【発明の詳細な説明】
殺節足動物性テトラヒドロビリミジン類
本発明の殺節足動物性テトラヒドロピリミジン類はメチル−置換アルキレン架
橋が特徴である。米国特許第4,831,036号明細書はそのような特徴を有するテト
ラヒドロピリミジン類を開示していない。発明の要約
本発明は式Iの化合物に関し、それらのすべての幾何および立体異性体、それ
らの農業的に適する塩、それらを含有する農業用組成物を含み、そして農業的ま
たは非農業的な環境の両方において節足動物を制御するためのそれらの使用に関
するものである。化合物は;
式中、R1はCH3SCH2CH2−、
の基から選択され、
R2はH;CN、C(0)R3、NO2、OH、SH、C1-C4アルコキシ、C1-C4アル
キルチオ、C1-C4ハロアルコキシ、N(R5)(R6)R7・X、C1-C4アルキルアミノ、C2-C8
ジアルキルアミノおよびC3-C8シクロアルキルの基から独立して選択された1ま
たは2個の置換基で場合によっては置換されてもよいC1-C20アルキル;C1-C20ハ
ロアルキル;C1-C6アルコキシ:C1-C6アルキルチオ;C2-C6アルケニル;C2-C6ア
ルケニルオキシ;C7-C10アラルコキシ;C2-C6アルキニル;C(0)R3;N(R5)R6;ハ
ロゲン、C1-C2アルキルおよびC1-C2ハロアルキルの基から独立して選択された1
−3個の置換基で場合によっては置換されてもよいC3-C8シクロアルキル;ハロ
ゲン、NO2、CN、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4アルキルチオ、C1-C2
ハロアルキル、C1-C2ハロアルコキシおよびC1-C2ハロアルキルチオの基から選択
された置換基で場合によってはそれぞれの環が置換されてもよいフェニルおよび
C7-C10アラルキル;複素芳香環により置換されたC1−C3アルキルであって、環
はハロゲン、NO2,NH2、CN、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、C1-C4アルキル
チオ、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ハロアルコキシ、C1-C4ハロアルキルチオ、C1-
C4アルキルアミノおよびC2-C8ジアルキルアミノで場合によっては置換されても
よく;2−7個の炭素原子ならびに窒素、酸素および硫黄から選択された1−4
個のヘテロ原子を含有する、炭素または窒素を介して連結している3-から8-員の
複素環であって、該複素環は完全に不飽和、部分的に不飽和または完全に飽和状
態であり;ならびに(CH2CH2O)qR4の基から選択され;
R3はH;NH2、C1-C6アルキル、OH、C1-C6アルコキシ、C1-C4アルキルアミノおよ
びC2-C8ジアルキルアミノの基から選択され;
R4はHおよびC1-C5アルキル基から選択され;
R5およびR6はH;C1-C6アルキル;および場合によっては置換されてもよいフ
ェニル(ここで置換基はハロゲン、C1-C6アルキルおよびC1-C6ハロアルキルの基
から選択される)基から独立して選択され;
R7はC1-C6アルキル基から選択され;
XはハロゲンおよびOH基から選択され;
nは1または2であり;そして
qは1、2、3、4または5である。
C1-C3アルキルR2基に関して意図する複素芳香族環には、フリル、イミダゾリ
ル、ピロリル、チエニル、ピリジニル、ピラゾリル、1,2,3ートリアゾリル、1,2,
4-トリアゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、
1,2,4-オキサジアゾリル、1,3,4-オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ
ル、1,2,5-チアジアゾリルおよび1,3,4-チアジアゾリルを含む。
意図する3-から8-員のR2複素環にはモルホリノ、ピロリジニル、イミダゾリ
ジニル、ピラゾリジニル、ピリジニル、チエニル、ピロリニル等を含む。
好適な化合物Aは;
R1がCH3SCH2CH2−、
の基から選択され、
R2がC1-C6アルキル;C3-C8シクロアルキル;C2-C6アルケニル;
N(R5)(R6);C3-C6シクロアルキル、C2-C8ジアルキルアミノおよびN(R5)R6R7・X
の基から選択された基で置換されたC1-C5アルキル;ならびに(CH2CH2O)qR4;の
基から選択され;そして
nが1である、
式Iの化合物である。
好適な化合物Bは;
R1がCH3SCH2CH2-であり;そして
R2がC1-C6アルキルである、
好適Aの化合物である。
好適な化合物Cは;
R1が
R2がC1-C6アルキルである、
好適Aの化合物である
好適な化合物Dは;
R1が
R2がC1-C6アルキルである、
好適Aの化合物である。
生物活性として特に好ましいのは化合物BおよびCであり、それぞれ
1,2,3,5,6,7,-ヘキサヒドロ−2,6−ジメチル−1-[2-(メチルチオ)エチル
]-8-ニトローイミダゾ[1,2-c]ピリミジン、および
1-[(6-クロロ-3-ピリジニル)メチル]-1,2,3,5,6,7,-ヘキサヒドロ-2,6-ジメ
チル-8-ニトロイミダゾ[1,2-c]ピリミジンである。
本発明の化合物には1つ以上の立体異性体が存在する。種々の立体異性体には
鏡像異性体、ジアステレオマーおよび幾何異性体を含む。当業者は1つの立体異
性休がより活性であり、そしてどのようにその立休異性体を分離できるのかを知
っているだろう。したがって本発明は式Iの化合物のラセミ混合物、個々の立体
異性休および光学活性体の混合物を含んで成る。
上記定義において、単独あるいは”アルキルチオ”または“ハロアルキル”の
ような化合物の用語のいずれかとして使用される”アルキル”という用語は、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピルまたは種々のブチル異性体のような
直鎖または分枝アルキルを表す。
アルコキシとはメトキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、イソプロピルオキ
シおよび種々のブトキシ、ペントキシおよびヘキシルオキシ異性休を言う。
アルケニルとはビニル、1−プロペニル、2−プロペニル、3−プロペニルの
ような直鎖または分枝アルケン類、ならびに種々のブテニル、ペンテニルおよび
へキセニル異性体を言う。
アルキニルとはエチニル、1−プロピニル、2−プロピニルのような直鎖また
は分枝アルキン類、ならびに種々のブチニル、ペンチニルおよびヘキシニル異性
体を言う。
アルキルアミノとはメチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミ
ノ、イソプロピルアミノならびに種々のブチルアミノ異性休を言う。ジアルキル
アミノとは異なってもよい2つのアルキル基で置換された窒素を言う。例としてN
,N-ジメチルアミノおよびN-エチル-N-メチルアミノがある。
アルキルチオとはメチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピル
チオならびに種々のブチルチオ、ペンチルチオおよびヘキシルチオ異性体を言う
。
アラルキルとは炭素鎖に結合したフェニル環を言い、例としてベンジルおよび
フェネチルがある。アラルキルはさらにナフチルを含むと定義される。
単独または”ハロアルキル”のような化合物の用語のいずれかの“ハロゲン”
という用語は、弗素、塩素、臭素またはヨウ素を言う。さらに”ハロアルキル”
のような化合物の用語として使用するときは、該アルキルは部分的または完全に
同一または異なってもよいハロゲン原子で置換されることができる。ハロアルキ
ルの例にはCH2CHF2、CF2CF3およびCH2CHFClがある。
置換基中の全炭素原子数は、接頭辞’“Ci-Ci”により示され、ここでiおよ
びjは1−20の数である。例えばC1-C3アルキルは、メチルからプロピルを表し
、そしてC2アルコキシはOCH2CH3を表し、そしてC3アルコキシはOCH2CH2CH3お
よびOCH(CH3)2を表す。発明の詳細
式Iの化合物は、式IIの化合物を1当量以上の式IIIのアミンおよび少なくと
も2モル当量のホルムアルデヒドと反応スキーム1に示すような適当な溶媒中で
反応させることにより製造できる。以下の反応スキーム
で表される置換基は前述の定義のものである。
反応スキーム1に表される反応は典型的には0℃から溶媒の還流温度の範囲で
行われ、0℃から25℃が好ましい。適当な溶媒にはメタノールおよびエタノール
のようなアルコール、水ならびにテトラヒドロフランおよびジメチルホルムアミ
ドのような極性の中性溶媒が含まれる。ホルムアルデヒドは約2−10モル当量で
使用できる。固体のパラホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒド水溶液のいず
れかを使用できる。塩酸のような強力な非一酸化酸を触媒として少量使用するこ
とが望ましい場合もある。あるいはヒドロハライドまたはアミンIIIのヒドロス
ルホン酸塩を使用できる。
式IIの化合物は、式IVのイミダゾリジン(n=1)またはテトラヒドロピリミ
ジン(n=2)を式Vのアルキル化剤とプロトン受容体の存在下で反応スキーム
2に表すように反応させて製造できる。
式中、X1はハライドまたはスルホン酸塩のような脱離基である
反応スキーム2に表される反応は典型的には等モル量のIVおよびVが、NaHま
たはK2CO3のような1当量の塩基の存在下で、DMFまたはTHFのような極性非プロ
トン性溶媒中で、室温から150℃の温度範囲を必要とする。生成物は典型的には
溶媒を除去し、後にクロロホルム、塩化メチレン、メタノール、エタノール、酢
酸エチル、トリエチルアミン、水酸化アンモニウム飽和水溶液またはこれらの混
合物のような適当な溶媒を使用するシリカゲルのカラムクロマトグラフィーによ
り単離される。
あるいは式IIの化合物は、式VIジアミンを式VIIの化合物と反応スキーム3の
ように反応させて製造できる。
式中、X2はSCH3、OC6H5またはハロゲンのような脱離基である
反応スキーム3の反応は典型的には等モル量のVIおよびVII(通常1,1-ビス
(メチルチオ)-2-ニトロエチレン)が、メタノール、エタノール、アセトニト
リル、テトラヒドロフラン、水またはそれらの混合物のような極性溶媒中で、最
高では溶媒の還流温度を必要とする。NaOH、炭酸ナトリウムまたはトリエチルア
ミンのようなプロトン受容休を使用できる。
あるいは式IIの化合物はジアミンVIを式VIIIの2,2,2-トリハロニトロエタンと
反応スキーム4のように、反応スキーム3の反応に記載した条件
に準じた条件を使用して製造できる。反応スキーム4の反応は典型的にはトリエ
チルアミンおよびピリジンのようなアミン類、Na2CO3、k2CO3およびNaHCO3のよ
うな炭酸塩、LiOH、NaOHおよびKOHのような水酸化物などから選択された1から1
0モル当量の間の塩基の使用が関与する。
式中、X3、X4およびX5はハロゲンである
の式IVの化合物(n=1)は、1,2-ジアミノプロパン(IX、n=1)を式VII
の化合物と反応させることにより製造できる。式IV(n=2)の化合物は、1,3-
ジアミノブタン(IX、n=2)を式VIIの化合物と類似方法で反応させることに
より製造できる。式IVの化合物を製造する条件は反応スキーム3に記載されたも
のに準じる。式IVの化合物の製造は反応スキーム5に表す。
n=1のジアミンVIの製造は反応スキーム6に表す2段階法を使用して行うこ
とができる。
反応スキーム6の工程iにおいて、アミンXを溶媒中で1から3当量の酸の存
在下で、シアン化カリウムおよびアセトアルデヒドで処理し、アミノニトリルXI
を生成する。HCNのような他のシアン化塩も、ヒドロハライドおよび他の酸塩X
と同様に本方法で使用できる。適当な溶媒はメタノール、エタノール、イソプロ
パノールおよび水、ならびに溶媒の混合物である。XIのようなアミノニトリルの
他の製造法は文献に見いだすることができる(Synth.Commun.,(1985),15,157;Sy nthesis
,(1979),127を参照のこと)。
反応スキーム6の工程iiにおいて、アミノニトリルXIは還元されてジアミンVI
(n=1)を形成する。この還元は通常、水素化リチウムアルミニウムを0.75か
ら3モル当量の範囲で、ジエチルエーテルまたはTHFのような溶媒中で、−20℃
から溶媒の還流温度の範囲で使用して行うことができる。あるいはXIからVIへの
還元は炭素担持パラジウムまたはラネーニッケルのような触媒上での触媒的水素
化を使用して達成できる。水素化反応へのアンモニアの添加はしばしばジアミン
VIの収量を最大に
するために有効である。
ジアミンVI(n=1)の別の製造法を、反応スキーム7に表す。
式中、R8はCH3SCH2、3-ピリジル、5-チアゾリル、2-クロロ-5-ピリジル
または2-クロロ-5-チアゾリルである
反応スキーム7の工程iにおいてアラニンアミド(XIII)を、1から3モル
当量の塩基(NaOH、KOH、K2CO3、ピリジンまたはトリエチルアミンのような)の
存在下で、1−2モル当量の酸塩化物XIVで処理する。適当な溶媒はTHF、CH2Cl2
、水およびピリジンである。生成物XVは抽出により単離でき、より好都合に
は溶媒の除去により単離でき、そして粗状態で反応スキーム7の工程iiに使用す
るに適する。アラニンアミドXIIIを示されるような天然状態、あるいは塩の状
態(中でも典型的にはHCIまたはCF3C02H塩)のいずれかで使用できる。XIIIを
塩の状態で使用するときには、反応スキーム7の工程iではさらに1当量の塩基
を使用する。
反応スキーム7の工程iiにおいてアミドXVは、LiAIH4、BH3、THFまたはBH3
・SMe2のような還元剤でTHFまたはEt2Oのような溶媒中で、0℃から溶媒の還流
温度の温度範囲で処理することによりジアミンVI(n=1)に転換される。類似
法は文献にて周知である(例えばSynthesis,(1981),441を参照のこと)。
アラニンアミドXIIIのD−またはL−体またはその塩のいずれかの使用によ
り、ジアミンVI(n=1)を鏡像異性体的に濃縮された状態で得る便利な手段を
提供する。式IIの化合物(n=1)を、鏡像異性体的に濃縮されたVI(n=1)
