JPH0846586A - オーディオ・チャンネルのアクティブ状態表示装置 - Google Patents

オーディオ・チャンネルのアクティブ状態表示装置

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JPH0846586A
JPH0846586A JP7037121A JP3712195A JPH0846586A JP H0846586 A JPH0846586 A JP H0846586A JP 7037121 A JP7037121 A JP 7037121A JP 3712195 A JP3712195 A JP 3712195A JP H0846586 A JPH0846586 A JP H0846586A
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JP
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input
pole
signal
switch
logic
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Application number
JP7037121A
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English (en)
Inventor
Donald E Davis
イー デビス ドナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Electronics Inc
Original Assignee
Sony Electronics Inc
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Publication date
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Publication of JPH0846586A publication Critical patent/JPH0846586A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/02Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
    • H04H60/04Studio equipment; Interconnection of studios

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミキサ・コンソールに入力しているオーディ
オ・チャンネルがアクティブ状態にあることを常に正し
く表示すると共に、表示器に流れる電流のためにミキサ
・コンソールで処理しているオーディオ信号にノイズや
歪みが誘起されることを防止する。 【構成】 ミュート・スイッチ18が選択されている、
フェーダ20が最大減衰の位置に設定されている、入力
選択スイッチ14,16が非選択位置にあるという3つ
の事象のうちのいずれかが発生しているか否かを判別す
る回路に、マイクロホン30,32からミキサ・コンソ
ール1へ入力しているオーディオ・チャンネルの各々を
結合する。それら事象のいずれも発生していなければ外
部表示装置へ信号を供給し、この信号は光結合を利用し
てミキサ・コンソールから絶縁してある。この信号によ
って、マイクロホン等から入力している対応した入力チ
ャンネルがアクティブ状態にあることをユーザに表示す
る表示器34,40を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロホン等をはじ
めとする様々な入力装置から入力されるオーディオ・チ
ャンネルがアクティブ(動作)状態にあることを表示す
る信号を、光結合を利用して絶縁した信号として提供す
るようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの放送関係の用途において、様々な
入力装置からのオーディオ信号を一旦集中コンソール
(操作卓)へ供給して、その集中コンソールにおいてそ
れらオーディオ信号を処理したり、その集中コンソール
から別の場所へそれらオーディオ信号を放送したりする
ことが、一般的に行われている。多くの場合、そのよう
な集中コンソールは、何らかの形式のミキサ装置を装備
してあり、入力オーディオ信号をそのミキサ装置を介し
て、例えばVTR等の外部装置や、生信号を供給するこ
とのできる放送装置へ転送するようにしている。
【0003】この種の構成には、殆どの場合、マイクロ
ホン等の入力装置をその時点でアクティブ状態にするか
否かを制御するための何らかの手段が備えられている。
例えば、集中コンソールに、マイクロホンの信号路を遮
断するためのミュート(消音)スイッチが備えられてい
たりする。また、集中コンソールに、オーディオ・チャ
