JPH0848029A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0848029A
JPH0848029A JP18458894A JP18458894A JPH0848029A JP H0848029 A JPH0848029 A JP H0848029A JP 18458894 A JP18458894 A JP 18458894A JP 18458894 A JP18458894 A JP 18458894A JP H0848029 A JPH0848029 A JP H0848029A
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JP
Japan
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electrodes
nozzles
conductive ink
nozzle
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP18458894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Shimohigashi
佳文 下東
Masaharu Oyama
正治 大山
Koichi Ikeda
浩一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18458894A priority Critical patent/JPH0848029A/ja
Publication of JPH0848029A publication Critical patent/JPH0848029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定したインク吐出が行える印字装置を提供
することを目的とする。 【構成】 電極3a,3b間に絶縁体31を挿入するこ
とで、電極3a,3bに位相差が180度のパルスが制
御装置28より各々出力されても、この電極3a,3b
間で通電はなく、ノズル7やノズル8に対応する一対の
電極2,3a、電極3b,4を必ず同じドライブIC1
0又はドライブIC11のドライバ13,14、ドライ
バ15,16で駆動するようにし、各々の一対の電極
2,3a、電極3b,4間の導電性インクに流れる正負
の電流を均一にして、安定したインクの吐出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス用コンピュー
タやパーソナルコンピュータなどの出力印字に用いる印
字装置に関するものであり、特に充填された導電性イン
クに均一な正負の電流を流し、その流れる電流により導
電性インクを沸騰させ、その時生じるバブル圧力により
ノズルからインク飛翔を行う通電インクジェット方式の
印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年インクジェットプリンタは、印字の
際の靜寂性などから、オフィス用コンピュータの出力用
プリンタとして広く利用されるようになってきた。
【0003】まず、従来の通電インクジェット方式の印
字装置について以下に説明する。図5は従来の印字装置
の制御ブロック図である。図5において、1〜5は導電
性インクに通電を行う電極、6〜9はノズル、10,1
1はそれぞれに3個のドライバが内蔵されたドライブI
C、12〜14はドライブIC10に内蔵されている電
極1〜3駆動用のドライバ、15〜17はドライブIC
11に内蔵されている電極4,5駆動用のドライバ、1
8〜22はドライバ12〜16と電極1〜5とをそれぞ
れ接続する配線、28はドライブIC10,11を制御
する制御装置、24は電極1〜5、ノズル6〜9が配置
された通電インクジェットヘッドである。また、ノズル
6は電極1,2、ノズル7は電極2,3、ノズル8は電
極3,4、ノズル9は電極4,5により充填された導電
性インクに電流が流れる。
【0004】さらに、各ドライブIC10,11の動作
は、ドライバ12を例にあげると入力ENB1がHレベ
ルの時、出力OUT1はハイインピーダンス、ENB1
がLレベルの時、入力CON1のH,Lレベルに応じ
て、出力OUT1もH,Lレベルに変化する。
【0005】以上のように構成された印字装置におい
て、ノズル8のみからインクを吐出させる時の動作につ
いて、図6の従来の印字装置のタイミングチャートを用
いて説明する。制御装置28が、信号ENB1,2,5
をHレベルに保持すると、OUT1,2,5がハイイン
ピーダンスとなりノズル8に対応している一対の電極
3,4以外の電極1,2,5もハイインピーダンスとな
る。よって、ノズル6,7,9に対応している一対の電
極1,2、電極2,3、電極4,5間の導電性インクに
は電流は流れず、導電性インクは吐出しない。
