JPH08501317A - 抗菌性インターフェロン誘発性医薬品 - Google Patents
抗菌性インターフェロン誘発性医薬品Info
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Abstract
(57)【要約】
活性主成分及び薬理学的に適当な希釈剤を含んで成る抗菌性及びインターフェロン誘発性医薬品であって、その活性主成分がパラーアミノベンゼンスルファニルアミドの結晶α−改変体より成る医薬品。
Description
【発明の詳細な説明】
抗菌性インターフェロン誘発性医薬品
技術分野
本発明は医薬品、そしてより詳しくは、抗菌性、且つインターフェロン誘発性
の医薬品に関する。
技術の背景
従来技術において幅広く知られているのは、スルファニルアミド群の化学治療
製剤の一つであるパラアミノベンゼンスルファミド(ストレプトシダム アルブ
ム(Streptocidum album)スルファニルアミドウム)の投与である。この製剤は
ストレプトコッカス(Streptococcus)、メニンゴコッカス(meningococcus)、
ゴノコッカス(gonococcus)、ニューモコッカス(pneumococcus)、コリバチル
ス(colibacillus)及びその他の細菌に抗菌作用を及ぼす。この製剤は主に錠剤
形態で利用されている。この製剤の注射形態は、可溶性塩へのその変換、例えば
第一芳香基を介しての可溶性化合物の形成を必要条件とする。しかしながら、こ
の構造は不安定であり、そして安定剤、即ち毒性の亜硫酸ナトリウムの導入を必
要とする(M. D. Mashkovsky「Medicinal Drugs」,Moscow,「Meditsina」1984
,第2巻,頁275-277;G. A. Melentieva」「Pharmaceutical Chemistry」Mosco
w,「Meditsina」1986,頁285-286)。更に、前記製剤の抗菌作用はスルファニ
ルアミド基に対してパラ位の開環アミノ基の存在下でのみ示され、従って、開環
の度合い、そしてその結果としての抗菌作用は時間及び血液の生理的状況にかな
り依存する。可溶性形態におけるこの現状作用されている製剤(可溶性スト
レプトシドウム)はいくつかのネガティブな性質、例えば毒性安定剤の投与にか
かわる副作用、刺激作用、低い生物学的薬効を特徴とする。
パラ−アミノベンゼンスルファニルアミドはα−,β−,γ−形態で表わされ
ている3種の多形改変体の形態において結晶化できることが一般に知られており
(Journal of Pharmaceutical Sciences,V.58,59,No.7,1970年7月,p97
2-975;Journal of Pharmaceutical Sciences of Japan,1942,m.63,No.11
,p.17-19)、そのうちα−形態のみが医薬品において用いられている。パラ−
アミノベンゼンスルファニルアミドの結晶γ−改変体の薬動力学的性質は述べら
れていない。医薬品の活性主成分としてのγ−改変体の利用は知られていない。
他に、パラアミノベンゼンスルファニルアミドのα−,β−及びγ−改変体のイ
ンターフェロン誘発能力についての有用性も知られていない。
細胞の非特異的な耐性の最も重要な因子であるインターフェロンの全ての誘発
剤は2つのグループ、即ち、天然物(ウィルス性及び天然の二重らせん核酸)と
合成物(ポリマー及び低分子量調製品)へと分けられることが一般に知られてい
る(F. I. Ershovら、集約論文「Interferon Inducers」Moscow,1982,p 7-18
)。
インターフェロンの天然誘発剤は抗原性が高く、その他の危険な微生物により
汚染されていることがあり、そしてそれら全ては十分なる抗ウィルス活性を示す
のに必須な濃度において毒性作用を及ぼす。同じ欠点は高分子量の合成インター
フェロン誘発剤−ポリカルボキシレート及びポリヌクレオチド(ポリ(I)及び
ポリ(U))の大半において固有である。それらは同様にかなり毒性であり、し
かし合成は難しく、且つ経済的に割に合わないものである。
低分子のインターフェロン誘発剤、例えばゴシポール類似体、チ
ロロン製剤(2,7−ビス−(2−ジエチルアミノエトキシ)−3−フルオレノ
ン)及びレバミゾール(−)2,3,5,6−テトラヒドロ−6−フェニル−イ
ミダゾ−(2,1,−B)−チアゾール塩酸塩)も臨床的に有望である(M. D.
