JPH084598B2 - 安全トロカール - Google Patents

安全トロカール

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JPH084598B2
JPH084598B2 JP3323633A JP32363391A JPH084598B2 JP H084598 B2 JPH084598 B2 JP H084598B2 JP 3323633 A JP3323633 A JP 3323633A JP 32363391 A JP32363391 A JP 32363391A JP H084598 B2 JPH084598 B2 JP H084598B2
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JP
Japan
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trocar
tip
cannula
housing
releasable
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ティー グリーン ディヴィッド
ディー ガイ トーマス
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Original Assignee
United States Surgical Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3494Trocars; Puncturing needles with safety means for protection against accidental cutting or pricking, e.g. limiting insertion depth, pressure sensors
    • A61B17/3496Protecting sleeves or inner probes; Retractable tips
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/08Accessories or related features not otherwise provided for
    • A61B2090/0801Prevention of accidental cutting or pricking
    • A61B2090/08021Prevention of accidental cutting or pricking of the patient or his organs

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外科用トロカール、特に
安全トロカールであって、鋭端(切開)チップをカニュ
ーレ内に引込ませて、内臓または他の内部組織に対する
不注意に傷害の可能性を最少にするようにした安全トロ
カールに関する。
【0002】
【従来技術】トロカールは、体腔を穿刺するために使用
される鋭端を有する外科器具である。トロカールは総体
的に、チューブ状トロカールスリーブまたはカニューレ
と共に使用される。体腔にトロカールが穿刺されると、
鋭端トロカールはカニューレから除去され、カニューレ
が体腔内に延設した状態で残される。それから、腹腔
鏡、切開具、把持具、等の付属器具を有するカニューレ
により、内視鏡的外科処置が行なわれる。商業的に入手
できる安全トロカールはスプリング負荷を受ける安全シ
ールドを備え、この安全シールドは、トロカールチップ
が体腔に挿入された時にトロカールチップを覆い、内部
組織を穿刺または裂傷から十分に保護するようになって
いる。たとえば、米国特許第4,601,710号(モ
ル)明細書には2つの装置、すなわち、鋭端チップを有
するトロカールと、その周囲に位置するスプリング負荷
を受けるチューブ状安全シールドとを備えるトロカール
装置、およびカニューレ装置、からなるトロカール装置
が記載されている。使用準備が整った時、トロカールと
トロカール装置の安全シールドとがカニューレに挿入さ
れる。安全シールドは最初、トロカールチップを覆う最
末端方向位置にある。トロカールを皮膚に押付けること
により、シールドがスプリングに抗して後方に押戻さ
れ、トロカールの突刺しチップが露出される。チップは
圧力を作用し続けることにより、皮膚とその下の組織を
貫通する。チップが壁を貫通し、体腔に挿入されると、
シールドの前端に作用する力は消失し、シールドは自動
的にその末端方向に延出した位置に戻り移動する。内臓
と他の内部組織とはこうして、鋭端な突刺しチップとの
接触、およびそれによる傷害の可能性から保護される。
【0003】米国特許第4,535,773号(ユー
ン)明細書では、別の安全トロカールの設計例が示唆さ
れている。一実施例(図22〜28参照)においては、
通常のベレス(Verres)針におけるように、スプ
リング負荷を受ける鈍探針がトロカールシャフト内に設
けられている。鈍探針はトロカールチップの開口を往復
摺動し、トロカールチップが体腔に挿入された時、鈍探
針が開口を末端方向前方にはね返り、トロカールチップ
と身体の器官との間の接触を防止するようになってい
る。第2実施例(図33〜36参照)では、圧力センサ
またはトランスデューサが、トロカール刃面およびカニ
ューレの末端部に取付けられている。電気リード線セッ
トがトロカールシャフトを通って走り、装置の基端部の
警報ネットワークに連通されている。別の修正例が示唆
されており、そこではトロカールシャフトは最初、手動
で延出され、その延出位置に、周囲のチューブ状構造体
の孔を通して突出する止め金により維持されるようにな
っている。この孔はソレノイドソケットを整合する。器
具を完全に組立て、トロカールチップを体壁を通して圧
入すると、トロカールシャフトを通って走る電気リード
線は電気信号をソレノイドに送り、適切な時点で止め金
