JPH0847014A - 交換機ソフトウェアの開発支援/保守方式 - Google Patents

交換機ソフトウェアの開発支援/保守方式

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JPH0847014A
JPH0847014A JP6175578A JP17557894A JPH0847014A JP H0847014 A JPH0847014 A JP H0847014A JP 6175578 A JP6175578 A JP 6175578A JP 17557894 A JP17557894 A JP 17557894A JP H0847014 A JPH0847014 A JP H0847014A
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JP6175578A
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Michio Nakajima
美智雄 中嶋
Yukari Okamoto
裕香利 岡本
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパイルを不要にし、パラメータ変更,任
意タイミングの起動等にも対応可能にして交換機ソフト
ウェアの開発支援/保守の効率化を図る。 【構成】 会話型プログラム200は、外部保守端末2
0で生成されたテスト用プログラムのデータよりコマン
ドを解析し、これを交換機10への送信データに乗せて
回線30に送信する。インタフェーステストプログラム
100は、外部保守端末20から受信されるデータより
コマンドを認識してシステムコールへ変更し、これを交
換機ソフトウェア110へ発行して実動作を起動せし
め、かつその実行結果を示すデータを回線30を通じて
外部保守端末20へ送信する。更に、会話型プログラム
200は、その交換機10での動作実行結果を示すデー
タを受信し、その内容を表示しかつ所定ファイルへセー
ブする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機ソフトウェアの
開発支援及び運用保守のために、そのソフトウェアのデ
バックや試験をオンラインで実行可能な交換機ソフトウ
ェアの開発支援/保守方式に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、交換機を正常に運用可能な
状態にして出荷するまでには、交換機ソフトウェアのデ
バック及び試験等の煩雑な行程が必要であり、その効率
化が切望されている。
【0003】従来、交換機ソフトウェアのデバック及び
試験方法としては、 (1)テスト用プログラムを作成し、コンパイルを実行
して交換機へ実装する。
【0004】(2)開発ソフトウェアに、例えば、デバ
ックを行うか動作試験を行うかに応じてデバック用また
はノンデバック用の処理を立上げるためのフラグのON
/OFF設定等の特殊な仕掛けを組み込む。
【0005】(3)交換機ソフトウェアを保守するため
の保守コマンドや、デバックするためのデバッグ用コマ
ンドを使用する。
【0006】などの方法が一般的であった。
【0007】しかしながら、上記(1)の方法によれ
ば、テスト用プログラムを作成し、コンパイルを実行し
なければならないため、パラメータの変更が容易ではな
く、またそのプログラムを任意のタイミングで起動する
ことができなかった。
【0008】また、上記(2)の方法によれば、出荷後
におけるむやみな設定変更を防止する意味から、通常は
ノンデバック用に設定して出荷されるため、フィールド
に対応したソフトウェアにあっては試験を行うことがで
きなかった。
【0009】また、上記(3)の方法によれば、保守コ
マンドやデバッグ用コマンド等の専用コマンドは使用目
的が決まっているため、これらを使用した場合にパラメ
ータの変更や起動のタイミング制御が困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の交換機ソフトウェアのデバック及び試験方法には、テ
スト用プログラムをコンパイルして交換機に組み込む、
開発ソフトウェアに特殊な仕掛けを組み込む、保守コマ
ンドやデバッグ用コマンドを使用する等の種々の方法が
あったが、コンパイルの必要性や保守コマンド等の制御
内容が特定の動作に対応しているといった制約から、パ
ラメータの変更や任意のタイミングでの起動が困難であ
り、しかも開発ソフトウェアに組み込んだ特殊な仕掛け
によってフィールドでの運用が困難になるという問題点
があった。
【0011】本発明は上記問題点を除去し、コンパイル
