JP2006255977A - 液滴吐出ヘッドの駆動方法及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッドの駆動方法及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で液滴吐出ヘッドの吐出滴量の調整を可能とする。
【解決手段】 圧電素子Pzの駆動は、スイッチング素子QS1〜QS4を選択的にオン/オフ駆動することにより可能となっている。このとき、スイッチング素子QS1、QS2を対で配置し、また、一対のスイッチング素子QS3、QS4を、スイッチング素子QS1、QS2に並列接続している。これにより、例えば、スイッチング素子QS1、QS3の少なくとも一方をオン駆動するときの組み合わせによって、スイッチング素子のオン抵抗と、圧電素子の静電容量によって定まる時定数を変化させることができる。圧電素子は、供給される電力の駆動波形に応じて液滴の吐出がなされるようにしており、圧電素子を駆動するときの駆動波形を変えることより、吐出滴量を調整することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧電素子の駆動によって液滴イジェクタの圧力発生室を拡縮することにより液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置には、ピエゾ素子などの圧電素子をアクチュエータとして、インクが充填された圧力発生室の膨張、収縮等を行うことにより体積(容積)変化させ、これによる内部圧力の変化によって、圧力発生室に連通させたノズルの先端からインクの液滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドが、液滴吐出ヘッドとして設けられたインクジェット記録装置などがある。
このようなインクジェット記録装置では、高速化と共に画質向上が望まれており、このために、液滴吐出ヘッドに複数の圧電素子を設け、多数のドットを並行して形成できるようにしている。
一方、液滴吐出ヘッドに複数の圧電素子を設けた場合、圧電素子ごとにインピーダンスや静電容量のバラツキがあると、吐出滴量にバラツキが生じ、画像品質の低下を招いてしまう。
ここから、圧電素子の特性のバラツキを抑えて、吐出滴量の均一化を図るための各種の提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
例えば、特許文献1では、定電流波形形成用のコンデンサの静電容量と、充電波形の定電流用の抵抗値及び、放電波形の定電流波形形成用の抵抗値を、圧電素子ごとに設定することにより、圧電素子の駆動電圧の立ち上がり時定数及び立下り時定数を設定するようにしている。
また、特許文献2では、圧電素子ごとに、電気抵抗値の異なる複数の抵抗を設け、圧電素子ごとに少なくとも一つの電気抵抗を選択することにより、印加電圧などの駆動条件を設定できるようにして、画像の記録状態を圧電素子単位で補正可能としている。
さらに、特許文献3においては、圧電素子ごとに複数のアナログスイッチを設け、アナログスイッチのON抵抗と圧電素子の静電容量によって定まる時定数を、圧電素子ごとに設定することにより、電圧波形を揃えることにより、吐出滴量のバラツキを吸収するようにしている。
ところで、高品質の画像を形成するために、濃度に応じて吐出滴量を変化させる必要がある。圧電素子を用いたアクチュエータで吐出滴量を変化させるときのパラメータとしては、駆動パルスの電圧、電圧の変化幅、パルス幅、パルス数、パルス間隔があり、吐出滴量に応じて各パラメータを設定することにより、吐出滴量の制御を行って、高品質の画像を形成することが可能となる。
特開平6−126954号公報 特開2001−138522号公報 特開2003−170588号公報
しかしながら、吐出滴量に応じて多数のパラメータを設定し、設定したパラメータに基づいて生成した駆動波形は、複雑な波形となってしまい、そのような駆動波形を生成するためには、回路構成が複雑となると共に、駆動波形を生成する時の制御が複雑となってしまう。