Mashkovsky,「Medicinal Drugs」Moscow,「Meditsina」1986,vol.2p.169-1
71)。
しかしながら、これらの製剤は全て高い毒性及び莫大な副作用について認めら
れており、そして何よりも、インターフェロン誘発は大量の用量の投与の後に示
され、そして短い時間でしか有効でない。
発明の開示
本発明の主目的は、抗菌性及びインターフェロン誘発作用、高い治療的効果、
低毒性を有し、副作用がなく、そしてわずかな用量で処置時間を早める新規なる
医薬品の開発にある。
本目的は、活性主成分及び薬理希釈剤を含む抗菌性及びインターフェロン誘発
作用を有する医薬製造の提供により達成され、ここで本発明によれば、その活性
主成分はパラ−アミノベンゼンスルファニルアミドの結晶γ−改変体により構成
される。請求の範囲の医薬品は任意の薬理学的に許容される形態において投与さ
れうる。注射のために用いるとき、それは好ましくは1.0〜2.5重量%の活性成分
を含む。
注射のために用いる請求の範囲の医薬品は下記の成分比において追加の低分子
ポリビニルピロリドンを含みうる;
重量%
パラアミノベンゼンスルファニルアミドの
結晶γ−改変体 1.5−2.5
分子ポリビニルピロリドン 2.0−4.0
薬理希釈剤 残り
注射用の請求の範囲の製剤中の薬理希釈剤は注射用水であることが好ましい。
請求の範囲の医薬品は直腸座薬の形態において、好ましくは12.5−17.5重量%
の活性成分を含んで投与されうる。直腸座薬の薬理希釈剤(ベース)は任意の適
当な脂肪、ココアバター、等でありうる。
請求の範囲の医薬品は外部用途にとっても処方でき、好ましくは2,4−ジオ
キソ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジンを50:50重量比率
で組合せる。
本発明に従い、活性成分としてパラ−アミノベンゼンスルファニルアミドの結
晶γ−改変体を含む請求の範囲の医薬品は、局法で使用されている薬局方収載パ
ラ−アミノベンゼンスルファニルアミド(α−改変体)と同じほど良好な高い抗
菌活性、低毒性、向上した生物学的薬効及び無視できるほどの副作用を特徴とす
る。既知の製剤の2.43倍である請求の範囲の医薬品のこの向上した生物学的薬効
に基づき、その治療的用量及び処置時間は短くでき、且つ副作用はなくなる。他
に、この請求の範囲の医薬品は高いインターフェロン誘発活性を示す(薬理パラ
−アミノベンゼンスルファニルアミドはかかる活性を欠いている)。高いインタ
ーフェロン誘発活性と、低毒性、且つ有効である抗菌活性との組合せは、請求の
範囲の医薬品が感染症の実際の処置における幅広い用途にとってかなり有望なも
のとなるようにする。
本発明の実施の最良態様
本発明にかかわる請求の範囲の抗菌性、且つインターフェロン誘発性の医薬品
は、パラ−アミノベンゼンスルファニルアミドの結晶α−改変体の形態における
活性成分を有する。請求の範囲の医薬品の毒性特性はインビトロ及びインビボに
より徹底的に実験調査した。
注射用の薬局方収載及び請求の範囲の製剤の溶液の急性毒性は体重150〜200gの
雄ラットで調査した。2mlの公知調製品を第1グループの各動物に腹腔膜内投与
し;一方、第2グループの各動物は2.0重量%のパラ−アミノベンゼンスルファ
ニルアミドのα−改変体;3.0重量%の低分子量ポリビニルピロリドン;残りと
しての注射用水:を含む請求の範囲の医薬品2mlを受容し、第3グループの動物
は2mlの注射用水を受容した。これらの動物を10日間にわたって観察し、その後
、中間致死用量LD50を計算した。実験は、請求の範囲の全薬品のLD50が1918mg/
