JPH084840B2 - ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール - Google Patents

ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール

Info

Publication number
JPH084840B2
JPH084840B2 JP4337961A JP33796192A JPH084840B2 JP H084840 B2 JPH084840 B2 JP H084840B2 JP 4337961 A JP4337961 A JP 4337961A JP 33796192 A JP33796192 A JP 33796192A JP H084840 B2 JPH084840 B2 JP H084840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
stand
shaft
sole plate
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4337961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06238347A (ja
Inventor
典師 高野
勉 宮田
Original Assignee
日鐵建材工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日鐵建材工業株式会社 filed Critical 日鐵建材工業株式会社
Priority to JP4337961A priority Critical patent/JPH084840B2/ja
Priority to TW82100688A priority patent/TW281645B/zh
Publication of JPH06238347A publication Critical patent/JPH06238347A/ja
Publication of JPH084840B2 publication Critical patent/JPH084840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • B21B31/10Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts by horizontally displacing, i.e. horizontal roll changing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/005Cantilevered roll stands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • B21B31/10Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts by horizontally displacing, i.e. horizontal roll changing
    • B21B31/103Manipulators or carriages therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,冷間ロール成形等に
用いるロールのオフラインでの組み替えを行うロール予
備組み替え装置に関し,特に,成形機ベッド上に着脱可
能に設けたソールプレート上にロールスタンドを設置し
た場合におけるロール予備組み替え装置に関し,また,
このロール予備組み替え装置を採用する場合に用いるス
ペーサ一体ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニバーサル継ぎ手を介してロールシャ
フトの駆動を行うロール成形機において成形品種の変更
に伴うロール組み替えを行う場合,一般に,ロール,ロ
ールシャフト,ロールシャフトの両端に取り付けたチョ
ック(軸受け箱)が一体となったロールセットを上下の
ロールセット毎にロールスタンドから取り出し,クレー
ン等で予備組み替え場に運び,この予備組み替え場で旧
ロール(それまでの成形に使用されていたロール:品種
変更前のロール)と新ロール(次の成形に用いるロー
ル:品種変更後のロール)の入れ替えを行う。
【0003】上記のロール組み替えはクレーンを用いる
こと以外は作業者の手作業で行っており,能率的でない
ので,本願出願人のもとでこれを改善するロール予備組
み替え装置を開発し,先に特許出願をした(特願平2−
111402号参照)。この先の出願に係るロール予備
組み替え装置は,上下のロールシャフトの両端に取り付
けられた上下のチョックを連結ロッドにより連結して上
下のロールセットを一括搬送可能にした場合に適用する
ロール予備組み替え装置であって,上下のロールセット
を連結ロッドにより一体化した成形ロール装置(一体化
した上下のロールセットの一組み)を予備組み替え場に
設けた仮スタンドに装着してロール組み替えを行う点に
主な特徴があり,さらに,作業側チョックをロールシャ
フトから自動的に取り外しあるいはロールシャフトに装
着する作業側仮スタンド着脱装置,ロールを自動的にロ
ールシャフトから取り出しあるいはロールシャフトに装
着するロール着脱装置を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】仮スタンドを用いてロ
ール組み替えを行う上記従来のロール予備組み替え装置
