JPH0848284A - 中心線蝶番式二分割型土石投棄船 - Google Patents

中心線蝶番式二分割型土石投棄船

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JPH0848284A
JPH0848284A JP21417094A JP21417094A JPH0848284A JP H0848284 A JPH0848284 A JP H0848284A JP 21417094 A JP21417094 A JP 21417094A JP 21417094 A JP21417094 A JP 21417094A JP H0848284 A JPH0848284 A JP H0848284A
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JP21417094A
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Takuma Yamaguchi
琢磨 山口
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B35/00Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
    • B63B35/28Barges or lighters
    • B63B35/30Barges or lighters self-discharging
    • B63B35/308Split barges interconnected hingedly or slidably

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右の主船体ブロックが開いた時に、十分な
上下方向の深さを有する船尾ブロックを極めて僅かな傾
斜をもって直立に近い姿勢に保持できるようにする。 【構成】 左右の主船体ブロック11a,11bの船尾
部14a,14b側の蝶番12bの後方には主船体ブロ
ック11a,11bにまたがる凹部16が設けられ、凹
部16には主船体ブロック11a,11bの少なくとも
甲板より下方へ向かって十分な上下方向の深さを有する
船尾ブロック17が受け入れられており、船尾ブロック
17は、その一方の舷側では一方の主船体ブロック11
aの船尾部14aに蝶番18a,18bにより、他方の
舷側では他方の主船体ブロック11bの船尾部14bに
横方向の摺動を許容する摺動式蝶番19a,19bによ
りそれぞれ相互に回動可能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搭載した土石を投棄す
るために左右の主船体ブロックを開いた時にもほぼ直立
な姿勢を保つ第3のブロックを有することにより、押し
船との連結ができ、また、一機一軸の自航船としても構
成できる中心線蝶番式二分割型土石投棄船の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の殆ど総ての中心線蝶番式二分割型
土石投棄船は、添付図面の図7乃至図9に示すように、
船体は左右の主船体ブロック1a,1bがその中心線上
における甲板の高さ付近に設けられた蝶番2a,2bに
よって相互に回動できるように連結されている。これら
の蝶番2a,2bは主船体ブロック1a,1bの船首部
3a,3bと船尾部4a,4b、或いは時にそれらの中
間の適当な位置に設けられており、また、時には前後の
蝶番2a,2bがそれぞれ2個以上の同軸におかれた蝶
番の組合せとなっていることもある。
【0003】そして、主船体ブロック1a,1bの蝶番
2a,2bによる連結個所の間は、中心線側が斜面又は
凹面をなして土石を搭載するホッパー5(図8及び図9
にホッパー部横断面を破線6で示す)を形成している。
【0004】この型式の土石投棄船は、図9に示すよう
に主船体ブロック1a,1bを左右に回動させて船底を
開くことにより土石を投棄した後は、自体の重量と水の
浮力により成立するモーメントによって自動的に閉じる
性質をもっているが、土石をホッパー内に搭載したとき
にはその重量により開かれる傾向となるから、これを制
止して閉じた状態を保持する装置、例えば液圧シリンダ
ー等(図示せず)がホッパー以外の場所に設けられてい
