JPH0844045A - 感光性材料およびオフセット印刷板の製造法 - Google Patents

感光性材料およびオフセット印刷板の製造法

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JPH0844045A
JPH0844045A JP7108635A JP10863595A JPH0844045A JP H0844045 A JPH0844045 A JP H0844045A JP 7108635 A JP7108635 A JP 7108635A JP 10863595 A JP10863595 A JP 10863595A JP H0844045 A JPH0844045 A JP H0844045A
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JP
Japan
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coating
photosensitive material
weight
offset printing
printing plate
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Application number
JP7108635A
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English (en)
Inventor
Willi-Kurt Dr Gries
ウイリー‐クルト、グリース
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/34Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な解像度および高印刷性能を有するオフ
セット印刷板の提供。 【構成】 a)アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、オ
フセット印刷に適当な被覆基材、 b)有機重合体およびフリーラジカル重合性化合物を含
み、被覆重量が0.001〜1g/m 2 である親水性被
覆、 c)(1)重合体状バインダー、(2)フリーラジカル
重合性化合物および(3)化学放射線に露出されること
により、化合物(2)の重合を開始させることができる
化合物または化合物の組合せを含む光重合性被覆、およ
び d)透明なカバーシート を含み、光重合性被覆(c)の親水性被覆(b)および
/またはカバーシート(d)に対する密着性が露光によ
り変化する、オフセット印刷板製造用の感光性材料。こ
の材料は、像様露光され、カバーシート(d)を被覆
(c)の非露光区域と共に被覆基材(a)から剥離され
ることにより処理され、印刷板を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、オフセット印刷板の製造に適当
であり、必須成分として、 a)オフセット印刷板に適当な被覆基材、 b)有機重合体およびフリーラジカル重合性化合物から
なる親水性被覆、 c)光重合性被覆および d)透明なカバーシート を含む感光性材料に関する。
【0002】本発明はさらに、上記の一般的な型の材料
を像様露光し、透明なカバーシートを被覆(c)の非露
光区域と共に被覆基材(a)から機械的に剥離すること
により現像する(「剥離(peel-apart)」技術)、オフセ
ット印刷板の製造法に関する。この種の材料および方法
には、環境的に無害な方法で廃棄しなければならない現
像剤溶液を処理する必要がない、という重要な利点があ
る。露光の際、光重合性被覆の密着性が、それに隣接す
る被覆に対して変化するので、カバーシートおよび被覆
基材を引き離すと、露光した被覆の区域が一方の側に、
非露光区域が他方の側に接着する。
【0003】DE−C 1572122には、透明シー
ト、光重合性被覆および第二シートからなる材料を像様
露光し、シートを引き離すことにより現像して陰画像お
よび陽画像を形成する、画像の製造法が記載されてい
る。
【0004】EP−A 514186およびUS−A
895787には、剥離現像により処理でき、色校正シ
ートの製造に使用できる類似の光重合性材料が記載され
ている。
【0005】上記の文献には、特定の使用目的に合った
2枚のシート間に無色または着色の光重合性被覆が配置
された材料が記載されている。必要であれば、感光性被
覆と基材またはカバーシートの間に接着被覆、分離被覆
または着色被覆を備えることができる。基材シートまた
