JPH0843386A - 検体検査装置 - Google Patents
検体検査装置Info
- Publication number
- JPH0843386A JPH0843386A JP18029394A JP18029394A JPH0843386A JP H0843386 A JPH0843386 A JP H0843386A JP 18029394 A JP18029394 A JP 18029394A JP 18029394 A JP18029394 A JP 18029394A JP H0843386 A JPH0843386 A JP H0843386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- light
- card
- liquid sample
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】検体検査の簡易化、自動化、微量化、迅速化を
図り、臨床検査室をもたない開業医や患者自身に、容易
に検体検査を行わせる。 【構成】検査試薬を有する検査窓4、5、および検査窓
4、5に血液を流動させる1つの導入口6を設けた検査
用カード2と、検査窓4、5それぞれに採取された血液
に光を照射する複数の発光素子、血液で反射される光を
受け血液成分に応じた受光信号を出力する複数の受光素
子、および複数の受光素子からの各受光信号に基づきそ
れぞれの血液成分の内容を表示する表示装置を備えた本
体3とから構成される。 【効果】これにより、1枚の検査用カード2を本体3の
検査用カード挿入口8に挿入するだけで、複数の検査項
目を一括処理することができるので、検体検査の簡易
化、自動化、微量化、迅速化を図ることができる。
図り、臨床検査室をもたない開業医や患者自身に、容易
に検体検査を行わせる。 【構成】検査試薬を有する検査窓4、5、および検査窓
4、5に血液を流動させる1つの導入口6を設けた検査
用カード2と、検査窓4、5それぞれに採取された血液
に光を照射する複数の発光素子、血液で反射される光を
受け血液成分に応じた受光信号を出力する複数の受光素
子、および複数の受光素子からの各受光信号に基づきそ
れぞれの血液成分の内容を表示する表示装置を備えた本
体3とから構成される。 【効果】これにより、1枚の検査用カード2を本体3の
検査用カード挿入口8に挿入するだけで、複数の検査項
目を一括処理することができるので、検体検査の簡易
化、自動化、微量化、迅速化を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は検体検査装置に係り、
特に血液、尿の臨床検査に用いられる検体検査装置に関
する。
特に血液、尿の臨床検査に用いられる検体検査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から血液、尿など人体から得られたものである検体の検
査は、採取した検体を試験官等に分注し、検査項目ごと
に分析・測定を行なっている。この検体の検査は迅速・
正確に行うために、比色計、分光光度計、pHメータ、
天秤などの分析機器を使用して分析・測定を行なってい
る。このような分析機器による分析・測定は、検査精度
の向上、経済的効率、情報の集約化などの点から大学病
院等に設置されている臨床検査室や一定の血液検査機関
で行なわれている。
から血液、尿など人体から得られたものである検体の検
査は、採取した検体を試験官等に分注し、検査項目ごと
に分析・測定を行なっている。この検体の検査は迅速・
正確に行うために、比色計、分光光度計、pHメータ、
天秤などの分析機器を使用して分析・測定を行なってい
る。このような分析機器による分析・測定は、検査精度
の向上、経済的効率、情報の集約化などの点から大学病
院等に設置されている臨床検査室や一定の血液検査機関
で行なわれている。
【0003】しかしながら、臨床検査室や一定の血液検
査機関による検体検査は緊急対応になじまない検体運搬
や患者移送の繁雑性などの問題点があった。また、分析
機器、測定機器等による検体検査は、高精度で質的に優
れた成績が得られる反面、機器の取扱いが難しくなり、
このような機器を熟知した専門家でなければ検査作業が
行えないという問題点があった。さらに、検査項目毎に
検体のサンプルを用意しなければならず、検査作業が煩
わしかった。
査機関による検体検査は緊急対応になじまない検体運搬
や患者移送の繁雑性などの問題点があった。また、分析
機器、測定機器等による検体検査は、高精度で質的に優
れた成績が得られる反面、機器の取扱いが難しくなり、
このような機器を熟知した専門家でなければ検査作業が
行えないという問題点があった。さらに、検査項目毎に
検体のサンプルを用意しなければならず、検査作業が煩
わしかった。
【0004】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、検体検査の簡易化、自動化、微
量化、迅速化を図り、臨床検査室をもたない開業医や患
者自身が容易に検体検査を行なうことができる検体検査
装置を提供することを目的とする。
ためになされたもので、検体検査の簡易化、自動化、微
量化、迅速化を図り、臨床検査室をもたない開業医や患
者自身が容易に検体検査を行なうことができる検体検査
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の検体検査装置は、液状検体を採取する検査用
カードと、検査用カードを挿入する検査用カード挿入口
が設けられた本体とから成る検体検査装置であって、検
査用カードは予め各種の検査試薬が収容された複数の透
