JPH10195119A - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

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JPH10195119A
JPH10195119A JP162497A JP162497A JPH10195119A JP H10195119 A JPH10195119 A JP H10195119A JP 162497 A JP162497 A JP 162497A JP 162497 A JP162497 A JP 162497A JP H10195119 A JPH10195119 A JP H10195119A
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substituent
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JP162497A
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Toshiyoshi Urano
年由 浦野
Mitsuru Sasaki
充 佐々木
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視から近赤外領域に対し、より高感度であ
り、多数枚印刷を行った場合でも高品質の印刷画像を再
現することのできる光重合性組成物を提供する。 【解決手段】 (a)エチレン性二重結合を少なくとも
1個有する付加重合可能な化合物であって分子内にウレ
タン骨格を有する化合物、及び(b)光重合開始系を含
有する光重合性組成物において、該光重合開始系が、
(b1)色素カチオン及び(b2)下記一般式(I)で
表されるホウ素アニオンを含むことを特徴とする光重合
性組成物。 【化1】 (一般式(I)中、R1 〜R4 は各々独立してアルキル
基、アラルキル基、アルキル基で置換されていても良い
アリール基、アルケニル基、アルキニル基、複素環基を
示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光重合性組成物に
関するものである。特に可視から近赤外領域の光線に対
して極めて高感度な光重合性組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光重合系を利用した画像形成法は
多数知られている。例えば、付加重合可能なエチレン性
二重結合を含む化合物と光重合開始剤、さらに所望によ
り用いられる有機高分子結合剤等からなる光重合性組成
物を調製し、この光重合性組成物を支持体上に塗布して
光重合性組成物の層を設けた感光材料を作成し、所望画
像を像露光して露光部分を重合硬化させ、未露光部分を
溶解除去することにより硬化レリーフ画像を形成する方
法、上述の感光材料が少なくとも一方が透明である2枚
の支持体間に光重合性組成物の層を設けたものであり、
透明支持体側より像露光し光による接着強度の変化を惹
起させた後、支持体を剥離することにより画像を形成す
る方法、その他光重合性組成物層の光によるトナー付着
性の変化を利用した画像作成方法等がある。これらの方
法に応用される光重合性組成物の光重合開始剤としては
従来、ベンゾイル、ベンゾインアルキルエーテル、ベン
ジルケタール、ベンゾフェノン、アントラキノン、ベン
ジルあるいはミヒラーズケトンなどが用いられてきた。
しかしながら、これらの光重合開始剤は400nm以下
の紫外線領域の光線に対する光重合開始能力に比較し、
400nm以上の可視光線領域の光線に対するそれは著
しく低いので、それらを含む光重合性組成物の応用範囲
は限定されてきた。
【0003】近年、画像形成技術の発展に伴い可視領域
の光線に対し高度な適応性を有するフォトポリマーが強
く要請される様になってきた。それらは、例えば、非接
触型の投影露光製版や可視光レーザーによるレーザー製
版等に適合した感光材料である。可視光領域の光線に感
応し得る光重合開始系を含有する光重合性組成物に関し
ては、従来、いくつかの提案がなされてきた。例えば、
ヘキサアリールビイミダゾールとラジカル発生剤および
染料の系(特公昭45−37377号公報)、ヘキサア
リールビイミダゾールと(p−ジアルキルアミノベンジ
リデン)ケトンの系(特開昭47−2528号、特開昭