はカバーシートまたはその間に位置する被覆に対する密
着性および感光性被覆内部の一体性(cohesion)の変化
は、常に露光により与えられ、その結果、シートを引き
離した時に、密着性の差または一体性の差により感光性
被覆内部で像様分離が起こる。シートが比較的滑らかな
表面を有することにより、露光区域または非露光区域を
それぞれの場合に弱く接着したシートから綺麗に分離す
ることができる。
【0006】この方法でオフセット印刷板を製造する場
合、通常粗面化し、所望により陽極酸化(anodize) した
アルミニウム板である印刷板基材の表面から非画像区域
を剥離しなければならないので、問題がより大きい。粗
い、多孔質の基材表面中に残る親油性の感光性被覆の非
常に小さな残留物でも、非画像区域で浮きかす(scummin
g)を生じるので、実用性が損なわれる。オフセット印刷
では水を配分するために基材の構造化された親水性表面
が必要なので、滑らかな表面を有する材料で基材を置き
換えることは容易にできることではない。
【0007】DE−A 2725762には、剥離現像
により処理される感光性印刷板が記載されている。これ
らの材料は、印刷板基材と感光性の光重合性被覆の間
に、例えば水溶性のケイ酸塩からなる、親水性の中間被
覆を有する。その結果、現像の際の被覆分離の改良、す
なわち印刷板表面上の親油性区域と親水性区域の良好な
区別、が達成されている。しかし、中間被覆の親水性が
強いために水溶液により攻撃され、その結果、親油性画
像被覆の画像要素に切れ目が入り、印刷工程中に攻撃さ
れる、あるいは基材から完全に剥離してしまうことさえ
ある。したがって十分な印刷は達成できない。
【0008】EP−A 530674には、親水性重合
体、例えばポリビニルアルコール、および印刷板基材と
光重合性画像被覆の間の重合性化合物からなる中間被覆
を含む類似の材料が記載されている。露光の際、重合性
化合物が光重合性被覆の重合に参加し、これらの被覆間
の密着性を確実に増加させる。中間層被覆が重合体およ
び重合性化合物だけからなるのであれば、該化合物は実
質的に界面でのみ重合性被覆と重合する。中間層被覆
は、厚さが好ましくは5〜30μmであるので、この被
覆の大部分は重合せず、その結果、水溶性のままであ
る。したがって、印刷の際により小さなスクリーンドッ
トの区域で湿し水により強く攻撃され、長時間の印刷が
できなくなる。事実、中間被覆は熱的または光化学的に
硬化させることができるが、後者の場合、特に水溶性の
重合体が印刷中に硬化した被覆から洗い流された場合に
は、非画像区域で被覆が親油性になる危険性がある。そ
の結果、浮きかすが生じ、印刷回数が減少する。
【0009】WO−A 93/5446には、上記の材
料と類似しているが、モノマーおよび光反応開始剤の比
率が比較的高い、親水性の光重合性中間被覆を含む材料
が記載されている。この場合、画像露光後の処理中に白
昼光中で取り扱う場合、中間被覆はやはり意図せぬ部分
的重合の危険性にさらされる。これらの状況下で、特別
な予防対策を講じない場合、非画像区域において重合お
よび、その結果、浮きかすを生じる親油性化が容易に起
こり得る。したがって、この被覆は印刷前に、好ましく
は水または湿し水により、洗い流される。
【0010】本発明の目的は、液体現像剤を使用せずに
処理し、印刷能力が高く、浮きかす形成の傾向が小さ
く、像様露光および剥離現像以外の処理をまったく必要
としないオフセット印刷板を製造することができる、オ
フセット印刷板製造用のネガ型感光性材料を提案するこ
とである。
【0011】本発明は、必須成分として、 a)被覆基材、 b)有機重合体およびフリーラジカル重合性化合物を含
む親水性被覆、 c)(1)重合体状バインダー、(2)フリーラジカル
重合性化合物および(3)化学放射線に露出されること
により、化合物(2)の重合を開始させることができる
化合物または化合物の組合せを含む光重合性被覆、およ
び d)透明なカバーシート を含み、光重合性被覆(c)の親水性被覆(b)および
/またはカバーシート(d)に対する密着性が露光によ
り変化する、オフセット印刷板製造用の感光性材料から
出発する。
【0012】本発明の材料は、被覆基材(a)がアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金からなり、オフセット印
刷に適当であり、親水性被覆(b)の被覆重量が0.0
01〜1g/m 2 である。
【0013】親水性被覆(b)の主成分を形成する有機
親水性重合体は通常水溶性である。適当な重合体はC.
