JPH084528Y2 - 墓 石 - Google Patents
墓 石Info
- Publication number
- JPH084528Y2 JPH084528Y2 JP2137291U JP2137291U JPH084528Y2 JP H084528 Y2 JPH084528 Y2 JP H084528Y2 JP 2137291 U JP2137291 U JP 2137291U JP 2137291 U JP2137291 U JP 2137291U JP H084528 Y2 JPH084528 Y2 JP H084528Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tombstone
- chamber
- bone
- osseous
- ostium
- Prior art date
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- Fencing (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、墓石に係わり、更に詳
しくは、限られた狭い土地に墓石として必要な各部材を
すべてそろえた場合で、この時に納骨口が、小さくなる
と共に墓石の片寄った位置にあったとしても、納骨室に
納骨した御骨を、納骨室の端から端へ或いは端から中央
等へと移動し易くした墓石に関する。
しくは、限られた狭い土地に墓石として必要な各部材を
すべてそろえた場合で、この時に納骨口が、小さくなる
と共に墓石の片寄った位置にあったとしても、納骨室に
納骨した御骨を、納骨室の端から端へ或いは端から中央
等へと移動し易くした墓石に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、墓地には通常墓石が建って
いる。この場合、以前は比較的広い土地に墓石を建てる
ことが容易であったが、近時では人口の増加、或いは都
市部への人口の集中、又土地の多方面への利用性等の要
因により、墓地として利用可能な土地が眼られてきてお
り、この為に比較的広い土地に墓地として必要な各部材
を揃えて墓石を建てるということが困難になっている。
いる。この場合、以前は比較的広い土地に墓石を建てる
ことが容易であったが、近時では人口の増加、或いは都
市部への人口の集中、又土地の多方面への利用性等の要
因により、墓地として利用可能な土地が眼られてきてお
り、この為に比較的広い土地に墓地として必要な各部材
を揃えて墓石を建てるということが困難になっている。
【0003】そこで、本出願人には先に、限られた土地
例えば平面から見て、1メートル四方の土地、つまり1
平方メートルの面積の土地に建つ墓石を提案した。
例えば平面から見て、1メートル四方の土地、つまり1
平方メートルの面積の土地に建つ墓石を提案した。
【0004】より具体的には、1平方メートルの土地の
上に先ず納骨堂を造作し、その上に芝台,中台,竿,笠
を順次建て、且つこの周辺に花立てや水鉢等を配置した
り、墓碑を建てたりして墓石として必要な各部材を配列
した墓石を提案した。
上に先ず納骨堂を造作し、その上に芝台,中台,竿,笠
を順次建て、且つこの周辺に花立てや水鉢等を配置した
り、墓碑を建てたりして墓石として必要な各部材を配列
した墓石を提案した。
【0005】上記墓石について更に詳述すると、上記納
骨堂は、四方を区切る側壁、及び当該側壁上に天板が載
っており、納骨堂内部は御骨を納骨する為の納骨室とな
っている。そして、上記納骨堂上には、納骨堂の四方の
側壁に荷重がかかるようにした芝台を置き、その芝台上
に中台及び竿及び笠を順次置いている。
骨堂は、四方を区切る側壁、及び当該側壁上に天板が載
っており、納骨堂内部は御骨を納骨する為の納骨室とな
っている。そして、上記納骨堂上には、納骨堂の四方の
側壁に荷重がかかるようにした芝台を置き、その芝台上
に中台及び竿及び笠を順次置いている。
【0006】上記芝台の寸法は、奥行き長さが0.60
メートル、左右幅が0.76メートルであり、又、上記
竿は、戒名等をつける面が六面あるもの等である。
