JPH0847887A - ロボット装置 - Google Patents

ロボット装置

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Publication number
JPH0847887A
JPH0847887A JP18463294A JP18463294A JPH0847887A JP H0847887 A JPH0847887 A JP H0847887A JP 18463294 A JP18463294 A JP 18463294A JP 18463294 A JP18463294 A JP 18463294A JP H0847887 A JPH0847887 A JP H0847887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
control device
robot controller
arm
servo amplifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP18463294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Hashimoto
良樹 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Priority to US08/502,360 priority patent/US5658121A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボット制御装置内の小型化を可能にする。 【構成】 ロボット可動部10のベース部11内にサー
ボアンプ15が格納されている。ロボット制御装置20
は、ロボット可動部10と電気的に接続され、ロボット
可動部10の動作を制御する。サーボアンプ15は、ロ
ボット制御装置20内の他の構成部品に比べ発熱量が大
きい。このサーボアンプ15がロボット可動部10のベ
ース部11内に格納されているため、ロボット制御装置
20内に強制冷却のための冷却ファンを設ける必要がな
く、広い放熱面積を確保する必要もない。一方、サーボ
アンプ15の熱はベース部11内に放熱される。ベース
部11は、十分広い放熱面積を有しているため、内部の
熱を効率よく放熱する。従って、ロボット制御装置20
の小型化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアーム先端の手首部分に
取り付けられたハンドの動作を制御することにより作業
を行うロボット装置に関し、特にロボット制御装置を設
置できる空間が限られたロボット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット装置は、ロボット可動部
とロボット制御装置とに別れており、そのロボット可動
部とロボット制御装置とは接続ケーブルによって電気的
に接続されている。そして、ロボット制御装置が動作指
令をロボット可動部に与えることにより、ロボット可動
部に任意の動作を行わせている。
【0003】ロボット可動部とロボット制御装置との接
続方法としては、ロボット可動部と離れた場所にロボッ
ト制御装置を設置し、長い接続ケーブルで互いを接続す
る方法があるが、この方法によるとロボット制御装置を
設置するための空間を新たに設けなければならない。さ
らに、接続用のケーブルを保護するための設備も必要に
なる。従って、長いケーブルを用いてロボット可動部と
ロボット制御装置とを離れた場所に設置するのは、限り
ある空間や設備を有効に使う為には不向きである。
【0004】そのため、ケーブルを使用せずに、ロボッ
ト可動部とロボット制御装置との双方が持っているコネ
クタによって直接接続する方法がある。このとき、ロボ
ット制御装置はロボット可動部の動作範囲外の死角とな
る場所に、ロボット可動部に隣接して設置される。
【0005】図2は従来のロボット装置の構成を示す図
である。図において、ロボット制御装置20aは筐体の
内部に格納されており、ロボット可動部10aに隣接し
て設置されている。そして、ロボット制御装置20aに
設けられているコネクタ30と、ロボット可動部10a
のベース部11aの後ろ側に設けられているコネクタ3
1とによって、お互いに電気的に接続されている。
【0006】ロボット制御装置20a内には、サーボア
ンプや制御回路基盤等が設けられている。ロボット可動
部10aは、ベース部11aによって床に固定されてい
る。ベース部11aの上には、J1軸とJ2軸の旋回機
構部があり、その先にJ2アーム12aが設けられてい
る。さらに、J2アーム12aの先には、J3軸の旋回
機構部を介してJ3アーム13aが設けられている。J
3アーム13aの先端は、手首部分14aであり、この
手首部分14aに各種ハンドを取り付けることができ
る。なお、この手首部分14aの中心の位置をTCP
(Tool Center Point )と呼ぶ。ロボット可動部の動作
範囲とは、TCPの動作範囲を指す。
【0007】このように、ロボット制御装置20aを、
ロボット可動部10aの動作範囲の外に設置できるよう
に小型化することにより、ロボット制御装置20aをロ
ボット可動部10aに隣接して設置することができる。
このような例として、本出願人は特願平5−25963