L. McCormic, J. Bock およびD. N. SchulzによりEncyc
lopedia of Polymer Science and Engineering 17, 730
(1985)に記載されている。天然および合成の親水性重
合体、例えばヌクレオチド、ポリペプチド、多糖、ポリ
(メタ)アクリルアミド、ポリ(メタ)アクリル酸、ポ
リエチレンオキシド、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、グラフト化または類似の重合体反応によ
り得られる、それらの共重合体またはこれらの、または
他の重合体の水溶性誘導体、例えばセルロースエーテ
ル、が一般的に適当である。イオン化できる物質、例え
ばポリアミン、ポリイミン、ポリビニルピリジン、ポリ
スルホン酸またはポリホスホン酸、も使用できる。さら
に、両性重合体、例えばDE−A 4023269およ
びDE−A 4023268に記載されているアクリレ
ート共重合体、も適当である。
【0014】別の必須成分として、被覆は少量のフリー
ラジカル重合性化合物を含む。該化合物は、1個の、ま
たは好ましくは2個またはそれより多い、重合性エチレ
ン性二重結合を含む。特に、(メタ)アクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸またはビニルホスホン酸の親水性エス
テルが適当である。特に、アクリル酸またはメタクリル
酸および、多価脂肪族アルコール、例えばグリコール、
オリゴグリコール、グリセロール、ジグリセロール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリトリトール、およびジペンタエリスリトール、によ
り形成されたエステルであって、好ましくは部分的にの
みエステル化され、必要に応じてエチレングリコールま
たはプロピレングリコールとの反応により延長されたエ
ステルが有利に使用できる。該不飽和酸のアミドおよび
対応する多官能性化合物の誘導体、例えばアミノアルコ
ール、ヒドロキシカルボン酸およびその他、も適当であ
る。
【0015】重合体の重量比は好ましくは50〜95重
量%であり、重合性化合物の重量比は5〜50重量%で
ある。被覆(b)はさらに染料、界面活性剤、レベリン
グ剤、離型剤、ワックス、顔料、UV吸収剤および他の
標準的な添加剤を含むことができる。
【0016】親水性被覆(b)の被覆重量は、好ましく
は0.01〜1g/m 2 、特に好ましくは0.05〜0.
7g/m 2 、である。
【0017】光重合性被覆(c)は、重合体状バインダ
ー(1)、フリーラジカル重合性化合物(2)、および
放射線、特に光、により活性化し得る重合開始剤(3)
を含む親油性混合物からなる。
【0018】バインダー(1)は他の成分と相容性でな
ければならない、すなわち製造および使用温度範囲全体
にわたって被覆内部の相分離が起きてはならない。さら
に、非露光被覆区域は、被覆基材(a)に対するより
も、カバーシート(d)に対してより高い密着性を有す
る必要がある。逆に、露光区域は、カバーシート(d)
に対してよりも、被覆基材(a)に対してより強く密着
すべきであり、被覆内で、露光被覆区域は非露光被覆区
域からできるだけ滑らかに、明確に分離する必要があ
る。印刷工程中の印刷インクの高い親和力および化学的
および機械的安定性もバインダーにより付随的に決定さ
れる。適当な重合体の例は、塩素化ポリオレフィン、例
えば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ
(メタ)アクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、
ポリスチレン、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(塩化ビニリ
デン)、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロ
プレン、塩素化天然ゴム、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ
(ビニルアセタール)、ポリエステル、ポリアミドおよ
びポリウレタン、およびこれらの重合体の基礎を形成す
るモノマーの共重合体である。好ましくは、塩素化天然
ゴム、ポリ(メタ)アクリル酸エステルおよびそれらの
共重合体およびポリアミドを使用する。また、ポリ(ビ
ニルアセタール)のクラス、特にポリ(ビニルブチラー