は,上下ロールを一括して搬送し組み替えを行うことが
できる点,ロールをロールシャフトから取り出し,ある
いはロールシャフトに装着する動作を自動的に行うこと
ができる点等で,ロール組み替え作業が著しく能率的に
なったが,一層の能率向上が望まれる。また,ロール装
置を仮スタンドに組み込んでロール組み替えを行うもの
であるから,上下ロールのクリアランス調整(ロール圧
下調整)を予備組み替えの時点で完全に行うことは困難
であり,この予備組み替えをした成形ロール装置をロー
ル成形機のロールスタンドに組み込んだ後成形を始める
際のロール圧下調整すなわち通板初期調整に時間を要す
るという問題がある。
【0005】本発明は上記背景のもとになされたもの
で,ロール予備組み替えを能率的に行うことができ,か
つ通板初期調整時間を短縮することができるロール予備
組み替え装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決する本発
明は,成形機ベッド上にソールプレートを着脱可能に設
け,このソールプレート上にロールスタンドを設けたロ
ール成形機に適用するロール予備組み替え装置であっ
て, ロール成形機の成形機ベッドからロールスタンドを
設置したまま取り外された 前記ソールプレートを位置決
めして乗せる位置決め台と,この位置決め台に乗せられ
たソールプレート上の駆動側スタンドのチョックに嵌合
しているロールシャフトを,駆動側スタンドのチョック
による支持力と協同して,その作業側端部を自由端とす
る片持ち状態で支持する片持ち支持装置と,前記ソール
プレート上の作業側スタンドをロールシャフトから引き
抜き,かつ一定距離以上離間させ,あるいはこの離間位
置から作業側スタンドをロールシャフトに装着する作業
側スタンド着脱装置と,ロールシャフト長手方向と直交
する方向に往復移動可能であり,前記作業側スタンド着
脱装置が作業側スタンドをロールシャフトから引き抜き
かつ離間させた状態で,ロールシャフトと作業側スタン
ドとの間に移動し,ロールとその左右のスペーサとを結
合部材により一体結合してなるスペーサ一体ロールを,
その作業側のスペーサ部分を掴んでロールシャフトから
取り外しまたはロールシャフトに装着するロール着脱ロ
ボットとを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2は,請求項1のロール予備組み替
え装置を採用する際に用いるスペーサ一体ロールであっ
て,ロールシャフトに装着されるロールとその左右のス
ペーサとを結合部材により一体結合してなり,前記左右
のスペーサのうちの少なくとも作業側のスペーサの外周
にチャック用溝を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のロール予備組み替え装置において,取り
替えるべき旧ロールは,ロールスタンドおよびソールプ
レートごとロール予備組み替え場に搬送されて,ロール
予備組み替えが行われる。ソールプレートが位置決め台
に位置決めして乗せられると,片持ち支持装置がロール
シャフトの駆動側端部を片持ち状態で支持し,作業側ス
タンド着脱装置が作業側スタンドをソールプレートから
取り出し,一定距離以上引き離す。続いてロールシャフ
ト長手方向と直交する方向に移動可能なロール着脱ロボ
ットが,片持ち状態で支持されたロールシャフトの作業
側端部に面する位置に移動し,ロールとその左右のスペ
ーサとを一体結合してなるスペーサ一体ロールをロール
シャフトから抜き取り,続いて抜き取ったスペーサ一体
ロールをロール保管部に運び,新たなスペーサ一体ロー
ルを持って再びロールシャフトの作業側端部に面する位
置に移動し,この新たなスペーサ一体ロールをロールシ
ャフトに装着する。上記の作業を終えたロール着脱ロボ
ットが退避した後,作業側スタンド着脱装置が作業側ス
タンドをスライドさせてソールプレート上に乗せ,作業
側スタンドのチョックにロールシャフトの作業側端部を
嵌入させる。以上により1つのロールスタンドについて
のロール組み替えが行われる。ソールプレートに複数の
ロールスタンドを搭載している場合には,上記の作業を
繰り返して行う。
【0009】
【実施例】以下,本発明の実施例を図1〜図11を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例のロール予備組
み替え装置10の平面図,図2は図1におけるA−A矢
視図,図3は図2におけるロール着脱ロボットのロール
掴み部近傍の一部切り欠き拡大図,図4は図3等におけ
るスペーサ一体ロールのみを示す側面図,図5は図4に
おけるB−B線断面図,図6は上記ロール予備組み替え
装置10の全体斜視図である。これらの図において,符
号11は図示略の成形機ベッド(ロール成形機のベッ
ド)上に着脱可能なソールプレートであり,実施例では
1つのソールプレート11上に2連のロールスタンドつ
まり2個の駆動側スタンド12と2個の作業側スタンド
13とを搭載しており,この2スタンド毎にロール組み
替えを行う。この2連のロールスタンドとソールプレー
ト11とを合わせて2連ロールユニットと呼ぶ。各駆動
側スタンド12および作業側スタンド13は,ねじ穴1
1cにねじ込むボルト14でソールプレート11に固定
される。駆動側スタンド12はソールプレート11上に
キー11dにより位置決め固定されるが,作業側スタン
ド13はボルト14を外せばロールシャフト長手方向
(図1,図2等で左右方向)にスライド可能である。駆
動側スタンド12および作業側スタンド13には上側チ
ョック16,17,および下側チョック18,19が上
下にスライド可能に装着され,上側のロールシャフト2
