JPH084830Y2 - 穀稈刈取機の刈刃取付装置 - Google Patents

穀稈刈取機の刈刃取付装置

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Publication number
JPH084830Y2
JPH084830Y2 JP7302290U JP7302290U JPH084830Y2 JP H084830 Y2 JPH084830 Y2 JP H084830Y2 JP 7302290 U JP7302290 U JP 7302290U JP 7302290 U JP7302290 U JP 7302290U JP H084830 Y2 JPH084830 Y2 JP H084830Y2
Authority
JP
Japan
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cutting blade
blade
cutting
fixed
mounting device
Prior art date
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Application number
JP7302290U
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English (en)
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JPH0430821U (ja
Inventor
保男 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コンバイン等穀稈刈取機の刈刃取付装置に
関するものである。
従来の技術 この種の刈刃取付装置として、従来、バリカン型刈取
装置の刈刃を前処理フレームに横軸を介して上下回動固
定自在に設けた連結具に受刃台を着脱自在に取付け、連
結具を下方に回動した状態で受刃台を連結具に連結可能
に構成したものが知られている(実開昭64−26923号公
報)。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構造のものでは、受刃台を連結具
に取付ける際には、刈刃を支持する受刃台が倒れないよ
うに保持しながら受刃台を左右方向にズラシて所定の取
付位置に位置決めしたうえでボルト止めしなければなら
ないため取付作業が面倒であり、特に多条刈になると刈
刃自体が横方向に長く重量も重くなるため一人作業では
無理であった。コンバイン等穀稈刈取機の刈刃は前処理
部の地面近接位置に装着されており、作業中泥土や小石
等の障害物を噛込んだりし易く過酷な作業を強いられる
ため、摩耗が激しく頻繁に交換や修理が必要であり、着
脱の容易化の要請は極めて高いものである。
課題を解決するための手段 そこで本考案は、バリカン型刈取装置の刈刃を支持す
る受刃台の基端側に下向き折曲部を設けると共に、前処
理フレームに横軸を所定範囲内で回動固定自在に支持さ
せ、該横軸に前記受刃台の下向き折曲部が着脱自在に係
合する受座を固着したことにより上記の問題点を解決し
ようとするものである。
作用 刈刃の交換や修理の際には、セットボルトを緩めて刈
刃装置の受刃台を下方に回動し、受刃台の基端折曲部を
受座から外す。また、刈刃を取付けるには受刃台の基端
折曲部を受座に引掛けて上方に回動させセットボルトを
締めるのみで刈刃を所定の取付位置に簡単にセットでき
る。
実施例 本考案の構成を図面に示された一実施例により説明す
る。1はコンバインの前処理部に装着されたバリカン型
の刈取装置で、複数本の前処理フレーム2に固着の取付
座3にボルト4で着脱自在に固定されている。図示例の
刈取装置1は刈刃を構成する上刃5及び下刃6が左右逆
方向に往復動して穀稈の株元を刈取るタイプのもので、
図示外の駆動側に連結されたリンク7、クランク8,8a及
びピン9,10等からなる駆動機構aを介してナイフヘッド
11,12を往復動させることにより上刃5と下刃6を左右
逆方向に駆動させ立毛穀稈の株元部を連続的に刈取るよ
うになっている。13は刈刃押え用の調整クリップであ
る。14は上刃5及び下刃6を載置するプレート状の受刃
台で、その基端側には下向き折曲部14aが設けられてい
る。
ところで、左右両側の前処理フレーム2に固着のブラ
ケット15の下端には軸受15aが一体に固定されており、
該軸受15aには横軸16が回動自在に支持され、該横軸16
の内方側は大径部16aが、外方側には面取り部16bが形成
されている。そして大径部16aの前面にはサポート17aを
固設した受座17が固着され、また、面取り部16b側には
上部に操作レバー18を固着し且つ円弧状の長孔19を有す
る扇形状プレート20のボス部20aが嵌挿されボルト21で
固定されている。前記受座17は受刃台14の下向き折曲部
14aが着脱自在に係合するようになっており、図示例で
は側面視でU字状に形成したが、受刃台14の基端折曲部
14aが着脱自在に係合し得るものであればU字状のもの
に限定されるものではない。
尚、上記受座17に受刃台14を前処理フレーム2に対す
る適正取付位置(特に左右方向)に位置決めさせるため
の位置決め部材、例えばストッパや位置決めマーク(図
示せず)等を設けれることにより刈取装置1の取付作業
をより一層迅速に行える。22はブラケット15に固着した
ナット、23はスペーサ、24はセットボルトである。
第6図に示すものは、前処理フレーム2に固着の取付
座3及びボルト4を不要にし、刈取装置1を左右のセッ
トボルト24でのみ前処理フレーム2に固定するように構
成したものである。この構成により、セットボルト24を
緩めて刈高さを適宜調整することができる。
第7図及び第8図は刈刃取付操作部の他の例を例を示
