JPH0843198A - 光軸検知装置 - Google Patents

光軸検知装置

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JPH0843198A
JPH0843198A JP6181399A JP18139994A JPH0843198A JP H0843198 A JPH0843198 A JP H0843198A JP 6181399 A JP6181399 A JP 6181399A JP 18139994 A JP18139994 A JP 18139994A JP H0843198 A JPH0843198 A JP H0843198A
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JP
Japan
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light
optical axis
light receiving
near infrared
emitting element
Prior art date
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Application number
JP6181399A
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English (en)
Inventor
Tadanori Miyauchi
忠徳 宮内
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Kyoshin Kogyo KK
Original Assignee
Kyoshin Kogyo KK
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 近赤外線を使用した透過型センサの投光器等
から投光される近赤外線の光軸位置を簡単に検知にす
る。 【構成】 近赤外線を受光する受光素子11と可視光線
を発光する発光素子12と受光素子からの信号を受けて
発光素子を点灯する制御回路13とが一体に組み込まれ
た表示器9と、この表示器が近接して多数配置された受
光板6と、受光板を支持する支柱7とにより構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に近赤外線を使用し
た透過型センサにおける受光器の位置決めを行う際に投
光器から投光される近赤外線の光ビームの中心位置を簡
単に検知する光軸検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図1に示すように通路1の一側
に投光器(発光器)2を、他側に受光器3を対向させて
配置し、通路1を人等が通過したか否かを感知するよう
にした透過型センサ4がある。投光器2に使用する発光
素子には種々のものがあり、特に人等が通過したか否か
を感知するような透過型センサには波長が0.96μm
程度の近赤外線を使用し、投光ビームLが見えないよう
にしている。受光器3は、前記近赤外線を感知する受光
素子が使用されており、受光器3側で投光ビームLの強
さを図るレベルメータを移動させて投光ビームLの中心
位置を探り出し、位置決めするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、透過型セン
サを設置する場合には、投光器2の光軸と受光器3の光
軸とを一致させて対向配置することが必要である。しか
しながら、近赤外線を使用した透過型センサは、投光器
2からの投光ビームLが見えないために受光器3を設置
する場合、特に隣接して設置する場合に相互間の干渉を
防いだり、或いは、強い投光量を得るためには投光ビー
ムLの指向性をかなり鋭くする必要がある。しかも、投
光器2と受光器3との間の設置距離が20メートルと長
くなると、これに伴いビームが広がってビーム径が大き
くなり、従って、広範囲の中で投光ビームLの当たって
いるところを探らなければならず、投光器2の光軸に受
光器3の光軸を合致させることが極めて困難であり、設
置に非常に手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、近赤外線を使用した透過型センサの投光器から投光
される近赤外線光ビームの光軸位置を簡単に検知するこ
とが可能な光軸検知装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、近赤外線を受光する受光素子と可視
光線を発光する発光素子と前記受光素子からの信号を受
けて前記発光素子を点灯する制御回路とが一体に組み込
まれた表示器と、前記表示器が近接して多数配置された
受光板と、前記受光板を支持する支持手段とを備えた構
成としたものである。
【0006】
【作用】近赤外線を投光する投光器に向けて受光板を配
置する。投光器からの投光ビームは、比較的大きなビー
ム径を有しており、受光板の複数の表示器が投光ビーム
を受光して可視光線を発光して点灯する。これらの点灯
している複数の表示器の中央の位置が近赤外線の投光ビ
ームの光軸位置である。これにより近赤外線の投光ビー
ムの光軸の大凡の位置を簡単に検知することができる。
従って、受光器の光軸を投光器の光軸即ち、近赤外線の
投光ビームの光軸位置に簡単に合わせることができ、受
光器の設置が容易となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図2において、光軸検知装置5は、受光板6
と、この受光板6を支持する支柱7とにより構成されて
おり、受光板6は、円板8と多数の表示器9とにより構
成されている。支柱7は、伸縮自在とされており受光板
6を任意の高さに調整可能とされている。表示器9は、
図3に示すようにユニット化されており、プリント基板
10に近赤外線を受光するための受光素子(例えば、フ
ォトトランジスタ)11と、可視光線を発光するための
発光素子(例えば、発光ダイオード)12と、これらを
制御する制御回路13とが近接して実装されている。
【0008】そして、受光素子11は、プリント基板1