形を使用して反応スキーム3に記載されたように製造するとき、生成物II(n=
1)は鏡像異性休的に濃縮された状態で得られる。式Iの化合物を、鏡像異性体
的に濃縮されたIIの状態で使用して反応スキーム1に記載されたように製造する
とき、生成物Iは鏡像異性体的に濃縮された状態で得られる。
あるいはジアミンVIは鏡像異性体的に濃縮された状態を、酒石酸のような鏡像
異性体的な酸を使用して分割することにより得ることができる。そのような分割
は当該技術分野では周知である(参考例としてSynthesis,(1991),789を参照され
たい)。
n=2のジアミンVIの製造は反応スキーム8に示された方法により2工程で達
成できる。
反応スキーム8の工程iにおいてアノミニトリルXIIは、アミンXおよびクロ
トノニトリルをそのままで、あるいは水、メタノール、エタノール、THFあるい
はこれらの混合物を含む適当な溶媒中で、10℃から150℃の範囲の温度で混合し
て形成される。使用するXの量は1−10モル当量である。
反応スキーム8の工程iiのようなジアミンVI(n=2)を形成するためのアミ
ノニトリルXIIの還元は、反応スキーム6の工程iiに記載した方法に準じた条件
を使用して達成できる。
式Vのアルキル化剤は周知であり、そして2−クロロエチルメチルスルフィド
および3-(クロロメチル)ピリジンを含む。他の代表的なアルキル化剤は欧州特
許出願公開第302,389号明細書および同第446,913号明細書に記載されている。
式Xのアミンは周知であり、そして2-(メチルチオ)エチルアミンおよび3-(
アミノメチル)ピリジンを含む。他の代表的なアミンは欧州特許出願公開第302,
389号明細書に記載されている。実施例1
工程A;2-[2-(メチルチオ)エチルアミノ]プロパンニトリル
24.4g(0.27mo1es)の2-(メチルチオ)エチルアミンおよび100mLのメタノール
を、294mLの1M HCI水溶液を氷浴にて冷却しながら15分間にわたっ
て5-10℃にて滴下処理した。生成溶液を17.4g(0.27moIes)のシアン化カリウム
および150mLの水で5-10℃理し、次に13g(0.29moIes)のアセトアルデヒドで5-1
0℃にて処理した。生成溶液を室温で6時間撹拌し、次に1Lの重炭酸ナトリウ
ム飽和水溶液および300mLのCH2Cl2混合物中に注いだ。水性相をさらに2回、200
mLのCH2Cl2で抽出し、そして合わせた有機相を500mLをの飽和NaHCO3水溶液で洗
浄し、無水MgSO4上で乾燥、濾過そして濃縮して37.6g(97%)のわずかに黄色の
油状物を得た。1
HNMR(200MHz,CDCl3)δ3.78−3.60(m,1H)3.
17−2.97(m,1H),2.94−2.74(m,1H2.71−2.6
2(m,2H),2.12(s,3H),1.67(brs,1H)1.52(
d,J=7Hz,3H)。
工程B;N2-[2-(メチルチオ)エチル-]-1,2-プロパンジアミン
激しく撹拌した(撹拌機による)水素化リチウムアルミニウム((CH3CH2)2O
中の1M溶液84mL、0.084mo1e)および(CH3CH2)2O(163mL)溶液を、6.04g(0
.042mo1e)の工程Aの生成物溶液で処理し、そして82mLの(CH3CH2)2Oを0℃に
て滴下した。生成した白色の不均一な混合物を0℃で1時間、室温で1時間撹拌
し、そして0℃に冷却し、注意深く急冷し、連続的に中の10mLのテトラヒドロフ
ラン中の3.1mLのH2O、3.1mLの15%のNaOH、および9.3mLのH2O溶液を0℃で加え
た。生成した混合物を155mLの(CH3CH2)2Oで希釈し、そして室温で一晩撹拌し
た。生成した混合物を濾過し、濾液を濃縮して6.4gの暗黄色の油状物を得た。1
HNMR(200MHz,CDCl3)δ2.97−2.45(m,7H),2
.11(s,3H),1.75(br s,3H)1.05(d,J=6Hz,
3H)。
工程C;5-メチル-1-[2-(メチルチオ)エチル]-2-(ニトロ-メチレン)- イミダゾリジン
2.6g(0.018mo1e)の工程Bの生成物、2.9g(0.018mo1e)の2,2-ビス-(メチ
ルチオ)-1-ニトロエチレンおよび18mLの無水エタノール溶液を、5時間加熱還
流し、室温に冷却し、そして濃縮して4.8gの茶色い油状物を得た。この油状物の
フラッシュクロマトグラフィーをシリカゲルで40:1:0.1のCH2Cl2:CH3CH2OH:
48%NH4OHを使用して行い、静置すると凝固する1.8gの黄色い油状物を得た、融
点60-62℃。1
HNMR(200MHz,CDCl3)δ8.63(brs,1H),6.53
(s,1H),4.21−4.03(m,1H),3.90(t,1H),3.
40−3.28(m,3H),2.78−2.58(m,2H),2.16(s
,3H),1.36(d,3H)。
工程D;1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-2,6-ジメチル-1-[2-(メチルチオ)エチ ル
]-8-ニトロ-イミダゾ[1,2-c]ピリミジン(化合物1)
0.50g(0.0023moIe)の工程Cの生成物、0.22mL(0.0025moIe)の40%メチル
アミン水溶液、0.37mL(0.005moIe)の37%ホルムアルデヒド水溶液および2.3mL
のエタノール溶液を、室温で20時間撹拌した。生成した溶液にシリカゲル(2g)
を加え、そして混合物を濃縮した。残渣のフラッシュクロマトグラフィーをシリ
カゲルで10:1:0.1の塩化メチレン:エタノール:48%水酸化アンモニウム水溶液
を使用して行い、0.60gの黄色い油状物を得た。1
HNMR(400MHz,CDCl3)δ4.40−4.32(m,1H),4
.08−3.98(m,2H),3.96−3.85(m,2H),3.79(
外見上s,2H),3.55− 3.45(m,1H),
3.27(dd,1H),2.80−2.65(m,2H),2.47(s,3
H),2.11.(s,3H)1.39(d,1H).実施例2 6-[(6-クロロ-3-ピリジニル)メチル]-1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-2-メチル- 1-[2-(メチルチオ)エチル]-8-ニトロ-イミダゾ[1,2-c]-ピリミジン(化合 物2)
1.0g(0.0046moIe)の実施例1の工程Cの生成物、0.7g(0.0051mo1e)の3-(
-アミノメチル)6-クロロ-ピリジン、0.7mL(0.010mo1e)の37%ホルムアルデヒ
ド水溶液および5mLのエタノール溶液を、室温で3日間撹拌した。生成した溶液
にシリカゲル(3g)を加え、そして混合物を濃縮した。残渣のフラッシュクロマ
トグラフィーをシリカゲルで20:1:0.1の塩化メチレン:エタノール:48%水酸化
アンモニウム水溶液を使用して行い、0.50gの黄色い油状物を得た。1
HNMR(400MHz,CDCl3)δ8.34(s,1H),7.72(
d,1H),7.35(d,1H),4.50−4.42(m,1H),4.1
0−4.02(m,2H),3.98−3.82(m,3H),3.82−3.