このために、インクジェット記録装置の大型化やコストアップを招いてしまうという問題が生じている。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で液滴吐出ヘッドの吐出滴量の調整を可能とする液滴吐出ヘッドの駆動方法及び液滴吐出装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、圧電素子及び液滴イジェクタが対で設けられ、圧電素子に印加される電圧変化に基づいて、液滴イジェクタに設けられているノズルから、液滴イジェクタ内の液を吐出する液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、対で配置したスイッチング素子の一方をオン駆動することにより、入力される前記所定電圧の電力をオン又はオフして前記圧電素子へ出力するときに、それぞれが所定のオン抵抗である複数のスイッチング素子を並列接続して、各スイッチング素子のオン抵抗と前記圧電素子の静電容量から、並列接続したスイッチング素子から吐出滴量に応じて設定しているオン抵抗となるスイッチング素子を選択してオン駆動することにより、前記圧電素子に供給する前記電力をオン又はオフすることを特徴とする。
また、本発明は、前記スイッチング素子の並列接続を、複数のスイッチング素子対を並列接続して形成していることを特徴とする。
この発明によれば、対で配置したスイッチング素子のオン/オフ(オン駆動/オフ駆動)によって圧電素子へ出力する電力をオン/オフして圧電素子を駆動するときに、複数のスイッチング素子を並列接続し、並列接続したスイッチング素子の中から選択したスイッチング素子をオン駆動する。
圧電素子を用いてノズルから液滴を吐出するとき、吐出滴量は、圧電素子に印加する電圧のみならず、電圧の変化(立下り、立ち上がりのカーブ)によって異なり、電圧変化を調整することにより吐出滴量の調整が可能となる。
一方、スイッチング素子(半導体スイッチング素子)には、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などがあるが、このようなスイッチング素子では、通電(オン駆動)したときに電気抵抗あり、また、圧電素子には、静電容量がある。
このために、スイッチング素子をオン駆動して圧電素子へ供給する電力のオン/オフを行うときに、圧電素子に印加される電圧の立ち上がりや立下りは、スイッチング素子のオン抵抗と圧電素子の静電容量の影響を受ける。
すなわち、スイッチング素子のオン抵抗Rと、圧電素子の静電容量Cから、電圧変化時の時定数τは、τ=C・R となり、この時定数を変えることにより、吐出滴量の調整が可能となる。
また、並列接続した複数のスイッチング素子から選択したスイッチング素子をオン駆動すると、オン駆動したスイッチング素子によって電気抵抗が変化することから、時定数τを変化させることができる。
例えば、図1(A)に示すように、スイッチング素子QS1、QS2の対と、スイッチング素子QS3、QS4の対を並列接続しているとき、例えば、スイッチング素子QS1、QS3の少なくとも一方をオン駆動することにより、圧電素子Pzへ供給する電力をオンすることができる。このときの等価回路を図1(B)に示す。
ここで、電圧変化に影響を与えるオン抵抗は、オン駆動するスイッチング素子によって異なる。すなわち、スイッチング素子QS1、QS2のオン抵抗を抵抗値RS1、スイッチング素子QS3、QS4のオン抵抗を抵抗値RS3とすると、合成抵抗値Rsxは、表1に示す値を取り得る。
Figure 2006255977
このように、2個のスイッチング素子を並列接続した時には、少なくとも2通り(RS1=RS2のとき)、RS1≠RS2であれば、3通りの合成抵抗Rsxが得られ、このときには、時定数τを3通りに変化させることができる。また、圧電素子Pzへ供給する電力をオフするときを含めると、圧電素子Pzを駆動するときの一つの駆動パルスから6通りの駆動波形を形成することが可能となる。
ここから、吐出滴量に応じて選択するスイッチング素子を設定しておけば、吐出滴量を段階的に変化させることが可能となる。
また、吐出滴量の調整を、オン駆動するスイッチング素子を選択する制御及び、選択したスイッチング素子を駆動する制御のみの簡単な構成で行うことができる。
なお、スイッチング素子の対を並列接続するのみでなく、出力電力のオンに用いるスイッチング素子と、オフに用いるスイッチング素子の数を換えたものであっても良い。
このような本発明では、前記圧電素子へ出力する電力をオン又はオフするごとに、前記スイッチング素子を選択するものであればよい。
また、本発明では、前記圧電素子ごとに、選択する前記スイッチング素子を設定することができ、これにより、複数の液滴イジェクタの間で、吐出滴量の均一化を測るための調整を行うことができる。
また、本発明では、前記ノズルから吐出する吐出滴量に応じて設定しているオン時間及びオフ時間に基づいて前記スイッチング素子をオン駆動することができ、前記吐出滴量に応じた前記オン時間及び前記オフ時間を、前記圧電素子ごとに設定することができる。
