JPH0848624A - 抗ヒスタミン剤 - Google Patents

抗ヒスタミン剤

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JPH0848624A
JPH0848624A JP18593194A JP18593194A JPH0848624A JP H0848624 A JPH0848624 A JP H0848624A JP 18593194 A JP18593194 A JP 18593194A JP 18593194 A JP18593194 A JP 18593194A JP H0848624 A JPH0848624 A JP H0848624A
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JP
Japan
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dimethylethanediamine
pyridyl
mol
histamine
antihistaminic agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP18593194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Fujiwara
義人 藤原
Masato Nomura
正人 野村
Tatsuo Gonda
辰夫 権田
Kohei Kawakami
浩平 川上
Kenji Shimomura
健次 下村
Kiyosuke Ueda
清資 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エチレンジアミン誘導体を有効成分とする抗
ヒスタミン剤。 【効果】 エチレンジアミン誘導体は、ヒスタミンによ
る毛細血管の透過性亢進を抑制する。従ってじん麻疹や
アトピー性皮膚炎等のアレルギー疾患の治療薬として有
効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗ヒスタミン作用が強
く、炎症に有効な抗ヒスタミン剤に関する。更に化粧
品、医薬品または歯周炎の予防に歯磨きや口中製品に配
合して有効な抗ヒスタミン剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒスタミンは2‐(4‐イミダゾリル)
エチルアミンであり、ヒスチジンからヒスチジンデカル
ボキシラーゼより脱炭酸されて合成される生体アミンで
ある。生体組織に広く分布しているが、肥満細胞、好塩
基性白血球に高濃度に存在する。これらの細胞の貯蔵顆
粒中でヘパリン‐タンパク質と結合した状態にある。種
々の起炎刺激(抗原抗体反応を含む)によって遊離さ
れ、ヒスタミンレセプターに作用する。
【0003】中枢神経にもヒスタミンが局在し、伝達物
質候補となっている。多くの平滑筋を収縮させるが、血
圧は下降させる(ウサギでは例外的に上昇)、細動脈拡
張、毛細血管透過性亢進、浮腫を生じる。皮内注射では
蕁麻疹様の三重反応を起こし、胃粘膜腺その他の外部泌
腺の分泌を亢進させる。
【0004】このようにヒスタミンは生体細胞中に不活
性な結合型で広く分布しており、生体の異常反応やヒス
タミン遊離物質による刺激で放出され二次的に血圧降
下、浮腫、気管支痙れんなどの症状を呈する。抗ヒスタ
ミン薬は、遊離ヒスタミンが細胞膜にあるヒスタミン受
容体に結合するのを競合的に阻害し、ヒスタミンの作用
を遮断する薬物である。ヒスタミン受容体はH1および
2の2種類がある。気管支や腸管にはH1受容体があ
り、ヒスタミンにより平滑筋の収縮が起こる。
【0005】胃粘膜の壁細胞にはH2受容体があり、ヒ
スタミンにより胃液が分泌される。さらに血管系にはH
1とH2の両受容体があり、ヒスタミンにより細動脈の拡
張と毛細血管の透過性亢進が起こる。
【0006】従来から用いられている抗ヒスタミン薬は
H1受容体遮断薬で、アレルギー反応に際して遊離され
るヒスタミンの有害な作用を抑制し、アレルギー性鼻
炎、じん麻疹に用いられる。
【0007】さらに中枢神経系に対して、治療量で抑制
作用を示すので、動揺病や乗物酔いに用いられる。一方