を必要とせず、パラメータの変更や任意のタイミングで
の起動あるいはフィールドでの運用等にも容易に対応で
き、開発支援あるいは保守管理を大幅に効率化し得る交
換機ソフトウェアの開発支援/保守方式を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、交換機と、該
交換機に回線を介して接続される外部保守端末とから構
成され、前記外部保守端末に実装され、テスト用プログ
ラム中のシステムコール実行コマンドを前記回線を通し
て前記交換機に送信する処理機能を有する保守用プログ
ラム手段と、前記交換機に実装され、前記外部保守端末
より前記回線を通して受信した前記システムコール実行
コマンドをシステムコールに変更して発行し、該交換機
のOSに基づく実動作を起動せしめる処理機能を有する
インタフェース用プログラム手段とを具備し、前記交換
機を制御するOSのシステムコールを前記外部保守端末
より直接発行するようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、交換機と外部保守端末を回線を介
して接続するとともに、交換機内部に外部保守端末から
送られてくるシステムコール実行コマンドをシステムコ
ールに変更して発行し、交換機を実動作せしめるインタ
フェース用プログラム手段を設けたものである。
【0014】これにより、本発明では、交換機にインタ
フェース用プログラム手段を組み込むだけで、交換機ソ
フトウェアには何等変更を加えることなく、外部保守端
末から容易にしかもオンラインで交換機ソフトウェアの
試験を行うことができ、テスト効率が向上し、更には複
数のシステムコールを一度に試験できる機能を利用して
システム試験等にも適用できる。
【0015】また、システムコール実行コマンドは、外
部保守端末内で、エディタにより容易にテキストファイ
ルとしてプログラミングできることから、パラメータの
変更や任意タイミングでの起動制御等を容易に設定で
き、保守コマンドやデバッグ用コマンドを使用する場合
に比べて条件変更等の融通性が格段に向上する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明に係る交換機ソフトウ
ェアの開発支援/保守方式を適用して成る交換機システ
ムの一実施例を示すブロック図である。
【0017】同図からも分かるように、本実施例のハー
ド部分は、交換機10と、該交換機10に回線30を介
して接続される外部保守端末20とにより構成される。
また、ソフトウェア部分としては、交換機10内に、交
換機ソフトウェア110とともにインタフェーステスト
プログラム100を実装するとともに、外部保守端末2
00内に会話型プログラム200を実装して構成され
る。
【0018】同図に示す如く、本実施例に係る新規ソフ
トウェア部分は、インタフェーステストプログラム10
0と、会話型プログラム200の2つで構成され、交換
機10と回線30で接続されている外部保守端末20上
でその処理が実行される。
【0019】インタフェーステストプログラム100
は、図2に示す如く、本プログラム起動時にリソースの
確保やテーブルの初期化を行う初期設定部101、外部
保守端末20とのデータの送受信を行うデータ送受信部
102、受信したデータからコマンドを抽出して解析を
行うコマンド解析部103、コマンドをシステムコール
に変更して発行し、その動作結果を取得するコマンド処
理部104、取得した動作結果等を端末へ送信するため
のデータを設定する送信データ設定部105、取得した
動作結果を基にエラー表示等のエラー処理を行うエラー
処理部106の各モジュールにより構成されている。
【0020】一方、会話型プログラム200は、図3に
示す如く、本プログラム起動時に回線接続ドライバやテ
ーブル初期化を行う初期設定部201、交換機10との
データの送受信を行うデータ送受信部202、オペレー
タがキーボード(図示せず)から入力するデータを受け
取るキーボード入力部203、テスト用プログラムから
1コマンドずつ読み出しを行うコマンド読出し部20
4、コマンドを交換機10へ送信するためのデータを設
定する送信データ設定部205、受信したデータが結果
データかどうか等を解析する受信データ解析部206、
取得したデータより表示画面のイメージを作成する表示
画面作成部207、取得したデータを基に交換機10の
動作試験結果に対応するエラー表示等のエラー処理を行
うエラー処理部208、表示画面作成部207で作成さ
れた画面を表示してページ制御を行う画面表示部209
の各モジュールにより構成されている。
【0021】この会話型プログラム200を実装する外
部保守端末20は、キーボード等の情報入力手段と、そ