【0006】次にノズル8に対応している一対の電極
3,4について説明する。制御装置28はENB3,4
をLレベルにし、ドライバ14,15をアクティブにす
る。また、この状態で、制御装置28はCON3,4
に、位相差が180度のパルスを各々数パルス出力す
る。これにより、OUT3,4の電位がCON3,4の
H,L信号に応じて変化し、電極3,4も変化する。
【0007】よって、電極3の電位がHレベルの時、電
極4の電位レベルはLレベルとなり、電極3から4に向
かって導電性インクに電流が流れる。また、電極3の電
位がLレベルの時、電極4の電位はHレベルとなって、
電極4から電極3に向かって導電性インクに電流が流れ
る。
【0008】以上の動作により、ノズル8に対応してい
る一対の電極3,4間の導電性インクには、正負の電流
が流れ、導電性インクは沸騰を開始し、その時生じるバ
ブルにより、導電性インクはノズル8外へと飛翔する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ノズル8のように、別々のドライブIC1
0,11で一対の電極3,4を駆動しなければならない
ノズルが発生し、一つのドライブICを用いて一対の電
極3,4を駆動する場合と比べ、ドライブIC10,1
1毎にドライバ特性が異なるため、一対の電極3,4間
に流れる正負の電流波形が均一にならず、安定したイン
ク沸騰ができないという問題点を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点を解決するため、隣り合うノズルの間に設けられ両側
のノズルに充填された導電性インクへ通電を行う複数の
電極へ電力を各々供給する供給手段を所定数有する複数
の供給装置を備え、特定の電極については両側のノズル
に充填された導電性インクの各々に1つの電極が対応す
るよう電極を2つに分け間に絶縁体を設けたものであ
る。
【0011】
【作用】本発明は上記構成により、一つのノズルに対応
する一対の電極への電力の供給を必ず同一の供給装置の
供給手段で行うことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における印字装置の
制御ブロック図である。図1において、1,2,3a,
3b,4,5は導電性インクに通電を行う電極、6〜9
はノズル、31は絶縁体、10,11はそれぞれに3個
のドライバが内蔵されたドライブIC、12〜14はド
ライブIC10に内蔵されている電極1,2,3a駆動
用のドライバ、15〜17はドライブIC11に内蔵さ
れている電極3b,4,5駆動用のドライバ、18〜2
3はドライバ12〜17と電極1〜5とをそれぞれ接続
する配線、28はドライブIC10,11を制御する制
御装置、26は電極1〜5、ノズル6〜9が配置された
通電インクジェットヘッドで、ノズル6は電極1,2、
ノズル7は電極2,3a、ノズル8は電極3b,4、ノ
ズル9は電極4,5により充填された導電性インクに電
流が流れる。また、一対の電極3a,3b間について
は、絶縁体31が挿入されている。
【0013】さらに、各ドライブIC10,11の動作
は、ドライバ12を例にあげると入力ENB1がHレベ
ルの時、出力OUT1はハイインピーダンス、ENB1
がLレベルの時、入力CON1のH,Lレベルに応じ
て、出力OUT1がH,Lレベルに変化する。
【0014】また図2は、本発明の一実施例における印
字装置の通電インクジェットヘッド26の断面図であ
り、27は各一対の電極1,2、電極2,3a、電極3
b,4、電極4,5間に充填されている導電性インク、
29,30はそれぞれノズル7を構成する一対の電極
2,3a間、ノズル8を構成する一対の電極3b,4間
の導電性インク27に流れる正負の電流である。
【0015】以上のように構成された印字装置におい
て、ノズル8のみからインクを吐出させる時の動作につ
いて、図3の本発明の一実施例における印字装置のタイ
ミングチャートを用いて説明する。制御装置28が、信
号ENB1,2,3,6をHレベルに保持すると、ドラ
イバ12,13,14,17の出力OUT1,2,3,
6はハイインピーダンスとなる。よって、電極1,2,
3a,5はハイインピーダンスとなり、ノズル6,7,
9に対応している一対の電極1,2、電極2,3a、電
極4,5間の導電性インク27には電流は流れず、導電
性インク27は吐出しない。
【0016】一方、制御装置28はENB4,5をLレ
ベルにしドライバ15,16をアクティブにする。ま
た、この状態で、制御装置28はCON4,5に位相差
が180度のパルスを各々数パルス出力する。これによ
り、OUT4,5の電位がCON4,5のH,L信号に
応じて変化し、電極3b,4も変化する。
【0017】よって、ドライバ15,16の入力信号C
ON4,5に応じて、ノズル8を構成している一対の電