ノズルから吐出する吐出滴量は、圧電素子を駆動するときのオン時間、オフ時間によっても調整することができ、これを組み合わせることにより、吐出滴量の大まかな調整と、細かの調整をあわせることができる。
このような本発明が適用される液滴吐出装置は、圧電素子及び液滴イジェクタが対で設けられた液滴吐出ヘッドを備え、圧電素子に印加される電圧を変化させることにより、該液滴イジェクタに設けられているノズルから液滴イジェクタ内の液を吐出する液滴吐出装置であって、複数対のスイッチング素子を並列接続して形成され、対で配置される一方のスイッチング素子のオン駆動によって、前記圧電素子へ供給する電力をオン又はオフするドライバ回路と、前記スイッチング素子ごとのオン抵抗、前記圧電素子の静電容量及び前記ノズルから吐出する吐出滴量に基づいてオン駆動するスイッチング素子を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択した前記スイッチング素子をオン駆動する駆動制御手段と、を含むものであればよく、また、前記駆動制御手段が、前記ノズルから吐出する吐出滴量に応じて設定しているオン時間及びオフ時間に基づいて前記スイッチング素子をオン駆動することがより好ましい。
以上説明したように本発明によれば、複数のスイッチング素子を並列接続して、並列接続したスイッチング素子から選択したスイッチング素子を用いて圧電素子を駆動可能としているので、複雑ハードウェアを用いたり、複雑な制御を行うことなく、吐出滴量の調整が可能となるという優れた効果が得られる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図2には、本実施の形態に液滴吐出装置として適用した液滴吐出記録装置であるインクジェット記録装置10の概略構成を示している。
本実施の形態に適用したインクジェット記録装置10は、吐出液として、例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びK(ブラック)の少なくとも4色のインクを用い、画像データに応じて各色のインクを記録用紙に吐出して印字することにより、画像データに応じた画像を記録用紙に形成する。なお、各色のインクの吐出機構の基本構成は同じであり、以下では、1色分の構成を例に説明する。また、画像形成に用いるインクの色及び色数は、これに限るものではなく、4色以上の色を使用するときには、その色数分の吐出機構を用いればよい。
インクジェット記録装置10は、液滴吐出ヘッドとしてインクジェット記録ヘッド12及び、インクジェット記録ヘッド12を用いたインク滴の吐出を制御するコントローラ14を備えている。また、インクジェット記録装置10は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの画像処理装置から、画像データが入力される。
図3には、インクジェット記録装置10に適用可能なインクジェット記録ヘッド12の一例を示している。インクジェット記録ヘッド12は、記録用紙(図示省略)の最大幅に対応する長さに設定されたヘッドバー16を備え、ヘッドバー16に複数のヘッドユニット18が個別に固定されて一列に配置されている。
図4に示すように、各ヘッドユニット18には、略平行四辺形部分に、液滴イジェクタ群からなる2つのイジェクタ基体20A、20B(以下、総称するときはイジェクタ基板20とする)が配設されている。
イジェクタ基体20(20A、20B)には、多数の液滴イジェクタ(図3では、図示省略)が二次元配置されており、各液滴イジェクタに一つずつ設けられているノズル22が、イジェクタ基体20に対応するヘッドユニット18の表面に形成されている。なお、イジェクタ基体20は、例えば、512個の液滴イジェクタを32段に2次元配置して、左右で非対称となっており、インクジェット記録ヘッド12では、全部の液滴イジェクタを駆動して1ラインを印字するときに、重ならないようなノズル22の配置となっている。
これにより、インクジェット記録装置10では、インクジェット記録ヘッド12を走査移動させることなく記録用紙の全幅に印字可能であり、インクジェット記録ヘッド12の下(ノズル22側)を記録用紙が1回通過するだけで、該記録用紙の全面への印字が完了する構成としている。なお、本発明が適用される液滴吐出ヘッドの構成は、これに限るものではなく、任意の構成を適用することができる。
一方、図2に示すように、インクジェット記録装置10のインクジェット記録ヘッド12には、インク液を吐出するアクチュエータとして圧電素子24及び液滴イジェクタ26が設けられている。前記した如く、イジェクタ基板20(図3、図4参照)には、多数の液滴イジェクタ26が配列されている。