を孔から圧出し、トロカールチップをカニューレ内に引
込めることができる。切断器具の引込みを行なわせる別
の構成も知られている。たとえば、米国特許第4,37
5,815号(バーン)、第3,657,812号(リ
ー)、および第3,030,959号(グルナート)明
細書を参照。
【0004】
【発明の概要】下記項目からなる改良された安全トロカ
ールが提供されることが明らかであろう。 (a) カニューレと、カニューレハウジングとを有するカ
ニューレ装置 (b) 鋭端トロカールチップと、閉塞シャフトと、トロカ
ールハウジングとを有するトロカール装置 (c) トロカールチップを延出位置に解放自在に維持す
る、閉塞シャフトと関連した解放自在な閉塞装置 (d) トロカールチップが腹腔に達し、トロカールチップ
に対する反力が除かれたときに、解放自在な閉塞装置を
解放するための装置 (e) 解放自在な閉塞装置の解放に応答して、トロカール
チップを前記延出位置から引込み位置へ自動的に引込め
るための付勢装置 本発明の安全トロカールは、使用直前に外科医が準備で
きるようにされる。この準備は、トロカールハウジング
を通って延びるフィンガを前進させ、トロカールハウジ
ングをカニューレハウジング方向に圧縮し、あるいは類
似装置により達成される。準備が整うと、トロカールチ
ップはカニューレの末端部を越えて解放自在に突出す
る。
【0005】外科医がトロカールを、そして特にトロカ
ールチップを患者の体壁に押付けると、体壁によりトロ
カールチップに作用される初期反力は、閉塞シャフトに
関連する機構により、体腔への挿入により閉塞シャフト
(切断チップと共に)を直ちに引込めさせる。したがっ
て、たとえば体腔に挿入されることにより、トロカール
チップから反力が除去されると、付勢装置、たとえばス
プリングの力により、トロカールチップがカニューレ内
に直ちに自動的に引込められることになる。トロカール
の好ましい実施例において、トロカールチップが延長部
材に取付けられ、延長部材は閉塞シャフトに往復動自在
に取付けられ、かつそれから離れる方向に付勢されてい
る。ラッチが閉塞シャフトに関連し、ラッチは半径方向
外方に付勢され、かつトロカールの準備が整った時、カ
ニューレまたは閉塞スリーブ装置に形成された内部棚に
係合するようになっている。爪体が延長部材に関連さ
れ、かつトロカールチップに対する反力が作用すると、
ラッチを内部棚との係合状態から解放するように位置決
めされ、付勢される。トロカールチップが体腔に挿入さ
れると、爪体がラッチに接触し、ラッチを内部棚との係
合状態から解放する。こうしてトロカールの準備にあた
って負荷されたスプリングは、トロカールチップをカニ
ューレ内に直ちに自由に引込める。
【0006】本発明のトロカールは所望により、切断チ
ップの手動による引込みまたは解除を可能にするように
設計される。これは、トロカールハウジングをカニュー
レハウジングおよび/または閉塞スリーブ装置に対して
手動回転できるようにして、ラッチを内部棚から離脱さ
せることにより達成される。トロカールには典型的に
は、外科医にトロカールの準備完了または解除状態を合
図する表示装置が設けられる。たとえば、トロカールの
準備のために用いられるフィンガの相対位置が、キャリ
ブレートまたは割出しされ、トロカールチップ位置が通
報され、あるいはトロカールチップ位置表示装置を観察
できる窓を設けることができる。本発明の一実施例にお
いて、トロカールハウジングは2つの相互に連結された
ハウジング本体から構成される。2つのハウジング本体
は相互に対して往復動を行ない、一方が他方内に収容さ
れることが好ましい。2つのハウジングを圧縮し、その
両者が収容関係をとるようにして、トロカールチップの
準備を整えることを可能にする機構が、2つのハウジン
グに関連して設けられる。この収容関係位置にある時、
一方または両トロカールハウジングがカニューレハウジ
ングに係止されることが好ましい。トロカールハウジン
グを収容関係から手動解放する機構も典型的に設けられ
ている。
【0007】本発明の別の実施例において、トロカール
装置は閉塞スリーブ装置を備え、この閉塞スリーブ装置
は、閉塞シャフトの回りに同心状に配置され、かつその
基端部でトロカールハウジグに固定的に取付けられた、
典型的に静止状のチューブ状要素である。内部棚がチュ
ーブ状要素の末端方向に形成され、解放自在な閉塞装
置、たとえばラッチと共働するようにされる。チューブ
状要素は末端方向に延び、トロカールチップがその引込
みまたは解除位置にある時、鋭端トロカールチップを包
囲するようになっている。しかし、チューブ状要素は末
端方向において、トロカールおよびカニューレ装置が組
合された時、カニューレの末端部を越えて突出するほど
は延設されていない。閉塞スリーブ装置は、トロカール
装置がカニューレ装置から除去または分離される時、ト
ロカールチップを保護し、かつ、通過のための滑らかで
一様な面を提供することにより、カニューレ装置に対す
る閉塞シャフトおよびトロカールチップの導入および取
出しを容易にしている。本発明のトロカールは、最少侵
入状態で診断および外科処置を実施できるように、体腔
へのアクセスを可能にする安全で有効な装置を提供す
る。トロカールは、切断チップをカニューレ内に直ち
に、自動的に引込める信頼性のある機構を備えている。
トロカールチップを準備が整った位置に解除自在に維持
する独特の内部機構により、貫通力が最少に保持され
る。
【0008】本発明は添付図面を参照する以下の詳細な
説明から明らかになるであろう。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、トロカール10が、その
切断チップ12をカニューレ14から延出された完全組
立状態で示されている。トロカール10は、トロカール
装置16と、カニューレ装置18とを有する。トロカー
ルハウジング20から延びるトロカール装置16の長手
方向延設部、又は、内視鏡部は、図1では、延出された