の情報入力手段からの入力データに基づき交換機10の
ソフトウェア試験等のためのデータを生成しかつ編集す
る手段と、その生成データ等を含む各種情報をセーブす
る手段と、各種情報の表示手段等を主たる構成要素とし
ている。
【0022】従って、この外部保守端末20において
は、上記表示手段の表示画面上で、オペレータによるキ
ーボードからの所定操作に応じてエディタを駆使しなが
ら、交換機10を制御するOS(オペレーションシステ
ム:この例では交換機ソフトウェア110に相当する)
のシステムコールを発行するためのテスト用プログラム
(システムコール実行コマンド)を生成することがで
き、しかもその内容を逐次編集することができる。
【0023】なお、この例では、会話型プログラム20
0はあくまでもテスト用プログラムを発行する機能を有
するに留まり、テスト用プログラムは外部保守端末20
のエディタ機能によりテキストファイルとしてプログラ
ミングする構成としているが、このテスト用プログラム
の生成機能も会話型プログラム200に含めた構成にで
きることは言うまでもない。
【0024】図4は、交換機10の保守動作を行うべ
く、外部保守端末20で上記手順に従って生成されたテ
スト用プログラムの一表示例を示したものである。この
例のテスト用プログラムは、A _A ,B _B ,C _C で
記述される各システムコール実行コマンドを含み、回線
起動、メッセージ送信、回線停止等の複数の動作試験を
同時に実施し得る内容となっている。
【0025】このテスト用プログラムにおける他の主要
なコマンドの内容及び機能は以下の如くである。
【0026】WAITコマンド このコマンドの後に任意の時間を記述することにより、
指定時間だけ次のコマンドの実行までの間に待ち時間を
設けることができる。
【0027】REP,REPENDコマンド REPコマンドの後に任意の回数を記述することによ
り、REP,REPENDの間にあるコマンドを指定回
数分だけ繰り返し実行することができる。
【0028】DATA,*コマンド システムコール実行コマンド“C_C”の3つ目の入力
情報がポインタ変数である。このポインタの実データを
DATAコマンドを使用して“name”という名前で登録
する。そして、システムコール実行コマンドの入力情報
に*コマンドを使用して、DATAコマンドで登録した
“name”を記述することにより、ポインタ変数を入力情
報とすることができる。また、*コマンドはDATAコ
マンド内にも使用できるので、入れ子になっているポイ
ンタにも対応できる。
【0029】#コマンド 複数のシステムコールに共通的に使用する入力情報があ
る場合、あるいはテスト実行毎に値を変更したい入力情
報がある場合に使用するコマンドであり、テスト実行時
にパラメータ値を入力するため、容易に数値を変更でき
る。また、その値を加減算することができる。特に、図
6に示す例においては、“B_B”が実行される度に
“x”の値が1ずつ加算されていく。
【0030】RCVコマンド このコマンドをメッセージ受信を行うシステムコール実
行コマンドの代わりに使用することによって、メッセー
ジ受信を行った後、そのメッセージで使用されているメ
モリブロックを解放する。
【0031】CNTコマンド システムコール登録エリアの終了を表すコマンドには
“END”と“CNT”の2つがあり、“END”の場
合は、それまでに登録されていた全てのデータをクリア
するのに対し、このコマンドを使用した場合は、登録さ
れたデータをクリアせず、他のテスト用プログラムの入
力情報としてもそのデータを利用することができる。
【0032】上述の如く、テスト用プログラムが作成さ
れた後、オペレータにより上記キーボードを通じて保守
起動指令に相当するキー入力が与えられると、上記会話
型プログラム200が起動する。この時の会話型プログ
ラム200の処理動作の一例を図5に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0033】上記起動指令がキーボード入力部203を
通じて取り込まれると、同プログラム200ではまず初
期設定部201により回線接続ドライバやテーブルの初
期化を行い、次いでコマンド読出し部204により上記
テスト用プログラムを1行読み込み(S501)、その
コマンドの内容を解析する(S502)。
【0034】次いで、送信データ設定部205はそのコ
マンドを基に交換機10へ送るためのデータ設定を行い
(S503)、データ送受信部202はその設定データ
を回線30を通じて交換機10へと送信する(S50
4)。その後、上記送信データに基づき交換機10で実
施される処理動作の実行結果の受信待ち状態となる。
【0035】この外部保守端末20から与えられたデー
