JPH0844Y2 - 電気掃除機の吸込端部材 - Google Patents
電気掃除機の吸込端部材Info
- Publication number
- JPH0844Y2 JPH0844Y2 JP7439393U JP7439393U JPH0844Y2 JP H0844 Y2 JPH0844 Y2 JP H0844Y2 JP 7439393 U JP7439393 U JP 7439393U JP 7439393 U JP7439393 U JP 7439393U JP H0844 Y2 JPH0844 Y2 JP H0844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- suction end
- tubular portion
- brush
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、主に家庭で用いられる
電気掃除機の吸込端部材に関する。
電気掃除機の吸込端部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の吸込端部材は吸込口を有する吸込
端部の外周を囲うように下向きの刷毛が設けられ、刷毛
の先端は吸込端部の先端よりも先方に突出する構成であ
ったが、吸込端部は単一の円筒状パイプであった。
端部の外周を囲うように下向きの刷毛が設けられ、刷毛
の先端は吸込端部の先端よりも先方に突出する構成であ
ったが、吸込端部は単一の円筒状パイプであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の電気掃除機の吸
込端部材は上述のような構成であったから、実際にゴミ
を吸い取ろうとすると、吸込口に吸い込まれる空気の流
れに引かれて刷毛が吸込口を覆うように曲がってしま
い、吸込力が弱化してしまうという欠点があった。
込端部材は上述のような構成であったから、実際にゴミ
を吸い取ろうとすると、吸込口に吸い込まれる空気の流
れに引かれて刷毛が吸込口を覆うように曲がってしま
い、吸込力が弱化してしまうという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の構成は、電気掃
除機の吸込パイプの先端に着脱自在に取付けられる吸込
端部材であって、垂直方向に延びる吸込端部１の上部外
周に下向きの刷毛２が設けられ、刷毛２の先端は吸込端
部１の先端３よりも先方に突出しており、吸込端部１は
外側筒部４の内側に間隔をあけて内側筒部５が設けられ
た二重構造で、内側筒部５は外側筒部４よりも先方に突
出し、内側筒部５によって形成される第一の吸込通路７
と、内側筒部５と外側筒部４との間に形成される第二の
吸込通路８はそれらの上部で連通していることを特徴と
する。
除機の吸込パイプの先端に着脱自在に取付けられる吸込
端部材であって、垂直方向に延びる吸込端部１の上部外
周に下向きの刷毛２が設けられ、刷毛２の先端は吸込端
部１の先端３よりも先方に突出しており、吸込端部１は
外側筒部４の内側に間隔をあけて内側筒部５が設けられ
た二重構造で、内側筒部５は外側筒部４よりも先方に突
出し、内側筒部５によって形成される第一の吸込通路７
と、内側筒部５と外側筒部４との間に形成される第二の
吸込通路８はそれらの上部で連通していることを特徴と
する。
【０００５】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。符号９は電気掃除機の吸込パイプに吸込端部材１０
を結合するためのジョイント管部であって、その端部に
外側筒部４及び刷毛２を取付けるための取付け部１１を
有している。この取付け部１１の下面の外周に近い部分
に、長めの刷毛２が円周をなすように並べられて取付け
られている。刷毛２は取付け部１１の外周のやや内側に
並べられて取付けられるので、並べられた刷毛２のなす
形状は取付け部１１の断面形状とほぼ一致する。したが
って、実施例のように取付け部１１の断面形状が円形で
あれば、刷毛２も同様に円をなすように並べられて取付
けられるが、本考案の取付け部１１の断面形状は円形に
限定されることはないので、例えば取付け部１１の断面
形状が四角形や楕円形のときは、刷毛２もそれに応じた
形で並べられ吸込端部１も同様の断面形状をなす。
る。符号９は電気掃除機の吸込パイプに吸込端部材１０
を結合するためのジョイント管部であって、その端部に
外側筒部４及び刷毛２を取付けるための取付け部１１を
有している。この取付け部１１の下面の外周に近い部分
に、長めの刷毛２が円周をなすように並べられて取付け
られている。刷毛２は取付け部１１の外周のやや内側に
並べられて取付けられるので、並べられた刷毛２のなす
形状は取付け部１１の断面形状とほぼ一致する。したが
って、実施例のように取付け部１１の断面形状が円形で
あれば、刷毛２も同様に円をなすように並べられて取付
けられるが、本考案の取付け部１１の断面形状は円形に
限定されることはないので、例えば取付け部１１の断面
形状が四角形や楕円形のときは、刷毛２もそれに応じた
形で並べられ吸込端部１も同様の断面形状をなす。
【０００６】刷毛２の内側には二重構造の吸込端部１が
設けられている。吸込端部１は外側筒部４と内側筒部５
の二重構造であって、外側筒部４はジョイント管部１と
連通するように取付け部６に取付けられている。この外
側筒部４は柔軟性のある合成樹脂で形成され、その長さ
は刷毛２よりも短い。更に、外側筒部４の内側には、内
側筒部５が間隔をあけて外側筒部４と二重構造をなすよ
うに取付けられている。内側筒部５の先端は外側筒部４
の先端よりも先方に突出している。内側筒部５の取付け
は、そのフランジ状の基部６を外側筒部４の内面に固着
することにより行われる。そして、そのフランジ状の基
部６には孔部１２が設けられている。内側筒部５は、外
側筒部４と同様に柔軟性のある合成樹脂で形成されてい
ることが好ましいが、両筒部４，５の材料はこれに限定
されるものではなく硬質の合成樹脂などであっても差し
支えない。
設けられている。吸込端部１は外側筒部４と内側筒部５
の二重構造であって、外側筒部４はジョイント管部１と
連通するように取付け部６に取付けられている。この外
側筒部４は柔軟性のある合成樹脂で形成され、その長さ
は刷毛２よりも短い。更に、外側筒部４の内側には、内
側筒部５が間隔をあけて外側筒部４と二重構造をなすよ
うに取付けられている。内側筒部５の先端は外側筒部４
の先端よりも先方に突出している。内側筒部５の取付け
は、そのフランジ状の基部６を外側筒部４の内面に固着
することにより行われる。そして、そのフランジ状の基
部６には孔部１２が設けられている。内側筒部５は、外
側筒部４と同様に柔軟性のある合成樹脂で形成されてい
ることが好ましいが、両筒部４，５の材料はこれに限定
されるものではなく硬質の合成樹脂などであっても差し
支えない。
【０００７】吸込端部１は以上のような二重構造である
から、内側筒部５は独自に第一の吸込通路７を形成す
る。そして、内側筒部５と外側筒部４の間には第二の吸
込通路８が形成される。前述したように、内側筒部５は
外側筒部４よりも先方に突出しているから、第一の吸込
通路７の吸込口と第二の吸込通路８の吸込口は同じ位置
ではなく、第二の吸込通路８の吸込口は第一の吸込通路
７の吸込口よりも後退している。したがって、ジョイン
ト管部９に吸い込まれる空気は吸込端部１の先端の第一
の吸込通路の吸込口から吸入されるほか、吸込端部１の
途中にある第二の吸込通路８の吸込口からも吸入され
る。
から、内側筒部５は独自に第一の吸込通路７を形成す
る。そして、内側筒部５と外側筒部４の間には第二の吸
込通路８が形成される。前述したように、内側筒部５は
外側筒部４よりも先方に突出しているから、第一の吸込
通路７の吸込口と第二の吸込通路８の吸込口は同じ位置
ではなく、第二の吸込通路８の吸込口は第一の吸込通路
７の吸込口よりも後退している。したがって、ジョイン
ト管部９に吸い込まれる空気は吸込端部１の先端の第一
の吸込通路の吸込口から吸入されるほか、吸込端部１の
途中にある第二の吸込通路８の吸込口からも吸入され
る。
【０００８】
【考案の効果】本考案は以上のような構成であって、吸
込端部１は外側筒部４の内側に間隔をあけて内側筒部５
が設けられた二重構造で、第一の吸込通路７の吸込口と
第二の吸込通路８の吸込口は同じ位置ではなく、第二の
吸込通路８の吸込口は第一の吸込通路７の吸込口よりも
後退している。もしも、吸込端部１の吸込口が単一のも
のであると、使用時にゴミを吸い取る場合に、吸込口に
吸い込まれる空気の流れに引かれて刷毛２が吸込口を覆
うように曲がってしまい、吸入力が極端に弱化してしま
う。このとき、刷毛２の曲がり方はその途中部分が外側
にふくれるように曲がって吸込口を覆い塞ぐ。しかし、
本考案では第二の吸込通路８は吸込端部１の途中にある
から、ここから吸い込まれる空気が刷毛２のふくれてい
る部分を中心方向に引き寄せる作用をなす。この結果、
刷毛２はほぼまっすぐになるので、刷毛２が第一の吸込
通路７の吸込口を塞ぐことを防止することができる。
込端部１は外側筒部４の内側に間隔をあけて内側筒部５
が設けられた二重構造で、第一の吸込通路７の吸込口と
第二の吸込通路８の吸込口は同じ位置ではなく、第二の
吸込通路８の吸込口は第一の吸込通路７の吸込口よりも
後退している。もしも、吸込端部１の吸込口が単一のも
のであると、使用時にゴミを吸い取る場合に、吸込口に
吸い込まれる空気の流れに引かれて刷毛２が吸込口を覆
うように曲がってしまい、吸入力が極端に弱化してしま
う。このとき、刷毛２の曲がり方はその途中部分が外側
にふくれるように曲がって吸込口を覆い塞ぐ。しかし、
本考案では第二の吸込通路８は吸込端部１の途中にある
から、ここから吸い込まれる空気が刷毛２のふくれてい
る部分を中心方向に引き寄せる作用をなす。この結果、
刷毛２はほぼまっすぐになるので、刷毛２が第一の吸込
通路７の吸込口を塞ぐことを防止することができる。
【図１】 刷毛を一部除いた本考案の斜視図
【図２】 吸込端部の構造を示す断面図
【図３】 Ａ−Ａ断面図
１ 吸込端部 ２ 刷毛 ３ 吸込端部の先端
４ 外側筒部 ５ 内側筒部 ６ 内側筒部の基部 ７ 第一の吸
込通路 ８ 第二の吸込通路 ９ ジョイント管部 １０
吸込端部材 １１ 取付け部 １２ 孔部
４ 外側筒部 ５ 内側筒部 ６ 内側筒部の基部 ７ 第一の吸
込通路 ８ 第二の吸込通路 ９ ジョイント管部 １０
吸込端部材 １１ 取付け部 １２ 孔部
Claims (1)
- 【請求項１】 電気掃除機の吸込パイプの先端に着脱自
在に取付けられる吸込端部材であって、垂直方向に延び
る吸込端部１の上部外周に下向きの刷毛２が設けられ、
該刷毛２の先端は吸込端部１の先端３よりも先方に突出
しており、前記吸込端部１は外側筒部４の内側に間隔を
あけて内側筒部５が設けられた二重構造で、内側筒部５
は外側筒部４よりも先方に突出し、内側筒部５によって
形成される第一の吸込通路７と、内側筒部５と外側筒部
４との間に形成される第二の吸込通路８はそれらの上部
で連通していることを特徴とする電気掃除機の吸込端部
材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7439393U JPH0844Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気掃除機の吸込端部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7439393U JPH0844Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気掃除機の吸込端部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739738U JPH0739738U (ja) | 1995-07-18 |
| JPH0844Y2 true JPH0844Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=35395516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7439393U Expired - Lifetime JPH0844Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電気掃除機の吸込端部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0844Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP7439393U patent/JPH0844Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739738U (ja) | 1995-07-18 |
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