5号を出願している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロボット制御
装置は狭い場所に設置される関係上少しでも小型化され
ることが望まれているにも係わらず、ロボット制御装置
内には、発熱量が多く、体積の大きいサーボアンプを有
しているため、一定の大きさ以下にロボット制御装置を
小型化することは困難である。
【0009】発熱量の多いサーボアンプを冷却するに
は、全体の放熱面積を大きくとるか、あるいは冷却ファ
ン等により強制冷却を行う等の方法がある。十分な放熱
面積を得るには、必然的にロボット制御装置は大きくな
ってしまう。また、強制冷却のために大型の冷却ファン
を設けても、同様に大型化を招いてしまう。なお、小型
の冷却ファンを設けても、冷却ファンにより循環するべ
き空気の通り路も狭いため、十分な冷却効果を得るのは
難しい。
【0010】このように、サーボアンプがロボット制御
装置内に設けられているため、ロボット制御装置の小型
化が困難であると言う問題点があった。本発明はこのよ
うな点に鑑みてなされたものであり、ロボット制御装置
の小型化を可能にしたロボット装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、アーム先端の手首部分に取り付けられた
ハンドの動作を制御することにより作業を行うロボット
装置において、ベース部内にサーボアンプが格納された
ロボット可動部と、前記ロボット可動部と電気的に接続
され、前記ロボット可動部の動作を制御するロボット制
御装置と、を有することを特徴とするロボット装置が提
供される。
【0012】
【作用】サーボアンプは、ロボット制御装置内の他の構
成部品に比べ発熱量が大きい。このサーボアンプがロボ
ット可動部のベース部内に格納されているため、ロボッ
ト制御装置内に強制冷却のための冷却ファンを設ける必
要がなく、広い放熱面積を確保する必要もない。一方、
サーボアンプの熱はベース部内に放熱される。ベース部
は、十分広い放熱面積を有しているため、内部の熱を効
率よく放熱する。従って、ロボット制御装置の小型化が
図れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のロボット装置の構成を示す図で
ある。ロボット装置はロボット制御装置20とロボット
可動部10とから構成されている。
【0014】ロボット可動部10は、ベース部11によ
り床に固定されており、その上に各種動作機構部が設け
られている。まず、ベース部11のすぐ上には、J1軸
とJ2軸の旋回機構部があり、その先にJ2アーム12
が設けられている。さらに、J2アーム12の先には、
J3軸の旋回機構部を介してJ3アーム13が設けられ
ている。J3アーム13の先端は、手首部分14であ
り、この手首部分14に各種ハンドを取り付けることが
できる。任意に取り付けられるハンドによって各種作業
を行う。手首部分の中心の位置であるTCP(Tool Cen
ter Point )は、動作範囲の内側の領域を移動できる。
一方ベース部11内には、サーボアンプ15が格納され
ている。サーボアンプ15は、モータ接続ケーブル16
によって、各軸の動作ようのモータを接続されている。
また、サーボアンプ15には、冷却のための放熱フィン
15aが設けられている。
【0015】ロボット制御装置20は、ベース部11の
後方に密着して固定されており、内部には制御回路基盤
等が格納されている。ロボット制御装置20とサーボア
ンプ15とは、接続ケーブル17で接続されている。接
続ケーブル17は、ロボット制御装置20からサーボア
ンプ15への電源を供給するケーブルと、サーボアンプ
15を制御するための制御信号の伝送線とを有してい
る。
【0016】このようなロボット装置では、サーボアン
プ15をロボット制御装置20内に設けるスペースが不
要になり、ロボット制御装置20を小型にすることがで
きる。さらに、ロボット制御装置20内で発生する熱量
は、サーボアンプ15が出す熱量に比べると非常に少な
い。従って、ロボット制御装置20の放熱面積を広くす
る必要がないとともに、ロボット制御装置20内に、強
制冷却のための冷却ファンを設ける必要もない。その結
果、ロボット制御装置をより小型化することができる。
【0017】ロボット制御装置の小型化は、同時に軽量
化にもつながる。ロボット制御装置20が軽量化される
ことにより、ロボット制御装置20が一人の作業員で動
かせるようになる。これは、ロボット装置20の設置、
移動、あるいは保守の際の作業効率の向上につながる。
【0018】一方、ロボット可動部10では、サーボア
ンプ15の発生する熱は、放熱フィン15aによってベ
ース部11内に放熱される。ベース部11は、サーボア
ンプ21が発した熱を放熱するのに十分な表面積を有し
ている。そのため、ベース部11全体により、内部の熱
が効率よく放熱される。なお、ベース部11内には、温
度の上昇に敏感な部品を有していないため、ベース部1
1の内部の温度が上昇することによる問題は生じない。
【0019】このように、ロボット制御装置20の小型
化が容易になったため、ロボット装置全体の設置スペー
スを減らすことができる。設置スペースを減らすことに
より、ロボット装置を工場内の限りあるスペースを有効
に利用することができる。これにより、ロボット装置を
配置する際のレイアウトの自由度が増し、より生産生の
良い工場レイアウトにすることができる。
【0020】また、ロボット制御装置20内において発