H2受容体遮断薬は、胃液分泌抑制作用をもつことか
ら、胃、十二指腸潰瘍の治療薬として最近用いられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、皮膚
に適用して安全であると共に、抗ヒスタミン作用が大き
い抗ヒスタミン剤を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するため、種々の薬剤をスクリーニングして調
べ、抗ヒスタミン剤として利用価値のあるものを検討し
た。その結果、エチレンジアミン誘導体が抗ヒスタミン
剤として、医薬部外品用、化粧品用として非常に有効性
を有することを見出して本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は、エチレンジアミン誘
導体を有効成分とする抗ヒスタミン剤である。エチレン
ジアミン誘導体としては、N‐フェニル‐N‐(2,
3,3トリメチル‐1‐シクロペンテン‐1‐エチル)
‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミン、N‐2‐ピリ
ジル‐N‐(3,7‐ジメチル‐6オクテン‐1‐イ
ル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミン、N‐2‐
ピリジル‐N‐(2‐ピネン‐10‐イル)‐N′,
N′‐ジメチルエタンジアミン、N‐2‐ピリジル‐N
‐(1,8‐p‐メンタジエン‐7‐イル)‐N′,
N′‐ジメチルエタンジアミンよりなる群より選ばれた
少なくとも1種を有効成分とする抗ヒスタミン剤が特に
好ましい。
【0011】エチレンジアミン誘導体の利用方法として
は、他の化粧品、医薬品原料例えばスクワラン、ホホバ
油等の液状油、ミツロウ、セチルアルコール等の固体
油、各種の活性剤、グリセリン、1,3‐ブチレングリ
コール等の保湿剤や各種薬剤等を添加してさまざまな剤
形の抗ヒスタミン剤を調製することができる。例えばロ
ーション、クリーム、乳液、パック等で目的に応じて利
用形態を考えればよい。
【0012】
【実施例】本発明で使用した物質の作成例を次に示す。 (実施例1) N‐フェニル‐N‐(2,3,3‐トリメチル‐1‐シ
クロペンテン‐1‐エチル)‐N′,N′‐ジメチルエ
タンジアミン塩酸塩 撹拌器、還流冷却管を付した300mlの四つ口フラスコ
にβ‐カンホレンアルコール0.07モル、二クロム酸
ピリジニウム23.1g、塩化エチレン14.5mlをと
り室温で24時間撹拌した。反応終了後、二クロム酸ピ
リジニウムをろ別した後、エーテルで洗浄し、次にエー
テルを留去してβ‐カンホレンアルデヒドを得た。
【0013】撹拌器、還流冷却管及び滴下漏斗を付した
300mlの四つ口フラスコにアニリン0.02モルをと
り、氷冷中で撹拌しながら、β‐カンホレンアルデヒド
0.013モルを2時間要して滴下した。滴下終了後、
15分間放置し、水酸化カリウムを細かく砕いて加え2
時間撹拌した。反応終了後、ヘキサン抽出を行い無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサンを留去し、N‐(2,
3,3‐トリメチル‐1‐シクロペンテン‐1‐エチリ
デン)アニリンを得た。
【0014】撹拌器、還流冷却管及び滴下漏斗を付した
100mlの四つ口フラスコに水素化リチウムアルミニウ
ム0.024モルをとり、冷却後、無水エーテル25ml
に懸濁し、内温4℃に保ちながら、N‐(2,3,3‐
トリメチル‐1‐シクロペンテン‐1‐エチリデン)ア
ニリン0.01モルと無水エーテル12.5mlの混合溶
液を1時間要して滴下した後、さらに水浴上(35〜4
0℃)で1時間還流した。反応終了後、水で過剰の水素
化リチウムアルミニウムを分解し、エーテルで抽出し、
N‐(2,3,3‐トリメチル‐1‐シクロペンテン‐
1‐エチル)アニリンを得た。
【0015】撹拌器、還流冷却管を付した50mlの丸底
フラスコに0.01モルのジメチルアミノエチルクロラ
イドの塩酸塩を濃水酸化カリウム水溶液により遊離させ
23mlのベンゼンに溶解し、ナトリウムアミド0.02
モルを加えたのち、さらにN‐(2,3,3‐トリメチ
ル‐1‐シクロペンテン‐1‐エチル)アニリンを0.