メートル、左右幅が0.76メートルであり、又、上記
竿は、戒名等をつける面が六面あるもの等である。
【0007】そして、上記芝台の前方には、御骨を納骨
室に納める為の納骨口が形成されていると共に、当該納
骨口上に納骨口を閉じる為の拝石が配置せしめられてお
り、この拝石の寸法は、例えば厚さが0.06メート
ル、奥行き長さが0.28メートル、左右幅が0.41
メートルである。
室に納める為の納骨口が形成されていると共に、当該納
骨口上に納骨口を閉じる為の拝石が配置せしめられてお
り、この拝石の寸法は、例えば厚さが0.06メート
ル、奥行き長さが0.28メートル、左右幅が0.41
メートルである。
【0008】以上の様に、従来限られた狭い土地に、墓
石として必要最低限の部材を揃えた墓石を建てることが
提案された。この時、上記納骨口から納骨室へ御骨を納
める場合は、御骨自身を納骨室へそのまま入れる構造の
ものであった。
石として必要最低限の部材を揃えた墓石を建てることが
提案された。この時、上記納骨口から納骨室へ御骨を納
める場合は、御骨自身を納骨室へそのまま入れる構造の
ものであった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、限られた狭い土地に墓石として必要な各部材を揃え
た墓石を建てることが可能であるという利点を有するも
のの、次の点に於て不具合を有する。即ち、限られた狭
い土地に建てた墓石に、墓石として必要な各部材を揃え
てしまうと、納骨堂に形成された納骨口は、小さくな
り、しかも墓石の中央に位置せしめることが困難にな
り、必然的に墓石の前方付近等片寄った位置に形成され
ることになる。
と、限られた狭い土地に墓石として必要な各部材を揃え
た墓石を建てることが可能であるという利点を有するも
のの、次の点に於て不具合を有する。即ち、限られた狭
い土地に建てた墓石に、墓石として必要な各部材を揃え
てしまうと、納骨堂に形成された納骨口は、小さくな
り、しかも墓石の中央に位置せしめることが困難にな
り、必然的に墓石の前方付近等片寄った位置に形成され
ることになる。
【0010】他方、御骨を墓石に納骨する場合、上記納
骨口上の拝石を移動させ、そして納骨口から納骨室内へ
御骨を納めるものであり、通常一つの墓石に家族等の複
数の御骨が納められる場合が多い。
骨口上の拝石を移動させ、そして納骨口から納骨室内へ
御骨を納めるものであり、通常一つの墓石に家族等の複
数の御骨が納められる場合が多い。
【0011】そこで、上記納骨室内に御骨を納める時、
例えば御骨が一つであり、その御骨を納骨室内の中央に
位置せしめようとした場合や、或いは複数の御骨を納骨
口から見て納骨室内の奥から順次位置せしめようとした
場合には、上記口が小さくしかも墓石の片寄った位置に
付いている納骨口から人の上半身或いは腕を納骨室内へ
入れて、上記御骨が適当な位置となる所に納まるよう動
かさなければならなかった。
例えば御骨が一つであり、その御骨を納骨室内の中央に
位置せしめようとした場合や、或いは複数の御骨を納骨
口から見て納骨室内の奥から順次位置せしめようとした
場合には、上記口が小さくしかも墓石の片寄った位置に
付いている納骨口から人の上半身或いは腕を納骨室内へ
入れて、上記御骨が適当な位置となる所に納まるよう動
かさなければならなかった。
【0012】しかし、墓石に納骨するという儀式は、厳
粛で神聖であるべきものであり、上記の様な人の行動
は、その場に即さないと共に、従来は専門の業者に託す
こともあり、その業者が納骨室内の御骨を直接手で触れ
て移動させる等の行為も納骨の儀式からみて適するもの
ではなく問題とされていた。
粛で神聖であるべきものであり、上記の様な人の行動
は、その場に即さないと共に、従来は専門の業者に託す
こともあり、その業者が納骨室内の御骨を直接手で触れ
て移動させる等の行為も納骨の儀式からみて適するもの
ではなく問題とされていた。
【0013】従って本考案の目的とする所は、限られた
土地、具体的には、人口の増加、過密、或いは土地の高
騰、多方面への土地の活用等によって利用出来る範囲が
限られた土地に、墓石として必要なもの、具体的には納