切断チップ12を除いて、カニューレハウジング21と
カニューレ14とによって隠されている。次いで、図1
及び図2を参照すると、トロカール装置16は、上部ハ
ウジング22と下部ハウジング24とからなるトロカー
ルハウジング20を有する。上部ハウジング22は、下
部ハウジング24の開口28に嵌合する4つの取付け脚
26を備える。上部ハウジング22は、更に、2つの長
手方向に延び、平行に隔離された部分半球状突出部30
を備え、突出部30は上部ハウジング22の頂面32か
ら上方に面している。部分半球状突出部30は、頂面3
2に形成された軸スロット34を包囲し、その機能は後
述する。上部ハウジング22の側面36と頂面32は段
部を有し、実質的に四角形の遠位突出部38と実質的に
U字形の当接面40とを形成する。下部ハウジング24
の側面42、底面44は共に段部を有し、実質的に四角
形の遠位突出部46と実質的にU字形の当接面48とを
形成する。四角形突出部38、46から半円形延長部5
0、52が夫々、遠位方向に延びている。従って、上部
ハウジング22と下部ハウジング24とが接合され、ト
ロカールハウジング20が形成されるときに、チューブ
状通路がトロカールハウジング20に形成される。
【0010】アンカーソケット54が、上部ハウジング
22、下部ハウジング24の後壁56に形成され、アン
カーピン58を受取る。ピン58の開口60が、引張り
ばね64の近位部62を受取る。引張りばね64がリン
グ68のチューブ状通路66を通って延びる。フィンガ
ー70が、リング68から上方に延び、上部ハウジング
22のスロット34を往復摺動するようにされている。
フィンガー70の長さは、その頂面72が、部分半球状
突出部30の頂面の高さに等しいが、これよりも低い高
さに延びるように選択することが好ましい。従って、外
科医がトロカールハウジング20を把持するときには、
軸スロット34内のフィンガー70の移動は、外科医の
手により妨げられることはない。部分半球状突出部30
は、スロット34内でのフィンガー70の自由移動が保
証されるならば、多くの形状と輪郭とを採ることができ
る。リング68も遠位方向に向く面74を形成し、リン
グ68は、遠位方向に延びるチューブ状突出部75(図
5参照)の回りに嵌合し、且つ、閉塞シャフト78の後
面76に当接し、例えは、接着剤により確実に固定され
る。図3乃至図7を参照すると、閉塞シャフト78は、
内部ボア80を備え、内部ボア80は後面76に始ま
り、開口82の遠位位置まで延びている。引張りばね6
4がボア80を通って延び、引張りばね64の遠位部に
形成されたフック84がピン86により保持され、ピン
86は閉塞シャフト78の開口82と、シャフト78の
反対側の面の適合開口を通って延びる。引張りばね64
は、ボア80に取付けられると、閉塞シャフト78を引
張りばね64の張力と収縮力を受けながらトロカールハ
ウジング20に固定的に接合する。
【0011】閉塞シャフト78は、端末部に、遠位方向
に延びる半球状アーム88と、実質的に半円形の当接面
90とを形成する。半球状チューブ状本体92が、半円
状アーム88に取付けられ、閉塞シャフト78の近位部
と実質的に同一の横断面形状のチューブ状本体を提供す
る。半円形溝94が半球状アーム88の頂面96に形成
される。溝94は、近位部が当接面90に延びる。半円
形溝が半球状本体92の下面98に形成されている。圧
縮ばね100が溝94と半球状本体92の溝とによって
形成されたチューブ状ボア101に嵌合する。下方に延
びる肩部102が、半球状アーム88の頂面96に形成
され、上方に延びる肩部104が半球状本体92の下面
98に形成されている。従って、半球状本体92を、上
面96と下面98に沿って、例えば、接着剤、音波溶着
などによって半球状アームに取付けると、スロット10
3が、肩部102、104間に形成される。2つの千鳥
状に配置されたピン106が肩部104から下方に延
び、2つの対応する千鳥状に配置さた開口108が肩部
102に形成される。半径方向に外方に位置するピン1
06は、半径方向外方の開口108に入る前に、ラッチ
110の開口112を通過する。他方のピン106は対
応する開口108内に直接通過し、半球状本体92と閉
塞シャフト78とを整合させる作用を有する。詳細は後
述するように、ラッチばね114が肩部102、104
間に形成されたスロット103内に位置し、その近位部
を頂面96に形成されたスロット115に収容し、ラッ
チ110を付勢する。円筒ロッド116が2つの軸心方
向に隔置された開口118、120を備え、チューブ状
チャネル内に載置される寸法を有するピン122が開口
120に嵌合し、アーム88(図6参照)と半球状部材
92とに形成されたスロット124内に半径方向外方に
延びている。ロッド116の近位面126は、圧縮ばね
100の遠位部に当接する。
【0012】延長チップ128は、実質的に半球状の上
部チップ部材130、下部チップ部材132の近位面1
38、140に延びる。上方に延びるピン142が、半
円形溝136に取付けられ、ロッド116の開口18を
上方に延び、上部チップ部材130の底面144の開口
(図示せず)内へ通過している。第2の上方に延びるピ
ン146が下部チップ部材132の頂面148から、爪
体152の開口150を通って、上部チップ部材144
の底面の開口(図示せず)内に延びている。板ばね15
4が、爪体152に隣接して位置し、爪体152を、後
述する方法で付勢する。第3の上方に延びるピン147
が、これも後述する、爪体152の回転停止体を提供す
る。3つの刃面158を有するピラミッド状切断チップ
12が、適合する半円形カラー160、162によって
上部チップ部材130、下部チップ部材132に回転自
在に取付けられる。ピン164が、上部チップ部材13
0、下部チップ部材132の半円形通路166、168
によって形成されるチャネルを通過する。図4に示すよ
うに、近位方向に延びるロッド170が、近位部にフラ