01モル加えて、16時間加熱還流した。反応終了後、
ヘキサン抽出を行い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ヘキ
サンを留去し、N‐フェニル‐N‐(2,3,3‐トリ
メチル‐1‐シクロペンテン‐1‐エチル)‐N′,
N′‐ジメチルエタンジアミンを得た。
【0016】(実施例2) N‐2‐ピリジル‐N‐(3,7‐ジメチル‐6‐オク
テン‐1‐イル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミ
ン塩酸塩 撹拌器、還流冷却管を付した300mlの四つ口フラスコ
にシトロネロール0.07モル、二クロム酸ピリジニウ
ム23.1g、塩化エチレン14.5mlをとり室温で2
4時間撹拌した。反応終了後、二クロム酸ピリジニウム
をろ別した後、エーテルで洗浄し、次にエーテルを留去
してシトロネラールを得た。
【0017】撹拌器、還流冷却管及び滴下漏斗を付した
300mlの四つ口フラスコに2‐アミノピリジン0.0
2モルをとり、氷冷中で撹拌しながら、シトロネラール
0.013モルを2時間要して滴下した。滴下終了後、
15分間放置し、水酸化カリウムを細かく砕いて加え2
時間撹拌した。反応終了後、ヘキサン抽出を行い無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサンを留去し、N‐(3,
7‐ジメチル‐6‐オクテン‐1‐イリデン)‐2‐ピ
リジルアミンを得た。
【0018】撹拌器、還流冷却管及び滴下漏斗を付した
100mlの四つ口フラスコに水素化リチウムアルミニウ
ム0.024モルをとり、冷却後、無水エーテル25ml
に懸濁し、内温4℃以下に保ちながら、N‐(3,7‐
ジメチル‐6‐オクテン‐1‐イリデン)‐2‐ピリジ
ルアミン0.01モルと無水エーテル12.5mlの混合
溶液を1時間要して滴下した後、さらに水浴上(35〜
40℃)で1時間還流した。反応終了後、水で過剰の水
素化リチウムアルミニウムを分解し、エーテルで抽出
し、N‐(3,7‐ジメチル‐6‐オクテン‐1‐イ
ル)‐2‐ピリジルアミンを得た。
【0019】撹拌器、還流冷却管を付した50mlの丸底
フラスコに0.01モルのジメチルアミノエチルクロラ
イドの塩酸塩を濃水酸化カリウム水溶液により遊離させ
23mlのベンゼンに溶解し、ナトリウムアミド0.02
モルを加えたのち、さらにN‐(3,7‐ジメチル‐6
‐オクテン‐1‐イル)‐2‐ピリジルアミンを0.0
1モル加えて、16時間加熱還流した。反応終了後、ヘ
キサン抽出を行い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサ
ンを留去し、N‐2‐ピリジル‐N‐(3,7‐ジメチ
ル‐6‐オクテン‐1‐イル)‐N′,N′‐ジメチル
エタンジアミン塩酸塩を得た。
【0020】(実施例3) N‐2‐ピリジル‐N‐(2‐ピネン‐10‐イル)‐
N′,N′‐ジメチルエタンジアミン塩酸塩 撹拌器、還流冷却管及び滴下漏斗を付した50mlの四つ
口フラスコにミルテノール0.013モル、ピリジン
2.4gを加え、これを氷冷下で塩化チオニル1.6g
を滴下し30分間撹拌した。反応終了後、ヘキサン抽出
を行い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサンを留去
し、10‐クロロ‐2‐ピネンを得た。
【0021】撹拌器、還流冷却管を付した50mlの丸底
フラスコに2‐(β‐ジメチルアミノエチル)アミノピ
リジン0.004モル、ナトリウムアミド0.16g及
び乾燥ベンゼン5mlをとり2時間加熱還流し、ついで1
0‐クロロ‐2‐ピネンを0.05モルを追加し、さら
に6時間還流した。反応終了後、ヘキサン抽出を行い無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサンを留去し、N‐2
‐ピリジル‐N‐(2‐ピネン‐10‐イル)‐N′,
N′‐ジメチルエタンジアミン塩酸塩を得た。
【0022】(実施例4) N‐2‐ピリジル‐N‐(1,8‐p‐メンタジエン‐
7‐イル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミン塩酸
塩 撹拌器、還流冷却管及び滴下漏斗を付した50mlの四つ
口フラスコにペリリルアルコール0.013モル、ピリ
ジン2.4gを加え、これを氷冷下で塩化チオニル1.
