JPH084433A - ペアガラス用アタッチメント - Google Patents

ペアガラス用アタッチメント

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JPH084433A
JPH084433A JP13923394A JP13923394A JPH084433A JP H084433 A JPH084433 A JP H084433A JP 13923394 A JP13923394 A JP 13923394A JP 13923394 A JP13923394 A JP 13923394A JP H084433 A JPH084433 A JP H084433A
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JP
Japan
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attachment
glass
wooden frame
pair
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13923394A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Mikami
克俊 三上
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HORO WAVE KK
Original Assignee
HORO WAVE KK
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Publication date
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Publication of JPH084433A publication Critical patent/JPH084433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アタッチメント部分を通じての室内外の断熱効
率の低下を防止し、住宅全体で考えた際の室内の温度管
理をも容易とする。外観形状として体裁の良いものとす
る。 【構成】ペアガラス10を木枠20に固定する際に使用
するペアガラス10用アタッチメント30であって、断
面形状が、ペアガラス10周囲を差し込む溝部31と、
この溝部31から反ペアガラス10側に突出し、木枠2
0に差し込まれる差し込み部32とからなるような本体
35を形成すると共に、溝部31の外面のうち、少なく
ても一面に相当する本体35に、本体35よりも熱伝導
率が低い材料で形成された飾り板40を固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペアガラス用アタッチメ
ント、更に詳しくはペアガラスを木枠に固定する際に使
用するペアガラス用アタッチメントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、室内外の断熱性を向上させるため
にペアガラスが使用されてきた。このようなペアガラス
は、2枚のガラスの間に一定の空間部分を残しておくた
めに、比較的厚さが厚くなっていた。従来から、このよ
うなペアガラスを木枠に固定するには、2つの手段があ
った。
【0003】第1の手段としては、このような厚いペア
ガラスを直接木枠に差し込んで固定する方法である。た
だ、このように形成すると、比較的厚みのあるペアガラ
スに対して、このペアガラスを包み込むだけの溝部を木
枠の中に形成しなければいけない必要上、木枠の厚さが
非常に厚くなり、室内を狭くするような原因ともなって
いた。
【0004】また、第2の手段としては、このペアガラ
スを木枠に固定するに際して、アタッチメントを用いて
固定する手段である。このようなアタッチメントとして
は、通常、断面形状がペアガラス端縁を差し込む溝部
と、この溝部から反ペアガラス側に突出し、木枠に設け
られた細い溝部に差し込まれる差し込み部とから形成さ
れた、アルミニウムの押し出し材が使用されていた。
【0005】そのために、ペアガラスを用いて室内外の
断熱性を向上させようとしても、このアタッチメント部
分を通じて室内外の熱交換を行ってしまい、いきおい暖
房あるいは冷房の効率が低下することとなっていた。ま
た更に、前述したように、アルミニウムのアタッチメン
トを使用すると、室外側が冷たい時等には、熱伝導によ
って室内側にあるアタッチメント部分も冷たくなり、そ
のため、その室内側の冷たい部分に水滴がついたりする
こともあった。このような水滴によっては、木枠等の腐
れ等の原因ともなっていた。
【0006】更に付記すると、木枠とペアガラスの間に
アルミニウムのアタッチメント部分が露出してしまい、
外観的にも非常に悪いものとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明のうち請
求項1記載の発明は、木枠自体の幅を広くしないために
アタッチメントを用いるものの、このアタッチメントの
うち、溝部の外面のうち、少なくても一面に相当する部
分に本体よりも熱伝導率が低い材料で形成された飾り板
を固定することによって、アタッチメント部分を通じて
の室内外の断熱効率の低下を防止し、住宅全体で考えた
際の室内の温度管理をも容易としたペアガラス用アタッ
チメントを提供することを目的とするものである。
【0008】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の目的に加えて、飾り板を木目模様を有するよう
に形成することによって、木枠とペアガラスとの間にア
タッチメント部分を露出させないようにし、あたかも木
枠部分がペアガラス位置まで延長しているような外観形
状として体裁の良いペアガラス用アタッチメントを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1に記載の発明では、ペア
ガラスを木枠に固定する際に使用するペアガラス用アタ
ッチメントであって、断面形状が、ペアガラス周囲を差
し込む溝部と、この溝部から反ペアガラス側に突出し、
木枠に差し込まれる差し込み部とからなるような本体を
形成すると共に、溝部の外面のうち、少なくても一面に
相当する本体に、本体よりも熱伝導率が低い材料で形成
された飾り板を固定したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の構成に加えて、本体をアルミニウムを主体とした
材料で形成し、飾り板を木見模様を有するように形成し
たことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかわるペアガラス用アタッ
チメントの具体的な製法の一例を説明する。以下本発明
の一実施例を図示例と共に説明する。この図示例はペア
ガラス10を木枠20に固定した部分の断面図である。
【0012】ここでペアガラス10は、2枚のガラスを
適宜スペースを設けて固定したものである。また、木枠
20にはアタッチメント30を挿入するための細巾の木
枠溝21が長手方向に沿って連続して設けられている。
更にこのペアガラス10と木枠20との間に位置させ、
ペアガラス10を木枠20に固定するためのアタッチメ
ント30は、断面形状がペアガラス10周囲を差し込む
溝部31と、この溝部31から反ペアガラス10側に突
出し、木枠20の木枠溝21に差し込まれる差し込み部
32とからなるような本体35が形成されていると共
に、本体35の溝部31外面に相当する部分には、本体
35よりも熱伝導率が低い材料で形成された飾り板40
が長手方向に沿って固定されている。