70(m,3H),3.55−3.45(m,1H),3.21−3.15(m
,1H),2.83−2.67(m,2H),2.13(s,3H)1.40(
d,3H)。実施例3
工程A;3-[[5-メチル-2-(ニトロメチレン)-1-イミダゾリジニル]メチル]ピ リジン
塩酸水溶液(1M,326mL,326mmoIe)を10分間にわたって3-(アミノメチル)ピ
リジン(30.1mL,296mmo1e)およびメタノール(110mL)溶液に加えた。生
成溶液をKCN(19.3g,296mmo1e)および水(163mL)の溶液で、10℃より低い温度
で処理した。アセトアルデヒド(18.1mL,326mmoIe)を次に10℃で加え、生成混
合物を25℃で3.5時間撹拌した。混合物をNaHC03およびCH2Cl2の間に分配した。
水性相を2回、CH2Cl2で抽出し、合わせた有機相を飽和NaHCO3で洗浄し、乾燥(
MgSO4)、そして濃縮して38.1gの黄色い油状物を得た。
上記生成物(38.1g,236mmo1e)およびジエチルエーテル(380mL)の溶液を、
0℃で激しく撹拌した水素化リチウムアルミニウム(エーテル中の1.0M溶液、23
6mL,236mmoIe)およびエーテル(800mL)溶液に滴下した。生成した不均一な混
合物を0℃で1時間、25℃で1時間撹拌し、そして0℃に冷却して、注意深く急
冷し、8.8mLのH20、8.8mLの15%NaOH水溶液、そして26.4mLのH2Oを連続して加え
た。混合物をエーテルで希釈し(1000mL)、25℃で一晩撹拌した。生成混合物を
濾過そして濃縮して29.2gの黄色い油状物を得た。
上記生成物(29.2g,177mmoIe)およびエタノール(177mL)の溶液を、1,1-ビ
ス(メチルチオ)-2-ニトロエチレン(29.2g,177mmo1e)で処理し、2時間加熱
還流し、そして次に25℃で一晩撹拌した。生成溶液を濃縮して52.3gの茶色油を
得た。18.3gの粗生成物のアリコー卜を1kgのシリカゲルで、10:1:0.1のCH2Cl2-
EtOH-濃Na4OHを使用してクロマトグラフィーを行い、13.3gの標題化合物を116-1
18℃で融解する黄色固体として得た。1
HNMR(400MHz,CDCl3)δ8.75(s,1H)8.57(d,
1H),8.52(外見上s,1H)7.60(d,1H),7.31(d,1
H),6.59(s,1H),4.39(ABq,2H),4.02−3.93
(m,2H),3.41(m,1H),1
33(d,3H)。
工程B;1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロ-2,6-ジメチル-8-ニトロ-1-(3-ピリジニル メチル)-イミダゾ[1,2-c]ピリミジン(化合物22)
1.0g(4.3mmo1e)の工程Aの生成物、0.4mL(4.7mmole)の40%メチルアミン
水溶液、0.7mL(9.4mmo1e)の37%ホルムアルデヒド水溶液および5mLのエチルア
ルコール溶液を、室温で20時間撹拌した。生成溶液を濃縮して1.2gの標題化合物
を143-146℃で融解する黄色固体として得た。1
HNMR(400MHz,CDCl3)δ8.55(重複dおよびs,2H全部
),7.75(d,1H),7.29(m,1H),5.22(1/2ABq,
1H),4.66(1/2ABq,1H),3.99−3.83(m,3H),
3.82−3.74(m,3H),3.22(dd,1H),2.39(s,3
H),1.29(d,3H)。実施例4
工程A;ヘキサヒドロ-6-メチル-1-[2-(メチルチオ)エチル]-2-(ニトロメ チレン)-ピリミジン
13.5g(0.15mo1e)の2-(メチルチオ)エチルアミンおよび12.1mL(0.15mole
)のクロトノニトリル溶液を、2日間加熱還流した。生成混合物を室温に冷却し
、200mLのEtOAcに溶解、乾燥(MgSO4)、そして濃縮して19.5gのオレンジ色の油
状物を得た。
19.5g(0.12mo1e)の上記生成物および200mLのジエチルエーテル溶液を、激し
く機械的に撹拌している水素化リチウムアルミニウム(エーテル中の1.0M溶液、
123mL)およびエーテル(415mL)溶液に0℃で滴下した。生成した不均一な混合
物を0℃で1時間、25℃で1時間撹拌し、そして0℃に冷却し、そして注意深く
急冷して、4.6mLのH2O、4.6mLの15%NaOH水溶液、
そして13.8mLのH2Oを連続して加えた。生成混合物を25℃に温め、500mLのエーテ
ルで希釈し、25℃で一晩撹拌した。生成混合物を濾過し、そして濾液をMgSO4上
で乾燥し、そして濃縮して16.7gのオレンジ色の油状物を得た。
16.7g(104mmo1e)の上記生成物、17.1g(104mmo1e)の1,1-ビス(メチルチオ
)-2-ニトロエチレンおよび104mLのエチルアルコール溶液を2時間加熱還流した
(反応から発生するガスはメタンチオールを捕捉するためにブリーチスクラバー
(bleach scrubber)を通した)。生成溶液を濃縮し、26.5gの茶色い油を得た。
12gのこの油試料を600gのシリカゲルで、20:1:0.1のCH2Cl2-EtOH-濃NH4OHを使用
してクロマトグラフィーを行い、8.0gの標題化合物を後に凝固する茶色い油とし
て得た。1
HNMR(400MHz,CDC13)δ10.89(br s,1H),6
.62(s,1H),3.76−3.65(m,1H),3.58−3.42(
m,3H),3.25(四重項,1H),2.80−2.65(m,3H),2
.17(s,3H),2.15−2.05(m,2H),1.30(d,3H)
。
工程B;1,3,4,6,7,8-ヘキサヒドロ-2,7-ジメチル-1-[2-(メチルチオ)エチル ]-9-ニトロ-2H-ピリミジノ[1,6-a]ピリミジン(化合物33)
0.7g(3.0mmole)の工程Aの生成物、0.3mL(3.3mmoIe)の40%メチルアミン
水溶液、0.5mL(6.6mmo1e)の37%ホルムアルデヒド水溶液および3mLのエチルア
ルコール溶液を、25℃で20時間撹拌し、次に濃縮した。残渣を50gのシリカゲル
で、15:1:0.1のCH2Cl2-EtOH−濃NH4OHを使用してクロマトグラフィーを行い、0.