る。
【0005】このように、従来の殆ど総てのこの型式の
土石投棄船は左右二体の主船体ブロック1a,1bから
構成されているため、船体を開いた時には船の原形をと
どめない形(図9を参照)となるので、船体が変形しな
いことを前提として成立する押し船との連結は一般に不
可能であり、この投棄船を航行させるには曳き船によっ
て引くほかはなかった。また、推進機関を備えた自航船
として構成する場合は、主船体ブロック1a,1bの船
尾部4a,4bの部分にそれぞれ機関室を設けて推進機
関を据付け、全体を二機二軸船として構成する以外に方
法がなかった。
【0006】この二体構成の二分割型土石投棄船の不便
を取り除くため、両主船体ブロックが開いた時にも直立
の姿勢を保持することができる第3の連結用ブロック
を、両主船体ブロックとは相互に回動ができるように、
該両主船体ブロックの船尾に設けることにより、押し船
との連結を可能とした三体構成の二分割型土石投棄船が
本出願人により発明され、特許第1008668号(特
公昭54−41799号公報)として特許されていた。
【0007】この特許発明に係る二分割型土石投棄船
は、両主船体ブロックが開いた時に、その開き角の二等
分線に連結用ブロックの中心線を常に論理的に正確に合
致させておくようになっているが、連結用ブロックが左
右の主船体ブロックに対して蝶番と同一の回転軸周りの
相対回転運動のみをするためには、連結用ブロック上に
固定した枢軸に回動可能に取付けた回転アームの他端が
左右の主船体ブロックに固定された形によって成立する
特殊蝶番2個以上が船体中心線上に十分な前後の間隔を
おいて配置されている必要がある。
【0008】実際の設計に当っては、この特殊蝶番は複
雑な構造をもつ巨大なものであり、押し船を連結した時
に波浪中で押し船から連結用ブロックが受ける上下方向
の力によって生じるモーメントを2個の特殊蝶番の間の
間隔を挺子として受けなければならないため、特殊蝶番
の受ける荷重、したがってその寸法は巨大なものとな
り、この荷重を小さくしようとすれば特殊蝶番間の間隔
を長くしなければならない。
【0009】そして、特殊蝶番は船体中心線上になけれ
ばならず、したがって、それらの前後位置と押し船の連
結位置とを重複させることはできず、後者は前者より必
ず後になければならないから、ホッパー後方に十分な間
隔をおいて置かれた特殊蝶番と押し船連結位置を包含す
る連結用ブロックは全体として長大な構造物を必要と
し、強度上片持ち梁的な性質が加わるほか、この部分が
受ける浮力のため、ホッパーに土石を満載した時には水
平な喫水を保つことが困難になり、船首トリムが生じる
という問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記特許第10086
68号による二分割型土石投棄船は、前述のように連結
用ブロックに取付けた特殊蝶番2個と押し船連結位置と
を船体中心線上に直線的に順次並べる必要があるため、
連結用ブロックは長大なものとなり、加重によるモーメ
ントの関係で特殊蝶番は巨大なものとなる。また、上記
連結用ブロックの形と目的を変更し、これに推進機関、
操船装置、更に居住区等を備えれば自航式船舶となすこ
とができるが、これらの大きな寸法と重量により発生す
る縦曲げモーメントを特殊蝶番の加重として受けもつ必
要があるため、構造上片持ち梁的な性質をもつものとな
り、これらはきわめて寸法の巨大な高価なものとならざ
るを得ないという難点がある。
【0011】そして、この特許第1008668号が包
含する前記設計上の問題点は、連結用ブロックを両主船
体ブロックに回動可能に連結する特殊蝶番が船体中心線
上の両主船体ブロックを相互に回動可能に連結する蝶番
と同軸上にあり、したがって、押し船連結位置と特殊蝶
番の前後位置を重複できず、その結果として巨大なモー
メントが発生することがあり、このほか連結用ブロック
の中心線を両主船体ブロックの開き角の二等分線と厳密
に一致させるためには、そのための特殊な装置も必要で
ある。
【0012】しかし、この二等分線は投棄船が積荷の関
係や波の影響で多少傾いた場合には直立方向を保ってい
るものではなく、また、これが直立方向にあったとして
も、土石投棄のため連結を緩めた状態の押し船が積荷や
波の影響で多少傾けば、その中心線は連結ブロックの中