0の略中央に、発光素子12は、受光素子11に近接し
て配置されている。制御回路13は、受光素子11から
信号が入力されると発光素子12を点灯させて可視光線
を発光させる。この表示器9は、非常に小さなユニット
で例えば、プリント基板10は、一辺が20mm程の正方
形とされ、受光素子11、発光素子12は、夫々外径が
約5mm程度の大きさとされている。
【0009】この表示器9が図2のように円板8の前面
に全面に亘り近接して多数配列されて受光板6が構成さ
れている。そして、これらの各表示器9は、電源例え
ば、内蔵する電池(図示せず)に接続され所定の電力が
供給されるようになっている。尚、光軸検知装置5は、
簡易型の装置で携帯用とされており、従って、電源とし
ては電池を内蔵して使用することが好ましい。
【0010】図4は、表示器9の回路構成の一例を示
し、制御回路13は、受光素子11(Q1)から出力さ
れた電圧信号VAを増幅する増幅回路14と、増幅回路
14の出力電圧VBに応じた鋸歯波電圧VCを出力する検
波回路15と、検波回路15から出力される電圧VCに
より発光素子12を点灯させる駆動回路16と、これら
に電力を供給する電池17とにより構成されている。
【0011】以下に作用を説明する。図1に示すように
透過型センサ4を設置する場合、先ず、投光器2を設置
して近赤外線を投光させる一方、受光器3を設置すべき
個所に光軸検知装置5を配置し、支柱7の高さを適当に
調節し、受光板6を投光器2に向けて近赤外線のビーム
Lを受光する。投光器2からの投光ビームLは、細線状
のビームではなく比較的大きいビーム径を有しており、
且つ投光器2からの距離が長くなるに伴いビーム径が広
がり大きくなる。一方、受光板6には表示器9が全面に
亘り密接して多数配設されている。従って、受光板6に
配列された多数の表示器9の中の幾つか(複数)の表示
器例えば、図2の斜線で示す15個の表示器9が近赤外
線のビームLを受光することができる。
【0012】受光素子11は、近赤外線を受光すると光
量に応じた電圧信号VA(図4、図5(a))を出力す
る。この電圧VAは、制御回路13の増幅回路14で増
幅されて電圧VB(図4、図5(b))とされ、検波回
路15に加えられる。検波回路15は、入力電圧VBに
応じた鋸歯波電圧信号VCを出力する。この検波回路1
5の出力電圧VC(図4、図5(c))は、投光ビーム
Lの光量が無いときには0(V)であり、光量が弱いと
きには実線のように低く、光量が強くなるに伴い1点鎖
線のように高くなる。駆動回路16は、検波回路15か
ら入力する電圧VC が閾値VTHを超えると発光素子12
を点灯させる(図5(d))。
【0013】投光ビームLの強さによる点灯の一例を示
すと、発光素子12は、光量の無いときには消灯してお
り、光量が弱いときには点灯と消灯とを繰り返し暗く点
灯して見え、光量が強いときには明るく点灯する。この
ように発光素子12は、受光素子11が受光する光ビー
ムLの光量の強さによって明るさが変化して点灯し、こ
れにより投光ビームLの大凡の中心位置、及び当該中心
位置において十分な光量が得られているかを簡単に知る
ことができる。従って、図2のように発光素子12が点
灯している15個の表示器9の中心位置Pが、投光ビー
ムLの中心位置即ち、光軸位置であると判断することが
できる。即ち、目視により投光器2からの投光ビームL
の大凡の光軸位置を検知することができる。
【0014】前述したように投光器2から投光される近
赤外線の投光ビームLは、受光器3の受光位置において
比較的大きい断面積を有しており、受光器3は、この範
囲内にあれば投光ビームLを受光することができる。従
って、受光器3の光軸を投光器2の光軸に完全に一致さ
せる必要はない。そこで、大凡見当を付けた中心位置P
に、投光器2に臨ませて受光器3を配置する。或いは、
既に設置してある受光器3の位置を調整する。これによ
り投光器2の光軸に受光器3の光軸を簡単に合わせるこ
とが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、近
赤外線を使用した透過型センサ等の投光器から投光され
る近赤外線の投光ビームの光軸の大凡の位置を簡単に検
知することができ、従って、受光器の光軸を近赤外線の
ビームの光軸に簡単に合わせることができる。これによ
り受光器の設置が極めて容易となり、作業能率の大幅な
向上が図られる。しかも、光軸検知装置は、構成が簡
単、且つ携帯可能であり、取り扱いが極めて容易である
等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】近赤外線を使用した透過型センサの説明図であ
る。
【図2】本発明に係る光軸検知装置の一実施例を示す正
面図である。
【図3】図2の表示器の拡大図である。
【図4】図3の表示器の制御回路の一実施例を示す回路
図である。
【図5】図4の制御回路の各部の信号波形の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 通路 2 投光器 3 受光器 4 近赤外線を使用した透過型センサ 5 光軸検知装置 6 受光板 7 支柱 8 円板 9 表示器 10 プリント基板 11 近赤外線受光素子 12 可視光線発光素子 13 制御回路 14 増幅回路 15 検波回路 16 駆動回路 17 電池 L 近赤外線ビーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01V 8/10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近赤外線を受光する受光素子と可視光線を
    発光する発光素子と前記受光素子からの信号を受けて前
    記発光素子を点灯する制御回路とが一体に組み込まれた
    表示器と、 前記表示器が近接して多数配置された受光板と、 前記受光板を支持する支持手段とを備えたことを特徴と
    する光軸検知装置。
JP6181399A 1994-08-02 1994-08-02 光軸検知装置 Pending JPH0843198A (ja)

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