54−155292号各公報)、環状シス−α−ジカル
ボニル化合物と染料の系(特開昭48−84183号公
報)、置換トリアジンとメロシアニン色素の系(特開昭
54−151024号公報)、ケトクマリンと活性剤の
系(特開昭52−112681号、特開昭58−155
03号、特開昭60−88005号各公報)、置換トリ
アジンと増感剤の系(特開昭58−29803号、特開
昭58−40302号各公報)、ビイミダゾール、スチ
レン誘導体、チオールの系(特開昭59−56403号
公報)、有機過酸化物と色素の系(特開昭59−140
203号、特開昭59−189340号各公報)、チタ
ノセンを光重合開始系(特開昭59−152396号、
特開昭61−151197号、特開昭63−10602
号、特開昭63−41484号、特開平2−291号、
特開平3−12403号、特開平3−20293号、特
開平3−27393号、特開平3−52050号各公
報)、また、チタノセンとキサンテン色素さらにアミノ
基或いはウレタン基を有する付加重合可能なエチレン性
二重結合含有化合物を組合わせた系(特開平4−221
958号、特開平4−219756号各公報)等を挙げ
ることができる。
【0004】ホウ素塩色素を含有する系としては、特開
昭62−143044号公報、特開平5−5988号公
報、特開平5−197069号公報、特開昭62−15
0242号公報等に記載されている。しかしながら、上
記の光重合系は、可視から近赤外領域の光線に対し感応
性を有するものの、小型の空冷アルゴンイオンレーザ
ー、半導体レーザー等を用いて露光を行うには未だ感度
が十分とは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可視
から近赤外領域に対し、より高感度な光重合性組成物を
提供することにある。本発明の他の目的は、多数枚印刷
を行った場合でも高品質の印刷画像を再現することので
きる光重合性組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、(a)
エチレン性二重結合を少なくとも1個有する付加重合可
能な化合物であって分子内にウレタン骨格を有する化合
物、及び(b)光重合開始系を含有する光重合性組成物
において、該光重合開始系が、(b1)色素カチオン及
び(b2)下記一般式(I)で表されるホウ素アニオン
を含むことを特徴とする光重合性組成物に存する。
【化5】 (一般式(I)中、R1 〜R4 は各々独立してアルキル
基、アラルキル基、アルキル基で置換されていても良い
アリール基、アルケニル基、アルキニル基、複素環基を
示す。)
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の光重合性組成物の第一の必須成分であ
る、(a)エチレン性二重結合を少なくとも1個有する
付加重合可能な化合物であって分子内にウレタン骨格を
有する化合物(以下、「ウレタン骨格を有するエチレン
性化合物」と略す)は光重合性組成物が活性光線の照射
を受けた際、第二の必須成分である光重合開始系の作用
により付加重合し、硬化して支持体との高い密着性と高
い膜強度を発現する機能を有する。本発明に用いられる
ウレタン骨格を有するエチレン性化合物としては、分子
内にウレタン骨格を有することに特徴があるが、なかで
も、下記一般式(IV)で表される部分構造を有するもの
が好ましく用いられる。
【0008】
【化6】
【0009】(一般式(IV)中、Y1 及びY2 は各々独
立してアクリロイル基又はメタクリロイル基を示す。x
は0〜2の整数を示し、yは0〜3の整数を示し、zは
0〜3の整数を示す。但しy+z−x=1である。ま
た、A3 は炭素数1〜3のアルキレン基又は直接結合を
示す。) これらの化合物のうち、一般式(IV)で示される部分構
造を有する化合物としては、通常は有機ジイソシアネー
ト化合物又はその3量体と、(メタ)アクリロイル基含
有ヒドロキシ化合物との反応によって得られるウレタン
化合物が用いられる。
【0010】有機ジイソシアネート化合物としては、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチ
レンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート、シ
クロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート等の脂環式ジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香
族ジイソシアネートなどがあげられる。また、これらの
有機ジイソシアネート化合物又はその3量体と反応させ
る(メタ)アクリロイル基含有ヒドロキシ化合物として
は、下記一般式(V)で示されるものがあげられる。
【0011】
【化7】
【0012】(式中、xは0〜2の整数を示し、y、z
はそれぞれ独立して0〜3の整数を示す。但しy+z−
x=1である。) このような(メタ)アクリロイル基含有ヒドロキシ化合
物のいくつかを例示すると、次の通りである。
【0013】
【化8】
【0014】上記した有機ジイソシアネート化合物又は
その3量体と、(メタ)アクリロイル基含有ヒドロキシ
化合物との反応によって得られるウレタン化合物の代表
的なものを、下記の一般式(VI)〜(IX)に示す。
【0015】
【化9】
【0016】(VI)式中、R21〜R23は、それぞれ独立
して下記を示す。
【0017】
【化10】
【0018】(式中、kは1〜10、好ましくは5〜7
の整数を示し、aは1〜2の整数を示す。Y1 、Y2
アクリロイル基又はメタクリロイル基を示す。)
【0019】
【化11】
【0020】(VII)、(VIII)式中、R24及びR25は、
それぞれ独立して下記を示す。
【0021】
【化12】
【0022】(式中、jは1〜3、好ましくは1〜2の
整数を示し、aは1〜2の整数を示す。Y1 、Y2 はア
クリロイル基又はメタクリロイル基を示す。)
【0023】
【化13】
【0024】(IX)式中、hは1〜10、好ましくは5
〜7の整数を示し、R26及びR27はそれぞれ独立して下
記を示す。
【0025】
【化14】
【0026】(式中、aは1〜2の整数を示す。Y1
2 はアクリロイル基又はメタクリロイル基を示す。) 本発明に用いられるウレタン骨格を有するエチレン性化
合物として好適な化合物のいくつかを下記の第1表に例
示する。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】これらのウレタン骨格を有するエチレン性
化合物は通常、光重合性組成物の10〜90重量%、好
ましくは20〜70重量%を占める。なお、上記で説明
したウレタン骨格を有するエチレン性化合物に加えて、
他のエチレン性二重結合を有する化合物を併用すること
もできる。その併用量は、エチレン性二重結合を有する
化合物全体に占める割合が70重量%以下、好ましくは
10〜60重量%となる量である。このような化合物と
しては、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートな
どがあげられる。これらのなかでは4〜6個の(メタ)
アクリロイル基を有する化合物、特にジペンタエリスリ
トールポリ(メタ)アクリレートが好ましい。また、こ
れらの化合物のカルボン酸部分を、イタコン酸、クロト
ン酸、マレイン酸などの(メタ)アクリル酸以外の化合
物に変えた不飽和カルボン酸エステルもあげられる。こ
れらの化合物の併用は、現像時の非画像部の溶解性を高
め、高画質の画像の形成に寄与する。
【0032】次に、本発明の光重合性組成物の第二の必
須成分である光重合開始系(b)について説明する。本
発明に用いられる光重合開始系は、(b1)色素カチオ
ン及び(b2)前記一般式(I)で表されるホウ素アニ
オンを含むことを特徴としている。本発明に用いられる
上記一般式(I)で表されるホウ素アニオンのうち、R
1、R2 、R3 、及びR4 の少なくとも1個がアルキル
基であるものが好ましく、R1 、R2 、R3 、及びR4
の少なくとも1個がアルキル基であり、且つ少なくとも
1個がアリール基であるものが更に好ましい。
【0033】一方、本発明に用いられる色素カチオンと
しては、例えばメチン、ポリメチン、トリアリールメタ
ン、インドリン、アジン、チアジン、オキサジン、キサ
ンテン、アクリジン、シアニン、カルボシアニン、ヘミ
シアニン、ローダミン、及びアザメチン等の色素カチオ
ンを挙げることができる。これらの内、下記一般式(I
I)で表されるシアニン系色素カチオンが好ましく用い
られる。
【0034】
【化15】
【0035】(一般式(II)中、R5 及びR6 は各々独
立して水素原子、ハロゲン原子、又は置換されていても
良いアルキル基を示し、該置換基としてはアルコキシ
基、水酸基、及びフェニル基から選ばれる。また、R5
