JPH0842086A - 軒樋の支持構造 - Google Patents

軒樋の支持構造

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Publication number
JPH0842086A
JPH0842086A JP17736394A JP17736394A JPH0842086A JP H0842086 A JPH0842086 A JP H0842086A JP 17736394 A JP17736394 A JP 17736394A JP 17736394 A JP17736394 A JP 17736394A JP H0842086 A JPH0842086 A JP H0842086A
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JP
Japan
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piece
eaves
front ear
ear
eaves gutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP17736394A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Ogawa
伸之 小川
Yoshiaki Tanaka
良明 田中
Masahiko Kurita
真彦 栗田
Eiji Katamata
英司 片又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軒樋が軒樋支持金具から脱落するのを防止し
た軒樋の支持構造を提供する。 【構成】 樋溝の前壁71の上端部に内向きの前耳部7
4を備えた軒樋7と、この軒樋7を前後に連架して支持
する架橋片1を備えた軒樋支持金具8とから構成される
軒樋の支持構造において、前耳部74の後方側下端に垂
下し、先端部に前向きに突出する返しリブ76を備えた
前耳被係止片75が設けられるとともに、前耳部74の
下方部に下向きに開口した凹条嵌合口78が形成されて
おり、一方、架橋片1の先端に、上方に立ち上がって凹
条嵌合口78に嵌入し、先端部に後向きに突出して前耳
被係止片75の返しリブ76と咬合する抑えリブ14を
備えた前耳係止片11が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒樋を吊り下げて支持
し、軒樋を建物の軒先に取り付ける軒樋の支持構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、軒樋を建物の軒先に取り付け
るのに、軒樋の前後に連架して、この軒樋を吊り下げて
支持する軒樋支持金具が用いられている。この軒樋支持
金具を用いた軒樋の支持構造の一例として、図5(i)
(j)に示す如く、軒樋(ハ)の前壁上端に設けられた
内向きの前耳に、下方に開口した凹条嵌合口(ニ)が形
成されており、この凹条嵌合口(ロ)に、軒樋(ハ)を
前後に連架して支持する軒樋支持金具(イ)の前端に立
ち上げて設けられた前耳係止片(ロ)が嵌入して係合
し、軒樋(ハ)の前壁上端が支持される軒樋の支持構造
が、特開平5−239894号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如き軒樋の支持構造にあっては、前耳係止片(ロ)は凹
条嵌合口(ニ)内から大した抵抗もなく比較的容易に挿
脱可能であり、軒樋(ハ)の荷重によって前耳係止片
(ロ)が凹条嵌合口(ニ)内に嵌入された係合状態が維
持されているものである。したがって、例えば、軒樋
(ハ)の底面に上向きの風を受けると、軒樋(ハ)が浮
き上がって前耳係止片(ロ)が凹条嵌合口(ニ)から外
れ、軒樋支持金具(イ)から軒樋(ハ)が脱落する危険
性が有るという問題があった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、軒樋が軒樋支持金
具から脱落するのを防止した軒樋の支持構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の軒樋の支持構造
は、樋溝の前壁71の上端部に内向きの前耳部74を備
えた軒樋7と、この軒樋7を前後に連架して支持する架
橋片1を備えた軒樋支持金具8とから構成される軒樋の
支持構造において、突出する返しリブ76を備えた前耳
被係止片75が設けられるとともに、前耳部74の下方
部に下向きに開口した凹条嵌合口78が形成されてお
り、一方、架橋片1の先端に、上方に立ち上がって凹条
嵌合口78に嵌入し、先端部に後向きに突出して前耳被
係止片75の返しリブ76と咬合する抑えリブ14を備
えた前耳係止片11が設けられていることを特徴とす
る。
【0006】前記軒樋の支持構造において、架橋片1の
先端部の、前耳係止片22の後方に立ち上がり、前耳被
係止片75の後方側に添う抜け防止片15が設けられて
いると好ましい。
【0007】また、架橋片1の先端部下面に垂下して、
軒樋7の前壁71の内面に下方に向かって沿う前壁内沿
片2が設けられていると好ましい。