1はその左右端が左右の上側チョック16,17に嵌合
して支持され,下側のロールシャフト22はその左右端
が下側チョック18,19に嵌合して支持される。な
お,図示の状態は作業側スタンド13をソールプレート
11から外した状態である。
【0010】前記上下のロールシャフト21,22に装
着されるロール25は図4,図5に拡大して詳細を示す
ように,結合ボルト28により左右のスペーサ26,2
7と一体に結合されている。すなわち,駆動側のスペー
サ26およびロール27にそれぞれ貫通するボルト挿通
穴26a,25aを例えば4箇所あけ,これに対応して
作業側のスペーサ27にねじ穴27aをあけ,結合ボル
ト28をボルト挿通穴26a,25aに通し,先端のね
じ部をねじ穴27aにねじ込み締め付けて,ロール25
と左右のスペーサ26,27とを一体結合している。そ
して,作業側スペーサ27の外周には,図3にも示すよ
うに,後述するロール着脱ロボット65で掴むためのチ
ャック用溝27bを例えば180°対向する上下の2箇
所にあけている。このチャック用溝は全周溝としてもよ
い。このロール25とその左右のスペーサ26,27と
はスペーサ一体ロール29を構成する。なお,左右のス
ペーサ26,27は,個別の結合ボルトでそれぞれロー
ル25と一体結合させてもよい。符号25bはキー溝で
ある。また,図6において符号30はスタンドキャッ
プ,31は圧下スクリュウである。圧下スクリュウ31
は,スタンドキャップ30に螺合し,下端部で上側チョ
ック16,17を吊持している。この圧下スクリュウ3
1を回すことで上側チョック16,17を上下動させ,
上下のロールのクリアランス調整(ロール圧下調整)を
行う。
【0011】本発明のロール予備組み替え装置10は前
述のように2連ロールユニット毎に,すなわち2個の駆
動側スタンド12および作業側スタンド13を搭載した
ソールプレート11毎に成形機ベッドから取り外してロ
ール予備組み替えを行うもので,メインベース35,位
置決め台36,片持ち支持装置40,作業側スタンド着
脱装置51,ロール着脱ロボット65,ロール保管部8
3等を備えている。
【0012】前記メインベース35は,ロール予備組み
替え装置10全体のベースで,このメインベース35上
に,ソールプレート11を位置決めして乗せる位置決め
台36が固定されている。ソールプレート11にあけた
位置決め用穴11aと位置決め台36側に設けた位置決
めピン37とを互いに嵌合させることでソールプレート
11の位置決めが行われる。
【0013】前記片持ち支持装置40は,前記位置決め
台36上に位置決めされたソールプレート11上の駆動
側スタンド12の上下のチョック16,18にそれぞれ
嵌入している上下のロールシャフト21,22をその作
業側端部(図1,図2等において右側端部)を自由端と
する片持ち状態で支持するもの,すなわち,ロールシャ
フト21,22を駆動側スタンド12のチョック16,
18と協同して片持ち支持するものである。この片持ち
支持装置40は,メインベース35上に固定された固定
フレーム41と,この固定フレーム41に設けた可動フ
レーム格納油圧シリンダ42およびガイドロッド43で
支持された可動フレーム44とを備えている。可動フレ
ーム44は,逆U字形の切り欠き(図示略)を持ち,こ
の逆U字形の切り欠き内にロールシャフト21,22の
駆動側端部(図1,図2等において左側端部)近傍を嵌
合させてロールシャフト21,22を上から押さえ付け
る支持板45a,45bを一体に持つ摺動部材45を上
下に摺動可能に収容し,上部にこの摺動部材45を上下
に駆動してロールシャフト21,22の駆動側端部を上
下動させることでロールシャフト21,22の芯出しを
行う芯出し用油圧シリンダ46を備えている。
【0014】前記作業側スタンド着脱装置51は,メイ
ンベース35上の位置決め台36を挟んで前記片持ち支
持装置40と反対側に配置されている。この作業側スタ
ンド着脱装置51は,メインベース35上に設けた台枠
52に固定したガイド筒53,このガイド筒53内にス
ライド可能に嵌合するスライド筒54,このスライド筒
54の先端に取り付けたスタンド連結用部材55,この
スタンド連結用部材55に固定されたスタンドキャッチ
ピン56,台枠52に設けられ前記スライド筒54の伸
縮駆動を行うスタンドスライド用油圧シリンダ57等を
備えた構成であり,前記スタンドキャッチピン56を作
業側スタンド13にあけた連結用穴13aに挿入し,そ
のコッタ穴56aにコッタ58を打ち込んで,作業側ス
タンド13をスライド筒54に連結している。また,位
置決め台36と作業側スタンド着脱装置51との間にロ
ールシャフト長手方向のスタンド移動用ローラ59が配
置されている。作業側スタンド13は作業側スタンド着
脱装置51で前進後退駆動する際,このスタンド移動用
ローラ59上を移動する。また,作業側スタンド13の
底部に,ソールプレート11の端縁に設けたテーパ面1
1bに円滑に乗り上げるためのコロ60を取り付けてい
る。
【0015】前記ロール着脱ロボット65は,前述のス
ペーサ一体ロール29を自動的にロールシャフト21,
22から取り外しまたはロールシャフト21,22に装
着する作業を行うものである。このロール着脱ロボット
65は,位置決め台36と作業側スタンド着脱装置51
との間においてロールシャフト長手方向と直交する方向
(図1において上下方向)に伸びるシフトレール66上
を移動するロボットベース68上にロボット本体部71
を搭載した構成で,ロボットベース68の下面に設けた
ガイド部67にてシフトレール66上を摺動して往復移