圧電素子24は、印加された電圧によって変形し、液滴イジェクタ26の図示しない圧力発生室の壁面の一部を形成している振動板を振動させる。液滴イジェクタ26は、この振動板の振動によって圧力発生室の膨張、収縮がなされることにより、圧力発生室内のインクの液滴をノズル22から吐出する。
また、インクジェット記録ヘッド12には、イジェクタ基板20の各々に対応して駆動IC(Integrated Circuit)などを用いて形成した駆動回路28が設けられている。
コントローラ14は、駆動回路28のそれぞれに、クロック信号、画像データに応じた印刷データ及びラッチ信号と共に、波形信号を出力する。また、駆動回路28のそれぞれには、図示しない電源から所定電圧の電力が供給されるようになって、コントローラ14は、駆動回路28から圧電素子24へ出力する電力制御を行うことにより、インクジェット記録ヘッド12の吐出液滴を制御して、画像データに応じた画像を記録用紙に形成する。
駆動回路28には、選択回路30及びドライバ回路32が形成されており、コントローラ14から出力される駆動信号が選択回路30に入力される。選択回路30は、この制御信号に基づいた選択信号をドライバ回路32へ出力する。また、ドライバ回路32には、図示しない電源から所定電圧(以下、電圧HVとする)の電力が入力される。
これにより、ドライバ回路32は、供給される電力を選択信号に応じてオン/オフしながら圧電素子24へ出力する。液滴イジェクタ26は、ドライバ回路32から入力される電力によって圧電素子24が駆動されることにより、液滴を吐出するようになっている。
なお、クロック信号、画像データに応じた印刷データ、ラッチ信号及び波形信号等を含む制御信号に基づいた各液滴イジェクタ26からの液滴吐出の基本的構成は、従来公知の構成を適用でき、ここでは、詳細な説明を省略する。
ところで、インクジェット記録装置10では、圧電素子24を駆動するときの駆動波形として、ドライバ回路32に入力される電圧HVの電力をオン/オフするようになっており、これによりドライバ回路32から出力される駆動波形で圧電素子24を駆動するようにしている。
すなわち、インクジェット記録装置10では、圧電素子24の駆動波形として略矩形形状のパルス信号を用いるようにしている。
また、インクジェット記録装置10では、この駆動波形のパルス数、パルス幅(オン時間)、パルス間隔(オフ時間)を制御することにより、液滴イジェクタ26のノズル22から吐出する液滴)インク液滴)の量(吐出滴量)を変化させるようにしている。
図5には、駆動回路28で、コントローラ14から入力される制御信号に基づいて、圧電素子24の駆動波形を生成するための選択回路30の要部と、ドライバ回路32の概略構成を示している。
本実施の形態に適用したドライバ回路32では、一例として、P−MOSFETを用いたスイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7と、N−MOSFETを用いたスイッチング素子Q2、Q4、Q6、Q8を備えている(以下、総称するときには、スイッチング素子Qとする)。なお、本実施の形態では、スイッチング素子としてP−MOSFETとN−MOSFETを用いて説明するが、スイッチング素子は、これに限らず、任意の構成の半導体素子を用いることができる。
また、ドライバ回路32では、スイッチング素子Q1、Q2による対、スイッチング素子Q3、Q4による対、スイッチング素子Q5、Q6による対及び、スイッチング素子Q7、Q8による対が、並列接続されている。なお、ここでは、一例として4対のスイッチング素子を用いて説明するが、本発明は、少なくとも2対以上のスイッチング素子を並列接続したものであれば良い。
このドライバ回路32には、圧電素子24を駆動する電圧HVの電力が入力されるようになっており、ドライバ回路32では、スイッチング素子Q1〜Q8を選択的にオン/オフ駆動することにより、電圧HVの電力をオン/オフしながら圧電素子32に供給可能となっている。
一方、選択回路30には、スイッチング素子Q1〜Q8のそれぞれに対して、AND回路34A、34B、34C、34D、34E、34F、34G、34H(以下、総称するときは、AND回路34とする)が形成されている。
AND回路34のそれぞれの一方の入力端子には、圧電素子24をオン/オフする駆動信号SONが入力されるようになっている。また、AND回路34の他方の入力端子には、駆動するスイッチング素子Qを選択する選択信号Sが入力されるようになっている。