骨堂、芝台、中台、竿、笠、拝石、花立て、水鉢等々の
必要なものを揃えた墓石を建てた場合であって、しか
も、限られた土地に建てた、墓石として必要な各部材を
揃えた墓石である為に、その墓石の納骨室が小さく、し
かも片寄った位置についていたとしても、納骨した御骨
を、納骨口からみて更に納骨室の奥へ移動せしめること
が可能であると共に、墓参者、即ち墓地の関連者が業者
に頼ることなく、自分自身で御骨を納骨室へ比較的容易
に納めることが可能であり、しかも上記納骨の行為が、
厳粛で神聖なものとしてその場に即し易い形と成せるよ
うにした墓石を提供するにある。
土地、具体的には、人口の増加、過密、或いは土地の高
騰、多方面への土地の活用等によって利用出来る範囲が
限られた土地に、墓石として必要なもの、具体的には納
骨堂、芝台、中台、竿、笠、拝石、花立て、水鉢等々の
必要なものを揃えた墓石を建てた場合であって、しか
も、限られた土地に建てた、墓石として必要な各部材を
揃えた墓石である為に、その墓石の納骨室が小さく、し
かも片寄った位置についていたとしても、納骨した御骨
を、納骨口からみて更に納骨室の奥へ移動せしめること
が可能であると共に、墓参者、即ち墓地の関連者が業者
に頼ることなく、自分自身で御骨を納骨室へ比較的容易
に納めることが可能であり、しかも上記納骨の行為が、
厳粛で神聖なものとしてその場に即し易い形と成せるよ
うにした墓石を提供するにある。
【0014】
【課題を解決する為の手段】上記目的を解決する為に、
本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応
する添付図面中の符号を用いて説明すると、本考案は、
天板2Bの前部2Baに納骨口11が形成されていると
共に、内部が納骨室4と成された納骨堂2及びその上の
芝台5、中台6、竿7、笠8より成る墓石13に於て、
上記納骨室4に、墓石13の奥行方向Wに沿って、平行
に伸びる2本のレール15と、上記2本のレール15上
に位置し、上記納骨口11下の御骨載せ位置Nから奥行
方向Wに沿って往復移動可能と成す御骨3を載せる為の
移動式パネル16とが設置されていることを特徴とする
墓石13である。
本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応
する添付図面中の符号を用いて説明すると、本考案は、
天板2Bの前部2Baに納骨口11が形成されていると
共に、内部が納骨室4と成された納骨堂2及びその上の
芝台5、中台6、竿7、笠8より成る墓石13に於て、
上記納骨室4に、墓石13の奥行方向Wに沿って、平行
に伸びる2本のレール15と、上記2本のレール15上
に位置し、上記納骨口11下の御骨載せ位置Nから奥行
方向Wに沿って往復移動可能と成す御骨3を載せる為の
移動式パネル16とが設置されていることを特徴とする
墓石13である。
【0015】
【作用】上記構成に基づくと、納骨室4内に於て上記移
動式パネル16を、上に御骨3を載せた状態で納骨口1
1の御骨載せ位置Nから奥行方向Wに沿って往復移動さ
せることができる。これにより、限られた土地、具体的
には、人口の増加、過密、或いは土地の値段の高騰、多
方面への土地の活用等によって利用出来る範囲が限られ
た土地に、墓石13として必要な各部材を揃えた墓石1
3を建てた場合に、その墓石13の納骨口11が、小さ
くしかも片寄った位置についていたとしても、納骨した
御骨3を、納骨口11から見て更に納骨室4の奥へ移動
せしめることが可能であり、従って例えば複数の御骨3
を納骨室4内に納めようとした時に、人が上半身或いは
腕を納骨室4内の奥へ入れることなく、上記複数の御骨
3を納骨室4内の奥から順次位置せしめることが可能で
ある。
動式パネル16を、上に御骨3を載せた状態で納骨口1
1の御骨載せ位置Nから奥行方向Wに沿って往復移動さ
せることができる。これにより、限られた土地、具体的
には、人口の増加、過密、或いは土地の値段の高騰、多
方面への土地の活用等によって利用出来る範囲が限られ
た土地に、墓石13として必要な各部材を揃えた墓石1
3を建てた場合に、その墓石13の納骨口11が、小さ