タに基づく交換機10で処理動作については、図6に示
すフローチャートを参照して後に述べる。
【0036】この交換機10による処理動作に関して当
該交換機10より返送されるその実行結果等を示すデー
タは、外部保守端末20において、データ送受信部20
2により受信され(S505)、受信データ解析部20
6に転送されたうえで解析される(S506)。
【0037】次いで、表示画面作成部207はその解析
結果に基づいて表示画面のイメージを生成し(S50
7)、この生成画面を画面表示部209に表示するとと
もに、その結果を所定の記憶手段にセーブする(S50
8)。
【0038】その後、コマンド読出し部204ではファ
イルの終了を示すEOFが入力されたか否かを監視し
(S509)、該EOFが認識されるまでは次の行のテ
スト用プログラムについてS501〜S508の処理を
繰り返し実行する。その間に、S509の処理において
EOFが認識された時には上記一連の処理動作を終了す
る。
【0039】次に、上記会話型プログラム200に連動
したインタフェーステストプログラム100の処理動作
を図6に示すフローチャートを参照して詳述する。
【0040】会話型プログラム200による上記S50
4の処理に伴って外部保守端末20から送られてくるデ
ータは、インタフェーステストプログラム100のデー
タ送受信部102を通じて受信され(S601)、同プ
ログラムを起動する。
【0041】この時、同プログラムでは、初期設定部1
01によりリソースの確保やテーブルの初期化を実施す
るとともに、コマンド解析部103により上記受信デー
タの解析を行う(S602)。
【0042】次いで、同プログラムでは、その解析され
たコマンドを基にコマンド処理部104により当該コマ
ンドをシステムコールに変更して交換機ソフトウェア1
10へと発行することにより交換機10の実動作を起動
する(S603)。
【0043】このコマンド実行中に、コマンド処理部1
04ではその実行結果を取り込み(S604)、データ
設定部105に転送する。
【0044】送信データ設定部105ではその取得した
実行結果を外部保守端末20へ送信するためのデータ設
定を行い(S605)、更にデータ送受信部102がそ
の設定データを回線30を通じて外部保守端末20へ送
信する(S606)。
【0045】上述の如く、インタフェーステストプログ
ラム100は、外部保守端末20からテスト用プログラ
ム中のデータを順次受信し、その受信データからコマン
ドを抽出しかつ解析してシステムコールへ変更し交換機
ソフトウェア110へと発行する。そして、交換機10
における上記システムコールの実行結果を示すデータを
取得した後、外部保守端末20への送信データを設定
し、その送信を行う。
【0046】一方、会話型プログラム200では、外部
保守端末20で生成されたテスト用プログラムよりデー
タを1行ずつ読み込み、その行のコマンドを解析して、
交換機10への送信データを設定して、その送信を行
う。その後、当該送信データに基づく交換機10での動
作実行結果を示すデータを受信し、その受信データを解
析後、画面イメージを作成してこれを表示するととも
に、当該解析結果を所定のファイルへセーブする。そし
て、上記テスト用プログラムがファイルの終わりになる
まで上記一連の動作を繰り返し実行する。
【0047】図4に示すテスト用プログラムの表示例と
図5及び図6の処理動作からも分かるように、本発明で
は、 (a)システムコールをそのまま実行コマンドとし、交
換機10を制御するOSのシステムコールを外部保守端
末20より直接コールするが如くの運用が可能となって
いる。
【0048】つまり、本発明では、交換機ソフトウェア
の開発支援あるいは保守対象となる交換機にインタフェ
ーステストプログラム100を実装するだけで、交換機
ソフトウェア110には何も手を加えることなく、シス
テムの保守端末20からの会話型プログラム200に基
づくコマンドに応じて種々の動作試験を実施でき、フィ
ールドでも容易に使用可能となる。但し、フィールドで
使用する場合には勝手に設定値の変更等が行われるのを
防ぐため、起動に先立ってログイン名を入力するステッ
プを設け、ログイン名として予め登録済みのパスワード
が入力されたか否かによって使用可能者を限定する運用
方法も考えられる。
【0049】(b)直接システムコールを発行する訳で
はないが、交換機10内でシステムコール実行コマンド
をシステムコールに変して発行するようにしているた
め、交換機10ではランプの点灯やデータリングの設定
等の実際の動作が行われる。
【0050】図7は、外部保守端末20からのシステム
コール実行コマンド発行時における交換機10の実動作