動物体重kgであり、一方、薬局方収載製剤においては1245mg/動物体重kgである
ことを示した。
獲得したデーターの分析は、公知のものに比して請求の範囲の医薬の低い毒性
を示した(54.4%)。
公知のものに比しての請求の範囲の医薬品の毒性効果を、動物器官の病理学的
検査、それに続く組織学的評価に基づいて調べた。
器官の顕微鏡構造は、一定時間後に試験及びコントロール動物を殺すことによ
って調べた。器官の切片を10−12%の中性ホルマリン溶液で固定し、パラフィン
を注ぎかぶせ、そして8〜10mmの厚さの切片をヘマトキシン−エオキシで着色し
た。
組織学的検査は大腿筋、心臓、肺、肝臓、腎臓、牌臓で行った。注射用形態の
公知の製剤の組織学的検査は、大腿骨中の筋肉内注射ゾーンにおける様々な深さ
(若干からかなりのもの)の出血を示した。出血ゾーンにおける筋肉組織は筋肉
繊維の一般構造における乱れを示した(横紋の消失から壊死まで)。
注射用の請求の範囲の医薬品の筋肉内注射は筋肉において病理学的変化をもた
らさなかった。
従って、請求の範囲の医薬品は公知製剤に独特な刺激作用を有さない。
その他の器官の組織学的検査は、公知のものに比して、請求の範囲の医薬品の
投与によって実質的に変化がないことを示した。
従って、動物に基づく実験は、請求の範囲の医薬品の投与により副作用が生じ
ることがないことを示した。
請求の範囲の医薬品の比抗菌活性を系列希釈法により調べた。原液は、0.01N
の水酸化ナトリウム溶液中の0.5%の薬局方収載パラ−アミノベンゼンスルファ
ニルアミド及び請求の範囲の医薬品であるパラ−アミノベンゼンスルファニルア
ミドのγ−改変体(活性主成分)の溶液とした。試験溶液の2倍希釈物を、スタ
フィロコッカス アウレウス(Staphylococcus aureus)の加えた培養物を含む
牛抽出培地で調製した。その接種物をサーモスタットの中で24h保ち、そして静
菌濃度を目視で評価した。
この試験は、薬局方収載製剤及び請求の範囲の医薬品の活性主成分の滅菌及び
非滅菌溶液で実施した。
この実験は3系列の試験溶液で3回行った。
この試験の結果を表1に示す。
表1の中のデーターの分析は、請求の範囲の医薬品の活性成分が、薬局方収載
(局方)製剤のそれと同じぐらい良好な抗菌活性を特徴とすることを証明した。
薬局方収載の製剤に比しての請求の範囲の医薬品のインターフェロン誘発活性
をインビボでマウスで試験した。
実験は雄のマウス、系CBA、体重10−12gで行った。細胞培養物はマウス繊維
芽細胞のZ-929の接種細胞系により構成させた。細胞を、10%の牛血清を有する
イーグル培地2MEMの中で、プラスチック製96穴プレート(37℃,3.5%のCO)の
中で増殖させた。選んだウィルスはマウス株コロンビア(Columbia)の脳炎ウィ
ルスとした。
薬局方収載製剤及び請求の範囲の医薬品を5匹以上の動物に50,
150mkg/0.2ml(マウス当り0.2ml)の用量で腹腔膜内投与した。製剤を投与して5
.24及び72h後に頚動脈から血液を採取した。インターフェロンをマイクロ洗に
より細胞培養に対する細胞病理作用の抑制を決定することにより力価検定した。
その結果を表2にまとめた。
試験結果の分析は、薬局方収載製剤がインターフェロン誘発活性を有さないこ
とを証明した。同時に、請求の範囲の医薬品は既にその投与後5時間で40〜80un
/mlの活性のマウス血清中のインターフェロンを誘発し(早期インターフェロン
)、24時間後、インターフェロン活性は160-320un/mlに達した。72h後、インタ
ーフェロン力価は減少していた。
試験結果と、論文からの公知のデーターとの比較は、γ−改変体
がインターフェロンの高活性誘発剤である考えの理由を供した。