ル)、を使用するのが好ましい。光重合体被覆中のバイ
ンダーの比率は、それぞれの場合に不揮発成分の重量に
対して、10〜90%の間で変えられるが、70〜30
%の間が好ましい。
【0019】フリーラジカル重合性化合物(2)は、ア
クリル酸、メタクリル酸、フマル酸またはマレイン酸の
エステルまたはアミドの形態にあるエチレン性不飽和物
質またはそれらの物質の対応する混合物である。2個以
上の重合性二重結合を含む代表的な物質、例えば該酸
と、アルカンジオール、ポリ/オリゴ(エチレングリコ
ール)、ポリ/オリゴ(プロピレングリコール)、ポリ
/オリゴ(ブチレングリコール)、および他の2官能性
低分子量または高分子量有機ジオールで形成されるエス
テルが好ましい。特に適当なのは、多価アルコール、例
えばグリセロール、トリメチロールエタンまたはトリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール、イソシアヌ
ル酸、そのエトキシル化またはプロポキシル化誘導体、
およびこれらの化合物の二量体またはオリゴマーであ
る。これに関して、エステル化度はできるだけ高いのが
好ましい。また、アミド、例えばエチレンジアミンまた
はそのオリゴマーと上記酸の反応の際に形成される化合
物、も使用できる。モノマーの重量比は不揮発成分の重
量に対して約5〜80重量%、好ましくは約10〜60
重量%、である。
【0020】所望の増感範囲に応じて、化学放射線、特
に可視またはUV光、に露出されることにより化合物
(2)の重合を開始することができる化合物または化合
物の組合せ、すなわち光反応開始剤(3)として、様々
な物質が使用される。感光性材料がオフセット印刷で標
準的な近UV領域(350〜420nm)で感光性である
ためには、露光が可視スペクトル領域で、例えばレーザ
ー放射線で、行なわれる場合に使用される光反応開始剤
系以外の光反応開始剤系を使用する。
【0021】近UV領域で露光されるべき光反応開始剤
は、約250〜500nmの光を吸収し、フリーラジカル
を形成すべきである。その例としては、アシロインおよ
びそれらの誘導体、例えばベンゾイン、ベンゾインアル
キルエーテル、ビシナルジケトン、およびそれらの誘導
体、例えばベンジル、ベンジルアセタール(例えばベン
ジルジメチルケタール)、フルオレノン、チオキサント
ン、多環式キノン、アクリジン、キノキサリン、および
さらにトリクロロメチル−s−トリアジン、2−ハロメ
チル−4−ビニル−1,3,4−オキサジアゾール誘導
体、トリクロロメチル基で置換されたハロオキサゾー
ル、トリハロメチル基を含むカルボニルメチレン複素環
式化合物およびアシルホスフィンオキシド化合物があ
る。光反応開始剤は、相互に組み合わせて、または共開
始剤または活性剤、例えばミヒラーケトンおよびその誘
導体または2−アルキルアントラキノン、と組み合せて
使用することもできる。特に可視領域におけるレーザー
照射に使用される光反応開始剤の場合、メタロセン、光
還元性染料、光分解により開裂し得る、トリハロメチル
基を含む化合物、および所望により他の開始剤成分およ
び染料成分、例えばEP−A 364735に記載され
ている成分、が一般的に適当である。メタロセン成分
は、チタンまたはジルコニウムの様々に置換されたシク
ロペンタジエニル錯体からなる。光還元性染料として
は、キサンテン、ベンゾキサンテン、ベンゾチオキサン
テン、チアジン、ピロニン、ポルフィリンおよびアクリ
ジン染料を使用できる。トリハロメチル共開始剤の場
合、ハロゲンとして臭素または塩素を含む公知のトリア
ジン誘導体は、特に有利であることが立証された。他の
開始剤成分は、特に近UV領域における感度を増加させ
る化合物、例えばアクリジン、フェナジンまたはキノキ
サリン誘導体、であるか、あるいは可視領域で感度を増
加させる化合物、例えばジベンザルアセトンまたはクマ
リン、である。
【0022】光反応開始剤の、または開始剤の組合せの
量は、一般的に不揮発性被覆成分の約0.1〜15重量
%、好ましくは約0.5〜10重量%、である。
【0023】さらに、光重合性被覆は、熱重合抑制する
ための安定剤、顔料、染料、可塑剤、または他の、機械
的または複写品質を改良するための助剤を含むことがで
きる。これに関して、加える物質が重合に必要な化学放
射線を過剰に吸収し、それによって実用的な感光性を下
げることがない様に、常に注意すべきである。
【0024】光重合性被覆(c)の、被覆重量で表した
被覆厚は0.1〜10g/m 2 、好ましくは0.5〜5.
