JPH084357B2 - 印刷スピーカーの製法 - Google Patents
印刷スピーカーの製法Info
- Publication number
- JPH084357B2 JPH084357B2 JP30146187A JP30146187A JPH084357B2 JP H084357 B2 JPH084357 B2 JP H084357B2 JP 30146187 A JP30146187 A JP 30146187A JP 30146187 A JP30146187 A JP 30146187A JP H084357 B2 JPH084357 B2 JP H084357B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pzt
- ink
- printing
- speaker
- electrodes
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エレクトロニクス機器に於いて、キー入力
操作を行うスイッチの感音及び薄形の音響製品のスピー
カー等に用いるピエゾ電気を利用する印刷セラミックス
ピーカー若しくはマイクロホンの製法に関するものであ
る。
操作を行うスイッチの感音及び薄形の音響製品のスピー
カー等に用いるピエゾ電気を利用する印刷セラミックス
ピーカー若しくはマイクロホンの製法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来セラミックスピーカーは、PZTを薄くスライス
し、それを音響板(補強板)に貼り合せている。
し、それを音響板(補強板)に貼り合せている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の製法だと製造に於いて高度な技術及び機械を必
要とする。又製品形状によって金型を製作しなければな
らないのでコストが高く、また、多品種少量生産には不
向きである。
要とする。又製品形状によって金型を製作しなければな
らないのでコストが高く、また、多品種少量生産には不
向きである。
[問題点を解決するための手段] そこで本発明は、複合圧電材料として優れた圧電性を
有する薄いポリエステルシート等のフィルムにエッチン
グ又は導電性インクにより形成された微細ピッチのクシ
目状の回路の上に、PZT(チタン酸ジルコニウム鉛)の
粉末にバインダーを混ぜて作ったインクを印刷又は塗布
してカバーし、この回路に直流電圧を掛け前記PZTイン
クを熱硬化させる。
有する薄いポリエステルシート等のフィルムにエッチン
グ又は導電性インクにより形成された微細ピッチのクシ
目状の回路の上に、PZT(チタン酸ジルコニウム鉛)の
粉末にバインダーを混ぜて作ったインクを印刷又は塗布
してカバーし、この回路に直流電圧を掛け前記PZTイン
クを熱硬化させる。
このように本発明は、PZTをインクとして用いるの
で、ポリエステル・フィルム等に簡単にスクリーン印刷
でき、多品種少量生産に対応できる。よってローコスト
の製品製造が可能となるとともに、実験の結果直流電圧
を掛けながらPZTインクを熱硬化させて行くことで流動
的なPZT粒子が効率良く分極化されていることが判っ
た。
で、ポリエステル・フィルム等に簡単にスクリーン印刷
でき、多品種少量生産に対応できる。よってローコスト
の製品製造が可能となるとともに、実験の結果直流電圧
を掛けながらPZTインクを熱硬化させて行くことで流動
的なPZT粒子が効率良く分極化されていることが判っ
た。
[実施例] 次に図面に示す実施例に従って説明する。
まず薄いポリエステル等のフィルム1にエッチング又
は導電性インクにて微細ピッチのクシ目状の回路を形成
し、その後両端の電極2,3を除き回路上を、PZTの粉末を
バインダー材、例えばポリエステル樹脂と混合してPZT
インク4とし印刷、又は塗布し、前記電極2,3間に直流
電圧を掛けながらPZTインク4を熱硬化させて音響板、
即ちスピーカーを製作する。そしてこのスピーカーの電
極2,3に電気信号を与えると熱硬化したPZTインク4部分
が振動し圧電効果により音を発することになる。
は導電性インクにて微細ピッチのクシ目状の回路を形成
し、その後両端の電極2,3を除き回路上を、PZTの粉末を
バインダー材、例えばポリエステル樹脂と混合してPZT
インク4とし印刷、又は塗布し、前記電極2,3間に直流
電圧を掛けながらPZTインク4を熱硬化させて音響板、
即ちスピーカーを製作する。そしてこのスピーカーの電
極2,3に電気信号を与えると熱硬化したPZTインク4部分
が振動し圧電効果により音を発することになる。
またこのようにして製作したスピーカーを第3図に示
すように、さらに間にUV(ウルトラバイオレット)絶縁
インク等の層5を介在させて多重印刷すれば音圧レベル
を増加させたスピーカーとすることができる。このスピ
ーカーは、逆に音声を与えることにより、PZTインク部
分が振動し、PZTの圧電効果を利用して両電極2,3に電気
信号が出力されることで、マイクロホンとして利用でき
ることはもちろんである。
すように、さらに間にUV(ウルトラバイオレット)絶縁
インク等の層5を介在させて多重印刷すれば音圧レベル
を増加させたスピーカーとすることができる。このスピ
ーカーは、逆に音声を与えることにより、PZTインク部
分が振動し、PZTの圧電効果を利用して両電極2,3に電気
信号が出力されることで、マイクロホンとして利用でき
ることはもちろんである。
[発明の効果] 本発明製法によれば、印刷にて製作できるので簡単で
あり、多品種を少量生産するのに最適であり、コストも
低く製作でき、必要に応じて機層にも積層して印刷すれ
ば、音圧レベルを増加させることができる。
あり、多品種を少量生産するのに最適であり、コストも
低く製作でき、必要に応じて機層にも積層して印刷すれ
ば、音圧レベルを増加させることができる。
第1図は、クシ目電極を示す。 第2図は、PZTインクにてカバーした状態を示す図。 第3図は、積層する場合の図。 1……ポリエステルフィルム 2……電極、3……電極 4……PZTインク 5……UV絶縁インク等
Claims (1)
- 【請求項1】薄いポリエステルシート等のフィルム1に
エッチング又は、導電性インクにより、微細ピッチのク
シ目状の回路を形成し、その後両端の電極2,3を除き、
この回路上にPZTの粉末をバインダー材と混合して作っ
たPZTインクにて印刷又は塗布し、前記電極2,3間に直流
電圧を掛けながらPZTインクを熱硬化させてなる印刷ス
ピーカー若しくはマイクロホンの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30146187A JPH084357B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 印刷スピーカーの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30146187A JPH084357B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 印刷スピーカーの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144897A JPH01144897A (ja) | 1989-06-07 |
JPH084357B2 true JPH084357B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=17897174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30146187A Expired - Fee Related JPH084357B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 印刷スピーカーの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084357B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6644182B1 (en) * | 2002-09-23 | 2003-11-11 | Chui-Che Chen | Method of producing cone diaphragm having color patterns |
CN104902399A (zh) * | 2015-06-16 | 2015-09-09 | 武汉大学 | 一种印刷型柔性薄膜扬声器 |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP30146187A patent/JPH084357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01144897A (ja) | 1989-06-07 |
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Legal Events
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