光性の検査窓と、複数の透光性の検査窓に液状検体を流
動させる1つの導入口とを設け、本体は検査用カードの
検査窓それぞれに採取された液状検体内に光を照射する
複数の発光素子と、液状検体で反射される光を受け液状
検体中成分に応じた受光信号を出力する複数の受光素子
と、複数の受光素子からの各受光信号に基づきそれぞれ
の液状検体中成分の内容を表示する表示手段とを備えて
いるものである。
る本発明の検体検査装置は、液状検体を採取する検査用
カードと、検査用カードを挿入する検査用カード挿入口
が設けられた本体とから成る検体検査装置であって、検
査用カードは予め各種の検査試薬が収容された複数の透
光性の検査窓と、複数の透光性の検査窓に液状検体を流
動させる1つの導入口とを設け、本体は検査用カードの
検査窓それぞれに採取された液状検体内に光を照射する
複数の発光素子と、液状検体で反射される光を受け液状
検体中成分に応じた受光信号を出力する複数の受光素子
と、複数の受光素子からの各受光信号に基づきそれぞれ
の液状検体中成分の内容を表示する表示手段とを備えて
いるものである。
【0006】また、本発明の検体検査装置は、液状検体
を採取する検査用カードと、検査用カードを挿入する検
査用カード挿入口が設けられた本体とから成る検体検査
装置であって、検査用カードは予め各種の検査試薬が印
刷された蓋を有する複数の透光性の検査窓と、複数の透
光性の検査窓に液状検体を流動させる1つの導入口とを
設け、本体は検査用カードの検査窓それぞれに採取され
た液状検体内に光を照射する複数の発光素子と、液状検
体で反射される光を受け液状検体中成分に応じた受光信
号を出力する複数の受光素子と、複数の受光素子からの
各受光信号に基づきそれぞれの液状検体中成分の内容を
表示する表示手段とを備えているものである。
を採取する検査用カードと、検査用カードを挿入する検
査用カード挿入口が設けられた本体とから成る検体検査
装置であって、検査用カードは予め各種の検査試薬が印
刷された蓋を有する複数の透光性の検査窓と、複数の透
光性の検査窓に液状検体を流動させる1つの導入口とを
設け、本体は検査用カードの検査窓それぞれに採取され
た液状検体内に光を照射する複数の発光素子と、液状検
体で反射される光を受け液状検体中成分に応じた受光信
号を出力する複数の受光素子と、複数の受光素子からの
各受光信号に基づきそれぞれの液状検体中成分の内容を
表示する表示手段とを備えているものである。
【0007】さらに、本発明の検体検査装置において
は、検査用カードに設けられた複数の透光性の検査窓
は、反射板を挟んで検査用カードの表裏に形成されてい
る。また、本発明の検体検査装置においては、複数の発
光素子は検査用カードの複数の検査窓に採取された液状
検体それぞれに応じた特定波長の光を照射するものであ
る。
は、検査用カードに設けられた複数の透光性の検査窓
は、反射板を挟んで検査用カードの表裏に形成されてい
る。また、本発明の検体検査装置においては、複数の発
光素子は検査用カードの複数の検査窓に採取された液状
検体それぞれに応じた特定波長の光を照射するものであ
る。
【0008】
【作用】検査カードに設けられた1つの導入口から液状
検体を流動させ、予め各種の検査試薬が収容され、また
は予め各種の検査試薬が印刷された蓋を有している複数
の透光性の検査窓に充填させる。そして、各検査窓内に
液状検体が充填された1枚の検査用カードを本体の検査
用カード挿入口に挿入する。検査用カードを挿入後、検
査用カードの各検査窓に対応した複数の発光素子からの
光を各検査窓内の液状検体に照射し、これら光を各液状
検体に照射した後に反射してくる光を複数の受光素子で
測光し、この複数の受光素子からのそれぞれの受光信号
に基づき各検査窓内に充填された液状検体中成分の内容
を表示手段に表示させる。
検体を流動させ、予め各種の検査試薬が収容され、また
は予め各種の検査試薬が印刷された蓋を有している複数
の透光性の検査窓に充填させる。そして、各検査窓内に
液状検体が充填された1枚の検査用カードを本体の検査
用カード挿入口に挿入する。検査用カードを挿入後、検
査用カードの各検査窓に対応した複数の発光素子からの
光を各検査窓内の液状検体に照射し、これら光を各液状
検体に照射した後に反射してくる光を複数の受光素子で
測光し、この複数の受光素子からのそれぞれの受光信号
に基づき各検査窓内に充填された液状検体中成分の内容
を表示手段に表示させる。
【0009】また、検査用カードに設けられた透光性の
検査窓は、反射板を挟んで検査用カードの表裏に形成さ
せることにより、より多くの検査項目を一括処理するこ
とが可能になる。なお、複数の発光素子から検査用カー
ドの複数の検査窓に採取された液状検体それぞれに応じ
た特定波長の光を照射させることができるので、各液状
検体毎に吸光率を最大にすることができる。
検査窓は、反射板を挟んで検査用カードの表裏に形成さ
せることにより、より多くの検査項目を一括処理するこ
とが可能になる。なお、複数の発光素子から検査用カー
ドの複数の検査窓に採取された液状検体それぞれに応じ
た特定波長の光を照射させることができるので、各液状
検体毎に吸光率を最大にすることができる。
【0010】これにより、複数の検査項目を1枚の検査
用カードで行なうことができるので、検体検査の簡易
化、自動化、微量化、迅速化を図ることができる。な
お、検査用カードは予め検査試薬が収容されている検査
窓や、または検査試薬が印刷された蓋を有する検査窓を
設けているので、この検査窓に充填された液状検体は検
査試薬による化学反応により受光素子の感度を向上させ
ることができる。
用カードで行なうことができるので、検体検査の簡易