及びR6 は互いに結合し、環状構造を形成していても良
い。R7 及びR8 は各々独立して置換されていても良い
アルキル基を示し、該置換基としてはアルコキシ基、水
酸基、及びフェニル基から選ばれる。また、Xは酸素原
子、硫黄原子、ジアルキルメチン基、イミノ基、又はア
ルキルイミノ基を示し、mは0〜6の整数を示し、A1
及びA2 は各々独立して0〜3核の芳香族炭化水素基を
示す。)
【0036】一般式(II)中、A1 及びA2 は各々独立
して0〜3核の芳香族炭化水素基を示すが、具体的に
は、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、又は
フェナントレン環を示すか、あるいは何も縮環していな
いことを表す。これらの内、一般式(II)において、X
がジアルキルメチン基であるシアニン系色素カチオン
が、600nm以上の光に対して高い感光感度を示すた
め更に好ましい。
【0037】本発明に用いられる光重合開始系は、光重
合性組成物を露光した際、(b1)の色素カチオンが光
を吸収し、光励起状態となり、その励起エネルギーによ
って(b2)のホウ素アニオンを増感分解させ活性ラジ
カルを発生する機能を有するものと考えられている。こ
の活性ラジカルにより、ウレタン骨格を有するエチレン
性化合物の付加重合が引き起こされる。
【0038】このようなラジカル発生機構を発現させる
ためには、(b1)の色素カチオンと(b2)のホウ素
アニオンとが、共に光重合性組成物中に存在することが
必要であるが、該両イオンを光重合性組成物中に存在さ
せる方法としては、色素カチオンとホウ素アニオンとの
塩(以下、「ホウ素塩色素」と称する)を配合するか、
あるいは、色素カチオンと適宜選択したアニオンとの塩
及びホウ素アニオンと適宜選択したカチオンと塩を配合
する方法のいずれも用いることができる。
【0039】ホウ素塩色素を配合して、色素カチオン
(b1)とのホウ素アニオン(b2)を存在させる場
合、本発明に用いられるホウ素塩色素としては、メチ
ン、ポリメチン、トリアリールメタン、インドリン、ア
ジン、チアジン、オキサジン、キサンテン、アクリジ
ン、シアニン、カルボシアニン、ヘミシアニン、ローダ
ミン、及びアザメチン等の色素カチオンと上記一般式
(I)で表されるホウ素アニオンとを、それぞれ適宜選
択して組み合わせた塩が用いられる。
【0040】これらの内、上記一般式(II)で表される
シアニン系色素カチオンと上記一般式(I)で表される
ホウ素アニオンとを、それぞれ適宜選択して組み合わせ
た塩が好ましい。中でも、色素カチオンとしては、上記
一般式(II)で表されるシアニン系色素カチオンのう
ち、Xがジアルキルメチン基であるものが、600nm
以上の光に対して高い感光感度を示し、特に好ましい。
以下第2表に、好ましく用いられるホウ素塩色素の具体
例を示すが、本発明に用いられるホウ素塩色素は、これ
ら具体例に限定されるものではない。
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】
【表7】
【0044】
【表8】
【0045】
【表9】
【0046】
【表10】
【0047】これらホウ素塩色素の含有率としては、感
光性層の全固形分中、通常0.05〜10重量%、好ま
しくは0.1〜5重量%、さらに好ましくは0.2〜3
重量%である。ホウ素塩色素の含有率が著しく低いと感
度の低下を起こす傾向となり、著しく高いと地汚れが起
こりやすい傾向となる。次に、色素カチオンと適宜選択
したアニオンとの塩及びホウ素アニオンと適宜選択した
カチオンとの塩を配合する方法によって、色素カチオン
(b1)とのホウ素アニオン(b2)を存在させる場合
について説明する。
【0048】本発明に用いられる色素カチオンと適宜選
択したアニオンとの塩において、色素カチオンとしては
前述のものが用いられ、また、その対アニオンとして
は、塩を形成することができ感光性層に配合できうるも
のであれば特に限定されないが、具体的には例えばCl
- 、Br- 、I- 、ClO4 - 、PF6 - 、BF4 -
アルキルベンゼンスルホン酸イオン等が挙げられる。こ
れらの内好ましいものは、前記一般式(II)で表される
シアニン系色素アニオンと、I- 、ClO4 - 、BF4
- 、ベンゼンスルホン酸イオン、又はトルエンスルホン
酸イオンとから選ばれたイオンの組み合わせの塩であ