ンジ174を形成する切断チップ12の後面172から
延びる。半径方向の溝176が、後面172とフランジ
174との間に形成され、これらの間にピン164が延
びる。従って、ピン164は、チップ156を、相対的
な回転を可能にした状態で、上部チップ部材130、下
部チップ部材132に係止する。
【0013】図8では、カニューレハウジング21が、
上部カニューレハウジング本体176と下部カニューレ
ハウジング本体178とからなる。チューブ状ポート1
80が、コック栓182を受取る上部カニューレ本体1
76に形成される。フラッパ弁支持本体184がカニュ
ーレハウジング21内に旋動自在に取付けられ、その支
持脚186の下部端は下部カニューレ本体178に着座
し、支持脚186の上端部は螺旋巻きねじればね18
8、Oリング190、上部カニューレ本体176の開口
192を通り、外部レバー194と協働するようにされ
る。ねじればねの横脚196は、フラッパ弁支持本体1
84の上部から延びるリップ198の下方に位置する。
自己着座型フラッパ弁200は、支持本体184の開口
202と、フラッパ弁200の遠位方向に延びる取付け
ロッド204との間の協働によって、フラッパ弁支持本
体184に取付けられる。シール部材206と安定化プ
レート208とが、上部カニューレハウジング176、
下部カニューレハウジング178内の内部組合せ係合フ
ランジ210の協働によって、例えば、接着剤により、
カニューレハウジング21に取付けられる。シール部材
206は、ガスケット212を有し、ガスケット212
は、フラッパ弁支持本体184がシール部材206に実
質的に平行な関係になるまで旋動されたときに、フラッ
パ弁200との気密を形成する。第2組の内部組合せ係
合フランジ214が、上部カニューレハウジング17
6、下部カニューレハウジング178の遠位部に向けて
設けられ、カニューレ14の近位部に形成されたフラン
ジ216を受取るようにされる(図9参照)。
【0014】図9を参照すると、カニューレ14は、中
空チューブ状部材であり、これは、その近位部にフラン
ジ216を、その遠位部に向けて形成された内部棚21
8を有する。内部棚218は、内向き切欠き部、又は、
槍突き状の孔を有するチューブ状カニューレ14によっ
て、所望位置に形成されている。カニューレ14は、ス
テンレススチール、又は、ラジオルーセント材料、例え
ば、ファイバーグラスから作ることが好ましい。カニュ
ーレ14の長さは、トロカール10が、図1に示される
ように、完全に組み立てられたときには、チップが引っ
込められたときはトロカールチップ12がカニューレ1
4によって隠されるが、チップの前進位置においてはト
ロカールチップ12がカニューレ14から完全に露出す
るように選択される。カニューレ14は、種々の内径で
製造することができ、その最も一般的な内径は、5、1
0、12mmである。使用中、外科医は、トロカール装
置16のトロカールチップ12と閉塞具78とを、カニ
ューレハウジング21に挿入する。トロカールチップ1
2との接触によりフラッパ弁支持本体184が旋動し、
トロカールチップ12及び閉塞具78のカニューレ14
内への自由通路を提供する。変形例として、レバー19
4を使用して、フラッパ弁支持体184を手動で旋動さ
せることができる。閉塞具78がカニューレハウジング
21に入ると、そこにガスケット212によって気密が
提供される。外科医は、トロカール装置16の内視鏡部
分をカニューレハウジング21内に前進し続け、最終的
にトロカールハウジング20の前面をカニューレハ ウ
ジング21の後面に当接させる。
【0015】図10を参照すると、トロカール10の内
部機構の初期位置が示されている。この初期位置では、
トロカールチップ12はカニューレ内にある。ラッチ1
10がラッチばね114によって、カニューレ14の内
壁に対して半径方向外方に付勢される。言い換えると、
ラッチばね114がラッチ110を、ピン106を中心
に反時計方向に付勢して、カニューレ14の内壁に係合
させる。爪体152は、板ばね154によって、ピン1
46を中心に時計方向に付勢される。停止ピン147
は、脚153と接触することによって、爪体152が更
に時計方向に移動しないようにする。ピン122は、ス
ロット124内での最遠位方向位置にある状態で示され
ている。この場合、圧縮ばね100は無負荷状態にあ
る。外科医がトロカール10を使用する準備が整った
ら、フィンガ70をトロカールハウジング20の軸スロ
ット34内で、遠位方向に前進させる。リング68と閉
塞シャフト78との接触によって、フィンガ70の遠位
方向移動が、閉塞シャフト78とトロカールチップ12
を遠位方向に前進させ、従って、トロカールチップ12
をカニューレ14から露出させる。閉塞シャフト78の
遠位方向移動はまた、ばね64を引張り状態にさせ、従
って、閉塞シャフト78とトロカールチップ12とを近
位方向に、すなわち、トロカールチップ12がカニュー
レ14内に隠される位置まで付勢する。しかしながら、
図11に示すように、この近位方向移動は、ラッチ11
0の係合面113と、カニューレ14の内部棚218と
の間の接触によるものである。ラッチばね114は、ラ
ッチ110を、内部棚218に係合するように付勢す
る。
【0016】(図1に示すように)トロカールチップ1
2が前進されると、外科医はトロカール10を患者の体
壁に押付ける。図3から明らかなように、延長チップ1
28(これに対してトロカールチップ12が取付けられ
る)は、ロッド116により閉塞具78に取付けられ
る。ロッド116が、スロット124に載置されるピン
122によって閉塞具78に固定されているから、体壁
によって与えられた初期反力は、ピン122をスロット
124内で近位方向に移動し、従って、圧縮ばね100
に負荷を与える。延長チップ128が近位方向に移動す
ると、爪体152の後面151がラッチ110の前面に
接触する。ラッチ110は、引張りばね64と板ばね1
10の組み合わされた負荷により内部棚128に固定さ