【0008】
【作用】本発明の軒樋の支持構造によると、軒樋2の前
耳被係止片75に備えられた返しリブ76と軒樋支持金
具8の前耳係止片11に備えられた抑えリブ14とが咬
合して、前耳係止片11が凹条嵌合口78内から外れる
のが防止される。
【0009】本発明の支持構造において、架橋片1の先
端部の、前耳係止片22の後方に立ち上がり、前耳被係
止片75の後方側に添う抜け防止片15が設けられてい
ると、前耳係止片11が凹条嵌合口78内からより外れ
にくくなる。
【0010】また、架橋片1の先端部下面に垂下して、
軒樋7の前壁71の内面に下方に向かって沿う前壁内沿
片2が設けられていると、軒樋7が上方に浮き上がるの
が前壁内沿片2によって押さえらる。したがって、前耳
係止片11が凹条嵌合口78内から外れる方向に負荷が
かかるのが防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例として示した図面に基
づいて説明する。
【0012】図1(a)は、本発明の軒樋の支持構造の
一例を示す断面図であり、(b)は、その軒樋の支持構
造に用いられる軒樋支持金具の斜視図である。図示の如
く、該軒樋の支持構造は、樋溝の前壁71の上端部に内
向きの前耳部74を備えた軒樋7と、この軒樋7を前後
に連架して支持する架橋片1を備えた軒樋支持金具8と
から構成されるものである。
【0013】軒樋7について説明すると、軒樋7は、樋
溝の底面を形成する底板72と、底板72の前縁から上
方に立上がった前壁71と、この前壁71の上端部に内
向きに突設した前耳部74と、底板72の後縁から上方
に立上がった後壁73と、この後壁73の上端部に外向
きに突設した後耳部77とから構成されている。軒樋7
は、内部に鉄、ステンレス等の金属からなる芯材が内蔵
されており、この芯材の表面が可撓性を有する合成樹脂
層で被覆されている。したがって、軒樋7は外部より負
荷を加えられて多少歪んでも元の形に戻る弾性を有して
いる。
【0014】前耳部74の後方側下端には、先端部に前
向きに突出する返しリブ76を備えた前耳被係止片75
が垂下して設けられており、この前耳被係止片75によ
って前耳部74の下方部に、下向きに開口した凹条嵌合
口78が形成されている。
【0015】次に、軒樋支持金具8について説明する
と、軒樋支持金具8は、軒樋7を前後に連架して支持す
る架橋片1と、この架橋片1の先端部下面に垂下して、
軒樋7の前壁71の内面に下方に向かって沿う前壁内沿
片2と、架橋片1と建物の軒先Aとを連架する連結杆3
と、この連結杆3の末端部を建物の軒先Aに固定する正
面取付板4とからなるものである。
【0016】架橋片1は、後端部に軒樋7の後耳部77
を係合保持する後耳保持部13が設けられており、後耳
部77を挟んだ後耳保持部13の前方には、後耳部77
の抜止弾性板バネ12が設けられている。
【0017】前壁内沿片2は、上端部が架橋片1の先端
部の下面にリベット6で固着されており、ここから下方
に垂下して前壁71の内面に当接し、底板72まで前壁
71の内面に沿う形状に形成されている。この前壁内沿
片2は、軒樋7が上方に浮き上がるのを押さえる効果を
有している。
【0018】架橋片1の先端には、上方に立ち上がって
凹条嵌合口78に嵌入し、先端部に後向きに突出する抑
えリブ14を備えた前耳係止片11が設けられている。
抑えリブ14は、前耳被係止片75の返しリブ76と咬
合して、前耳係止片11が凹条嵌合口78から外れるの
を防止している。該実施例において、抑えリブ14は、
前耳係止片11の先端から後向きに突出して形成されて
いる。この抑えリブ14は、前耳係止片11の上端部を
後向きに折り曲げると容易に形成することができる。前
耳係止片11を凹条嵌合口78に嵌入する際において、
前耳係止片11の先端を凹条嵌合口78の開口部に押し
当てると、前耳被係止片75及び返しリブ76が弾性に
より後方に歪んで凹条嵌合口78の開口部が拡がり、前
耳係止片11の嵌入後に元に戻って、抑えリブ14と返
しリブ76とが咬合する。
【0019】さらに、架橋片1の先端部には、前耳係止
片11の後方に立ち上がり、前耳被係止片75の後方側
に添う抜け防止片15が設けられている。該実施例にお
いては、この抜け防止片15は、架橋片1の前耳係止片
11の後方部を後方から前方に向けて切り起こして形成
されている。この抜け防止片15は、前耳被係止片75
が後方に歪むのを押さえて、前耳係止片11が凹条嵌合
口78から外れるのを防止している。したがって、前耳
係止片11が凹条嵌合口78からより一層外れにくくな
る。
【0020】連結杆3は、架橋片1のほぼ中央部を先端
部にて連結し、後端部を正面取付板4によって建物の軒
先Aに固定して、架橋片1と建物の軒先Aとを連架して
いる。連結杆3の先端部と架橋片1のほぼ中央部には、
連結具5が上下に貫通して固着している。この連結具5
は、連結杆3と架橋片1とを貫通するボルトと、このボ
ルトに螺合する蝶ナットから構成されている。このと
き、ボルトが貫通する架橋片1の貫通孔を長手方向に長
い長孔とすると、蝶ナットを緩めて摺動自在とすること
ができる。連結杆3の後端部は下方に折曲されて垂下し