0g/m 2 、である。
【0025】本発明の材料用の、特にたわみ性透明カバ
ーシート(d)としては、約60〜130℃に加熱した
時に寸法的に安定しているプラスチックシートが適当で
ある。この目的には、例えば酢酸セルロース、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポ
リカーボネート、ポリエステルおよびポリイミドからな
るシートが適当である。シートは大気中の酸素に対する
透過性が低いのが好ましい。この理由から、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリイミドおよび類似の重合体
からなるシートが好ましく、一般的にポリエステルシー
トが好ましい。カバーシートは厚さが5〜100μm、
好ましくは12〜50μm、でよい。シートは一般的に
二軸延伸し、所望により熱固定する。光重合性被覆
(c)の密着性を改良するために、例えばコロナ放電に
より、薬品、例えばトリクロロ酢酸、で処理することに
より、および接着促進性の下塗りにより、表面に密着性
を増加させる処理を施すことができる。その様な被覆の
厚さは一般的に0.001〜0.1μmである。これら
の被覆は、例えばUS−A 4098952に記載され
ている被覆の様に、(メタ)アクリル酸エステルの共重
合体からなることができ、架橋されているのが好まし
い。適当なシートはUS−A 5049476に記載さ
れている。シートの表面は、例えばシートの透明性が損
なわれない様な大きさ、量および屈折率を有する、細か
く分割された有機または特に無機の粒子を含む適当な下
塗りで被覆することにより、粘着防止処理を行なうこと
ができる。表面は平滑でもつや消し状でもよい。適当な
シートは、例えばEP−A 130222に記載されて
いる。
【0026】被覆基材(a)は、オフセット印刷板用の
基材として標準的であり、親水性表面を有するアルミニ
ウム板である。アルミニウムは一般的に、合金成分とし
て非常に少量の鉄、ケイ素、マンガン、亜鉛、チタン、
銅などを含むことができる。アルミニウムは、好ましく
は表面を粗面化し陽極酸化する。表面は、公知の方法に
より、アルカリ金属のケイ酸塩、リン酸塩、ヘキサフル
オロジルコニウム酸塩、ポリビニルホスホン酸または他
の標準的な前処理剤で処理してあってもよい。被覆基材
の厚さは0.05〜1mm、好ましくは0.1〜0.5m
m、である。
【0027】感光性材料は、親水性被覆(b)の成分を
適当な溶剤、一般的に水または水および水と混合し得る
有機溶剤、例えば低級アルカノール、アセトンまたはそ
の他、との混合物に溶解させ、その溶液を被覆基材
(a)の表面に、乾燥後に所望の被覆厚さが得られる様
に塗布することにより、製造される。次いで、乾燥した
中間層に、やはり溶液から塗布することにより光重合性
被覆(c)を施す。これに関して、溶剤は、親水性中間
層(b)が溶解しない様に選択する。次いで、カバーシ
ート(d)を光重合性被覆(c)にラミネートする。こ
のラミネーションは、室温または高温で行なうことがで
きる。光重合性被覆は、溶液からカバーシートに塗布
し、その上で乾燥させ、次いで親水性被覆(b)を施し
た被覆基材(a)にラミネートすることもできる。この
ラミネーション作業は、(a)+(b)および(c)+
(d)を含んでなる材料を貯蔵した後で行なうこともで
きる。しかし、この場合、光重合性被覆(c)の裸の側
は分離可能な、例えばポリエチレンからなる、保護シー
トで覆っておき、このシートをラミネーションの直前に
引き離すのが有利である。
【0028】得られた感光性材料は、公知の方法によ
り、透明なカバーシート(d)を通して像様に露光す
る。露光は、適切に制御された放射線源、例えばレーザ
ー、により、あるいは透明な原画の下に接触させて行な
うことができる。光重合性被覆(c)が像様に架橋する
結果、そのカバーシート(d)および/または親水性被
覆(b)に対する密着性が、カバーシートを剥離した時
に非露光被覆区域だけがカバーシートと共に除去される
様に変化する。この工程で、陰画像が被覆基材(a)の
上に残される。比較的薄い親水性被覆(b)によって平
らになっていない被覆基材(a)の粗い表面に対する光
重合性被覆の密着性は、透明なカバーシート(d)に対
する密着性よりも一般的に強いので、該シートには一般
的に上記の様な密着性を強化する表面処理を行なう。
【0029】画像を現像した後、被覆基材上に残された
画像を熱的に、またはそれ自体公知の方法で照射または
露光することにより後硬化させ、印刷時の安定性を高く
する。
【0030】本発明の材料および方法によって、液体現
像剤または他の処理溶液を必要としない製法によりオフ
セット印刷板が得られる。この種の公知の方法と比較し
て、本発明の方法には、印刷時の安定性が著しく高い印
刷板が得られるという利点がある。
【0031】下記の例は本発明の好ましい実施態様を説
明する。他に指示がない限り、量的な比率および百分率
は重量単位で表示する。量は一般的に重量部(pbw )で
表示する。
【0032】
【実施例】例1 a)下記の組成を有する溶液を、両面を前処理されて密
着性を改良された、50μm厚の二軸延伸および熱固定
したポリ(エチレンテレフタレート)( RMelinex 505
)製のシートに塗布した。2.36pbw のポリ(メタ
クリル酸エチル)(Tg65℃、酸価8、トルエン中3
7.5%濃度溶液、25℃における粘度300 mPa・s
)、0.05pbw のポリ(メタクリル酸メチル)(T
g105℃、酸価<1)、2.15pbw のトリアクリル
酸トリメチロールプロパン、0.08pbw の2−ベンジ
ル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニ
ル)−1−ブタノン、0.25pbw のレノールブルーB
2G(C.I.74160)、0.09pbw の4−ジエ
チルアミノ−4´−メトキシジベンザルアセトンおよび
0.03pbw の2,6−ジ−tert−ブチル−4−メ
チルフェノールを、49.8 pbw のブタノン、2.5
pbw のテトラヒドロフラン、35.6 pbw のプロピ
レングリコールモノメチルエーテルおよび7.13pbw
のγ−ブチロラクトンに溶解。乾燥後、被覆重量は1.