ンネルのレベルを調節するための、信号を最大限に減衰
させる位置に設定することのできる調節可能フェーダが
備えられていたりする。
【0004】このような用途では、入力チャンネルがア
クティブ状態にあることを、即ち、現在「オンエア」
中、或いは録音ないし録画中であるということを、ユー
ザに知らせることが望まれる。そのための表示器は、放
送されてはならない口頭指示や発言、それにノイズ等
が、うっかり放送されてしまうのを防止する機能を果た
してている。表示器の具体例としては、「オンエア」と
書かれている表示灯を点灯させるようにしたり、或いは
その他の何らかの目立つ表示装置を用いて、マイクロホ
ンがアクティブ状態にあることをユーザに告げるように
している。
【0005】これまでは、この種の表示を提供するの
に、例えば1つのボタンないしスイッチを操作して点灯
させる単純な「オンエア」表示灯が使用されていた。ま
た別法として、フェーダの制御位置を表示する表示器も
使用されていた。それら従来の表示方式には、幾つかの
欠点があった。例えば、信号の遮断が行われる一点だけ
をモニタしている場合には、そのモニタ回路が故障した
ときに偽のオンエア信号が送出されるおそれがある。ま
た、それら従来の技法ではしばしば、コンソールが表示
器の機能を果たしている電球に結合されていた。そのた
め、その電球を点灯させるための電流がコンソールに流
れ込むことによって、そのコンソールが放送し、或いは
処理している信号に対する妨害が発生するおそれがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、適切な表示信
号、即ち真正のオンエア事象を表示することのできる出
力信号を、従来の方式に付随している上述の欠点のな
い、高い信頼性が得られる方式で、発生させることので
きる方法及び装置が要望されている。本発明の目的は、
ミキサ・コンソールへ入力しているオーディオ・チャン
ネルがアクティブ状態にあるか否かの表示を提供するこ
とによって、この要望並びにその他の要望に応えること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の如き装置
によって達成され、その装置とは、入力オーディオ・チ
ャンネルを最大減衰する位置である第1位置と入力オー
ディオ・チャンネルを最大ゲインに維持する位置である
第2位置とを有するフェーダの位置を検出する論理回路
と、多極スイッチから成るミュート・スイッチであっ
て、第1極と第2極とを有し、該ミュート・スイッチの
該第1極は、入力オーディオ信号を通過させて出力端へ
送出可能にする閉成位置と、入力オーディオ信号の通過
を遮断する開放位置とを有し、該ミュート・スイッチの
該第2極は、前記第1極がその閉成位置にあるときには
前記論理回路からの論理信号を通過させ、前記第1極が
その開放位置にあるときには該論理信号を遮断するよう
にしてある、ミュート・スイッチと、多極スイッチから
成る少なくとも1つの入力選択スイッチであって、第1
極と第2極とを有し、該入力選択スイッチの該第1極
は、閉成位置にあるときには入力端からの入力オーディ
オ信号を通過させ、開放位置にあるときにはその入力オ
ーディオ信号を遮断し、該入力選択スイッチの該第2極
は、該入力選択スイッチの前記第1極がその閉成位置に
あるときに、前記ミュート・スイッチを通過している前
記論理信号を通過させるようにしてある、入力選択スイ
ッチと、前記入力選択スイッチを通過してくる論理信号
を受け取り、その論理信号の論理状態に基づいて電気路
を開閉する光スイッチング手段と、前記電気路が閉成さ
れているときに表示器信号を送出する表示器信号送出手
段とを備えたことを特徴とする装置である。
【0008】本発明の一実施例では、この装置を、ミキ
サ・コンソールの1つのモジュールの中に設置して、そ
の1つのモジュールが2つの互いに独立したオーディオ
信号を制御するようにしている。
【0009】
【実施例】以下に添付図面を参照しつつ本発明の実施例
について詳細に説明して行く。図1は、本発明の1つの
適用例を示しており、この適用例は、ミキサ・コンソー
ルへ、1つないし複数のオーディオ・チャンネルが入力
するようにしたものである。図示したミキサ・コンソー
ル1は、モジュール形ミキサ・コンソールであり、複数
のモジュール2,4,6及び8の各々が2つずつの入力
オーディオ信号A及びBを、図示例ではマイクロホンで
ある夫々の信号チャンネル入力装置30及び32から受
け取っている。モジュール2,4,6及び8は、その各
々が一対の選択スイッチ14及び16を備えており、そ
れら選択スイッチ14,16によって、入力オーディオ
・チャンネルA及びBのいずれか一方もしくは両方を選
択(及び非選択)できるようにしてある。なお、図示し
た入力モジュールでは、各々のモジュールに2つずつの
チャンネルが入力しているが、3つ以上のチャンネルが
入力しているもの(或いは1つのチャンネルしか入力し
ていないもの)も、本発明の範囲に包含される。
