JPH0327206Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327206Y2 JPH0327206Y2 JP1985137170U JP13717085U JPH0327206Y2 JP H0327206 Y2 JPH0327206 Y2 JP H0327206Y2 JP 1985137170 U JP1985137170 U JP 1985137170U JP 13717085 U JP13717085 U JP 13717085U JP H0327206 Y2 JPH0327206 Y2 JP H0327206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- pipe
- refrigerant
- heat exchanger
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 23
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、送風機の風上側に熱交換器を配置さ
せた熱交換ユニツトに関する。
せた熱交換ユニツトに関する。
(ロ) 従来の技術
従来の熱交換ユニツトの構造例としては実公昭
58−7252号公報に示されたようなものが開示され
ている。
58−7252号公報に示されたようなものが開示され
ている。
この内容によれば、積層されたフインに複数本
の熱交換パイプを挿入し、この熱交換パイプの出
入口端同志を分配管でつないで熱交換器を形成し
ていた。
の熱交換パイプを挿入し、この熱交換パイプの出
入口端同志を分配管でつないで熱交換器を形成し
ていた。
そして、冷媒を熱交換器へ並列に流すようにし
ていた。
ていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
このような熱交換ユニツトにおいて、分配管で
冷媒を夫々の熱交換パイプへ均等に流すことはむ
ずかしく、冷媒はどちらか一方の熱交換パイプへ
偏つて多く流れることが多い。このように冷媒が
一方の熱交換パイプへ偏つて多く流れると、熱交
換器の熱交換率が劣る問題点があつた。
冷媒を夫々の熱交換パイプへ均等に流すことはむ
ずかしく、冷媒はどちらか一方の熱交換パイプへ
偏つて多く流れることが多い。このように冷媒が
一方の熱交換パイプへ偏つて多く流れると、熱交
換器の熱交換率が劣る問題点があつた。
本考案は、並列に熱交換パイプを配設した熱交
換器の熱交換率を向上させることを目的としたも
のである。
換器の熱交換率を向上させることを目的としたも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は熱交換器の通風量の多い部分につなが
れる熱交換パイプの径を通風量の少ない部分につ
ながれる熱交換パイプの径よりも太くするように
したものである。
れる熱交換パイプの径を通風量の少ない部分につ
ながれる熱交換パイプの径よりも太くするように
したものである。
(ホ) 作用
本考案によれば、熱交換パイプの径を変えたこ
とによつて、熱交換器において風下側領域の通風
量の少ない部分よりも多い部分に多くの冷媒が流
れる。
とによつて、熱交換器において風下側領域の通風
量の少ない部分よりも多い部分に多くの冷媒が流
れる。
(ヘ) 実施例
第1図において、1は分離型空気調和機2の室
内側熱交換ユニツトで、室内壁面に固定されるも
のである。この室内側熱交換ユニツト1は第2図
に示す室外側熱交換ユニツト3とユニツト間配管
4でつながれている。室外側熱交換ユニツト3に
は圧縮機5と、凝縮機として作用する室外熱交換
器6と、キヤピラリチユーブ7と、アキユームレ
ータ8とが冷媒配管でつながれている。
内側熱交換ユニツトで、室内壁面に固定されるも
のである。この室内側熱交換ユニツト1は第2図
に示す室外側熱交換ユニツト3とユニツト間配管
4でつながれている。室外側熱交換ユニツト3に
は圧縮機5と、凝縮機として作用する室外熱交換
器6と、キヤピラリチユーブ7と、アキユームレ
ータ8とが冷媒配管でつながれている。
室内側熱交換ユニツト1はフレーム9とこのフ
レーム9をおおう前面パネル10とから構成され
ている。フレーム9にはクロスフローフアン11
(送風機)と、蒸発器として作用する室内熱交換
器12とドレンパン13とが配設されている。こ
の室内熱交換器12は積層されたフインに熱交換
パイプを挿入して形成されたものである。前面パ
ネル10の上部には吸込口14が、下部には吐出
口15が夫々設けられている。30は吐出口15
に配設された水平羽根である。そして、クロスフ
ローフアン11の回転によつて室内空気を吸込口
14から吸込んで、室内熱交換器12で冷却させ
た後、吐出口15より吐出させるようになつてい
る。この時、吸込口14の上部16の方が下部1
7よりも多量に室内空気(第1図実線矢印参照)
が吸込まれる。18は室内熱交換器12の入口側
熱交換パイプで、この熱交換器12の風上側領域
Aに上方から下方へ蛇行状に挿入されている。そ
して冷媒を熱交換器12の上方から下方へ流すよ
うにしている。
レーム9をおおう前面パネル10とから構成され
ている。フレーム9にはクロスフローフアン11
(送風機)と、蒸発器として作用する室内熱交換
器12とドレンパン13とが配設されている。こ
の室内熱交換器12は積層されたフインに熱交換
パイプを挿入して形成されたものである。前面パ
ネル10の上部には吸込口14が、下部には吐出
口15が夫々設けられている。30は吐出口15
に配設された水平羽根である。そして、クロスフ
ローフアン11の回転によつて室内空気を吸込口
14から吸込んで、室内熱交換器12で冷却させ
た後、吐出口15より吐出させるようになつてい
る。この時、吸込口14の上部16の方が下部1
7よりも多量に室内空気(第1図実線矢印参照)
が吸込まれる。18は室内熱交換器12の入口側
熱交換パイプで、この熱交換器12の風上側領域
Aに上方から下方へ蛇行状に挿入されている。そ
して冷媒を熱交換器12の上方から下方へ流すよ
うにしている。
19はこの入口側熱交換パイプ18に接続され
た分配管、20,21はこの分配管につながれた
出口側熱交換パイプで、一方の熱交換パイプ20
は他方の熱交換パイプ21よりも太くなつてい
る。そして一方の熱交換パイプ20は風下側領域
Bの最上段のパイプ22につながれている。又、
他方の熱交換パイプ21は逆U字状に成型されて
おり、この他方の熱交換パイプ21よりも多少太
いパイプ23を介して風下側領域Bの最下段のパ
イプ24につながれている。25は二次側領域B
のパイプ同志をつなぐ集合管で、この集合管25
は熱交換器12の上下方向の中間よりも下方に位
置させている。このようにして、最上段のパイプ
22から集合管25までの配管長を、最下段のパ
イプ24から集合管25までの配管長よりも長く
している。
た分配管、20,21はこの分配管につながれた
出口側熱交換パイプで、一方の熱交換パイプ20
は他方の熱交換パイプ21よりも太くなつてい
る。そして一方の熱交換パイプ20は風下側領域
Bの最上段のパイプ22につながれている。又、
他方の熱交換パイプ21は逆U字状に成型されて
おり、この他方の熱交換パイプ21よりも多少太
いパイプ23を介して風下側領域Bの最下段のパ
イプ24につながれている。25は二次側領域B
のパイプ同志をつなぐ集合管で、この集合管25
は熱交換器12の上下方向の中間よりも下方に位
置させている。このようにして、最上段のパイプ
22から集合管25までの配管長を、最下段のパ
イプ24から集合管25までの配管長よりも長く
している。
この空気調和機2において室外熱交換ユニツト
3から室内熱交換ユニツト1に導びかれる冷媒は
液状となつている。この液状冷媒は入口側熱交換
パイプ18を介して室内熱交換器12の風上側領
域Aに導びかれ上部から下部に流れる。そしてこ
の冷媒は室内空気で蒸発作用を受けてガス化を始
める。そして室内熱交換器12の風上側領域Aの
フインの表面にドレン水が生成され、その後ドレ
ンパン13で受け止められる。このドレン水は風
下側領域Bへ伝つて、クロスフローフアン11へ
吸込まれるおそれは少ない。ガス化を始めた気液
混合状態の冷媒は、一方の熱交換パイプ20と他
方の熱交換パイプ21とに分流される。この時、
一方の熱交換パイプ20の径が、他方の熱交換パ
イプ21の径よりも大きく設定されているので、
他方の熱交換パイプ21よりも一方の熱交換パイ
プ20へ多量の冷媒が流れ込む。そして一方の熱
交換パイプ20へ流れ込んだ冷媒は風下側領域B
の上部26に、他方の熱交換パイプ21へ流れ込
んだ冷媒は風下側領域Bの下部27に夫々導びか
れる。このようにして多量の室内空気が通る風下
側領域Bの上部26へ多数の冷媒を流し、上部2
6と比べて室内空気の通過量が少ない風下側領域
Bの下部27へ流す冷媒量を抑えている。このよ
うにして、風下側領域Bで蒸発作用を受けた冷媒
はガス化して集合管25で合流され、室外熱交換
ユニツト3へ導びかれる。
3から室内熱交換ユニツト1に導びかれる冷媒は
液状となつている。この液状冷媒は入口側熱交換
パイプ18を介して室内熱交換器12の風上側領
域Aに導びかれ上部から下部に流れる。そしてこ
の冷媒は室内空気で蒸発作用を受けてガス化を始
める。そして室内熱交換器12の風上側領域Aの
フインの表面にドレン水が生成され、その後ドレ
ンパン13で受け止められる。このドレン水は風
下側領域Bへ伝つて、クロスフローフアン11へ
吸込まれるおそれは少ない。ガス化を始めた気液
混合状態の冷媒は、一方の熱交換パイプ20と他
方の熱交換パイプ21とに分流される。この時、
一方の熱交換パイプ20の径が、他方の熱交換パ
イプ21の径よりも大きく設定されているので、
他方の熱交換パイプ21よりも一方の熱交換パイ
プ20へ多量の冷媒が流れ込む。そして一方の熱
交換パイプ20へ流れ込んだ冷媒は風下側領域B
の上部26に、他方の熱交換パイプ21へ流れ込
んだ冷媒は風下側領域Bの下部27に夫々導びか
れる。このようにして多量の室内空気が通る風下
側領域Bの上部26へ多数の冷媒を流し、上部2
6と比べて室内空気の通過量が少ない風下側領域
Bの下部27へ流す冷媒量を抑えている。このよ
うにして、風下側領域Bで蒸発作用を受けた冷媒
はガス化して集合管25で合流され、室外熱交換
ユニツト3へ導びかれる。
尚、実験結果によれば分配管19から風下側領
域Bの最上段のパイプ22までの配管長を100mm、
配管径を8.12mm、又分配管19から風下側領域B
の最下段のパイプ24までの配管を長さ200mm、
配管径6.54mmのパイプと、長さ140mm配管径4.94
mmのパイプとを直列につないだものを用いると、
分配管19に流れ込んだ冷媒は風下側領域Bの上
部並びに下部の通風量に見合つた比に分配され、
集合管25の直前の点28並びに点29での冷媒
の温度差を低く抑えると共に熱交換器12のフイ
ンの温度を均一にし、熱交換器全体を有効に利用
して熱交換率を向上させることができた。
域Bの最上段のパイプ22までの配管長を100mm、
配管径を8.12mm、又分配管19から風下側領域B
の最下段のパイプ24までの配管を長さ200mm、
配管径6.54mmのパイプと、長さ140mm配管径4.94
mmのパイプとを直列につないだものを用いると、
分配管19に流れ込んだ冷媒は風下側領域Bの上
部並びに下部の通風量に見合つた比に分配され、
集合管25の直前の点28並びに点29での冷媒
の温度差を低く抑えると共に熱交換器12のフイ
ンの温度を均一にし、熱交換器全体を有効に利用
して熱交換率を向上させることができた。
(ト) 考案の効果
以上詳述したように、本考案は通風量の多い部
分に多量の冷媒を流して、この冷媒が熱交換作用
を受けやすくしている。このようにして、熱交換
器に流入された冷媒を熱交換作用を受けやすいよ
う流して熱交換率を向上させることができる。
分に多量の冷媒を流して、この冷媒が熱交換作用
を受けやすくしている。このようにして、熱交換
器に流入された冷媒を熱交換作用を受けやすいよ
う流して熱交換率を向上させることができる。
図面は本考案の熱交換ユニツトを示すもので、
第1図は同ユニツトの縦断面図、第2図は同ユニ
ツトと室外側熱交換ユニツトとで構成された分離
型空気調和機の冷媒回路図である。 11……送風機、12……熱交換器、18……
入口側熱交換パイプ、20,21……出口側熱交
換パイプ、A……風上側領域、B……風下側領
域。
第1図は同ユニツトの縦断面図、第2図は同ユニ
ツトと室外側熱交換ユニツトとで構成された分離
型空気調和機の冷媒回路図である。 11……送風機、12……熱交換器、18……
入口側熱交換パイプ、20,21……出口側熱交
換パイプ、A……風上側領域、B……風下側領
域。
Claims (1)
- 積層されたフインに熱交換パイプを挿入した熱
交換器を、送風機の吸込側に配置させた熱交換ユ
ニツトにおいて、この熱交換器の通風量の多い部
分につながれる熱交換パイプの径を通風量の少な
い部分につながれる熱交換パイプの径よりも太く
したことを特徴とする熱交換ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985137170U JPH0327206Y2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985137170U JPH0327206Y2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245612U JPS6245612U (ja) | 1987-03-19 |
JPH0327206Y2 true JPH0327206Y2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=31040972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985137170U Expired JPH0327206Y2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327206Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010281562A (ja) * | 2010-07-29 | 2010-12-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP1985137170U patent/JPH0327206Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245612U (ja) | 1987-03-19 |
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