極3b,4には電位が発生し、電極3b,4間の導電性
インク27には均一な正負の電流30が流れ、導電性イ
ンク27が沸騰を始め、導電性インク27がノズル8よ
り吐出する。
【0018】次に、ノズル7及びノズル8からインクを
吐出させる時の動作について、図4の本発明の一実施例
における印字装置のタイミングチャートを用いて説明す
る。
【0019】制御装置28が、信号ENB1,6をHレ
ベルに保持すると、ドライバ12,17の出力OUT
1,6はハイインピーダンスとなる。
【0020】よって、電極1,5はハイインピーダンス
となり、ノズル6,9に対応している一対の電極1,
2、電極4,5間の導電性インク27には電流は流れ
ず、導電性インク27は吐出しない。
【0021】一方、制御装置28はENB2,3,4,
5をLレベルにし、ドライバ13,14,15,16を
アクティブにする。また、この状態で、制御装置28は
CON2,3間及びCON4,5間にそれぞれ位相差が
180度のパルスを各々数パルス出力する。これによ
り、OUT2,3の電位がCON2,3のH,L信号に
応じて変化し、電極2,3aも変化する。またOUT
4,5の電位がCON4,5のH,L信号に応じて変化
し、電極3b,4も変化する。
【0022】よって、ドライバ13,14の入力信号C
ON2,3に応じて、ノズル7を構成している一対の電
極2,3aには電位が発生し、電極2,3a間の導電性
インク27には均一な正負の電流29が流れ、導電性イ
ンク27が沸騰を始め、導電性インク27がノズル7よ
り吐出する。また、ドライバ15,16の入力信号CO
N4,5に応じて、ノズル8を構成している一対の電極
3b,4には電位が発生し、電極3b,4間の導電性イ
ンク27には均一な正負の電流30が流れ、導電性イン
ク27が沸騰を始め、導電性インク27がノズル8より
吐出する。
【0023】この時、位相差が180度のパルスが数パ
ルスCON3,4間にも制御装置28より出力され、こ
れにより、OUT3,4の電位がCON3,4のH,L
信号に応じて変化し、電極3a,3bも変化する。この
ドライバ14,15の入力信号CON3,4に応じて、
これに対応する一対の電極3a,3bには電位が発生す
るが、絶縁体31が挿入されているためこの電位は保持
され、電極2,3a及び電極3a,4の電位を変化させ
ることはない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、隣り合うノズル
の間に設けられ両側のノズルに充填された導電性インク
へ通電を行う複数の電極へ電力を各々供給する供給手段
を所定数有する複数の供給装置を備え、特定の電極につ
いては両側のノズルに充填された導電性インクの各々に
1つの電極が対応するよう電極を2つに分け間に絶縁体
を設けたことにより、一つのノズルに対応する一対の電
極への電力の供給を必ず同一の供給装置の供給手段で行
うことができ、供給装置毎の供給特性がばらついても、
一対の電極間の導電性インクに流れる電流波形を均一に
し、安定したインク飛翔が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における印字装置の制御ブロ
ック図
【図2】本発明の一実施例における印字装置の通電イン
クジェットヘッドの断面図
【図3】本発明の一実施例における印字装置のタイミン
グチャート
【図4】本発明の一実施例における印字装置のタイミン
グチャート
【図5】従来の印字装置の制御ブロック図
【図6】従来の印字装置のタイミングチャート
【符号の説明】 1,2,3a,3b,4,5 電極 6,7,8,9 ノズル 31 絶縁体 10,11 ドライブIC 12,13,14,15,16,17 ドライバ 18,19,20,21,22,23 配線 26 通電インクジェットヘッド 28 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填された導電性インクを吐出させる複数
    のノズルと、隣り合う前記ノズルの間に設けられ両側の
    前記ノズルに充填された導電性インクへ通電を行う複数
    の電極と、前記電極へ電力を各々供給する供給手段を所
    定数有する複数の供給装置とを備え、特定の前記電極に
    ついては両側の前記ノズルに充填された導電性インクの
    各々に1つの電極が対応するよう電極を2つに分け間に
    絶縁体を設けたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】前記供給装置が半導体集積回路であること
    を特徴とする請求項1記載の印字装置。
JP18458894A 1994-08-05 1994-08-05 印字装置 Pending JPH0848029A (ja)

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