例としてのデータリング設定動作を示す模式図である。
【0051】同図において、スイッチ設定,データリン
ク開始,データリンク設定,データ送信等に係る個々の
システムコールの完了は非同期通知メッセージにより行
われる。また、データリンクテストは、同図(1)〜
(4)に示す手順に従って実施される。これら(1)〜
(4)の手順の指示は外部保守端末20より個別に行う
ことができ、これらを組み合わせることにより、データ
リンクの正常性テストを簡単に実施できる。
【0052】(c)システムコール実行コマンドは、エ
ディタを用いて容易にテキストファイルとしてプログラ
ミングでき、コンパイルの必要はない。
【0053】(d)複数のシステムコール実行コマンド
を記述できるため、プロトコル試験等にも利用できる。
【0054】その他、本発明は上記の主旨を逸脱しない
範囲内で種々変形あるいは応用可能であることは言うま
でもない。例えば、外部保守端末20は回線30によっ
て接続されているのため、交換機10と外部保守端末2
0とを例えば図8に示す如くモデム40を用いて公衆回
線50と接続すれば、上記保守試験等の処理を遠隔操作
によっても実施できるようになる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部保守端末から回線を通して与えられるシステムコー
ル実行コマンドを交換機内でシステムコールに変更して
発行し、その交換機のOSに基づく実動作を起動せしめ
る構成としたため、交換機内に上記システムコールを変
更するためのインタフェース手段を組み込むだけで、テ
スト用プログラムをコンパイルするという作業を必要と
せずに、極めて容易に交換機ソフトウェアの試験を行う
ことができる。しかも、システムコール実行コマンドは
エディタで容易にテキストファイルとしてプログラミン
グできることから、パラメータの変更,任意タイミング
での起動,フィールドでの運用等にも容易に対応でき、
交換機ソフトウェアの開発支援及び保守管理の大幅な効
率化に寄与できるという優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る交換機ソフトウェアの開発支援/
保守方式を適用して成る交換機システムの一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明に係る交換機システムの交換機内に実装
されるインタフェーステストプログラムの一実施例を示
すブロック図。
【図3】本発明に係る交換機システムの外部保守端末内
に実装される会話型プログラムの一実施例を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明に係る交換機システムの外部保守端末で
作成されるテスト用プログラムの一表示例を示す図。
【図5】本発明に係る会話型プログラムの処理動作の一
例を示すフローチャート。
【図6】本発明に係るインタフェーステストプログラム
の処理動作の一例を示すフローチャート。
【図7】本発明に係る外部保守端末からのシステムコー
ル実行コマンド発行時の交換機の実動作の一例を示す模
式図。
【図8】本発明に係る交換機システムにおける遠隔操作
による保守動作の一例を示す模式図。
【符号の説明】
10 交換機 11 制御部 12 スイッチ部 13 インタフェース部 100 インタフェーステストプログラム 101 初期設定部 102 データ送受信部 103 コマンド解析部 104 コマンド処理部 105 送信データ設定部 106 エラー処理部 110 交換機ソフトウェア 20 外部保守端末 200 会話型プログラム 201 初期設定部 202 データ送受信部 203 キーボード入力部 204 コマンド読出し部 205 送信データ設定部 206 受信データ解析部 207 表示画面作成部 208 エラー処理部 209 画面表示部 30 回線 40 モデム 50 公衆回線
フロントページの続き (72)発明者 岡本 裕香利 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機と、該交換機に回線を介して接続
    される外部保守端末とから構成され、 前記外部保守端末に実装され、テスト用プログラム中の
    システムコール実行コマンドを前記回線を通して前記交
    換機に送信する処理機能を有する保守用プログラム手段
    と、 前記交換機に実装され、前記外部保守端末より前記回線
    を通して受信した前記システムコール実行コマンドをシ
    ステムコールに変更して発行し、該交換機のOSに基づ
    く実動作を起動せしめる処理機能を有するインタフェー
    ス用プログラム手段とを具備し、前記交換機を制御する
