JPH084329A - ユニットバスルームの断熱構造 - Google Patents
ユニットバスルームの断熱構造Info
- Publication number
- JPH084329A JPH084329A JP15637394A JP15637394A JPH084329A JP H084329 A JPH084329 A JP H084329A JP 15637394 A JP15637394 A JP 15637394A JP 15637394 A JP15637394 A JP 15637394A JP H084329 A JPH084329 A JP H084329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- unit bath
- bath room
- wall
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Building Environments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この出願発明は、ユニットバスル−ムの壁を
形成する壁パネル等に大量の断熱材を使用することなく
ユニットバスル−ムの断熱効果を上げることを目的とす
るものである。 【構成】 建物の外壁とユニットバスル−ムの壁との間
に形成される空間の上部と下部に密閉材を取り付けたユ
ニットバスル−ムの断熱構造。
形成する壁パネル等に大量の断熱材を使用することなく
ユニットバスル−ムの断熱効果を上げることを目的とす
るものである。 【構成】 建物の外壁とユニットバスル−ムの壁との間
に形成される空間の上部と下部に密閉材を取り付けたユ
ニットバスル−ムの断熱構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は、ユニットバスル
−ムにおける壁の断熱構造に関するものである。
−ムにおける壁の断熱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユニットバスル−ムにおける壁の断熱構
造としては、防水パン、ユニットバス、パネル等に断熱
材を貼着したり、あるいは、発泡体の吹き付けなどによ
る断熱材K積層により行われていた。
造としては、防水パン、ユニットバス、パネル等に断熱
材を貼着したり、あるいは、発泡体の吹き付けなどによ
る断熱材K積層により行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、断熱材を積層
するだけでは、断熱材を大量に使用する必要があり、ま
た、ユニットバスル−ムの壁と外壁とにより形成される
空間に、布基礎通気口等からの冷気が対流するため、ユ
ニットバスル−ムにおける断熱効果は充分ではなく、
さらには、解体する場合に断熱材等の廃材が大量にでる
ため、最近ではその廃材の処理についても問題を有して
いた。
するだけでは、断熱材を大量に使用する必要があり、ま
た、ユニットバスル−ムの壁と外壁とにより形成される
空間に、布基礎通気口等からの冷気が対流するため、ユ
ニットバスル−ムにおける断熱効果は充分ではなく、
さらには、解体する場合に断熱材等の廃材が大量にでる
ため、最近ではその廃材の処理についても問題を有して
いた。
【0004】この出願発明は、従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、ユニットバスル−ムの壁を形成する壁パ
ネル等に大量の断熱材を使用することなくユニットバス
ル−ムの断熱効果を上げようとするものである。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、ユニットバスル−ムの壁を形成する壁パ
ネル等に大量の断熱材を使用することなくユニットバス
ル−ムの断熱効果を上げようとするものである。
【0005】
【発明が解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この出願発明は、ユニットバスル−ムの壁を形成す
る壁パネル等と家屋の外壁とによりできる空間に密閉材
を取り付け、該空間を密閉することにより、空気の対流
をなくし、ユニットバスル−ムの断熱効果を上げるもの
である。
に、この出願発明は、ユニットバスル−ムの壁を形成す
る壁パネル等と家屋の外壁とによりできる空間に密閉材
を取り付け、該空間を密閉することにより、空気の対流
をなくし、ユニットバスル−ムの断熱効果を上げるもの
である。
【0006】ユニットバスル−ムの壁と建物の外壁とに
よりできる空間の上端と下端に密閉材を取り付けると、
密閉される空間が大きくとれるので特に好ましい。ま
た、必要に応じて、その中間にも密閉材を取り付けても
よい。壁面に開口部がある場合には、開口部の周囲にも
密閉材を取り付けてその空間をより気密構造にすると良
い。なお、断熱効果を更に良くするために、必要に応じ
て壁パネルに断熱材を設けてもよい。
よりできる空間の上端と下端に密閉材を取り付けると、
密閉される空間が大きくとれるので特に好ましい。ま
た、必要に応じて、その中間にも密閉材を取り付けても
よい。壁面に開口部がある場合には、開口部の周囲にも
密閉材を取り付けてその空間をより気密構造にすると良
い。なお、断熱効果を更に良くするために、必要に応じ
て壁パネルに断熱材を設けてもよい。
【0007】密閉材の材料としては、ゴム、ウレタンフ
ォーム等が使用されるが、ウレタンフォームが好まし
い。
ォーム等が使用されるが、ウレタンフォームが好まし
い。
【0008】密閉材の取り付けは、のりづけなどの通常
の固着手段が使用され、密閉材を接着剤でユニットバス
ル−ムと外壁との間に固定してもよいし、ボルトナット
で固定してもよいし、レールその他の上に載置してもよ
い。また、ウレタンフォームのように弾力性のある場合
には、圧入してもよいが、はさみ込みが好ましい。
の固着手段が使用され、密閉材を接着剤でユニットバス
ル−ムと外壁との間に固定してもよいし、ボルトナット
で固定してもよいし、レールその他の上に載置してもよ
い。また、ウレタンフォームのように弾力性のある場合
には、圧入してもよいが、はさみ込みが好ましい。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は、建物の躯体にユニットバスル−ムが組み立てられ