る。以下第3表に、好ましく用いられる色素カチオンと
適宜選択したアニオンとの塩の具体例を示すが、本発明
に用いられる色素カチオンと適宜選択したアニオンとの
塩は、これら具体例に限定されるものではない。
【0049】
【表11】
【0050】また、本発明に用いられるホウ素アニオン
と適宜選択したカチオンとの塩において、ホウ素アニオ
ンとしては前記一般式(I)で表されるものが用いら
れ、また、その対カチオンとしては、塩を形成すること
ができ感光性層に配合できうるものであれば特に限定さ
れないが、下記一般式(III)で表される4級アンモニウ
ムカチオンが好ましく用いられる。
【0051】
【化16】
【0052】(一般式(III)中、R11〜R14は各々独立
して置換基を有していても良いアルキル基、置換基を有
していても良いフェニル基、又は置換基を有していても
良いナフチル基を示し、該置換基としてはハロゲン原
子、水酸基、アルキル基、フェニル基、ビニル基、アル
コキシ基、ビニルオキシ基から選ばれる。) 以下第3表に、ホウ素アニオンと適宜選択したカチオン
との塩のうち、好ましく用いられるホウ素アニオンと4
級アンモニウムカチオンの塩(以下、「ホウ素4級アン
モニウム塩」と称す)の具体例を示すが、本発明に用い
られるホウ素アニオンとホウ素アニオンと適宜選択した
カチオンとの塩は、これら具体例に限定されるものでは
ない。
【0053】
【表12】
【0054】本発明に用いられる色素カチオンと適宜選
択したアニオンとの塩の含有率は、感光性層の全固形分
中、通常0.05〜5重量%、好ましくは0.2〜3重
量%であり、またホウ素アニオンと適宜選択したカチオ
ンとの塩の含有率は、感光性層の全固形分中、通常0.
05〜10重量%、好ましくは0.2〜7重量%であ
る。色素カチオンと適宜選択したアニオンとの塩の含有
率が著しく高いと地汚れが発生しやすい傾向となり、ま
た著しく低いと感度が低下する傾向となる。また、ホウ
素アニオンと適宜選択したカチオンとの塩としてホウ素
4級アンモニウム塩を用いた場合、ホウ素4級アンモニ
ウム塩の含有率が著しく高いと現像画像の膜べりが生じ
やすい傾向となり、著しく低いと感度が低下する傾向と
なる。
【0055】本発明に用いられる光重合開始系の成分と
しては、ホウ素アニオンと色素カチオンとの組合せ以外
にも、他のラジカルを発生しうる活性剤も併用すること
ができ、例えば特開昭59−56403号公報に記載の
s−トリアジン化合物、特開昭58−29803号公報
に記載のチオール化合物、または、アミン化合物等があ
げられ、特に好ましい添加剤としては、ジアルキルアミ
ン誘導体化合物が挙げられ、N−フェニルグリシン、具
体的にはミヒラーズケトン、ジアルキルアミノフェニル
基を有する化合物等が挙げられる。ジアルキルアミノフ
ェニル基を含有する化合物としては、例えば下記一般式
(X)〜(XII)の化合物が挙げられる。
【0056】
【化17】
【0057】一般式(X)〜(XII)において、R31〜R
41はそれぞれアルキル基を表すが、R31、R32、R34
41は、好ましくは低級アルキル基、特に好ましくは、
炭素数1〜4のアルキル基を示し、R33はより具体的に
は炭素数1〜20のアルキル基を示すが、これらはいず
れも直鎖状であっても、分岐構造を有していてもよい。
33のアルキル基は更に置換基、例えばハロゲン原子、
アリール基、アシル基、カルボキシル基、アルコキシ基
等で置換されていても良い。
【0058】一般式(X)〜(XII)で表される化合物
を、具体的に例示するに、例えば、p−ジメチルアミノ
安息香酸エチルエステル、p−ジエチルアミノ安息香酸
エチルエステル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソプロ
ピルエステル、p−ジメチルアミノ安息香酸−n−ブチ
ルエステル、p−ジメチルアミノ安息香酸−n−オクチ
ルエステルまたはp−ジ−n−ブチルアミノ安息香酸エ
チルエステル等のジアルキルアミノ安息香酸アルキルエ
ステル;4,4′−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェ
ノン、4,4′−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノ
ンまたは4,4′−ビス(ジイソプロピルアミノ)ベン
ゾフェノン等のビスアミノベンゾフェノン;4,4′−
ビス(ジメチルアミノ)ベンジルまたは4,4′−ビス
