JPH0849873A - 局所冷房機 - Google Patents

局所冷房機

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Publication number
JPH0849873A
JPH0849873A JP6183320A JP18332094A JPH0849873A JP H0849873 A JPH0849873 A JP H0849873A JP 6183320 A JP6183320 A JP 6183320A JP 18332094 A JP18332094 A JP 18332094A JP H0849873 A JPH0849873 A JP H0849873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
heat exchanger
indoor
drain pan
condensed water
Prior art date
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Pending
Application number
JP6183320A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Tada
喜一 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP6183320A priority Critical patent/JPH0849873A/ja
Publication of JPH0849873A publication Critical patent/JPH0849873A/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内側熱交換器で発生する凝縮水を蒸発さ
せ、ドレンタンクに溜まる凝縮水の貯溜量を減少させ、
凝縮水の排水処理回数を大幅に減少することができる局
所冷房機を提供することを目的とする。 【構成】 室内側熱交換器6の下に複数の滴下口11を
設けた室内側ドレンパン10を備え、その滴下口11の
下に、室外側熱交換器12を斜めに傾かせて配設し、前
記室外側熱交換器12の下に室外側ドレンパン13を設
け、この室外側ドレンパン13の上の風上側に加湿板1
4を配し、さらに、この加湿板14を室外側空気風路3
aの気流に接触する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場などで使用される
凝縮水処理装置を設けた局所冷房機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工場などにおいて、労働作業環境
の改善や人材確保などの一環として、熱的作業場の改善
のため局所冷房機の需要が増加しており、なかでも省ス
ペースで設置の簡単な床置タイプの伸長が著しい。
【0003】従来この種の局所冷房機は、実開昭57−
83334号公報に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について図3を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、本体101は室内ユニッ
ト部102と、この室内ユニット部102の下方に室外
ユニット部103が設けられ、この室外ユニット部10
3の下方には、ベース部104が設けられている。また
室内ユニット部102には室内側熱交換器105と、こ
の室内側熱交換器105の上方側に室内側送風機106
を設けると共に、室内側送風機106の吹出口部107
には、吹出ダクト108が装着されている。
【0005】また室外ユニット部103には、室外側熱
交換器109と、その下にドレンパン110を設け、室
外側送風機111と、圧縮機112を配している。室内
ユニット部102と室外ユニット部103は仕切板11
3により仕切られ、仕切板113の下方、すなわち室内
側熱交換器105の下部に開口部114を設け、この開
口部114の下に室外側熱交換器109を配設し構成さ
れていた。
【0006】上記構成において、局所冷房機の本体10
1を運転すると圧縮機112が運転し、同時に室内側送
風機106と室外側送風機111が運転し冷凍サイクル
中の冷媒の働きにより、室内側熱交換器105の温度が
下がり、この室内側熱交換器105を通過する空気中の
水分の一部が室内側熱交換器105の表面に水滴として
凝縮され、この凝縮水は仕切板113の下方の開口部1
14から室外ユニット部103の室外側熱交換器109
の上に流れ落ち、室外側熱交換器109の熱により一部
は蒸発し、残りはドレンパン110からベース部104
内のドレンタンク115に貯留されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の局所
冷房機では、室内側熱交換器105で発生する凝縮水を
仕切板113の開口部114より落下させ、この開口部
114の下に設けている室外側熱交換器109の熱を利
用して蒸発させていたが、室外側熱交換器109で十分
に蒸発しきれずに、凝縮水はほとんど下に流れ落ち、ド
レンタンク115の貯留量が多くなるという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、ドレ