91g/m 2 であった。
【0033】b)電気分解により粗面化および陽極酸化
され、酸化物被覆3.6g/m 2 を有する、0.3mm厚の
アルミニウム板を、0.1%濃度のポリ(ビニルホスホ
ン酸)水溶液で後処理した。エステル価150の部分的
にけん化されたポリエチレングリコール/酢酸ビニルグ
ラフト重合体0.7%、ジメタクリル酸ポリエチレング
リコール(400)0.3%およびヒドロキノンモノメ
チルエーテル0.001%の水溶液をこの被覆基材上
に、乾燥後の被覆重量が0.1g/m 2 になる様にスピン
コーティングした。
【0034】c)(a)に記載の光重合性材料を(b)
に記載の被覆基材上に加圧下、90℃でラミネートし
た。得られた感光性印刷板を、試験原画の下、5KWハロ
ゲン化金属ランプを使用し、110cmの間隔で接触露光
した。次いでポリエステルシートを手で剥離したとこ
ろ、非露光被覆区域はシートと共にきれいに除去され、
露光した被覆区域は、硬化したポリ(ビニルアルコー
ル)被覆と共に、解像度の良い陰画複写としてアルミニ
ウム板上に残った。陰画像を原画なしに100秒間後露
光し、超音波浴中で水(1)、1%濃度のポリ(エチレ
ングリコール(300)ノニルフェニルエーテル)水溶
液(2)および1%濃度のドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム溶液(3)で20分間処理し、それぞれの場
合に耐洗浄性を試験した。いずれの場合も画像区域はこ
の処理により攻撃されも洗い流されもしなかった。市販
のオフセット印刷機械で40,000〜50,000部
の一定した品質の印刷を行なうことができた。
【0035】比較例1 例1と同様に、アルミニウム板を例1に記載のグラフト
重合体の1%濃度水溶液で被覆した。乾燥後の被覆重量
は0.1g/m 2 であった。被覆したアルミニウム板上
に、例1(a)により製造した光重合性材料を1(c)
に記載する様にしてラミネートし、露光し、ポリエステ
ルシートを剥離して現像した。得られた印刷板は、水中
での超音波処理には安定していたが、溶液(2)には僅
かに流され、溶液(3)にはより強く流された。これは
個々の画像要素が洗い流され、剥離されることにより分
った。例1と同じ印刷条件下で、一定品質の印刷は8,
000〜10,000部しか得られなかった。
【0036】例2 例1に記載する様にして、感光性印刷板を製造し、処理
した。ただし、アルミニウム板上で、中間層内のポリ
(ジメタクリル酸エチレングリコール)をジメタクリル
酸トリエチレングリコールで置き換えた。耐性試験の結
果は表1に示す通りである。
【0037】例3 例1に記載する様にして、感光性印刷板を製造し、処理
した。ただし、中間層内のモノマーをメタクリル酸で置
き換え、さらにこの被覆溶液にp−トルエンスルホン酸
を加えた。耐性試験の結果は表1に示す通りである。
【0038】比較例2 例1に記載する様にして、感光性印刷板を製造し、処理
した。この場合、アルミニウム板を、98.4%加水分
解され、K値が4であるポリ(酢酸ビニル)の1%濃度