た建物全体を示す断面図であって、建物の外壁1とユニ
ットバスル−ムの壁を形成する壁パネル2とによりでき
る空間に、密閉材3を取り付けた状態を示すものであっ
て、このようにすることにより、布基礎通気口4等から
の冷気の対流を遮断することができる。
1は、建物の躯体にユニットバスル−ムが組み立てられ
た建物全体を示す断面図であって、建物の外壁1とユニ
ットバスル−ムの壁を形成する壁パネル2とによりでき
る空間に、密閉材3を取り付けた状態を示すものであっ
て、このようにすることにより、布基礎通気口4等から
の冷気の対流を遮断することができる。
【0010】図2は、図1に示すB部の拡大断面図であ
り、建物の外壁1とユニットバスル−ムの壁パネル2の
間に空間が形成されており、密閉材3を取り付けること
によりこの空間における冷気の対流をなくし、これによ
り断熱効果を良くするのである。
り、建物の外壁1とユニットバスル−ムの壁パネル2の
間に空間が形成されており、密閉材3を取り付けること
によりこの空間における冷気の対流をなくし、これによ
り断熱効果を良くするのである。
【0011】
【発明の効果】この出願発明は、従来クリアスペースと
して放置されていた空間を断熱層として利用したもので
あって、密閉材により空気の対流を防ぐことができるの
で、断熱材を使用せずに、あるいは、少量の断熱材によ
りユニットバスル−ムの断熱効果を良くすることができ
る。また、これにより断熱材の使用量を削減することが
できるので、省資源が可能であり、コストを下げること
にもなり、解体する場合においても、廃棄物となる断熱
材が少なくなるので廃材の処分についても解決されると
いう優れた効果が得られる。また、空間に合わせた密閉
材を使用して施工するだけであるので、作業を容易に行
うことができるという優れた効果がある。
して放置されていた空間を断熱層として利用したもので
あって、密閉材により空気の対流を防ぐことができるの
で、断熱材を使用せずに、あるいは、少量の断熱材によ
りユニットバスル−ムの断熱効果を良くすることができ
る。また、これにより断熱材の使用量を削減することが
できるので、省資源が可能であり、コストを下げること
にもなり、解体する場合においても、廃棄物となる断熱
材が少なくなるので廃材の処分についても解決されると
いう優れた効果が得られる。また、空間に合わせた密閉
材を使用して施工するだけであるので、作業を容易に行
うことができるという優れた効果がある。
【図1】建物の躯体にユニットバスル−ムを組み立てた
全体図である。
全体図である。
【図2】図1におけるB部の拡大断面図である。
1 建物の外壁 2 ユニットバスの壁パネル 3 密閉材 4 布基礎通気口
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の外壁とユニットバスル−ムの壁と
の間に形成される空間の上部と下部に密閉材を取り付け
たユニットバスル−ムの断熱構造。 - 【請求項2】 密閉材を空間の中間にも取り付けて成る
請求項1に記載されたユニットバスル−ムの断熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15637394A JPH084329A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ユニットバスルームの断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15637394A JPH084329A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ユニットバスルームの断熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084329A true JPH084329A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15626340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15637394A Pending JPH084329A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ユニットバスルームの断熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084329A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100464641C (zh) * | 2002-11-22 | 2009-03-04 | 马尔斯公司 | 含有鱼加工废物的宠物食品调味剂 |
JP2018150688A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | トヨタホーム株式会社 | 建物の気密構造及び設備部材の設置方法 |
CN111549916A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-08-18 | 马鞍山市金韩防水保温工程有限责任公司 | 一种蜂巢式对流通风外墙保温机构 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP15637394A patent/JPH084329A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100464641C (zh) * | 2002-11-22 | 2009-03-04 | 马尔斯公司 | 含有鱼加工废物的宠物食品调味剂 |
JP2018150688A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | トヨタホーム株式会社 | 建物の気密構造及び設備部材の設置方法 |
CN111549916A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-08-18 | 马鞍山市金韩防水保温工程有限责任公司 | 一种蜂巢式对流通风外墙保温机构 |
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