公知のインターフェロン誘発剤の活性と請求の範囲の医薬品のそれとの比較特
性を表3に示す。
表3のデーターは、請求の範囲の医薬品が高活性誘発剤である所見へと導いた
(活性160-320un/ml)。
公知の製剤(可溶性ストレプトシドウム)と比較して請求の範囲の医薬品の生
物学的薬効を調べるため、我々は下記のファクターを調べた:1)血液中の薬剤
の最大濃度;2)最大濃度に達する時間;3)血漿又は血清中の物質濃度におけ
る経時的変化。
試験は体重3kgのウサギで行った。製剤の用量は治療的用量に基づいて計算し
、そして100mg/kgとした。物質の分子量の相違(当モル関係)を考慮した。血
液を、製剤の単一ショット筋肉内注射後0.5,1,2,4及び6時間で集め、そ
してそのサンプルをPrebsting-Gavrilova法により分析した。
得られた結果を表4にまとめる。
得られたデーターは、請求の範囲の医薬品の生物学的薬効が公知製剤の2.43倍
であることを示した。このことは、製剤の治癒的用量を対応して2.43倍少なくで
きることを可能とし、これは強力でありながら副作用がなくなることに役立つで
あろう。同時に、高い生物学的薬効に起因して、治療的用量の請求の範囲の医薬
品は製剤の静菌作用を強めることができ、これによりその治療的効果は助長され
る。
請求の範囲の医薬品は抗菌性及びインターフェロン製剤の能力で利用される。
請求の範囲の医薬品はあらゆる薬理学的に適切な医薬品形態で投与してよい。
それを注射用に用いるとき、活性主成分の含有量は1.5〜2.5重量%に範囲する。
活性主成分の最適濃度を選ぶうえでの調査は、請求の範囲の濃度域が血液中の必
須の治療的濃度を保証することを実証した。1.5重量%未満の血液中の活性主成
分の含有量は、治療的濃度の低域値に低い濃度を供する。逆に、2.5重量%を超
える濃度は筋肉組織に及ぼす負荷を高め、これは筋肉繊維の一般構造を乱してし
まう。そして更に高い用量は血液中の毒性濃度の危険性に近づく。
注射用の請求の範囲の製剤は下記の成分比で追加的に低分子量ポリビニルピロ
リドンを含みうる:
重量%
パラ−アミノベンゼンスルファニルアミドの
結晶γ−改変体 1.5−2.5
低分子ポリビニルピロリドン 2.0−4.0
薬理希釈剤 残り
製剤へのポリビニルピロリドンの導入はその中立性及び必須の沈降安定性、並
びにこの組成物の吸収性により保証されている。沈降
時間は実験的に確立されている。
ポリビニルピロリドンの濃度が高いほど沈降安定性は高まる。血液中の製剤の
濃度の分析は、製剤中のポリビニルピロリドン含有量の最適域が2〜4重量%で
あることを示した。その薬理希釈剤は好適には注射用水である。
請求の範囲の製剤は、好ましくは12.5〜17.5重量%の活性主成分を含む直腸座
薬の形態で用いてよい。行った調査分析は、12.5〜17.5重量%の活性主成分を含
む座薬の投与は血液中でのその治療的濃度(2.0〜20.0mkg/ml)を保証すること
を示した。この座薬はあらゆる薬理学的に適当なベース(脂肪、ココアバター等
)で作ってよい。請求の範囲の製剤は外部用途のために用いてよく、この場合、
その活性主成分は、パラ−アミノベンゼンスルファニルアミドの結晶γ−改変体
と2,4−ジオキソ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジンと
の1:1の重量比の組合せとする。
外部用途のためのオイントメント又は粉末の形態における請求の範囲の製剤を
、重症なケースの治りの悪い様々な化膿創傷(静脈起源の栄養性潰瘍:サイズに
おいて;小型、5cm2まで;大型、5cm2より大;及び術後化膿創傷)に臨床試験
