JPH0845904A - ドライエッチング方法および装置 - Google Patents
ドライエッチング方法および装置Info
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Abstract
して生産性の向上を図る。 【構成】 真空容器2内の空間をガス拡散防止板5でエ
ッチング空間21と非エッチング空間22とに仕切る。
そして、ハロゲン元素を含む活性種を基板20の裏面2
0bに吹き付け、水蒸気またはOH基を含むガスを基板
20の表面20aに吹き付ける。これにより、基板20
の表面20aをエッチングせずに、基板20の裏面20
bに堆積された各種の薄膜をハロゲン元素を含む活性種
でエッチングして除去する。したがって、基板20の表
面20aに高分子有機膜を被覆せずに基板20の裏面2
0bに堆積された各種の薄膜のみを除去することができ
る。
Description
よび装置に係り、特に基板の裏面に堆積された薄膜を除
去するドライエッチング方法および装置に関する。
体基板上に化学気相成長技術(以下「CVD」と呼す)
で各種の薄膜を堆積した後、基板表面上の各種の薄膜を
フレオン等のガスプラズマで選択的にエッチングして製
造される。このCVDによれば、数十枚の基板を1枚毎
に縦方向と横方向に一定間隔をおいて配置し、これらの
基板の両面に一括して薄膜が堆積される。しかしなが
ら、基板裏面に堆積された各種の薄膜は半導体集積回路
等の製造に不要なので、基板表面上の各種の薄膜をフレ
オン等のガスプラズマで選択的にエッチングする前に除
去する必要がある。
を除去する場合、先ず基板表面の薄膜全域にレジスト等
の高分子有機膜をマスクとして被覆し、次にウエット装
置(湿式エッチング装置)またはドライエッチング装置
で基板裏面に堆積された各種の薄膜をエッチングする。
これにより、基板裏面に堆積された各種の薄膜のみが除
去される。しかしながら、この方法では基板裏面に堆積
された各種の薄膜をエッチングする前に、基板表面の薄
膜全域にレジスト等の高分子有機膜をマスクとして形成
する必要があるので、工程数が多くなり生産性の向上を
図ることが困難であるという問題がある。
スを励起して得ることができる弗素ラジカルは、反応性
が強いので基板や基板上の薄膜と容易に反応して、基板
や基板上の薄膜を容易にエッチングすることが知られて
いる。例えば、薄膜がシリコン(Si)や二酸化シリコ
ン(SiO2 )等のシリコン系の場合、弗素ラジカルは
薄膜を容易にエッチングする。しかしながら、この弗素
ラジカルで基板裏面に堆積された薄膜を除去すると、基
板表面に形成されたレジスト等の高分子有機膜もエッチ
ングで除去されるという問題がある。
ス自体はそのガスを活性化しないので基板や薄膜に対し
て何等反応をしめさないことも知られている。そして、
弗素ラジカルと水蒸気等とを同時に使用する場合が特開
平2−49425号公報に示されている。特開平2−4
9425号公報に示すように、弗素ラジカルと水蒸気を
シリコン(Si)や二酸化シリコン(SiO2 )等のシ
リコン系の薄膜に同時に供給してもシリコン系の薄膜は
エッチングされない。
容易に反応してHFラジカル、Hラジカル、OHラジカ
ルが生成され、生成されたHFラジカル、Hラジカル、
OHラジカルが、基板表面の薄膜全域にマスクとして被
覆されている高分子有機膜と容易に反応するためであ
る。このように、HFラジカル、Hラジカル、OHラジ
カルが高分子有機膜と容易に反応するので、高分子有機
膜以外のシリコン(Si)や二酸化シリコン(Si
O2 )等のシリコン系の薄膜と反応しない。
ルと水蒸気とを同時に供給した場合、基板表面にマスク
として被覆された高分子有機膜は除去されるが、基板裏
面の薄膜は除去されないという問題がある。したがっ
て、本発明の目的は上記従来技術が有する問題を解消
し、基板表面に高分子有機膜を被覆せずに基板裏面に堆
積された各種の薄膜のみを除去することにより、基板裏
面の薄膜の除去工程数を減少することができるドライエ
ッチング方法および装置を提供することにある。
に、本発明は、少なくとも一方の面に被処理膜が堆積さ
れた基板から前記一方の面に堆積された被処理膜をエッ
チングで除去するドライエッチング方法において、真空
状態に維持された真空容器内にハロゲン元素を含む活性
種と、水蒸気またはOH基とを含むガスを供給し、前記
ハロゲン元素を含む活性種を前記基板の一方の面に吹き
付け、前記水蒸気またはOH基を含むガスを前記基板の
他方の面に吹き付けることを特徴としている。
処理膜が堆積された基板から前記一方の面に堆積された
被処理膜をエッチングで除去するドライエッチング装置
において、その内部を真空状態に維持可能な真空容器
と、前記真空容器内の空間をエッチング空間と非エッチ
ング空間とに仕切り、かつ、前記基板の一方の面を前記
エッチング空間に露出させ、前記基板の他方の面を前記
非エッチング空間に露出させる仕切り部材と、前記エッ
チング空間内にハロゲン元素を含む活性種を供給するエ