れているから、ラッチ110と爪体152との間の接触
により爪体152は、板ばね154の付勢力に抗して反
時計方向に回転し、これにより、間隙を生じさせる。爪
体152がラッチ110を越えて近位方向に通過する
と、直ちに、板ばね154が、図12に示すように、爪
体152を停止ピン147に当接する休止位置に向けて
時計方向に回転させる。トロカールチップ12が体腔に
入ると、体壁によりトロカーニチップ12に作用される
反力は止まる。反力がないことにより、圧縮ばね100
は、遠位方向に伸び、ピン122をスロット124(図
12)内の最近位方向位置から、その最遠位方向位置
(図10、図11)に前進させる。ロッド116も、遠
位方向に前進されることにより、延長チップ128が閉
塞具78から離される。延長チップ128が遠位方向に
移動すると、爪体152の上傾斜面149がラッチ11
0の当接面111に接触する。爪体152の更なる時計
方向回転が、ピン147によって防止されるので、爪体
152が遠位方向に移動するときの上傾斜面149と当
接面111との間の接触により、ラッチ110がラッチ
ばね114の付勢力に抗してピン106を中心に時計方
向に回転される。このラッチ110の時計方向の回転
は、係合面113の時計方向の回転をもたらし、係合面
113を内部棚218との係合状態から解放する。
【0017】係合面113が内部棚218から離れたと
きには、直ちに、ねじればね64がそのヒール用金具負
荷状態に復帰するのに対して、何の拘束も残っていな
い。従って、フィンガ70、閉塞具78及び切断チップ
12は、引張りばね64の復帰力により、近位方向に移
動する。従って、トロカール10は、図9に示す初期位
置を取り、この場合、トロカールチップ12は、カニュ
ーレ14内にあり、延長チップ128は閉塞具78から
離され、爪体152はラッチ110の遠位方向にある。
所望により、外科医は、例えば、トロカールチップ12
が体腔内に完全に引っ込められた場合、前述の過程を繰
り返して、トロカールチップ12を再前進させることが
できる。また、例えば、トロカールの挿入が、勧められ
ないこと、または、トロカールチップ12を前進させた
後、おくらせるべきことが決定された場合には、外科医
がトロカールチップ12を手で引っ込めることもでき
る。手による引っ込めは、トロカールハウジング20を
カニューレハウジング21に対して回転させることによ
り達成される。この回転移動は、ラッチ110を内部棚
218から離すように移動させ、引張りばね68を解放
して、トロカールチップ12をカニューレ14内に引っ
込める。この手動引っ込めを容易にするため、カニュー
レハウジング20の前面との間に、間隙を提供する装置
が設けられる。例えば、切断チップ12を前進させると
きに、安定化プレート208に当接する装置がフィンガ
70に関連され、これは、例えば、フィンガ70をトロ
カールハウジング20の頂面32の別のスロット装置内
を前進させることにより、カニューレハウジング21を
トロカールハウジング20から強制的に隔離させるよう
に、さらに前進させ得る。この間隙装置は、近位方向に
ばね付勢させて、カニューレハウジング21とトロカー
ルハウジング20との間に間隙を提供するために意識的
な作用を要件とさせることが好ましい。
【0018】図13乃至図16を参照すると、本発明の
トロカール装置の別の実施例が示されている。トロカー
ル装置416は、トロカールハウジング420は、閉塞
具478と、切断チップ412とを備える。トロカール
装置416の遠位部のラッチ/爪体機構は、トロカール
装置16(図2乃至図13参照)に関連して説明したも
のと実質的に同一である。しかしながら、この実施例で
は、トロカールチップ412の後面572から伸びる近
位方向に延設されたロッド570が、チップ延長部52
8のソケット700内に往復道するように取付けられて
いる。更に、延長チップ528を閉塞具478に接合す
るロッド516は、基部702と軸脚704とによって
構成される実質的にL字形状を表している。ばね500
が遠位方向の受取り室706に開口するチューブ状ボア
101内に嵌合し、受取り室706はロッド516の基
部702を受取る寸法を有する。受取り室706の軸長
さは、ロッド516が切断チップ412に作用される反
力に応答して走行する距離を限定する。ロッド516の
L字形状は、ロッド516を安定化し、閉塞具478に
対する延長チップ528の回転を防止する作用を有す
る。トロカール装置416の近位部に目を向けると、ト
ロカールハウジング420は、外部ハウジング710
と、その内部で往復動するように取付けられた内部ハウ
ジング712とを備える。引張りばね500は、その近
位部が、内部ハウジング712の後面456から遠位方
向に伸びるアンカー454に固定される。
【0019】図14を参照すると、2つの圧縮ばね71
4が外部ハウジング内に設けられている。圧縮ばね71
4が外部ハウジング710の後面718に取付けられ、
内部ハウジング712の後面456に形成されたボア7
20内に伸び、その本体内に延びている。圧縮ばね71
4が、膨張、収縮するときのねじれを防止するため、反
ねじれロッド716が圧縮ばね714内に設けられ、反
ねじれロッド716の長さは、内部ハウジングの近位方
向の移動がこれにより妨げられない長さにされる。案内
レール722が内部ハウジング712の頂面と底面とに
形成され、外部ハウジング710に対する往復道を容易
にしている。図15を参照すると、外部ハウジング71
0の底断面図が示されている。案内トラック724が頂
面726に形成され、これは、案内レール722に対し
て、その長手方向移動を案内する。2つの支持アーム7
28も頂面728に形成され、支持アーム728は横方
向に整合する凹面フォーク730を構成する。凹面フォ
ーク730は、後述するように、ピン732を受取るよ
うになっている。観察窓734と解放窓736とが頂面
726に形成されている。図13図に戻り、更に、図1