ており、その正面に正面取付板4が被さってリベット止
めされており、正面取付板4は建物の軒先Aにネジ止め
されている。
【0021】図2(c)は、本発明の軒樋の支持構造の
他の例を示す断面図であり、(d)は、その軒樋の支持
構造に用いられる軒樋支持金具の斜視図である。図示の
如く、この実施例にあっては、前耳係止片11の抑えリ
ブ14の形状が、前述の実施例とは異なるものである。
すなわち、該実施例において、抑えリブ14は、前耳係
止片11の上端部の両側端から後向きに突出して形成さ
れている。この抑えリブ14は、前耳係止片11の上端
部の両側端から横向きに突出した突出片を形成し、この
突出片を後向きに折り曲げると容易に形成することがで
きる。この抑えリブ14は、前耳被係止片75の返しリ
ブ76からの負荷が抑えリブ21の長手方向にかかるの
で、負荷によって変形されにくくなっている。該実施例
の形状の抑えリブ21であっても、前述した形状の抑え
リブ21と同様に、前耳被係止片75の返しリブ76と
咬合して、前耳係止片22が凹条嵌合口78から外れる
のを防止することができるものである。
【0022】さらに、該実施例にあっても、図3に示す
如く、架橋片1の先端部に、前耳係止片11の後方に立
ち上がり、前耳被係止片75の後方側に添う抜け防止片
15が設けられていても構わない。
【0023】
【発明の効果】本発明の軒樋の支持構造によると、軒樋
2の前耳被係止片75に備えられた返しリブ76と軒樋
支持金具8の前耳係止片11に備えられた抑えリブ14
とが咬合して、前耳係止片11が凹条嵌合口78内から
外れるのが防止される。したがって、軒樋が軒樋支持金
具から脱落するのが防止される。
【0024】本発明の支持構造において、架橋片1の先
端部の、前耳係止片22の後方に立ち上がり、前耳被係
止片75の後方側に添う抜け防止片15が設けられてい
ると、前耳係止片11が凹条嵌合口78内からより外れ
にくくなる。
【0025】また、架橋片1の先端部下面に垂下して、
軒樋7の前壁71の内面に下方に向かって沿う前壁内沿
片2が設けられていると、軒樋7が上方に浮き上がるの
が前壁内沿片2によって押さえらる。したがって、前耳
係止片11が凹条嵌合口78内から外れる方向に負荷が
かかるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の軒樋の支持構造の一例を示
す断面図であり、(b)は、その軒樋の支持構造に用い
られる軒樋支持金具の斜視図である。
【図2】(c)は、本発明の軒樋の支持構造の他の例を
示す断面図であり、(d)は、軒樋の支持構造に用いら
れる軒樋支持金具を示す斜視図である。
【図3】本発明の軒樋の支持構造に用いられる軒樋支持
金具の、さらに他の例を示す要部の拡大斜視図である。
【図4】(g)は、従来の軒樋の支持構造を示す断面図
であり、(h)は、その軒樋の支持構造に用いられてい
る軒樋支持金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 架橋片 11 前耳係止片 14 抑えリブ 7 軒樋 71 前壁 74 前耳部 75 前耳被係止片 76 返しリブ 78 凹条嵌合口 8 軒樋支持金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片又 英司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋溝の前壁71の上端部に内向きの前耳
    部74を備えた軒樋7と、この軒樋7を前後に連架して
    支持する架橋片1を備えた軒樋支持金具8とから構成さ
    れる軒樋の支持構造において、前耳部74の後方側下端
    に垂下し、先端部に前向きに突出する返しリブ76を備
    えた前耳被係止片75が設けられるとともに、前耳部7
    4の下方部に下向きに開口した凹条嵌合口78が形成さ
    れており、一方、架橋片1の先端に、上方に立ち上がっ
    て凹条嵌合口78に嵌入し、先端部に後向きに突出して
    前耳被係止片75の返しリブ76と咬合する抑えリブ1
    4を備えた前耳係止片11が設けられていることを特徴
    とする軒樋の支持構造。
  2. 【請求項2】 架橋片1の先端部の、前耳係止片22の
    後方に立ち上がり、前耳被係止片75の後方側に添う抜
    け防止片15が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の軒樋の支持構造。
  3. 【請求項3】 架橋片1の先端部下面に垂下して、軒樋
    7の前壁71の内面に下方に向かって沿う前壁内沿片2
    が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の軒樋の支持構造。
JP17736394A 1994-07-29 1994-07-29 軒樋の支持構造 Pending JPH0842086A (ja)

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Effective date: 20011225