ッチングガス供給手段と、前記非エッチング空間内に水
蒸気またはOH基を含むガスを供給する非エッチングガ
ス供給手段と、を備えたことを特徴としている。
をエッチング空間と非エッチング空間とに仕切り、さら
に、仕切り部材は基板の一方の面をエッチング空間に露
出させ、基板の他方の面を非エッチング空間に露出させ
る。そして、エッチングガス供給手段はエッチング空間
内にハロゲン元素を含む活性種を供給し、非エッチング
ガス供給手段は非エッチング空間内に水蒸気またはOH
基を含むガスを供給する。これにより、ハロゲン元素を
含む活性種が基板の一方の面に吹き付けられ、水蒸気ま
たはOH基を含むガスが基板の他方の面に吹き付けられ
る。したがって、基板の他方の面をエッチングせずに、
基板の一方の面に堆積された各種の薄膜をハロゲン元素
を含む活性種でエッチングして除去することができる。
施例を図面を参照して説明する。図1において、全体を
符号1で示したドライエッチング装置は真空容器2、非
エッチングガス供給手段3、エッチングガス供給手段
4、ガス拡散防止板(遮蔽手段)5および吸入手段6を
備えている。真空容器2は上壁7に開口穴7aが形成さ
れ、開口穴7aには非エッチングガス供給手段3の供給
管8が連通されている。供給管8はマスフローコントロ
ーラ9を介してタンク10に連通されている。これによ
り、タンク10は供給管8、マスフローコントローラ9
を介して真空容器2内に連通されている。
ーコントローラ9はタンク10内の水を減圧加熱して水
蒸気に変換する。これにより、非エッチングガス供給手
段3は供給管8を介して水蒸気を真空容器2内に供給す
る。供給された水蒸気は後述する基板20の表面20a
に吹き付けられる。図2に示すように、基板20の表面
20aに吹き付けられた水蒸気は、表面20aの中央か
ら外周方向に流れる。この水蒸気の流速v1 は、後述す
る弗素ラジカルが真空容器2内に供給される流速v2 に
対してv1 ≦v2 の関係が成立するように設定されてい
る。
aが形成され、開口11aには吸入手段6の排気管12
が接続されている。排気管12には真空ポンプ13が接
続されている。したがって、真空ポンプ13が駆動する
と真空容器2内の空気が排気管12を介して吸入される
ので、真空容器2内が真空状態に維持される。さらに、
真空容器2は下壁14に開口14aが形成され、開口1
4aにはエッチングガス供給手段4の供給管15が接続
されている。供給管15はCF4 および酸素ガスの供給
源(図示せず)に接続され、この供給源から供給管15
内に導かれたCF4 および酸素ガスは供給管16を介し
て供給されたマイクロ波によって励起される。CF4 お
よび酸素ガスは弗素ラジカルに変換し、変換した弗素ラ
ジカルが真空容器2内に供給される。
基板20の裏面20bに吹き付けられる。図2に示すよ
うに、基板20の裏面20bに吹き付けられた弗素ラジ
カルは、裏面20bの中央から外周方向に流れる。そし
て、前述したように弗素ラジカルが真空容器2内に供給
される流速v2 は、水蒸気の流速v1 との関係がv1≦
v2 となるように設定されている。
散防止板5が設けられている。ガス拡散防止板5は開口
14aの周囲を覆うように形成され、ガス拡散防止板5
の上端部には基板20が載置される。この場合、ガス拡
散防止板5の上端部は基板20の外縁に沿った形状に形
成され、基板20とガス拡散防止板5との間に隙間23
が形成される。したがって、基板20の裏面20bに吹
き付けられて裏面20bの中央から外周方向に流れた弗
素ラジカルは、隙間23を介して後述する非エッチング
空間22内に流出される。
板20を載置することにより、真空容器2内がエッチン
グ空間21と非エッチング空間22とに分けられる。こ
れにより、弗素ラジカルは供給管15を介してエッチン
グ空間21に供給され、水蒸気は供給管8を介して非エ
ッチング空間22に供給される。
よるドライエッチング方法および装置によれば、先ず、
真空容器2内のガス拡散防止板5の上端部に基板20を
載置する。この基板20の表面20aおよび裏面20b
にはシリコン(Si)や二酸化シリコン(SiO2 )等
のシリコン系の各種の薄膜が堆積されている。次に、真
空ポンプ13を駆動して排気管12を介して真空容器2
内の空気を吸入して、真空容器2内を真空状態に維持す
る。
してタンク10内の水を減圧加熱する。これにより、タ
ンク10内の水が水蒸気に変換して供給管8を介して真
空容器2内の非エッチング空間22内に供給される。供
給された水蒸気は基板20の表面20aに吹き付けら
れ、表面20aの中央から外周方向に流れる。これによ
り、基板20の表面20aが水蒸気で覆われる。一方、
マスフローコントローラ9の作動と同時に、供給管15
内に導かれたCF4 および酸素ガスにはマイクロ波が
印加されて弗素ラジカルに変換される。
5を介してガス拡散防止板5と基板20で仕切られたエ
ッチング空間21内に供給される。エッチング空間21
