JPH0847937A - 二つの機械部を備えた電動式射出成形機 - Google Patents

二つの機械部を備えた電動式射出成形機

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JPH0847937A
JPH0847937A JP20304594A JP20304594A JPH0847937A JP H0847937 A JPH0847937 A JP H0847937A JP 20304594 A JP20304594 A JP 20304594A JP 20304594 A JP20304594 A JP 20304594A JP H0847937 A JPH0847937 A JP H0847937A
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JP
Japan
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base
injection molding
unit
molding machine
dimension
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20304594A
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English (en)
Inventor
Susumu Ito
進 伊藤
Mitsushi Yoshioka
光志 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Publication of JPH0847937A publication Critical patent/JPH0847937A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台当たりの占有床面積を縮小し、また、搬
送や配置レイアウトなどで融通性を失わない小型電動式
射出成形機の提供。 【構成】 型締ユニット4と射出ユニット5を横形に対
向させた機械部3が二つ、一つの箱形ベース2上に並置
される。ベース2の長手方向寸法は機械部の全長を基準
として最小に定められ、ベース2の幅方向寸法はベース
2の内部に収納される電装部7の幅方向寸法を基準にし
て最小に定められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は箱形のベース上に、型
締ユニットと射出ユニットを横形に対向させた機械部を
二つ並置している小型の電動式射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】横形の電動式射出成形機は、箱形のベー
ス上に型締ユニットと射出ユニットが対向して配置さ
れ、ベースの内部に配置された電送部からの電力と制御
によって運転される構造のものが多い。そして、ベース
上には一つの機械部が載置されているのが通常で、成形
工場ではこれを1台として複数台を設置している。
【0003】一方最近では、限られた床面積に多数の射
出成形機を配置する要望が強く、1台の射出成形機当た
りの占有床面積をできる限り縮小することが求められて
いる。特に小型の電動式射出成形機にこの要望が強い。
【0004】複数台の射出成形機を合体させ、部品や機
能の共有を計れば、射出成形機1単位当たりの占有床面
積は減少する。しかし、あまりに多数の射出成形機を合
体させると1台が大形になって搬送や工場での配置レイ
アウトが困難になり、融通性に乏しくなる。また、従来
の射出成形機を単に合体させるだけでは床面積は小さく
ならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、1台当た
りの占有床面積を縮小し、また、搬送や配置レイアウト
などで融通性を失わない小型電動式射出成形機の提供を
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】機械部とベースおよび電
送部を備える。機械部は、型締ユニットと射出ユニット
を横形に対向させて構成される。機械部は二つが一つの
箱形ベース上に並置され、電送部はベースの内部に収め
られる。ベースは、長手方向寸法が機械部の全長を基準
として最小に定められ、幅方向寸法はベースの内部に収
納される電装部の幅方向寸法を基準して最小に定められ
る。
【0007】
【作用】機械部で金型の型締めと溶融樹脂の射出がタイ
ミングをもって行われ、樹脂の成形が行われる。電送部
は機械部に電力を供給するとともに制御装置が各部作動
のタイミングと作動量を制御する。一つの箱形ベース上
に並置される機械部を二つとした構成は、1台の射出成
形機としての融通性が阻害されるのを最小限に止める。
長手方向寸法が機械部の全長を基準として最小に定めら
れ、幅方向寸法がベースの内部に収納される電装部の幅
方向寸法を基準して最小に定められたベースは射出成形
機1単位の占有面積を従来の占有面積より縮小する。
【0008】
【実施例】図1は、この発明による射出成形機1を平面
で示し、ベース2上に二つの機械部3,3が並置されて
いる。機械部3は、それぞれ型締ユニット4と射出ユニ
ット5が対向して配置された横形とされている。ベース
2(図2)は箱形で、内部に空間を有し、型締ユニット
4の直下は成形材取り出し空間6として利用され、射出
ニット5の直下には電装部7(図3)が収納されてい
る。電装部7は直方体のケース8の内部に冷却ファン9
による通気路10を挟んで両側に、入出力部11、演算
部12からなる制御部、サーボアンプ13、強電部14