化、自動化、微量化、迅速化を図ることができる。な
お、検査用カードは予め検査試薬が収容されている検査
窓や、または検査試薬が印刷された蓋を有する検査窓を
設けているので、この検査窓に充填された液状検体は検
査試薬による化学反応により受光素子の感度を向上させ
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の検体検査装置の一実施例につ
いて図面を参照して説明する。図1(a)、(b)、
(c)に示すように、本発明の検体検査装置1は液状検
体である血液、尿、唾液を採取する検査用カード2と、
この検査用カード2を挿入する本体3とから成るもので
ある。
いて図面を参照して説明する。図1(a)、(b)、
(c)に示すように、本発明の検体検査装置1は液状検
体である血液、尿、唾液を採取する検査用カード2と、
この検査用カード2を挿入する本体3とから成るもので
ある。
【0012】検査用カード2は血液、尿または唾液を保
持するための隙間を有する2つの検査窓4、5と、この
検査窓4、5の隙間4a、5aに血液、尿または唾液を
流動させる導入口6と、検査窓4、5の各隙間4a、5
aの一部に連通する空気穴7とから形成されている。検
査窓4、5の隙間4a、5aは検査窓4、5内に血液、
尿または唾液を保持させるために10〜200μの範囲
で形成させるが、好適には100μに形成させるのがよ
い。これにより極めて微量の血液、尿または唾液であっ
ても効率よく検査することができる。なお、検査用カー
ド2の検査窓4、5は予め検査試薬が収容され、または
検査試薬が印刷された蓋4A、5Aを有している。
持するための隙間を有する2つの検査窓4、5と、この
検査窓4、5の隙間4a、5aに血液、尿または唾液を
流動させる導入口6と、検査窓4、5の各隙間4a、5
aの一部に連通する空気穴7とから形成されている。検
査窓4、5の隙間4a、5aは検査窓4、5内に血液、
尿または唾液を保持させるために10〜200μの範囲
で形成させるが、好適には100μに形成させるのがよ
い。これにより極めて微量の血液、尿または唾液であっ
ても効率よく検査することができる。なお、検査用カー
ド2の検査窓4、5は予め検査試薬が収容され、または
検査試薬が印刷された蓋4A、5Aを有している。
【0013】また、検査窓4、5間には空気穴7が形成
されているので、検査窓4、5の隙間4a、5aに血液
または尿が充填される際に発生する気泡を逃すことがで
きる。これにより検査窓4、5の隙間4a、5aに血
液、尿または唾液を満遍なく充填させることができる。
なお、検査窓4、5は後述する発光素子からの光を透過
させるために、透光性を有する材質から成る。
されているので、検査窓4、5の隙間4a、5aに血液
または尿が充填される際に発生する気泡を逃すことがで
きる。これにより検査窓4、5の隙間4a、5aに血
液、尿または唾液を満遍なく充填させることができる。
なお、検査窓4、5は後述する発光素子からの光を透過
させるために、透光性を有する材質から成る。
【0014】本体3は図2、図3に示すように、血液、
尿または唾液が充填された検査用カード2を挿入する検
査用カード挿入口8と、この検査用カード挿入口8内に
設置されたセンサ部10と、センサ部10の信号を入力
し演算・処理する測定部11とからなり、更にこれらセ
ンサ部10及び測定部11のための電源部12を備えて
おり、これらは簡易型の装置ではケース20に一体的に
設けられている。
尿または唾液が充填された検査用カード2を挿入する検
査用カード挿入口8と、この検査用カード挿入口8内に
設置されたセンサ部10と、センサ部10の信号を入力
し演算・処理する測定部11とからなり、更にこれらセ
ンサ部10及び測定部11のための電源部12を備えて
おり、これらは簡易型の装置ではケース20に一体的に
設けられている。
【0015】センサ部10は血液、尿または唾液内に光
を照射する発光素子13A、13Bと、血液、尿または
唾液で反射される光を受け血液、尿または唾液成分に対
応する受光信号を出力する受光素子14A、14Bとを
備えている。発光素子13A及び受光素子14Aは検査
用カード挿入口8の所定位置に挿入された検査用カード
2の検査窓4に対して並設され、発光素子13B及び受
光素子14Bは検査窓5に対して並設されている。
を照射する発光素子13A、13Bと、血液、尿または
唾液で反射される光を受け血液、尿または唾液成分に対
応する受光信号を出力する受光素子14A、14Bとを
備えている。発光素子13A及び受光素子14Aは検査
用カード挿入口8の所定位置に挿入された検査用カード
2の検査窓4に対して並設され、発光素子13B及び受
光素子14Bは検査窓5に対して並設されている。
【0016】発光素子13A、13Bは一定光量の光を
発光するLEDから成る。このようなLEDとしては、
例えばインジウム・リンとガリウム・ヒ素の混晶(Ga
AsP)、ガリウム・ヒ素にアルミニウムを入れた混晶
(GaA1As)等を用いたLEDが挙げられる。ま
た、発光素子13A、13Bは、発光素子13A、13
Bを覆うようにその外周に固定された反射手段である反
射板(図示せず)を備えている。この反射板は鏡面加工
された面、或いは金属の蒸着面のように高い反射率を有
する面を有し、この反射面は発光素子13A、13Bか
らの光が効率よく一定の方向(検査用カード側)に反射
され増幅されるような傾斜(形状)になっている。
発光するLEDから成る。このようなLEDとしては、
例えばインジウム・リンとガリウム・ヒ素の混晶(Ga
AsP)、ガリウム・ヒ素にアルミニウムを入れた混晶
(GaA1As)等を用いたLEDが挙げられる。ま