【0010】図に示していないが、入力装置30及び3
2からのオーディオ・チャンネルA及びBは、その各々
が入力モジュールに備えられているコネクタ・ポートを
介して、ミキサ・コンソール1の中へ供給されている。
従って、それらオーディオ・チャンネルは、入力モジュ
ールで処理されると共に、入力モジュールを介して更に
別の場所へ転送される。本実施例では、入力モジュール
の各々へ複数のチャンネルが入力しているため、それら
チャンネルの各々を、入力モジュールのディスプレイ
(表示装置)部分に設けた複数のスイッチのうちのその
チャンネルに対応したスイッチによって選択及び非選択
ができるようにしてある。また、図示の実施例では、チ
ャンネルAとBとの両方が選択されているときには、そ
れらチャンネルがこのミキサの中で互いに加え合わされ
るようにしてある。
【0011】入力モジュールは更に、その各々が、直線
スライド式フェーダ20を備えている。当業界において
は周知の如く、フェーダという装置は本質的にはポテン
ショメータであり、ミキサ内のオーディオ・チャンネル
の増幅ないし減衰の機能を担当している入力モジュール
内の回路へ制御信号を供給するものである。具体的に
は、各々のフェーダ20が、0Vと+5Vとの間で変化
する制御信号を送出できるようにしてある。この制御電
圧は、電圧制御増幅器(VCA)等の可変増幅器の、制
御端子へ供給される。図示例では、フェーダ20の各々
は、その下限位置が+5Vに対応し、その上限位置が0
Vに対応している。フェーダ20を下限位置に設定する
と、選択されているオーディオ・チャンネルを最大減衰
にする制御信号が送出される。また、上限位置にする
と、選択されているオーディオ・チャンネルを最大ゲイ
ン(利得)にする制御信号が送出される。
【0012】選択されている入力チャンネルどうしは、
それらがフェーダ20によって完全減衰されていないと
きには、互いに加え合わされた上で、ミキサ・コンソー
ル内の他の部分へ転送される。ただし、この転送を、入
力モジュールの各々に備えたミュート・スイッチ18の
操作によって遮断することができる。ミュート・スイッ
チ18は、入力モジュール内で処理されたオーディオ信
号が、ミキサ内の他の部分へ転送される際に使用される
通路を開放する(即ち切断する)スイッチである。従っ
て、にゅりょくモジュールの各々は、入力装置のうちの
1つからの入力信号を遮断する手段を少なくとも3つ備
えており、その1つは当該入力チャンネルを非選択する
こと、2つ目は選択されている信号を完全減衰するこ
と、そして3つ目はミュート・スイッチを開放位置にす
ることである。
【0013】図示の如くミキサ・コンソール1には、更
に幾つものその他のモジュール10を追加することがで
きる。それらその他のモジュール10は、更に別の入力
モジュールである場合もあれば、外部機器と通信するモ
ジュールである場合もある。例えば図示の如く、それら
その他のモジュールが、1つないし複数のオーディオ出
力信号を放送機器46へ送出するためのモジュールであ
ることもある。ここでいう送出する出力オーディオ信号
とは、例えば、入力モジュールへ供給された幾つものオ
ーディオ信号のうち、入力モジュールにおいて選択され
た上、フェーダによって完全減衰されることもなく、ミ
ュート・スイッチによってミュートされることもなく転
送されたオーディオ信号等である。
【0014】本好適実施例では、入力モジュールの各々
が出力ポートを備えており、この出力ポートは、ある入
力モジュールからミキサの他の構成要素へ入力チャンネ
ルを供給するときに、表示信号を送信するための信号路
の一部を成すものである。例えば、入力モジュールの各
々にD−SUBコネクタを備え、このコネクタを、入力
モジュール内に装備した光リレーに結合しておき、更に
その光リレーが、論理信号に従って作動されるようにし
ておけば良い。そして、あるオーディオ・チャンネルが
アクティブ状態になったことに応答してこの光リレーが
ある信号路を閉成したならば、外部の表示装置34ない
し40が電源36ないし44に結合されるようにしてお
く。これによって、対応する入力チャンネルがアクティ
ブ状態にあることを視覚表示することができる。
【0015】図示例では、「表示装置A」34と外部電
源36との間の信号路が閉成されているときには、「マ
イクA」30から送出されている信号入力が入力モジュ
ールの中を通過して転送されていることに応答して、そ
の「表示装置A」34が、視覚表示(例えば「オンエ
ア」という文字による表示)を提供するようにしてあ
る。図示の如く、入力モジュール2内に装備したリレー
が外部スイッチ38ないし42を制御するように構成し
ておくことが好ましい。また「マイクB」32がアクテ
ィブ状態にあるときには、「表示装置B」40によって
同様の視覚表示が提供されるようにしてある。
【0016】図2は、2つの入力の「オンエア」状態を
表示することのできる実施例を示した回路図である。図
示の回路100は、光結合を介して伝達され論理レベル
