 測定信号を発生する周波数検出器であって、 前記アナログ信号を受け取るとともに前記アナログ信号の振幅の複数のサンプ ルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記クロック信号によ って決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力に接続されていて、サンプルの所定の数に分 離された前記複数のサンプルの内の2つのサンプルを選択するサンプル選択手段 と、 前記2つの選択されたサンプルを組み合わせて前記周波数誤差測定信号を作る 算術手段とを備える周波数検出器。 13 請求項12の周波数検出器において、前記算術手段がさらに、 前記2つのサンプルの内の第1サンプルを前記2つのサンプルの内の前記2サ ンプルに加えて前記周波数誤差測定信号を作る手段と、前記選択されたサンプル の間の所定の時間の前記周期的な波形の値が所定のしきい値より小さいときには 前記周波数誤差測定信号を否定する手段とを備える周波数検出器。 14 クロック信号の周波数を、周期的な入力波形信号の周波数の所定の倍数にロ ックする周波数ロックループであって、 前記周期的な入力波形信号を受け取るとともに前記周期的な入力波形信号の振 幅の複数のサンプルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前記 クロック信号によって決定された時間で得られる振幅サンプリング手段と、 前記振幅サンプリング手段の出力に接続されていて、サンプルの所定の数に分 離された前記複数のサンプルの内の2つのサンプルを選択するサンプル選択 手段と、 前記2つの選択されたサンプルを組み合わせて周波数誤差測定信号を作る算術 手段と、 前記周波数誤差測定信号に接続された入力を持つとともに出力として前記クロ ック信号を持つ可変周波数発信器手段であって、前記周波数誤差測定信号が前記 可変周波数発信器の周波数を調整し、これにより、前記クロック信号出力が、前 記入力周期的波形信号の周波数の前記所定倍数で前記周期的入力波形信号をサン プルする可変周波数発信器手段とを備える周波数ロックループ。 15 請求項14の周波数ロックループにおいて、さらに、前記位相誤差測定信号 と前記可変周波数発信器の前記入力との間に接続されたデジタルフィルタを備え る周波数ロックループ。 16 データ記憶装置からのデータ信号又はデータ通信装置からのデータ信号から クロック信号を決定するタイミング回復回路であって、 前記データ信号を選択し又は所定の周波数の周期的な波形信号を選択するため に接続されたマルチプレクサ手段と、 該マルチプレクサ手段に接続されていて、該マルチプレクサ手段によって前記 データ信号又は前記所定の周波数周期的波形信号を選択させる信号選択手段と、 前記マルチプレクサ手段の出力に接続されていて該マルチプレクサ手段の前記 出力の複数のサンプルを得る振幅サンプリング手段であって、前記サンプルが前 記クロック信号による所定の時間で得られる振幅サンプリング手段と、 該振幅サンプリング手段の出力に接続されていて、前記信号選択手段によって 前記マルチプレクサ手段が前記データ信号を選択すると前記入力データ内に含ま れたパルスの位置を決定するパルス検出器手段と、 前記信号選択手段と前記振幅サンプリング手段の出力とに接続されたサンプル 選択手段であって、前記信号選択手段によって前記マルチプレクサ手段が前記デ ータ信号を選択すると、前記サンプル選択手段が、前記入力データ内の各パルス ごとに2つのサンプルを選択し、前記2つのサンプルが前記パルスの位置に対し て所定の関係を持ち、さらに、前記信号選択手段によって前記マルチ プレクサ手段が前記所定の周波数周期的波形信号を選択すると、前記サンプル選 択手段が、前記所定の周波数周期的波形信号の2つのサンプルを選択し、前記サ ンプルが、前記クロック信号の所定の周期の数によって分離されている、サンプ ル選択手段と、 前記2つの選択されたサンプルを組み合わせて誤差測定信号を作る算術手段と 、 前記誤差測定信号に接続された入力を持つとともに出力として前記クロック信 号を持つ可変周波数発信器手段であって、前記誤差測定信号が前記可変周波数発 信器の周波数を調整し、これにより、前記クロック信号出力が、前記マルチプレ クサ手段の前記出力に関連する所定の時間で前記周期的入力波形信号をサンプル する可変周波数発信器手段とを備えるタイミング回復回路。
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