    OSのシステムコールを前記外部保守端末より直接発行
    するようにしたことを特徴とする交換機ソフトウェアの
    開発支援/保守方式。
  2. 【請求項2】 インタフェース用プログラム手段は、前
    記交換機のOSに基づく実動作の結果を収集し、実動作
    結果データとして前記外部保守端末に送信する処理機能
    を更に具備し、保守用プログラム手段は、前記交換機か
    ら送られてくる実動作結果データを受信する処理機能
    と、該受信データを記憶しかつその内容を通知する処理
    機能と、前記受信データに基づき少なくともエラー表示
    を含むエラー処理を行う処理機能とを更に具備すること
    を特徴とする請求項1記載の交換機ソフトウェアの開発
    支援/保守方式。
  3. 【請求項3】 外部保守端末から直接発行するシステム
    コールと、前記OSを保守する保守コマンドとを共用す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の交換機ソ
    フトウェアの開発支援/保守方式。
  4. 【請求項4】 外部保守端末は、前記テスト用プログラ
    ムをテキストファイルとしてプログラミング可能なエデ
    ィタを有することを特徴とする請求項1記載の交換機ソ
    フトウェアの開発支援/保守方式。
  5. 【請求項5】 テスト用プログラムは、複数のシステム
    コール実行コマンドを含み、前記保守用プログラム手段
    及びインタフェース用プログラム手段は、これらのコマ
    ンドを一度に実行できることを特徴とする請求項4記載
    の交換機ソフトウェアの開発支援/保守方式。
  6. 【請求項6】 テスト用プログラムは、任意の待ち時間
    を設定するコマンドを含み、前記保守用プログラム手段
    及びインタフェース用プログラム手段は、当該コマンド
    を前記任意時間の待ちを入れて実行できることを特徴と
    する請求項4記載の交換機ソフトウェアの開発支援/保
    守方式。
  7. 【請求項7】 テスト用プログラムは、処理の繰り返し
    を設定するコマンドを含み、前記保守用プログラム手段
    及びインタフェース用プログラム手段は、単一または複
    数のコマンドを繰り返し実行できることを特徴とする請
    求項4記載の交換機ソフトウェアの開発支援/保守方
    式。
  8. 【請求項8】 テスト用プログラムは、前記システムコ
    ール実行コマンドの入力情報がポインタ変数であった場
    合、該ポインタの先の実データを登録でき、かつ当該実
    データのアドレスを入力できることを特徴とする請求項
    4記載の交換機ソフトウェアの開発支援/保守方式。
  9. 【請求項9】 テスト用プログラムは、複数のシステム
    コール実行コマンドで共通的に使用される入力情報を共
    通パラメータとして持ち、該共通パラメータ値は可変値
    として実行毎に入力でき、加減算も行えることを特徴と
    する請求項4記載の交換機ソフトウェアの開発支援/保
    守方式。
  10. 【請求項10】 テスト用プログラムは、メッセージ受
    信のシステムコール実行コマンドの代わりに用いられ、
    メッセージ受信後、該メッセージで使用しているメモリ
    ブロックを解放するためのコマンドを含むことを特徴と
    する請求項4記載の交換機ソフトウェアの開発支援/保
    守方式。
  11. 【請求項11】 テスト用プログラムは、1つのテスト
    用プログラム終了後、それまでの登録データをクリアせ
    ず、他のテスト用プログラムにもそのデータを使用する
    ためのコマンドを含むことを特徴とする請求項4記載の
    交換機ソフトウェアの開発支援/保守方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367834B1 (ko) * 2000-07-05 2003-01-10 주식회사 하이닉스반도체 이동통신 시스템에서의 교환기 및 제어국간 호 처리방법
KR100474716B1 (ko) * 1997-08-05 2005-07-07 삼성전자주식회사 교환기와외부장치간의입출력데이터모니터링방법
JP2005209209A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Microsoft Corp メッセージ交換パターンシミュレーションコードの自動生成

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