くしかも片寄った位置についていたとしても、納骨した
御骨3を、納骨口11から見て更に納骨室4の奥へ移動
せしめることが可能であり、従って例えば複数の御骨3
を納骨室4内に納めようとした時に、人が上半身或いは
腕を納骨室4内の奥へ入れることなく、上記複数の御骨
3を納骨室4内の奥から順次位置せしめることが可能で
ある。
【0016】
【実施例】次に添付図面に従い本考案の実施例を詳述す
る。即ち、眼られた土地、この例では例えば平面から見
て1メートル四方の土地、つまり1平方メートルの面積
の土地に建てた墓石13について説明する。
る。即ち、眼られた土地、この例では例えば平面から見
て1メートル四方の土地、つまり1平方メートルの面積
の土地に建てた墓石13について説明する。
【0017】先ず、1平方メートルの土地に基礎1を固
めた後、その基礎1上に納骨堂2を造作する。この納骨
堂2は、四方を区切る側壁2A、及び当該側壁2A上に
天板2Bが載ったものであり、その内部は御骨3を納骨
する為の納骨室4となっている。
めた後、その基礎1上に納骨堂2を造作する。この納骨
堂2は、四方を区切る側壁2A、及び当該側壁2A上に
天板2Bが載ったものであり、その内部は御骨3を納骨
する為の納骨室4となっている。
【0018】次に、上記納骨堂2上に納骨堂2の四方の
側壁2Aに荷重がかかるようにして芝台5を置き、その
芝台5上に平面から見て六角形をした中台6を置き、こ
の中台6上に戒名等をつける面が六面ある竿7を置き、
そして、この竿7上に笠8を順次置く。
側壁2Aに荷重がかかるようにして芝台5を置き、その
芝台5上に平面から見て六角形をした中台6を置き、こ
の中台6上に戒名等をつける面が六面ある竿7を置き、
そして、この竿7上に笠8を順次置く。
【0019】そして、上記芝台5上の前部には、花立て
9及び水鉢10をそれぞれ配置すると共に、上記天板2
Bの前部の端に墓碑18を建てる。更に塔婆立て20を
立ててもよい。
9及び水鉢10をそれぞれ配置すると共に、上記天板2
Bの前部の端に墓碑18を建てる。更に塔婆立て20を
立ててもよい。
【0020】そして、上記芝台5の前方つまり天板2B
の前部2Baには、御骨3を納骨室4に納める為の納骨
口11が形成されていると共に、この納骨口11上に納
骨口11を閉じる為の拝石12が配置せしめられてい
る。
の前部2Baには、御骨3を納骨室4に納める為の納骨
口11が形成されていると共に、この納骨口11上に納
骨口11を閉じる為の拝石12が配置せしめられてい
る。
【0021】次に、上記墓石13として必要とされる各
部材に於て、その寸法を一つの例をあげて説明すると、
平面から見て上記納骨堂2の一辺は1メートルの正方形
であり、地面からの高さは、0.60メートルであり、
又、上記芝台5の寸法は、奥行き長さが0.60メート
ル、左右幅が0.76メートル、高さが0.09メート
ルである。そして、上記芝台5上に配置する中台6は、
平面から見た一辺が0.225メートル、高さが0.3
3メートルの略六角柱形状である。更に、竿7は平面か
ら見た一辺が0.15メートル、高さが0.60メート
ルの略六角柱形状である。又、笠8は、高さが0.30
メートルのものである。そして、上記花立て9は、口径
が0.11メートル、高さが0.27メートルの壷形状
のものであり、上記水鉢10は、楕円状の口径の長径が
0.19メートル、高さが0.24メートルの壷形状の
ものである。
部材に於て、その寸法を一つの例をあげて説明すると、
平面から見て上記納骨堂2の一辺は1メートルの正方形
であり、地面からの高さは、0.60メートルであり、
又、上記芝台5の寸法は、奥行き長さが0.60メート
ル、左右幅が0.76メートル、高さが0.09メート
ルである。そして、上記芝台5上に配置する中台6は、
平面から見た一辺が0.225メートル、高さが0.3
3メートルの略六角柱形状である。更に、竿7は平面か
ら見た一辺が0.15メートル、高さが0.60メート
ルの略六角柱形状である。又、笠8は、高さが0.30
メートルのものである。そして、上記花立て9は、口径
が0.11メートル、高さが0.27メートルの壷形状
のものであり、上記水鉢10は、楕円状の口径の長径が