した。
この試験のプログラムは炎症反応の弱まり、創傷がきれいになる時間、顆粒増
殖率、周縁の上皮形成に基づいて評価した。比較のため、患者を、10重量%の活
性主成分、即ち、4−ジオキソ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロピ
リミジンを含む公知のオイントメントで処置した。
静脈起源の栄養性潰瘍の処置のための請求の範囲の製剤の利用は最初2日で炎
症反応の本質的な衰弱をもたらし、顆粒増殖率を刺激し、そして適正な上皮形成
を確実なものとした。直径2cm以下の潰瘍は7〜10日以内に治癒した(それと比
較して通常の処置時間は14
〜18日である)。4〜20cm2のサイズにおける術後化膿創傷はすぐにきれいになり
、創傷上の発赤及び炎症湿潤は小さくなり、そして消え、痛みは2又は3日目で
治まり、顆粒は明色となり、且つ微細顆粒となった。治癒時間は1/2になった
。
調査の結果を表5及び6に示す。
本発明は、請求の範囲の医薬品を調製及び試験する具体例により更に理解され
うる。
例1
該医薬品を無菌条件で調製した。
2gの低分子量ポリビニルピロリドン(分子量12,000)を少量の注射用水に溶
かし、その調製した溶液を粒径0.1ミクロン以下のパラ−アミノベンゼンスルフ
ァニルアミドのγ−改変体の粉末1.5gで処理し、15−20s振騰し、その調製懸
濁物の容量を注射用蒸留水で100mlにし、そして更にもう一度振騰した。
調製した注射用医薬品は2.3の光学密度を有する懸濁物である。5分間の静置
後、その光学密度は2.2,pH=6.5となった。
5羽の体重3kgのウサギに3mlづつの調製懸濁物を筋肉内的に与えた。
0.5,1,2,4,6時間後、1mlの血液をウサギの耳介の血管から取り、そ
して公知の方法(Prebsting-Gavrilova)により分析した。
得られた実験データーを統計学的に処理した(p=95%)。実験データーを表
7にまとめた。
表7からわかる通り、血液中の該医薬品の治療的濃度は6h経過時において保
持されていた。
組織学的コントロールでは内部器官中の変化が認められなかった。
例2
該医薬品を無菌条件で調製した。
4gの低分子量ポリビニルピロリドン(分子量12,000)を少量の注射用水に溶
かし、その調製した溶液を粒径0.1ミクロン以下のパ
ラ−アミノベンゼンスルファニルアミドのγ−改変体の粉末2.5gで処理し、15
−20s振騰し、その調製懸濁物の容量を注射用蒸留水で100mlにし、そして更に
もう一度振騰した。
このようにして調製した注射用医薬品は3.2の光学密度を有する懸濁物である
。5分間の静置後、その光学密度は3.0,pH=6.8となった。
5羽の体重3kgのウサギに3mlづつの調製懸濁物を筋肉内的に与えた。
0.5,1,2,4,6時間後、1mlの血液をウサギの耳介の血管から取り、そ
して公知の方法(Prebsting-Gavrilova)により分析した。
得られた実験データーを統計学的に処理した(p=95%)。実験データーを表
8にまとめた。
表7からわかる通り、血液中の該医薬品の治療的濃度は6h経過時において保
持されていた。
組織学的コントロールでは内部器官中の変化が認められなかった。
例3
請求の範囲の医薬品のインターフェロン誘発活性を下記の通りに試験した。
試験は10匹の雄マウス、系SVA、体重10〜12gで行った。試験培養物はマウス
繊維芽細胞Z-929の接種細胞系とした。細胞を10%の
牛血清を有するイーグル培地MEM中で96穴プラスチック製プレート(37℃,3.5%
のCO)の中で増殖させた。ウィルスはマウスのColumbia株の脳炎ウィルス、とし
た。