6を参照すると、解放板ばね738が、例えば、接着剤
で頂面726に取付けられ、そのフック領域740が解
放窓736を通って延びる。上向きに延びるフィンガ7
44を備えるフランジ742が、閉塞具478の近位部
に形成されている。閉塞具押圧アーム746が、フォー
ク730に受取られるピン732により、外部ハウジン
グ710に回動自在に取付けられる。押圧アーム746
は、その遠位部に当接面748と傾斜カム面750と
を、そして、その近位部にブロック突出部751を構成
する。当接面748は、フランジ742のフィング74
4に係合する。
【0020】ハウジング・ラッチフィンガ752が、ピ
ン732により、外部ハウジング710に取付けられて
いる。ハウジング・ラッチフィンガ752は、ラッチ面
756を構成する上向きフック754と、遠位方向に向
くカム面758とを有する。下向き傾斜面760と上向
き表示タブ762とが、ラッチフィンガ752の近位部
に形成されている。表示タブ762は、観察窓734に
受入れられる寸法を有する。螺旋巻きねじればね764
が、押圧アーム746とハウジング・ラッチフィンガ7
52との間でピン732に取付けられている。ネジレば
ね764は、前述の部材と協働して、押圧アーム746
と、ハウジング・ラッチフィンガ752との近位部を、
相互に離れる方向に付勢する。従って、突出部751
は、ねじればね764により、外部ハウジング710に
接触され、また、当接面748は、フィンガ744に係
合するように付勢される。図16、図17を参照する
と、この別の実施例のカニューレが示されている。カニ
ューレ装置418は、遠位部に向けて切欠き、又は、槍
突き状の孔を形成された内部棚を有するカニューレ41
4と、コック栓装置582と、シール部材606及び安
定化プレート608を有するカニューレハウジング42
1とを有する。近位方向に向かう延長アーム766が、
カニューレハウジング421の後部から形成される。開
口768が延長アーム766に形成されている。近位方
向に向かう隆起部770が安定化プレート608から延
びている。
【0021】使用にあたり、トロカール装置416の内
視鏡部を、図18に示すように、トロカール400のカ
ニューレ装置418に挿入する。内部ハウジング712
の前面713がカニューレハウジング421の後面77
2に接触するまで挿入し続ける。この初期位置では、内
部ハウジング712は、圧縮ばね714が非負荷状態で
あり、外部ハウジング710から遠位方向に延びる。閉
塞押圧アーム746がねじればね764の付勢力によ
り、閉塞フランジ742のフィンガ744に当接する。
外科医がトロカール400を使用する準備が整ったとき
に、切断チップ412を、例えば、手掌の作用で外部ハ
ウジング710をカニューレハウジング421の方向に
圧縮することにより、カニューレ44から前進させる。
この圧縮により、案内レール722と案内トラック72
4との間の協働を介して、内部ハウジング712が外部
ハウジング710内で摺動し、圧縮ばね714に負荷を
与える。内部ハウジング712とカニューレハウジング
421とに対する外部ハウジング710の遠位方向移動
が、閉塞具478と切断チップ412とを遠位方向に前
進させ、切断チップ412をカニューレ414から露出
させる。閉塞具478の遠位方向への前進は、ピン73
2により外部ハウジング710に回動自在に取付けられ
た押圧アーム746と、閉塞具478に固定的に取付け
られたフランジ742との間の接触により達成される。
閉塞具478と切断チップ412との遠位方向移動が、
ばね500に負荷を与える。
【0022】外科医が外部ハウジング710をカニュー
レハウジング421の方向に継続的に圧縮すると、外部
ハウジング710の前面711がカニューレハウジング
710の後面722に極めて接近する。この位置では、
ラッチフィンガ752は、最初、カム面758と延長ア
ーム766の前面との接触により、反時計方向に付勢さ
れる。外部ハウジング710を更に遠位方向に移動させ
ると、ラッチフィンガ752がねじればね764の付勢
力によって時計方向に復帰し、その結果、フック754
が開口768に入る。従って、フック754を延長アー
ム766との間の相互作用により、トロカールハウジン
グ420がばね714の付勢力に抗して、カニューレハ
ウジング421に係止される。外部ハウジング710が
カニューレハウジング421に接近するまで移動する
と、別の2つの機械的相互作用が生じる。第1に、トロ
カール装置416の遠位部のラッチ/爪体機構が、ラッ
チ510を内部棚618に係合させる機能を有する。第
2に、押圧アーム746の傾斜カム面750が、安定化
プレート608から近位方向に延びる隆起部770に接
触する。この接触により、押圧アーム746がねじれば
ね764の付勢力に抗して時計方向に旋動し、当接面7
48がフランジ742のフィンガ744との係合状態か
ら解放される。従って、ラッチ510と内部棚618と
の間の相互作用のみが、閉塞具478と切断チップ41
2とが、負荷を受けたばね500の力により近位方向に
はね返ることを防止する。トロカールチップ412は、
このように装甲され、そこで、外科医はトロカール40
0を体壁に押付け、ラッチ/爪体機構がトロカール10
に関して説明したような機能を果たすようにさせる。体
腔に切断チップ412を挿入し、切断チップ412から
あらゆる反力をなくすと、閉塞具478と切断チップと
はばね500の力により、近位方向にはね返る。閉塞具
478と、固定的に取付けられたフランジ742とが、
近位方向に移動すると、押圧アーム746は、隆起部7
70上に旋動された状態に維持される。従って、フィン
グ744が内部ハウジング752の傾斜面760に接触
し、従って、ラッチフィンガ752をネジレばね764
の付勢力に抗して、反時計方向に旋動させる。こうし
て、フック754が延長アーム766の開口768との
係合状態から解放され、したがって外部ハウジング71
0が解放されて、スプリング714の力により内部ハウ
