JPH0844524A

JPH0844524A - アイコンメニューの表示方法及び表示装置

Info

Publication number: JPH0844524A
Application number: JP6174637A
Authority: JP
Inventors: Masaya Sugino; 雅哉杉野
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1994-07-26
Filing date: 1994-07-26
Publication date: 1996-02-16
Anticipated expiration: 2016-11-26
Also published as: JP3232468B2

Abstract

(57)【要約】【目的】アイコンメニューの選択操作時にその操作可
能条件、操作禁止条件が一目で認識、判断でき、またそ
の条件の内容が画像あるいは音声で確認できるアイコン
メニューの表示方法及び表示装置を提供する。【構成】選択、設定、実行操作を可能にするための条
件を、絵情報で表示した制約属性表示アイコン１を、そ
の内容を示す情報アイコン２とともにメニュー画面に表
示する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、通常のパーソナルコン
ピュータ、その他の制御機器の操作表示画面などで使用
される、アイコンメニューの表示方法及び表示装置の改
良に関し、詳しくは、特定の制約条件、禁止条件をもつ
属性表示アイコンを表示し、これらの条件に従って情報
アイコンの操作を行うようにしたアイコンメニューの表
示方法及び表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近時のコンピュータや、コンピュータを
用いた制御装置は、オペレータの操作性を良くするた
め、ＣＲＴ、液晶などの表示画面に起動、選択すべきプ
ログラムをアイコンを表示し、これをマウスでクリック
して選択、設定、実行を行うようになっている。

【０００３】また、選択、設定、実行の禁止されている
プログラムについては、上記アイコンを、他のアイコン
とは異なる不鮮明な色にして、その状態が一見して判る
ようにするか、操作してもエラーとすることで、オペレ
ータにそのアイコンメニューが操作禁止であることを知
らせていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
イコンメニューの表示方法及び表示装置では、選択、設
定、実行のできないプログラムは、表示画面には表示さ
れていないことが多く、そのため、一部の者にしかその
存在が判らず、また、アイコンメニューの操作禁止内容
を知らないユーザは、その内容を知るために別途ＨＥＬ
Ｐ画面やマニュアルを参照しなければならなかった。更
に、このように一時的にアイコンメニュー操作を中断す
ることは操作性が低下し、また、そのために操作禁止内
容が完全に理解できず、誤った操作を行うことがあっ
た。

【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、アイコンメニューの選択操作時にその操作可能
条件、操作禁止条件が一目で認識、判断でき、またその
条件の内容が画像あるいは音声で確認できるアイコンメ
ニューの表示方法及び表示装置を提供することを目的と
している。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項１に記載の本発明は、選択、設定、
実行などの入力操作を可能にするための条件を、絵情報
で表示した制約属性表示アイコンを、その内容を示す情
報アイコンとともにメニュー画面に表示することを特徴
としている。

【０００７】ここに入力操作を可能にするための条件に
は、例えば、ユーザ制約があり、低、中、高ユーザ、工
事業者、管理人等の特定の人に限って、選択、設定、実
行などの入力操作を可能にする。請求項２に記載の本発
明は、選択、設定、実行操作が禁止されていることを、
絵情報で表示した禁止属性表示アイコンを、その内容を
示す情報アイコンとともにメニュー画面に表示すること
を特徴としている。

【０００８】ここに操作の禁止としては、例えば、時間
制約があり、操作できない時間帯を絵情報で表示する。
請求項３に記載の本発明は、禁止属性表示アイコンの絵
情報が、選択、設定、実行の操作が禁止されているとき
と、その禁止が解除されているときとで色が変化するよ
うにしている。

【０００９】ここに操作の禁止／禁止解除のときの色の
変化は、例えば、時間制約により操作できる時間帯とで
きない時間帯とを、鮮明な色と不鮮明な色で表示した
り、フリッカするなどの方法で行う。請求項４に記載の
本発明は、制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコ
ンのいずれかが、マウスでクリックされたときには、そ
の属性情報を文字で表示するようにしている。例えば、
アイコンの下方などにウインドウ画面を表示させて、制
約条件や禁止されていることを文字で表示する。