た、発光素子13A、13Bは、発光素子13A、13
Bを覆うようにその外周に固定された反射手段である反
射板(図示せず)を備えている。この反射板は鏡面加工
された面、或いは金属の蒸着面のように高い反射率を有
する面を有し、この反射面は発光素子13A、13Bか
らの光が効率よく一定の方向(検査用カード側)に反射
され増幅されるような傾斜(形状)になっている。
【0017】受光素子14A、14Bは発光素子13
A、13Bから照射され血液、尿または唾液内で反射さ
れる光を受光し、光量に応じた受光信号である電流信号
を発生する光電センサである。このような光電センサは
発光素子13A、13Bから照射される光に対して高い
感受性を有するもので、例えばPINシリコンフォトダ
イオード等が使用できる。
A、13Bから照射され血液、尿または唾液内で反射さ
れる光を受光し、光量に応じた受光信号である電流信号
を発生する光電センサである。このような光電センサは
発光素子13A、13Bから照射される光に対して高い
感受性を有するもので、例えばPINシリコンフォトダ
イオード等が使用できる。
【0018】測定部11は、受光素子14A、14Bか
らの電流信号及び予め求められた吸光率と検査試薬と化
学反応をおこした血液成分(例えば赤血球(RBC)、
酸素濃度、血糖値、赤血球(RBC)、血色素量(H
b)、白血球(WBC)、総コレステロール(T−C
H)、善玉コレステロール(HDL−C)、中性脂肪
(TG)、トランスアミナーゼ(GOT・GPT)、ア
ルコール指数(γ−GTP)、総蛋白(TP)、尿酸
(UA)、クレアチニン(CRE)、尿素チッソ(BU
N)、エイズ(HIV)、血液型)、尿成分(例えば尿
蛋白、尿潜血、尿糖、絨毛性ゴナドトロピン)または唾
液成分(例えば乳酸)との相関を示す検量線に基づき血
液、尿または唾液成分の値を演算する演算処理手段15
と、演算処理手段15の結果を表示する表示手段である
表示装置16とを備えている。
らの電流信号及び予め求められた吸光率と検査試薬と化
学反応をおこした血液成分(例えば赤血球(RBC)、
酸素濃度、血糖値、赤血球(RBC)、血色素量(H
b)、白血球(WBC)、総コレステロール(T−C
H)、善玉コレステロール(HDL−C)、中性脂肪
(TG)、トランスアミナーゼ(GOT・GPT)、ア
ルコール指数(γ−GTP)、総蛋白(TP)、尿酸
(UA)、クレアチニン(CRE)、尿素チッソ(BU
N)、エイズ(HIV)、血液型)、尿成分(例えば尿
蛋白、尿潜血、尿糖、絨毛性ゴナドトロピン)または唾
液成分(例えば乳酸)との相関を示す検量線に基づき血
液、尿または唾液成分の値を演算する演算処理手段15
と、演算処理手段15の結果を表示する表示手段である
表示装置16とを備えている。
【0019】演算処理手段15は、検量線のデータを記
憶する記憶回路17及び演算回路18を備えている。演
算回路18は受光素子14A、14Bから出力される受
光信号を演算して血液、尿または唾液成分の吸光率に対
応する値を演算すると共に、この吸光率を更に記憶回路
17に記憶された検量線に基づき演算して、血液、尿ま
たは唾液成分の値を求める。
憶する記憶回路17及び演算回路18を備えている。演
算回路18は受光素子14A、14Bから出力される受
光信号を演算して血液、尿または唾液成分の吸光率に対
応する値を演算すると共に、この吸光率を更に記憶回路
17に記憶された検量線に基づき演算して、血液、尿ま
たは唾液成分の値を求める。
【0020】即ち、受光信号の信号の強さは受光素子1
4A、14Bの受けた光の強さに対応するので、演算回
路18は、この信号の強さと発光素子13A、13Bの
光量に対応する電圧値(所定値)との比をとることによ
り血液、尿または唾液による吸光率を求める。この際、
必要に応じ素子の特性や装置の性能に基づく補正のため
の演算をする。このような演算はアナログ処理、デジタ
ル処理のいずれも可能であるが、デジタル処理の場合に
は演算回路18に受光信号をデジタル化するA/D変換
器を備えることは言うまでもない。
4A、14Bの受けた光の強さに対応するので、演算回
路18は、この信号の強さと発光素子13A、13Bの
光量に対応する電圧値(所定値)との比をとることによ
り血液、尿または唾液による吸光率を求める。この際、
必要に応じ素子の特性や装置の性能に基づく補正のため
の演算をする。このような演算はアナログ処理、デジタ
ル処理のいずれも可能であるが、デジタル処理の場合に
は演算回路18に受光信号をデジタル化するA/D変換
器を備えることは言うまでもない。
【0021】記憶回路17が記憶する検量線は、例えば
血糖値の場合、予め異なる血糖値の血液サンプルの波長
400〜1200nm領域における吸光スペクトルから
求められ、血糖値xと所定の波長(発光素子の発光する
光の波長)の光の吸光率aとの関数x=f(a)として
記憶される。従って、所定の波長について血糖値による
吸光率の変化をプロットすることにより、図4に示すよ
うな検量線を得ることができる。このようにして得られ
た検量線は、例えば血糖値0〜200mg/dlの間を2次
曲線で近似し、血糖値200〜1000mg/dlの間を直
線として近似することにより、 x=αa2+βa+γ (x<200) x=ka+c (200≦x) のような関数として求めることができる(式中、α、
β、γ、k、cはそれぞれ検量線から求められる所定の
係数)。
血糖値の場合、予め異なる血糖値の血液サンプルの波長
400〜1200nm領域における吸光スペクトルから
求められ、血糖値xと所定の波長(発光素子の発光する
光の波長)の光の吸光率aとの関数x=f(a)として
