JPH084534Y2 - テントのポール配設構造 - Google Patents

テントのポール配設構造

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JPH084534Y2
JPH084534Y2 JP1990010484U JP1048490U JPH084534Y2 JP H084534 Y2 JPH084534 Y2 JP H084534Y2 JP 1990010484 U JP1990010484 U JP 1990010484U JP 1048490 U JP1048490 U JP 1048490U JP H084534 Y2 JPH084534 Y2 JP H084534Y2
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JP
Japan
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poles
tent
pole
shaped
stretched
Prior art date
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JP1990010484U
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English (en)
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JPH03101769U (ja
Inventor
太 山井
Original Assignee
株式会社ヤマコウ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テントの骨組み構造となるポールの配設構
造に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来、端部をテント本体のグランドシート部の端部に
連結し、テント本体のウォール部に設けたスリーブ部に
嵌挿若しくはウォール部を覆うフライシートに設けたス
リーブ部に嵌挿してこのフライシートの内側にウォール
部の連結張設してテント本体を張設せしめるテントのポ
ールの配設構造においては、張設するテントの形状に応
じて種々の構造が提案されているが、いずれもポール自
体が複雑でありそれだけテントがコスト高となると共に
組み立ても厄介であった。
一方、ポール構造が簡単で簡単に組み立て張設できる
便利なドーム状のテントが最近使用されているが、従来
このドーム状のテントのポール構造も、単に⊃状のポー
ル数本を互いに交叉させた構造にすぎなかった。
出願人は、テントのポール構造においては、できる限
りポールの数を少なくしてコストダウンと共に組み立て
容易とし、できる限りポールの交叉点を多くし、且つポ
ールとポールにより囲まれたテント本体のウォール部の
張設面積を小さく平均的にしてテントの張設強度を高
め、特に天井部に広い張設面積を作らないようにして雨
が天井部に溜まらないようにすることが最も実用性に秀
れたテントのポール構造となることを見出だした。
本考案は、このような従来の欠点を解決し上記出願人
の見出だした条件を具備したテントのポール構造を提案
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
テント本体2のウォール部2bに設けたスリーブ部3に
嵌挿若しくはウォール部2bを覆うフライシート8に設け
たスリーブ部3に嵌挿してこのフライシート8の内側に
ウォール部2bを連結配設してテント本体2を張設せしめ
るテントのポール1の配設構造において、互いに途中の
所定高さ位置で交叉する二本の∩状のポール1a,1bを立
設状態に配設し、この交叉する二本の∩状のポール1a,1
bの頂部付近で夫々のポール1a,1bと交叉して二本のポー
ル1a,1bにより形成されている囲み部分の略中央を横断
して夫々のポール1a,1bに対して略直交状態に交叉する
∩状のセンターポール1cを立設状態に配設し、この三本
のポール1a,1b,1cのみでテント本体2を張設保持し、前
記互いに途中の所定高さ位置で交叉する二本の∩状のポ
ール1a,1bの少なくともいずれか一方のポール1a,1bの下
端1′と前記∩状のセンターポール1cの下端1′間にテ
ント本体2に連設する前室部を張設保持する∩状の出入
口ポール1dを架設状態に立設したことを特徴とするテン
トのポール配設構造に係るものである。
〔作用〕
互いに交叉する∩状のポール1a,1bを配設し、この交
叉する∩状のポール1a,1bの頂部付近を横断交叉する∩
状のセンターポール1cを配設すると、この三本のポール
構成だけで交叉点が四個所でき、ポールとポールとによ
り囲まれる張設面積が小さく且つ平均的に区分けられ、
テントの天井部はセンターポール1cがポール1a,1bの頂
部付近を横断交叉して配設されるから、広い張設面積が
作られないこととなり、わずか三本のポール1a,1b,1cの
みによりテント本体2が安定性良く、従来と変わらない
十分な張設強度で張設保持できることとなる。
〔実施例〕 図示した本実施例は、左右に出入口4a,4bを設け前面
に窓部5を設けた三〜五人用のドーム状テントに本考案
を適用したものである。
本実施例のポール構造は、最も簡易な構成を採用した
もので、互いに交叉する∩状のポール1a,1bを配設し、
この交叉する∩状のポール1d,1eの頂部付近を横断交叉
する∩状のセンターポール1cを配設して、左右の出入口
4a,4bを構成する為に左右にやや径小の∩状の出入口ポ
ール1d,1eを配設したものである。
このポール構造と成るように本実施例では、ウォール
部2bにスリーブ部6を設けず、本出願人の考案したウォ
ール部2bを更に覆うフライシート8にこれらのポール1
を嵌挿するスリーブ部6を設け、このフライシート8に
設けた連結部9にウォール部2bに設けた連結部9′を連
結してフライシート8の内側にウォール部2bを張設した
テントに本考案を適用したものである。
尚、テント本体2のウォール部2bにこれらのポール1
を嵌挿するスリーブ部6を縫着した通常のタイプのドー
ム状のテントに適用しても良い。
また、使用するポール1は、どのようなものを採用し
ても良いが、軽くて丈夫なパイプ製で分解組立可能な連
結結合タイプのものが望ましい。
尚、図中符号7はグランドシート部2aの隅部に付設し
たポール1の端部1′を連結する取付片である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成したから、わずか三本の
∩状のポール1a,1b,1cを前述のように交叉立設すること
により、ポール途中の所定高さ位置(テント本体2の張
設上部)であって、互いに略平均的に分散した位置に合
計四ヶ所のポール交叉点が得られ、従って、テント本体
2の張設上部を小さな張設面積で平均的な面積に区分け
できる為、わずか三本の∩状のポール1a,1b,1cのみによ
って、従来と変わりない十分な張設強度のテント本体2
を張設保持でき、テントの張設強度を高めることが出来
ることとなる。また、従ってテント自体のコストが低減
出来ると共に組立が容易となる極めて秀れたテントのポ
ール配設構造となる。
また、本考案は交叉する二本の∩状のポール1a,1bを
立設状態に配設し、この交叉する二本の∩状のポール1
a,1bの頂部付近で夫々のポール1a,1bと交叉して二本の
ポール1a,1bにより形成されている囲み部分を略中央で
横断して夫々のポール1a,1bに対して略直交状態に交叉
する∩状のセンターポール1cを立設状態に配設するた
め、天井部に広い張設面積が作られず、雨等が降っても
天井部にたまることのない構造となる等極めて実用性に
秀れた効果を発揮するテントのポール配設構造となる。
しかも、本考案は上述のような構成故にこの三本のポ
ール1a,1b,1cのみでテント本体2を張設保持し、前記互
いに途中の所定高さ位置で交叉する二本の∩状のポール
1a,1bのいずれか一方のポール1a,1bの下端1′と前記∩
状のセンターポール1cの下端1′間にテント本体2に連
設する前室部を張設保持する∩状の出入口ポール1dの架
設状態に立設したから、交叉するポール1a,1bとセンタ
ーポール1cとの下端1′同志は、前述のようにテント本
体2を平均的に区分けできる略直交状態に交叉するポー
ル1a(1b),1cの下端1′同志となるために、従来のポ
ール下端間隔に比べて非常に広く取れ、また、この下端
1′間に架設する∩状の出入口ポール1dにより張設保持
される前室部は従来例に比べて非常に広く取れることと
なり、出入口も大きく取れる秀れたテントのポール配設
装置となる。
また、この出入口ポール1dは、上述のように上部で略
互いに直交交叉されることとなるポール間に架設される
ため、出入口ポールdの保持強度も高いため、非常に張
設強度も強くなる。そのため、この出入口ポール1dの追
加により前室部の保持のみならず、テント本体の保持強
度も補強されることとなる画期的なテントのポール配設
構造となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はテント
張設状態の斜視図、第2図は斜視図、第3図は正面図、
第4図は平面図、第5図は側面図である。 1……ポール、1′……下端、1a,1b……ポール、1c…
…センターポール、1d……出入口ポール、2……テント
本体、2b……ウォール部、3……スリーブ部、8……フ
ライシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テント本体2のウォール部2bに設けたスリ
    ーブ部3に嵌挿若しくはウォール部2bを覆うフライシー
    ト8に設けたスリーブ部3に嵌挿してこのフライシート
    8の内側にウォール部2bを連結張設してテント本体2を
    張設せしめるテントのポール1の配設構造において、互
    いに途中の所定高さ位置で交叉する二本の∩状のポール
    1a,1bを立設状態に配設し、この交叉する二本の∩状の
    ポール1a,1bの頂部付近で夫々のポール1a,1bと交叉して
    二本のポール1a,1bにより形成されている囲み部分の略
    中央を横断して夫々のポール1a,1bに対して略直交状態
    に交叉する∩状のセンターポール1cを立設状態に配設
    し、この三本のポール1a,1b,1cのみでテント本体2を張
    設保持し、前記互いに途中の所定高さ位置で交叉する二
    本の∩状態のポール1a,1bの少なくともいずれか一方の
    ポール1a,1bの下端1′と前記∩状のセンターポール1c
    の下端1′間にテント本体2に連設する前室部を張設保
    持する∩状の出入口ポール1dを架設状態に立設したこと
    を特徴とするテントのポール配設構造。
JP1990010484U 1990-02-05 1990-02-05 テントのポール配設構造 Expired - Lifetime JPH084534Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101769U JPH03101769U (ja) 1991-10-23
JPH084534Y2 true JPH084534Y2 (ja) 1996-02-07

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ID=31514052

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4992009U (ja) * 1972-11-25 1974-08-09
JPH0533633Y2 (ja) * 1986-12-30 1993-08-26

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JPH03101769U (ja) 1991-10-23

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