【００１０】請求項５に記載の本発明は、制約属性表示
アイコン、禁止属性表示アイコンのいずれかが、マウス
でクリックされたときには、その属性情報を音声出力す
るようにしている。音声出力は、コンピュータのスピー
カより出力するようにすればよい。請求項６に記載の本
発明は、制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコン
の絵情報が、メニュー画面に動画として表示されるよう
にしている。ここに動画とは、色と動きを持つアニメー
ション画像をいう。

【００１１】請求項７〜１０は、アイコンメニュー表示
装置を提案している。請求項７に記載の本発明は、情報
アイコン、制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコ
ンを画像データとして登録したアイコン記憶手段と、制
約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコンによる制約
条件、禁止条件を属性情報として記憶した属性条件記憶
手段と、表示画面上に表示され、マウスでクリックされ
たアイコンを判別し、そのアイコンの操作に対して、表
示画面の切換えなどの必要な処理を行う表示画面制御手
段とを備えている。

【００１２】請求項８に記載の本発明は、表示画面に表
示された制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコン
を動画として表示するアニメーション表示制御手段を備
えている。請求項９に記載の本発明は、属性条件記憶手
段には、制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコン
に対応した文字情報が記憶されており、表示画面制御手
段がマウスでクリックされた属性表示アイコンを判別し
たときに、その属性表示アイコンに対応させて属性条件
記憶手段に記憶した文字情報を表示画面に表示させる構
成としている。

【００１３】請求項１０に記載の本発明は、属性条件記
憶手段には、制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイ
コンに対応した音声情報が記憶されており、表示画面制
御手段がマウスでクリックされた属性表示アイコンを判
別したときに、その属性表示アイコンに対応させて属性
条件記憶手段に記憶した音声情報をスピーカより出力さ
せる構成としている。

【００１４】

【作用】上記構成を特徴とする本発明の請求項１に記載
のアイコンメニューの表示方法では、制約属性表示アイ
コンが、情報アイコンとともにメニュー画面に表示され
ているので、一見してその情報アイコンの操作を可能に
するための条件が判る。請求項２に記載のアイコンメニ
ューの表示方法では、禁止属性表示アイコンが、情報ア
イコンとともにメニュー画面に表示されているので、一
見してその情報アイコンの操作を禁止している条件が判
る。

【００１５】請求項３に記載のアイコンメニューの表示
方法では、禁止属性表示アイコンの絵情報が、操作が禁
止されているときと、その禁止が解除されているときと
で色が変化するようなっているので、一見してその情報
アイコン操作の現時点での禁止／禁止解除の状態が判
る。請求項４に記載のアイコンメニューの表示方法で
は、制約属性表示アイコンあるいは禁止属性表示アイコ
ンの属性情報を文字で表示するので、メニュー画面上で
情報アイコンの属性が判る。

【００１６】請求項５に記載のアイコンメニューの表示
方法では、制約属性表示アイコンあるいは禁止属性表示
アイコンの属性情報を音声出力するので、聴覚的に情報
アイコンの属性が判る。請求項６に記載のアイコンメニ
ューの表示方法では、制約属性表示アイコンあるいは禁
止属性表示アイコンの絵情報が、メニュー画面に動画と
して表示されるので、その属性表示アイコン自身が現在
有効であるかが判る。

【００１７】請求項７に記載のアイコンメニューの表示
装置では、制約属性表示アイコンあるいは禁止属性表示
アイコンを情報アイコンとともに表示するので、それら
の属性情報に基づいた情報アイコンの操作が行える。請
求項８に記載のアイコンメニューの表示装置では、制約
属性表示アイコン、禁止属性表示アイコンを動画として
表示するので、その属性表示アイコン自身が現在有効で
あるかが視覚的に判る。

【００１８】請求項９に記載のアイコンメニューの表示
装置では、制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコ
ンをマウスでクリックしたときに、その制約属性表示ア
イコンの属性情報を表示画面に表示することができる。
請求項１０に記載のアイコンメニューの表示装置では、
制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコンをマウス
でクリックしたときに、その制約属性表示アイコンの属
性情報を音声でスピーカに出力することができる。

【００１９】

【実施例】以下に、図面とともに本発明の実施例を説明
する。まず、本発明のアイコンメニューの表示方法につ
いて図１〜図４を用いて説明する。図１は、アイコンメ
ニューの表示方法の一例を示す図である。