生する熱が非常に少量になり、ロボット制御装置20内
部が高温にならずにすむため、ロボット制御装置20内
のプロセッサ等の誤動作を防ぐことができる。つまり、
ロボット制御装置20の動作の信頼性が向上する。
【0021】さらに、ロボット制御装置20とロボット
可動部10間を接続するケーブルは、従来のようにロボ
ット制御装置20内にサーボアンプ15が設けられてい
た場合には、サーボアンプ15から各モータへのモータ
接続ケーブルを設けなければならなかった。しかし、サ
ーボアンプ15をロボット可動部10のベース部11内
に設けたことにより、ロボット制御装置20とロボット
可動部10間の接続ケーブルは、各種制御信号が伝送で
き、サーボアンプ15に電源を供給することができれば
よくなる。そのため、接続ケーブル内の伝送線の数が少
なくてすむ。接続ケーブルを繋ぐためのコネクタの抜き
差しが頻繁に行われると、伝送線の接触不良が発生しか
ねないため、接続ケーブル内の伝送線の数が少ないほう
が、接触不良等の障害の発生確率が少ない。つまり、ロ
ボット制御装置20とロボット可動部10間で転送され
る信号の信頼性の向上につながる。
【0022】なお、上記の説明では、本発明はロボット
可動部とロボット制御装置が一体型のロボット装置につ
いて説明したが、ロボット制御装置を離れた場所に設置
するロボット装置においても、サーボアンプをロボット
可動部内に設けることによりロボット制御装置の小型化
ができることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、サーボ
アンプをロボット可動部のベース部内に設けたため、ロ
ボット制御装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボット装置の構成を示す図である。
【図2】従来のロボット装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ロボット可動部 11 ベース部 12 J2アーム 13 J3アーム 14 手首部分 15 サーボアンプ 15a 放熱フィン 16 モータ接続ケーブル 17 接続ケーブル 20 ロボット制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム先端の手首部分に取り付けられた
    ハンドの動作を制御することにより作業を行うロボット
    装置において、 ベース部内にサーボアンプが格納されたロボット可動部
    と、 前記ロボット可動部と電気的に接続され、前記ロボット
    可動部の動作を制御するロボット制御装置と、 を有することを特徴とするロボット装置。
  2. 【請求項2】 前記ロボット制御装置は、前記ロボット
    可動部に密着して設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のロボット装置。
JP18463294A 1994-07-25 1994-08-05 ロボット装置 Pending JPH0847887A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18463294A JPH0847887A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 ロボット装置
US08/502,360 US5658121A (en) 1994-07-25 1995-07-14 Robot system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18463294A JPH0847887A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 ロボット装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847887A true JPH0847887A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16156633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18463294A Pending JPH0847887A (ja) 1994-07-25 1994-08-05 ロボット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0847887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106313117A (zh) * 2016-10-25 2017-01-11 沈阳艾克申机器人技术开发有限责任公司 一种集成式伺服轮一体机
JP2019063933A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 セイコーエプソン株式会社 ロボット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106313117A (zh) * 2016-10-25 2017-01-11 沈阳艾克申机器人技术开发有限责任公司 一种集成式伺服轮一体机
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991130