(ジエチルアミノ)ベンジル等のビスアミノベンジルが
挙げられる。これらの内、一般式(X)または(XII)で
表される化合物、特にジアルキルアミノ安息香酸アルキ
ルエステルが好ましい。
【0059】該活性剤の配合率は感光性層の全固形分
中、通常0.1〜20重量%、好ましくは、0.5〜1
0重量%である。本発明の光重合性組成物は前記の各構
成成分の他に本組成物の改質、光硬化後の物性改善の為
に結合剤として有機高分子物質を更に添加することが好
ましい。結合剤は相溶性、皮膜形成性、現像性、接着性
等の改善目的に応じて適宜選択すればよい。具体的には
例えば、水系現像性改善にはアクリル酸共重合体、メタ
クリル酸共重合体、イタコン酸共重合体、部分エステル
化マレイン酸共重合体、側鎖にカルボキシル基を有する
酸性セルロース変性物、ポリエチレンオキシド、ポリビ
ニルピロリドン等がある。
【0060】皮膜強度、接着性の改善にはエピクロロヒ
ドリンとビスフェノールAとのポリエーテル;可溶性ナ
イロン;ポリメチルメタクリレート等のポリメタクリル
酸アルキルやポリアクリル酸アルキル;メタクリル酸ア
ルキルとアクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル
酸、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン等との共重
合体;アクリロニトリルと塩化ビニル、塩化ビニリデン
との共重合体;塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィ
ン、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体;ポリ酢酸ビ
ニル;アクリロニトリルとスチレンとの共重合体;アク
リロニトリルとブタジエン、スチレンとの共重合体;ポ
リビニルアルキルエーテル;ポリビニルアルキルケト
ン;ポリスチレン;ポリアミド;ポリウレタン;ポリエ
チレンテレフタレートイソフタレート;アセトンセルロ
ースおよびポリビニルブチラール等を挙げることができ
る。これらの有機高分子物質は、感光性層の全固形分
中、通常、10〜80重量%、好ましくは30〜80重
量%である。
【0061】本発明の光重合性組成物は、必要に応じ更
に熱重合防止剤、着色剤、可塑剤、保存安定剤、表面保
護剤、平滑剤、塗布助剤その他の添加剤を添加すること
ができる。熱重合防止剤としては例えばハイドロキノ
ン、p−メトキシフェノール、ピロガロール、カテコー
ル、2,6−t−ブチル−p−クレゾール、β−ナフト
ールなどがあり、着色剤としては例えばフタロシアニン
系顔料、アゾ系顔料、カーボンブラック、酸化チタンな
どの顔料、エチルバイオレット、クリスタルバイオレッ
ト、アゾ系染料、アントラキノン系染料、シアニン系染
料がある。これら熱重合防止剤や着色剤の添加量は前記
結合剤を使用した場合、感光性層の全固形分中熱重合防
止剤が0.01〜3%、着色剤が0.1〜20%が好ま
しい。
【0062】また、前記可塑剤としては、例えばジオク
チルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレン
グリコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレ
ート、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペー
ト、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等が
あり、結合剤を使用した場合、感光性層の全固形分中1
0%以下添加することができる。
【0063】本発明の光重合性組成物を使用する際は、
無溶媒にて感光材料を形成するか、または適当な溶剤に
溶解して溶液とし、これを支持体上に塗布、乾燥して感
光材料を調製することができる。溶剤としては、例えば
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸ブチル、
酢酸アミル、プロピオン酸エチル、トルエン、キシレ
ン、モノクロロベンゼン、四塩化炭素、トリクロロエチ
レン、トリクロロエタン、ジメチルホルムアミド、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラ
ン、ベントキソン、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル等があり、一種または二種以上を併用して用いる
ことができる。
【0064】本発明の光重合性組成物を用いて感光材料
を調製する際に適用される支持体は通常用いられるもの
はいずれでも良い。例えばアルミニウム、マグネシウ
ム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、鉄等の金属またはそ
れらを主成分とした合金のシート;上質紙、アート紙、
剥離紙等の紙類;ガラス、セラミックス等の無機シー
ト;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ
メチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン、6−ナイロ
ン、セルローストリアセテート、セルロースアセテート
ブチレート等のポリマーシート等が挙げられる。
【0065】また、本発明の光重合性組成物はさらに酸
素による感度低下や保存安定性の劣化等の悪影響を防止
する為の公知技術、例えば、感光層上に剥離可能な透明
カバーシートを設けたり酸素透過性の小さいロウ状物
質、水溶性ポリマー等による被覆層を設けることもでき
る。本発明の組成物に適用し得る露光光源としては特に
限定されないが、カーボンアーク、高圧水銀灯、キセノ
ンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、タング
ステンランプ、ヘリウムカドミニウムレーザー、アルゴ
ンイオンレーザー、YAGレーザー、半導体レーザー等
400nm以上の可視光線を含む汎用の光源がより好適
に使用し得る。
【0066】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
【0067】実施例1〜12及び比較例1〜4 砂目立て及び陽極酸化を施したアルミニウムシート上
に、ホワラーを用い、下記組成の感光性組成物塗布液を
乾燥膜厚2μmになるように塗布し、更に、その表面に
ポリビニルアルコール水溶液を、乾燥膜厚が3μmにな
るように塗布して感光材試料を作成した。
【0068】
【表13】 [感光性組成物塗布液] メタクリル酸メチル/メタクリル酸/アクリル酸メチル共重合体 (重量平均分子量50000,共重合モル比80/7/13) 50重量部 光重合開始系 第5表に記載の化合物 第5表に記載の配合量 エチレン性化合物 第5表に記載の化合物 第5表に記載の配合量 溶媒 メチルセロソルブ 900重量部
【0069】(感度)感光材試料に、ウシオ電気社製キ
セノンランプ;UI−501Cを用い、ナルミ社製分光
感度測定装置により横軸が波長、縦軸が対数的に光強度
が弱くなる様に10秒間照射した。露光試料は、炭酸ナ
トリウム1重量%及びアニオン性界面活性剤(花王社製
ペレックスNBL)0.5重量%を含む水溶液により現
像を行い、530又は670nmにおいて得られた硬化
画像の高さより光硬化画像形成に必要な最も少ない露光
量を算出し、その感光組成物の感度とした。表3中、F
は画像が形成されなかったことを示す。
【0070】[印刷画像再現性]感光性試料を感応感度
を表わす露光量で、175線網点画像露光を行い、感度
評価と同様の現像処理を施し、画像形成させた。次い
で、画像形成された試料を三菱重工(株)社製平版印刷
機(DAIYAIF−2)に取り付け、三菱特菱アート
紙上に印刷を行い、10万枚印刷した際の印刷物の網点
画像を目視で観測し、1〜5%の面積の網点画像部分の
再現性から印刷画像再現性を評価した。 A:1〜5%の網点が再現している。 B:2〜5%の網点が再現している。 C:3〜5%の網点が再現している。 D:5%以下の網点が再現していない。
【0071】
【表14】
【0072】第5表中、光重合開始系の欄の略号(L−
1〜L−8)は、それぞれ以下の化合物を表わす。
【0073】
【化18】
【0074】
【化19】
【0075】
【化20】
【0076】
【化21】
【0077】第5表中、エチレン性化合物の欄の略号E
−1、E−4、E−5、E−6、E−8はそれぞれ第1
表中のウレタン骨格を有するエチレン性化合物を表わ
す。また、略号T−1、T−2、T−3は、以下の化合
物を表わす。
【0078】
【化22】
【0079】実施例13 実施例1において、光重合開始系を下記のものに変更
し、露光光源をビーム径30μmに焦光した830n