溶液で、乾燥後の被覆重量が0.1g/m 2 になる様に被
覆した。耐性試験の結果は表1に示す通りである。
【0039】 表1 実施例 溶液1 溶液2 溶液3 2 ++ ++ ++ 3 ++ ++ ++ C2 ++ − − −−=画像要素がひどい損傷を受けている − =画像要素がかなりの損傷を受けている 0 =画像要素が軽い損傷を受けている + =画像要素が僅かな損傷を受けている ++=画像要素が損傷を受けていない C=比較例
【0040】例4〜10 例1に記載する様にして、様々な感光性印刷板を製造
し、処理した。感光性被覆の組成およびそれらの被覆重
量は表2に示す通りである。
【0041】露光し、ポリエステルシートを手で剥離し
た後、解像度が良く、印刷インクおよび湿し溶液の混合
物の作用に対して安定した、きれいな陰画像がアルミニ
ウム板上に残された。
【0042】
【表1】
【0043】1)粘度25 mPa・s 、酢酸エチル中20
%溶液、20℃で、DIN/ISO 4625軟化範
囲:105〜120℃、酸価1〜2 2)95%酢酸ビニル、5%クロトン酸、軟化範囲:1
00〜120℃、酸価35〜45、 3)DIN 53177 20℃における動的粘度:3
0〜60 mPa・s 、酸価<10 4)アクリル酸エチル/メタクリル酸メチル/アクリル
酸(40:50:10) Tg=50℃、酸価=80 5)アクリル酸エチル/メタクリル酸メチル/アクリル
酸(26:62:12) Tg=70℃、酸価=100 6)Parlon S 5 (Hercules) 7)軟化範囲:80〜100℃、酸価<1.5
【0044】例11〜15 例1と同様にして、様々な感光性印刷板を製造し、処理
したが、親水性のフリーラジカル重合性被覆中の部分的
にけん化されたポリ(エチレングリコール)/酢酸ビニ
ルグラフト重合体を重合体A〜Fの1種または混合物で
置き換えた。親水性被覆の重合体および被覆重量は表3
に示す通りである。
【0045】露光し、ポリエステルシートを手で剥離し
た後、解像度が良く、湿し溶液/印刷インクの混合物に
対する耐摩耗性が非常に高く、バックグラウンド(トー
ン)なしにインクづけされている鮮明な陰画像がアルミ
ニウム板上に残された。
【0046】表3 例 重合体 被覆重量 11 A N−ビニル−N−メチルアセトアミド/ 0.32 マレイン酸ビス(2−エチルヘキシル)共重合体 12 B ポリビニルピロリドン、K値90〜103 0.19 13 C+D 1:1 0.16 C: ポリビニルピロリドン、K値11〜14、 50%濃度水溶液として使用 D: ポリエチレンオキシド(Mw =400,000) 14 C+E 3:7 0.18 E: ポリエチレンオキシド(Mw =300,000) 15 F ポリエチレンイミン 0.15 (50%濃度水溶液) (20℃における粘度17,000〜28,000 mPa・s )
【0047】例16 例1に準じ、下記の溶液を塗布することにより、感光性
印刷板を製造した。2.98 pbw の、例1と同様のポ
リ(メタクリル酸エチル)、0.746pbw のポリ(メ
タクリル酸エチル)(Tg=63℃、酸価=0、37.