ンタンクに溜まる凝縮水の排水処理回数を大幅に減少す
ることができる局所冷房機を提供することを第1の目的
とする。
【0009】また、第2の目的は、第1の目的に加え凝
縮水がドレンタンクに直ぐに滴下しないような構成でこ
れらを実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の局所冷房機は、
上記第1の目的を達成するために、第1の手段は本体内
部の上部側に設けられる室内側熱交換器を有した室内ユ
ニット部および下部側に設けられる室外側熱交換器を有
した室外ユニット部と、この室外ユニット部の下方に設
けられるドレンタンクを収納するベース部と、前記室内
側熱交換器を通して形成される室内側空気風路に設けた
室内側送風機と、前記室外側熱交換器を通して形成され
る室外側空気風路に設けた室外側送風機と、前記室内側
熱交換器の下方に設けられ、前記室外側熱交換器に滴下
する滴下口を設けた室内側ドレンパンと、前記室外側熱
交換器の下方に設けられ前記ドレンタンクに注水する注
水孔を設けた室外側ドレンパンとを備え、前記室外側ド
レンパン内に室外側空気風路の空気流に接して凝縮水を
蒸発させる加湿板を設けた構成とする。
【0011】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は、下方が内側に向かって斜めに傾斜するように
設けた室外側熱交換器の室外側空気風路の風上側に室外
側熱交換器から滴下する凝縮水が受けられるように室外
側熱交換器にほぼ平行に多孔質の滴下防止板を設けた構
成とする。
【0012】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、室
内側熱交換器で発生した凝縮水は下方の室内側ドレンパ
ンに滴下し、この室内側ドレンパンの滴下口から下方に
設けられた室外側熱交換器の上部に滴下し、フィンを水
平方向に並設した室外側熱交換器の内部を徐々に降下し
ながら蒸発する。蒸発しきれない一部の凝縮水は室外側
ドレンパンに滴下することになるが、この室外側ドレン
パン上に備えた加湿板が凝縮水を吸い上げ蒸発すること
となる。
【0013】また、第2の手段の構成により室外側熱交
換器の途中から落下しようとする凝縮水を、室外側熱交
換器と平行に備えた多孔質の滴下防止板中に蓄え、室外
側空気風路を流れる風の力により蒸発することができる
こととなる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
を参照しながら説明する。
【0015】図に示すように本体1の内部の一側面上部
側に室内ユニット部2と、この室内ユニット部2の下方
および側方に室外ユニット部3が設けられ、この室外ユ
ニット部3の下方には、ベース部4が設けられている。
そして、室内ユニット部2と室外ユニット部3は仕切板
5により仕切られ、室内ユニット部2は、室内側熱交換
器6と対面に室内側吸込口6a、その側方に室内側送風
機7を設けると共に、この室内側送風機7の吹出口8に
は吹出ダクト9を装着して、室内側空気風路2aを形成
している。室内側熱交換器6の下に、室内側ドレンパン
10を設け、この室内側ドレンパン10には凝縮水が分
散し散水するように複数の分流用の滴下口11が設けら
れている。また、室外ユニット部3には滴下口11の下
に、室外側熱交換器12が下方を本体1の内部方向に傾
けて設けられており、その下方に室外側ドレンパン13
を設け、その室外側ドレンパン13の上に加湿板14を
設け、側方下に圧縮機15と、その上方に室外側送風機
16と室外側吹出口16aを配設し、室外側熱交換器1
2の対面に室外側吸込口12aを設け室外側空気風路3
aを形成している。そして、室外側ドレンパン13の注
水孔17の下に注水口18を有したドレンタンク19を
配設する。
【0016】上記構成により、室内側熱交換器6で発生
した凝縮水は下方の室内側ドレンパン10の複数の滴下
口11より分散され、下方を本体1の内部方向に傾けて
設けた室外側熱交換器12のフィンに均等に散水され降
下しながら蒸発することとなる。また、室外側熱交換器
12で蒸発されなかった凝縮水は室外側ドレンパン13
に滴下するが、この室外側ドレンパン13の上に備えた
加湿板14が吸い上げ、室外側空気風路3aを流れる風
により凝縮水のほとんどは蒸発することとなり、ドレン
タンク19への貯留量を減少することができる。
【0017】このように、本発明の第1実施例の局所冷
房機によれば、室内側熱交換器6で発生する凝縮水をド
レンポンプなど高価で複雑な部品を使用せずに簡単に蒸
発させることができ、ドレンタンク19に溜まる凝縮水
の排水処理回数を大幅に減少することができる。
【0018】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて、図2を参照しながら説明する。
【0019】なお、第1実施例と同一部分については、
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0020】図に示すように、室外側空気風路3aの室
外側熱交換器12の風上側となる室外側吸込口12a側
に室外側熱交換器12と平行に多孔質の滴下防止板21
を添うように平行に配設する。