動する。また,前記ロボットベース68上のロボット本
体部71は,ロボットベース68上に設けたロールシャ
フト長手方向に伸びるレール69上を両側のガイド部7
0にてスライド可能である。また,ロボット本体部71
は,上下のロールシャフト21,22の作業側端面に対
向する上下のシャフト芯出しピン72,各シャフト芯出
しピン72の左右に配置したロール着脱用油圧シリンダ
73,各シャフト芯出しピン72の上下において前記ロ
ール着脱用油圧シリンダ73のシリンダロッド73aと
平行に設けた摺動可能なガイドロッド74を備え,前記
ロール着脱用油圧シリンダ73のシリンダロッド73a
およびガイドロッド74の先端に上下それぞれのロール
支持部75を取り付けている。この上下のロール支持部
75はそれぞれ,L形のガイド部材76により上下に摺
動可能な上下1対の油圧チャック(油圧機構部は不図
示)77を備え,この油圧チャック77は図3にも拡大
して示すように,作業側のスペーサ27の外周に設けた
チャック用溝27bに嵌合する爪77aを備えている。
また,前記シャフト芯出しピン72は,図3にも示すよ
うに先端が円錐状をなし,ロールシャフト21,22の
作業側端面にあけたロールナット取り付け用ねじ穴21
a,22a(22aは不図示)の入り口側の円錐面部分
に嵌合してロールシャフト21,22の芯出しを行う。
【0016】メインベース35の前記2本のシフトレー
ル66の中間にラック78が配置され,ロボットベース
68の下面に設けたピニオン79がこのラック78とか
み合っている。ピニオン79はロボットベース68上の
モータ80により図示略の伝達機構を介して駆動され,
ラック78とかみ合うことでロボットベース68をすな
わちロール着脱ロボット65をシフトレール66に沿っ
て往復移動させる。図6において符号81はロール着脱
ロボット65の位置決め用のストッパであり,ピン穴8
1aを持ちロボットベース68側の底面に垂直に出没す
るノックピン82がピン穴81aに嵌入してロール着脱
ロボット65の位置決めが行われる。
【0017】前記ロール保管部83は,新ロール(新た
に組み込もうとするロール:更新後のロール)または旧
ロール(それまで成形に使用していたロール:更新前の
ロール)を一時保管するためのもので,位置決め台36
の隣でシフトレール66に面して配置されている。ロー
ル保管部83は,下端部の連結部材87によりメインベ
ース35上で回動して倒立可能なパレット支持台84を
備え,このパレット支持台84に,スペーサ一体ロール
29を掛ける4本のロール保管軸86を面にほぼ垂直に
固定したロール保管パレット85を着脱可能である。前
記パレット支持台84の背面には,メインベース35に
あけた切り欠き部35a内に設置されたパレット立て起
こし油圧シリンダ88のシリンダロッド88aが連結さ
れ,パレット支持台84は,このパレット立て起こし油
圧シリンダ88のシリンダロッド88aを伸長させて図
6に示すように起こし,あるいはシリンダロッド88a
を引っ込めてメインベース35上に寝かせることができ
る。パレット支持台84は,新ロール保管用および旧ロ
ール保管用に2台設けている。
【0018】次に上述のロール予備組み替え装置10に
よるロール予備組み替え作業について説明する。製品の
成形作業を終えたロール成形機において,ロールシャフ
ト21,22の駆動側端部と図示略のユニバーサルジョ
イントとの連結を解除し,かつソールプレート11と図
示略の成形機ベッドとの結合を解除した後,クレーンに
より2連ロールユニット毎,すなわち2個の駆動側スタ
ンド12および作業側スタンド13を搭載したソールプ
レート11毎予備組み替え場に運搬し,ソールプレート
11をメインベース35上の位置決め台36上に位置決
め固定する。この位置決めは,ソールプレート11側の
位置決め用穴11aと位置決め台36側の位置決めピン
37との嵌合により行う。次いで,作業者がロールシャ
フト21,22の作業側端面のロールナットねじ穴21
a,22aに螺合しているロールナット32(図5参
照)を取り外す。
【0019】続いて,片持ち支持装置40が上下のロー
ルシャフト21,22の駆動側の端部を保持する。すな
わち,可動フレーム格納油圧シリンダ42が作動して可
動フレーム44が前進(図2において右方に移動)し,
芯出し用油圧シリンダ46が作動して摺動部材45を下
降させ,逆U字形の切り欠き(不図示)を有する上下の
支持板45a,45bで上下のロールシャフト21,2
2の駆動側端部を上から押さえ付ける。この場合,芯出
し用油圧シリンダ46は,上下の支持板45a,45b
の高さ位置を適切な高さにセットしてロールシャフト2
1,22の芯出しを行う。この状態で上下のロールシャ
フト21,22は,駆動側の上下のチョック16,18
における上向きの力と上下の支持板45a,45bにお
ける下向きの力とで,作業側端部が自由端となる片持ち
で支持された状態となる。
【0020】続いて作業側スタンド着脱装置51のスラ
イド筒54がスタンドスライド用油圧シリンダ57によ
り駆動されて前進(図1,図2において左方に移動)
し,先端のスタンドキャッチピン56が作業側スタンド
13の連結用穴13aに嵌入され,ここで作業者がコッ
タ58をコッタ穴56aに嵌合させて作業側スタンド1
3とスライド筒54とを連結する。続いてスタンドスラ
イド用油圧シリンダ57が作動してスライド筒54が後
退(図1,図2において右方に移動)すると,作業側ス
タンド13がソールプレート11上から取り外され,図
1,図2,図6等に示すように十分離れた位置に移動す
る。
【0021】続いて,退避していたロール着脱ロボット