m、50mWの半導体レーザー(日立製作所社製HL8
325G)を用い走査露光した以外他は同様にして画像
形成させ、同様の評価を行った所、感度は10mJcm
-2、印刷画像再現性はAであった。また、ポリビニルア
ルコール層を塗設しない試料を作成し、同様の評価を行
った所、感度は400mJcm-2、印刷画像再現性はA
であった。
【0080】
【化23】
【0081】実施例14 実施例13において、光重合開始系を下記のものに変更
した以外他は、同様にして評価を行った所、ポリビニル
アルコールを塗設した試料の感度は40mJcm-2、ポ
リビニルアルコール層を設けない試料の感度は2000
mJcm-2であり、共に印刷画像再現性はAであった。
【0082】
【化24】
【0083】
【発明の効果】本発明の光重合性組成物により、可視か
ら近赤外領域の光線に対して極めて高感度であり、さら
に膜強度が強く、高解像にも優れた印刷校正用プルー
フ、平版、凹版、凸版等の印刷版、カラーフィルター、
プリント配線やICの作成用のフォトレジストを提供で
きる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)エチレン性二重結合を少なくとも
    1個有する付加重合可能な化合物であって分子内にウレ
    タン骨格を有する化合物、及び(b)光重合開始系を含
    有する光重合性組成物において、該光重合開始系が、
    (b1)色素カチオン及び(b2)下記一般式(I)で
    表されるホウ素アニオンを含むことを特徴とする光重合
    性組成物。 【化1】 (一般式(I)中、R1 〜R4 は各々独立してアルキル
    基、アラルキル基、アルキル基で置換されていても良い
    アリール基、アルケニル基、アルキニル基、複素環基を
    示す。)
  2. 【請求項2】 前記色素カチオン(b1)が、下記一般
    式(II)で表される色素カチオンである請求項1に記載
    の光重合性組成物。 【化2】 (一般式(II)中、R5 及びR6 は各々独立して水素原
    子、ハロゲン原子、又は置換されていても良いアルキル
    基を示し、該置換基としてはアルコキシ基、水酸基、及
    びフェニル基から選ばれる。また、R5 及びR6 は互い
    に結合し、環状構造を形成していても良い。R7 及びR
    8 は各々独立して置換されていても良いアルキル基を示
    し、該置換基としてはアルコキシ基、水酸基、及びフェ
    ニル基から選ばれる。また、Xは酸素原子、硫黄原子、
    ジアルキルメチン基、イミノ基、又はアルキルイミノ基
    を示し、mは0〜6の整数を示し、A1 及びA2 は各々
    独立して0〜3核の芳香族炭化水素基を示す。)
  3. 【請求項3】 前記色素カチオンが、前記一般式(II)
    において、Xがジアルキルメチン基である請求項2に記
    載の光重合性組成物。
  4. 【請求項4】 光重合性組成物中にさらに、下記一般式
    (III)で表される4級アンモニウムカチオンを含むこと
    を特徴とする請求項1乃至3に記載の光重合性組成物。 【化3】 (一般式(III)中、R11〜R14は各々独立して置換基を
    有していても良いアルキル基、置換基を有していても良
    いフェニル基、又は置換基を有していても良いナフチル
    基を示し、該置換基としてはハロゲン原子、水酸基、ア
    ルキル基、フェニル基、ビニル基、アルコキシ基、ビニ
    ルオキシ基から選ばれる。)
  5. 【請求項5】 前記エチレン性二重結合を少なくとも1
    個有する付加重合可能な化合物であって分子内にウレタ
    ン骨格を有する化合物(a)が、下記一般式(IV)で表
    される部分構造を有する化合物からなる群から選ばれた
    ものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の光
    重合性組成物。 【化4】 (一般式(IV)中、Y1 及びY2 は各々独立してアクリ
    ロイル基又はメタクリロイル基を示す。xは0〜2の整
    数を示し、yは0〜3の整数を示し、zは0〜3の整数
    を示す。但しy+z−x=1である。また、A3 は炭素
    数1〜3のアルキレン基又は直接結合を示す。)
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