37gの標題化合物を固体として得た、融点1
45℃(分解)。1
HNMR(400MHz,CDCl3)δ4.18(br d,1H),4.0
2(d,1H),3.78−3.57(m,6H),3.43−3.39(m,
1H),2.76(t,2H),2.47(s,3H),2.30−2.22(
m,1H),2.07(s,3H),1.96−1.86(m,1H),1.3
6(d,3H)。
本明細書に記載された一般的方法により、またはそれらの明らかな変法により
、表1から10、ならびに添付の表AからFの化合物を製造できる。表1から1
0ならびに添付の表AからFにおいて、以下の表記を使用した。
組成物/利用性
一般的に本発明の化合物は、水性または固休の希釈剤を含んで成る農業的に適
当なキャリアーと共に配合された状態で使用される。有用な組成物には活性成分
の物理的性質、適用様式ならびに土壌の性質、湿度および温度のような環境因子
と矛盾しない粉剤、粒剤、誘引餌、ペレット、溶剤、分散剤、乳剤、湿潤粉末、
乳化性濃縮物、乾燥流動性物(dry flowables)等が含まれる。散布(噴霧)し
うる組成物は適当な媒質中で希釈され、そしてヘクタールあたり約1から数百リ
ットルの散布容量で使用される。強度が高い組成物は主にさらなる組成物の中間
体として使用される。組成物は典型的には加えて100重量%にする有効量の活性
成分、希釈剤および表面活性剤をおよそ以下範囲内て含有する。
典型的な固体希釈剤は、Watkinsらの殺虫剤粉末希釈剤およびキャリアーハン
ドブック(Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers)、第2版、
ドルランドブックス(Dorland books)、カルドウェル、ニュージャージー州、
に記載されている。典型的な液休希釈剤および溶媒は、Marsdenの溶媒ガイド(S olvents
Guide)、第2版、インターサイ
エンス(Interscience)、ニューヨーク、1950、に記載されている。マクカット
シェロンの界面活性剤および乳化剤年鑑(McCutcheon's Detergent and Emulsif iers
Annual)、オールレッド出版社(Allured Publ.Corp)、リッジウッド、ニ
ュージャージ州、ならびにSiselyおよびWoodの表面活性剤の百科事典(Encyclop edia
of Surface Active Agents)、化学出版社(Chemical Publ.Co.,Inc.,)、
ニューヨーク、1964、は表面活性剤および推薦される使用法を掲げている。すべ
ての組成物は、発泡、ひび割れ、腐食、微生物の繁殖等を減少させるために少量
の添加剤を含有できる。
溶剤は成分を単純に混合することにより調製される。微粒固休組成物は混合に
より、そして通常はハンマーミルまたは流休エネルギーミルで挽くことにより作
成される。水−分散性の顆粒は微細な粉末組成物を凝集させることにより製造で
きる;例えばCrossらの“殺虫剤組成物(Pesticide Formulations)”ワシント
ンD.C.,1988、第251−259頁を参照にされたい。懸濁剤は湿式造粒により調製さ
れる;例えば米国特許第3,060,084号明細書を参照にされたい。粒子およびペレ
ットは粒子キャリァーが形成されたときに活性物質を噴霧することにより、ある
いは凝集技術により作成できる。Browningの“凝集(Agglomeration)”、化学
技術(Chemical Engineering)、1967年12月、第147−148頁、Perryの化学技術
ハンドブック(Chemical Engineer's Handbook)、第4版、マグローヒル(McGr
aw-Hill)ニューヨーク、1963、第8-57頁ならびに下記の記載、および国際特許
出願公開第91/13546号明細書を参照にされたい。
組成物の技術に関するさらなる情報は、米国特許第3,235,361号明細書第6カ
ラム、第16行−第7カラム第19行および実施例10−41;同3,
309,192号明細書第5カラム第43行−第7カラム第62行および実施例8、12、
15、39、41、52、53、58、132、138−140、162−16
4、166、167および169−182,同2,891,855号明細書第3カラム第6
6−第5カラム第17行および実施例1−4;Klingmanの科学としての雑草制御(W eed Control as a Science
)、ジョン ウイリー アンド サンズ社(John Wil
ey and Sons Inc.,)、ニューヨーク、1961、第81−96頁;ならびにHanceら、雑
草制御ハンドブック(WeedControl Handbook)、第8版、ブラックウェル 科学
出版社(BlackwellScientific Publications)、オックスフォード、1989を参照
にされたい。
以下実施例においてすべてのパーセントは重量に基づき、そしてすべての組成
物は従来法により調製される。化合物番号は添付の表A中の化合物を言う。実施例A
実施例B
実施例C
実施例D
本発明の化合物は広範囲の葉−食餌、果実−食餌、あるいは水中および土壌に
存在する茎または根−食餌、種子−食餌の水中および土壌に存在する節足動物(
“節足動物”という用語は昆虫、ダニおよび線虫を含む)に対して活性を表す。
これらの節足動物は農業作物、森林、温室作物、観葉植物、苗床作物の生育およ
び保存、ならびに保存食物および繊維製品、家畜、家庭および公共の、ならびに
動物の健康に有害な生物である。当業者はすべての化合物がすべての有害生物の
全生育段階に対して等しく効果的であるというわけではないと考えるだろう。し
かし本発明のすべての化合物は以下を含む有害生物に対して活性を表す;鱗翅目
の卵、幼虫および成虫,鞘翅目の卵、葉−食餌、果実−食餌、根−食餌、種子−
食餌幼虫および成虫;半翅目および同翅目の卵、未成熟体および成虫:ダニ目の
卵、幼虫、若虫および成虫;総翅目、直翅目およびハサ
ミムシ類の卵、未成熟体および成虫;双翅目の卵、未成熟体および成虫;線虫門
の卵、幼形および成虫。本発明の化合物は膜翅目、シロアリ目、シフォナプトラ
(Shiphonaptra)、ブラッタリア(Blattaria)、総尾目およびチャタセムシ目
の有害生物に対しても活性であり;蛛形類、扁形動物門に属する有害生物に対し
て活性である。特に化合物はハムシモドキ科の甲虫(Diabrotica undecimpuncta ta howardi
)、フタテンヨコバイ(Mascrosteles fascifrons)、メキシコワタ
ミゾウムシ(Anthonomusgrandis)、ナミハダニ(Tetranychus urticae)、シロ
ナヤガ(Spodoptera frugiperda)、ブラック ビーン アフィド(black bean
aphid:Aphis fabae)、オオバコガの幼虫(Heliothis virescens)、コクゾウ
(Lissorhoptrus oryzophilus)、イネクビホソハムシ(Oulema oryzae)、セジ
ロウンカ(Sogatella furcifera)、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticep s
)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、ヒメトビウンカ(Laodelphax st riatellus
)、ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cnaphalocro cis medinalis
)、イネクロカメムシ(ScotinopharaIurida)、イネカメムシ(O ebalus pugnax
)、クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis)、スレンダーラ
イスバッグ(slender rice bug:Cletus puntiger)およびミナミアオカメムシ(Nezara viridula
)に対して活性である。化合物はダニに対して活性であり、殺
卵性、殺幼虫性、化学不妊剤的活性をナミバダニ、ニセナミハダニ、テトラニカ ス
マグタニーリ(Tetranychus mcdanieli)、テトラニカス パシフィカス(T etranychus pacificus
)、テトラニカス ターケスタニ(Tetranychus turkesta ni
)、ビロビア リブリオカルス(Byrobia rubrioculus)、リンゴハダニ、ミ
カンハダニ、エオテトラニカス カルピニ ボレアリス(Eo
tetranychus carpini borealis
)、エオテトラニカス ヒスコアリエ(Eotetran ychus、hiscoriae
)、コウノシロハダニ、エオテトラニカスユメンシス(Eotetra nychus yumensis
)、エオテトラニカス バンスキ(Eotetranychus banksi)お
よびオリゴニカス プラテンシス(Oligonychus pratensis)を含むハダニ科;
ブドウヒメハダニ、ブレビパルパス フォエニシス(Brevipalpus phoenisis)
、ブレビパルパス カリホニカス(Brevipalpus californicus)およびチャノヒ
メハダニを含むヒメハダニ科;フィロコプトゥルタ オレイボラ(Phyllocoptru ta oIeivora
)、エリオフィエス シェルドーニ(Eriophyes sheldoni)、アカ ルス
コルヌタス(Aculus cornutus)、ナシサビダニおよびエリオフィエス マンギフェラ
(Eriophyes mangiferae)を含むフシダニ科のような一族に対して
示す。より詳細な有害生物の記載については国際特許出願公開第90/10623号明細
書および同92/00673号明細書を参照にされたい。
本発明の化合物は他の1つ以上の殺虫剤、殺菌・殺カビ剤、殺線虫剤、殺バク
テリア剤、殺ダニ剤、成長抑制剤、化学避妊剤、情報化学物質、忌避剤、誘引剤
、フェロモン、摂餌刺激剤または他の生物活性化合物とともに配合されて多−成
分殺虫剤を形成し、より広い農業的制御スペクトルを与えることができる。本発
明の化合物とともに配合できる他の農業的制御剤の例としては以下のものがある
。殺虫剤としてアバメクチンB(avermectin B)、モノクロトホス(monocrotop
hos)、カルボフラン(carbofuran)、テトラクロルビンフォス(tetrachilorv
inphos)、マラチオン(malation)、パラチオンーメチル、メソミル(methomyl
)、クロルジメホーム(chlordimeform)、ジアジノン(diazjnon)、デルタメ
トリン(delt
amethrin)、オキサミル(oxamyl)、フェンバレレート(fenvalerate)、エス
フェンバレレート(esfenvalerate)、ペルメトリン(permethrin)、プロフェ
ノフォス(profenofos)、スルプロフォス(sulprofos)、トリフルミュロン(t
riflumuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、メソプレン(methoprene
)、ブプロフェジン(buprofezin)、チオジカルブ(thiodicarb)、アセフェー
ト(acephate)、アジンフォスメチル(azinphosmethyl)、クロルピリホス(ch
lorpyrifos)、ジメソエート(dimethoate)、フイプロニル(fipronil)、フル
フェンプロキシ(flufenprox)、フオノフオス(fonophos)、イソフェンフォス
(isofenphos)、メチダチオン(methidathion)、メタ−ミドフォス(metha-mi
dophos)、フォスメット(phosmet)、フォスファミドン(phosphamidon)、ホ
サロン(phosalone)、ピリミカーブ(primicarb)、ホーレート(phorate)、
ターブホス(terbufos)、トリクロルフォン(trichlorfon)、メトキシクロル
(methoxychlor)、ビフエントリン(bifenthrin)、ビフェネート(biphenate
)、シフルトリン(cyfluthrin)、テフルトリン(teflutrin)、フェンプロパ
トリン(fenpropathrin)、フルバリネート(fluvalinate)、フルシトリネート
(flucythrinate)、トラロメトリン(tralomethrin)、イミダクロピリド(im
idacloprid)、メタアルデヒド(metaldehyde)およびロテノン(rotenone)な
どがある。殺菌・殺カビ剤としてはカルベンダゾール(carbendazim)、チウラ
ム(thiuram)、ドジン(dodine)、マネブ(maneb)、クロロネブ(chloroneb
)、ベノミル(benomyl)、シモキサニル(cymoxanil)、フェンプロピジン(fe
npropidine)、フェンプロピモルホ(fenpropimorph)、トリアジメホン(triad
imefon)、キャプタン(captan)、チオファネートーメチル、チアベンダゾール
(thiabendazole)、ホセチル−Al、クロロタロニル(chlorothalonil)、ジ
クロラン(dichloran)、メタラキシル(methalaxyl)、カプタホール(captafo
l)、イプロジオン(iprodione)、オキサジキシル(oxadixyl)、ビンクロゾリ
ン(vinchlozolin)、カスガマイシン、ミクロブタニル(myclobutanil)、テブ
コナゾール(tebuconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole),ジニコ
ナゾール(diniconazole)、フルキノコナゾール(fluquinoconazole)、イプコ
ナゾール(ipconazole)、メトコナゾール(metoconazole)、ペンコナゾール(
penconazole)、プロピコナゾール(propiconazole)、ウニコナゾール(unicon
azole)、フルトリアホール(flutriafol)、プロクロラズ(prochloraz)、ピ
リフェノックス(pyrifenox)、フェナリモール(fenarimol)、トリアジメノー
ル(triadimenol)、ジクロブタラゾール(diclobutrazol)、オキシ塩化銅、フ
ララキシル(furalaxyl)、フォルペット(folpet)、フルシラゾール(flusila
zol)、ブラスチシジンS(bIasticidin S)、ジクロメジン(diclomezine)、
エジフェンフォス(edifenphos)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、イプ
ロベンホス(iprobenfos)、メプロニル(mepronil)、ネオ−アソジン(neo-as
ozin)、ペンシキュロン(pencycuron)、プロベナゾール(probenazole)、ピ
ロキロン(pyroquilon)、トリシクラゾール(tricyclazole)、バリダマイシン
およびフル卜ラニル(flutolanil)などがある。殺線虫剤としてはアルドキシカ
ーブ(aldoxycarb)、フェナミフォス(fenamiphos)およびフォスチエタン(fo