すなわち、AND回路34A、34C、34E、34Gには、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7をオン駆動するときの選択信号SP1、SP2、SP3、SP4が入力され、AND回路34B、34D、34F、34Hには、スイッチング素子Q2、Q4、Q6、Q8をオン駆動するときの選択信号SN1、SN2、SN3、SN4が入力される。なお、以下では、選択信号SP1〜SP4、SN1〜SN4を総称するときに選択信号Sとする。
AND回路34は、駆動信号SONがオンした時に、選択信号Sがオンしていることにより、ON信号を出力して、該当スイッチング素子Qをオン駆動するようにしている。
一方、選択回路30では、コントローラ14(図2参照)から入力される制御信号に基づいて、駆動信号SONを生成すると共に、選択信号Sを生成し、生成した駆動信号SONおよび選択信号Sが、AND回路34に入力されるようにしている。
制御信号には、クロック信号やラッチ信号などの同期用信号と共に、画像データを二次元的に展開した印刷データ及び、駆動波形を波形信号が含まれるようになっており、選択回路30では、この制御信号に基づいて駆動信号SONを生成する。
図6には、駆動信号SONの概略を示している。インクジェット記録装置10では、吐出滴量の調整パラメータとして、パルスのオン時間であるパルス幅Pw、オフ時間であるパルス間隔Pd及びパルス数を用いている。
例えば、吐出滴量を少なくするとき(小滴を吐出するときなど)には、オンパルスPONのパルス幅Pwを狭めてオン時間を短くすると共に、前後のパルスとの間隔であるパルス間隔Pdを狭くするようにしている。
選択回路30では、制御信号に基づいてパルス数、パルス幅Pw、パルス間隔Pdを設定し、所定のタイミングでAND回路34へ出力するようになっており、ドライバ回路32では、この駆動信号SONに応じてスイッチング素子Qを駆動することにより、駆動信号SONに応じた駆動波形を出力する。
これと共に、インクジェット記録装置10では、吐出液滴の調整に、スイッチング素子Qを用いるようにしている。
このスイッチング素子Qには、通電するときの電気抵抗(オン抵抗)があり、また、圧電素子24には、静電容量がある。ここから、圧電素子24に印加される駆動波形は、スイッチング素子Qのオン抵抗と圧電素子24の静電容量に応じて、立下り時及び立ち上がり時が変化する。
すなわち、スイッチング素子Qのオン抵抗と、圧電素子24の静電容量によって、駆動波形が変化するときの時定数が定まる。例えば、駆動波形で、立下り時の時定数が大きく、電圧の下降度合いが緩やかになると、急激に下降するときに比べて、吐出滴量が少なくなる。
ドライバ回路32では、複数のスイッチング素子Qを並列に接続し、それぞれが個別にオン駆動可能となっており、少なくとも一つのスイッチング素子Qをオン駆動させることにより、圧電素子24の駆動波形のオン又はオフが可能となっている。
ここで、インクジェット記録装置10では、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7及びスイッチング素子Q2、Q4、Q6、Q8のそれぞれの間で、オン抵抗に基づいて、時定数を選択可能となるように組み合わせが設定されている。
これにより、インクジェット記録装置10では、圧電素子24を駆動するときのスイッチング素子Qを選択することより、駆動波形の立ち上がり及び立下りを変化されることにより、吐出滴量の調整を行うようにしている。
選択回路30では、波形信号に基づいて駆動信号SONを生成すると共に、スイッチング素子Q1〜Q8に対する選択信号SP1〜SP4、SN1〜SN4を生成して、生成した選択信号SP1〜SP4、SN1〜SN4を、対応するAND回路34A〜34Gへ出力するようにしている。
これにより、駆動回路28では、ドライバ回路32に駆動信号SONが入力されたときに、選択信号SP1〜SP4、SN1〜SN4に基づいてスイッチング素子Q1〜Q8の何れかがオン駆動して、吐出滴量に応じた駆動波形の電力を、圧電素子24へ出力するようになっている。
このように構成されているインクジェット記録装置10では、画像処理装置などから印刷すべき画像データが入力されると、例えばRIP処理を行うことにより、画像データを二次元的に展開して記録用紙1ページ分ずつの印刷データを生成する。
この後、コントローラ14は、印刷データを、インクジェット記録ヘッド12のイジェクタ基板20ごとに分割し、イジェクタ基板20ごとの駆動回路28にシリアル出力する。
これと共にコントローラ14では、所定のタイミングでラッチ信号及び、画像データに基づいた駆動波形の波形信号を駆動回路28へ出力する。駆動回路28では、これらの制御信号が入力されることにより、入力された制御信号に基づいて、ドライバ回路32のスイッチング素子Qを駆動し、電圧HVの電力をオン/オフした所定の駆動波形の電力を、圧電素子24へ出力する。