6gを滴下し30分間撹拌した。反応終了後、ヘキサン
抽出を行い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサンを留
去し、7‐クロロ‐1,8‐p‐メンタジエンを得た。
【0023】撹拌器、還流冷却管を付した50mlの丸底
フラスコに2‐(β‐ジメチルアミノエチル)アミノピ
リジン0.004モル、ナトリウムアミド0.16g及
び乾燥ベンゼン5mlをとり2時間加熱還流し、ついで7
‐クロロ‐1,8‐p‐メンタジエンを0.05モルを
追加し、さらに6時間還流した。反応終了後、ヘキサン
抽出を行い無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ヘキサンを留
去し、N‐2‐ピリジル‐N‐(1,8‐p‐メンタジ
エン‐7‐イル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミ
ン塩酸塩を得た。
【0024】 (処方例1)ローション オリーブ油 0.5 実施例1の抗ヒスタミン剤 0.5 ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0 ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 2.0 エタノール 30.0 1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 5.0 精製水 60.0
【0025】 (処方例2)軟膏 マクロゴール4000 49.8 マクロゴール400 49.8 実施例2の抗ヒスタミン剤 0.4
【0026】(処方例3)ローション 処方例3は処方例1の実施例1を実施例3の抗ヒスタミ
ン剤に変え作成したもの。
【0027】(処方例4)軟膏 処方例4は処方例2の実施例2を実施例4の抗ヒスタミ
ン剤に変え作成したもの。
【0028】(抗ヒスタミン試験) 試験方法 Wister系雌性ラット(200〜300g)を前日
エーテル麻酔化で仰向けに固定し、胸腹部皮膚をバリカ
ンとヘアーリムーバーで除毛した。その皮膚の3カ所に
墨粒貧食能に関係あるヒスタミンの順次希釈濃度の生理
食塩水を0.1mlづつを1/5針を用いて皮内注射をし
た。検体は同一希釈濃度を3カ所にヒスタミンと同様に
皮内注射した。検体の皮内注射後直ちに1%ゼラチンを
加えた10%墨汁生理食塩水の0.5ml/100gを尾
静脈に注射し、1時間後に屠殺して皮膚の表面と剥離内
面から反応部位を観察した。墨粒の透過性は肉眼的に判
定し、評点としては投与部位に墨粒が強く認められるも
のを3点、明確に認められるものを2点、かすかに認め
られるものを1点、認められないものを0点とした。検
体を皮内注射しないものを対照とした。その結果を表1
に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】抗ヒスタミン試験結果より明らかな通
り、エチレンジアミン誘導体はヒスタミンによる毛細血
管の透過性亢進を抑制する。従ってじん麻疹やアトピー
性皮膚炎、鼻炎などのアレルギー疾患の治療薬として極
めて有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 健次 三重県伊勢市船江3−16−32 (72)発明者 上田 清資 三重県伊勢市宇治浦田3−55−14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンジアミン誘導体を有効成分とす
    る抗ヒスタミン剤。
  2. 【請求項2】 エチレンジアミン誘導体として、N‐フ
    ェニル‐N‐(2,3,3トリメチル‐1‐シクロペン
    テン‐1‐エチル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジア
    ミン、N‐2‐ピリジル‐N‐(3,7‐ジメチル‐6
    ‐オクテン‐1‐イル)‐N′,N′‐ジメチルエタン
    ジアミン、N‐2‐ピリジル‐N‐(2‐ピネン‐10
    ‐イル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミン、N‐
    2‐ピリジル‐N‐(1,8‐p‐メンタジエン‐7‐
    イル)‐N′,N′‐ジメチルエタンジアミンよりなる
    群より選ばれた少なくとも1種を有効成分とする抗ヒス
    タミン剤。
JP18593194A 1994-08-08 1994-08-08 抗ヒスタミン剤 Pending JPH0848624A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383210A (zh) * 2011-08-30 2012-03-21 成都丽雅纤维股份有限公司 一种磷氮系阻燃剂分散液及其制备方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383210A (zh) * 2011-08-30 2012-03-21 成都丽雅纤维股份有限公司 一种磷氮系阻燃剂分散液及其制备方法

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