【００２０】図において、１は、１または複数の属性表
示アイコン、２はマウスでクリックして、選択、設定、
実行などの入力操作を行いコマンドを実行するための情
報アイコンである。属性表示アイコン１には、制約属性
表示アイコン１と禁止属性表示アイコン１があり、制約
属性表示アイコン１には、情報アイコン２の選択、設
定、実行操作を可能にするための条件が、禁止属性表示
アイコン１には、選択、設定、実行操作が禁止されてい
ることが、それぞれ絵情報で表示されている。このと
き、情報アイコン２をマウスでクリックすると、属性表
示アイコン１の属性に従った選択、設定、実行操作を行
うことができる。

【００２１】以下に、各々の属性表示アイコン１を表示
した場合のアイコンメニュー表示方法について説明す
る。［実施例１］図２は、制約属性表示アイコン１を情報ア
イコン２とともに表示したアイコンメニュー表示方法の
一例を説明する図である。

【００２２】図に示した制約属性表示アイコン１は、ユ
ーザ制約をもつ属性表示アイコン１であり、ユーザを
低、中、高の３レベルに区分し、その中の特定の人に限
って、情報アイコン２による選択、設定、実行などの入
力操作を可能としている。図２の（ａ）の制約属性表示
アイコン１は、低、中、高、全レベルのユーザが情報ア
イコン２に示した通信ボーレートの設定が可能であるこ
とを示しており、図２の（ｂ），（ｃ）の制約属性表示
アイコン１は、それぞれ中、高レベル、高レベルのユー
ザのみが設定可能であることを示している。ここで図２
の（ｂ），（ｃ）の場合は、パスワード入力画面３が表
示されており、パスワードを入力させることで、ユーザ
レベルをチェックし、制約属性表示アイコン１の制約条
件を判断している。この場合の操作は、まず、情報アイ
コン２のマウスによるクリック操作で、パスワード入力
画面３をメニュー表示画面内に表示し、パスワードの入
力を促す。パスワードが入力されると、そのパスワード
が現在、制約属性表示アイコン１で有効としているユー
ザであるかをチェックする。そこで有効とするユーザで
あれば情報アイコン２の内容の操作を可能として、次の
操作画面を表示するようにする。［実施例２］次に、図３は、禁止属性表示アイコン１を
情報アイコン２とともに表示したアイコンメニュー表示
方法の一例を説明する図である。

【００２３】図に示した禁止属性表示アイコン１は、時
間制約をもつ属性表示アイコンであり、時間帯を限定し
て、選択、設定、実行などの入力操作を禁止しており、
例えば、ＡＭ９：００〜ＰＭ５：３０を操作可能時間
（禁止解除）、ＰＭ５：３１〜ＡＭ８：５９を操作不可
能時間（禁止）とし、更に、操作可能時間が操作不可能
時間に切り替わる３０分前から（ＰＭ５：０１〜ＰＭ
５：３０）をリミット警告時間として、オペレータに操
作不可能時間が近くなったことを通知している。

【００２４】図３の（ａ）の禁止属性表示アイコン１
は、禁止解除状態にあることを示しており、このとき、
情報アイコン２をマウスでクリックすると、その情報ア
イコン２の操作ができる。図３の（ｂ）の禁止属性表示
アイコン１は、禁止解除状態であるが、禁止状態が近づ
いていることを示しており、このときも、情報アイコン
２をマウスでクリックすると、その情報アイコン２の操
作ができる。図３の（ｃ）の禁止属性表示アイコン１
は、禁止状態にあることを示しており、このとき、情報
アイコン２をマウスでクリックしても、その情報アイコ
ン２の操作ができない。

【００２５】このようにして、禁止属性表示アイコン１
は、情報アイコン２の選択、設定、実行操作を禁止する
ことができ、更に、禁止状態と禁止解除状態を色を変化
させることで、その状態をオペレータにより分かりやす
く知らせることができる。図３に示した例では、絵情報
は図３の（ａ）の禁止解除状態では鮮明な表示色、図３
の（ｃ）の禁止状態では不鮮明な表示色として、状態に
あわせて色を変化させ、図３の（ｂ）の禁止状態が近づ
いた禁止解除状態では鮮明な表示色と不鮮明な表示色を
交互にフリッカ表示している。