これにより、インクジェット記録ヘッド12の各ノズルから、印刷データに応じた滴量のインク液滴を吐出し、記録用紙に、画像データに応じた画像を1ライン分ずつ形成する。
ところで、インクジェット記録装置10では、複数のスイッチング素子Qを並列接続したドライバ回路32を設け、選択回路30から出力するパルス状の駆動信号SONと、スイッチング素子Q1〜Q8の選択信号Sによって、インクジェット記録ヘッド12のノズル22から吐出するインクの滴量を制御するようにしている。
ここで、複数のスイッチング素子Qを用いて吐出滴量の調整を説明する。
ドライバ回路32には、オン抵抗の抵抗値が既知のスイッチング素子Q1〜Q8を用いており、ドライバ回路32では、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7の中から選択したスイッチング素子Q及び、スイッチング素子Q2、Q4、Q6、Q8の中から選択したスイッチング素子Qを用いて駆動波形のオン/オフを行うようになっている。
また、選択するスイッチング素子Qは、駆動波形のオン/オフごとに切換えることができる。
ここで、スイッチング素子Q1、Q2のオン抵抗を抵抗値R1、スイッチング素子Q3、Q4のオン抵抗を抵抗値R2、スイッチング素子Q5、Q6のオン抵抗を抵抗値R3、スイッチング素子Q7、Q8のオン抵抗を抵抗値R4とすると、駆動波形を立ち上げるとき(オン時)には、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7が用いられ、駆動波形を立ち下げるとき(オフ時)には、スイッチング素子Q2、Q4、Q6、Q8が用いられ、立ち下げ時を例にとると、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7から選択した少なくとも一つのスイッチング素子Qを用いることができる。
このために、時定数に影響を与える抵抗値は、選択したスイッチング素子Qの組み合わせによって異ならせることができる。なお、ここでは、対となるスイッチング素子Qの抵抗値を同じにして説明しているが、それぞれ異なる抵抗値であっても良い。
すなわち、オン駆動するスイッチング素子Qの合成抵抗を抵抗値Rx、圧電素子24の静電容量を静電容量Cとすると、時定数τは、
τ=Rx・C
となる。
また、例えば、スイッチング素子Q1のみをオン駆動したときの抵抗値Rxは、Rx=R1となるが、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7の全てを選択してオン駆動したときの抵抗値Rxは、
Rx=1/(1/R1+1/R2+1/R3+1/R4
となる。
これにより、選択するスイッチング素子Qの組み合わせから、時定数τを複数段階に設定することができる。
このようにして設定しているスイッチング素子Qの組み合わせから、波形信号などに基づいて、オン駆動するスイッチング素子Qの組み合わせを選択することにより、波形信号に基づいた吐出滴量の調整を行うことができる。
ここで、圧電素子24の静電容量CをC=500pF、抵抗値R1、R2、R3、R4のそれぞれを、R1=1kΩ、R2=2kΩ、R3=2kΩ、R4=4kΩとして、図7を参照しながら、具体的に説明する。
図7に示す駆動信号SONでは、時間t1、t3でオンし、時間t2、t4でオフするようにし(0<t1<t2<t3<t4)としており、これにより、圧電素子24に印加する駆動波形(OUT)は、時間t1、t3で立下り(オフ)、時間t2、t4で立ち上がる(オン)。
このとき、最初に時間t1で駆動波形をオフするときに、スイッチング素子Q2のみを用いるようにすると、時間t1に先立ってスイッチング素子Q2に対する選択信号SN1をオンし、スイッチング素子Q4、Q6、Q8に対する選択信号SN2、SN3、SN4をオフしておく。
これにより、駆動信号SONがオンしたときにスイッチング素子Q2がオンして、駆動波形OUTが電圧HVから下降する。
このときの時定数τ1は、
τ1=R1・C
=1×103×500×10-12
=0.5×10-6(sec)(=0.5μsec)
となる。
また、時間t2で、スイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7を用いて駆動波形をオンするときには、選択信号SP1、SP2、SP3、SP4をオンする。
これにより、立ち上げ時の時定数τ2は、
τ2=Rx・C