記憶される。従って、所定の波長について血糖値による
吸光率の変化をプロットすることにより、図4に示すよ
うな検量線を得ることができる。このようにして得られ
た検量線は、例えば血糖値0〜200mg/dlの間を2次
曲線で近似し、血糖値200〜1000mg/dlの間を直
線として近似することにより、 x=αa2+βa+γ (x<200) x=ka+c (200≦x) のような関数として求めることができる(式中、α、
β、γ、k、cはそれぞれ検量線から求められる所定の
係数)。
【0022】また、血糖値以外の血液、尿または唾液成
分も上記と同様に、それぞれの検量線を求め、この各検
量線を記憶回路17に記憶させる。この記憶回路17に
記憶された各検量線は、検査対象に基づきケース20に
設けられた選択スイッチ31により選択することができ
る。さらに、選択スイッチ31により選択された検量
線、即ち検査対象に対して最も吸光率のよい波長、光量
を発光素子13A、13Bから照射させることができる
ように、選択スイッチ31と発光素子13A、13Bと
を連動させてもよい。これにより、1枚の検査用カード
2を本体3の検査用カード挿入口8に挿入するだけで、
2種類の検査項目を同時測定することができる。
分も上記と同様に、それぞれの検量線を求め、この各検
量線を記憶回路17に記憶させる。この記憶回路17に
記憶された各検量線は、検査対象に基づきケース20に
設けられた選択スイッチ31により選択することができ
る。さらに、選択スイッチ31により選択された検量
線、即ち検査対象に対して最も吸光率のよい波長、光量
を発光素子13A、13Bから照射させることができる
ように、選択スイッチ31と発光素子13A、13Bと
を連動させてもよい。これにより、1枚の検査用カード
2を本体3の検査用カード挿入口8に挿入するだけで、
2種類の検査項目を同時測定することができる。
【0023】表示装置16は、液晶表示装置等のデジタ
ル表示装置から成り、図3に示すようにケース20の上
面に表示画面21が設けられ、測定部11において求め
られた血液、尿または唾液の成分の値を数値として表示
する。なお、演算処理手段15の主回路及び表示装置1
6の駆動回路は基板19上に設けられ、電源部12によ
り駆動される。電源部12としては、AC電源を利用す
ることもできるが、図3に示すような簡易型の装置の場
合、ニッカド電池、2次リチウム電池等の電池が用いら
れ、この電源をON、OFFするための電源スイッチ3
2がケース20に設けられる。また、測定部11をリセ
ットし再測定可能にするためのリセットボタン33を備
えてもよい。
ル表示装置から成り、図3に示すようにケース20の上
面に表示画面21が設けられ、測定部11において求め
られた血液、尿または唾液の成分の値を数値として表示
する。なお、演算処理手段15の主回路及び表示装置1
6の駆動回路は基板19上に設けられ、電源部12によ
り駆動される。電源部12としては、AC電源を利用す
ることもできるが、図3に示すような簡易型の装置の場
合、ニッカド電池、2次リチウム電池等の電池が用いら
れ、この電源をON、OFFするための電源スイッチ3
2がケース20に設けられる。また、測定部11をリセ
ットし再測定可能にするためのリセットボタン33を備
えてもよい。
【0024】以上のように構成された本実施例の検体検
査装置1による糖尿病の検査ついて以下説明する。ま
ず、検査カード2の導入口6に人体から採取された血液
を滴下すると、導入口6から各検査窓4、5の隙間4
a、5aに流れ込む。この際、各検査窓4、5の隙間4
a、5aには気泡が発生するが、検査窓4、5の隙間4
a、5aに連通する空気穴7が設けられているので、こ
の気泡を検査窓4、5の隙間4a、5aから放出するこ
とができる。これにより検査窓4、5の隙間4a、5a
に血液を満遍なく充填させることができる。
査装置1による糖尿病の検査ついて以下説明する。ま
ず、検査カード2の導入口6に人体から採取された血液
を滴下すると、導入口6から各検査窓4、5の隙間4
a、5aに流れ込む。この際、各検査窓4、5の隙間4
a、5aには気泡が発生するが、検査窓4、5の隙間4
a、5aに連通する空気穴7が設けられているので、こ
の気泡を検査窓4、5の隙間4a、5aから放出するこ
とができる。これにより検査窓4、5の隙間4a、5a
に血液を満遍なく充填させることができる。
【0025】この血液が充填された検査用カード2を、
予め電源スイッチ32がONにされた本体3の検査用カ
ード挿入口8の所定位置まで挿入する。このとき、検査
用カード2の一側面に形成された凸部2aが、検査用カ
ード挿入口8内に設置された駆動スイッチ(図示せず)
をONにする。ここで、例えば選択スイッチ31を血糖
値の測定に選択すると、発光素子13Aが駆動され、所
定の波長、光量の光が血糖値用の検査試薬が収容された
検査窓4に充填された血液に照射され、この血液で反射
される光が受光素子14Aに入ると、受光素子14Aは
受光した光量に対応する強さの信号を測定部11に出力
する。なお、発光素子13Aから発せられる光は反射板
により増幅されているので、この発光素子13Aから出
される光の約2、3倍程度の光量となって血液に照射さ
れる。したがって、受光素子14Aは高い感度で血液成
分を捉えることができる。
予め電源スイッチ32がONにされた本体3の検査用カ
ード挿入口8の所定位置まで挿入する。このとき、検査
用カード2の一側面に形成された凸部2aが、検査用カ
ード挿入口8内に設置された駆動スイッチ(図示せず)
をONにする。ここで、例えば選択スイッチ31を血糖
値の測定に選択すると、発光素子13Aが駆動され、所
定の波長、光量の光が血糖値用の検査試薬が収容された