0.19メートル、高さが0.24メートルの壷形状の
ものである。
【0022】この様に、上記各部材は各々の寸法を有す
ることにより、限られた土地に、墓石13として必要な
各部材をすべて揃えた墓石13を建てることが可能であ
る。
ることにより、限られた土地に、墓石13として必要な
各部材をすべて揃えた墓石13を建てることが可能であ
る。
【0023】そして、上記限られた土地に建てた墓石1
3は、墓石13として必要な各部材をすべて揃えること
により、スペースに余裕がなくなり、御骨3を納骨室4
内に納める為の納骨口11は、小さくなると共に、平面
から見て墓石13の前部付近等の片寄った位置につけら
れることになる。つまり、前記した如くこの例では、上
記芝台5の前方、天板2Bの前部2Baに納骨口11が
形成され、その寸法は、例えば奥行き長さが0.25メ
ートル、左右幅が0.35メートルであり、又、この納
骨口11上には、奥行き長さが0.28メートル、左右
幅が0.41メートルの拝石12が配置せしめられてい
る。
3は、墓石13として必要な各部材をすべて揃えること
により、スペースに余裕がなくなり、御骨3を納骨室4
内に納める為の納骨口11は、小さくなると共に、平面
から見て墓石13の前部付近等の片寄った位置につけら
れることになる。つまり、前記した如くこの例では、上
記芝台5の前方、天板2Bの前部2Baに納骨口11が
形成され、その寸法は、例えば奥行き長さが0.25メ
ートル、左右幅が0.35メートルであり、又、この納
骨口11上には、奥行き長さが0.28メートル、左右
幅が0.41メートルの拝石12が配置せしめられてい
る。
【0024】以上は従来技術と略同様のものであり、次
に本考案の特徴とする所を詳述する。即ち、納骨室4内
に納めた御骨3を移動可能にした手段であり、先ず、納
骨室4内に於てレール受け14を上記基礎1上に設置す
る。このレール受け14は、断面が例えば0.03メー
トル、0.06メートルの長方形で、長さが0.79メ
ートルのものであり、材質としてはプラスチック等を用
いる。そして、上記レール受け14を二つ用意して、レ
ール受け14の長手方向を墓石13の奥行方向Wと一致
させ、二つのレール受け14が平行となるように基礎1
上に設置する。
に本考案の特徴とする所を詳述する。即ち、納骨室4内
に納めた御骨3を移動可能にした手段であり、先ず、納
骨室4内に於てレール受け14を上記基礎1上に設置す
る。このレール受け14は、断面が例えば0.03メー
トル、0.06メートルの長方形で、長さが0.79メ
ートルのものであり、材質としてはプラスチック等を用
いる。そして、上記レール受け14を二つ用意して、レ
ール受け14の長手方向を墓石13の奥行方向Wと一致
させ、二つのレール受け14が平行となるように基礎1
上に設置する。
【0025】次に、上記二つのレール受け14上に二つ
のレール15を設置する。このレール15は、例えば断
面が一辺0.01メートルの三角形で、長さが0.79
メートルのものであり、材質としてはプラスチック等を
用いる。そして、上記レール15を二つ用意し、上記レ
ール受け14の長手方向にレール15の長手方向が沿う
ようにして、それぞれのレール15をそれぞれのレール
受け14上にレール15の一辺がレール受け14面上に
接するように設置する。つまり、2本のレール15が奥
行方向Wに沿って平行に伸びている。
のレール15を設置する。このレール15は、例えば断
面が一辺0.01メートルの三角形で、長さが0.79
メートルのものであり、材質としてはプラスチック等を
用いる。そして、上記レール15を二つ用意し、上記レ
ール受け14の長手方向にレール15の長手方向が沿う
ようにして、それぞれのレール15をそれぞれのレール
受け14上にレール15の一辺がレール受け14面上に
接するように設置する。つまり、2本のレール15が奥
行方向Wに沿って平行に伸びている。
【0026】そして、上記レール15上に、レール15
上を納骨口11下の御骨載せ位置Nから奥行方向に沿っ
て往復移動する移動式パネル16を置く。この移動式パ
ネル16は、例えば厚さが0.03メートル、辺が0.
45メートル、0.69メートルのパネル状のものであ
り、その底面に三角形状に凹の溝16Aが二本形成され
ている。そして、上記移動式パネル16の端部には別に
用意するパネル引棒17を引っ掛ける為の穴部16Bが
形成されている。又、材質としてはプラスチック等を用
いる。そして、上記移動式パネル16を、移動式パネル
16の二つの溝16Aと上記二つのレール15とが嵌合
するようレール15に載せる。これにより、上記移動式
パネル16を、レール15上で墓石13の奥行方向Wに
沿って移動させることが可能となる。
上を納骨口11下の御骨載せ位置Nから奥行方向に沿っ
て往復移動する移動式パネル16を置く。この移動式パ
ネル16は、例えば厚さが0.03メートル、辺が0.
45メートル、0.69メートルのパネル状のものであ
り、その底面に三角形状に凹の溝16Aが二本形成され
ている。そして、上記移動式パネル16の端部には別に
用意するパネル引棒17を引っ掛ける為の穴部16Bが
形成されている。又、材質としてはプラスチック等を用
いる。そして、上記移動式パネル16を、移動式パネル
16の二つの溝16Aと上記二つのレール15とが嵌合
するようレール15に載せる。これにより、上記移動式
パネル16を、レール15上で墓石13の奥行方向Wに
沿って移動させることが可能となる。
【0027】この時、上記移動式パネル16を移動せし
める為の手段としてこの例ではパネル引棒17を用意
し、このパネル引棒17を上記移動式パネル16に形成
した穴部16Bに引っ掛けて手で操作することにより移
動式パネル16を移動せしめる。上記パネル引棒17は
長さが0.25メートルの棒状のものであり、その先
は、上記移動式パネル16に形成した穴部16Bにパネ
ル引棒17を引っ掛けることが可能なようにU字状に形
成された爪部17Aが設けられている。
める為の手段としてこの例ではパネル引棒17を用意
し、このパネル引棒17を上記移動式パネル16に形成
した穴部16Bに引っ掛けて手で操作することにより移
動式パネル16を移動せしめる。上記パネル引棒17は
長さが0.25メートルの棒状のものであり、その先
は、上記移動式パネル16に形成した穴部16Bにパネ
ル引棒17を引っ掛けることが可能なようにU字状に形
成された爪部17Aが設けられている。
【0028】尚、上記パネル引棒17は、使用しない場
合、上記移動式パネル16上に置いておくものとする。
合、上記移動式パネル16上に置いておくものとする。
【0029】次に、上記納骨堂2の中の納骨室4に、レ
ール15を設け、そのレール15上を摺動自在に移動す
る移動式パネル16を設けた墓石13についてその使い
方を説明する。
ール15を設け、そのレール15上を摺動自在に移動す
る移動式パネル16を設けた墓石13についてその使い
方を説明する。
【0030】即ち、上記納骨室4内に御骨3を納めよう
とする場合に於て、先ず、納骨口11上の拝石12を移
動させて納骨口11を開いた状態にした後、納めようと
する御骨3を納骨口11から納骨室4に入れる。この
時、上記納骨室4内の移動式パネル16をパネル引棒1
7によって納骨口11下の御骨載せ位置Nへ引き寄せて
おく。
とする場合に於て、先ず、納骨口11上の拝石12を移
動させて納骨口11を開いた状態にした後、納めようと
する御骨3を納骨口11から納骨室4に入れる。この
時、上記納骨室4内の移動式パネル16をパネル引棒1
7によって納骨口11下の御骨載せ位置Nへ引き寄せて
おく。
【0031】そして、次に上記移動式パネル16上に御
骨3を載せる。
骨3を載せる。
【0032】上記御骨3を移動式パネル16上に載せた
後、パネル引棒17によって今度は納骨口11から見て
納骨室4内の奥へ移動式パネル16を移動させる。これ
により、納骨口11近くに置いた御骨3を納骨室4の奥
へ納めるものである。この後、拝石12を再び元の納骨
口11上に移動させて納骨口11を閉じる。
後、パネル引棒17によって今度は納骨口11から見て
納骨室4内の奥へ移動式パネル16を移動させる。これ
により、納骨口11近くに置いた御骨3を納骨室4の奥
へ納めるものである。この後、拝石12を再び元の納骨
口11上に移動させて納骨口11を閉じる。
【0033】上記納骨方法は、予め納骨室4内に御骨3
が納められている場合も同様のものであり、つまり、す
でに納められている御骨3の前後或いは左右方向に納め
るべき御骨3を並べて置いた後、移動式パネル16を納
骨室4内の奥へ移動させることで、複数の御骨3を納骨
室4内の適所とする場所へ移動せしめるものである。
が納められている場合も同様のものであり、つまり、す
でに納められている御骨3の前後或いは左右方向に納め
るべき御骨3を並べて置いた後、移動式パネル16を納
骨室4内の奥へ移動させることで、複数の御骨3を納骨
室4内の適所とする場所へ移動せしめるものである。
【0034】尚、本実施例に於て、墓石13として必要
な各部材の寸法は限られた土地に墓石13を建てる場合
の一つの例を示したものであり、これに限らず各部材の
各寸法は限られた土地に墓石13として必要な各部材を
揃えた墓石13を建てることが出来る範囲でその設定を
自在に選択できるものである。又、上記レール受け14
及びレール15及び移動式パネル16の材質をプラスチ
ックとしたが、その他に移動式パネル16がレール15
上を移動可能となる範囲で別の材質を用いてもよい。更
に、上記移動式パネル16を移動させる為の手段とし
て、移動式パネル16に穴部16Bを形成し、パネル引
棒17を用いたが、その他の手段を用いて移動式パネル
16を移動せしめるようにしてもよい。
な各部材の寸法は限られた土地に墓石13を建てる場合
の一つの例を示したものであり、これに限らず各部材の
各寸法は限られた土地に墓石13として必要な各部材を
揃えた墓石13を建てることが出来る範囲でその設定を
自在に選択できるものである。又、上記レール受け14
及びレール15及び移動式パネル16の材質をプラスチ
ックとしたが、その他に移動式パネル16がレール15
上を移動可能となる範囲で別の材質を用いてもよい。更
に、上記移動式パネル16を移動させる為の手段とし
て、移動式パネル16に穴部16Bを形成し、パネル引
棒17を用いたが、その他の手段を用いて移動式パネル
16を移動せしめるようにしてもよい。
【0035】以上の様に、納骨室4内にレール15及び
そのレール15上を納骨口11下の御骨載せ位置Nから
奥行方向Wに沿って往復移動する移動式パネル16を設
けていることにより、上記移動式パネル16を、上に御
骨3を載せた状態で往復移動させることができる。
そのレール15上を納骨口11下の御骨載せ位置Nから
奥行方向Wに沿って往復移動する移動式パネル16を設
けていることにより、上記移動式パネル16を、上に御
骨3を載せた状態で往復移動させることができる。
【0036】
【考案の効果】以上詳述した如く、納骨堂の中の納骨室
内に設置したレール及び移動式パネルにより、上記移動
式パネルを、上に御骨を載せた状態で納骨口下の御骨載
せ位置から奥行方向に沿って往復移動させることが可能
であり、限られた土地に墓石として必要な各部材を揃え
た墓石を建てた場合に、その墓石の納骨口が、小さくし
かも片寄った位置についていたとしても、納骨した御骨
を納骨口から見て更に納骨室の奥へ移動せしめることが
可能である。
内に設置したレール及び移動式パネルにより、上記移動
式パネルを、上に御骨を載せた状態で納骨口下の御骨載
せ位置から奥行方向に沿って往復移動させることが可能
であり、限られた土地に墓石として必要な各部材を揃え
た墓石を建てた場合に、その墓石の納骨口が、小さくし
かも片寄った位置についていたとしても、納骨した御骨
を納骨口から見て更に納骨室の奥へ移動せしめることが
可能である。
【0037】従って、例えば複数の御骨を納骨室内に納
めようとした時に、人が上半身或いは腕を納骨室内の奥
へ入れることなく、上記複数の御骨を納骨室内の奥から
順次容易に位置せしめることが可能であり、以って墓参
者、即ち墓地の関連者が業者に頼ることなく、自分自身
で御骨を納骨室へ比較的容易に納めることが可能であ
る。
めようとした時に、人が上半身或いは腕を納骨室内の奥
へ入れることなく、上記複数の御骨を納骨室内の奥から
順次容易に位置せしめることが可能であり、以って墓参
者、即ち墓地の関連者が業者に頼ることなく、自分自身
で御骨を納骨室へ比較的容易に納めることが可能であ
る。
【0038】更に、上記納骨に際して御骨を容易に納骨
堂内の奥へ移動せしめることが出来、従来のように納骨
口から上半身或いは腕を納骨室内の奥へ入れるという行