ジング712に対して基端方向に移動する。したがっ
て、押圧アーム746が隆起部770から取除かれ、第
13、16図に示されるようにフインガ744上で、フ
インガ744に対するその基端方向位置までカム作用で
戻される。したがって、トロカール400は、もし外科
医が望むならば、再装甲される状態にある。外科医が、
切断チップ412がカニューレ414から前進した後
で、トロカール400を手動解除することが望ましいと
決定することがある。その場合、解除リーフスプリング
738を外科医が押圧する。解除リーフスプリング73
8はラッチフィンガ752に載置され、リーフスプリン
グ738の反対方向回転が、ラッチフィンガ752のピ
ン732の回りの反時計方向回転を起こさせる。このラ
ッチフィンガ752の反時計方向回転は、フック754
を延長アーム766の開口768から解放する。したが
って、外部ハウジング710はスプリング714の力に
より、内部ハウジング712に対して基端方向に自由に
移動する。その場合、切断チップ412は、トロカール
ハウジング420をカニューレハウジング421に対し
て回転することにより、手動で引込めることができ、そ
れによりラッチ510が内部棚618から除去され、し
たがって閉塞具748と切断チップ412とが、スプリ
ング500の力により基端方向に移動できる。表示タブ
762は外科医に対し、観察窓734を通してカニュー
レ414に対する切断チップ412の位置の可視表示を
提供する。
【0023】第19、20図に目を向けると、トロカー
ル装置816とカニューレ装置818とを有するさらに
別の安全トロカール800が提供される。これまで説明
した実施例におけるのと同様、カニューレ装置818は
トロカールハウジング820から延びるトロカール装置
816の、長手方向延設または内視鏡部を受容するよう
になっている。この実施例において、トロカール装置8
16はさらに、フランジ819との相互作用によりトロ
カールハウジング820に固定的に取付けられるチュー
ブ状スリーブ817を備える。チューブ状スリーブ81
7は、閉塞シャフト878の回りに同心的に位置し、ト
ロカールハウジング820から末端方向に延びる。スリ
ーブ817は、チップがその引込みまたは解放位置(図
示せず)にある時、切断チップ812を越えて末端方向
に延びる。カニューレハウジング821のガスケット8
23の内径は、チューブ状スリーブ817と共働し、ガ
スシールを形成するようになっている。チューブ状スリ
ーブ817は、切断チップが解放された時、切断チップ
812を包囲し、それを越えて末端方向に延設すること
により、トロカール装置816の長手方向に延びる部分
をカニューレ装置818に導入することを容易にし、切
断チップ812によるガスケット823の損傷を防止す
る。
【0024】内部棚831がチューブ状スリーブ817
の末端部方向に設けられる。ラッチ851がトロカール
装置816の一部として設けられ、ラッチ851は内部
棚831に解除自在に係合し、切断チップ812をカニ
ューレ814から延出した状態に維持するようになって
いる。ラッチ851の作動はこれまで他の安全トロカー
ルに関して説明したのと同じである。チューブ状スリー
ブ817はトロカールハウジング820に対し静止状態
にある。スリーブ817は金属、たとえばステンレスス
チール、ファイバーグラス、または外科用プラスチック
から製造される。チューブ状スリーブ817の内径が、
閉塞シャフト878と切断チップ812との最大外径に
緊密に適合し、そこに有効なガスシールを提供し、トロ
カール800とカニューレ814との全体径を最小にす
ることが好ましい。チューブ状スリーブ817の長さは
総体的に、トロカール装置816の長手方向に延びる部
分が、カニューレ装置818内に完全に挿入された時、
すなわち、トロカールハウジング820とカニューレハ
ウジング821とが当接する時、チューブ状スリーブ8
17の末端部833がカニューレ814内に維持される
ように決める。
【0025】本発明の例示実施例を添付図面を参照して
説明したが、本発明がそれらの正確な実施例に限定され
ず、また種々の変更、修正を本発明の範囲内で実施でき
ることを理解されるであろう。たとえば、本発明のトロ
カールと共に、種々の形状の切断チップ、たとえば円錐
チップ、ドーム状チップ、溝付きチップ、等が利用でき
る。通常の知識を有する者にとって、付加的変更、修正
も明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトロカールの側斜視図である。
【図2】図1のトロカールのトロカール装置の基端部の
分解図である。
【図3】トロカール装置の末端部の分解図である。
【図4】切断チップの側立面図である。
【図5】トロカール装置の中央部の一部断面側立面図で
ある。
【図6】トロカール装置の中央部の一部断面底面図であ
る。
【図7】トロカール装置の中央部の正面図である。
【図8】カニューレ装置の基端部の分解図である。
【図9】カニューレ装置の末端部の側斜視図である。
【図10】引込み位置にあるトロカールチップを備える
トロカールの断側立面図である。
【図11】前進位置にあるトロカールチップ備えるトロ
カールの断側立面図である。
【図12】前進され、反力(図示せず)が作用されるト
ロカールチップを備えるトロカールの断側立面図であ
る。
【図13】本発明のトロカール装置の別の実施例の断側
立面図である。
【図14】別のトロカール装置の断頂面図である。
【図15】別のトロカールハウジングの断底面図であ
る。
【図16】別の実施例の基端部の断側立面図である。
【図17】別のカニューレ装置の断側立面図である。
【図18】引込み位置にあるトロカールチップを備える
別のトロカールの実施例の断側立面図である。
【図19】本発明のさらに別の安全トロカールの断頂面
図である。
【図20】分離されたトロカール装置とカニューレ装置
とを備える図19の安全トロカールの頂面図である。
【符号の説明】