sthietan)などがある。殺バクテリア剤としはオキシテトラシリン(oxytetracy
line)、ストレプトマイシンおよび三塩基性硫酸銅などがある。殺ダニ剤として
はビナパクリル(binapacryl)、オキシチオキノックス(oxythioquinox)、ク
ロロベンジレート(chlorobenzilate)、ジコホール(dicofol)、ジエノクロル
(dienochlor)、シヘキサチン(cyhexatin)、ヘキシ
チアゾクス(hexythiazox)、アミトラズ(amitraz)、プロパルジャイト(prop
argite)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)および酸化フェンタスズなどがあ
る。生物活性剤としては昆虫病原性バクテリア、ウイルスおよび真菌などがある
。
場合によっては同様な制御スペクトルを有するが作用様式が異なる別の殺節足
動物剤との組み合わせが、耐性管理に関して特に有利となることもあるだろう。
1つ以上の本発明の化合物を、有効量で農業的および/または非農業的な侵襲
場所、防御されるべき範囲を含む有害生物の環境に適用するか、または防除され
るべき有害生物に対して直接的に適用することにより、有害節足動物を制御し、
そして農業的、園芸的保護ならびに特に作物、動物およびヒトの健康を保護する
。したがってさらに本発明は、1つ以上の本発明の式Iの化合物または少なくと
も1つのそのような化合物を含有する組成物を、有効量で有害生物が侵襲する農
業的および/または非農業的な場所、防御されるべき範囲を含む有害生物の環境
に適用するか、または防除されるべき有害生物に対して直接的に適用することを
含んでなる、葉および土壌に存在する有害な節足動物およびダニを制御する方法
を含んで成る。適用の好適な方法は散布(噴霧)である。あるいはこれらの化合
物の粒状組成物を植物の茎葉または土壌に適用できる。他の適用法には直接的な
、および残留的な散布、空中散布、種子被覆、マイクロカプセル化、全植物休取
り込み、誘引餌、アーテイジ(eartage)、丸薬、噴霧剤、燻蒸剤、エアゾール
、粉末および多くの他の方法がある。化合物を節足動物が消費する誘引餌中に、
またはわなのような用具中に配合できる。
本発明の化合物は純粋状態で適用できるが、多くは1つ以上の化合物および適
当なキャリアー、希釈剤および表面性剤を混合して含んで成る組成物で適用でき
、ならびに場合によっては最終目的の使用に応じた餌と混合して含んで成る組成
物を適用できる。適用の好適な方法には化合物の水性分散物または上質な油溶液
を噴霧することを含む。油噴霧、油濃縮物の噴霧、展着剤、助剤および佐薬、な
らびにピペロニルブトキシドのような他の溶媒との混合によりしばしば化合物の
効力が増強する。
効果的な制御のために要する適用量は、制御すべき節足動物の種、有害生物の
、生活環、生育段階、大きさ、場所、年間の時期、宿主作物または動物、摂食行
動、交尾行動、環境湿度、温度等に依存する。正常な環境下で農業的生態系にあ
る有害生物を制御するために、適用量はヘクタールあたり約0.01-2kgの活性成分
で十分であるが、最低0.001kg/ヘクタールで十分かもしれないし、あるいは最
高8kg/ヘクタールが必要かもしれない。非農業的な適用に関しては、有効な使
用量は約1.0-50mg/平方メートルの範囲であるが、最低0.1mg/平方メートル、
あるいは最高150mg/平方メートルが必要になるかもれいない。
以下の試験では特定の有害生物に対する本発明の化合物の制御効力を示す。し
かしこの化合物による有害生物制御による予防はこれらの種に限定されるわけで
はない。化合物の説明に関しては添付の表A−Fを参照にされたい。
試験A ハムシモドキ科の甲虫
1つの1インチ平方の大豆−小麦麦芽飼料を含有する8−オンス(230mL)の
プラスチックカップを含む試験ユニットを用意した。各試験化合物の溶液(アセ
トン/蒸留水75/25溶媒)をカップに噴霧した。噴霧は、1エーカーあたり0.5g
の活性成分量(約0.55kg/ha)を30psi(207kPa)で噴霧して放出するフラットフ
ァン液圧ノズルの直下のコンベアーベルト上にカップが通過するようにして行っ
た。カップ上への噴霧が乾燥した後、5匹のハムシモドキ科の甲虫(Diabrotica
impunctata howardi)の第2齢の幼虫を各カップ中に置いた。カップを次に密
閉し、そして27℃で、かつ50%の相対湿度に48時間維持した後、死亡率を取っ
た。試験した化合物のうち、以下のものが48時間後に80%以上の致死レベルを与
えた:1*、2、3、4、5、6、7、8、10、11、12、13、14、1
5、16、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、2
8、29、30、33、36、37、42、47、50、51。
* 試験濃度は250ppm。試験B メキシコワタミゾウムシ
5匹のメキシコワタミゾウムシ(Anthonomus grandis grandis)を一連の9−
オンス(260mL)カップ中に置いた。試験ユニットには以下に掲げる化合物の各
溶液を試験Aのように噴霧する。各カップを次に孔付き蓋で密閉し、27℃で、か
つ50%の相対湿度に48時間維持した後、死亡率を取った。試験した化合物のうち
、以下のものが80%以上の致死レベルを
与えた,1*、3、5、6、11、12、14、15、16、28、50、51
。
* 試験濃度は250ppm。試験C ブラック ビーン アフィド(black bean Aphid)
個々のキンレンカの葉に10−15匹のアリマキ(すべての段階のAphisfabae)を
群成させ、それらの葉の裏面に真正面から試験Aのように噴霧した。葉を次に4m
Lの砂糖水溶液を含有する直径8−インチの容器に置き、葉から落ちたアリマキ
が逃げ出すのを防ぐために透明プラスチックの1−オンス部分カップで密閉した
。試験ユニットは27℃で、かつ50%の相対湿度に48時間維持した後、死亡率を取
った。試験した化合物のうち、以下のものが80%以上の致死レベルを与えた;1
*、2、3、5、6、7、8、9、10、12、13、14、15、16、17
、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、31、36
、38、39、40、42、44、45、46、47、48、49、51。*
試験濃度は250ppm。試験D フタテンヨコバイ
試験ユニットには、各々1−インチ(2.5cm)の滅菌土壌層および1/2インチの
砂層中にエンバク(Avena sativa)苗木を含有する一連の12−オンス(350mL
)のカップを準備した。試験ユニットに試験Aのように化合物の各溶液を噴霧し
た。噴霧したエンバクを乾燥させ、10から15匹のフタテンヨコバイ成虫(Ma scrosteles
fascifrons)を孔付きの蓋で密閉したカップ中に吸引した。カップ
を27℃で、かつ50%の相対湿度に48時間維
持した後、死亡率を取った。試験した化合物のうち、以下のものが48時間後に80
%以上の致死レベルを与えた;2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、
12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、36、38、
40、47。試験E コクゾウ成虫に対する溶液の全植物体吸収活性
試験化合物を直接50mLの蒸留水に加え、完全に溶解して100ppm濃度にする。こ
の薬品溶液をシンチレーション容器(バイアル)に注ぐ。3から4本のイネ(Or yza
sativa)の苗木(1.5から2.0子葉段階で、かつ7−9cmの高さ)を、ユニッ