65がシフトレール66上を矢印a方向(図6参照)に
走行して,図1,図6に示す位置に停止する。ロール着
脱ロボット65はこの位置でロボット本体部71を前進
(図1,図2において左方に移動)させ,上下のシャフ
ト芯出しピン72を上下のロールシャフト21,22の
作業側端面のロールナット穴21a(22a)内に嵌入
させて芯出しを行い,次いで,ロール着脱用油圧シリン
ダ73を作動させて,上下のロール支持部75をそれぞ
れ前進させ,次いで油圧チャック77を作業側のスペー
サ27の上下のチャック用溝27bに嵌合させてスペー
サ27部分を上下から挟持する。この状態でロール支持
部75はスペーサ一体ロール29の重量を支えている。
次いで,ロール着脱用油圧シリンダ73のシリンダロッ
ド73aを縮小させ,かつロボット本体部71自体をレ
ール69上で後退させ,これによりスペーサ一体ロール
29が上下のロールシャフト21,22からそれぞれ抜
き取られる。
【0022】続いて,上下のスペーサ一体ロール29を
保持したロール着脱ロボット65が図6の矢印b方向に
移動し,空のロール保管パレット85(図6で手前側の
もの)に対向する位置に停止する。次いで,ロール着脱
ロボット65はロール着脱用油圧シリンダ73のシリン
ダロッド73aを伸長させ,保持したスペーサ一体ロー
ル29をロール保管パレット85のロール保管軸86に
掛ける。次いで,矢印a方向に移動して新ロールを掛け
たロール保管パレット85(図6で奥側のもの)の前に
停止し,このロール保管パレット85の新ロールを掴ん
で抜き出す。この新ロールもその左右のスペーサと結合
ボルトで一体結合したスペーサ一体ロールであり,スペ
ーサ27部分を油圧チャック77でチャックして掴み,
ロール保管軸86から抜き取る。続いて再び,ロール着
脱ロボット65が矢印a方向に移動してソールプレート
11の前に位置し,ロール着脱用油圧シリンダ73のシ
リンダロッド73aを伸長させて,保持したスペーサ一
体ロール29を上下のロールシャフト21,22にそれ
ぞれ嵌装させる。
【0023】上述のロール取り外しおよびロール装着の
動作を2つのロールスタンドについて行った後,ロール
着脱ロボット65は矢印b方向に移動して退避する。続
いて,作業側スタンド着脱装置51のスタンドスライド
用油圧シリンダ57が作動してスライド筒54が前進
し,このスライド筒54に連結された作業側スタンド1
3がスタンド移動用ローラ59上を前進しソールプレー
ト11に乗り上げて所定の位置(図1に2点鎖線で示し
た枠内の位置:符号13’で示す)に位置し,これによ
り上下のロールシャフト21,22が作業側スタンド1
3の上下のチョック17,19の軸穴に嵌入し,続い
て,作業者がコッタ58を抜き取った後,スライド筒5
4が後退してスライド筒54と作業側スタンド13との
連結が解除され,続いて,作業者が作業側スタンド13
をソールプレート11にボルトで固定する。続いて,図
5のようにロールナット32を作業側スタンド13の外
側からロールシャフト21,22の端部のロールナット
ねじ穴21a,22aに螺合させ,締め付ける。続い
て,片持ち支持装置40の芯出し用油圧シリンダ46を
縮小させ支持板45a,45bを上に浮かして,ロール
シャフト21,22の押さえ付けを解除する。これによ
りロールシャフト21,22は左右のチョック16,1
7または18,19で支持された状態となる。続いて,
可動フレーム格納油圧シリンダ42を縮小させて可動フ
レーム44を後退させる。以上で,1つのロールスタン
ドについての一応のロール予備組み替えが終了する。
【0024】上記のロール組み替えをソールプレート1
1上の2つのロールスタンドについて行った後,ロール
圧下スクリュウ31を調整して(回して)上側チョック
16,17の高さ位置を調整し,これにより上下のロー
ル間のクリアランス調整(ロール圧下調整)を行う。し
たがって,この2連ロールユニットを成形機ベッド上に
設置した時点で既にロール圧下調整は済んでおり,成形
を開始する際にロール圧下調整に要する時間すなわち通
板初期調整時間が著しく短縮される。
【0025】前記2連ロールユニットについてのロール
予備組み替えが終了すると,先に旧ロールを受け取った
ロール保管パレット85をクレーンで倉庫に運搬し,次
のロールユニット用の新ロールを掛けたロール保管パレ
ットを代わりに持っくる。したがって,次の2連ロール
ユニットについてのロール組み替えについては,新ロー
ルを掛けたロール保管パレットと旧ロールを受け取るロ
ール保管パレットとの位置が前回と入れ替わることにな
る。なお,ロール保管パレット85を運搬する際には,
パレット立て起こし油圧シリンダ88を作動させてパレ
ット支持台84をメインベース35上に寝かせ,この状
態でロール保管パレット85をパレット支持台84から
取り外し,運搬する。
【0026】次に,片持ち支持装置の他の実施例を図
7,図8に示す。この片持ち支持装置40Aは,位置決
め台36上に設けた支点91を中心としてロールシャフ
ト21,22の駆動側端部に接近・離間する方向に,す
なわち図7において矢印(イ)方向に回動可能に立設さ
れた可動フレーム92を持つ。この可動フレーム92
は,位置決め台36上に設置した油圧シリンダ93によ
って前記の矢印(イ)方向の前後に駆動される。可動フ
レーム92には板状の摺動部材94が上下に摺動可能に
取り付けられ,この摺動部材94の上下2箇所にロール
シャフト21,22の駆動側端部を押さえることが可能
な押さえ部材95が突出して設けられている。この押さ
え部材95は直接的には,概略半円形の切り欠きを設け
た支持板95aによってロールシャフト21,22の駆