12 鋭端トロカールチップ 14 カニューレ 16 トロカール装置 18 カニューレ装置 20 トロカールハウジング 21 カニューレハウジング 78 閉塞シャフト
フロントページの続き (72)発明者 トーマス ディー ガイ アメリカ合衆国 コネチカット州 06430 フェアフィールド トレジャー ロード 40 (56)参考文献 特開 昭61−94642(JP,A) 特開 平2−65854(JP,A)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) ニューレと、カニューレハウジン
    グとを有するカニューレ装置と、 (b) 鋭端トロカールチップと、閉塞シャフトと、トロカ
    ールハウジングとを有するトロカール装置と、 (c) トロカールチップを延出位置に解放自在に維持す
    る、閉塞シャフトと関連した解放自在な閉塞装置と、 (d) トロカールチップが腹腔に達し、トロカールチップ
    に対する反力が除かれたときに、解放自在な閉塞装置を
    解放するための装置と、 (e) 解放自在な閉塞装置の解放に応答して、トロカール
    チップを前記延出位置から引込み位置へ自動的に引込め
    るための付勢装置とを有する、 トロカール。
  2. 【請求項2】 前記カニューレが槍突き状の孔または切
    欠きにより内部棚を形成し、前記内部棚が前記解放自在
    な閉塞装置と共働して、前記トロカールチップを前記第
    1延出位置に維持するようになっている、請求項1記載
    のトロカール。
  3. 【請求項3】 前記解放自在な閉塞装置がラッチ、およ
    び前記ラッチを半径方向外方に付勢するスプリングを備
    える、請求項1記載のトロカール。
  4. 【請求項4】 閉塞装置を解放する前記装置が爪体を備
    える、請求項1記載のトロカール。
  5. 【請求項5】 前記トロカール装置がさらに延長部材を
    備え、前記トロカールチップが前記延長部材に取付けら
    れる、請求項1記載のトロカール。
  6. 【請求項6】 前記延長部材が前記閉塞シャフトに往復
    動自在に取付けられて、前記閉塞シャフトから離れる方
    向にスプリング付勢されている、請求項5記載のトロカ
    ール。
  7. 【請求項7】 前記解放自在な閉塞装置が前記トロカー
    ルチップを、前記延長部材が前記閉塞シャフトに対して
    隔置関係を有する第1延出位置と、前記延長部材が前記
    閉塞シャフトに近接する第2延出位置とに維持する、請
    求項6記載のトロカール。
  8. 【請求項8】 前記延長部材が、前記トロカールチップ
    に作用される反力に応じて前記第2延出位置を取る、請
    求項7に記載のトロカール。
  9. 【請求項9】 前記解放自在な閉塞装置を解放する前記
    装置が、前記第2延出位置からの前記解放をもたらす、
    請求項7記載のトロカール。
  10. 【請求項10】 前記解放自在な閉塞装置を解放する前
    記装置が爪体を備え、前記延長部材が前記閉塞シャフト
    に対する前記近接位置から離れる方向に移動する時、前
    記爪体が前記解放自在な閉塞装置を解放する、請求項9
    記載のトロカール。
  11. 【請求項11】 前記トロカール装置がさらに、前記ト
    ロカールチップの位置を合図する表示装置を備える、請
    求項1記載のトロカール。
  12. 【請求項12】 前記トロカールチップを前記延出位置
    から前記引込み位置への引込みを手動で行なう装置を備
    える、請求項1記載のトロカール。
  13. 【請求項13】 前記トロカール装置がさらに閉塞スリ
    ーブ装置を備える、請求項1記載のトロカール。
  14. 【請求項14】 前記閉塞スリーブ装置が槍突き状の孔
    または切欠きにより内部棚を形成し、前記内部棚が前記
    解放自在な閉塞装置と共働して、前記トロカールチップ
    を前記第1延出位置に維持する、請求項13記載のトロ
    カール。
  15. 【請求項15】 (a) カニューレハウジングを有するカ
    ニューレ装置と、 (b) 鋭端トロカールチップと、閉塞シャフトと、外部ト
    ロカールハウジングと、内部トロカールハウジングとを
    有し、前記内部トロカールハウジング及び外部トロカー
    ルハウジングが、相互に往復動自在に取付けられている
    トロカール装置と、 (c) トロカールチップを延出位置に解放自在に維持す
    る、閉塞シャフトと関連した解放自在な閉塞装置と、 (d) トロカールチップが腹腔に達し、トロカールチップ
    に対する反力が除かれたときに解放自在な閉塞装置を解
    放する装置と、 (e) 解放自在な閉塞装置の解放に応じて、トロカールチ
    ップを前記延出位置から引込み位置へ自動的に引込める
    ための付勢装置とを有する、 トロカール。
  16. 【請求項16】 体腔との連通を行うため体腔の体壁を
    貫通するためのトロカールにおいて、 (a) 遠位端を有するカニューレと、 (b) カニューレの遠位端によって遮蔽される第1位置
    と、カニューレの遠位端を越えて露出する第2位置と、
    トロカールチップがカニューレの遠位端を越えて露出さ
    れる、第1位置と第2位置との中間の位置とを取るよう
    になっている鋭いトロカールチップを遠位端に有する細
    長いトロカール部材と、 (c) トロカールチップを第1位置に付勢するための手段
    と、 (d) 付勢手段に抗してトロカールチップが第1位置を取
    らないようにするためのラッチ手段と、 (e) トロカールチップが付勢手段の付勢により第1位置
    を取ることができるように、ラッチ手段を解放するため
    の手段とを有する、 トロカール。
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