JPH084176Y2 - 扁平連結端部を有するパイプ製部品 - Google Patents

扁平連結端部を有するパイプ製部品

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JPH084176Y2
JPH084176Y2 JP1992069880U JP6988092U JPH084176Y2 JP H084176 Y2 JPH084176 Y2 JP H084176Y2 JP 1992069880 U JP1992069880 U JP 1992069880U JP 6988092 U JP6988092 U JP 6988092U JP H084176 Y2 JPH084176 Y2 JP H084176Y2
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JP
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pipe
linear
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pipe main
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JP1992069880U
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JPH0634826U (ja
Inventor
多賀男 武田
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有限会社光陽塗装工業所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主としてパイプ製グリッ
プ類やパイプ製座席枠などの自動車部品その他に用いら
れる扁平連結端部を有するパイプ製部品に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】パイプ製グリップ類やパイプ製座席枠な
どとして多く使用されている従来の扁平連結端部を有す
るパイプ製部品においては、図3に示すように端部か
らの浸水を防止するために線状かしめ部13をパイプ主
体11が圧潰された連結用扁平部12の基部側に形成し
ているため、パイプ主体11内の腐食は防止できても、
連結用扁平部12の先端の切断端縁部16や連結孔14
の孔縁からの浸水により連結用扁平部12が腐食するほ
か線状かしめ部13の部分から折損し易く、長期耐用で
きないという問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記のような
従来のものにみられた問題点を解決して耐久性に優れた
扁平連結端部を有するパイプ製部品を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係る扁平連結端部を有するパイプ製部品
は、パイプ主体の端部に該パイプ主体が圧潰された連結
用扁平部を設けてこれに連結孔を透設した扁平連結端部
を有するパイプ製部品において、前記連結用扁平部に連
結孔を囲む浸水防止用の線状かしめ部を形成し、さら
に、前記連結用扁平部にはその先端縁に沿って前記線状
かしめ部とは別に第2の線状かしめ部を形成したことを
特徴とするものである。
【0005】
【実施例】次に、本考案を図1、図2に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。1はパイプ主体であって、該パ
イプ主体1の両端の切断末は該パイプ主体1が圧潰され
た連結用扁平部2に形成されている。3は前記連結用扁
平部2に透設した連結孔4を囲んで形成された浸水防止
用の線状かしめ部であって、該線状かしめ部3は連結孔
を囲んで1〜2本形成されており、さらに、前記線状
かしめ部3とは別に前記連結用扁平部2にはその先端縁
6に沿って第2の線状かしめ部5を形成している。な
お、7は連結用扁平部2を圧潰扁平化する際にパイプ主
体1の内面に塗布しておくシール材である。
【0006】このように構成されたものは、パイプ主体
1の端部にこれが圧潰された連結用扁平部2を被連結部
材に添わせて該連結用扁平部2に透設されている連結孔
4に挿込んだボルトなどで連結して用いるものである
が、連結用扁平部2の連結孔4の孔縁や先端縁などに微
細な隙間が存在したとしてもこれから内部に浸入しよう
とする雨水などの水分は連結孔4を囲んで連結用扁平部
2に形成している線状かしめ部3およびこれとは別に先
端縁6に沿って形成している第2の線状かしめ部5によ
ってそれぞれ以上に浸水することは的確に遮止され、そ
の結果、降雨時や高湿度の環境下で用いても連結用扁平
部2の腐食はよく防止されるものである。しかも、連結
孔4を囲む線状かしめ部3は連結用扁平部2の折曲強度
を高める効果もあり、また、連結用扁平部2の先端縁に
沿わせた第2の線状かしめ部5も被連結部材に連結され
る場合、連結孔4に挿込んだボルトなどから離れた先方
に位置するために連結は常に適正に行うことができる
のである。
【0007】
【考案の効果】本考案は前記説明によって明らかなよう
に、連結用扁平部に連結孔を囲む浸水防止用の線状かし
め部を形成するとともにさらに連結用扁平部の先端縁に
沿う第2の線状かしめ部を形成したことによってパイプ
主体の扁平連結端部が浸水により腐食することをなく
し、長期に亘って使用できるもので、また、連結孔を囲
線状かしめ部によって連結用扁平部の折曲強度を高め
るほか先端縁に沿わせた第2の線状かしめ部によって連
結作業を常に適正に行える効果もあるものであって、
来のこの種扁平連結端部を有するパイプ製部品の問題点
を解決したものとして実用的価値極めて大なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す要部の断面図である。
【図3】従来の扁平連結端部を有するパイプ製部品を示
す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 パイプ主体 2 連結用扁平部 3 線状かしめ部 4 連結孔 5 第2の線状かしめ部6 先端縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ主体(1) の端部に該パイプ主体
    (1) が圧潰された連結用扁平部(2) を設けてこれに連結
    孔(4) を透設した扁平連結端部を有するパイプ製部品に
    おいて、前記連結用扁平部(2) に連結孔(4) を囲む浸水
    防止用の線状かしめ部(3) を形成し、さらに、前記連結
    用扁平(2) にはその先端縁(6) に沿って前記線状かしめ
    部(3) とは別に第2の線状かしめ部(5) を形成したこと
    を特徴とする扁平連結端部を有するパイプ製部品。
JP1992069880U 1992-10-07 1992-10-07 扁平連結端部を有するパイプ製部品 Expired - Lifetime JPH084176Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0634826U JPH0634826U (ja) 1994-05-10
JPH084176Y2 true JPH084176Y2 (ja) 1996-02-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029149A (ja) * 1973-07-18 1975-03-25
JPH0712667Y2 (ja) * 1988-08-09 1995-03-29 いすゞ自動車株式会社 冷却装置付きエンジン構造

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JPH0634826U (ja) 1994-05-10

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