動側端部を押さえる。また,可動フレーム92の背面に
は,摺動部材94を昇降駆動する芯出し用油圧シリンダ
96を設けている。
【0027】上記の片持ち支持装置40Aの動作につい
て説明すると,不使用時には図7の実線で示すように,
油圧シリンダ93を縮小させて可動フレーム92を背面
側に傾けた状態で退避させ,かつ芯出し用油圧シリンダ
96を縮小させて,摺動部材94を上昇させておく。ロ
ールシャフト21,22の片持ち支持を行う場合は,油
圧シリンダ93を伸長させて可動フレーム92を支点9
1を中心として垂直になるまで回動させ,続いて,芯出
し用油圧シリンダ96を伸長させて摺動部材94と一体
に上下の押さえ部材95を下降させ,押さえ部材95の
支持板95aでロールシャフト21,22の駆動側端部
を上から押さえる。なお,上下の押さえ部材95は摺動
部材94上で上下に位置調節可能であり,上下のロール
シャフト軸間距離の変化に対応できる。ロールシャフト
を片持ち支持する片持ち支持装置には極めて大きな力が
掛かるが,この片持ち支持装置40Aによれば構造的
に,大きな曲げモーメントが生じない形でロールシャフ
ト21,22の駆動側端部を押さえることができるの
で,その大きな力を各部材に無理のない形で容易に受け
止めることができる。
【0028】作業側スタンド着脱装置におけるスタンド
掴み手段の他の実施例を図9に示す。この作業側スタン
ド着脱装置51Aは,スタンドスライド用油圧シリンダ
57Aにより往復駆動されるスライド筒54Aの先端に
取り付けたスタンド連結用部材55Aの上下2箇所に筒
体100を水平に固定し,この筒体100の上面にクラ
ンパ101を取り付ける。このクランパ101は,操作
レバー102の一端を筒体100の上面先端部に支点1
03を中心として回動可能に取り付け,この操作レバー
102の前記支点103の近傍に連結用バー104をピ
ン107を介してほぼ180°回転可能に連結した構造
であり,連結用バー104は先端側が出し入れ調整可能
な頭付きボルト104aとなっている。なお,操作レバ
ー102の前記一端側は二股状で支点103が両側(紙
面と直交する方向の前後両側)にあり,連結バー104
はその二股の中に入る形で操作レバー102と連結され
ている。一方,作業側スタンド13側には,大径部10
5aと小径部105bとからなる段付きの連結用軸10
5を前記筒体100に対応させて水平に固定し,この連
結用軸105の大径部105aの上面に前記クランパ1
01の連結バー104のボルト104a部分が嵌合する
U溝106aを設けた係合部材106を固定している。
なお,筒体100および連結用軸105は,上下とも左
右2箇所(紙面と直交する方向に2箇所)の合計4箇所
に設けている。
【0029】上記の作業側スタンド着脱装置51Aで作
業側スタンド13を掴む場合,クランパ101の操作レ
バー102および連結バー104をいずれも右側に水平
に倒した状態でスタンドスライド用油圧シリンダ57A
を作動させてスタンド連結用部材55Aを前進(図9に
おいて左方に移動)させ,筒体100内に作業側スタン
ド13側の連結用軸105の小径部105bを嵌入させ
る。次いで,上側に示したように操作レバー102を起
こし,かつ連結バー104の頭付きボルト104a部分
を2点鎖線で示すように係合部材106のU溝106a
に嵌合させた後,操作レバー102を下側に示したよう
に水平に戻すと,筒体100と連結用軸105とがクラ
ンパ101でしっかり連結される。この状態でスタンド
連結用部材55Aが後退(図9において右方へ移動)す
ると,頭付きボルト104aの頭部が係合部材106に
係合して,作業側スタンド13が一体に移動する。スタ
ンド連結用部材55Aが前進する場合は,筒体100が
連結用軸105の大径部105aの端面に当たって押す
ことで,作業側スタンド13を前進させる。
【0030】図10に示すように,ロールシャフト2
1,22の先端面にロールナット取り付け用雄ねじ11
0を一体に設けた場合,ロール着脱ロボット65におけ
るシャフト芯出しピン72A側には前記ロールナット取
り付け用雄ねじ110の先端に形成した円錐部110a
を受ける円錐状凹部72Aaを形成する。なお,ロール
ナット111はその外径をロールシャフト21,22の
径より小さくし,ロールナット111を外さなくてもロ
ール25をロールシャフト21,22から抜き取ること
ができるようにしている。この場合,ロール25の締め
付けは,図11に示すように,馬蹄形のスペーサ112
(図11で右方から見ると馬蹄形をなしている)を介在
させることで,ロールナット111によるロール締め付
けを可能にする。
【0031】なお,ソールプレート11上に搭載するロ
ールスタンドの数は,実施例の2連に限らず,1つある
いは3連以上とすることもできる。
【0032】なお,ロール保管部83については,実施
例の構成に限らず,種々の方式を採用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば,ロールをロールスタン
ドおよびソールプレートごとロール予備組み替え場に搬
送してロール予備組み替えを行うので,ロール予備組み
替えの能率が向上する。
【0034】ロールとその両側のスペーサとを一体結合
したスペーサ一体ロールごとロールシャフトから抜き取
りあるいはロールシャフトに装着するので,ロールの着
脱が簡単であり,ロール着脱ロボットによるロールの着
脱が極めて能率的である。また,このスペーサ一体ロー
ルにより,自動的にロールの着脱を行うためのロール着
脱ロボットの機構が簡略なもので済む。
【0035】作業側スタンド着脱装置で作業側スタンド
をソールプレートから取り外して十分引き離し,片持ち
状態で支持されたロールシャフトの作業側端部に向き合
う位置にロール着脱ロボットを移動させてロール着脱を
行う方式であるから,各部の動きに無駄がなく,ロール
着脱の作業時間は短く済む。
【0036】仮スタンドではなくロールスタンド自体を
ソールプレートごとロール予備組み替え場に搬送してロ
ール予備組み替えを行うので,ロール予備組み替え場に
おいてロール圧下調整を済ませることができ,通板初期
調整時間が著しく短縮される。
【0037】請求項3の片持ち支持装置によれば構造的
に,ロールシャフトの片持ち支持に要する極めて大きな
力を各部材に無理のない形で受け止めることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロール予備組み替え装置の
平面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】図2におけるロール着脱ロボットのロール掴み
部近傍の一部切り欠き拡大図である。
【図4】図3等におけるスペーサ一体ロールのみを示す
側面図である。
【図5】図4におけるB−B線断面図である。
【図6】図1のロール予備組み替え装置の全体斜視図で
ある。
【図7】ロール予備組み替え装置における片持ち支持装
置の他の実施例を示すもので,片持ち支持装置の正面図
である。
【図8】図7におけるC−C線断面図である。
【図9】ロール予備組み替え装置における作業側スタン
ド着脱装置の他の実施例を示すもので,作業側スタンド
着脱装置の要部の正面図である。
【図10】ロール予備組み替え装置におけるロール着脱
ロボットのシャフト芯出し方式の他の実施例を示すもの
で,ロールシャフト先端部およびシャフト芯出しピン近
傍の要部の正面図である。
【図11】図10のロールシャフトにおいてロールナッ
トでロール締め付けを行う場合の説明図である。
【符号の説明】
10 ロール予備組み替え装置 11 ソールプレート 12 駆動側スタンド(ロールスタンド) 13 作業側スタンド(ロールスタンド) 16,17,18,19 チョック 21,22 ロールシャフト 21a,22a ロールナットねじ込み穴 25 ロール 25a,26a ねじ挿通穴 26,27 スペーサ 27a ねじ穴 27b チャック用溝 29 スペーサ一体ロール 35 メインベース 36 位置決め台 40,40A 片持ち支持装置 45a,45b 支持板 51,51A 作業側スタンド着脱装置 54,54A スライド筒 55,55A スタンド連結用部材 57,57A スタンドスライド用油圧シリンダ 56 スタンドキャッチピン 58 コッタ 65 ロール着脱ロボット 66 シフトレール 71 ロボット本体部 72,72A シャフト芯出しピン 73 ロール着脱用油圧シリンダ 73a シリンダロッド 77 油圧チャック 78 ラック 79 ピニオン 83 ロール保管部 84 パレット支持台 85 ロール保管パレット 88 パレット立て起こし油圧シリンダ 91 支点 92 可動フレーム 93 油圧シリンダ(流体圧シリンダ) 94 摺動部材 95 押さえ部材 95a 支持板 96 芯出し用油圧シリンダ(芯出し用流体圧シリン
ダ) 100 筒体 101 クランパ 105 連結用軸 106 係合部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機ベッド上にソールプレートを着脱
    可能に設け,このソールプレート上にロールスタンドを
    設けたロール成形機に適用するロール予備組み替え装置
    であって,ロール成形機の成形機ベッドからロールスタ
    ンドを設置したまま取り外された前記ソールプレートを
    位置決めして乗せる位置決め台と,この位置決め台に乗
    せられたソールプレート上の駆動側スタンドのチョック
    に嵌合しているロールシャフトを,駆動側スタンドのチ
    ョックによる支持力と協同して,その作業側端部を自由
    端とする片持ち状態で支持する片持ち支持装置と,前記
    ソールプレート上の作業側スタンドをロールシャフトか
    ら引き抜きかつ一定距離以上離間させ,あるいはこの離
    間位置から作業側スタンドをロールシャフトに装着する
    作業側スタンド着脱装置と,ロールシャフト長手方向と
    直交する方向に往復移動可能であり,前記作業側スタン
    ド着脱装置が作業側スタンドをロールシャフトから引き
    抜きかつ離間させた状態で,ロールシャフトと作業側ス
    タンドとの間に移動し,ロールとその左右のスペーサと
    を結合部材により一体結合してなるスペーサ一体ロール
    を,その作業側のスペーサ部分を掴んでロールシャフト
    から取り外しまたはロールシャフトに装着するロール着
    脱ロボットとを備えたことを特徴とするロール予備組み
    替え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のロール予備組み替え装置を採
    用する際に用いるスペーサ一体ロールであって,ロール
    シャフトに装着されるロールとその左右のスペーサとを
    結合部材により一体結合してなり,前記左右のスペーサ
    のうちの少なくとも作業側のスペーサの外周にチャック
    用溝を設けたことを特徴とするスペーサ一体ロール。
  3. 【請求項3】 前記片持ち支持装置は,位置決め台上に
    設けた支点を中心としてロールシャフトの駆動側端部に
    接近・離間する方向に回動可能に立設された可動フレー
    ムと,前記可動フレームを回動駆動する位置決め台上に