心線と常に一致しているわけではない。
【0013】この点を考慮すれば、投棄船・押し船双方
に連結を緩めた場合に両船体が直接接触して損傷を生ず
ることがないような形状的調整を施しておく必要がある
ことは明らかであり、更に、この形状的調整を適度に大
きめにとれば、投棄船の両主船体ブロックが開いた時に
連結用ブロック中心線が厳密には開き角の二等分線と一
致せず、多少の角度ずれが生じるようなものであって
も、連結を緩めた状態の押し船との間に問題が生じない
ものを作ることができる。
【0014】本発明はこのような知見に基づいてなされ
たものであって、その目的は特許第1008668号の
連結用ブロックに相当する船尾ブロックを左右の主船体
ブロックに中心線上で同時に回動可能に連結する代り
に、その船尾ブロックの一方の舷側で一方の主船体ブロ
ックに蝶番をもって連結すると同時に、他方の舷側で他
方の主船体ブロックに横方向に摺動を許容する形で回動
可能に連結し、主船体ブロックが開いた時に船尾ブロッ
クは極めて僅かな傾斜をもって直立に近い姿勢を保持で
きるようにした中心線蝶番式二分割型土石投棄船を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とする中心線蝶番式二分割型土石投棄
船は、船体の長さ方向の中心線を軸線として相互に回動
できるように左右の主船体ブロックが蝶番により連結さ
れている中心線蝶番式二分割型土石投棄船において、両
主船体ブロックの船尾部側の蝶番の後方には該両主船体
ブロックにまたがる凹部が設けられ、この凹部には両主
船体ブロックの少なくとも甲板より下方へ向かって十分
な上下方向の深さを有する船尾ブロックが受け入れられ
ており、この船尾ブロックは、その一方の舷側では一方
の主船体ブロックの船尾部に蝶番により、また他方の舷
側では他方の主船体ブロックの船尾部に横方向の摺動を
許容する摺動式蝶番によりそれぞれ相互に回動可能なよ
うに支持されて成るものである。
【0016】そして、本発明では船尾ブロックに船尾端
から凹入した凹入部が設られ、ここに押し船の船体を受
け入れて連結すれば、押し船連結位置は船尾ブロックと
両主船体ブロックとの回動可能な連結部と前後位置が重
複することになり、波浪中の航行時に押し船から船尾ブ
ロックに伝わる大きな上下方向の力で巨大なモーメント
を発生することがないから、前記蝶番及び摺動式蝶番の
加重は極めて小さく、その寸法も小さなものですむこと
になる。
【0017】また、船尾ブロックに前記凹部を設けず、
その全体を通常船舶の船尾部分と類似な形に形成し、内
部を機関室として推進機関を据付ければ、一機一軸船或
いは二機二軸船何れの形での自航船として全体を構成す
ることができる。そして、船尾ブロック上部には居住区
や操船装置等のための諸設備を設けることできるもの
で、このような改造をしても縦曲げモーメントが蝶番等
の荷重を極端に増大させることはない。
【0018】このように、両主船体ブロックが開いた時
に船尾ブロックの方向が船体開き角の二等分線から実際
上差支えない範囲で僅かにずれることを前提にして、船
尾ブロックの支持方法を前記のようにすれば、特許第1
008668号に潜在していた設計上の間題は完全に解
決されることになる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面の図1乃
至図6を参照しながら説明する。図1は本発明に係る中
心線蝶番式二分割型土石投棄船が押し船と連結可能な形
に構成された実施例で、押し船が連結されている状態を
示しており、その土石投棄船は左右の主船体ブロック1
1a,11bと船尾ブロック17を主要構成部分として
構成されている。そして、主船体ブロック11a,11
bは船首部13a,13b側と船尾部14a,14b側
に設けられた蝶番12a,12bによって相互に回動可
能に連結されている。
【0020】蝶番12a,12bはそれぞれが2個以上
の蝶番の組合せとなっていることもあり、また、船首部
13a,13bと船尾部14a,14bの間の適当な位
置に更に蝶番が設けられることもあるが、何れの場合
も、これらの蝶番は総て船体中心線に一致する一本の共
通軸線を有するように取付けられている。主船体ブロッ
ク11a,11bの蝶番12a,12bによる連結個所
の間は、中心線側が斜面又は凹面をなして土石を搭載す
るホッパー15を形成している。
【0021】主船体ブロック11a,11bの船尾部1
4a,14b側の蝶番12bの後方にはその主船体ブロ
ック11a,11bにまたがる凹部16が設けられ、こ
の凹部16には主船体ブロック11a,11bの船尾部
14a,14b側壁との間に適当な間隙を設けて船尾ブ
ロック17が受け入れられており、この船尾ブロック1
7は主船体ブロック11a,11bの少なくとも甲板よ
り下方へ向かって十分な上下方向の深さ(水面下にまで
達する適当な十分の深さ)を有している。
【0022】船尾ブロック17は、その一方の舷側では
一方の主船体ブロック11aの船尾部14aに、その甲
板の高さ付近で2個以上の蝶番18a,18b(図示の
場合は2個)により相互に回動可能なように支持され、
また、他方の舷側では他方の主船体ブロック11bの船
尾部14bに、その甲板の高さ付近で横方向の摺動を許
容するが上下の遊動を許さない1個以上の摺動式蝶番1
9a,19b(図示の場合は2個)により相互に回動可
能なように支持されている。
【0023】摺動式蝶番19a,19bの詳細を図2及
び図3により説明する。主船体ブロック11bの船尾部
14bの甲板上で凹部16のすぐ外側には、ほぼ水平で
横方向に延びたスリット21を有する強力なガイド20
が固定されており、一方、船尾ブロック17の主船体ブ
ロック11b側の舷側壁22に各一端が固定された2本
のアーム23a,23bの他端24aと24bは、その
他端の間にガイド20を挾んだ状態で、スリット21を
貫通した円形断面のピン25により繋がれている。
【0024】そして、ピン25の直径はスリット21の
幅と殆ど同寸法であって、ピン25とスリット21との
間にはピン25が摺動できる以上の隙間はなく、ピン2
5がスリット21の中で上下におどることはない。ま
た、船尾ブロック17には、図1に示すように一方の舷
の蝶番18a,18bと他方の舷の摺動式蝶番19a,
19bとにはさまれた中央部分に船尾端17aから凹入
した凹入部26が設けられており、この凹入部26に押
し船27の船首部28を挿入し、この種の連結に用いら
れている通常の連結装置29により押し船27を船尾ブ
ロック17に連結できる。
【0025】次に、以上説明の実施例による本土石投棄
船の動作について説明する。主船体ブロック11a,1
1bが外向きに回動せず、船底が閉じた状態では、船尾
ブロック17は図4に横断面が示されているように直立
の状態にある。
【0026】主船体ブロック11a,11bが回動して
船底が開いた状態では、図5に横断面が示されているよ
うに一方では主船体ブロック11a側の船尾部14aと
船尾ブロック17とを繋ぐ蝶番18a(及び18b)が
回動すると同時に、他方では主船体ブロック11b側の
船尾部14bと船尾ブロック17とを繋ぐ摺動式蝶番1
9a(及び19b)が所要の距離だけ横に摺動しながら
回動し、船尾ブロック17は僅かに傾斜はするが直立に
極めて近い姿勢を保つことができる。
【0027】また、船尾ブロック17に押し船27を連
結した場合、ホッパー15に搭載した土石を投棄する時
は、連結装置29を適度に緩めた後に、主船体ブロック
11a,11bを開くと、土石が投棄された分だけ軽く
なった土石投棄船は浮き上がるが、船尾ブロック17が
直立に極めて近い姿勢を保持したまま浮き上がるから、
これにより押し船27にも船尾ブロック17にも不具合
を起すことはない。
【0028】更に、前記船尾ブロック17は、図6に示
すように十分な喫水をもち、自航船の機関室を含む船尾
部となる船尾ブロック30として構成することができ
る。この場合は、プロペラ31、舵32の外、上部に居
住区33、操舵室34等を設け、全体として船体の一部
が分割され開くことができるという特殊性をもった自航
式船舶に構成されることになる。そして、機関室は船尾
ブロック30の中に一個所のみであるから、一機一軸船
として構成できる。
【0029】このように、自航式船舶として構成する場
合、船尾ブロック30は当然大きな構造物となるが、こ
の船尾ブロック30を主船体ブロック11a,11bに
連結する蝶番18a,18bと摺動式蝶番19a,19
bは相互に十分な間隔をおいて、船尾ブロック30の重
量の中心を囲む形に配置することができるから、構造上
片持ち梁的要求がなく、重量が大きな割には大きいモー
メントがなく、各々の蝶番の支持する力は小さくできる
ことになる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、船尾ブロ
ックは主船体ブロックの少なくとも甲板より下方へ向か
って十分な上下方向の深さを有するように構成されてい
るため、押し船と連結する場合、主船体ブロック側の喫
水が浅くても深くても連結が可能であり、かつ、二分割
型土石投棄船を自航式船舶として構成できる利点があ
る。そして、船尾ブロックを主船体ブロックに連結する
蝶番は押し船連結位置、或いは自航式船舶では同ブロッ
クの重量の中心を囲む形に配置できるから、大きいモー
メントが発生することがなく、したがって、これに対応
して蝶番を巨大なものとする必要もない。
【0031】また、本発明に係る中心線蝶番式二分割型
土石投棄船は製作において経済的であるばかりでなく、
蝶番の荷重が小さいことを利用して、より大型の土石投
棄船を建造するのに適しており、特に、自航式船舶の形
に構成する場合は、最も経済的な一機一軸船として容易
に建造できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】押し船が連結されている本発明の実施例を示す
平面図である。
【図2】図1における摺動式蝶番の取付け部分を拡大し
て示す正断面図である。
【図3】図2に示すものの平面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】船体を開いた状態での図1のA−A線断面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図7】従来の中心線蝶番式二分割型土石投棄船を示す
平面図である。
【図8】図1に示すものの正面図である。
【図9】図1に示すものの船体を開いた状態の正面図で
ある。
【符号の説明】
11a,11bは主船体ブロック、12a,12bは蝶
番、14a,14bは船尾部、15はホッパー、16は
凹部、17は船尾ブロック、17aは船尾端、18a,
18bは蝶番、19a,19bは摺動式蝶番、26は凹
入部、27は押し船、30は船尾ブロックである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体の長さ方向の中心線を軸線として相
    互に回動できるように左右の主船体ブロックが蝶番によ
    り連結されている中心線蝶番式二分割型土石投棄船にお
    いて、両主船体ブロックの船尾部側の蝶番の後方には該
    両主船体ブロックにまたがる凹部が設けられ、この凹部
    には両主船体ブロックの少なくとも甲板より下方へ向か
    つて十分な上下方向の深さを有する船尾ブロックが受け
    入れられており、この船尾ブロックは、その一方の舷側
    では一方の主船体ブロックの船尾部に蝶番により、また
    他方の舷側では他方の主船体ブロックの船尾部に横方向
    の摺動を許容する摺動式蝶番によりそれぞれ相互に回動
    可能なように支持されて成ることを特徴とする中心線蝶
    番式二分割型土石投棄船。
  2. 【請求項2】 船尾ブロックには、押し船の船首部を挿
    入できる凹入部がその船尾ブロックの船尾端から凹入し
    て設けられていることを特徴とする請求項1記載の中心
    線蝶番式二分割型土石投棄船。
JP21417094A 1994-08-05 1994-08-05 中心線蝶番式二分割型土石投棄船 Pending JPH0848284A (ja)

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JP21417094A JPH0848284A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 中心線蝶番式二分割型土石投棄船
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DE1995128723 DE19528723A1 (de) 1994-08-05 1995-08-04 Aufklappbares Ladeschiff

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