5匹のマウスに50mkg/0.2mlの容量の請求の範囲の医薬品を注射し(第1グル
ープ)、そして5匹のマウスそれぞれは150mkg/0.1mlのそれを腹腔膜内的に付与
され、この製剤を投与して5.24及び72h後に頚動脈から採血した。インターフェ
ロンはマイクロ法による細胞培養物に対する細胞病理作用の抑制の決定により力
価検定した。
5h後で既に第1グループのマウスの血清中のインターフェロンレベルは40−
80un/mlに達した;24h後、それは160un/mlに高まり、そして72hの呼気に基
づき、20un/mlに低下した。
第2グループの動物においては、この医薬品の投与5h後、インターフェロン
レベルは80un/mlであった;それは24h後に320un/mlに上がり、72h後では20u
n/mlに下がった。
従って、50及び150un/mlの容量における請求の範囲の医薬品の投与はインタ
ーフェロンカ価のかなりの上昇をもたらした:5h後で40−80un/mlまで、そし
て24h後で160-320un/mlまで。
試験結果の分析は、請求の範囲の医薬品が高いインターフェロン誘発活性(16
0-320un/ml)を特徴とすることを証明した。
例4
直腸投与用の請求の範囲の医薬品の調製及び試験。
座薬はポアリング−アウト(pouring-out)法により調製した。各座薬は0.3g
の活性主成分及び1.7gの薬理学的に適当な脂肪ベースを含む。
パラ−アミノベンゼンスルファニルアミドのγ−改変体(活性主成分)を細く
粉砕した粉末状の40〜45℃の温度の溶融ベースの中に導入した。調製した座薬を
室温で2週間保存した。実験は3〜3.5
kgの体重のウサギで行った。座薬の導入前に、ウサギに注腸を施し、そして導入
後、肌門外口をクリップで固定した。
0.5,1,2,4及び6h後に耳介静脈から採血した。血液中の医薬品の濃度
をPrebsting-Gavrilova法により決定した。同時に、パラ−アミノベンゼンスル
ファニルアミドの薬局方収載製剤で比較試験を行った。
表9にまとめた実験データーの分析は、請求の範囲の医薬品を含む直腸用座薬
が薬局方収載製剤よりも生物学的に有効であることを示し、それらは投与の0.5
−1h後に既に最大濃度を保証し、そして6hの経過時において治療的濃度(2
〜20mkg/ml以内)を保たせた。
試験は、動物が消化不良にわずらわされないことを示した。死後解剖の後、大
腸における粘膜の変化は認められなかった。腸拡張もなかった。腸間膜の血液充
満は正常であった。直腸の解剖により、粘膜は青白く、そして巨視的検査は出血
点、壊死及びその他の損傷を示さなかった。
10%のホルマリンで固定し、そしてヘマトキシリン及びエオシンで着色した組
織学的切片の検査は正常形態構造からの実質的な変異を示さなかった。
請求の範囲の座薬の抗菌活性の検査は、Gr+及びGr-微生物に対する静菌作用の
存在を証明した。
従って、その検査は、直腸使用のための請求の範囲の医薬品が抗菌活性、高い
生物学的薬効を示し、そして刺激性副作用を示さないことを証明した。
例5
外部用途のための請求の範囲の医薬品の臨床試験
患者Z(52才)は、左下肢の慢性静脈不全及び上胃部の2×3cmのサイズの栄
養性潰瘍の診断により病院に通院している。コケット(Cokket)手術の後、患者
に伝統的な医薬品、例えばジオキシジン、ビニリン及びシーバックソーン(seab
ackthorn)油を与えた。潰瘍はゆっくりと治った。治癒は2ヶ月で終えた。
次に左側コケット手術を行った。術後の経過時に、毎日潰瘍を請求の範囲の医
薬品(1:1の重量比でパラ−アミノベンゼンスルフ
ァニルアミドのγ−改変体を含む)で処置し、その後包帯を施した。2日目より