内に供給された弗素ラジカルは基板20の裏面20bに
吹き付けられる。基板20の裏面20bに吹き付けられ
た弗素ラジカルは、裏面20bの中央から外周方向に流
れる。これにより、基板20の裏面20bが弗素ラジカ
ルで覆われる。したがって、基板20の裏面20bに堆
積されたシリコン(Si)や二酸化シリコン(Si
O2 )のシリコン系の薄膜等が弗素ラジカルでエッチン
グされて、基板20の裏面20bから除去される。
1内に供給される流速v2 と、水蒸気が非エッチング空
間22に供給される流速v1 との関係がv1 ≦v2 とな
るように設定されているので、エッチング空間21内の
弗素ラジカルは、基板20とガス拡散防止板5との隙間
23を介して非エッチング空間22内に流出する。そし
て、非エッチング空間22内に流出した弗素ラジカル
は、非エッチング空間22内の水蒸気と反応する。この
反応によりHFラジカル、Hラジカル、OHラジカルが
生成される。これらのラジカルは高分子有機膜のエッチ
ングは可能であるが、基板20の表面20aに堆積され
たシリコン(Si)や二酸化シリコン(SiO2 )等の
シリコン系の各種の薄膜を除去することができない。
や、非エッチング空間22内で生成されたHFラジカ
ル、Hラジカル、OHラジカル等は排気管12を介して
真空ポンプ13に吸入される。
aの周囲を覆う場合について説明したが、図3に示すよ
うに水蒸気拡散防止板25で開口7aの周囲を覆うよう
にしてもよい。水蒸気拡散防止板25は下端部が開口さ
れ、この下端部は基板20の外縁に沿った形状に形成さ
れている。この基板20と水蒸気拡散防止板25の下端
部との間に隙間26が形成される。これにより、非エッ
チング空間27が形成され、非エッチング空間27は実
施例1の非エッチング空間22より小さくなる。
7内に供給された水蒸気は基板20の表面20aに吹き
付けられて隙間26から非エッチング空間22に流出す
る。この場合、非エッチング空間27が実施例1の非エ
ッチング空間22より小さくなるので、水蒸気の流速v
1 と弗素ラジカルの流速v2 との関係がv1 ≦v2 とな
るように容易に設定することができる。したがって、水
蒸気を基板20の表面20aに効率良く吹き付けること
ができる。なお、図3上で図1の実施例1の構成部材と
同一類似部材については同一符号を付して説明を省略す
る。
容器2の上壁7および下壁14から供給する場合につい
て説明したが、これに限らず、図4に示すように水蒸気
を真空容器2の下壁14から供給し、弗素ラジカルを真
空容器2の上壁7から供給してもよい。この場合、基板
20は表面20aと裏面20bとが実施例1と反対にな
るように配置される。なお、図4上で図1の実施例1の
構成部材と同一類似部材については同一符号を付して説
明を省略する。
容器2の上壁7および下壁14から供給する場合につい
て説明したが、これに限らず、図5に示すように水蒸気
を真空容器2の下壁14から供給し、弗素ラジカルを真
空容器2の上壁7から供給してもよい。この場合、基板
20は表面20aと裏面20bとが実施例2と反対にな
るように配置される。なお、図5上で図3の実施例2の
構成部材と同一類似部材については同一符号を付して説
明を省略する。
よび酸素ガスを使用したが、これに限らず、NF3 ガス
やSF6 ガスに酸素ガスを加えても同様に弗素ラジカル
を得ることができる。また、NF3 ガスの場合、NF3
ガス単独でも弗素ラジカルの発生量が多いので酸素ガス
を加えないで使用することも可能である。
3 N4 )の場合、従来の方法でエッチングを行うとCF
4 ガスに酸素ガスおよび窒素ガスを加えないと十分なエ
ッチング速度を得ることができないことが知られている
が、本発明の方法でエッチングを行えば、従来と同様の
結果を得ることができる。
弗素ラジカルを発生する場合について説明したが、これ
に限らず、光による励起方法や高周波を印加して得られ
るプラズマエッチング方法で弗素ラジカルを得ることも
可能である。
させてHFラジカル、Hラジカル、OHラジカルを生成
させる場合について説明したが、これに限らず、アルコ
ール類と弗素ラジカルとを反応させてもよい。このよう
に、アルコール類と弗素ラジカルとを反応させることに
より前記実施例の場合と同様にHFラジカル、Hラジカ
ル、OHラジカルが生成され、前記実施例と同様の効果
を得ることができる。
び装置によれば、ハロゲン元素を含む活性種を基板の一
方の面に吹き付け、水蒸気またはOH基を含むガスを基
板の他方の面に吹き付ける。したがって、基板の他方の
面をエッチングせずに、基板の一方の面に堆積された各
種の薄膜をハロゲン元素を含む活性種でエッチングして
除去することができる。これにより、基板表面に高分子
有機膜を被覆せずに基板裏面に堆積された各種の薄膜の
みを除去することができるので、基板裏面の薄膜の除去
工程数が減少して生産性の向上を図ることができる。
を示した全体図。
の作用を説明する説明図。
を示した全体図。
を示した全体図。
を示した全体図。
Claims (10)