で表されるコマンドを、以下に列挙する複数の事象が同
時に発生しているときに送出する回路であり、それら事
象とは、その入力モジュールのオーディオ・フェーダの
位置が入力信号を最大ゲインにする位置に設定されてい
ること、その入力モジュールに入力している入力信号の
いずれかが選択されていること、そして、その入力モジ
ュールのオーディオ出力がミュートされていないこと、
以上の3つの事象である。
【0017】図示の如く、図中に夫々「マイクAイン」
及び「マイクBイン」と記入してある2つのマイクロホ
ン入力端150及び154から、2つのオーディオ信号
が入力している。それら信号の各々は夫々に多極スイッ
チである入力選択スイッチ152と134とへ供給され
ており、それら入力選択スイッチを介して、それら信号
A及びBはミキサ・コンソールに結合されている。入力
選択スイッチ152及び134はその各々が4つずつの
信号路を制御しているが、図中にはそれら4つの信号路
のうち、第1極152A,134Aによって制御されて
いる信号路と、第2極152B,134Bによって制御
されている信号路との2つだけを示した。各チャンネル
の第1信号路168,170は、入力信号をミキサ・コ
ンソール内の処理回路へ結合するための信号路である。
また第2極152B,134Bによって制御されている
第2信号路164及び166は、そのオーディオ・チャ
ンネルがアクティブ状態にあることを表す論理信号を結
合するための信号路である。
【0018】更に詳細に説明すると、入力選択スイッチ
152,134の第1極152A,134Aは、「マイ
クAイン」入力端150ないし「マイクBイン」入力端
154と、ミキサ・コンソール内の処理回路176に接
続されている夫々の出力端148ないし146(図中に
夫々「マイクAアウト」,「マイクBアウト」と記入し
てある)との間の、夫々の電気路を制御している。処理
回路176は、ミキサ内の更に別の処理回路160(図
には「オーディオ・イン」と記入してある)を制御して
いる。例えば、チャンネルAに関する入力選択スイッチ
152とチャンネルBに関する入力選択スイッチ134
との両方が選択位置に、即ち、図2に示した切替位置と
は反対側の切替位置にあるときには、それら双方のチャ
ンネルのオーディオ信号は、いずれもアクティブ状態に
あり、ミキサ・コンソール内で処理されている。それら
選択されている信号どうしは、例えば互いに加え合わさ
れた上で、オーディオ信号のレベルを制御するために使
用されているVCA調節回路158に結合される。VC
A調節回路158は、フェーダ102の設定位置によっ
て制御されており、フェーダ102は、0V〜+5Vの
範囲内で変化する制御信号をVCA調節回路158内の
VCAへ出力している。従って「マイクAイン」入力端
150ないし「マイクBイン」入力端154から入力し
ているオーディオ・チャンネルAないしBは、夫々、入
力選択スイッチ152,134を介して入力モジュール
に結合している。
【0019】入力選択スイッチ152,134は更に、
入力オーディオ・チャンネルAないしBがアクティブ状
態にあるか否かを表す信号の経路である論理信号路16
4,166を制御している。それら論理信号路164,
166は、いずれも、フェーダ102の設定位置を検出
している論理回路124から発している。フェーダ10
2の位置が、VCA調節回路158に「オーディオ・イ
ン」回路160からのオーディオ信号を減衰させない位
置に設定されているときには、この論理回路124は、
第1論理信号(図示例ではロー論理信号)を送出してい
る。一方、フェーダ102が、そのオーディオ信号を減
衰させる位置に設定されているときには、この論理回路
124は、第2論理信号(図示例ではハイ論理信号)を
送出している。
【0020】更に詳しく説明すると、図示の如く、フェ
ーダ102は、そのスライド摘みを下限位置まで移動さ
せて完全減衰させるように設定したならば+5Vの信号
を出力し、一方、上限位置まで移動させたならば0Vの
信号を出力する。この電圧信号VINは比較回路108の
反転入力へ供給されており、比較回路108は、この電
圧信号VINを+5Vより僅かに低い基準電圧と比較する
ように構成してある。抵抗104,106,120,1
10及び112の抵抗値と、キャパシタ118の容量値
とを適切に選定してあるため、比較回路108は、フェ
ーダ102からの入力電圧が+5Vのときには(即ち、
フェーダ102がスライド摘みが下限位置にあるときに
は)、約+5Vの正電圧を出力しており、一方、その入
力電圧がそれより低いとき(即ち、フェーダ102のス
ライド摘みがそれより上の位置にあるとき)には、約0
Vの電圧を出力している。ダイオード114は、負電圧
が出力されるのを防止するために設けてあり、ツェナー
ダイオード116は、論理回路からの出力が+5Vを超
えないように制限するために設けてある。以上のように
して、フェーダ102が下限位置以外の位置に設定され