=1/{1/(1×103)+1/(1×103)+1(1×103)+1(1×103)}×500×10-12
≒0.22×10-6(sec)(=0.22μsec)
となる。
次に、時間t3で、スイッチング素子Q4、Q6を用いて駆動波形をオフするときには、選択信号SN2、SN3をオンする。
これにより、立ち下げ時の時定数τ3は、
τ3=Rx・C
=1/{1/(2×103)+1/(2×103)}×500×10-12
=0.5×10-6(sec)(=0.5μsec)
となる。
さらに、時間t4で、スイッチング素子Q5を用いて駆動波形をオンするときには、選択信号SP3をオンする。
これにより、立ち下げ時の時定数τ4は、
τ4=Rx・C
=1/{1/(2×103)}×500×10-12
=1×10-6(sec)(=1μsec)
となる。
圧電素子24へ出力される駆動波形OUTは、駆動信号SONと共に、これらの時定数τ1、τ2、τ3、τ4に応じて変化し、この駆動波形によって圧電素子24が駆動されることにより、駆動波形に応じた吐出滴量でインクが吐出される。
このように、複数のスイッチング素子Qを並列接続して形成しているドライバ回路32を用いた駆動回路28では、オン駆動するスイッチング素子Q又はスイッチング素子Qの組み合わせによって、圧電素子24へ出力する駆動波形の立ち上げ、立下りを変化させることができる。
このとき、駆動波形の立ち上がりごと、立下りごとに異なる時定数τの設定が可能となるので、駆動波形を多彩に変化させることができるので、所望の吐出滴量が得られる駆動波形の生成が可能となる。
これにより、インクジェット記録ヘッド12のノズルから吐出するインクの吐出滴量の調整(機差調整)を行うことができる。
また、インクジェット記録装置10では、駆動波形の時定数を変更できることにより、パルス幅、パルス間隔、パルス数などによる吐出滴量の調整と合わせて行うことにより、吐出滴量の調整を細かく行うことができる。このとき、駆動用のパルス(駆動信号SON)と時定数τを合わせてノズル22ごとの機差調整を行うことも可能である。
また、インクジェット記録装置10では、立ち上がり、立下りを変化させた多彩な駆動波形を生成するときに、スイッチング素子Qをオン/オフ駆動するパルス状の選択信号Sを用いるので、簡単なハードウェア構成で、かつ、簡単な制御で達成できるので、記録用紙の幅方向に沿って多数のノズルを配置したインクジェット記録ヘッド12を用いたときにも、装置の大型化やコストアップを防止することができる。
一方、インクジェット記録装置10では、圧電素子24ごとに駆動波形の調整を行うことができるので、例えば、インクジェット記録ヘッド12に設けている多数のノズル22の吐出滴量を均一にするための、ノズル22ごとの吐出滴量の補正に用いることができる。
すなわち、圧電素子24や液滴イジェクタ26の特性の差から、同じ駆動波形でも、ノズル22からの吐出滴量に差が生じることがある。このときに、圧電素子24ごとに駆動波形の時定数を変更して、複数の圧電素子24の間で吐出滴量が均一となるように補正を行うことができる。
これにより、インクジェット記録ヘッド12からインクの吐出ムラをなくして、高品質の画像形成が可能となるようにすることができる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、4対のスイッチング素子Qを並列接続したドライバ回路32を用いて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、一対のスイッチング素子の少なくとも一方に、少なくとも一つのスイッチング素子を並列接続したものであればよく、好ましくは、1対以上のスイッチング素子を並列接続した構成を適用したものであれば良い。
また、選択手段としては、選択回路30に限らず、任意の構成を適用することができる。
さらに、本実施の形態では、電圧HVの駆動波形を出力するように説明したが、出力する駆動波形の電圧は、2段階以上に変化するものであればよい。そのときには、電圧ごとにスイッチング素子を並列接続したドライバ回路を設ければ良く、これにより、簡単な構成のハードウェアと制御によって複雑な駆動波形も生成することが可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態では、液滴吐出装置として、吐出液滴によって記録用紙などに画像を形成する液滴吐出記録装置であるインクジェット記録装置10を例に説明した、本発明は、これに限らず、任意の構成のインクジェット記録装置などの液滴吐出記録装置に適用することができる。また、本発明は、液滴吐出記録装置に限らず、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備えた任意の構成の液滴吐出装置に適用することができる。