検査窓4に充填された血液に照射され、この血液で反射
される光が受光素子14Aに入ると、受光素子14Aは
受光した光量に対応する強さの信号を測定部11に出力
する。なお、発光素子13Aから発せられる光は反射板
により増幅されているので、この発光素子13Aから出
される光の約2、3倍程度の光量となって血液に照射さ
れる。したがって、受光素子14Aは高い感度で血液成
分を捉えることができる。
【0026】測定部11では、受光信号が演算回路18
に読み込まれ、この演算回路18が入力された受光信号
と発光素子13Aの発光する光の強さに対応する電圧値
との比をとると共に所定の定数を減算して、血液の吸光
率aを求める。演算回路18は、さらにこの求められた
吸光率aに、記憶された検量線の係数に基づく演算を施
し、血糖値xを求め、この血糖値xを表示装置16に表
示させる。
に読み込まれ、この演算回路18が入力された受光信号
と発光素子13Aの発光する光の強さに対応する電圧値
との比をとると共に所定の定数を減算して、血液の吸光
率aを求める。演算回路18は、さらにこの求められた
吸光率aに、記憶された検量線の係数に基づく演算を施
し、血糖値xを求め、この血糖値xを表示装置16に表
示させる。
【0027】この際、検査用カード2は予め検査試薬が
収容されている検査窓4や、または検査試薬が印刷され
た蓋4Aを有する検査窓4を設けているので、この検査
窓4に充填された液状検体は検査試薬による化学反応に
より受光素子14Aの感度を向上させることができる。
また、選択スイッチ31をコレステロール値の測定に選
択すると、発光素子13Bが駆動され、所定の波長、光
量の光がコレステロール値用の検査試薬が収容された検
査窓5に充填された血液に照射され、この血液で反射さ
れる光が受光素子14Bに入ると、受光素子14Bは受
光した光量に対応する強さの信号を測定部11に出力す
ることができる。再度測定する場合には、リセットボタ
ン33を押下して測定部11をリセットすればよい。こ
のリセットにより測定部11は発光素子13Aまたは1
3Bの照射する光の吸光率を測定し、所定の演算の後、
血糖値を再表示する。
収容されている検査窓4や、または検査試薬が印刷され
た蓋4Aを有する検査窓4を設けているので、この検査
窓4に充填された液状検体は検査試薬による化学反応に
より受光素子14Aの感度を向上させることができる。
また、選択スイッチ31をコレステロール値の測定に選
択すると、発光素子13Bが駆動され、所定の波長、光
量の光がコレステロール値用の検査試薬が収容された検
査窓5に充填された血液に照射され、この血液で反射さ
れる光が受光素子14Bに入ると、受光素子14Bは受
光した光量に対応する強さの信号を測定部11に出力す
ることができる。再度測定する場合には、リセットボタ
ン33を押下して測定部11をリセットすればよい。こ
のリセットにより測定部11は発光素子13Aまたは1
3Bの照射する光の吸光率を測定し、所定の演算の後、
血糖値を再表示する。
【0028】このように1枚の検査用カード2を本体3
にセットするだけで血糖値とコレステロール値とを測定
することができるので、食前測定することにより効果的
な食事療法が得ることができる。以上の実施例において
は検査用カードの片面に2つの検査窓を設けていたが、
これに限らず、検査用カードは図5(a)、(b)、
(c)に示すように、白色反射板59を挟んで導入口5
5、56および検査窓51、52、53、54を設けて
もよい。検査窓51、52、53、54内には予め各種
の検査試薬が収容され、あるいは検査試薬が印刷された
蓋(図示せず)を有している。この場合、受光素子、発
光素子は検査用カード50の両面側に設ける。また、検
査試薬は白色反射板59に付着させてもよい。
にセットするだけで血糖値とコレステロール値とを測定
することができるので、食前測定することにより効果的
な食事療法が得ることができる。以上の実施例において
は検査用カードの片面に2つの検査窓を設けていたが、
これに限らず、検査用カードは図5(a)、(b)、
(c)に示すように、白色反射板59を挟んで導入口5
5、56および検査窓51、52、53、54を設けて
もよい。検査窓51、52、53、54内には予め各種
の検査試薬が収容され、あるいは検査試薬が印刷された
蓋(図示せず)を有している。この場合、受光素子、発
光素子は検査用カード50の両面側に設ける。また、検
査試薬は白色反射板59に付着させてもよい。
【0029】このように、検査窓をさらに増やすことが
できるので、検査項目の多い検査には好適である。な
お、検査用カードの導入口はカード本体の端面側を広く
形成させることにより、液状検体を確実に流し込むこと
ができる。また、検査用カードの導入口を毛細管現象を
発生させる孔に形成させることにより、液状検体を連続
流動させることができる。
できるので、検査項目の多い検査には好適である。な
お、検査用カードの導入口はカード本体の端面側を広く
形成させることにより、液状検体を確実に流し込むこと
ができる。また、検査用カードの導入口を毛細管現象を
発生させる孔に形成させることにより、液状検体を連続
流動させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の検体検査装置によれば、液状検体を採取する検査
用カードと、検査用カードを挿入する検査用カード挿入
口が設けられた本体とから成る検体検査装置であって、
検査用カードは予め各種の検査試薬が収容された複数の
透光性の検査窓(または予め各種の検査試薬が印刷され
た蓋を有する複数の透光性の検査窓)と、複数の透光性