【００２６】以上、各属性表示アイコン１による情報ア
イコン２の操作について説明したが、次に、本発明のも
う一つの主要な発明である、各属性表示アイコン１の属
性情報の確認処理について説明する。図４は、図３に示
した禁止属性表示アイコン１の属性情報を表示した例で
ある。禁止属性表示アイコン１をマウスでクリックする
ことで、その属性情報４がメニュー表示画面に表示され
る。図では、現在表示している禁止属性表示アイコン１
の属性情報４のみを、文字情報のみで示しているが、本
発明では、制約属性表示アイコン１あるいは禁止属性表
示アイコン１の属性情報４を一覧として表示してもよ
く、また、文字情報に対応させて絵情報を同時に表示さ
せてもよい。

【００２７】また、各属性表示アイコン１の属性情報
は、音声でも出力することができ、制約属性表示アイコ
ン１あるいは禁止属性表示アイコン１をマウスでクリッ
クすることで、その属性情報を音声で出力する。この音
声の出力は上記属性情報４の文字情報表示と同時に行っ
てもよい。さらに、本発明では、以上で説明してきた絵
情報を動画として表示することができる。制約属性表示
アイコン１、禁止属性表示アイコン１、また、上記属性
情報４として表示した各属性表示アイコン１の絵情報が
その対象となる。例えば、図３で示した禁止属性表示ア
イコン１の時計の針を秒毎に移動させて表示させること
ができる。

【００２８】以上、本発明のアイコンメニューの表示方
法について説明してきたが、次に、本発明のアイコンメ
ニューの表示装置について図５を用いて説明する。図５
は、本発明のアイコンメニューの表示装置１０の構成を
ブロック図をもって示したものである。図において、１
１は属性表示アイコン１を画像データとして登録したア
イコン記憶手段、１２は属性表示アイコン１による制約
条件、禁止条件を属性情報として記憶した属性条件記憶
手段、１３はＣＲＴ装置２１の画面上に表示され、マウ
ス２０でクリックされたアイコンを判別し、そのアイコ
ンの操作に対して、表示画面の切換えなどの必要な処理
を行う表示画面制御手段、１４は表示画面に表示された
属性表示アイコン１を動画として表示するアニメーショ
ン表示制御手段である。また、１５はマウスのクリック
を検知し表示画面制御手段１３に必要なデータを通知す
る操作入力手段、１６は表示画面制御手段１３の表示依
頼に基づきＣＲＴ装置２１に画面を表示する画面表示手
段、１７は属性条件記憶手段１２に記憶された属性条件
をスピーカ２２に音声で出力する音声出力手段である。

【００２９】このような構成によりアイコンメニューの
表示装置１０は前述したアイコンメニューの表示方法を
実現させている。この表示方法には属性表示アイコン１
の登録、表示処理、情報アイコン２の操作による属性条
件の判断処理、属性条件表示アイコン１の動画表示処
理、属性条件表示アイコン１の属性条件表示処理及び音
声出力処理があり、以下にそれぞれの処理について説明
する。

【００３０】属性表示アイコン１の登録は、表示画面制
御手段１３にて、マウス２０等の操作により、操作入力
手段１５を介して行い、アイコン記憶手段１１にはその
画像データが、属性条件記憶手段１２にはその属性条件
を登録する。また、属性表示アイコン１の表示は、表示
画面制御手段１３にて、情報アイコン２を表示するとき
に、それに対応した属性表示アイコン１をアイコン記憶
手段１１から読みだした後、画面表示手段１６を介して
ＣＲＴ装置２１に表示する。

【００３１】属性条件の判断は、表示画面制御手段１３
にて、情報アイコン２のクリック操作を検知したときに
行う。クリックした情報アイコン２に対応する、属性表
示アイコン１の属性条件を属性条件記憶手段１２から読
みだし、そのクリック操作が上記属性条件にあてはまる
かどうかをチェックし、操作可能であればＣＲＴ装置２
１に次の操作画面を表示し、操作不可能であれば、警告
音を出力するなどして操作が不可能なことを通知する。

【００３２】動画表示は、表示画面制御手段１３の制御
のもとにアニメーション表示制御手段１４が、アイコン
記憶手段１１の画像データと属性記憶手段１２の属性情
報を基に周期的に画像を作成し、表示画面制御手段１３
を介してアニメーション画像を表示する。この場合、ア
ニメーション画像を工夫すれば、より一層分かりやすい
メニュー画面が実現する。

【００３３】属性条件表示アイコン１の属性条件表示
は、表示画面制御手段１３にて、制約属性表示アイコン
１あるいは禁止属性表示アイコン１のクリック操作を検
知したときに行い、クリックした属性表示アイコン１に
対応する属性条件の文字情報を属性条件記憶手段１２か
ら読みだし、画面表示手段１６を介してＣＲＴ装置２１
に表示する。一方、属性条件の音声出力は、上記と同様
にして、表示画面制御手段１３にて、各属性表示アイコ
ン１のクリック操作を検知したときに、クリックした属
性表示アイコン１に対応する属性条件の音声情報を属性
条件記憶手段１２から読みだし、音声出力手段１７を介
してスピーカ２２に出力する。

【００３４】以上本発明のアイコンメニューの表示方法
及び表示装置について説明してきたが、本発明は上記実
施例に限定されない。例えば、複数の属性表示アイコン
１を情報アイコン２とともに表示する場合、図６に示す
ようにそれぞれの属性表示アイコン１を横に表示して、
それぞれの属性条件をＡＮＤ条件とする以外に、縦に表
示してＯＲ条件としてもよい。具体的には、図に示す属
性条件アイコン１を用いて説明すると、ＡＮＤ条件と
は、特定のユーザが操作可能時間のときだけ、情報アイ
コン２の操作が可能である条件を指し、ＯＲ条件とは、
特定のユーザでなくても操作可能時間であれば情報アイ
コン２の操作が可能、あるいは操作不可能時間でも特定
のユーザであれば情報アイコン２の操作が可能である条
件を指す。

【００３５】また、属性表示アイコン１の絵情報は限定
されず、図７に示すように属性条件を表示して、情報ア
イコン２の操作を規定してもよい。図７の（ａ）は季節
制約属性、（ｂ）は平日／特別日による制約属性、
（ｃ）は天気／気候による制約属性、（ｄ）は機能設定
による制約属性、（ｅ）は３次元メニュー構造属性を、
それぞれ示している。

【００３６】更に、本発明のアイコンメニューの表示方
法及び表示装置は、通常のパーソナルコンピュータ以外
に、ビル設備監視、防災監視、プラント設備監視等の監
視装置に使用されるため、それらに接続された端末機の
動作状況により、属性表示アイコン１の属性情報を変化
させてもよい。

【００３７】

【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の請求項１及び請求項２に記載のアイコンメニューの
表示方法及び、請求項７に記載のアイコンメニューの表
示装置によれば、情報アイコンの制約条件、禁止条件
が、一見して判るため、別途ＨＥＬＰ画面やマニュアル
を参照しなくてもよく、操作性が向上する。

【００３８】請求項３に記載のアイコンメニューの表示
方法によれば、一見してその情報アイコン操作の現時点
での禁止や禁止解除の状態が判るので、変化する操作条
件に対しても、上記操作性向上の効果が奏される。請求
項４及び請求項５に記載のアイコンメニューの表示方法
及び、請求項９及び請求項１０に記載のアイコンメニュ
ーの表示装置によれば、情報アイコンの制約条件、禁止
条件の内容がメニュー表示画面上、あるいはスピーカか
らの音声で判るので、制約条件、禁止条件が判らないた
めに行われる誤操作を未然に防ぐことができる。

【００３９】請求項６に記載のアイコンメニューの表示
方法及び、請求項８に記載のアイコンメニューの表示装
置によれば、情報アイコンに対する制約条件、禁止条件
を満足させるために存在するプログラムの動作状況が確
認でき、また、そのプログラムの障害がすぐに発見でき
るため、上記条件が設定されないために生じるトラブル
を未然に防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のアイコンメニューの表示方法の一例を
示す図である。

【図２】制約属性表示アイコンを表示したアイコンメニ
ュー表示方法の一例を示す図である。

【図３】禁止属性表示アイコンを表示したアイコンメニ
ュー表示方法の一例を示す図である。

【図４】禁止属性表示アイコンの属性情報を表示したメ
ニュー画面の一例を示す図である。

【図５】本発明のアイコンメニューの表示装置の内部構
成の一例を示したブロック図である。

【図６】制約属性表示アイコンあるいは禁止属性表示ア
イコンを複数表示したアイコンメニュー表示方法の一例
を示す図である。

【図７】制約属性表示アイコンあるいは禁止属性表示ア
イコンのその他の例を示した図である。

【符号の説明】

１制約属性表示アイコンあるいは禁止属性表示アイ
コン２情報アイコン４属性情報１０アイコンメニュー表示装置１１アイコン記憶手段１２属性条件記憶手段１３表示画面制御手段１４アニメーション表示制御手段１５操作入力手段１６画面表示手段１７音声出力手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画面上に表示された情報アイコンをマウス
でクリックして、選択、設定、実行などの入力操作を行
いコマンドを実行するようにしたメニュー表示画面にお
いて、その選択、設定、実行操作を可能にするための条件を、
絵情報で表示した制約属性表示アイコンを、その内容を
示す情報アイコンとともに上記メニュー画面に表示する
ことを特徴とするアイコンメニューの表示方法。
【請求項２】画面上に表示された情報アイコンをマウス
でクリックして、選択、設定、実行などの入力操作を行
いコマンドを実行するようにしたメニュー表示画面にお
いて、その選択、設定、実行操作が禁止されていることを、絵
情報で表示した禁止属性表示アイコンを、その内容を示
す情報アイコンとともに上記メニュー画面に表示するこ
とを特徴とするアイコンメニューの表示方法。
【請求項３】請求項２に記載のアイコンメニューの表示
方法において、上記禁止属性表示アイコンの絵情報が、選択、設定、実
行の操作が禁止されているときと、その禁止が解除され
ているときとで色が変化するようにしたアイコンメニュ
ーの表示方法。
【請求項４】請求項１または２または３において、上記
制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコンのいずれ
かが、マウスでクリックされたときには、その属性情報
を上記メニュー表示画面において文字で表示するように
したアイコンメニューの表示方法。
【請求項５】請求項１〜４のいずれかにおいて、上記制
約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコンのいずれか
が、マウスでクリックされたときには、その属性情報を
音声出力するようにしたアイコンメニューの表示方法。
【請求項６】請求項１〜４に記載のアイコンメニューの
表示方法において、上記制約属性表示アイコン、禁止属性表示アイコンは、
絵情報が上記メニュー画面に動画として表示されるよう
にしたアイコンメニューの表示方法。
【請求項７】情報アイコン、制約属性表示アイコン、禁
止属性表示アイコンを画像データとして登録したアイコ
ン記憶手段と、制約属性表示アイコン、禁止属性表示ア
イコンによる制約条件、禁止条件を属性情報として記憶
した属性条件記憶手段と、表示画面上に表示され、マウ
スでクリックされたアイコンを判別し、そのアイコンの
操作に対して、表示画面の切換えなどの必要な処理を行
う表示画面制御手段とを備えたことを特徴とするアイコ
ンメニューの表示装置。
【請求項８】上記表示画面に表示された制約属性表示ア
イコン、禁止属性表示アイコンを動画として表示するア
ニメーション表示制御手段を更に備えた請求項７に記載
のアイコンメニューの表示装置。
【請求項９】上記属性条件記憶手段には、制約属性表示
アイコン、禁止属性表示アイコンに対応した文字情報が
記憶されており、上記表示画面制御手段がマウスでクリ
ックされた属性表示アイコンを判別したときに、その属
性表示アイコンに対応させて属性条件記憶手段に記憶し
た文字情報を表示画面に表示させる構成とした請求項７
または８に記載のアイコンメニュー表示装置。
【請求項１０】上記属性条件記憶手段には、制約属性表
示アイコン、禁止属性表示アイコンに対応した音声情報
が記憶されており、上記表示画面制御手段がマウスでク
リックされた属性表示アイコンを判別したときに、その
属性表示アイコンに対応させて属性条件記憶手段に記憶
した音声情報をスピーカより出力させる構成とした請求
項７〜９のいずれかに記載のアイコンメニュー表示装
置。