ているときにはロー(0V)の論理信号が出力され、フ
ェーダ102が下限位置に設定されているときにはハイ
(+5V)の論理信号が出力されるようにしてある。
【0021】この論理信号は、多極スイッチから成るミ
ュート・スイッチ128に結合されている。ミュート・
スイッチ128は、その第1極128Aが、VCA調節
回路158の出力端からオーディオ送出回路156へ至
る信号路を制御している。即ち、この第1極128A
は、選択されてその入力モジュール内で処理された入力
オーディオ信号を、そのオーディオ信号がそこを介して
放送される別のモジュールに結合するか否かを制御して
いる。図2には、このミュート・スイッチ128の切替
位置が、選択された入力オーディオ信号の放送を可能に
する閉成位置になっているところを示した。
【0022】入力選択スイッチ152及び134と同様
に、このミュート・スイッチ128でも、その第2極1
28Bが、第1極128Aと連動して第1極128Aと
同じ切替位置を取るようにしてある。従って、図示した
ように、第1極128Aが閉成位置にあるときには、第
2極128Bもまた閉成位置にあるため、上述の論理回
路124から、閉成位置にある入力選択スイッチ15
2,134の第2極152B,134Bに結合されてい
る論理信号路164及び166へ論理信号が供給され
る。一方、ミュートが選択されて、ミュート・スイッチ
128のボタンが操作されたならば、第1極128Aと
第2極128Bとがいずれも開放位置へ切り替えられ
る。その結果、VCA調節回路158から発している信
号路が遮断されると共に、第2極128Bの出力端子が
+5Vの電圧(即ち、論理ハイのレベル)に結合され
る。
【0023】ミュート・スイッチ128の第2極128
Bから送出される出力は、ミュート・スイッチ128と
入力選択スイッチ152との間の信号路と、ミュート・
スイッチ128と入力選択スイッチ134との間の信号
路との、夫々に挿入されているインバータ130及び1
32に結合されている。そのため、ミュート・スイッチ
128が開放位置にあるか、或いはフェーダ102が下
限位置にあるかのいずれかであれば、そのとき入力選択
スイッチ152,134へはロー信号が入力している。
更に、それら入力選択スイッチ152,134のいずれ
も、その入力選択スイッチが開放位置にあるときには、
その第2極152B,134Bがアースに結合されてい
るため、結局、次に列挙する事象のうちのいずれか1つ
でも発生していれば、入力選択スイッチからはロー信号
が出力されることになる。それら事象とは、フェーダ1
02が下限位置にあること、ミュート・スイッチ128
が開放位置にある(ミュートが選択されている)こと、
それに、入力選択スイッチ152ないし134が開放位
置にある(入力が非選択となっている)こと、以上3つ
の事象である。一方、入力選択スイッチからハイ信号が
出力されるのは、フェーダ102が下限位置以外の位置
にあり、且つ、ミュート・スイッチ128がオフになっ
ており(開放位置にあり)、且つ、入力選択スイッチ1
52ないし134がオンになっている(閉成位置にあ
る)ときに限られる。なお、この論理信号は、入力チャ
ンネルAとBとの両方へ供給される。
【0024】入力選択スイッチ152及び134からの
夫々の論理信号は、抵抗136,138を介して、また
更に光リレー140ないし142の中に配設されている
夫々の発光ダイオード(LED)を介してアースへ結合
されている。それらLEDは、ハイ論理信号を受け取っ
ているときには発光しており、ロー論理信号を受け取っ
ているときには消光している。夫々のLEDはフォトト
ランジスタに光結合しており、フォトトランジスタはL
EDが発光することによって導通状態にされる。フォト
トランジスタは、こうして導通状態にされることによっ
て、リレー駆動回路140,142内のスイッチング・
トランジスタをオンにし、それによって、入力モジュー
ルの外部に設置されている「表示器A」144ないし
「表示器B」146へ至る信号路を閉成する。それら表
示器144,146は、例えば、対応するマイクロホン
の近くに設けた表示灯の形態とし、上述のリレー14
0,142にハイ論理信号が供給されているときに点灯
状態となるようなものとすることができる。また、それ
らリレーの各々が、表示器を電源に結合するスイッチの
動作を制御するようにすることが好ましい。
【0025】上述のリレー140,142は光結合を利
用しているため、ミキサ・コンソールは、表示器を駆動
する電源からは絶縁されている。これによって、電源
が、ミキサ・コンソール内で処理されているオーディオ
信号にノイズや歪みを誘起するという不都合な自体が防
止されている。またそれによって更に、ミキサ・コンソ
ールの回路が電源の過負荷から保護されてもいる。従っ
て、本好適実施例によれば、真正のオンエア事象を表示
するための、安全確実で信頼性の高い方法が提供され
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ミキサ・コンソールに入力しているオーディ
オ・チャンネルがアクティブ状態にあることを常に正し
く表示することができる上に、表示器に流れる電流のた
めにミキサ・コンソールで処理しているオーディオ信号
にノイズや歪みが誘起されることも防止し得るという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を放送製作システムに適用した例を示す
図である。
【図2】本発明の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 ミキサ・コンソール 14 入力選択スイッチ 16 入力選択スイッチ 18 ミュート・スイッチ 20 フェーダ 34 表示装置 40 表示装置 102 フェーダ 124 論理回路 128 ミュート・スイッチ 134 入力選択スイッチ 140 光スイッチング手段(光リレー) 142 光スイッチング手段(光リレー) 144 表示器 146 表示器 152 入力選択スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミキサ・コンソールへ入力している少な
    くとも1つの入力オーディオ・チャンネルがアクティブ
    状態にあるか否かを表示する装置であって、 入力オーディオ・チャンネルを最大減衰する位置である
    第1位置と入力オーディオ・チャンネルを最大ゲインに
    維持する位置である第2位置とを有するフェーダの位置
    を検出する論理回路と、 多極スイッチから成るミュート・スイッチであって、第
    1極と第2極とを有し、該ミュート・スイッチの該第1
    極は、入力オーディオ信号を通過させて出力端へ送出可
    能にする閉成位置と、入力オーディオ信号の通過を遮断
    する開放位置とを有し、該ミュート・スイッチの該第2
    極は、前記第1極がその閉成位置にあるときには前記論
    理回路からの論理信号を通過させ、前記第1極がその開
    放位置にあるときには該論理信号を遮断するようにして
    ある、ミュート・スイッチと、 多極スイッチから成る少なくとも1つの入力選択スイッ
    チであって、第1極と第2極とを有し、該入力選択スイ
    ッチの該第1極は、閉成位置にあるときには入力端から
    の入力オーディオ信号を通過させ、開放位置にあるとき
    にはその入力オーディオ信号を遮断し、該入力選択スイ
    ッチの該第2極は、該入力選択スイッチの前記第1極が
    その閉成位置にあるときに、前記ミュート・スイッチを
    通過してくる前記論理信号を通過させるようにしてあ
    る、入力選択スイッチと、 前記入力選択スイッチを通過してくる論理信号を受け取
    り、その論理信号の論理状態に基づいて電気路を開閉す
    る光スイッチング手段と、 前記電気路が閉成されているときに表示器信号を送出す
    る表示器信号送出手段とを備えたことを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 その各々が夫々対応する入力選択スイッ
    チに結合した2つの入力端へ、2つの入力オーディオ・
    チャンネルを供給するように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ミキサ・コンソールを、複数の入力
    モジュールを有するモジュラ式ミキサ・コンソールと
    し、それら複数の入力モジュールの各々が1つないし複
    数の入力オーディオ・チャンネルを受け取るように構成
    したことを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の入力モジュールの各々が、前
    記電気路の一部を形成するコネクタを夫々に備えてお
    り、これによって、前記表示器信号送出手段を前記ミキ
    サ・コンソールの外部に配設したことを特徴とする請求
    項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記表示器信号送出手段が、入力チャン
    ネルがアクティブ状態にあることを表す視覚表示を提供
    するように構成したことを特徴とする請求項4記載の装
    置。
JP7037121A 1994-02-25 1995-02-24 オーディオ・チャンネルのアクティブ状態表示装置 Pending JPH0846586A (ja)

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US08/202,030 US5479519A (en) 1994-02-25 1994-02-25 Signalization with true "on air" event including opto-isolation
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