- 【請求項1】少なくとも一方の面に被処理膜が堆積され
た基板から前記一方の面に堆積された被処理膜をエッチ
ングで除去するドライエッチング方法において、 真空状態に維持された真空容器内にハロゲン元素を含む
活性種と、水蒸気またはOH基とを含むガスを供給し、
前記ハロゲン元素を含む活性種を前記基板の一方の面に
吹き付け、前記水蒸気またはOH基を含むガスを前記基
板の他方の面に吹き付けることを特徴とするドライエッ
チング方法。 - 【請求項2】前記ハロゲン元素を含む活性種は前記基板
の一方の面の中央から外周方向に向かって流れ、かつ、
前記水蒸気またはOH基を含むガスは前記基板の他方の
面の中央から外周方向に向かって流れることを特徴とす
る請求項1に記載のドライエッチング方法。 - 【請求項3】前記ハロゲン元素を含む活性種の流速は、
前記水蒸気またはOH基を含むガスの流速より速いこと
を特徴とする請求項2に記載のドライエッチング方法。 - 【請求項4】前記ハロゲン元素を含む活性種は光または
放電のいずれかの方法で励起されることを特徴とする請
求項1に記載のドライエッチング方法。 - 【請求項5】前記ハロゲン元素を含む活性種は、C
F4 、SF6 、NF3 等のフロン系ガスであることを特
徴とする請求項1に記載のドライエッチング方法。 - 【請求項6】前記ハロゲン元素を含む活性種は、前記フ
ロン系ガスに酸素ガスまたは窒素ガスを添加した混合ガ
スであることを特徴とする請求項5に記載のドライエッ
チング方法。 - 【請求項7】前記OH基を含むガスはアルコール類であ
ることを特徴とする請求項1に記載のドライエッチング
方法。 - 【請求項8】少なくとも一方の面に被処理膜が堆積され
た基板から前記一方の面に堆積された被処理膜をエッチ
ングで除去するドライエッチング装置において、その内
部を真空状態に維持可能な真空容器と、前記真空容器内
の空間をエッチング空間と非エッチング空間とに仕切
り、かつ、前記基板の一方の面を前記エッチング空間に
露出させ、前記基板の他方の面を前記非エッチング空間
に露出させる仕切り部材と、前記エッチング空間内にハ
ロゲン元素を含む活性種を供給するエッチングガス供給
手段と、前記非エッチング空間内に水蒸気またはOH基
を含むガスを供給する非エッチングガス供給手段と、を
備えたことを特徴とするドライエッチング装置。 - 【請求項9】前記エッチングガス供給手段は光または放
電のいずれかの方法で前記ハロゲン元素を含む活性種を
励起することを特徴とする請求項8に記載のドライエッ
チング装置。 - 【請求項10】前記仕切り部材は、前記エッチング空間
内に供給されたハロゲン元素を含む活性種を前記基板の
一方の面の中央から外周方向に向かって流し、かつ、前
記非エッチング空間内に供給された水蒸気またはOH基
を含むガスを前記基板の他方の面の中央から外周方向に
向かって流すように前記真空容器内を仕切ることを特徴
とする請求項8に記載のドライエッチング装置。
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JP17534494A JP3515176B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | ドライエッチング方法および装置 |
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JP17534494A JP3515176B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | ドライエッチング方法および装置 |
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JPH0845904A true JPH0845904A (ja) | 1996-02-16 |
JP3515176B2 JP3515176B2 (ja) | 2004-04-05 |
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JP17534494A Expired - Lifetime JP3515176B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | ドライエッチング方法および装置 |
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JP (1) | JP3515176B2 (ja) |
Cited By (6)
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- 1994-07-27 JP JP17534494A patent/JP3515176B2/ja not_active Expired - Lifetime
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