(A)は本発明の基本構成の一例を示す概略回路図、(B)は(A)の概略等価回路図である。 本実施の形態に適用したインクジェット記録装置の要部の概略構成図である。 インクジェット記録ヘッドの一例を示す要部の概略斜視図である。 インクジェット記録ヘッドに設けるヘッドユニットの一例を示す要部の概略構成図である。 本実施の形態に適用した選択回路の要部とドライバ回路の一例を示す概略構成図である。 駆動信号の一例を示す概略線図である。 駆動信号及び選択信号と、これに基づいた駆動波形の一例を示す線図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
12 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
14 コントローラ(選択手段、駆動制御手段)
20(20A、20B) イジェクタ基板
22 ノズル
24 圧電素子
26 液滴イジェクタ
28 駆動回路
30 選択回路(選択手段、駆動制御手段)
32 ドライバ回路
34(34A〜34H) AND回路(選択手段)
Q(Q1〜Q8) スイッチング素子

Claims (8)

  1. 圧電素子及び液滴イジェクタが対で設けられ、圧電素子に印加される電圧変化に基づいて、液滴イジェクタに設けられているノズルから、液滴イジェクタ内の液を吐出する液滴吐出ヘッドの駆動方法であって、
    対で配置したスイッチング素子の一方をオン駆動することにより、入力される前記所定電圧の電力をオン又はオフして前記圧電素子へ出力するときに、それぞれが所定のオン抵抗である複数のスイッチング素子を並列接続して、
    各スイッチング素子のオン抵抗と前記圧電素子の静電容量から、並列接続したスイッチング素子から吐出滴量に応じて設定しているオン抵抗となるスイッチング素子を選択してオン駆動することにより、
    前記圧電素子に供給する前記電力をオン又はオフすることを特徴とする液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  2. 前記スイッチング素子の並列接続を、複数のスイッチング素子対を並列接続して形成していることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  3. 前記圧電素子へ出力する電力をオン又はオフするごとに、前記スイッチング素子を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  4. 前記圧電素子ごとに、選択する前記スイッチング素子を設定することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  5. 前記ノズルから吐出する吐出滴量に応じて設定しているオン時間及びオフ時間に基づいて前記スイッチング素子をオン駆動することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  6. 前記吐出滴量に応じた前記オン時間及び前記オフ時間を、前記圧電素子ごとに設定していることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出ヘッドの駆動方法。
  7. 圧電素子及び液滴イジェクタが対で設けられた液滴吐出ヘッドを備え、圧電素子に印加される電圧を変化させることにより、該液滴イジェクタに設けられているノズルから液滴イジェクタ内の液を吐出する液滴吐出装置であって、
    複数対のスイッチング素子を並列接続して形成され、対で配置される一方のスイッチング素子のオン駆動によって、前記圧電素子へ供給する電力をオン又はオフするドライバ回路と、
    前記スイッチング素子ごとのオン抵抗、前記圧電素子の静電容量及び前記ノズルから吐出する吐出滴量に基づいてオン駆動するスイッチング素子を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択した前記スイッチング素子をオン駆動する駆動制御手段と、
    を含むことを特徴とする液滴吐出装置。
  8. 前記駆動制御手段が、前記ノズルから吐出する吐出滴量に応じて設定しているオン時間及びオフ時間に基づいて前記スイッチング素子をオン駆動することを特徴とする請求項7に記載の液滴吐出装置。
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