すもので、このものは軸受15′aの取付ブラケット15′
と扇形状プレート20′の固定部材25を別体に形成し、夫
々前処理フレーム2に固着したものである。
上記のように構成された刈刃取付装置において、先ず刈
取装置1を前処理部に取付けるには、セットボルト24を
緩めて予め操作レバー18を第3図仮想線図示の位置に操
作して受座17を前傾姿勢にセットしておく。そして、刈
取装置1を仮想線図示のように刈刃5,6側を地面に接地
させた後傾姿勢にして受刃台14の基端折曲部14aをU字
状の受座17に嵌入係止させた後、操作レバー18を仮想線
図示の前傾位置から実線図示の起立位置まで回動させれ
ば刈刃装置1はサポート17aに支持されながら実線図示
の所定のセット位置まで回動する。この状態でセットボ
ルト21を締付けると共にボルト4で受刃台14の下面側か
ら前処理フレーム2に固定する。上記刈取装置1の取付
の際には刈取装置1の裏面側がサポート17aにより添接
支持されるので刈取装置1が不用意に倒れたりすること
がなく安全である。
刈取装置1を前処理部から取外す場合には前記と逆の
操作をすればよい。
このようにして受刃台14を受座17に引掛けるようにし
て操作レバー18を回動操作することにより刈取装置1を
所定の位置にセットできるので刈取装置1の着脱作業は
1人作業が可能となり、作業時間も短縮できる。
考案の効果 本考案は、上記したように、バリカン型刈取装置の刈
刃を支持する受刃台の基端側に下向き折曲部を設けると
共に、前処理フレームに横軸を所定範囲内で回動固定自
在に支持させ、該横軸に前記受刃台の下向き折曲部が着
脱自在に係合する受座を固着したものであるから、刈刃
の交換や修理の際には、刈取装置の受刃台の基端側を受
座に引掛けて上方に回動させるのみで刈刃を所定の取付
位置に簡単にセットでき、しかも、刈刃の着脱作業を1
人で安全に行うことが可能となるうえ、着脱時間も短縮
でき、特に多条刈りコンバイン等における刈刃装置の着
脱の際に威力を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る穀稈刈取機の刈刃取付装置の一実施
例を示すものであって、第1図は前処理部に刈取装置を
取付けた状態を示す平面図、第2図は刈刃の駆動機構の
側面図、第3図は要部の作用を示す側面図、第4図は第
1図におけるA−A線断面図、第5図は要部の分解斜視
図、第6図は刈高さを調整自在に構成した例の作用を示
す側面図、第7図及び第8図は刈刃取付操作部の他の例
を示す夫々断面図及び側面図である。 1…刈取装置、2…前処理フレーム、5…上刃、6…下
刃、14…受刃台、14a…折曲部、16…横軸、17…受座、1
7a…サポート、18…操作レバー、a…刈刃装置の駆動機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バリカン型刈取装置の刈刃を支持する受刃
    台の基端側に下向き折曲部を設けると共に、前処理フレ
    ームに横軸を所定範囲内で回動固定自在に支持させ、該
    横軸に前記受刃台の下向き折曲部が着脱自在に係合する
    受座を固着したことを特徴とする穀稈刈取機の刈刃取付
    装置。
JP7302290U 1990-07-10 1990-07-10 穀稈刈取機の刈刃取付装置 Expired - Lifetime JPH084830Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302290U JPH084830Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 穀稈刈取機の刈刃取付装置

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JP7302290U JPH084830Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 穀稈刈取機の刈刃取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0430821U JPH0430821U (ja) 1992-03-12
JPH084830Y2 true JPH084830Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=31611483

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JP7302290U Expired - Lifetime JPH084830Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 穀稈刈取機の刈刃取付装置

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JP (1) JPH084830Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101750A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Yoka Ind Co Ltd 刈取装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101750A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Yoka Ind Co Ltd 刈取装置

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JPH0430821U (ja) 1992-03-12

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