JPH084917Y2 - 炭用はさみ - Google Patents

炭用はさみ

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JPH084917Y2
JPH084917Y2 JP3361688U JP3361688U JPH084917Y2 JP H084917 Y2 JPH084917 Y2 JP H084917Y2 JP 3361688 U JP3361688 U JP 3361688U JP 3361688 U JP3361688 U JP 3361688U JP H084917 Y2 JPH084917 Y2 JP H084917Y2
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scissors
charcoal
bent
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sandwiched
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忠雄 石黒
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忠雄 石黒
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、円弧状に曲げられている屈曲部と、対をな
している挟み部と、屈曲部と挟み部とを結ぶ中間部とか
ら構成され、これらが金属性の板材から一体的に形成さ
れているはさみに関し、特にバーベキュー装置の付属品
として好適な炭用はさみに関するものである。
「従来の技術」 弾性を有する例えば鋼板から曲げ加工により屈曲部
と、挟み部を有するように形成されたはさみは、従来か
ら色々提案されている。そしてコストを低減するために
安価な鉄板から形成された火箸即ちはさみも、例えば実
公昭45-12622号公報等により提案されている。
一方、オーブン等の加熱調理器の付属品において見ら
れるように、高温に熱された天板等を取り扱うための、
専用のハンドリング装置も、文献名を示すまでもなく、
従来から種々提案されている。この専用のハンドリング
装置は、先端部に略コ字形をした係止部を備えている。
従って、この係止部に熱せられた天板等を係止すること
により、所定の取扱いができる。
「考案が解決しようとする課題」 前述した火箸或いははさみは、鉄板から一体的に製造
されているので、安価であり、また挟み部は平坦になっ
ているので、炭火のような固形物燃料を挟むのに適して
おり、はさみ自体には格別に問題はない。
またハンドリング装置も、係止部を天板等に係止する
だけで、簡単に取り扱うことができるという、それなり
の効果はあり、それ自体には同様に格別に問題はない。
しかしながら、調理装置の付属品、特にバーベキュー
装置の付属品としてみた場合には色々な欠点がある。例
えば炭火などで調理するときは、炭火の火力の調節と共
に、熱を持った調理器も取り扱わなければならないの
で、炭用のはさみと、調理器取扱い用のハンドリング装
置の2種の装置が必要であり、これらの装置をそろえる
ために費用がかさむ欠点がある。
また屋外で調理をするときは、持参する道具はなるだ
け少ない方が望ましいが、従来の装置は、前述したよう
にはさみは、挟み機能を、そしてハンドリング装置は取
扱い機能しか備えていないので、2種類の装置を準備し
なければならず、道具類がかさむという欠点がある。
従って本考案は、少なくとも2種の機能を備えた調理
器の付属品を安価に提供すること、即ち炭のような固形
物燃料を挟むことができる機能と、熱せられた調理器等
を簡単に取り扱うことができるハンドリング機能とを備
えた炭用はさみを安価に提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 本考案は、上記目的を達成するために、略円弧状に曲
げられている屈曲部と、対をなしている挟み部と、前記
屈曲部と挟み部とを結ぶ中間部とから構成され、これら
が金属性の板材から一体的に形成されているはさみにお
いて、 前記中間部は、剛性を増すようにその断面が曲げ加工
されていると共に、前記屈曲部には、物品を挿入・保持
するためのスリットが形成される。
「作用」 本考案は、上記のように構成されているので、炭等を
挟むときは、例えば手により中間部の間隔を狭める。そ
うすると、先端の一対の挟み部も狭くなるので、これら
の挟み部の間で炭等を挟むことができる。
これに対し、屈曲部のスリットに調理器の天板等を挿
入し、中間部或いは挟み部を持ち上げると、天板等はス
リットの2点で支持される。従って炭用はさみで天板等
も適当に取扱い処理できる。
「実施例」 本考案は色々な形で実施できる。例えばはさみの構成
要素である屈曲部、中間部及び挟み部を、弾性を有する
鋼板から一体形成することもできるし、また不錆鋼板か
らも、さらにはより安価な鉄板からも形成できる。鉄板
から構成するときは、屈曲部或いは中間部に別部材など
を添えて、ある程度の弾性を持たせるのが望ましい。
はさみは、屈曲部を備えているので、屈曲部の両端部
が延びてその先端に開放された一対の挟み部有すること
になる。また屈曲部により、はさみに弾性が付与されて
いる。屈曲部は、このような作用を奏する部分であるの
で、実施に当たっては、必ずしも円弧状に形成される必
要がないことは明らかである。また中間部は、長手方向
に複数個の突条或いは溝により波型に形成して剛性を高
めることもできる。
しかしながら、これらの事項は設計的事項或いは当業
者には明らかな事項であるので、図面の実施例には示さ
れていない。
以下添付図面によって、本考案の1実施例を説明す
る。
さて、第1図及び第2図を参照すると、本実施例によ