5%濃度トルエン溶液中、25℃における粘度7500
mPa・s ) 0.14 pbw の、例1と同様のポリ(メタクリル酸メ
チル) 2.46 pbw のテトラアクリル酸ペンタエリスリトー
ル、0.203pbw のビスシクロペンタジエニルビス
[2,6−ジフルオロ−3−(1−ピリル)フェニル]
チタン、0.035pbw の2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−メチルフェノール、0.175pbw のレノール
ブルーB2G(C.I. 74160)、0.028pb
w の2−(p−スチリルフェニル)−4,6−ビストリ
クロロメチル−s−トリアジンおよび0.322pbw の
アルコール可溶性エオシン(C.I. 45386)を
51.2 pbw のブタノン、34.9 pbw のプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルおよび6.98
pbw のγ−ブチロラクトンに溶解。
【0048】乾燥後、被覆重量は1.71g/m 2 であっ
た。例1に準じて製造した印刷板は、500Wの白熱電
球を使用して5秒間露光(間隔110cm)し、手で剥離
した後、解像度が良く、印刷インクおよび湿し溶液の混
合物の機械的作用に対する耐摩耗性が非常に高く、正し
くインクづけされた鮮明な印刷版が得られた。
【0049】例17 例1に準じ、下記の溶液を塗布することにより、感光性
印刷板を製造した。84.0 pbw の、例1と同様のポ
リ(メタクリル酸エチル)、96.0 pbw のテトラエ
トキシテトラアクリル酸ペンタエリスリトール、3.0
0pbw の2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4
−モルホリノフェニル)−1−ブタノン、15.0 pb
w のホスタパームブルーB2G(C.I.7416
0)、1.00pbw の2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェノールおよび1.00pbw のシリコーン
油(Edaplan LA 411)を990 pbw のブタノン、6
75 pbw のプロピレングリコールモノメチルエー
テルおよび135 pbw のγ−ブチロラクトンに溶
解。
【0050】乾燥後、被覆重量は1.32g/m 2 であっ
た。
【0051】例1によるポリ(エチレングリコール)/
酢酸ビニルグラフト重合体80.0重量部、メタクリル
酸ヒドロキシエチル20.0重量部、水240重量部お
よびプロピレングリコールモノメチルエーテル160重
量部を使用して原溶液を製造した。次いでこの原溶液
を、水およびプロピレングリコールモノメチルエーテル
(比率3:2)からなる溶剤混合物を使用して下記の不
揮発成分含有量 a)原溶液(20%) b) 15% c) 10% d) 5% e) 3% f) 2% g) 1% になる様に希釈し、それぞれAl板に塗布した。100
℃で乾燥させた後の被覆重量は表4に示す通りである。
【0052】これらの印刷板を例1と同様に露光し、手
でポリエステルフィルムを剥離して現像した。得られた
画像品質と親水性被覆の厚さとの関係を、湿し溶液/印
刷インク混合物に対する耐摩耗性および水中20分間の
超音波処理を含む洗流し試験の結果と共に表4に示す。
【0053】表4 実験番号 被覆重量 画像品質 耐摩耗性 超音波試験 a 19.93 非常に悪い −− −− b 9.68 悪い −− −− c 4.16 平均的 − − d 0.99 非常に良い 0 0 e 0.41 良い ++ ++ f 0.18 良い ++ ++ g 0.03 平均的 ++ ++ 表1に準じて評価

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必須成分として、 a)被覆基材、 b)有機重合体およびフリーラジカル重合性化合物を含
    む親水性被覆、 c)(1)重合体状バインダー、(2)フリーラジカル
    重合性化合物および(3)化学放射線に露出されること
    により、化合物(2)の重合を開始させることができる
    化合物または化合物の組合せを含む光重合性被覆、およ
    び d)透明なカバーシート を含み、光重合性被覆(c)の親水性被覆(b)および
    /またはカバーシート(d)に対する密着性が露光によ
    り変化する、オフセット印刷板製造用の感光性材料であ
    って、被覆基材(a)がアルミニウムまたはアルミニウ
    ム合金からなり、オフセット印刷に適当であること、お
    よび親水性被覆(b)の被覆重量が0.001〜1g/m
    2 であることを特徴とする感光性材料。
  2. 【請求項2】光重合性被覆(c)の被覆重量が0.1〜
    10g/m 2 である、請求項1に記載の感光性材料。
  3. 【請求項3】被覆(c)中の重合体状バインダー(1)
    が親油性である、請求項1に記載の感光性材料。
  4. 【請求項4】被覆(c)中のフリーラジカル重合性化合
    物(2)が少なくとも2個のエチレン性不飽和の重合性
    基を含む、請求項1に記載の感光性材料。
  5. 【請求項5】光重合性被覆(c)が、被覆中の不揮発成
    分の量に対して、10〜90重量%のバインダー
    (1)、5〜80重量%の重合性化合物(2)および
    0.1〜15重量%の、放射線により活性化し得る重合
    開始剤(3)を含む、請求項1に記載の感光性材料。
  6. 【請求項6】被覆基材(a)の表面が、機械的、化学的
    または電気分解的に粗面化され、陽極酸化されている、
    請求項1に記載の感光性材料。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の感光性材料をカバーシー
    ト(d)を通して像様露光すること、およびカバーシー
    トを被覆基材(a)から剥離することにより前記感光性
    材料を現像することを含んでなる、オフセット印刷版の
    製造法。
  8. 【請求項8】得られたオフセット印刷版を現像後に加熱
    または照射により後硬化させる、請求項7に記載の方
    法。
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