、炎症反応は減少し、創傷はきれいになり、顆粒化及び周縁上皮形成が強く成長
し始めた。完全な治癒は18日で済んだ。
患者K(56才)は閉塞性アテローム症、レリッヒ(Leriche)症に関連して通
院している。大動脈−大腿−分岐シャンティングの後の術後経過において、外科
創傷を左側で化膿していた。縫合糸を抜き、そして創傷を排液した。化膿の塊が
消えて2日目に、その創傷に請求の範囲の医薬品(1:1の重量比のパラ−アミ
ノベンゼンスルファニルアミドのγ−改変体と2,4−ジオキソ−6−メルチ−
1,2,3,4−テトラヒドロピリミジンとの組合せを含む)を毎日塗り、包帯
を施した。顆粒が直ちに行こり、そして創傷の上皮形成は9日で終えた。
産業上の利用性
請求の範囲の医薬品は抗菌性及びインターフェロン誘発活性を特徴とし、そし
て医薬用途に利用されうる。
【手続補正書】
【提出日】1994年11月30日
【補正内容】
請求の範囲
1.活性主成分及び薬理希釈剤を含んで成る抗菌性、且つインターフェロン誘
発性の医薬品であって、前記活性主成分がパラーアミノベンゼンスルファニルア
ミドの結晶α−改変体より成ることを特徴とする医薬品。
2.注射用形態にあり、1.5〜2.5重量%の活性主成分を含むことを特徴とする
請求項1記載の医薬品。
3.注射用形態にあり、下記の成分比で低分子量ポリビニルピロリドンを追加
的に含むことを特徴とする請求項1記載の医薬品:
パラ−アミノベンゼンスルファニルアミドの結晶α−改変体 1.5−2.5重量%
低分子量ポリビニルピロリドン 2.0−4.0重量%
薬理希釈剤 残り。
4.前記薬理希釈剤が注射用水であることを特徴とする、請求項2〜3のいづ
れか1項に記載の医薬品。
5.直腸座薬の形態にあり、12.5〜17.5重量%の活性成分を含むことを特徴と
する、請求項1記載の医薬品。
6.外部用途のための医薬品であってその活性主成分がパラ−アミノベンゼン
スルファニルアミドのα−改変体と2,4−ジオキソ−6−メチル−1,2,3
,4−テトラヒドロピリミジンとの1:1の重量比の組合せより成ることを特徴
とする、請求項1記載の医薬品。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AU,CA,CZ,JP,K
R,NO,SK,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.活性主成分及び薬理希釈剤を含んで成る抗菌性、且つインターフェロン誘 発性の医薬品であって、前記活性主成分がパラ−アミノベンゼンスルファニルア ミドの結晶α−改変体より成ることを特徴とする医薬品。 2.注射用形態にあり、1.5〜2.5重量%の活性主成分を含むことを特徴とする 請求項1記載の医薬品。 3.注射用形態にあり、下記の成分比で低分子量ポリビニルピロリドンを追加 的に含むことを特徴とする請求項1記載の医薬品: パラ−アミノベンゼンスルファニルアミド の結晶α−改変体 1.5−2.5重量% 低分子量ポリビニルピロリドン 2.0−4.0重量% 薬理希釈剤 残り。 4.前記薬理希釈剤が注射用水であることを特徴とする、請求項2〜3のいづ れか1項に記載の医薬品。 5.直腸座薬の形態にあり、12.5〜17.5重量%の活性成分を含むことを特徴と する、請求項1記載の医薬品。 6.外部用途のための医薬品であってその活性主成分がパラ−アミノベンゼン スルファニルアミドと2,4−ジオキソ−6−メチル−1,2,3,4−テトラ ヒドロピリミジンとの1:1の重量比の組合せより成ることを特徴とする、請求 項1記載の医薬品。
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