る炭用はさみ1も、外観は従来のはさみと略同様である
ことが、一見して理解される。即ちはさみ1は、略円弧
状に曲げられている屈曲部5と、対をなしている挟み部
3、3aと、屈曲部5と挟み部とを結ぶ中間部2、2aとか
ら構成され、これらが金属性の板材から所定の幅を有す
るように一体的に形成されている。そして挟み部3、3a
の両縁は、炭を挟み易いように、鋸の歯状に切り落とさ
れている。
屈曲部5と挟み部3、3aとを結ぶ中間部2、2aは、第
2図に示されているように、外側へ突出した1本の突条
を有するように曲げ加工されている。また屈曲部5に
は、外側から中心部に向かって所定幅のスリット7が形
成されている。
本実施例による炭用はさみ1は、以上のように構成さ
れているので、中間部2、2aをもって炭を挟むことがで
きることは、明らかである。
調理器の付属品、例えば第2図に示されているよう
な、底板12と、フランジ部11から成る天板10を移動させ
るときは、スリット7にフランジ部11を入れる。そうし
て中間部2、aを持って持ち上げる。そうすると、フラ
ンジ部はスリットの奥に位置する点と、入り口近くの点
の2点で支持される。従って中間部2、2aを持って所定
の場所へ移すことができる。このとき、天板10が重くて
も、中間部2、aには突条が形成されているので、中間
部が変形するようなことはない。
第3図には、本実施例による炭用はさみで取り扱うこ
とのできる調理器即ちバーベキュー装置20の例が示され
ている。本実施例によるバーベキュー装置は、本体21
と、その付属品とから構成されているが、これらの部品
は望ましくは不錆鋼板から形成されている。
本体21は、略方形を呈する2枚の側板22、22から構成
され、そしてその下端部において両者は、ヒンジ23によ
り結合されている。従って、側板22は図示されているよ
うに、上方を開くことができる。
側板22には2個の透孔25、25が形成され、これらの孔
に棒が挿通され、そしてこれらの棒に食料を載せる天板
27が載置されるようになっている。また2個の透孔25の
下方には、側板22の一部を切り起こすことにより、さら
に2個の棚26、26が形成され、これらの棚には複数個の
透孔を有する火床28が乗せられるようになっている。
バーベキュー装置20は、他の付属品として4本の脚部
材31、、を備えている。そしてこれらの部材は、側板22
に形成されている切り起こし孔にその端部が挿入され、
本体21を支持するようになっている。なお、側板22の上
方中央部には取っ手33、33が設けられている。
天板27、火床28等を、前述した炭用はさみで取り扱う
ことができることは、説明するまでもなく明らかであ
る。また天板、火床、脚部材31等の付属品を外して本体
21を折り畳むことができることも明らかである。
「考案の効果」 以上のように、本考案によると、先端部には一対の挟
み部が、そして屈曲部にはスリットが形成されているの
で、1個のはさみで、はさみとして利用できると共に、
ハンドリング装置としても使用できる。したがって、可
搬式のバーベキュー装置の付属品として好適である。し
かも中間部は、曲げ加工されているので、剛性は大きく
ハンドリング装置として使用しても、変形するようなこ
とはない。
また本考案によると、屈曲部と、対をなしている挟み
部と、屈曲部と挟み部とを結ぶ中間部とが金属性の板材
から一体的に、簡単な加工例えば切断加工と曲げ加工と
により形成することができるので、炭用はさみを安価に
提供できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第1a図はその
側面図、第2図はその使用状態を示す斜視図、第3図は
本考案に係わる炭用はさみで取り扱うことのできるバー
ベキュー装置の例を示す斜視図である。 1……炭用はさみ、2、2a……中間部 3、3a……挟み部、5……屈曲部 7……スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円弧状に曲げられている屈曲部と、対を
    なしている挟み部と、前記屈曲部と挟み部とを結ぶ中間
    部とから構成され、これらが金属性の板材から一体的に
    形成されているはさみにおいて、 前記中間部は、剛性を増すようにその断面が曲げ加工さ
    れていると共に、前記屈曲部には、物品を挿入・保持す
    るためのスリットが形成されていることを特徴とする炭
    用はさみ。
JP3361688U 1988-03-14 1988-03-14 炭用はさみ Expired - Lifetime JPH084917Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3361688U JPH084917Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 炭用はさみ

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JP3361688U JPH084917Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 炭用はさみ

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Publication Number Publication Date
JPH01138349U JPH01138349U (ja) 1989-09-21
JPH084917Y2 true JPH084917Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=31260307

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