の検査窓に液状検体を流動させる1つの導入口とを設
け、本体は検査用カードの検査窓それぞれに採取された
液状検体内に光を照射する複数の発光素子と、液状検体
で反射される光を受け液状検体中成分に応じた受光信号
を出力する複数の受光素子と、複数の受光素子からの各
受光信号に基づきそれぞれの液状検体中成分の内容を表
示する表示手段とを備えることにより、複数の検査項目
を1枚の検査用カードで行なうことができるので、検体
検査の簡易化、自動化、微量化、迅速化を図ることがで
きる。これにより、臨床検査室をもたない開業医や患者
自身が容易に検体検査を行なうことができる。
発明の検体検査装置によれば、液状検体を採取する検査
用カードと、検査用カードを挿入する検査用カード挿入
口が設けられた本体とから成る検体検査装置であって、
検査用カードは予め各種の検査試薬が収容された複数の
透光性の検査窓(または予め各種の検査試薬が印刷され
た蓋を有する複数の透光性の検査窓)と、複数の透光性
の検査窓に液状検体を流動させる1つの導入口とを設
け、本体は検査用カードの検査窓それぞれに採取された
液状検体内に光を照射する複数の発光素子と、液状検体
で反射される光を受け液状検体中成分に応じた受光信号
を出力する複数の受光素子と、複数の受光素子からの各
受光信号に基づきそれぞれの液状検体中成分の内容を表
示する表示手段とを備えることにより、複数の検査項目
を1枚の検査用カードで行なうことができるので、検体
検査の簡易化、自動化、微量化、迅速化を図ることがで
きる。これにより、臨床検査室をもたない開業医や患者
自身が容易に検体検査を行なうことができる。
【図1】本発明の検体検査装置の一実施例を示す図で、
(a)は全体斜視図、(b)は検査用カードの全体斜視
図、(c)は(b)に示す検査用カードのA−A断面
図。
(a)は全体斜視図、(b)は検査用カードの全体斜視
図、(c)は(b)に示す検査用カードのA−A断面
図。
【図2】本発明の検体検査装置の本体の一実施例の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図3】本発明の検体検査装置の本体の一実施例を示す
側断面図。
側断面図。
【図4】血糖値と吸光率との関係を示す検量線。
【図5】本発明の検体検査装置の検査用カードの他の実
施例を示す図で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)
のA矢視図、(c)は(a)のB−B断面図。
施例を示す図で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)
のA矢視図、(c)は(a)のB−B断面図。
1…検体検査装置 2…検査用カード 3…本体 4、5、51、52、53、54…検査窓 4A、5A…蓋 6、55、56…導入口 5…流入溝(流動部) 8…検査用カード挿入口 13A、13B…発光素子 14A、14B…受光素子 15…演算処理手段 16…表示装置(表示手段) 17…記憶回路 18…演算回路
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正則 東京都新宿区西新宿8丁目20番2号 ジァ ム販売株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】液状検体を採取する検査用カードと、前記
検査用カードを挿入する検査用カード挿入口が設けられ
た本体とから成る検体検査装置であって、前記検査用カ
ードは予め各種の検査試薬が収容された複数の透光性の
検査窓と、前記複数の透光性の検査窓に前記液状検体を
流動させる1つの導入口とを設け、前記本体は前記検査
用カードの前記検査窓それぞれに採取された前記液状検
体内に光を照射する複数の発光素子と、前記液状検体で
反射される光を受け前記液状検体中成分に応じた受光信
号を出力する複数の受光素子と、前記複数の受光素子か
らの前記各受光信号に基づきそれぞれの前記液状検体中
成分の内容を表示する表示手段とを備えていることを特
徴とする検体検査装置。 - 【請求項2】液状検体を採取する検査用カードと、前記
検査用カードを挿入する検査用カード挿入口が設けられ
た本体とから成る検体検査装置であって、前記検査用カ
ードは予め各種の検査試薬が印刷された蓋を有する複数
の透光性の検査窓と、前記複数の透光性の検査窓に前記
液状検体を流動させる1つの導入口とを設け、前記本体
は前記検査用カードの前記検査窓それぞれに採取された
前記液状検体内に光を照射する複数の発光素子と、前記
液状検体で反射される光を受け前記液状検体中成分に応
じた受光信号を出力する複数の受光素子と、前記複数の
受光素子からの前記各受光信号に基づきそれぞれの前記
液状検体中成分の内容を表示する表示手段とを備えてい
ることを特徴とする検体検査装置。 - 【請求項3】前記検査用カードに設けられた前記複数の
透光性の検査窓は反射板を挟んで前記検査用カードの表
裏に形成されていることを特徴とする請求項1または2
記載の検体検査装置。 - 【請求項4】前記複数の発光素子は前記検査用カードの
前記複数の検査窓に採取された前記液状検体それぞれに
応じた特定波長の光を照射することを特徴とする請求項
1または2記載の検体検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18029394A JPH0843386A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 検体検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18029394A JPH0843386A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 検体検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0843386A true JPH0843386A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16080682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18029394A Withdrawn JPH0843386A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 検体検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0843386A (ja) |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP18029394A patent/JPH0843386A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7303922B2 (en) | Reagentless analysis of biological samples by applying mathematical algorithms to smoothed spectra | |
US6066243A (en) | Portable immediate response medical analyzer having multiple testing modules | |
US3833864A (en) | Digital direct reading colorimeter | |
US20040265175A1 (en) | Apparatus and method for process monitoring | |
US20060110283A1 (en) | Photometric determination of coagulation time in undiluted whole blood | |
EP0283285A2 (en) | Method and apparatus for monitoring analytes in fluids | |
EP3867633A1 (en) | Urinalysis device and test strip for home and point of care use | |
CN107515194B (zh) | 一种尿液检测仪及其检测方法 | |
US20110263031A1 (en) | Process, Portable Equipment and Device for In Vitro, One-Step Photometric Determination of Hemoglobin Concentration in a Diluted Blood Sample | |
JPS6350743A (ja) | 溶血のある血液試料の分析方法 | |
JPH0843386A (ja) | 検体検査装置 | |
JP3388908B2 (ja) | 検体検査装置 | |
Lott et al. | Evaluation of an automated urine chemistry reagent‐strip analyzer | |
Niculescu et al. | Portable biochemistry analyzer based on image acquisition algorithm | |
JPH0875735A (ja) | 検体検査装置 | |
US20070298514A1 (en) | Microlaboratory For Biological Fluids Analysis Using White Light Illumnation | |
JPH0875732A (ja) | 検体検査装置 | |
JPH0875733A (ja) | 検体検査装置 | |
KR20130017423A (ko) | 체액분석 방법 및 이를 이용한 체액분석 시스템 | |
JPS6082865A (ja) | 自動化学分析装置 | |
NICULESCU et al. | AUTOMATED PORTABLE BIOCHEMISTRY ANALYZER BASED ON IMAGE ACQUISITION | |
JPS6060558A (ja) | 複数測定分析法 | |
RU22665U1 (ru) | Тест-система для определения кинетических параметров ферментативных реакций | |
RU2128333C1 (ru) | Способ определения содержания различных веществ в биожидкостях и устройство для его осуществления | |
RU2576843C2 (ru) | Глюкозооксидазный способ неинвазивного определения сахара в крови, глюкозооксидазный способ калибровки реагентов для неинвазивного определения сахара в крови. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |