JPH0846548A - スペクトラム拡散通信方式 - Google Patents

スペクトラム拡散通信方式

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JPH0846548A
JPH0846548A JP6173981A JP17398194A JPH0846548A JP H0846548 A JPH0846548 A JP H0846548A JP 6173981 A JP6173981 A JP 6173981A JP 17398194 A JP17398194 A JP 17398194A JP H0846548 A JPH0846548 A JP H0846548A
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JP
Japan
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signal
error
data signal
bit
code
Prior art date
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Pending
Application number
JP6173981A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Okabe
吉正 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0846548A publication Critical patent/JPH0846548A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペクトラム拡散通信(SS通信)方式の誤
り制御に関するもので、冗長ビットの付加を最小にし
て、相関信号を利用して誤り訂正を行うことにより、簡
易な誤り訂正回路構成を提供する。 【構成】 データ信号11に誤り検出用のパリティビッ
トを付加した符号化データ信号13をSS変調器14で
SS変調して送信信号とし、受信側で、受信SS信号1
7を相関器10にて復号化データ信号を得るとともに、
パリティチェックにより誤りが検出されたら、相関信号
を利用して誤り訂正回路22にて誤りを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトラム拡散通信方
式に関するもので、特にその誤り制御方式に特徴を有す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信(以下SS通信と
言う)は、送信側において、データ信号と疑似雑音符号
(以下PN符号と言う)を乗算して、SS信号を得て送
信信号とし、受信側において受信SS信号と、送信側と
同種のPN符号との相関を求めて送信されたデータ信号
の復調を行う方式であり、PN符号の1周期がデータ信
号の1ビット長に対応しており、データ信号1ビット長
の受信信号のうちの一部が雑音や妨害によって損なわれ
ていてもPN符号の1周期に亘って相関を求めてデータ
を復調することにより、悪い伝送路状態においても、一
般の通信方式に比べてビット誤り率を低く抑えられる特
徴がある。
【0003】さらにビット誤り率を下げる手段として、
送信側において誤り訂正の為の冗長ビットを付加して送
信し、受信側においては冗長ビットを利用して誤り訂正
を行う方法がある。図2は従来のSS通信システムのブ
ロック図である。図2において、送信データ信号31は
符号化器32によりデータ信号Nビット毎にMビットの
冗長ビットが付加され、(N+M)ビットを1ブロック
とする送信符号化データ信号33となる。前記送信符号
化データ信号33は、SS変調器34でPN符号と乗算
され、送信SS信号を信号線35に出力する。前述の如
く、データ信号1ビット長がPN符号1周期に対応して
いるので、符号化データ信号が1の時にはPN符号のチ
ップの1と0を反転し、符号化データ信号が0の時には
PN符号を反転せずに送信することにより送信SS信号
として変調PN符号を得る。
【0004】伝送路36には雑音38の混入により送信
SS信号である変調PN符号のチップが反転することが
ある。受信側において相関器39によって受信SS信号
37と受信側で作成するPN符号を比較し、1と1、0
と0のように一致するチップの数と1と0、0と1のよ
うに一致しないチップの数を比較して一致の数が多けれ
ば0、不一致の方が多ければ1を復号化データ信号40
として出力する。すなわち、伝送路36において雑音3
8によって、送信SS信号の1ブロック内の変調PN符
号のいくつかのチップが反転することがあっても、その
数がPN符号1周期のチップ数の半分未満であれば送信
符号化データ信号33は誤りなく推定される。
【0005】誤り訂正回路42は、復号化データ信号4
0の(N+M)ビットを1ブロックとして誤り訂正を行
う。前記復号化データ信号の(N+M)ビットのビット
列を1符号語としたとき、符号語のとる組合せの数は2
の(N+M)乗であるが、送信側においてMビットの冗
長ビットは、Nビットの情報ビットの論理演算によって
生成されるから正しい符号語の数は2のN乗しかないの
で、受信した符号語が正しい符号語のどれとも一致しな
ければブロック内にビット誤りがあったと判定できる。
受信された符号語と正しい符号語とを比較して、ビット
が一致しない数を距離として最も距離の小さい符号語を
求めることにより、1ブロック内のいくつかのビットが
誤っている場合でも正しいビット列を推定することがで
きる。このとき、何ビットの誤りまで訂正できるかは正
しい符号語同志の距離の最小値の半分未満に制限される
ので、高い誤り訂正能力を得る為には冗長ビットMを大
きくする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように誤り訂正符
号を用いればビット誤り率を改善できるが、誤り訂正能
力を強化するために冗長ビットを長くすると、実効伝送
速度すなわち送信データ信号のビット伝送速度が制限さ
れるという欠点がある。本発明は、短い冗長ビットを使
用して、誤り訂正能力の高い方式を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のSS通信方式は
前記目的の為に、送信側においては送信データ信号に誤
り検出の為の冗長ビットを付加した後にSS変調して送
信し、受信側においては冗長ビットを利用して誤り検出
を行い、受信SS信号とPN符号との相関信号を利用し
て誤りビットの推定を行う。
【0008】
【作用】本発明によれば、復調データ信号に誤りが検出
された場合、受信SS信号とPN符号との相関信号を評
価して値の低いビットを誤りビットと推定することによ
り、パリティビット等の誤り検出能力しか持たない短い
冗長ビットを付加するだけで効率よく誤り訂正が行える
ので、送信データ信号の実効伝送速度の低下を小さく押
えながら誤り訂正によるビット誤り率の低減が実現でき
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明のSS通信方式のブロ
ック図である。送信データ信号11は符号化器12によ
り8ビット毎に1ビットのパリティビットを付加して、
9ビットを1ブロックとする送信符号化データ信号13
とする。この場合、1ブロック内の1の数が偶数となる
ようパリティビットを決定している。前記送信符号化デ
ータ信号は、SS変調器14でPN符号と乗算され、送
信SS信号を信号線15に出力する。データ信号1ビッ
ト長がPN符号1周期に対応しているので、符号化デー
タ信号が1のときには、PN符号のチップの1と0を反
転し、符号化データ信号が0の時にはPN符号を反転せ
ずに送信することにより、送信SS信号として変調PN
符号を信号線15に出力する。
【0010】伝送路16には雑音18の混入により、送
信SS信号である変調PN符号のチップの1、0が反転
することがある。受信側においては相関器19によって
受信SS信号と受信側で作成する送信側と同種のPN符
号を比較し、1と1、0と0のように一致するチップの
数と1と0、0と1のように一致しないチップの数を比
較して一致の数が多ければ0、不一致の数が多ければ1
を復号化データ信号20として出力するとともに、一致
するチップ数と一致しないチップ数の差の絶対値を相関
信号として信号線21に出力する。誤り訂正回路22は
復号化データ信号20を検査して、1ブロック内の1の
ビット数が偶数でなければ1ビットの誤りがあったと判
定し、1ブロック内の各ビットに対応する相関信号の値
の大きさを比較して最も値が小さかったビットを反転す
ることにより誤り訂正を行う。
【0011】従来の誤り訂正方式では、冗長ビットが1
ビットの場合には正しい符号語間の最小距離は2なの
で、1ビットの誤りがあった場合の符号語と最も距離の
近い正しい符号語との距離はすべて1となり、特定の符
号語が最も確からしいと特定することができないが、本
方式の場合では相関信号の値を距離として評価し、最も
近い符号語を求めることにより誤り訂正を行うことがで
きる。前述のように相関器19では受信SS信号17と
PN符号のチップ列を比較するが、伝送路16において
雑音18による変調PN信号のビットの反転が全く無か
った場合には、送信ビットが0なら比較結果はすべて一
致、送信ビットが1なら比較結果はすべて不一致となる
ので、1周期のPN信号を1シンボルとすれば、比較結
果の不一致の数は送信ビットが0の場合のシンボルとの
距離であり、比較結果の一致の数は送信ビットが1の場
合のシンボルとの距離である。従って、一致の数と不一
致の数の差が大きい場合には送信ビットの推定が誤って
いる確率は低く、差が小さい場合には推定が誤っている
確率が高いと言える。パリティチェックによってブロッ
ク内にビット誤りが検出されたなら、9ビットからなる
符号語に最も距離の小さい正しい符号語は、相関信号の
値が最も小さかったビットを反転して得られるシンボル
であると特定できるので、パリティビットを付加するだ
けで1ビットの誤り訂正を実現できることになる。
【0012】なお、本発明は複数ビットの訂正にも同じ
ように適応できる。複数ビットの誤り検出能力をもつ符
号を用いて誤り検出を行い、誤りが検出された場合に
は、正しい符号語が得られるまで相関信号の値が低い復
号化データ信号のビットから順に反転させる試行錯誤に
よる探索によって、最も距離の近い正しい符号語を特定
できるので、通常の誤り訂正に必要な誤りビットを特定
するための複雑なアルゴリズムを用いた場合よりも少な
いステップ数で複数ビットの誤り訂正を実行できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明のスペクトラム拡
散通信方式において、受信拡散信号とPN符号との相関
信号を利用して復号化データ信号の誤りビットの推定を
行うことにより、データ信号の実効伝送速度の低下を小
さく押えながら誤り訂正によるビット誤り率の低減が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペクトラム拡散通信方式の一実施例
を示すブロック図
【図2】従来例のスペクトラム拡散通信方式の一例を示
すブロック図
【符号の説明】
11、31 データ信号 12、32 符号化器 13、33 符号化データ信号 14、34 SS変調器 19、39 相関器 20、40 復号化データ信号 22、42 誤り訂正回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側でデータ信号に誤り検出の為の冗
    長ビットを付加した後に疑似雑音符号でスペクトラム拡
    散変調して送信し、受信側でその受信スペクトラム拡散
    信号と送信側と同種の疑似雑音符号を用いて復号化する
    とともに、両者の相関度を示す相関信号を作成し、前記
    冗長ビットを使用して、該復号化データ信号中に誤りが
    検出された場合、前記相関信号の相関度の低い復号デー
    タのビットを反転して、誤り訂正を行うことを特徴とす
    るスペクトラム拡散通信方式。
  2. 【請求項2】 冗長ビットはパリティビットである事を
    特徴とする請求項1記載のスペクトラム拡散通信方式。
JP6173981A 1994-07-26 1994-07-26 スペクトラム拡散通信方式 Pending JPH0846548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173981A JPH0846548A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 スペクトラム拡散通信方式

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JP6173981A JPH0846548A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 スペクトラム拡散通信方式

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Publication Number Publication Date
JPH0846548A true JPH0846548A (ja) 1996-02-16

Family

ID=15970594

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JP6173981A Pending JPH0846548A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 スペクトラム拡散通信方式

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JP (1) JPH0846548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100411328C (zh) * 2002-06-25 2008-08-13 三菱电机株式会社 无线基地站装置
WO2023179634A1 (zh) * 2022-03-22 2023-09-28 华为技术有限公司 数据写入方法以及处理系统

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