【0021】上記構成により、室内側熱交換器6で発生
した凝縮水は下方の室内側ドレンパン10の複数の滴下
口11より分散され、凝縮水は下方を本体1の内部方向
に傾けて設けた室外側熱交換器12のフィンに均等に散
水され降下しながら蒸発することとなる。そして、室外
側熱交換器12で蒸発し切れなかった凝縮水は、室外側
熱交換器12と平行に配設した多孔質の滴下防止板21
で一時貯蓄されることとなるが、室外側空気風路3aを
流れる風により凝縮水のほとんどは蒸発することとな
り、ドレンタンク19の貯留量を減少することができ
る。
【0022】このように、本発明の第2実施例の局所冷
房機によれば、室内側熱交換器6で発生する凝縮水をド
レンポンプなど高価で複雑な部品を使用せずに簡単に蒸
発させることができ、ドレンタンク19に溜まる貯留量
を減少させ凝縮水の排水処理回数を大幅に減少すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば室内側熱交換器で発生した凝縮水を室外側熱
交換器に滴下する室内側ドレンパンと、室外側熱交換器
で蒸発しきれなかった凝縮水を受けドレンタンクに注水
する室外側ドレンパンと、室外側ドレンパン内に室外側
空気風路の空気流に接して凝縮水を蒸発させる加湿板を
設けているので、ドレンタンクに溜まる凝縮水の排水処
理回数を大幅に減少することができる局所冷房機を提供
できる。
【0024】また、傾斜して設けた室外側熱交換器で蒸
発しきれなかった凝縮水が直接室外側ドレンパン上に滴
下しないように室外側熱交換器の風上側に多孔質の滴下
防止板を設けているので、滴下防止板に付着した凝縮水
は室外側空気風路を流れる空気流により蒸発し、ドレン
タンクに溜まる凝縮水の排水処理回数を減少することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の局所冷房機の構成を示す
断面図
【図2】同第2実施例の局所冷房機の構成を示す断面図
【図3】従来の局所冷房機の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 本体 2 室内ユニット部 2a 室内側空気風路 3 室外ユニット部 3a 室外側空気風路 4 ベース部 6 室内側熱交換器 7 室内側送風機 10 室内側ドレンパン 11 滴下口 12 室外側熱交換器 13 室外側ドレンパン 14 加湿板 16 室外側送風機 17 注水孔 19 ドレンタンク 21 滴下防止板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部の上部側に設けられる室内側熱
    交換器を有した室内ユニット部および下部側に設けられ
    る室外側熱交換器を有した室外ユニット部と、この室外
    ユニット部の下方に設けられるドレンタンクを収納する
    ベース部と、前記室内側熱交換器を通して形成される室
    内側空気風路に設けた室内側送風機と、前記室外側熱交
    換器を通して形成される室外側空気風路に設けた室外側
    送風機と、前記室内側熱交換器の下方に設けられ、前記
    室外側熱交換器に滴下する滴下口を設けた室内側ドレン
    パンと、前記室外側熱交換器の下方に設けられ前記ドレ
    ンタンクに注水する注水孔を設けた室外側ドレンパンと
    を備え、前記室外側ドレンパン内に室外側空気風路の空
    気流に接して凝縮水を蒸発させる加湿板を設けた局所冷
    房機。
  2. 【請求項2】 下方が内側に向かって斜めに傾斜するよ
    うに設けた室外側熱交換器の室外側空気風路の風上側に
    室外側熱交換器から滴下する凝縮水が受けられるように
    室外側熱交換器にほぼ平行に多孔質の滴下防止板を設け
    た請求項1記載の局所冷房機。
JP6183320A 1994-08-04 1994-08-04 局所冷房機 Pending JPH0849873A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101676642A (zh) * 2008-09-18 2010-03-24 乐金电子(天津)电器有限公司 一种水冷式除湿机
CN102252387A (zh) * 2011-06-17 2011-11-23 王奕衡 空调、暖气、加湿一体机
JP2012037154A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Mitsubishi Electric Corp フィンチューブ熱交換器及びそれを用いた冷凍サイクル装置
JP2013200119A (ja) * 2013-07-02 2013-10-03 Mitsubishi Electric Corp フィンチューブ熱交換器及びそれを用いた冷凍サイクル装置

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JP2012037154A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Mitsubishi Electric Corp フィンチューブ熱交換器及びそれを用いた冷凍サイクル装置
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