およびトランス15が配置されている。入出力部11は
二つの機械部3,3に関して共通に使用され、演算部1
2は同時8軸の数値制御が可能なもので、これに対応し
てサーボアンプ13も8軸分準備されている。強電部1
4は二つの機械部3,3に電力を供給するものである
が、許容値の大きな部品を使用するなどして、部品の共
用が計られている。
【0009】このように形成されたケース8の全長d1
は1170mm、幅方向寸法d2 は800mmである。
この寸法は内部に配置される各部材の寸法および数と配
置から合理的に定められた最小のものである。なお、高
さは620mmで、通常、ベース2に要求される高さ8
00mmより十分に小さい。
【0010】一方、1つの機械部3の全長d3 は最大型
厚調整時のノズルタッチ解除時において3000mm、
幅方向寸法d4 は500mm(型盤の横寸法)である。
上記の各寸法を考慮してベース2の全長は機械部3の全
長を基準に3000mmに、幅方向寸法は電装部の幅寸
法800mmを基準に1200mmとされている。
【0011】これを機械部3の大きさが等しい従来の小
型射出成形機のベース2に比較すると、全長は機械部3
の全長に支配されるのでほとんどかわらないが、幅方向
の寸法についてみると、従来の射出成形機における電装
部7の幅寸法が520mmでベース2の幅方向寸法が6
80mmであるから、これらを単に2倍としたものにく
らべて、それぞれ240mm,160mm縮小されてい
る。なお、この縮小幅は機械部3の幅方向寸法d2を改
善することによってより拡大される性格のものである。
また、合体される機械部3は二つで、1台の射出成形機
として取り扱われる際の融通性の阻害を最小限に抑制し
ている。
【0012】以上は実施例であって、本願の発明は図示
された具体的な構成や数値に限定されない。並置された
機械部3,3の型締ユニット4,4の一方から他方へ成
形品の受け渡し機構を設け、2色成形を行えるようにす
ることもできる。
【0013】
【発明の効果】1台の射出成形機として取り扱われる際
の融通性を維持して、射出成形機1単位当たりの占有床
面積が減少する。したがって、多数の射出成形機を設置
する成形工場において作業者のための作業空間を確保し
たり、より多くの射出成形機を配置することが容易にな
る。また、射出成形機の搬送や配置のためのレイアウト
に自由度が高い。さらに、一台の成形品取出しロボット
を2単位の射出成形機に共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形機の平面図。
【図2】ベースの斜視図。
【図3】概略で示す電送部の配置平面図。
【図4】ベースと電送部の配置関係を示す概略の平面
図。
【符号の説明】
1 射出成形機 2 ベース 3 機械部 4 型締ユニット 5 射出ユニット 6 成形材取り出し空間 7 電装部 8 ケース 9 冷却ファン 10 通気路 11 入出力部 12 演算部 13 サーボアンプ 14 強電部 15 トランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締ユニットと射出ユニットを横形に対
    向させた機械部が、一つの箱形ベース上に並置された構
    造であって、ベースの長手方向寸法が機械部の全長を基
    準として最小に定められ、ベースの幅方向寸法がベース
    の内部に収納される電装部の幅方向寸法を基準にして最
    小に定められていることを特徴とした二つの機械部を備
    えた電動式射出成形機。
JP20304594A 1994-08-05 1994-08-05 二つの機械部を備えた電動式射出成形機 Withdrawn JPH0847937A (ja)

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JP20304594A JPH0847937A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 二つの機械部を備えた電動式射出成形機

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JPH0847937A true JPH0847937A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16467440

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JP20304594A Withdrawn JPH0847937A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 二つの機械部を備えた電動式射出成形機

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JP (1) JPH0847937A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161776A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Dragonjet Corp 樹脂成形補助システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161776A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Dragonjet Corp 樹脂成形補助システム

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106