トの非吸収性の綿プラグによりバイアルカラー(vial collar)の所に配置する
。これにより苗木の根全体が完全に薬品溶液中に浸漬し、一方植物の空中部分は
その溶液から隔離できる。綿はまた試験昆虫が綿の下の薬品溶液と偶然接触する
のを防ぐ。偶然綿に化学的な混入がおこらないように注意を払う。透明な直径1
−インチのプラスチック試験管を容器の上に配置する。イネ苗木に溶液から薬品
を24時間、実験室で22℃の温度にて連続光の下で吸収させる。約24時間給餌さ
れなかった5匹の野生のコクゾウ成虫(Lissorhoptrus oryzophilus kusc hel)
を次に試験ユニットに移す。試験管の頭部をプラスチックカップで密閉し、試験
昆虫が逃げるのを防止する。群集ユニットを27℃で65%の相対湿度中に維持する
。生存および死んだ成虫数を、感染後48および72時間に計数する。釣り上げられ
たり、またはピンセットで挟むことに対して反応しない昆虫は死んだものと分類
する。化合物の中で以下のものが72時間後に80%以上の致死レベルを与えた;1
、2、5、6、7。試験F ツマグロヨコバイ若虫に対する溶液の全植物体吸収活性
試験化合物を直接10mLの蒸留水に加え、完全に溶解する。この薬品溶液をコニ
カル形の試験ユニットに注ぐ。次に3本のイネの苗木を、刻み目を付けたスポン
ジディスクでユニットに配置する。スポンジディスクは苗木の根全体が完全に薬
品溶液中に浸潰し、一方植物の空中部分は上記溶液から隔離できる。スポンジは
また試験若虫が薬品溶液と偶然接触するのを防ぐ。薬品溶液の上部とスポンジデ
ィスクの下部の間を7−10mm間隔にして、偶然スポンジに薬品の混入が起こるの
を防ぐ。薬品溶液中の試験薬品の濃度は100ppmである。イネ苗木に24時間、27℃
の温度にて65%の相対湿度に維持された生育室で溶液から薬剤を吸収させる。8
−10匹のツマグロヨコバイ(Nephotettix cinciticeps)の第三齢若虫を吸引し
て試験ユニットに移す。群集のユニットを上記と同じ温度および湿度条件に維持
する。生存および死んだ若虫を群成後48および72時間後に計数する。歩くこ
とができない昆虫は死んだものと分類する。以下のものが群成後48時間後に8
0%以上の死亡率レベルを与えた;1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
、12、13、14、15、16、18、19、33、36、38、39、40
、41、50、51。試験G
トビイロウンカ若虫に対する溶液の全植物体吸収活性
トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)が被験種であること以外はツマグロヨ
コバイ若虫に対して使用した溶液全吸収活性法。化合物の中で以下のものが群成
後48時間後に80%以上の死亡率レベルを与えた:1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、13、14、15、16、18、19、22、23、24、25
、26、27、29、30、31、41、
45、46、47、48、49、50、51。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年8月12日
【補正内容】
請求の範囲
1.式I
式中、RlはCH3SCH2CH2−、
の基から選択され、
R2はH;CN、C(O)R3、NO2、OH、SH、C1−C4アルコキシ、C1-C4アルキルチオ、C1
-C4ハロアルコキシ、N(R5)(R6)R7・X、C1-C4アルキルアミノ、C2-C8ジアルキルア
ミノおよびC3-C8シクロアルキルの基から独立して選択された1または2個の置
換基で場合によっては置換されてもよいC1-C20アルキル;C1-C20ハロアルキル;
C1-C6アルコキシ;C1-C6アルキルチオ;C2-C6アルケニル;C2-C6アルケニルオキ
シ;C7-C10アラルコキシ;C2-C6アルキニル;C(O)R3;N(R5)R6;ハロゲン、C1-C2
アルキルおよびC1-C2ハロアルキルの基から独立して選択された1−3個の置換
基で場合によっては置換されてもよい
C3-C8シクロアルキル;ハロゲン、NO2、CN、C1-C4アルキル、C1-C4アルコキシ、
C1-C4アルキルチオ、C1-C2ハロアルキル、C1-C2ハロアルコキシおよびCl-C2ハロ
アルキルチオの基から選択された置換基で場合によってはそれぞれの環が置換さ
れてもよいフェニルおよびC7-C10アラルキル;フリル、イミダソリル、ピロリル
、チエニル、ピリジニル、ピラゾリル、チアゾリル、ピラジニル、ピリミジニル
、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾ
リルおよびチアジアゾリルから成る群から選択された複素芳香環により置換され
たC1−C3アルキルであって、環はハロゲン、NO2,NH2、CN、C1-C4アルキル、C1
-C4アルコキシ、C1-C4アルキルチオ、C1-C4ハロアルキル、C1-C4ハロアルコキ
シ、C1-C4ハロアルキルチオ、C1-C4アルキルアミノおよびC 2-C 8ジアルキルアミ
ノから選択された基で場合によっては置換されてもよい;2−7個の炭素原子な
らびに窒素、酸素および硫黄から選択された1−4個のヘテロ原子を含有する、
炭素または窒素を介して連結している3−から8−員の複素環であって、該複素
環は完全に不飽和、部分的に不飽和または完全に飽和状態であり;ならびに(CH2
CH2O)qR4;の基から選択され、
R3はH;NH2、C1-C6アルキル、OH、C1-C6アルコキシ、Cl-C4アルキルアミノお
よびC2-C8ジアルキルアミノ;の基から選択され、
R4はHおよびC1-C5アルキル基から選択され、
R5およびR6はH;C1-C6アルキル;および場合によっては置換されてもよいフェ
ニル(ここで置換基はハロゲン、Cl-C6アルキルおよびC1-C6ハロアルキルの基か
ら選択される)の基から独立して選択
され、
R7はC1-C6アルキル基から選択され、
XはハロゲンおよびOHの基から選択され、
nは1または2であり、そして
qは1、2、3、4または5である、
の化合物。
2.RlがCH3SCH2CH2−、
の基から選択され、
R2がC1-C6アルキル;C3-C8シクロアルキル;C2-C6アルケニル;
N(R5)(R6);C3-C6シクロアルキル、C2-C8ジアルキルアミノおよびN(R5)R6R7・
Xから選択された基で置換されたCl-C5アルキル;ならびに(CH2CH2O)qR4;の基か
ら選択され、そして
nが1である、
請求の範囲第1項記載の化合物。
3.R1がCH3SCH2CH2-であり、そして
R2がCl-C6アルキルである、
請求の範囲第2項記載の化合物。
4.R1が
R2がC1-C6アルキルである、
請求の範囲第2項記載の化合物。
5.Rlが
R2がCl-C6アルキルである、
請求の範囲第2項記載の化合物。
6.1,2,3,5,6,7,-ヘキサヒドロ-2,6-ジメチル−1−[2-(メチルチオ)エチル
]-8-ニトローイミダゾ[1,2-c]ピリミジンである請求の範囲第3項記載の化合
物。
7.1-[(6-クロロ-3-ピリジニル)メチル]-1,2,3,5,6,7,-ヘキサヒドロ-2,6-
ジメチル-8-ニトロイミダゾ[1,2-c]ピリミジンである請求の範囲第4項記載の
化合物。
8.殺節足動物的に有効な請求の範囲第1ないし7のいずれか1項記載の化合物
を含んで成る殺節足動物性組成物。
9.節足動物またはそれらの環境に殺節足動物的に有効な請求の範囲第1ないし
7のいずれか1項記載の化合物を接触させることを含んで成る節足動物の制御方
法。
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