【0013】ここで使用することができる飾り板40と
しては、材質的には木、紙、樹脂等が考えられる。更に
アタッチメント30への固定に関しては、接着、はめ込
み等が考えられる。またこの飾り板40のアタッチメン
ト30への固定は、あらかじめアタッチメント30を製
造した工場で行ってもよいし、逆に現場で行ってもよ
い。またここで、現場で行うとするならば、飾り板40
の一面に粘着層を設け、更にこの粘着層に剥離紙をあて
ておいて、現場で剥離紙をはがすことによって飾り板4
0をアタッチメント30に接着するようにすると効率的
である。
【0014】また更に、図面においては、アタッチメン
ト30の差し込み部32の両面部分と木枠20の木枠溝
21との間には、アタッチメント30を木枠溝21に十
分固定するための樹脂板22が設けられている。このよ
うな実施例のように形成すると、ペアガラス10を木枠
20に固定する際に、アタッチメント30の差し込み部
32を介して固定するので、木枠20自体をペアガラス
10の厚さに対して若干厚くするのみで、ペアガラス1
0の木枠20への支持固定が行えることとなる。
【0015】従って、木枠20自体の厚さを薄く形成す
ることができるので、室内をその分だけ広く利用するこ
とが可能となったものである。更にアルミニウムで作っ
たアタッチメント30の溝部31の外面に相当する本体
35に、本体35よりも熱伝導率が低い材料で形成され
た飾り板40を固定したので、アタッチメント30を通
しての室内外の熱交換が行われにくくなり、従って室内
の温度管理も容易に行えるものある。
【0016】更に付記すると、このような飾り板40を
設けることにより、特に冬期等において、アタッチメン
ト30を介して外温が伝導され、室内側のアタッチメン
ト30の本体35に伝わったとしても、室内側のアタッ
チメント30に飾り板40が設けられており、更にこの
飾り板40が、本体35よりも熱伝導率が低い材料で形
成されていることから、飾り板40の温度が大きく低下
することがない。従って、この飾り板40の部分には、
水滴等が発生しにくいこととなる。
【0017】更にこの飾り板40を木目模様を有するよ
うに形成すると、ペアガラス10と木枠20との間が、
木目模様で連結され、あたかもアルミニウム製のアタッ
チメント30を用いていないようにも見える。また、こ
のような木目模様が、木枠20から連続しているように
見え、木枠20からアタッチメント30に至る部分全体
が木製のようにも見え、見栄えの向上を図ることができ
るものである。
【0018】なお以上の説明において、アタッチメント
30の本体35を、ペアガラス10の端縁を差し込む溝
部31と、木枠20に差し込まれる差し込み部32とか
ら形成するように説明したが、ペアガラス10を固定で
き、かつ木枠20に固定されることが可能であるなら
ば、他の形とすることもできる。またここで、特にペア
ガラス10とアタッチメント30との間、あるいはアタ
ッチメント30と木枠20との間等にパッキン材等を位
置させて、雨水等の侵入を防止することも可能である。
なお本体35の形状に関しては、例えば差し込み部32
を断面形状で一本だけでなく、2本となるように形成す
ることも可能である。
【0019】更に図示例においては、飾り板40を溝部
31の両外面に固定した場合を示したが、溝部31の外
面のうち室内側のみに固定して使用することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、木枠自体の幅を広くしないためにア
タッチメントを用いるものの、このアタッチメントのう
ち、溝部の外面のうち、少なくても一面に相当する部分
に本体よりも熱伝導率が低い材料で形成された飾り板を
固定することによって、アタッチメント部分を通じての
室内外の断熱効率の低下を防止し、住宅全体で考えた際
の室内の温度管理をも容易としたものである。
【0021】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の効果に加えて、飾り板を木目模様を有するよう
に形成することによって、木枠とペアガラスとの間にア
タッチメント部分を露出させないようにし、あたかも木
枠部分がペアガラス位置まで延長しているような外観形
状として体裁の良いものとしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペアガラスを木枠に固定した部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ペアガラス 20 木枠 21 木枠溝 22 樹脂板 30 アタッチメント 31 溝部 32 差し込み部 35 本体 40 飾り板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペアガラスを木枠に固定する際に使用す
    るペアガラス用アタッチメントであって、断面形状が、
    ペアガラス周囲を差し込む溝部と、この溝部から反ペア
    ガラス側に突出し、木枠に差し込まれる差し込み部とか
    らなるような本体を形成すると共に、溝部の外面のう
    ち、少なくても一面に相当する本体に、本体よりも熱伝
    導率が低い材料で形成された飾り板を固定したことを特
    徴とするペアガラス用アタッチメント。
  2. 【請求項2】 本体をアルミニウムを主体とした材料で
    形成し、飾り板を木見模様を有するように形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のペアガラス用アタッチメン
    ト。
JP13923394A 1994-06-22 1994-06-22 ペアガラス用アタッチメント Withdrawn JPH084433A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13923394A JPH084433A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ペアガラス用アタッチメント

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JP13923394A JPH084433A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ペアガラス用アタッチメント

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JPH084433A true JPH084433A (ja) 1996-01-09

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ID=15240583

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JP13923394A Withdrawn JPH084433A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 ペアガラス用アタッチメント

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146746U (ja) * 1976-05-04 1977-11-07

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146746U (ja) * 1976-05-04 1977-11-07
JPS56147Y2 (ja) * 1976-05-04 1981-01-06

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