為を慎むことが可能になり、これにより、厳粛で神聖な
納骨の儀式の場に即した納骨の行為を行い易い。
堂内の奥へ移動せしめることが出来、従来のように納骨
口から上半身或いは腕を納骨室内の奥へ入れるという行
為を慎むことが可能になり、これにより、厳粛で神聖な
納骨の儀式の場に即した納骨の行為を行い易い。
【図1】限られた土地に建てられた墓石に於て、笠を省
略し、墓碑及び花立て、水鉢を設けた場合の平面図であ
る。
略し、墓碑及び花立て、水鉢を設けた場合の平面図であ
る。
【図2】限られた土地に建てられた墓石に於て、一つの
側壁及び墓碑を省略した場合の正面図である。
側壁及び墓碑を省略した場合の正面図である。
【図3】花立て及び水鉢の正面図である。
【図4】限られた土地に建てられた墓石に於て、中台よ
り上の部材及び一つの側壁並びに墓碑を省略した場合の
正面図である。
り上の部材及び一つの側壁並びに墓碑を省略した場合の
正面図である。
【図5】限られた土地に建てられた墓石に於て、中台よ
り上の部材及び一つの側壁並びに墓碑を省略した場合の
側面図である。
り上の部材及び一つの側壁並びに墓碑を省略した場合の
側面図である。
【図6】限られた土地に建てられた墓石に於て、天板よ
り上の部材を省略した場合の平面図である。
り上の部材を省略した場合の平面図である。
【図7】移動式パネルを示した図である。
【図8】レールを示した図である。
【図9】パネル引棒を示した図である。
1 墓礎 2 納骨堂 2A 側壁 2B 天板 2Ba 天板の前部 3 御骨 4 納骨室 5 芝台 6 中台 7 竿 8 笠 9 花立て 10 水鉢 11 納骨口 12 拝石 13 墓石 14 レール受け 15 レール 16 移動式パネル 16A 溝 16B 穴部 17 パネル引棒 17A 爪部 18 墓碑 W 奥行方向 N 御骨載せ位置
Claims (1)
- 【請求項1】 天板2Bの前部2Baに納骨口11が形
成されていると共に、内部が納骨室4と成された納骨堂
2及びその上の芝台5,中台6,竿7,笠8より成る墓
石13に於て; 上納骨室4に、墓石13の奥行方向Wに沿って、平行に
伸びる2本のレール15と、上記2本のレール15上に
位置し、上記納骨口11下の御骨載せ位置Nから奥行方
向Wに沿って往復移動可能と成す御骨3を載せる為の移
動式パネル16とが設置されていることを特徴とする墓
石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137291U JPH084528Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 墓 石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137291U JPH084528Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 墓 石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532623U JPH0532623U (ja) | 1993-04-30 |
JPH084528Y2 true JPH084528Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=12053267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2137291U Expired - Lifetime JPH084528Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 墓 石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084528Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP2137291U patent/JPH084528Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532623U (ja) | 1993-04-30 |
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