    設置された流体圧シリンダと,可動フレームに上下に摺
    動可能に取り付けた摺動部材と,この摺動部材に取り付
    けられロールシャフトの駆動側端部を上から押さえるこ
    とが可能な押さえ部材と,前記摺動部材を昇降駆動する
    芯出し用流体圧シリンダとを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のロール予備組み替え装置。
JP4337961A 1991-11-25 1992-11-25 ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール Expired - Fee Related JPH084840B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4337961A JPH084840B2 (ja) 1991-11-25 1992-11-25 ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール
TW82100688A TW281645B (ja) 1992-11-25 1993-02-02

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33572991 1991-11-25
JP3-335729 1991-11-25
JP4337961A JPH084840B2 (ja) 1991-11-25 1992-11-25 ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06238347A JPH06238347A (ja) 1994-08-30
JPH084840B2 true JPH084840B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=26575257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4337961A Expired - Fee Related JPH084840B2 (ja) 1991-11-25 1992-11-25 ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084840B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892059B1 (ko) * 2008-09-03 2009-04-06 김미자 벤딩기
CN111872129A (zh) * 2020-07-13 2020-11-03 大连富地重工机械制造有限公司 一种轴内对键锁定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06238347A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106938391A (zh) 一种发动机缸体全自动装配线
US4304041A (en) Automatic tool changer for forging machines
CN103237608A (zh) 更换轧机机架的轧辊和/或轧辊组的设备和方法;锁闭和夹紧系统;包括这种系统的轧机机架
JPH084840B2 (ja) ロ−ル予備組み替え装置およびスペーサ一体ロール
WO1994016839A1 (en) Spare roll changing device and spacer integrated roll
JP3416251B2 (ja) 多段圧延機のロール組替方法及びこれに用いるロール組替装置並びに多段圧延機
CN116605669A (zh) 一种高效码垛机
US7802460B2 (en) Work transfer apparatus and press machine
JP3438491B2 (ja) 管端アップセッタ金型交換装置
CN106799555B (zh) 可调换式顶盖骨架总成焊接夹具
EP3943709B1 (en) Pipe joining method inside pipeline construction shaft
JPH0724531A (ja) ロール予備組み替え装置
JPS5973140A (ja) 取外し式移送装置
JPH1110235A (ja) 曲げ加工機における金型交換方法および金型格納装置並びに曲げ加工システム
CN112719425A (zh) 纵剪机自动换刀系统
JPH02280959A (ja) 溶鋼鍋ノズル自動交換装置
CN219357982U (zh) 一种压紧卡盘
CN215967109U (zh) 一种格架焊接定位工装
CN115476142B (zh) 一种用于拆卸流道板的拆卸设备及拆卸方法
JP2853323B2 (ja) トランスファプレスにおけるバキュームカップの交換装置
CN220809483U (zh) 一种卷烟装卸辅助车
CN220611941U (zh) 一种后副车架冲孔机器人工作站
JPH0852757A (ja) 射出成形装置および射出成形装置における型締装置
JP2002370294A (ja) タイヤ成型ドラムの交換方法およびそれに用いる成型ドラム搬送装置
JP2559225Y2 (ja) パレット治具のワーク着脱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120124

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees