JPH0849687A - ポンプ吐出流量制御装置 - Google Patents
ポンプ吐出流量制御装置Info
- Publication number
- JPH0849687A JPH0849687A JP18323794A JP18323794A JPH0849687A JP H0849687 A JPH0849687 A JP H0849687A JP 18323794 A JP18323794 A JP 18323794A JP 18323794 A JP18323794 A JP 18323794A JP H0849687 A JPH0849687 A JP H0849687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- water
- delivery
- river
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 86
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Barrages (AREA)
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作遅れや誤操作を防止する。
【構成】 吐出水路(2)の途中に、圧力が開放される
水槽(5)を設け、その水槽(5)に越流深さ(H)が
排水停止設定水位(L)より低い越流せき(6)を設
け、この越流せき(6)の下流側をバイパス水路(7)
により吸込水槽(1)に接続する。
水槽(5)を設け、その水槽(5)に越流深さ(H)が
排水停止設定水位(L)より低い越流せき(6)を設
け、この越流せき(6)の下流側をバイパス水路(7)
により吸込水槽(1)に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば河川排水ポンプ
場におけるポンプ吐出流量制御装置に関する。
場におけるポンプ吐出流量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】河川排水ポンプ場において、排水先の本
川の水位が危険水位まで上昇した場合は、本川を守るた
め速やかに排水を停止する必要がある。また、本川の水
位が許す限り排水を続けるため、本川の水位が下れば、
再度排水を開始したい要求がある。
川の水位が危険水位まで上昇した場合は、本川を守るた
め速やかに排水を停止する必要がある。また、本川の水
位が許す限り排水を続けるため、本川の水位が下れば、
再度排水を開始したい要求がある。
【0003】このため、従来は本川の水位上昇を水位計
で検出して操作員がポンプを停止し、又は、バイパスゲ
ートを開いて吸込側に戻すなどの操作で対応していた。
他方、水位が下がった場合は、前述と逆の操作を行う。
で検出して操作員がポンプを停止し、又は、バイパスゲ
ートを開いて吸込側に戻すなどの操作で対応していた。
他方、水位が下がった場合は、前述と逆の操作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作において
は、水位計の故障や機器の故障による排水停止タイミン
グの遅れや人為的な操作の遅れや誤操作等の問題があ
る。
は、水位計の故障や機器の故障による排水停止タイミン
グの遅れや人為的な操作の遅れや誤操作等の問題があ
る。
【0005】本発明は、操作の遅れや誤操作を防止する
ポンプ吐出流量制御装置を提供することを目的としてい
る。
ポンプ吐出流量制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、吐出水
槽への開口部に逆止弁を備えた吐出路の途中に、圧力が
開放される水槽を設けて該水槽に、越流深さが前記吐出
水槽への排水停止設定水位より低い越流せきを設け、該
越流せきの下流側を吸込側に導くバイパス水路を設けて
いる。
槽への開口部に逆止弁を備えた吐出路の途中に、圧力が
開放される水槽を設けて該水槽に、越流深さが前記吐出
水槽への排水停止設定水位より低い越流せきを設け、該
越流せきの下流側を吸込側に導くバイパス水路を設けて
いる。
【0007】
【作用】上記のように構成されたポンプ吐出流量制御装
置においては、吐出水量の水位に従って水槽の水位が変
化し、設定水位近くに上昇すると、越流せきより吸込側
に戻り始める。そして、吐出水量に対応する越流高さが
確保されるまでに吐出水槽の水位が上昇した時点で、完
全に吸込側にバイパスされ、吐出水槽への排水はゼロと
なる。
置においては、吐出水量の水位に従って水槽の水位が変
化し、設定水位近くに上昇すると、越流せきより吸込側
に戻り始める。そして、吐出水量に対応する越流高さが
確保されるまでに吐出水槽の水位が上昇した時点で、完
全に吸込側にバイパスされ、吐出水槽への排水はゼロと
なる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1において、吸込水槽1にはポンプ3が
設けられ、吐出水路2の一端と接続されている。吐出水
路2の他端は、吐出水槽10に開口されており、その開
口部には、逆止弁4が設けられている。そして、吐出水
槽10は、連通水路11により河川12に連通されてい
る。
設けられ、吐出水路2の一端と接続されている。吐出水
路2の他端は、吐出水槽10に開口されており、その開
口部には、逆止弁4が設けられている。そして、吐出水
槽10は、連通水路11により河川12に連通されてい
る。
【0010】また、吐出水路2の逆止弁4及びポンプ3
の間には、吐出圧が大気に開放される水槽5が設けられ
ている。その水槽5には、越流せき6が設けられ、その
越流せき6の下流側は、バイパス水路7により吸込水槽
1に連通されている。
の間には、吐出圧が大気に開放される水槽5が設けられ
ている。その水槽5には、越流せき6が設けられ、その
越流せき6の下流側は、バイパス水路7により吸込水槽
1に連通されている。
【0011】この越流せき6は、越流深さが調整自在で
あり、河川12すなわち吐出水槽10の排水停止設定水
位Lに対し若干低い越流水深Hが設定されている。
あり、河川12すなわち吐出水槽10の排水停止設定水
位Lに対し若干低い越流水深Hが設定されている。
【0012】次に、作用について説明する。
【0013】図1に示すように、河川12の水位Wが、
設定水位Lより低く、かつ、越流水深Hより低い場合
に、吐出水路2の水は矢印に示すように、吐出水槽10
及び連通水路11を介して河川12に排水される。
設定水位Lより低く、かつ、越流水深Hより低い場合
に、吐出水路2の水は矢印に示すように、吐出水槽10
及び連通水路11を介して河川12に排水される。
【0014】これに対し河川12の水位W1が設定水位
Lの近くまで上昇すると、吐出水路2の一部は越流せき
6を越え、バイパス水路7を介して吸込水槽1に戻り始
める。そしてさらに、河川12の水位が上昇すると、図
2に示すように、ヘッドの差(w1−L)により逆止弁
4は閉じられ、吐出水量の全量が吸込水槽1に戻され、
吐出水槽10への排水量はゼロとなる。
Lの近くまで上昇すると、吐出水路2の一部は越流せき
6を越え、バイパス水路7を介して吸込水槽1に戻り始
める。そしてさらに、河川12の水位が上昇すると、図
2に示すように、ヘッドの差(w1−L)により逆止弁
4は閉じられ、吐出水量の全量が吸込水槽1に戻され、
吐出水槽10への排水量はゼロとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、水槽及び越流せきの故障のない構成で人為
操作を不要とし、操作遅れや誤操作を確実に防止するこ
とができる。
ているので、水槽及び越流せきの故障のない構成で人為
操作を不要とし、操作遅れや誤操作を確実に防止するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す水位が設定水位より低
い状態時を示す垂直断面図。
い状態時を示す垂直断面図。
【図2】水位が設定水位より高い状態時を示す垂直断面
図。
図。
H・・・越流深さ L・・・排水停止設定水位 W、W1・・・河川の水位 1・・・吸込水槽 2・・・吐出水路 3・・・ポンプ 4・・・逆止弁 5・・・水槽 6・・・越流せき 7・・・バイパス水路 10・・・吐出水槽 11・・・連通水路 12・・・河川
Claims (1)
- 【請求項1】 吐出水槽への開口部に逆止弁を備えた吐
出水路の途中に、圧力が開放される水槽を設けて該水槽
に、越流深さが前記吐出水槽への排水停止設定水位より
低い越流せきを設け、該越流せきの下流側を吸込側に導
くバイパス水路を設けたことを特徴とするポンプ吐出流
量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18323794A JPH0849687A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | ポンプ吐出流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18323794A JPH0849687A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | ポンプ吐出流量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849687A true JPH0849687A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16132181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18323794A Pending JPH0849687A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | ポンプ吐出流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0849687A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329082A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 小型の水中ポンプにおける揚水調整機構 |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18323794A patent/JPH0849687A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329082A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 小型の水中ポンプにおける揚水調整機構 |
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